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征夷大将軍の地位を返還するのは止めたほうがよいかと。関白の地位のみで武家を統率するには本来公家のものであった官位までも武家に与えなければならず、そうすると官位が足りなくなって公家社会が混乱し、朝廷の機能が麻痺します。というか今も史実通り足りなくて混乱しているはずなのでむしろ『信長の野望』みたく室町時代の幕府職制を名目上の官職として官位体系に取り込んで水増しするか、史実の江戸幕府のように武家官位と公家官位を分割する必要があるかと。どちらにしろ征夷大将軍の地位を保持していないと出来ないことですが、別に本格的な幕府を開かなくても名目上の令外官としての幕府を作ればよいだけですし。まあ現行の官位を全て廃止する幕末の王政復古の大号令並みの変革を行えば話は別ですが、外圧も無いのにそれをやるとものすごい混乱が発生し、ヘタをすると暗殺されかねないのであまりお勧めは出来ません。 秀次の構想、一体どのようなものなのか。他の人もいっていますが、いきなり民主制にするのだけは止めたほうがよいかと。教育も識字率も満足にいきわたっていないのにそれをやっても絶対に失敗します。やって大大名による寡頭制辺りでしょうね。あとは初等教育の義務化による識字率の向上と国民意識の育成ですかね。後者は蝦夷や樺太、琉球や台湾の同化にも繋がりますし。 次回、いよいよ阿呆女の処刑が行われそうですね。秀次の新国家体制共々、楽しみに待ってます。 2008/Nov/09(Sun) 04:51 pm
しかしこれからが大変ですな。 下克上の戦国時代、一般的な考え方として「天下は回り持ち」と言うのがありました。 天下人というものは、その時々で最強の力を持つものがなるって考え方です。 織田の後を豊臣が、その後を徳川が襲たように。今は秀次が天下人であっても、その力が衰えれば徳川や伊達が天下人の地位を奪って当たり前。この「常識」を何とかしない限り、戦国時代はいつになっても終わりません。 ご存じの通り、史実の徳川家康が対処策として採ったのが、自身が健在のうちに秀忠に将軍位を譲り、自らも実権を手放さず秀忠を強力にバックアップするという大御所政治でした。 それに加えて大名鉢植え政策で国替えを強い、大名と国人衆との絆を裂くこと 。江戸城、名古屋城、越後高田城など、軍役扱いの城普請で諸大名を経済的に破産させることなどによって、抵抗勢力の力を徹底的にそぐことで、「天下は回り持ち」から「世襲による身分制度の固定」、「下克上の戦国時代の終焉」をもたらしたわけですね。 他にも王政復古を目指す朝廷との関係など、問題山積だったりします。 いろいろ書きましたが、あくまで小説であって歴史書ではありませんので、あまりプレッシャーに感じずのびのびと書いてくだされば幸いです。 2008/Nov/09(Sun) 03:47 pm
島左近の鬼気は如何程の物か。秀次の言うようにこれが天下泰平のための最後の犠牲にしてほしい。 そして、秀次の考える新しい国家像に期待がかかります。弔い合戦は混乱もなく恙無く終わりそうですね。三成の忠義に報いるため、いざ新しき世の中へ。秀次が中心となって国を作ることは間違いないでしょうが、五大老や諸大名の反応や如何に。 皆さんが言うように「その時歴史が動いた」や教科書の記述等を番外編としてやってほしいですね。では、次の更新を待ってます。 2008/Nov/09(Sun) 03:45 pm
ちょ、モアイ像は違っ 2008/Nov/09(Sun) 03:38 pm
なんか凄い時間に更新されてて吹いた。本当にお疲れ様です。 遂に戦国も終わりを迎えるか。 このあとの処置は問題だろうけど、それもすぐに終わろう。 これで終わりにするのか海外雄飛するのかはわからないけど、兎に角一段落着いたのは間違いない。 秀次が征夷大将軍の位を返上するのはあんまり考えてなかったな。 他の人が言っていたように太政大臣も手に入れるのだと思ってた。 それで完全に正一位を独占し、その圧倒的な権威を持って日本を指導していくものとばかり。 だから将軍位を返上して作る新しい国家の構想に何があるのか気になるところだ。 イギリスよりも早く、議院内閣制を導入し、立憲君主制国家にでも移行するのかな。 とりあえず、強力な中央集権的な政府の樹立は必要不可欠だとは思うけど。 秀次がどうやって日本をまとめていくか、期待して待ちます。wktk 2008/Nov/09(Sun) 03:16 pm
個人的には時流を読めず大阪方について消えてほしいがまず活躍も出来ずに宮本武蔵は消えると思うし、真田十勇士は現れなく柳生十兵衛も無名で終ってネタが不足する世界かと。 学○も小牧・長久手の戦いで秀次がもし戦死したら? というIF小説ばかりになっている世界かも。 南蛮商人や宣教師はどう見て報告するか、たった一人の為に50万人を動員する魔王。 一体化した日本、植民地化不可能と報告するか。 新国家像がどうなるか楽しみにしています。 これ以上の国家拡大は難しくてアメリカ、オーストラリア大陸は諦めて内政重視でしょうか。 2008/Nov/09(Sun) 02:45 pm
史実では大阪城が落城した際、秀吉が集めていた名器・名物に刀剣等が…現代に残っていれば国宝級の品々が…城と一緒に丸焼けになっています。 刀剣好きの私は、焼失した銘刀のリストを見ながら悔し涙を流したことも有りましたが、この世界では失なわれることも無く後世に伝えられたのですね。…羨ましいなぁ… 2008/Nov/09(Sun) 02:38 pm
あとは今後の推移に向けた国家運営方針策定とかかなあ。 秀次ならいまのうちに西欧文明に取り残されないような(むしろ凌駕するような)方策を取れる立場にいるぞっ! 2008/Nov/09(Sun) 02:15 pm
腕白な関白様の腕の見せ所ですね。 豊臣家を柱として徳川ら大大名を中心とした諸侯会議とかですかねぇ。 大政奉還時の幕府側構想というか。 庶民層の力をつけるべく強力な中央集権を残しつつ、将来を考えて 閉鎖停滞しない政治体制となるとなかなか難しそうですね。 豊臣・徳川・前田・上杉・毛利の五大老クラスを五摂家として、その 中から帝の全権代行を選んで政威大将軍とする・・・・・・なんというマブ ラヴ世界。島津や伊達も大老クラスになりそうですが。 2008/Nov/09(Sun) 02:06 pm
感無量ですな。 しかし、秀次の目指す新しい国体とは? 考え付くのは天下の世襲を撤廃することかな。 秀吉や秀次は農民の子だし、信長でさえ守護代の分家。家康は守護代だっけ? この時代ほど実力重視の時代はあまりなかったろうし、世襲制を撤廃しやすい時期だとも言えます。 しかし、戦乱はなくすべきだから、戦ではない成り上がりの方法が必要かな。 そうなると現代社会は一応そういう建前だから参考にできますね。 いや、参考にしすぎて農村の過疎状態は困るけど・・・。 元々、身分固定は生産階級を確保して一定の生産量を維持するためだしなぁ。 技術発展で少人数化が進んでる現代ならともかく、この時代ではさじ加減が難しすぎる。 うーん、このまま士農分離は進めて大名レベルでの世襲撤廃が一番かな。 まあ、ヨーロッパみたいに自国民を優遇して植民地に生産を押し付けるって手もありますけどね!思いっきり帝国主義ですけど!帝国主義の一面として自国内での平等化が進んだ影響もありますし! 2008/Nov/09(Sun) 02:00 pm
2008/Nov/09(Sun) 01:30 pm
文禄4年頃ですよね。それだと蒲生家なんかはちょうど氏郷が 死んだ頃だから大変だったろうなぁ・・・死因が癌じゃ多少の 養生もあまり関係ないだろうし多分、帰国する前に大阪で死ん だんだろうな。葬儀を正式に会津でとかやってるうちに全軍 集結しろって混乱どころの話じゃねーぞw 大阪方は俺を誰だと思って(以下略)の佐々成政が自然死して なければ登場するかと思ったけど残念。信雄は織田秀信が生きて るわけだから織田の正統は残るし問題ないよねw 大野治長は まぁ本人はそれなりに頑張ったんだろうけどやっぱ女運が悪すぎた としか言いようがないわな・・・まぁ断れるような話でもなかった ろうけど、やっぱり最低の姦臣として歴史に名を残すことになるん だろうな・・・清正たちの怒りもある意味八つ当たりに近いのに。 島左近はやはり殉死するつもりでしたか。菩提を弔う寺ですが、 古今の忠臣である三成の菩提なら豊国神社のすぐ近くに三成寺 (さんせいじ)、もしくは忠臣寺とかを建てても良いと思います。 新たな政治体制はまだ統一国家という概念が薄く日本人という 自覚もないですからしばらくは中央集権の独裁は仕方ないとして 段階的に近代国家としての先鞭をつけるのでしょうか・・・幕末で 小栗忠順が構想していたような大名会議と終身大統領かな? 国軍の創設、共通カリキュラムによる国民化教育と道のりは 遠そうですが三成の死を無駄にしないためにも頑張って欲しいです 2008/Nov/09(Sun) 12:22 pm
もちろん、最初に祀られるのは、三成。 天下人や大名とその子弟には、参拝を義務づけ、公の精神を教えるために利用する。 三成の死に様は、新たな国家のために徹底して利用して欲しい。 国難に殉じたに英霊に報いるってことは、仇を討つことではなく、その死を天下国家のために骨の髄まで利用しつくすってことですから。 2008/Nov/09(Sun) 12:11 pm
少し前から読まさせてもらっていますが、これほど面白い歴史物は初めてです。 三成の忠義に泣き、左近の忠義に燃える。 連載当初からは予想もできなかった展開に尊敬しました。 クライマックス直前ですが、是非とも続編を要求させていただきます。 2008/Nov/09(Sun) 11:49 am
2008/Nov/09(Sun) 11:15 am
2008/Nov/09(Sun) 11:14 am
毎日の更新を楽しみにしていましたが、とうとう国内統一ですね。 もう後世の教科書が読みたくて仕方が無い…その時歴史が動いたって感じで。 秀吉が毒殺された事を秀次知ってるのかなぁ…知ってたら是非茶々は因果を説いて秀吉が飲まされた物と同じ毒杯で〆。いや、怨霊って嫌じゃないですか。 新たなる国家形態に移行する…三成から後を託された手前、生半可なものでお茶を濁すとも思えないし…士・農・工・商・○○・○○と身分制度と法度で仕切るとはとても考えられないですから、この時代で立憲君主制をやっちまうかも? 制度移行のため、一代限りで終身宰相に就任するなら出来そうな予感。 武士階級から不平不満が出てくるかと思いますが、これより先は「弾幕は力、火力こそ正義」と白兵戦のウェイトが下り坂になる事から現代人の知識を活かして頑張って欲しいものです。 例えばガレオン船にあの系統の名前が付いている事から、野球・サッカーを広めて新たな産業形態を作るとか、これぞ現代人といった所が見てみたいです。 戦国末期の日本は、極論すれば「その発想は無かったわ」という立ち位置なんで、少なくとも今の時点から工業技術を育成しておけば、秀次が指針を示す事で産業革命を日本から~なんて当たり前に出来るはず…この時期なら豪州と北米の西半分は手付かずのまま、先住民を友好的に飲み込む事で白人による虐殺から保護できるなら是非ともやって欲しい。 ハワイ王国を中継点にさらなる拡大を目指すなら秀次存命中に大西洋ならぬ太平洋連邦やっちゃったぜ! と冥土で三成に大威張りできそうです。 でも日本統一で完結しちゃうのは勘弁して下さい~~まだ第一部「国内統一編」なんだから、第二部「海外雄飛編」に引き続きお願いします。 長々と失礼しました、続きを楽しみに待ってます。 2008/Nov/09(Sun) 11:09 am
茶々と秀頼の始末を含めた戦後処理が興味深いです。 連続更新お疲れ様でした。 この作品の何よりの美点と思うのは 無意味なオーバーテクノロジや、チートが少なく 活躍の場を与えられた人々が生き生きとしていることだと思います。 それにつけても三成よ…。 政治体制はローマ帝国が参考になると思っています。 血縁以外を含めて後継者を選定し、長期にわたってその教育を行う。 元老院を創設し、かなりの権力を委譲する。 権力者に対してはブレス・オブリージュを強く意識させる。 後は各大名は警察活動以上の軍備を持たず、国軍を創設する。 出身地で吸収しきれなかった余剰人員は蝦夷開発にまわしますか。 教育制度を整備し、まずは識字率の向上を図る。 農業生産性を向上させ中産階級育成への先鞭をつける。 国際貿易は国家(=豊臣)の直轄とする。 こんなとこでしょうか。 2008/Nov/09(Sun) 11:09 am
大野治長は茶々を自身の手で始末し、秀頼を秀次に託して切腹するかと思ってましたが…まあただの凡夫だったのだなと。 最近影が薄かった可児才蔵も名を連ねていたのでちょっと嬉しかったり。 大蔵卿局は典型的な侫臣なので一切の情状酌量なしで斬首希望。こいつの扇動が茶々の破滅を決定づけた節が強いし。 秀頼については… >>エンヴェル様 >>DNA鑑定がないので本当に秀吉の子かもしれないのに。 この場合、「秀吉の子ではない」という可能性のほうが、 世継ぎとしては問題なのであって、ことが明るみに出れば 灰色の子ということになります。 諸大名や公卿・民草がどう思うでしょうね。 騒乱の原因になること間違いないでしょう。 廃嫡の突き上げは秀次からではなく周囲から受けること間違いなしと思います。 大野の子かもしれない秀頼よりも、すでに実績人望能力すべてを示している 秀次に従うことを望みますよ。 命を奪うかはともかく、廃嫡はやむを得ないでしょう。 しかし…大体の戦国ものは前右大臣の存命で日本が変わるといったIFものが 多かっただけに、こんな形でも「ウハこの世界で未来の日本SUGEEEEEE---!!」 てきな妄想ができるのは斬新で目から鱗です! 海外雄飛編、妄想とまらNEEEEE----!! 続きも楽しみにしてます!! 2008/Nov/09(Sun) 11:03 am
権利とかそういう概念もないですし。 関白とかの独裁体制で中央集権国家が一番の理想かな。 大名には新たに階級作っるとか。公爵、伯爵とかで、それにより土地の任せられるのを決めるとか。武士を英国風のジェントルマンの位置にできたら良いです 2008/Nov/09(Sun) 10:47 am
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