喫茶店『Mute』へ
目次に戻る
前回に戻る
末尾へ
次章へ
![]()
シオリ「みなさま、こんにちわ! やっとコウくんに助けてもらった、ときめきファンタジー公式ヒロイン、シオリ・フジサキです。
ああ、これからいよいよ、私の大活躍が始まるのね」
ミオ 「あの、シオリ姫様? 次回、最終回なんですけれど」
シオリ「(聞いてない)うん、やっぱりヒロインたるもの、お話しの中で活躍しなくちゃだめよね」
サキ 「だから、次回が最終回……なんです、けど……」
シオリ「そして、やっぱりなんといってもヒロインには、主人公との甘いラブロマンス! やっぱりこれがなくっちゃね!」
ユカリ「あのぉ、ですからぁ、次回でぇ、最終回と……」
シオリ「あ、だめよコウくん! そ、そんな、そんなことなんて……」
ノゾミ「姫様っ! ちょっといいから聞けってば!」
シオリ「いやんいやん! あたし達まだそんな。で、でもコウくんがそう望んでいるのなら……」
ユウコ「だめだこりゃー。じゃ、シオリ姫はほっといて、次回予告いこっか」
アヤコ「アイムシンクソー、あたしもそれがいいと思うわ」
ミハル「それじゃ、裏ヒロインである私が、次回予告しますっ!
すべてが終わって1年後
コウの騎士叙勲を翌日に控えたその日、
シオリ姫がコウの部屋を訪れる。
シオリ姫がコウに渡したアイテムとは。
そして、王都キラメキに一年ぶりに集った少女達は。
次回、最終回「THE AGES」
あなたのハート、ときめきマジック!」
メグミ「あの、シオリちゃん?」
シオリ「あ、そんないけないわ、だめぇ〜。やんやんやん」
ユイナ「ブザマね」