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[31]紙カタ◆30a00978ID: 2ce3e7d6
お二人のご意見アドバイスは厳正に受け止め、次回作で気が向いたら参考にしようと思います。

2023/May/07(Sun) 12:22 pm

編集削除 Pass:

[29]紙カタ◆30a00978ID: 2ce3e7d6
じゃあ、作者の頭ごなしに他感想にレスすんなよ荒らしさん。

>惑星間弾道弾が水爆なんて設定はない(工業力についても辺境基地ですらあんなものを多数格納可能な巨大基地等を建設できるのだから十分国力高いなという熊0803への感想だが)。
反物質にしてはデカすぎかつ火球効果範囲が狭い、オルタリアでの正常爆発時、通常火薬では火球がデカすぎ
だから、水爆乃至は励起爆薬は確定的なんだよ。
と言うか、通常火薬に比べて核のコスパは最高なんだから、効率だけ考えたら使わない方が不自然なんだわ。
この程度は軍事では常識だぞ。

それからな、人間代替レベルに優秀かつ低コストの無人自動作業機械が有るなら、あの程度の工業力は常識レベルなんだわ。

じゃあ、ビルは見間違いか
でも、冥王星基地で誘爆してるのは確認したけど。そこはどう説明すんの?

量子魚雷の威力は書いた当時のメモも有るからな。
日本語サイトだったのも確実。


2023/May/07(Sun) 05:03 am

編集削除 Pass:

[28]コンバイナー◆c3f20171ID: 29fc50b7
そもそもお前に言ってないから。熊0803に質問する時に誤解がないよう言っただけ。
と言うか、下じゃ話の主題から話を逸らし、悪びれもせず嘘つき続けてた作者に話したくて書いたとでも思ったのか?


惑星間弾道弾が水爆なんて設定はない(工業力についても辺境基地ですらあんなものを多数格納可能な巨大基地等を建設できるのだから十分国力高いなという熊0803への感想だが)。
あと数百Gwの粒子ビームの出力で(一回目からシールド越しにダメージを与え)二回目の斉射でエンタープライズDのシールドを完全破壊したデルタ・ラナ戦艦の例にした話であって、レーザーがどうとかの話は一切してない。

ついでに言うと、そもそもレーザーが弱いなんて風潮が有ったのはエンタープライズDがボーグ・キューブと接触する以前の話。
TNG第42話で「A type of leaser beam」って言われた切断ビームはエンタープライズDの船体を易々と括り貫いたり、やろうと思えばDS9第1話冒頭みたくシールド越しに数秒でエクセルシオール級を粉々にする破壊力がある。
調子よくガセ情報を「常識だよ」みたいに話して抑え込もうとしても通じないからね?表面的なことだけ見て褒め称えて欲しいなら別だけど。

それに頭からろくな根拠もない反論で感情的に否定したりした上、その手の「自説を日本語で論理的に説明できない方」からの「諭し」は不要ですんで。

追記

ビルにぶつかっただけで撃沈したとか言ってるが、帝都防衛戦でショックカノンを船体後部に喰らって戦闘不能状態のままビルに体当たりしたものの、ビルにぶつかって撃沈なんてしてなかったぞ。ビルは倒壊してたが。

それに、量子魚雷が惑星を吹き飛ばすなんて設定についての根拠(参考資料を明確にしたもの)を示せてないのに当たり前の設定の如く話が進んでるし…。こいつすぐ嘘つくな…。


勝手にマウント取りにきて自爆した自称常識人が、また調子の良いこと言ってたので補足

それだけ偉そうに言っといて根拠が出所不明なサイトかつ自分の書いたメモって嘘だと白状してるだけじゃん。まぁ原語版や公式設定資料は英語なのに、日本語だからとかを理由にする辺りお察し感はあるが。

STOとか言うゲーム(非正史、正史であるスタートレックPICとは歴史がリンクしていないーー(1))のアイコニア人が宇宙船とダイソン球やら艦載ゲートウェイを持ってる~とか熊0803へ当然のように捲し立ててたことも含めて、そんなの認めたら何でもありって気づけないの?
もはや性質の異なる問題を一緒くたにして話すことしか出来てないぞ。

話題一つに限ってもそんなんだから話しかけなかったのだが…まぁそれすら顧みれないから返事をしたくない理由も判らないんだろうな…。

(1)例えば、ゲームではアイコニア人等の策謀によりロムラス星系の隣接星系に存在するホバスが特殊な超新星爆発を起こしたが、PICではロムラス星系の太陽が普通の超新星爆発を起こした。
その他にも、ゲームでの25世紀の艦は基本的にどの種族もトランスワープを通常装備としているが、PICでは第21話で言及されたように25世紀での惑星連邦の最新鋭艦コンスティチューションⅢ級の最大速度ですらワープ9.99・ボーグキューブの通常ワープと同じ位にされている。
なお、散々突っ込まれててまだ理解しきれてないようだから書くと、ラ・シレーナとか言う民間の小型輸送船じゃトランスワープで4万光年を数日で踏破するなんて芸当出来ない。(そもそもあの小型ゲートで転送した距離については明確にはなっていない)

ラ・シレーナのワープ性能はPIC第4話で、リオスが「古い」「ポンコツ」と称すカー・カンター所有のロミュラン・バード・オブ・プレイ(『STARSHIP SPOTTER』によると23世紀の艦で巡航速度ワープ6、最大速度ワープ8。カー・カンターの物は払い下げ品なのか遮蔽装置は無い)相手ですら「撹乱は出来るが振り切れはしない」とリオス自身から言われている。
また、PIC第12話にてラ・シレーナが(ボーグクイーンの強制操作により)ワープ6以上の速度まで上昇し始めた辺りでリオスが明らかに動揺してる所からも、普段はワープ5程度が最高速度なのだと予想できる。


何か荒らしとか軍事の常識とかも言ってるが、(嘘をついたり話をすり替えて)わざわざ指摘・騙そうとしてからバレて不利になった途端、更に話をすり替えて荒らし認定するコメント書くくらいなら反応せずスルーとかしときゃいいし、それっぽい言葉並べてるだけでろくに説明できない辺り常識とか言って誤魔化してるだけだろ。

あと非を認めざる負えないなら無理やり相手の論拠や本編描写・設定を捏造してでもその何倍も指摘してやろう・論拠の妥当性より兎に角マウントとってやろうみたいな態度を散々続けてきた癖に調子よすぎ。
そんな自身の思い込みに合わせて話や事実を歪曲する奴の「厳正に受け止め~」なんて何の努力もせず取り繕いたいだけなのが透いて見えるわ。
そこに有るのは(間違えたとかのレベルではない)悪意とただの見栄でしかない。


ただ、これだけだと「何の答えになってない」とか言われそうだからもうちっと書くーーと言っても新しく書いた所で自分より上にコメントがあることを意識しちゃうのか、またすぐ嘘ついたり話をすり替えてマウント取りに来るだけなのが今までの流れで判っているので時間を置いて見れるようここに書くが、

まずオルタリアの時の惑星間弾道弾って、重力に逆らいながらゆっくり落ちてきた上にデカさの割に火球(数十マイクロ以内に最大サイズに達するby米エネルギー省国立核セキュリティ局発行「核兵器の科学と技術」)が小さすぎるものが多い。
現に火球が半径2km程度(10Mt以下by nukemap)くらいでほぼ止まってたり、数km程度の距離ごとに何発も落とされてたりしてる物がある。
かといって、直径1500~2500km程度の範囲をもつ火球(爆風では赤熱化しないのでペタトン級の熱放射によるもの:オルタリア人が地球人程度の身長なことから地球と同程度の質量・重力の星と仮定し、グラスストンの法則とnukemapを参考にした)がちらほら生まれてるので、「総統に反旗を翻す星は大ガミラスの版図に存在してはならない」の台詞と併せて考えるに、反旗を翻すオルタリア星の住民は殲滅したいが無駄な星自体へのダメージを威力調整して避けてると言える。
作者にはその文明にとって生産的かどうかの視点がすっぽ抜けてるから伝わらんかもしれんが、自国領内で無闇に星を破壊するなんてとてつもなく勿体無い・馬鹿げたことする位なら開拓して領地(採掘場や冥王星のような基地)にする方が圧倒的に生産性が有るんで。

工業力については勘違いしてるようだから言うと、3Dプリンターと自動機械(やけに自信満々だがアンドロイドである必要ない)が有ったところで、生産技術が発展しててもその文明基準で高性能なら相応に時間や高度な精製・加工技術等が必要になる。
スタトレみたいなシールド抜きじゃ恒星へろくに近づけないor近づくと崩壊しかねない船体と、2199の簡易宇宙服着用だけで全く問題の無い船体じゃ製造難度が段違い。

その上、レプリケーターとやらも対象が複雑な分子組成(ダイリチウム、ラチナム等)や構造(カーデシアのベータ行列合成器やボーグの皮質ノード等)をしていると複製出来ないし、
自立浮遊都市はNX-01の船体が映像やモニター画像からして精々直径10~12m、厚さ2~3m程度を破損しただけで34.2時間も修復に必要とする。
ボーグはそもそも小型ロボットによる再生船体は持っているが、時間辺りにどれだけ修復出来ているのか明確にはなっていない(2)。

その点、惑星間弾頭弾ってヤマトに装備された全てのショックカノンを一点斉射・長時間照射してようやく貫通・少しして誘爆した以上、かなりの装甲強度を持つので製作難度はそれなりに高い。
加えて、これ一つの体積(約5~6億立法メートルほど)はエンタープライズD・Galaxy級(図面から分解して少し多めに計算しても約350万立法メートル)の約140~170倍。
自立浮遊基地を約6900基用意して同時稼働出来るようにしても、一年掛けてようやく各部品を完成させられるレベル(高度な装甲材等の精製や、大量に作成した部品の組み立て、各種物資の移送諸々にかかる技術難度や時間・コスト等は考慮せず)。

また、TOS第1話の銀河鉱業会社が運営する無人工場やTAS第5話のような無人貨物船を扱い、TNG第37話によればギャラクシー級ですら船の90%が自動化している惑星連邦でも(TNGマニュアルによると)エンタープライズDの建造に約10年かかり、
このうち製造難度の高い可能性のあるワープコアもエンタープライズDの進宙の約一年前に設計を完成・開発していて、船自体はTNG第1話の一年前にまだ大規模建造中だった(byTNG第54話、TNG第170話)ことを思えば惑星間弾道弾一つ作ろうとするだけでも精一杯。

もちろんTNGテクニカルマニュアルp.1~17では、2343年に開始されたGalaxyProject(Galaxy級12隻分の建造計画)でギャラクシー級のプロトタイプ(一番艦ギャラクシー、2357年就役)を建造後は主要部品の製造を火星と地球の造船所で分担し、一年で2隻のペースを出来るようにしたともあるけどこれは現実で言う「週間空母(実際には一隻辺り約4ヶ月かかっているが、週一のペースで完成することからそう呼ばれた)」の類いの話。
同書で2355年に建造中で右舷ナセルとフェイザーに不調が起きた二番艦ヤマト(2363年就役)が同じく建造途中だった三番艦エンタープライズD(同じく2363年就役)からフェイザー・バンクを流用したと書かれてるから。
そうでなくとも最低限のメンテナンス用の通路を除いた居住区(居室、医療、娯楽、商業地区等)のスペースは要らず、ミサイルなので内部が最適化するようになっていてあのサイズなことを考えれば製造にかかる手間の差は大きい。


(2)エンタープライズDとの初接触時にキューブの全ドローン(VOY第136話によると1キューブ辺り運航だけで5000体必要、VOY第109話では12万9000体搭乗していた)が、20%の損傷を受けた船の修復に専念するため暫く停止→穴が塞がったことを根拠にしたいのなら、あれはそもそもどれだけ再生出来ていたのか言及されていない。
ただ少なくともあの短時間で20%近く再生できるのなら、スタートレック:ファーストコンタクトでドローンの一部を回復に当てておけば外郭がボロボロになることは無い。そのため、あれは表面を塞いだだけの応急処置だったとするのが妥当。


それにそもそも先のコメントでは、戦力的に全く優遇されていなかったはずの太陽系攻略部隊が惑星間弾道弾を数十発は格納できる巨大地下基地や、無人環境改造プラント(最低137基存在し、コスモファルコンとの最終的な対比から直径約200m以上、高さは地表部分だけで約30m以上と体積で言えばガイデロール級戦艦やヤマトを上回る。公式設定資料集GARMILLASの表記から地中に深く複雑に食い込む形で設営されている)のような艦艇よりずっと大きい巨大建造物郡を短期間で多数建造した事に対して国力・工業力が高いと言ったのであって、惑星間弾道弾レベルの巨大構造物を作れたから凄いなんてひと言も言ってないぞ(3)。
ミサイルという使い捨ての形でこの巨大構造物をポンポン配備・運用してるのは凄いとは言ったが。

(3)短期間と言うのは、追憶の航海にて地球国連軍が広がっていくだけでなく徐々に増えていく熱源反応の推移から基地候補を絞った・比較的初期の一つ(オブジェクト5)が第137環境改造プラントとされているため。

まぁここらで話を戻すと、最初に言っていることと同じく水爆かなんて設定はない・判らないし、工業力然り常識でも何でもない。惑星間弾道弾みたいな超長射程の精密誘導兵器(by2199公式設定資料集GARMILLAS)の中身は謎。
ただ、反物質爆弾だろうとE=mc^2からペタトン級の火力出すためには(制御装置等を抜いた)正・反物質だけでも理論上ですら約23000トンずつ必要なんで威力が小さすぎってことは無い。
例えば、TNGテクニカルマニュアルp.69、128の連邦の光子魚雷(全長2.1m×全幅0.76m×全高0.45m、対消滅反応に最短1.02秒かかるので近すぎると使えない)の扱い方を観ると、2215年以降の弾頭のような1:1で反応させる効率の悪い方式と違って2271年以降のものは何千に小分けされており、一発辺り最大1.5kgずつの重水素・反水素しか入れられないとのことだし。
(E=mc^2より威力は理論上でも約64.4Mt。ギャラクシー級の液体状に保管している反物質貯蔵ポッドの爆発より破壊力が大きいと書かれているが、こっちは別に何千にも小分けされている訳では無いので対消滅効率が悪い・最初の爆発で反応しきれず吹っ飛ぶ正物質/反物質の量が多い)
これを惑星間弾道弾(全長1500m、直径950mを分解して計算すると約5億~6億万立法メートル)のサイズに拡大しても精々約475~530Tt程度の威力しか出せないから。


それと、惑星間弾道弾にぶつかったってのはやや斜め上方から吹っ飛んできたケルカピア級巡航艦のことだろうが、あのケルカピア級は既に戦闘不能状態だぞ。推進ノズルから完全に光が消えてる。
状況からして浮かび上がろうとしたところに降り注いできた20.3cm三式融合弾が船体前方へめり込み、浮遊大陸基地のクリピテラ級みたいに制御不能になる→少ししたら信管が作動・爆発したってところだろ。
実際バラン観艦式にて同じくらいのスピードで衝突したガミラス艦同士は火花散らせるのみだから、近くにいた艦の爆発で吹っ飛んだ先が惑星間弾道弾ってだけ。
艦の中央付近から爆発している様に見えるのもその直前で大きさ的に46cm三式融合弾が艦尾を貫通したクリピテラ級が、艦の中央付近(波動炉心か?)から爆発しているので何も不自然ではない。

まぁ推進ノズルに関しての考えはこれだけだと作者と同じで事実を元にして考えるのではなく、自分の思い込みに合わせて事実を捻じ曲げる奴にみたいに思う人もいるだろうから一応これも根拠足り得る理由を書く。
まず、波動エンジン艦が艦を地面に対して水平に上昇・降下するor艦を垂直に浮かび上がらせる際に推進ノズルの奥が光ることは、2199第13話でバラン鎮守府に着艦直前のドメラーズ3世、第14話のバラン星の遺跡に着艦するシャングリ・ラー、第22話で収容所惑星から飛び立つヤマト等々から判る。
また、推進ノズルから光が完全に消えるのはその場で停泊中だったり、撃ち抜かれて戦闘不能になった時くらい。
そのため、件の慣性制御もろくに出来ず吹っ飛んできたケルカピア級は状況からして既に戦闘不能と考えた。


最後に5つほど余談だが、
そもそも運動エネルギーと核爆発の主威力である熱エネルギーは別物だし、核爆発で飛んでくる破片等と違って大質量、ぶつかっただけで壊れるビルと違って高硬度or高強度な物同士が高速で衝突するのだから、両者を一緒くたにして核爆発(威力は高くとも全方向に均一に広がる)に耐えられないとするのは暴論すぎる。
その理論で行けば、シールド有るのに艦尾の出っ張りをぶつけた瞬間大爆発したバイオシップ(VOY第68話)やら、ジェムハダー戦闘機一機の体当たりで轟沈するUSSオデッセイ(DS9第48話、船体の手前で爆発しているのでシールド展開は間に合っている)に同じ理由でほぼ真っ二つになるネグヴァー級戦艦(DS9第150話)等々、
スタトレ勢の防御力(シールド・装甲防御力、船体構造の強度・耐久性、ダメコン能力や各種システム・部品の性能などの間接防御力の総合)は2199勢よりかなり酷いことになるが。

あと、長らく平和だから核兵器を捨てた~みたく言ってるが平然と嘘をつくな。
ガミラスとの接触する以前に二度に渡る内惑星戦争(2199の地下都市はこの時の物が元)の設定が2199の時点であったし、(仮に矛盾の多いヤマトという時代の設定を取り入れ、終戦記念式典が開かれていたとして)現実では2~30回ほどWW3に発展する可能性のあった・現在発展する可能性のある事件が起きても、終戦記念式典は鎮魂と慰霊の意味を込めて各国各地で何回も開催されている。なので「核兵器技術を捨て去るほど長らく平和」みたいな主張の根拠にはならない。
加えて、現実より科学力も工業力も遥かに上かつ好戦的な22世紀の地球が8年戦争してて核兵器を一切装備できなかったとか無理やりすぎ。
わざわざ公式設定資料集earthで開発が間に合ったガミラス艦を撃破可能とされてる試製空間魚雷・短魚雷の複雑な構造(装甲手前で先頭部分が炸裂、徹甲弾部分で貫通、主爆薬で爆破をコンマ数秒で行う三重構造)が判ってるのだから、単純な核兵器の爆発じゃ撃破できない。
短魚雷の推進部を除いたスペース(直径45cm、全長2.5mだが約半分が推進部)でも48cm三式融合弾の弾頭・切り離される黒色部分(直径40cm程度、全長50~60cm程度by2199第6話の装填→着弾シーン)なら数発分入るし。

なお、ガミラスの空間魚雷を持ち上げて可笑しいとか思いそうだから先に言っとくと、2199第11話で2199第1話の地球艦隊のミサイルなんぞ比較にならない大規模爆発を起こしている他、2199第13話にて近接信管作動時に装甲の薄い+位置的に爆発を艦底部と同じくらい受ける位置に有った艦上部は無傷で、装甲の厚い艦底部の一部のみを熱や破片?等が貫通せしめていたり(by2199全記録集vol.2のヤマトの装甲配置図)、同じ様な距離で同じ様な規模の爆発が発生したにも関わらず迎撃した魚雷では無傷だった事から、ガミラスの空間魚雷は指向性爆発が主威力になるようにされてると言える。(恐らく無駄な破壊を避けれるようにして乱戦時などでも使い易くするとか、威力が散らばって非効率的とかの理由で)

そんで次に、フェイザーに出力を増強させるエネルギー保存則に反する仕組みはない。
TNGテクニカルマニュアルp.123~125を観ればフェイザーの仕組みは「電気化ー中間変化を行わずに蓄積されたエネルギーをエネルギービームに変える」「高エネルギープラズマ等が超電導リチウム銅製のチャンバーにポンプで送り込まれる。そこで、強力な核力が発生する急激なナディオン効果を受ける。陽子電荷が形成され、超伝導結晶(不思議の海)で作られたエミッターに放出される。そこから電磁エネルギーのビームが光速で放出される」とされ、ナディオンについて「原子核を解放し、核力を破壊できるユニークな粒子」と説明されている。
つまり、超伝導現象(ある温度以下で特定の物質に電流を流すと、その物質が電気抵抗を示さなくなる)を利用した装置内で高エネルギープラズマ等の原子核をナディオンと言う粒子で破壊(強力な核力が発生する+核力を破壊できることから、原子核を解放し核力を破壊する核分裂反応が起きて陽子と中性子が放出される)→陽子電荷を生み出すことでエミッター・電極で操れるようにして加速(中間変化を行わずエネルギーをビームにするには直接加速と言う方法がある)→特殊な電磁エネルギービームを形成する兵器。

もっとも、いくら出力があろうともあんな細いビームで人体が瞬時に蒸発などあり得ないが。
まずカスケード効果とか同書では説明してるものの、カスケード効果で瞬時に人体を蒸発させることは不可能とその後の研究(by「On the Possibility of Vaporizing a Human Body with an Earth-Based Laser Array(Robert J. Bunker and R. James Woolsey, 2014)」、「Thermal and Mechanical Analysis of Hypervelocity Impact-Induced Catastrophic Disruption of Spacecraft(Hikaru Hayashi et al., 2012)」)で言われてるし。
それに一定の温度や圧力を超えると、分子や原子がイオン化したり、化学反応(炭化やプラズマ化等)が先に起こったりするため(カスケード効果で)人体に加えられるエネルギーの量には物理的な限界が存在する。
稀に人体を蒸発させたとか言われる原子爆弾だって、「人体は炭素原子から出来た有機物なので高温でも蒸発することはなく、炭になって残る」「仮に体の芯まで完全に炭化した場合、爆風で粉々になり一瞬で吹き飛ばされてしまうことも起こり得るが、爆風で吹き飛ばされてあたかも蒸発して消えてしまうような状況になったと言う方が自然」(by広島原医研の星正治教授)とされるように人体蒸発説は医学的に否定されてる。

なお、タイプ3フェイザーが1.05Mw/sの出力を出せたり(TNG第98話)、連邦のフェイザーライフルと比べて16段階の調整や全自動再充電等のオプションは無いがパワーや丈夫さ等は勝るディスラプターライフルの最大出力が4.7MJ(DS9第86話)とされているが、これは数~数十Mw・数百万~数千万Jレベルで建物を破壊することが可能なので別に可笑しくも何ともない。


具体例を示すと「米国同時多発テロ事件後の建築物の安全性に関する評価に関する中間報告書」では、耐火性を持つ鉄筋コンクリート造の建物(20階建て)の崩壊に必要なエネルギーは、約3,000万から5,000万ジュールとされている。
またその他にも、「平成17年度防災科学技術研究所研究報告」の「高層ビル倒壊のエネルギー評価に関する研究」には、そのビル構造によって必要なエネルギーは異なるが、数百万から数千万ジュール程度であるとしている。

その上で更に書くが艦搭載タイプのフェイザーは基本Mwレベルの出力。現にTNG第86話の戦術モニター上にてコヒーレント出力700Mwのカーデシア軍艦の砲撃によりネビュラ級のシールドが約37.2%減少してる。
また、TNGマニュアルにもエンタープライズDの背面フェイザーは出力5.1Mwのタイプ10フェイザーエミッター200個で構成されるフェイザーアレイ(フェイザーバンクよりエミッターの数が増えたもの)とされてる。なお単純計算だと1020Mwだが、発射時・収束時に外部に光が漏れている描写が有るのでエネルギーロスは存在する。
更に、TOS第58話では第2船体のビームの直径との比較から縦100~110m、横40~50m程度の大きさを持つ小惑星(「月ほどの大きさがある」と言うが、それほどの大きさを本当に持っているなら自己重力で球体になるのでこの発言は嘘)に対して軌道を逸らすことも出来なかったり、DS9第156話にてランナバウトを破壊しようとしたジェムハダー戦闘機の砲撃(DS9第125話でUSSケンタウロスーー『DS9 Tecnical Manual』ではエクセルシオール級の亜種・少なくともスペックを見る限り最大ワープスピード9.6やタイプ9フェイザーのようなエクセルシオール級より良い装備をしている艦艇のシールドを2発目から破り、船体に損傷を与えた艦首ポーラロンビームによるもの)が氷で構成される直径100m以下の彗星の端を10~20m削る程度のものだったり、
スタートレック:ファーストコンタクトではコクレーン博士を抹殺しようとしたボーグスフィア(直径600m)がディスラプターによる砲撃を行っているものの同程度の破壊力しか発揮していない。
冷静に考えれば判ることでGwやらそこらの出力でマッキンリー山が吹き飛ぶレベル・破壊力を何十~何千万倍以上も増加させられるなら、TNG第64話でソリトン波のエネルギー伝達効率98%(エネルギーロスが2%)に対して「驚異的だ」とか「エンタープライズDのワープエンジンの4.5倍」とか驚かないし、容易に永久機関が出来上がる。物語の焦点が当たってる部分に迫力を出すための演出・嘘だね。

対して、2199ヤマトは2199第10話にて超高密度のプラズマフィラメントと理論値の数億倍のビルケランド電流(第一艦橋のモニターと2199全記録集vol.2には2.5~7.5×10^17Aと設定されてる。加えて全記録集には、プラズマ回廊の電力を何らかの装置を用いて約1/1000秒ごとの間隔で人工的に増幅しているとされている)等によるプラズマバリアへ思いっきり船腹を晒しても内部の電子機器が一部異常を来すだけ、加えて何度も繰り返さない限りは電子機器は修復可能。
この現象はnTで表される地球の微弱な磁気圏と地球に届くまでに弱った太陽風、最大10^6Aの電流の相互作用で生み出されるイオン・荷電粒子の流れですら1Tw/s(by ESAの「Supersonic plasma jets discovered(2017.3/23)」)という電力を動かす。
同発表の図からビルケランド電流層の交差部分が大きめに取って直径5000kmの円上になっているとしても、10^17Aまで電流の流れが強くなることで1㎡辺り約16~47Pw/sとかの強度になるので船腹を思いっきり晒すと平気で合計数千~数万Pw/sとかの荷電粒子の束がぶつかることになる。
数百Mw~Gwレベルのビーム兵器(ビーム口径は直径数m程度)で争ってるスタートレックとは別次元の戦い。

そして3つ目に、超フェイズシールドってTNG第148話で登場してから(直接言及されてるだけでも)TNG第152話やVOY第28話、PIC第21話とか何回も出てくるわ。
性能も熱や放射線に耐えてコロナに突入出来る(太陽フレアは当然無理)程度の性能でバランスブレイカーでも何でもない。設定の詰めが甘いことを本編描写を捏造して独自の理屈を振りかざすことで誤魔化してんじゃねーよ。
艦載レベルの亜空間転送装置は熊0803が指摘してるみたいにそれっきりだし、登場回も言うことやること矛盾ばかりのストーリーだろうが(例えば熊0803が書いた他にも、亜空間転送は量子流動に陥る危険性が高く、極めて不安定なのに何の議論・抵抗もなくピカード艦長を転送した等)。もっと言えば、一発200~300kgある光子魚雷を転送できるほどの性能が有る描写もない。

続いて4つ目に、他人に無理やり責任転嫁して都合の悪いことは頑なに答えようとしないこと・碌に読みもしてないで返信することを正当化しようとするな。
TNGマニュアルp.118、138を観れば、ディフレクターシールドは1つまたは複数の重力子極性源発生器(graviton polarity source generatorsの直訳。恐らく重力分極・重力分布の違いを生みだす装置だとを言いたいのだろう)を利用して高密度の重力子を放出、各所のグリッドによって船体に沿った形に空間を弯曲させた層。つまり重力波によるシールド。(3)
強力な慣性制御装置を持ち、重力波圧縮室で波動炉心からのエネルギーを扱って主タービンや主推進ノズルを動かす2199に対して、熊0803の出した根拠を無視+現実の自然発生する微弱な重力波だけを基準にして当然の様に開き直るのは厚かまし過ぎる。

というか、ガミラスのミゴウェザーコーティングについても単なる磁気のみのシールドだったら高圧増幅光線砲(粒子ビームには高圧や増幅なんて言葉は使われないので要はレーザーの類い)なぞ偏向や散乱させたりなんて出来ないし、直撃する瞬間にバリアのようなものは可視化しないのを理解できてない辺り素の知識不足も有るだろ。
まぁろくに読んでない癖に衝撃波ガー大気ガーみたく、熊0803自身が先に色々書いている・既に判りきってることを書くことで知恵者ぶってるけど、粒子ビームの特性やら小惑星の性質、天体の位置関係、宇宙空間だろうと核爆弾の持つ総エネルギー量は変わらず、宇宙空間では核爆弾の持つ熱や高エネルギー放射線等が地球上と違って大気に全く吸収されずダイレクトかつ遠くまで届くこと(+通常爆薬と核爆弾の火球を一緒くたに比べて言ってるが、通常爆薬・TNT爆薬は中心部が3000~5000℃で内部の燃焼ガスが散り散りに飛び出てくる程度。中心部が数百万度以上の核爆弾と違って大気をプラズマ化・火球を発生させるのは不可能)をまるで理解していない文面や引用の仕方から、2202以降のガミラス人並みに物理学や惑星科学、天文学の片鱗すら持ち合わせていないことは判るが。

それと紹介されてるリンク先では、グリーゼ581でガミラス軍が展開した超広範囲・高密度のプラズマフィラメントによるバリア(旧作で言う超磁力バリア。どちらも一部だけ開けたりと割りとコントロールが効く技術だった)の応用したものとか説得力の有る考察されてんじゃん。(4)
紹介されたものすら読まず、見当違いなこと言ったり、それで意見を求めるとか…。

その他、PICやDS9、VOYをちゃんと見ておらず、設定も知らず、何をしているのか判っていないとしか言えない裏設定(トランスワープ中に遮蔽装置使えるやら、熊0803へ反発したいだけか散々PICの設定を使って騒ぐ癖にシミターよりグレードダウンしたDefiantの遮蔽装置が全艦に有るから見つかるわけ無いやら、根拠もなくステルスは2199に負けず普段からやってる等々)を展開したり(5)、
(ガミロイドやクローン兵すらいない)無人の第2バレラスの機関室を例に自動化・省力化がかなり進んでいて人はシステムの中枢にしかいないのではという話(ガミロイドはあくまで高性能な自動機械の例であって、アンドロイドの性能勝負ではないと再三書いてある)なのに延々とアンドロイドの性能ガーとかほざいたり(6)、
魔法やモンスターとかが普通な世界・ファンタジー作品の人物がその世界でタイムマシン作れるから、世界観や物理法則などの異なる2199世界+原理も製造ノウハウに関する知識すら一切ない状態だけど、数年で波動エンジン搭載艦を大量生産して前線に送り込むことが出来た。という2202でもやらんかった白ける展開に、まさかの新しい技術の開発に抵抗感が無かった程度の理由で説得力があると思っている等(7)、
(もう熊0803に突っ込まれてる部分も多いが)プライドばかり高い割に知識の引き出し少なすぎ…。

つーか技術力云々の前に、2199ガミラスって事故にあったとかじゃなきゃ戦力に乏しいはずの太陽系攻略軍でも3隻で探査してたり(2199第12話、2191年時の天王星の監視ステーションの映像)、偵察大隊でも2隻単位で動いてたり(2199第15話)するので、クリピテラ級駆逐艦1隻で行動なんてあり得ない。
探査あるいは長距離任務に関して昔から現在まで2隻以上ですることが多いのは、軍事機密が軽々と解析されにくくする意味でも重要ってのと、2隻以上だと出来ることが多い(不足の事態に対して出来ることが増え、対応速度が上がる)から。
スタートレックの連邦みたいに、ドラマ性重視で基本単艦で探査や長距離航海したり先走った挙げ句、ギャラクシー級(TNG第37話など)やらプロメテウス級(VOY第82話)やら最新鋭艦が中立地帯で長時間無防備だったり鹵獲されそうになってる様な間抜けかつ人命軽視な艦隊運用は2199だと基本的にしないのよ。
(次元断層に迷い込んだEX-178だって、ガミラスの勢力圏内で捜索中の状態だった)

戦力全体にしても2199年時に派遣されたドメルの第6空間機甲師団(2199第15話の描写から250~300隻の艦隊×5つまり1250~1500隻程度の規模)の後釜に、
ルントの第8軍(師団の上位組織。複数の師団で構成されることが多い)とグデル旗下の空間機甲軍が派遣されているので、全然数千隻単位で艦隊を動かせる。
度々外宇宙から小マゼランへ侵入してくるガトランティス(2199第4章パンフレットより)も、戦力節約の原則に乗っ取って早々に殲滅しにかかるのが自然。
結局、小説内でわざわざ2202を馬鹿にしてるくせに、2202と同じで敵が(末端から中枢に至るまで)馬鹿だから相対的に主人公サイドが活躍できてるに過ぎない。

(3)TNGマニュアルには、各発生器の熱放射に対して定格出力750,000MJの液体ヘリウム冷却装置で対応している他、全ての電磁スペクトルに対応できるようにするとエネルギーコストが高すぎるかつ自艦のセンサーを妨害してしまう(つまり、シールドの極一部を開閉する等のコントロール技術が未熟な)ため、ランダムに変化する特定の帯域幅(MHz帯)と周波数(位相の変化速度に関係)を用いて効率を高めるともされている。
ただし、減衰率に多少影響は出るだろうが、本編中で良くある「周波数が合ったor対応していないからビームや魚雷が素通りする・すり抜ける」ことは無い。

(4)この様な一種の磁場?によって形成されるプラズマバリアの場合は、超高密度なら高出力のレーザーであろうとプラズマとの相互作用で偏向・散乱させることは原理的に可能。
加えて、プラズマ流の熱や圧力・衝撃によりデブリや質量弾程度なら破壊、圧力による偏向で運動エネルギーによる装甲へのダメージを減少させる等も考えられる(2199第8話にて大型艦であるヤマトですら、プラズマバリアに接触すると衝撃で船体が大きく揺らされていたように)。
ただし、これだと磁気シールド(スタートレックVI:未知の世界)や電磁場(VOY第68話)で防がれてしまうスタートレックのセンサーや転送装置の特性上、転送装置を用いた初手で艦内に爆弾を送り込んで無力化するコスい戦法が使えなくなる。
(そうでなくともTNG第54話にてシールド抜きじゃ放射線を防げないことが判明したエンタープライズDとは違って、ヤマトですら2199公式設定資料集earthによると「亜光速時に装甲を透過する性質を持つ粒子を防ぐための防護板」を外郭装甲の下に持つため2199勢には内部スキャンや転送装置はシールド抜きでも通用しないと見て良い)

なお、2199との整合性どころか自分で生み出した設定ですら整合性の取れない2202以降(同じ脚本家、設定考証担当等で作っている)を例に出して、波動防壁(2199ではゲシュタムフィールド)を展開できないのは技術力に乏しいからと言う風に言っているが、そもそも2199と2202以降の艦艇を比べるのはあまり意味がない。

それでもあえて2202以降と比較するならば、まず2202第1話でゼルグートの右舷後方から飛び出して来た村雨改型(2202第一章時点で公式HPに波動防壁が貼れると記述されている)はククルカン級の砲撃1~2発で沈む。
また、2202第17話で脳死で突っ込んでいったドレッドノート級はカラクルム級の砲撃5~6発で沈んでいる。(輪胴砲塔の大きさはククルカン級やナスカ級等の主砲塔と統一されており、艦橋砲塔は三連装砲は収束出来ていない・二連装砲は交互に速射するため収束しない+輪胴砲塔とビーム口径や照射時間は変わらない)

2199第11話や星巡る方舟の描写から、八連装輪胴砲塔・主砲塔の方のビームはビーム先端の口径が280mm陽電子カノン砲以下かつ、(複数門を収束させる以前に)陽電子ビーム・カノン砲や陽電子衝撃砲と違って先端以外の火線の太さや照射時間の差が一門に限っても2~3倍有ることが多い。
威力的にも2199第18話で(280mm?330mm?)陽電子ビームが弱っているとはいえ波動防壁越しに装甲を貫通・内部のフレームごと砕いたことに対して、星巡る方舟終盤でメガルーダの輪胴砲塔(ラスコー級の主砲と同じ物)はヤマトの第一艦橋真横の特殊探照灯台付近を破壊したは良いものの直撃している部分のフレーム自体は無事だったりと結構差がある。

例えカラクルム級が大型艦と言っても、全体的に大型の船体を持つガト艦(ククルカン級ですらガ軍のクリピテラ級と比較すると約3倍の体積を持つ等)の中では割りと細身で全長も520m(全幅約45m、胴体部の全高約55m)なのでエンジンに取れるだろうスペース・体積はメダルーサ級の半分程度もしくはラスコー級と同程度。

そんな中、(2199第1話のガミラス艦と同様の弾き方・着弾時に円形バリアが展開する描写といった特徴から)ミゴウェザーコーティングで収束した48cm三連装陽電子衝撃砲を弾くゼルグート級の例から観れば、波動防壁なぞ「(ヤマトの様に)防壁発振装置以外に多数の波動コイルを装備しなくてはいけない」「エネルギー関係なく波動コイルの磨耗と言う問題から何をせずとも時間制限がある」「使い切ると再展開のためにコイルの交換と言う大きな隙が生まれる」「強力なエネルギーシールドなら、これと言った時間制限のないミゴウェザーコーティングでもこの程度ならやろうと思えば達成出来る」等々、船の生産コストや整備・維持コストを跳ね上げるであろう割りに効果に疑問しか無い。
兵器や軍艦ってのは無駄なく適切に運用できてこそであって多彩な機能と装備を持たせれば強いと言うものではないからね。
重量やエネルギーが嵩んで機動力が落ちる、艦内容積は限られる関係上それぞれの装備の占める容量に皺寄せが行って個々の性能低下を招く、高コスト化により数が用意しにくくなった結果包囲されて大した役に立たない・戦線が広くなるとカバー出来ない何て状況が普通にあり得る。

あと一応、ゼルグート級が防壁無しのヤマトに撃ち負けたことについて言われそうだから先に書いとくと、七色星団時のドメラーズ三世は自身より装甲も練度も低い(6章パンフには試験航海を終えて長らくドック入り状態だったものを再稼働させたとある)戦闘空母をまだヤマトが第2主砲で砲撃してくるにもかかわらず先頭に出すばかりか、特殊削岩弾が戦闘空母にぶつかる直前まで一切砲撃していない(この時ヤマトは右舷にいるので戦闘空母と同様、射線は通っている)。
もっと言えば、ビームも16話の時より細々としていて弱々しく・全門斉射も満足にできていない(ショックカノンの入射角から艦橋直下付近と艦底部の主砲はヤマトへ向けて射線が通っている。それに陽電子ビーム砲は無砲身だが2199第6話の撤退時のクリピテラ級、第15話のドメラーズ三世上方のケルカピア級、第18話のデストリア級より10~30度ほど仰俯角をつけて発射可能なことも判っている)。

この理由には同じく6章パンフの説明に「物質転送機は動力として母艦の波動エンジンを過負荷状態で動かし、照射範囲内の対象がワープ可能な空間を作る」ように記述されているので、此れが原因でミゴウェザーコーティングどころか主砲を運用するエネルギーすら暫く十分に作り出せなかったとかが挙げられる。
この考えについてはメダルーサ級が何事もなく連射していたので当初は他に原因が有るのではとも考えた。が、ドメラーズ三世の転送シーンとメダルーサ級の転送シーンを見比べると、モニター上の照射可能範囲などがメダルーサ級の転送機とは段違いだったり、目の前のエネルギー火線を一回転送するだけのメダルーサ級と違ってスヌーカ約50機やドルシーラ約30機のような大量の艦載機を複数回転送することで送り込んでいたことから、転送機の本家本元足るガミラスの方が高性能だが過負荷の量も大きいと考えることができる。

(5)PIC第7話でDS12基地からソージの故郷へ進路変更(この時ジュラティは部屋に居り、ソージが反乱を起こした一件でDS12からソージの故郷方面の亜空間トンネルへ進路変更したことを認知していなかった)、少なくとも9時間かけてボーグの亜空間トンネルへ到着・突入する際に、追跡していたロミュラン艦が態々遮蔽を解いて突入していたことからトランスワープ中に遮蔽は使えない。

アルジェロン条約の抜け道を突いてロミュランから供与・搭載されたDefiantの遮蔽装置だから見つからない~についてだが、少なくともDS9第128話以降のドミニオンには数光年先からでも見つかる様になっている。
以前の反陽子・光速未満の粒子では光年単位での索敵はどう考えても不可能なので、驚異的と表される第128話のセンサー基地(2光年先の遮蔽したディファイアントさえ見破る)は超光速粒子を利用しているはずであるが、後にDS9第157話にて(ジェムハダー戦闘機にが最低約0.1光年という長距離から遮蔽したクリンゴン艦を用いて追っ掛け回していた際に)タキオンスキャナーを用いていると明確に言及されているのでこれはタキオンスキャナーだと考えられる。
つまり何が言いたいかと言うと、タキオンに対しては位相遮蔽だろうがバレる。2199の超光速レーダーはタキオンを用いているので位相遮蔽は大した意味がない(旧作でタキオンレーダーと言われているだけとかの理由ではなく、2199第6話にて反射衛星砲の説明をする真田の宙域ディスプレイに「Tachyon tarticles oscillator~」と表示されていたり、2199内で超光速粒子について設定されているのがタキオン粒子以外に無いため)。

加えて、それ以前でも反陽子スキャナーの段階で朧気ながらバレていたり、遮蔽装置を供与したロミュランでさえワープ6・一日かけて約一光年進める速度を越えると遮蔽装置と干渉して亜空間の歪み(DS9第48話によるとあまり一般的な知識ではない。またDS9第73話によると艦隊規模が大きくなると増える)が発生してセンサーに引っ掛かることが判っている。
この亜空間歪みは通常のワープでも発生し、しばらく残る(DS9第41話)。トランスワープでも亜空間破壊や大量のタキオン、重力束等を発生(VOY第109話、第152話等)させるので結局のところ宇宙の広さを考えれば隠密行動なぞ不可能。
無意味なくらい広大でほぼ何も無い銀河間空間だと、(周波数を調整し合ういたちごっことかのレベルの知識しか無いようなんで言うが)長距離進軍しながらジャミングなんてしても自分がいる付近はここだとバラしているだけなので逆効果。隠れる何て結局はそこから出て亜空間の歪みや痕跡を残しながら(超光速で)時間をかけて動くのだからあまり意味がない。
なお、タキオンネット(TNG第101話の説明では艦同士をタキオンビームで繋げ、そこを通る遮蔽艦を探知出来る様にするとの説明)のような網で索敵はあらゆる意味で無理なので論外。室内や限られた敷地内・地面の上に赤外線センサー用の送受信機置くんじゃあるまいし。
物語性ばかり優先して三次元で立体的に艦を動かせる広大な宇宙空間と艦の大きさ・移動スピードをろくに考慮しなかったとしか思えん。
例えば、TNG第101話でのロミュラン艦は回り込めばよい以前に、遮蔽しながらタキオンネットの画像すら手に入るのだからすり抜ければよい。
VOY第46話の話は、Swarm領域は数百のセクター(一セクターは直径20光年の空間byTNG第86話 StarTrek Encyclopedia)で構成されるとニーリックス経由の情報で知っているのに「迂回するのに15ヶ月もかかる」何てあり得ない。一年で1000光年進めるヴォイジャーからすりゃどんなに進路を邪魔するような領域配置だろうと最短コースを意識すりゃ9~10ヶ月で済む。
それ以前にこの回は、付近に強大な国家や勢力が特に存在していないにもかかわらず、半周で15ヶ月もかかる領域の中で中心部方向にたった4日で通り抜けられる所が有るかと思えば、ジェインウェイ艦長は交渉する気があると言う割に数日も待たずに勝手に領域侵入(簡易的な翻訳機がその後すぐ出来たのだから、交渉の余地は少し待てば出来た。Swarmも最初は勝手に侵入してきた乗組員を殺さず一旦帰したのだから)するやら、シールドが落ちているのに終始一人ずつ殺られに来るSwarm(この回の序盤で二人同時に転送出来ることは判っている)やら、明らかに設定屋が設定をまともに扱いきれていない
等々、タキオンネットが出る回は科学的、SF的な考証はまず疎かにされてる。

その他、VOY第44話の星系外から遮蔽艦を探知できるタキオンスイープ(Tachyon sweepの直訳)とか言う一種のタキオンレーダーもあんのに頑なに取り入れないのは、それすら見てないからだろうね。
ついでにコメント見返してると、超光速かつ遮蔽に対応できるかな?とかドヤってた癖に超光速の話とは全く関係のないPIC第7話のシールドを展開したライカー家内部の対遮蔽センサー(必然的に対個人遮蔽用センサー)程度の知識しかなかったり、これに限らず自分でした話すらも都合が悪くなったら無かったことにして滅茶苦茶なこと言い始めるわ、自身の失敗を熊0803のせいにするための工作し始めてるわ、熊0803が話したく無くなるのも納得。

ステルスや索敵に関しては、もうコスモゼロのものは妨害電波とかじゃなくて公式設定でステルスフィールドだと突っ込まれてるが、その2199に対してスタトレはVOY第50話にて(1990年代の)地球のレーダーの目を眩ますためにわざわざヴォイジャーがシールド調整を行っているので普段は20世紀末の電波レーダーにも捉えられてしまう程度。
VOY第104話でデボア帝国の無人スキャナーアレイ(全体としての索敵範囲は10光年、40秒毎にワープフィールドや通常エンジンのパワーを探知するセンサー波を発信。なお後に判るがデボアのセンサーは対屈折シールド用のセンサーと併用できない)をやり過ごす為に、一々探知されないレベルまでコアやエンジン出力を落として乗り切ろうと言う作戦を採っていたので超光速レーダーに対してもろくな耐性がない。
そんなヴォイジャーと対照的に、この回のデボア艦が屈折シールドと言うステルスフィールドを装備していてヴォイジャーのセンサーでは30万m先(1光秒先)でやっと探知できたことを思えば、一部の種族を除いて普段からステルスなんてやっていない。

索敵も2199のワープは2章BD付録の説明によると「現代物理学における宇宙モデルの一つである「ブレーンワールド(膜宇宙)」に基づき、「膜」を歪曲することで膜上の2点を近づけ、その間をワームホールで繋ぎショートカットする」と言う原理なので、(結局のところ秒速0.03光年のような超光速で移動してるだけのトランスワープと違って)通常ワープで約200光年先とか解析情報が必要になる関係上、万が一事故が起きないよう相応に数百光年先の状態が判るくらいの性能はある。
ついでに言うと、ワープ原理から言って空間そのものに直接干渉・大規模な範囲で操作出来るエンジンなのでタキオンを入射して小さく余剰次元を展開できるとかはしゃいでるレベルの代物ではない。

更に言うと、2199本編や2199のシナリオ集にはヤマトがワープする際の次元波動や空間航跡をガミラスは遠距離から探知していたり、公式設定資料集GARMILLASで「空間航跡減衰装置によって隠密行動が可能」というFS型宙雷艇の存在が明らかになってるから(宇宙の広さを考えたら移動は殆どワープ頼りな以上)こういう物に対してのシギントが得意なんだろう。
ボーグですら亜空間通信や亜空間通信ベースの通信技術(TNG第152話等でボーグは亜空間通信で連絡を取ることが明らかになっている。VOY第146話のトランスワープシグナルも、それ用の通信設備の無いヴォイジャーがボーグクイーン側からの一方的な通信を受け取るのではなく相互リアルタイム通信をしている以上、トランスワープチューブを利用した亜空間通信)に頼っているのに対して、2199第6話や第14話で見せたように銀河間を物ともせず相互リアルタイム通信が可能なほど超光速粒子の発信・制御技術等が発達してるわけだし。
現に2199第3話でヤマトの位置をリアルタイムで掴んでいなかったガミラスが、ヤマトがワープアウトして直ぐに木星へワープアウトした空間痕跡を確認した(2199全記録集・シナリオ集では、ワープアウトして直ぐに冥王星基地側からも木星へワープアウトした次元波動・ワープの空間航跡を確認した)とガンツ小佐から報告が為されている。


話を戻すと、対してスタトレはTNGマニュアルに一日辺り一セクター・半径10光年以外に中~低解像度なら17光年先の情報が判るとされている。これに関しては進んだ技術を持つボーグも同程度で、セブンオブナインがボーグデータノードを渡した際に9光年先で航行中のボーグキューブ3隻に対して危険は無いと言っているのでそのレベル(VOY第109話)。
逆説的に言えば、このような索敵能力なんで一日かけても数光年程度しか進まない通常ワープ(最悪その場で得たデータだけでも行ける)ならともかく、トランスワープ中にはアクティブセンサー・超光速センサー使っていかないと下手したらぶつかる。これは光学、赤外線等から情報を得るパッシブの性質(TNG第68話でも言及されるが、基本的なこととして超光速粒子は自然に存在しないため)を理解してればすぐ判る。


(6)公式設定資料集のガミロイドのみの無人艦やガミロイドの航宙艦艇の乗務員として配備されてる等の説明に見て見ぬ振りを決め込み、星巡る方舟でガミラス艦は艦橋要員や一部パイロット等しか描写されていないことに対して「それが全て」とか言い始めてるが強引過ぎる。

基本的に人間がプログラムしたことしか出来ない(自己学習にしろ人間の学習する感覚とは異なったAI用に設定された学習方法でしか学べない)・本質的にファジーな思考が苦手なアンドロイド兵に、「何が起きるかわからない」の極致である戦場で各システム中枢すら殆ど任せっきりにしてしまうのは人手不足が極度に進んでいるとかじゃなきゃリスクの方がデカい。
それにハッキングやら電子戦で負けた際のシステム障害やらへの耐性がかなり低下する関係上、ダメコン(ダメージを最小限に抑えるかつ素早く復旧させる)の意味でも艦橋や通信室やら重要設備等のシステム中枢部は人間が担当していても何ら不思議はない。

(7)その後の展開はともかく、2202序盤では(ガミロイドや大規模工廠を始めとした各種技術など)ガミラスの全面的な支援+2202からワープ時に使われてるとされた次元エターナルキャンセラーを駆使して時間断層内で少なくとも15年かけ、アンドロメダ級やD級を開発・設計し十数隻建造していた。

一般に、(模造品や試作品を作ることに加えて)機械を生産しやすく故障しないものに改良するにはありとあらゆるものを改善する必要がある。製造設備、生産ノウハウ、材料の選定に製品の評価。これらはエンジニアリングの本質であってどれも一朝一夕にはいかず、天才が一人や二人居たところでどうしようもない。

ついでに言うと、(各章パンフやDVD付属のメカニック等の説明をまとめると秒間1発ペースは各砲に設置されたコンデンサで、威力は大型化したビームジェネレーターと砲身中間に備えられた陽電子収束器によって)陽電子衝撃砲より威力と連射速度が向上したのが収束圧縮型衝撃波砲とのことだが、当の陽電子衝撃砲は2202第1話でガミラスの280mm三連装陽電子カノン砲(星巡る方舟でラスコー級の船体を斜め上からごっそり抉り取っていた。なお、280mm三連装カノン副砲12門のために機関の大型化など大改装を受けたデストリア級が主砲にしないことから330mm三連装陽電子ビーム砲より弱いと思われる)より弱々しい金剛改型宇宙戦艦の36cm三連装主砲も発射音やビームスペクトルすら明らかに違うにもかかわらず陽電子衝撃砲扱いにされていたり、5話でアンドロメダの40.6cm三連装衝撃波砲が岩石・小惑星の塊を斜めから削り取る形なのに5~60m削って消失したり(口径に差があるとはいえヤマトの陽電子衝撃砲は一門一門がクリピテラ級複数隻やデストリア級を叩き折ってなお余りある威力を持っている)、
2199第3話の波動砲に比べて2202第1話の拡散波動砲(浮遊大陸程度の狭い範囲に密集した艦隊に対してのもの。ヤマトと同様ビームが標的に命中すると大爆発を起こし、周囲の物体も誘爆させる)は火球の焼失速度がかなり早い上、燃やし尽くせていない破片が広範囲に散らばっているなど威力がショボい。2202製作陣がそこまで考えていたかは謎だが、地球産波動コアの性能が相応に低いものと考えられる。

最後に、軽々しく準光速の質量攻撃で地球が木っ端微塵になんて抜かしてるが、それほどの運動エネルギーを叩き出すには相対性理論の関係でそれ以上のエネルギーを使って加速しなきゃいけないのを理解してないとしか思えない。
あとそれを頑張って出来るようにしたところで、地球の自己重力エネルギーを上回ることだけですら(準光速を光速の90%と仮定して)約1000億~1兆トン・岩石質の隕石で言うなら直径数百kmクラスの大質量を用意+コントロールしなきゃならんし、用途も限られることから余程のことがないと費用対効果が悪すぎる。

一応、マルチキネティック魚雷ーー地上と違って抵抗力で速度が落ちない宇宙空間の兵器としてナノプローブを光年単位で拡散出来るのだから、爆発威力とかの問題ではなく超光速技術が使われてる魚雷のアイソトン(魚雷威力の単位としても普通にスタートレック内で使われるし、『STAR TREK STARSHIP SPOTTER』や『DS9 TechnicalManual』を俯瞰するに数字が25アイソトン以下→53.6アイソトンと約2.5倍になれば威力も比例して2.5倍程度になるように書かれてる)が魚雷威力の単位じゃないとする様な所を観るに基本的な設定すら理解してない可能性があるから言っておくと、
ワープやトランスワープで超光速に加速していても、それとは別に船体はワープフィールド・構造維持フィールド内で静止している(このためウラシマ効果を受けない)からワープ速度での特攻は不可能。
なので、光速の90%に加速したギャラクシー級(一隻辺り450万トンby『STAR TREK STARSHIP SPOTTER』)を2万~20万隻分用意して同時に叩き込まないと地球の自己重力エネルギーすら越えられない。


やりたいことばかり重視して安易に設定改変しまくる2202以降の脚本家じゃあるまいし、都合の悪い意見を敵視したり、ラノベや聞き齧った知識で現実知った気になって偉ぶるくらいならもう一度勉強し直せ。
少なくとも引用してた月のクレーターが100Mtで1kmとか言うアレは、月面で核実験したんじゃなくて情報源辿ると核実験でのデータはあるが、月面を削れた量に関してはTNT爆薬でしかやってない。
それを引用した奴が、TNT爆薬で得たデータだけを無理矢理TNT換算のみで100Mt水爆に当て嵌めて発生するクレーターは1kmとか勝手に言っているだけ。(TNT換算では大気圏内での爆風の破壊力は同等と判っても、核爆弾は同時に熱、高エネルギー放射線等による影響があるので同等には比べられない)

熊0803の出してるNASAとかが研究してる物を見て確認しようと思えば、もしくはそうでなくも記事の信憑性を少し確かめようとすれば判ることだと思うが、これくらいは気を付けられんの?
現にNASAやNNSA(国家核安全保障局)等が協力したLLALの研究「Nuclear impulse could deflect massive asteroid.,2019/10/23」のシュミレーション画像や動画によると、1Mt核爆弾のX線出力(このシミュレーションでは前提として単位面積辺りのエネルギーがも最も高いとされる中性子線等は除いて、考慮しているのはエネルギー量が正確に判っているX線だけとしている)で直径500mの小惑星の表面の大部分を軽く蒸発出来るとされてる。
小惑星を粉砕するとかマッキンリー山レベルの岩石を吹き飛ばすとかじゃなくて、熱や高エネルギー放射線をダイレクトに浴びせることで表面を励起・蒸発させる、つまり広範囲にクレーターを作るだけなら、火球の半径に対して約0.6倍位の半径のクレーターになる地球上(by nukemap、トリニティ実験等の地表へ直接与えるエネルギー量を最大化できるように設定された地表核実験)より簡単。

宇宙戦艦ヤマト2199での西暦2199年時の天体の位置に関しては、科学考証を担当した天文学者の方が出している本の通りでしかない。それ抜きでも地球から見た相対的な恒星の位置なんて、恒星の名前の由来が天球上の位置が不変で恒久的に見えるという理由なくらい動かない(1718年にエドモンド・ハレーが紀元前150年の記録と比べて、大マゼラン銀河方向にあるシリウスの位置が0.5度ずれてたことを発見したとかそんなレベル)。そこに根拠不確かなこと言って違うと反発しても何にもならんぞ?
あと、証拠が無くて不利になったからって言っていることではなく「資料が高い!買えと?」とか滅茶苦茶な反論・話をすり替えて逆ギレすんなよ。
そんなんだから理解の一助になるような参考資料すら示さず、話を聞かないと言う意味で喧嘩腰みたく言われてる意味すら分かんないのだろうけど。

少しネットで公開されてる物とか調べようと思えば、フォッカー・プランク方程式を用いた惑星間での宇宙線や高エネルギー太陽粒子の拡散係数は10^21~10^22cm^2程度(by https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/0032063365901315)とか出てくるのだから、資料が高いとか滅茶苦茶な文句ばかり言う前に調べれば済む話じゃん。

この小説は宇宙戦艦ヤマト2199の世界観のssでも、スタートレックの世界観のssでもない。ただの作者の自己満足ss。
なのに感想欄でやってることは「ドラマ本編に~な設定がある」とか、内容の薄さにもっともらしさを付け加えるための真っ赤な嘘や(自分で理解しているのかも怪しい)難しいことを並べ立てて言い訳作りをしてるだけでしかない。
相手にとやかく言うより、まず自分が嘘で塗り固めた主張で話をすり替えて滅茶苦茶なこと言ってるのに気づけ。


2023/Aug/05(Sat) 08:41 pm

編集削除 Pass:

[27]紙カタ◆30a00978ID: 2ce3e7d6
熊0803氏へ
編集だと認知出来ませんから、反論するなら新規で書いて下さい。

>ECMが意識されている2199世界の常識・レーダー類の有効距離など
現実でもこの分野は鼬ごっこで、DBFレーダー等と普段から対応する方向ですから、スタートレック世界でも意識して書く必要も無いだけかと。

>ただ、2018年に書かれたこの小説に『スタートレック:ピカード(2020年~)』で公開された設定を持ち出す。
消された様ですが、そもそもは、熊氏がトランスワープは天体を頻発に止まって避けないと駄目と言い出したのが発端ですよね。
それは全くの憶測ですし、私は止まらずに曲がれると考えてたから、ピカードで裏付けされただけなんです。

>そもそも量子魚雷(全長1.38m)自体が対ボーグやドミニオン用に
試験と実運用は別と知っていれば、違和感は有りません。
既存魚雷のインフラを一部活用するためにナーフした可能性や、試験だから技術限界に挑戦したとか。

>加えて、以前書きましたが現代でも作れる大型水爆程度のエネルギーで2199のガミラス艦を撃破出来るかどうかは、
これは色々と理由を考えられます。
長い平和が内惑星戦争まで続いていた世界ですから、核兵器をライン毎(或いは核融合の実用化で濃縮技術等も)を廃棄していた可能性。
恒星間文明な相手が、過激に反応する可能性が考慮されて自粛していた可能性。
放射電磁波が面倒で、敢えて使わない可能性。
再生産体制が整った頃には、プルトニウムや三重水素やベリリウム等の材料が採掘不能に成っていた可能性。
(で、ヤマトの3式融合弾は脱出船として後がないから搭載乃至は作った)
上の理由ですが、特にメ号では通常魚雷やミサイルを核弾頭を使用しないメリットが無いんですよ。
ガミラス艦も艦同士やビルにぶつかっただけで撃沈されてますから、核爆発が直撃したら効かない事は無い筈です(なので、それ以前に使ってない可能性)。
因みに恒星間文明が本気で惑星を攻撃した場合の最大リスクは準光速による質量攻撃です(これは波動砲なんて目じゃない威力で、地球が簡単に砕けます)。

>マルチキネティック中性子魚雷の500万アイソトンも威力
アイソトンは単位として不明ですから、そうとも限りません。
コクレーンの様に、強度を表す可能性や乗数の可能性ですね。
少なくとも、星系全体に影響を与えて、星系脱出速度を超えて半径5光年にナノプローブを拡散させる威力や効果が有りますから、惑星を吹き飛ばす程度は余裕かと。

>つまりマルチキネティック中性子魚雷とは
理論が同じの小型改良版と考えて下さい(当時は再視聴環境が無かったので)。

続き

>「小惑星に3kmのクレーターを作る(ENT:帰還なき旅、ENT: トゥポルの反乱)」=良くて10Mt程度のエネルギーなことからも、計算は合っていると思います。
合ってません。
月に核兵器を撃ち込むとどうなるのか?
tps://gigazine.net/news/20201216-kurzgesagt-if-nuke-the-moon/
これでは、100MTの核爆弾を月面で炸裂させても1キロのクレーターしか出来ないと書いてますね。

4万光年等についてはこちらの勘違いでした。
申し訳ない。

>オーバーロード(5TJ)させていないフェイズ砲(500GJ)×3門すら出力差の関係上碌に防げないという事が有るなど兵器威力の設定に関しては確実に混乱が有る・整合性がそれほど考えられていない部分が多いと察することが出来ます。
フェイザーは、出力=破壊力では無いと言うだけでしょう。
混乱と言うか、意図的にそうしてるだけかと。

>結局、何をもって突飛と言いたいのでしょう?
重力はとても弱く、電磁気力等の方が桁違いに強いからですね。

>第二バレラスの波動コア制御室周辺に全く人員が配置されていない描写が出てくるため、
あれは第二バレラスだからこそでしょう。
信頼のおける人員を確保する手間よりも、ロボットの方がマシだっただけかと。
その証拠に星巡る方舟や2202では、乗員として出て来ません。
人間より何かしら劣ってるか、文化や社会的な事情が有るのは確実です。

>よくあるAIコンピュータの反乱なども言いたいでしょうが
そんな事は言ってません。
そして、人工知能が人間知性を超えるのは時間の問題です。
GPT-4がアメリカ司法試験の合格ラインに余裕と言うニュース
tps://news.yahoo.co.jp/articles/1d2b2186efdd186c70c61dee5e02f8f3febbb766
人間だって、経験の結果で最適解を推論してるに過ぎないんですから、技術が進めば当然ですね。

>先導艦が使っちゃってますし、6万隻へ向けて通信波を出しちゃってるじゃないですか。
だから、紛らす、偽装する、アナログを使う等と言ってますよね。
スタートレックだと遮蔽中でも外部は分かりますし、探知されにくいセンサーが有るのは確実ですね。

>というか光年単位の索敵能力すら無い(5話)とはかなり考えにくいです。
普通に網を張ってただけでしょう。
リアルタイムで把握してたなら、機雷や遠距離攻撃等のハラスメント攻撃が頻繁に行われてる筈です。
少なくとも、センサー範囲の制限かリアルタイム性の欠如が無ければ説明出来ません。
ヤマトよりも頻繁にワープできるならしない理由が無いです。

>大量のレーダー波、味方の物ではない通信波などを発する
遮蔽艦ならあり得るんですよ。
そもそもステルス中なのに、相手に探知されるアクティブセンサーを使う方が非常識です。
現実では相手に探知されない(にくい)電波周波数を利用したり、完全な受動センサーを使います。

>何か致命的なデメリットが無ければ間違いなくドミニオン戦争時や対ボーグ戦に向けて実用化されます。 
超フェイズシールドやらスタートレックはバランスブレイカーな兵器は作劇上邪魔だから駄目なだけで、この作品にそんな縛りは無いんです。
だから、中編でさっくり終わらせたんです。

>その前の作戦会議で本来迂回ルートを取る予定だった所まで近づけたのは、
結局、センサー性能や範囲の根拠には成らんですね。
スペック表や明確な描写が無いと。
推測が入りすぎてる。

>コンバイナーさんの言う通りかもしれませんね。話が通じてないですし、コメントは中盤辺りからケンカ腰(指摘やコメントの切り抜き方が話題からずれ過ぎてる割に、自身の言論については理解の一助になる参考文献等を一切示そうとしない辺り)になってますし。
ケンカ腰はそちらもでしょう。
根幹となる転生特典も読まずにケチ付けられたら、雑な対応にも成りますわ。

>と言うか「エネルギーピークとエネルギー量の区別をつけましょう。」と碌な根拠もなく言ってることに関しては、
これは、パケット数を増やした説明で分かりますよ。
反応時間が短くなればエネルギーピークが上がると言う当たり前の理屈。

>(※10)そもそも2199の世界観・次元波動理論の元で作られた波動エンジン関連技術を
これは、藍羽浅葱が天才だからと、特典知識により技術的受容性が高められてたからですね。
ストライク・ザ・ブラッドのヒロインで、原作ではタイムマシン作れちゃう子なんです。

>波動防壁に関しても、
2205でのゲシュタムウォールはショボい強度でしたし、実は大した事は無い疑惑強いです。
或いはイスカンダルが課した枷が邪魔してる可能性も有りますね。
第二バレラスの波動コアが大きいのを沢山使ってたのに、地球は2202でイスカンダルコアサイズを大量生産してましたし。

>「対ビーム、デブリ防御フィールド」が存在するとされる記述の他
個人の推測ですね。
デブリに関してはディフレクター盤みたいに退かしてると考えた方が自然です。
ガミラスはトラクタービームを2199から備えてる位ですから。
そもそも、磁気フィールドで磁性がバラバラなデブリを全て弾けるわけないです。当たります。

>波調/位相(上記の説明やスタートレック:ジェネレーションズでシールド変調の周波数と同調させた光子魚雷の直撃を受け撃墜されたEnterprise-Dの例もあることから、単に波形の時間的なズレのこと)を変調・調整した重力波/重力場です。
これだと、度々出て来る極性を反転したり、シールドを調整して時空シールドって何だって話になるんですよ。
少なくとも、単純に周波数が有り、反発してるだけでは無いです。

>なお、"The Survivors"[TNG]"にてEnterprise-Dのシールドが400GWの反物質砲を一射目から防ぎ切れず、
これですが、向こうのトレッキーに拠ると運動エネルギーを言ってる可能性が有るそうです。
tps://www.ditl.org/article-page.php?ArticleID=31&ListID=Articles


>続いて3点目に「ガミロイドが艦に乗ってること自体が少ない」なんて言える描写は全くありませんし、
ブリッジには写りませんね。それが全てかと。
人間よりも仕事が出来て、拒否感が無いならガミロイド中心に成ってる筈です。

>そして4点目にシリウス(銀経237.17度、銀緯マイナス8.89度)に行って太陽系を挟んでいるから関係ないとのことですが、
ほぼ反対です。
tps://masaplanetarylog.seesaa.net/article/201212article_2.html

>加えて5点目ですが、通常空間での不可視化ですら莫大なエネルギーを消費する遮蔽装置(重力レンズ方式)をトランスワープ中に使える艦など見たことありません。宇宙という基本何もない・極めて広大な空間で天体現象に紛れる手などは、待ち伏せならともかく大遠征となると早々に限界が来ます。
改良型の波動エンジンを積んでますし、そもそもディファイアントと同じく位相遮蔽なので、位相遮蔽技術を知らなきゃ破り様が無いです。

>また、まるでスタトレ勢は超光速かつ遮蔽状態の艦に対応できる様な言い方ですがそんなことはありませんし、
ピカードですが、有りますよ。
ネペンテでライカーが対遮蔽センサーを起動させてます。

>そんなものを一緒くたにして「数光年の索敵技術が有ることには異論は有りませんが、果たしてそれは超光速で」と言うことは前提からして間違ってます。
ガミラス艦がリアルタイムで数光年先を探知してる描写は有りませんから。

>さっさとガミラス側は師団規模・千~千五百隻程度の艦隊(※16)を複数動員して、安易に戦力増強出来る時間を地球側へ与えることを許さず早めに殲滅しにかかる・被害を抑える様にも動くべきだと思います。
技術的に劣勢なので、よほど数の差が無いと一方的に狩られます。
それにガミラスは、民族問題や派閥対立に、ガトランティスの火消しにドメルを動員する位にカツカツですから、早期に圧倒する事は無理です。

>あとこれは余談ですが、タキオンビームネット("Redemption, Part II"[TNG])は三次元・立体的に艦隊を動かせる広い宇宙空間だと回り込める以前に穴が多すぎるので、
ヴォイジャーでは広範囲を覆ってる種族や、ONLINEでは単艦で使える艦も有ります。


>銀河間の距離をものともしない超長距離通信技術を持つガミラスと比較すると非常に大きい技術差が有ると言えましょう。
ボーグテクノロジーが使えるなら、トランスワープシグナルを使わない方が不自然でしょう。

>移送速度だけなら優るアイコニアのゲートウェイやシカリス由来の転送技術は、少なくとも宇宙船や艦隊の移動に使える大きさを持つ代物・技術ではない
アイコニアにはダイソン球も運べるジャンプが有ります。

1万3000円の資料を買えと?

プラズマ飛翔鏡は、そういう風に波に載せると言う話です。
少なくとも重力ビーム実現するよりは近そうと言うね。



2023/May/06(Sat) 02:17 pm

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[26]紙カタ◆30a00978ID: 2ce3e7d6
コンバイナーさん
当然、ボーグやENTで出て来た“謎の自律浮遊基地“の技術も含んでますよ。
と言うか、何で転生特典と言う技術チートの根幹を無視して指摘して来るのか理解出来ないですね。

それから、指摘しますと。
惑星間弾道弾は、威力が出れば良いので、大型水爆のケース(鞘)に過ぎないでしょう。
ガミロイドが居るので、一度ラインか大型の3Dプリンターを作ってしまえば後は資源問題ですね。

あと、陽電子砲等と違い、現実ではフェイザー兵器は実現の取っ掛かりすら無いんですよ。
で、スタートレック劇中でレーザー兵器は二世代前の兵器と言われてます。
つまりは、連邦レベルだとエネルギー出力と破壊力は=じゃないんです。(明確に)
単純なエネルギー出力で破壊してるなら、メガワットクラスで地殻をぶち抜いたり、シャトルのハッチを焼き切るのに一時間も必要なハンドフェイザーで人間を蒸発させたりビルを吹き飛ばしたりは無理なんですよ。

2023/May/06(Sat) 06:22 am

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[25]コンバイナー◆c3f20171ID: 29fc50b7
TNGのテクニカルマニュアルでは艤装(光子魚雷やトラクタービーム等)が全て完了していなかったUSSエンタープライズBの建造に3年かかるとされてたり、『スタートレック: ファーストコンタクト』でUSSエンタープライズEが「船体建造期間1年」と言われてるからなぁ。

全長1511m、直径947mの巨大構造物を使い捨てのミサイルとして運用するガミラスの工業力って割りと凄まじいのよね。しかも、2199公式設定資料集を見ると遊星爆弾以前から実用化されてて各前線基地に普通に配備されてる(冥王星基地の地下サイロの図を見ると数十発程度は格納出来てる)とのことだから余計に…。

加えて火力面でも、デウスーラ2世レベル(600mクラス、左右の武装ユニットはエンジンではない)に船体が巨大化するとは言えゲシュタム機関でも波動砲は装備できるし。正直なところ数百GWレベルの兵器で通用するスタトレ勢じゃ力不足感はある。
(バイオシップとかだと話が別。艦首砲一門しか武装無いけど、確かボーグキューブと比較して全長300m位のバイオシップ8隻+一回り大きいエネルギー収束船1隻が3~4秒チャージして形成したビームが惑星を破壊してたから)

まぁ結局の所それらを思うと熊0803の言うことは最もではあるし、作者の最初の口調だけ丁寧な批判のための批判コメントに対して説得力のあるコメントだなぁとも思ったのだけど、その上で一つだけ質問したい。

一日の総ワープ距離勝負って、秒速0.03光年だと1000~2000光年程度vs一万光年程度じゃなくて、1000~2000光年程度vs2600光年程度じゃね?細かいようだけどそこだけ気になっちゃって…。


2023/May/05(Fri) 11:09 pm

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[22]紙カタ◆30a00978ID: 2ce3e7d6
熊0803さん
ちゃんと読んで書いて下さい。
量子魚雷の件は当該サイトが閉鎖されてしまい確認が不可能ですが、威力に関するメモは残ってたので根拠がある筈です。
当該サイトは出典付きで解説してるサイトでしたから

トランスワープについては
1話>「じゃあ、スタートレックに出て来る全勢力の科学知識が欲しいです」
これが答えですね。
ボーグから始まり、アイコニア等も網羅してて、技術的な制約で段階を踏んで実現してるだけです。
それから、改良した波動エンジンを積み、波動防壁も張れると書いてるのに、何でワープ機能をオミットすると考えてるんですか?

魚雷威力に関してはエネルギーピークとエネルギー量の区別をつけましょう。
そして
>「小惑星に3kmのクレーターを作る(ENT:帰還なき旅、ENT: トゥポルの反乱)」=良くて10Mt程度のエネルギーなことからも、計算は合っていると思います。
所が合いません。
大気圏内では、大気という力を伝える物質がある事を考えましょう。
つまり、その3キロのクレーターはほぼ電磁波だけで作られたんです。

シールドと攻撃のエネルギーの不整合は、多用される“位相”という言葉とシールドはエネルギーを集中出来るという特性から説明できます。
例として電波メタマテリアルの話になりますが、電波を自分で打ち消し合うメタマテリアルは既に開発されてますね。
実際の所、シールドの位相が何をさしてるのかは分かりませんが、不整合を許容しうる技術は現代でもあるという事です。

ライデンフロスト等は大気中での話です。
そして、真空中では拡散する前に着弾する速度を実現してれば済む事です。
陽電子には質量が有るので、光速より圧倒的に遅い速度でしか拡散しないのでね。
わざわざ重力ビームの照射とかしなくても

ガミロイドが人間の代わりに艦艇に乗ってる事自体が少ない或いは不満が出る事からも、ガミロイドは人間を上回る物では無いか、或いはガミラスに文化的なブレーキがあるのは容易に想像できますね。
連邦は、連邦としてポジトロニックブレインを作れる様に成ったのはピカードの時代からだからですし、それでもデータには遠く及ばないシンスです。


>先導艦が使っちゃってますし、6万隻へ向けて通信波を出しちゃってるじゃないですか。それに、遮蔽状態で大規模艦隊運動・大遠征なんかしたら衝突事故等が多発してしまうでしょう。
なんで馬鹿正直に通信波を出すと思うんですか?
味方が判れば良いので、あらかじめ経由地点を決めたり、通信筒を使ったり、宇宙の天体現象に紛れる手段や信号を使ったりと手段は無数に有ります。
宇宙では数万隻程度スッカスカですし、何のために偵察艦隊が居たと思ってたんですか?

ヤマトはその前にシリウスに行き太陽系を挟むグリーゼ581に行ってる事から関係無いかと。
恐らくは太陽系から詳細な観測が出来て、情報が有る星系でワープテストを行ってるだけですね(実際に8話で、“次は”とワープ距離を伸ばしてる的な台詞が有る)。

シリウスから地球が見えるVLBI望遠鏡等、数光年の索敵技術が有ることには異論は有りませんが、果たしてそれは超光速で遮蔽技術に対応してますかな?
少なくとも、ガミラスやガトランティスではシャンブロウを発見出来ない事は分かってます。

>その前の作戦会議で本来迂回ルートを取る予定だった所まで近づけたのは、メルダがガミラス基地へ通信して「(ディッツ提督の御令嬢という権威・影響力のある立場から)遭難していた所を別任務で通りかかった味方艦に偶然助けてもらった」「彼らは急ぎのためここで別れる(流石に近づきすぎると基地からの光学観測でヤマトだと判る+監視衛星がある場合に超空間映像通信でバレるとも考えられるため)」など強気に誤魔化してくれた(恩を返す意味も込めて)のではないでしょうか。
無理があり過ぎるかと。
そして、戦闘機とはいえ現代より遥かに進んだ宇宙船と宇宙服や宇宙食ですよ。
当然、トイレ機能程度は有るか、排泄物が出ない食事等で、数日程度はまず問題無いかと。

2023/Mar/17(Fri) 01:59 am

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[21]コンバイナー◆c3f20171ID: 29fc50b7
他人の感想だし勝手にすれば良いのだが、この小説ってオリ技術満載の代物が(特に後半)バンバン登場するから指摘なんかしても意味ないと思うぞ。

単にトレッキーがよく考えずに書いたってだけだろう。



2023/Mar/12(Sun) 04:55 pm

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[20]熊0803◆e323edbdID: baae119f
>言葉が足りませんでした。
>正確には、土星クラスのガス惑星の三分の一を吹き飛ばしてしまったらしいです。

それなのに何故態々そこについての出典を一切書かず「らしい」など表現を暈かすのでしょう?「キチンと調べて欲しいです」とか以前言ってた割に、この自分は良いみたいな対応はどうなのか。。
量子魚雷が「土星クラスのガス惑星の三分の一を吹き飛ばしてしまった」なんて設定描写は見たことありません。それが説得力の有る意見・納得のいく主張だとし続けたいならば、誤魔化し続けるのでは無くその根拠や出典(考察や参考文献等の詳細)をまず明らかにしましょう。

無論スタートレックと2199ヤマトは別作品ですし、世界観や多少の物理法則が違うので兵器の有効距離なんかの常識も変わってくるとは思いますが。
例えば、宇宙服を着用するとは言え(シールド抜きで)恒星の彩層すら普通に航行可能な熱処理技術を有する船体の防御力・耐久性に対するビーム火器の有効射程や、ECMが意識されている2199世界の常識・レーダー類の有効距離など(実際 "Descent,partⅠ[TNG]"や " The Siege of AR-558[DS9] "にて、電磁波やジャミング信号によりセンサーやトリコーダー等が無力化or索敵範囲が100m程度とかなり制限されていた)。

(※注)メ2号作戦時に隠密任務のためECMを起動する描写がある他、公式設定資料earthによると空間魚雷は高ECM環境下でも運用可能・弾体にステルス性など自衛装置があるとのこと(なお前者は、現代の複合誘導ミサイルでも解決出来ているので珍しい技術ではないだろう)

ただ、2018年に書かれたこの小説に『スタートレック:ピカード(2020年~)』で公開された設定を持ち出す。つまり、後付けでも何でも良いからスタートレックの方が優れたワープ技術等を持っている。矛盾などない!のように強引に言いたい考えでそちらが動いてることは明らかなので、このやり取り自体が段々不毛な気もしてきました。

>果たして、惑星連邦がそれ程の高威力兵器を魚雷に詰め込めたとして、実際に配備するかは疑問です

そもそも量子魚雷(全長1.38m)自体が対ボーグやドミニオン用にUSS Defiantや USS Enterprise-Eなどのような戦闘を主目的とした一部の艦が限定的に使用してる・開発を迫られた兵器です。(仮想敵であったボーグに対して善戦していたとは言い難いものでしたが)
それと先のコメントでお伝えしたように、この兵器の破壊力は桁外れに凄まじく、数十発もあれば惑星の地殻を充分に破壊して死の惑星にすることができるという ("The Die Is Cast" [DS9], "Broken Link" [DS9])。ドラマ本編でもそう説明されている、現実で言う戦略核のような大量破壊兵器です。
かと言って、地殻破壊程度では「土星クラスのガス惑星の三分の一を吹き飛ばせる」や、惑星を吹き飛ばせる(4話)なんて不可能だと言えます。地球型惑星の破壊にすら(例として地球を挙げると、その重量と半径から)約10^33J・2億ptレベルのエネルギーが必要になるためです。

(※注)「"What You Leave Behind"[DS9]」にて、ディファイアント艦内で「量子魚雷は残り45発しか無い」旨の会話がされており、もう1戦するには心許ない描写されている。ここからは量子魚雷が、ディファイアント級の様な小型艦一隻でも数十発以上は搭載できることが伺える。

また、下記のサイト・SFAPS宇宙艦隊予備校(映像作品の他、宇宙船のスペックについては『STAR TREK STARSHIP SPOTTER』を参考にしてるサイト--混乱を避けるため、オリジナル小説版、各映像作品のノベライズ版でのみ確認できる設定・人物等は原則として掲載していない模様--)によると破壊力は従来の--SterTrek:DS9 TechnicalManual[p.85]によると量子魚雷(2355年に完成モデルが検査され、2371年以降一部の戦闘艦へ導入開始)は52.3アイソトンで、25アイソトン(MarkIX 弾頭で達成された威力。2371年以降に配備)は光子魚雷の理論上の最大威力--光子魚雷の2.5倍とのこと。
https://www.sfaps.com/etc/keywords.php#RA

更にMemory Alphaの情報から言うと、25アイソトンの光子魚雷の威力は「大都市(スタトレでは、サンフランシスコなどがそう言われる)を数秒で壊滅させる(VOY:700年後の目撃者)」とのことで、NUKEMAPなどで確認すると数秒と言う反応速度を考えて総エネルギー量は50~60Mt程度(※1)です。

加えて、以前書きましたが現代でも作れる大型水爆程度のエネルギーで2199のガミラス艦を撃破出来るかどうかは、沖田艦長や地球連邦(三式融合弾や核融合機関などからして核兵器は有る)があそこまでガミラス艦を相手に苦戦している惨状(※2)をみると怪しいです。

マルチキネティック中性子魚雷の500万アイソトンも威力だけ言えば25アイソトン(50mt程度)の20万倍=約10テラトン程度なので「星系を吹き飛ばす」どころか惑星破壊も無理ですね。2199第22話でガミラス側から「惑星を破壊出来る砲」と言われる様に、全長3622㎞の浮遊大陸を飲み込んで蒸発させる・木星を逆モヒカン状態(地球数個分の穴が開いた状態)にするどころか、巨大フレアをもぶち抜く2199ヤマトの波動砲と比べて威力が低すぎます。
(下記サイトで言われる様なNUKEMAPのエネルギーが十倍になると被害半径がほぼ倍になる特徴を参考にすると)発生する火球の大きさも半径約200㎞程度ですし、白色彗星に対しては無力でしょう。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12271217482

元々「そんな大爆発を起こすと、星系全体に影響が出る」「半径5光年の範囲に"ナノプローブを拡散する"ことができる」("Scorpion, Part II"[VOY])と言われる特殊兵器であって「星系を吹き飛ばす破壊力」を持つ兵器なんて言われてませんし。
もっと言うと"Descent"[VOY]を見ると判りますが、"Scorpion, Part II"[VOY]にてセブン・オブ・ナインが画像データ付きで説明していたマルチキネティック中性子魚雷が出てきます。あの左右非対称の巨大艦そのもの(エンタープライズとの比較から、この小説に出てくる木星級空母より全長だけで2~3倍は大きい)がマルチキネティック中性子魚雷なのです。
つまりマルチキネティック中性子魚雷とは、本来は多少の防衛機能を持った「個より全体」のボーグらしい特攻用超巨大兵器であって戦闘艦に搭載する・そこから発射する(6話)なんて到底不可能な兵器技術だと言えます。

(※1)SterTrek:TNG TechnicalManual[p.68、128]によると、最大搭載量1.5kgの正・反物質から考えられるエネルギー量はE=mc^2より約64.5Mtだったり、光子魚雷の前身である光子性魚雷(少なくとも数千個にはパケット分けされておらず、対消滅反応の効率が悪い--最初の対消滅爆発で、内部の反物質が最後まで対消滅反応を起こしきる前に吹っ飛ぶと考えられる--)が「小惑星に3kmのクレーターを作る(ENT:帰還なき旅、ENT: トゥポルの反乱)」=良くて10Mt程度のエネルギーなことからも、計算は合っていると思います。

Yahoo知恵袋 「反物質爆弾について」https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035767350

(※2)2199第1話時点の地球艦隊は、固定式艦首陽電子衝撃砲や(磯風型が搭載するのは通常の魚雷だが)開発が間に合ってユキカゼに搭載された敵艦を撃破可能な試製魚雷(公式設定資料earthより)以外で、艦隊戦にてガミラス艦に有効打を与える手段がありませんでした。

なお余談ですが、スタートレックには魚雷威力の目安の一つとしてアイソトン(例えば、USSヴォイジャー就役当時(2371年)の物が25アイソトン)が有り、その後の生命体8472の話("Scorpion,PartⅠ"[VOY] )でいきなり威力が200アイソトンに上がってますが、
更にその後のオメガ破壊指令の件("The Omega Direclive"[VOY])で、54アイソトンを目指して魚雷開発(数百にも上るオメガ分子を目にして「シャトルで行っても解決できないぞ。この船の全クルーで対処するしかない。」 「それでも攻撃力が足りない。」の後「計画変更よ。アイソトン爆弾80発分にして」と言っている所から)していたりするので200アイソトンは明らかに誤設定だな。とも解説動画・サイト、ドラマ本編などを調べていて思いました。


>ディレイタイムが有るので、ワープ速度でガミラス艦がトランスワープを上回るのは一瞬だけです。
で、使い勝手もラ・シレーナがワープ中に進路変更出来てるので実用レベルでの不便は有りません。
超空間ネットワークのゲートは何処にでも有るわけじゃないですし、ガミラスには作る技術が無いので無意味な仮定ですね。

最大だと300~500光年、通常ワープでも63.7パーセク=約200光年の距離を"主観時間"で1ナノ秒(距離によってこれが伸びる描写や設定はない)で跳躍可能なワープに対して一瞬で振り切られてることは変わりないですし、めっちゃ良心的に解釈(※3)しても秒速約0.1~0.2光年の速度で追いつく頃(数十分後)にはデブリや星間物質、惑星内等々に隠れて偽装したり、ワープ等で移動を行う・暗号化した超空間通信を送る猶予などが生まれるので無意味ではないかと。

(※3)「4万光年を数日で踏破」を3日程度と解釈--4万光年を~というのは、そもそもS1-7話で混乱した艦内にてリオス船長が「いまやピカードは最大ワープで何日もかかる惑星に行っちまった!」と感情的に嘆いたセリフから来ている(何十日とは言っていないので、十日単位ではなく日単位で数えられる距離というだけとも取れる)上、S1-9話でボーグのトランスワープ・コンジットを態々使ってワープした時に「あっという間にここまで来ちゃった。もっかいやるのは勘弁して欲しいけどね」「我々は15分で25光年もの距離を移動したんだよ(秒速約0.03光年、4万光年を踏破するには約15日かかる速度)」と言われる辺り、こんなに速くはないだろうが。

また、七色星団前の超空間ネットワークの説明場面から、マゼラン銀河方面だけでなく銀河系方面にも亜空間ゲートが多数ある(ヤマトは復路にて6万光年跳躍できる方を--ガミラス側に教えてもらったのか--使っていた)ことを言いましたが(とはいえ、別に何処にでもあるなんて一言も言ってませんが)、これは重要な要所にあれば戦略機動の面で防衛上かなり優位というだけの話です。
戦闘機の推力ですら、3万光年を5~6分で踏破出来る亜空間ゲート群の機能って間違いなくガミラス軍にとって最大の強みの一つでしょうから(戦闘部隊を短時間で超長距離移動させたり、それに必要な大量の物資輸送を超高効率で行える)。

>フェイザーやディスラプターに付いては、逆にナディオン技術を利用した場合の破壊効力向上が良すぎるんでしょう。

自分が言ってる「15TJでマッキンリー山レベルの山岳地帯を吹き飛ばせる~(詳しく言えば巨大クレーターを作った)」はフェイズ砲(フェイズ銃と同原理の物)で合ってフェイザー(ナディオン素粒子によるビーム兵器の総称)は別系統の兵器です。

それとナディオン効果なんて最初から判ってます。
しかし、下記サイトでも言われている様にEnterprise-Dの防御シールドが、通常の航行中のディフレクター出力は1152メガワット、緊急時には2688メガワット出せる(短時間ならばその数百倍のエネルギーを集中させることも出来る)とされており、
オーバーロード(5TJ)させていないフェイズ砲(500GJ)×3門すら出力差の関係上碌に防げないという事が有るなど兵器威力の設定に関しては確実に混乱が有る・整合性がそれほど考えられていない部分が多いと察することが出来ます。

これは未知の脅威に対して、力によるごり押しで解決することを重視しておらず、「知恵や勇気で立ち向かう・工夫する」を作品の魅力とすることの多いスタートレックの作風が影響しているのでしょう。
StarTrek科学技術解説 防御シールド(Shields) https://www.m-nomura.com/st/shields.html
https://memory-alpha.fandom.com/ja/wiki/ディフレクター・シールド
https://memory-alpha.fandom.com/ja/wiki/フォース・フィールド
S.F.A.P.S.用語・基礎知識 https://www.sfaps.com/etc/keywords.php#HA

>ライデンフロスト現象やレーザー等で”トンネル”を事前に作たり、プラズマ飛翔鏡等で反応を抑えて運ぶ事も現実の原理の延長線でも可能
>長射程の重力ビームを飛ばしてとかはちょっと突飛過ぎるかと。

重力制御自体はヤマト以前の地球艦でも地上からヘリの様に浮き上がったりとかなりの物を持っていますし、重力波圧縮室(エンジン前部やエンジン後部・圧縮調整室こと主機関噴射制御バルブの前)という代物が2199第2話や公式設定資料集earthを観れば実装されているので、その技術が応用されていても別に不思議じゃないと思いますが?
加えて、元々恒星間航行技術も持たないほど科学力・工業力の未熟な地球でも開発出来てますから、ガミラスは例外。なんてのも考えにくいですし。

それにライデンフロイト現象やレーザーで真空状態を~やプラズマ飛翔鏡(実験装置内のガスを電離させて発生させたプラズマの中に作られる「鏡」によってレーザー光を反射させる)というのも、陽電子自体が電荷を持つ以上、単体では相互に反発し散逸してしまうため超至近距離でなければ兵器として有効な破壊力すら持たない(※4)ほど非効率な事や、屈折しやすくてとても扱いにくい事についての解決策には何もなってません。結局、何をもって突飛と言いたいのでしょう?

実際、ガミラスの陽電子ビーム(照射し続けてる訳ではない)はバラン星での波動砲モニターを見るに2~3万㎞先のヤマトを狙ったビーム自体が形を維持していますし(まだ混乱しているのか追撃艦はなく、発射数も少ない上に至近弾しか出せてませんが)。

(※4)荷電粒子の場合、粒子間に電気的な斥力が働きます(光子を媒介にするので伝達速度は光の速度です)。そのため、現実の加速器の内部では強力な磁石・磁場を使って常に絞って拡散を抑えています。

>~つまり、資源探査・採掘・加工・組み立てと言った事を自力で全て可能な、フォン・ノイマン・マシン(自己複製機械)が出来るわけです。

ガミラスって(※注)高性能なアンドロイド製造技術を持ってますし、2199第23話で第二バレラスの波動コア制御室周辺に全く人員が配置されていない描写が出てくるため、人は普通、指令室のようなシステムを支配する中枢部分にしか配置されていない・艦や施設の省力化が非常に進んでいると考えられます。
ついでに言えば技術自体は連邦もですが--スン博士の陽電子頭脳はともかくデータ少佐の体を構成する部品はレプリケーターで作れる・ホログラムことそれなりのAI技術はあるはずですが、ドミニオン戦争時には艦の省力化に繋がるロボット技術の類が(ドラマ本編では出てきてないだけか)見かけれませんけど--。

(※注)浮遊大陸でガミロイドのみでも艦隊運用--「何が起こるか判らない」の極致である戦場で、無人艦隊は補助や省力化に貢献しても主力にはなりえないでしょうが--は可能なことが判っていたり、有り合わせの材料から足を組み立てたり、敵側の機器を軽く操作する位の力は持っているなど

その程度で以前に書いたことも併せて『惑星連邦』や『大ガミラス帝国』の保有する戦力を超え、圧倒的数的有利かつ質的有利すら取れるのは。。先に言っておくと別にアンドロイドの性能勝負をしたいのではありません。
しかし、自己複製機械程度なら人間以上の性能を持たせなくても、ガミロイド自身が機器を操作して資源採掘→工場で保守部品含めた製品を作り出すことが出来れば可能ですから(そもそも単純な数学的計算能力でいえばコンピュータはとっくに人間の能力を超えている上、記憶力はいくらでも拡張できるからすぐに忘れてしまう人間は太刀打ちできないために何をもって並みの人間以上とするかに依りますし、人型ロボットことアンドロイドの形である必要すらないため)。

よくあるAIコンピュータの反乱なども言いたいでしょうが、(AI自体はスマホや家電にも搭載されてる上)コンピュータやロボットはあくまで人間が造った自動機械・単なる機械人形であり、人間のプログラムした範囲のことしか出来ないのですから問題ないでしょう。
人間のプログラムどおりに動くだけの単なる機械人形に自意識が宿ったり、感情豊かにお喋りしたら、ファンタジー寄りな作品ならともかく下手すると作品の世界観・リアリティをぶち壊してしまいます。

現に2199のアナライザーは、チョー氏(アナライザー役の方)が2205関連のインタビューでも「一見生きているように反応していても心がないという、何ともいえない悲しさを感じさせるところが好き」と言っていたように、分析ロボット以下でも以上でもなく描かれる・(各所の言動から『インターステラー』のロボットみたいに正直度やユーモア度が変数として設定されている様に感じますが)基本的に位置付けがハッキリしていますし、
2199のオルタ--比較的損傷個所が少なかった機体に他2体のパーツを移植して再起動させた・色々壊れかけているガミロイド兵--も人間の様な意識があれば幼児でもたちまち認識可能な「地球の犬と猫の区別」が、分析ロボットのアナライザーによる機械学習でも中々付かないままでした。
もちろん、AIに事物の概念を理解させるには膨大なやり取りが最低でも必要なのでこれは当然と言えます。そんなオルタが2199第9話で暴走してしまったのはユリーシャの思念体・超常的な存在に接触したためです。
https://animageplus.jp/articles/detail/42118/2/1/1exit

この問題に関しては、現代ビジネス/講談社の「AIが絶対に人間を超えられない「根本的な理由」を知ってますか」や、IT先進国であるインド出身のタンメイ・バクシ氏の特集記事「AIは本当に「人工知能」なのか?インドの天才少年はこう考える」の他、
AIZINEの「AIが人間を超える?それはあり得ないと主張する人の意見と理由まとめ」、Yahoo知恵袋の「高性能コンピューターとAIコンピューターの違い~元AI研究者の回答~」を見てみると良いと思います。

https://gendai.media/articles/-/56564?imp=0
https://www.ad-flex.com/column/feature/2023021662986/
https://aizine.ai/ai-human-beyond0715/#toc8
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11198545356

>指示を出す先導艦が一隻居れば、別に6万隻全艦がセンサーや通信を使う必要は有りません。

先導艦が使っちゃってますし、6万隻へ向けて通信波を出しちゃってるじゃないですか。それに、遮蔽状態で大規模艦隊運動・大遠征なんかしたら衝突事故等が多発してしまうでしょう。

>ヤマトのイスカンダルへの旅路では、単艦ゆえにリスクを取れない事と事前探査不足や期間ゆえに航路がかなり限定されてたと考えるのが自然です。
イスカンダルの救済事業はガミラスも既知ですし。

それ踏まえても第1になるべくガミラス艦隊との戦闘は避けたい(別のガミラスの拠点を避ける--内容を解析できなくとも超空間通信の受送信が頻繁に行われてること自体を感知して避けたのか--ためか大マゼラン銀河方向とは銀緯・銀経のかなり異なる(※5)グリーゼ581星系方向にワープしてたり、メルダ解放前や七色星団--近づくだけでコスモレーダーに障害が発生する他、島の説明だと「7つの縮退星で構成され、濃密な宇宙ジェットも観測される最も危険な宙域」とのこと。ガミラス側からも普通は通らない難所の様に認識されてる--突入前の作戦会議でもそうだった)のが2199のヤマトです。
その上でドメル軍団が極めて広大な銀河間空間をただ1隻で航海するヤマト(波動エンジンのワープ性能は約1500光年/日(※6))の動向を把握し続けた事からして、ガミラス軍は十分高い索敵能力を持っていると思いますよ。

というか光年単位の索敵能力すら無い(5話)とはかなり考えにくいです。それだとヤマトが(補給やガミラス艦隊が予測し辛いよう)少し航路を変える・一度見失うように星間物質の多い所を経由するとほぼ捕捉できなくなりますし、
戦闘用の近距離・超光速レーダー(ヤマトで言う索敵半径50光秒のコスモレーダー)以外にも各種レーダー波などを探知して位置を把握する・長距離レーダー(50光秒の外から発射されたデスラー砲を、ラグランジュポイントL1の位置からと即座に探知していた)に映る物に超空間暗号通信(※7)を送って敵味方を識別するなど色々手段は有るはずですから。

大量のレーダー波、味方の物ではない通信波などを発する(ガミラス側からの超空間暗号通信にも恐らく答えられない)大艦隊とかの接近は勿論、約0.0003光年(30億km)の距離ですら気付けてない体たらくなのは「いくら何でもそれはないだろう」案件でしょう。
あと、射程30億㎞(光速では約3時間かかる距離)の転送技術は"Bloodlines"[TNG]の亜空間転送装置からでしょうが、この技術って量子流動に陥る危険性が高く、極めて不安定で危険な技術かつ兵器転用なんか出来てませんよね。(アイコニア人の物は非ビーム型なので技術体系から違いますし、宇宙船の爆撃を防げず滅んでいる辺り兵器転用は出来ておりません)

"Bloodlines"[TNG]にてあっさり船内で開発出来ていた3000億㎞先(0.03光年先=光速伝播のフェイザーでは約12日、ワープ9・光速の1516倍でも11分かかる距離)の船内へ正確かつ瞬時に、防御シールドなど関係無く転送可能な装置なんて、何か致命的なデメリットが無ければ間違いなくドミニオン戦争時や対ボーグ戦に向けて実用化されます。 

例えば、第一次チントカ星系奪還作戦で軌道武器プラットホーム群破壊のために危険を冒して艦隊が近づく必要は無くなりますし、第二次チントカ星系奪還作戦にて登場したブリーンのエネルギー抑制兵器(通常航法で星系に迫ってくる艦隊に攻撃出来ておらず、初撃を許す辺りフェイザーとほぼ同等以下の有効射程)なぞ恐るるに足りません。
ボーグの第2次太陽系侵攻時(2373年)にも、亜空間転送装置を兵器転用出来るのなら艦隊がボーグ・キューブ1隻に無数の犠牲を出すことなど無かったはずです。

まぁ"Bloodlines"[TNG]では3000億㎞の距離を亜空間転送してくる相手に「センサーの射程外から仕掛けてきてるのでしょう」や「ワープ9でも到着に20分はかかります」と言っていたり、Enterprise-Dの最大ワープはワープ9.6なのに「(攫われたジェイソンを助けに最大ワープを指示したにも関わらず)ワープ9で~」というセリフが飛び出したり、その後にこの回の様な艦載型亜空間転送装置が全く出ない辺り、この回は制作者達からしたら碌に整合性も取れてない割にインフレばかり酷い回と見られているのだと思います。

>2199でメルダを送り届けた時には戦闘機で数日の距離までヤマトが基地に接近してたりと、技術的な抜け穴かセンサー網の穴は確実に有るのは確定してます。

その前の作戦会議で本来迂回ルートを取る予定だった所まで近づけたのは、メルダがガミラス基地へ通信して「(ディッツ提督の御令嬢という権威・影響力のある立場から)遭難していた所を別任務で通りかかった味方艦に偶然助けてもらった」「彼らは急ぎのためここで別れる(流石に近づきすぎると基地からの光学観測でヤマトだと判る+監視衛星がある場合に超空間映像通信でバレるとも考えられるため)」など強気に誤魔化してくれた(恩を返す意味も込めて)のではないでしょうか。

その後、ディッツ提督に「あの親不幸者。詳しい経緯は何一つ話そうとせんのだぞ」と言われてる辺り、細かい所は親にすら話さず誤魔化し通せていただろうことは見て取れますし。

その結果少なくともメルダの誤魔化しが効く・メルダ機を解放後(※8)ワープで全速離脱するまでの間くらいは、ガミラス基地側からこの艦(ヤマト)は味方だと誤認させることが出来たのかと考えてます。

(※5)参考:宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学(著者は2199の科学考証担当の天文学者、半田利弘氏)

(※6)2199ヤマトが、ガミラスとの戦闘の心配のないサレザー星系からバラン星間の復路(直線距離でも8~9万光年)に(残り日数との比較から)2か月弱かかっていることから。なお、FS型宙雷艇やデウスーラ2世が先回りしていたので運用次第で更にワープ距離/日を延ばせる可能性有。

(※7) 2199第10話で見せた様なもの。特に2199第13話で「今は泳がせておこう」とフラーケンが一度ヤマトを見逃す・追跡しない程度は大丈夫かの様に軽く振舞っていたり、星巡る箱舟序盤で(ヤマトを単艦でも追撃しようと)大マゼラン銀河外縁部を航行していたランベアを第8警務艦隊が捕捉していたりするので、光年単位で索敵する手段は普通に有ると考えられます。
また、索敵センサーに関して言えば、スタトレ勢はEnterprise-Dに搭載された長距離センサーが1日で1セクター・半径10光年の範囲をスキャン出来ると言われていたり("The Wounded[TNG]")、ワープ7.6(光速の約863倍)で31時間7分かかる距離・約3光年先でワープ中の質量250万トンの立方体ことボーグ偵察船を検出出来たりしている("I, Borg[TNG]")--この時のEnterprise-Dは星から出ている電磁波がセンサーを妨害しているためボーグ偵察艦が接近するまで探知されないと説明されている--ことから、数百光年の距離すら一瞬で跳躍可能な波動エンジン艦(ECMやステルス性が戦闘機や魚雷レベルでも意識されている)とは非常に相性が悪いとも考えられます。

(※8)そもそも戦闘機って狭いコクピットで操縦する事から、パイロットの精神的な体力の限界上せいぜい発艦から数時間程度の距離内でしか通常活動できないと考えられるので、古代が渡した4日分の食料は最悪の場合に備えて(ガミラス基地側に事故が起きて対応できる艦がいなくなってしまったなど)なのでしょう。
あの後何事もなかった場合、ガミラス基地から救助用の艦が(発進準備を整え次第)ワープで駆け付けてメルダを回収したと思います。

2023 4/15追記

コンバイナーさんの言う通りかもしれませんね。話が通じてないですし、コメントは中盤辺りからケンカ腰(指摘やコメントの切り抜き方が話題からずれ過ぎてる割に、自身の言論については理解の一助になる参考文献等を一切示そうとしない辺り)になってますし。

ずっと言い続けている「量子魚雷が木星型惑星を大きく吹き飛ばすほどの威力を持つこと」についての根拠や出典を頑なに示そうとせず(※9)、
最初のコメントから3話時点の話--波動エンジン艦のワープがトランスワープの速度を上回るなんて一瞬とのことだが、上記で示した様にそんなことは無くトランスワープだと波動エンジン艦相手には振り切られてしまう--をしているはずなのに急に話を逸らして改良された波動エンジンが~(※10)とか言い始め、
数日程度が理論的には無理と言っている訳でも無くあくまで通常活動についての話なのに、あたかも此方が数日程度も無理と言っている様に書きますから(それだと4日分の食料を渡しても意味ないでしょう)。。。

それと結局スタトレピカードの設定も(執筆時点では考えていなかった)後付けな以上、そんな堂々と言えることではないでしょうに。。
此方が聞いている量子魚雷威力の根拠について全く答えない上で、話を逸らしたり、聞いてもいない「知識を網羅してるから」という誰でも思いつくような理屈を語られても困るだけです...。

と言うか「エネルギーピークとエネルギー量の区別をつけましょう。」と碌な根拠もなく言ってることに関しては、(USSヴォイジャー就航時は25アイソトン)54アイソトン→80アイソトンの魚雷開発の計画変更間に「この船の全クルーで対処するしかない。」 「それでも攻撃力が足りない。」("The Omega Direclive"[VOY])というセリフが有ったのを丸っきり無視しているとしか言えません。

加えて、件のタイプ6型弾頭・200アイソトンの光子魚雷に関しては、公式マニュアルですら「タイプ6魚雷は1~10のレベルに威力を調整できる」という""Living Witness[VOY]"で少なくとも16レベルで出力調整が出来るとされていたことと矛盾する記載が為されていますので、タイプ6型魚雷の設定については整合性があまり考えられていなかったと言うことが出来ます。

(※9)量子魚雷に関して「キチンと調べて欲しい」との要望から、此方は閉鎖されたサイトに頼らない別の根拠を(説明の出典が明らかになっているサイトから)きっちり調べ直して2つ目のコメントから出している以上「ちゃんと読んで書いてください~」なんて、まず其方が断言する割に兵器威力についての根拠・出典元を曖昧にし続けている状態を止める+此方の根拠にキチンと反論できるほどの根拠を用意してから言うべきでしょう。

(※10)そもそも2199の世界観・次元波動理論の元で作られた波動エンジン関連技術を、2199第16話で少なくとも400年前から亜空間ゲートの管理者として銀河間空間でも活動していることが判っているガミラスより自在に使えてること自体が変です。
連邦の対消滅炉やロミュランの量子特異点機関(ブラックホール炉・縮退炉)の知識は有っても、(スタトレのどの勢力も実用化していない、余剰次元を制御し続けるという)一種の相転移エンジンである波動機関についての知識はほぼゼロでしょうし。

なお、波動コア抜きの波動エンジンは、次元波動理論を理解さえしていれば設計図を基に(あそこまで追い詰められている上、元より恒星間航行技術すらないほど科学技術や工業力に劣る)地球でも製作可能です。
しかし、イスカンダル製の高出力波動コアは製作困難でもなく「製作不可能」(2199公式HPより)としていることが挙げられます。また、波動コアの製造法は教えなかったのです。
これは波動エネルギー技術の盗用と悪用を防ぐ措置だったと思います。これが数年~数十年程度の研究で破られてしまう様な措置なら意味がありませんし、ガミラスが先に実用化します。
更に言うと、この波動コア自体の製造難易度の高さは、全長1500m以上の巨大構造物・惑星間弾道弾を使い捨てのミサイルとして運用するばかりか、艦隊戦力に乏しい辺境の基地(+2202から急に弱体化・ボンクラ化するガミラスの設定変更を抜きにすれば、--毒性植物兵器の実験(公式設定資料集GARMILLASより)という汚れ仕事のために浮遊大陸基地等を与えられてるくらいで--二等ガミラス人の義勇兵故に戦力・人材の補給にも乏しい部隊)にすら、それを何十発と格納できる施設や艦艇よりずっと大きい環境改造プラントを137基も建設するガミラスの工業力の高さからして想像出来ます。

まぁここへの反論としてよく波動砲(射程は約2~3万㎞)や波動防壁が実装されてない所からガミラスの科学力・工業力が低いとされますが、ガミラスは試作と言いつつ砲身だけで(デスラー艦と比較して)4~5km、ヤマトのコスモレーダー外(50光秒程度=1500万㎞以上先)から木星型惑星を崩壊させるほどの出力(余剰次元を爆縮できる)に耐えられる機構を有する波動砲をいきなり作れる・問題が起きても短時間で修理出来るほど波動エネルギーに関する造詣が深いです。
波動防壁に関しても、(恒星間航行技術も持たないほど科学力や工業力の遅れた)2199地球でもあっさり開発できるのですから、単純に数と機動力のガミラス艦隊とは--そもそも強力なエネルギーシールドなどを使えるようにすると艦隊の生産・整備コストが跳ね上がる他、波動エンジンからのエネルギーが波動防壁などに多く配分される関係で船の機動力は低下するため--相性が最悪で装備されていないだけと考えられます。

船体各所の波動コイル群(耐久力の問題からか--2199第25話にて、波動防壁が使用可能にもかかわらずデブリに気をつけて操艦していたことから--出力にかかわらず連続稼働時間にすら数十分ほどの制限があり、使い切ると交換・整備の時間が必要)を用いる波動防壁に頼らずとも、
強度次第じゃ常時展開できるミゴウェザーコーティング(公式設定資料集earthの12.7㎝対艦砲弾の上の欄によるとガミラス艦の近くには「対ビーム、デブリ防御フィールド」が存在するとされる記述の他、下記サイトの考察と合わせると簡易エネルギーシールドの類いだと考えられる)でもヤマトの主砲すら逸らすことが可能ですし。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14272301639

話を戻すと、(2199で描かれたヤマトやイスカンダル艦の様にエンジントラブルを起こしやすいなど)機械的な信頼性に欠けるとか、量産性に乏しいとか制限がないなら、ガミラス側は次元潜航艦や特殊部隊など何でも使い全力で研究者を奪いに来るでしょう。



更に細かい所を6点ほど言ってしまうと、まず1点目に3kmのクーレタ―からして良くて10Mtといったのは大気とか関係ない威力です。
宇宙空間では大気が無いので電磁波は弱まりにくい他、(大気中では破片のもつエネルギーが空気に伝わって)衝撃波など広範囲に拡散する所が無く破片にエネルギーが集中することや、空気が有っても無くても爆弾のエネルギー量自体は変わらないことがあります。
そのため、破片や放射線を物が吸収してその段階で熱エネルギーに変換されて生み出せる威力(火球や、空気で伝達される衝撃波・圧力波からくる威力ではない)・宇宙空間の岩石を高温ガス化出来るほどの核エネルギー(高エネルギーの放射線やプラズマ、熱放射等)を生み出せる範囲も元にして威力を考えてみました。
教えてgoo「宇宙空間で核爆発が起きたら」https://oshiete.goo.ne.jp/qa/164029.html

また、NASAの「Small Bodies:Profile」のページには、宇宙空間の小天体のクレーター形成にはエネルギーを吸収する大気がないため、地球表面でのクレーターを作る際に必要になるエネルギーより少ないエネルギーで済むとも述べられています。
そのため、nukemapの効果的に気化する範囲を参考にして良くて10Mt程度だと書きました(※注)。

(※注)そもそもの話なのですが、そんな一部分に反論したところで光子魚雷の威力(最大で60mt程度)は変わりませんし、繰り返しになりますが「量子魚雷が惑星を吹き飛ばす(4話)」という根拠の説明すら一切してないのに何が言いたいのでしょうか。

次に2点目として、ここで取り上げているEnterprise-Dの防御シールドは上記のサイト群にそれぞれ「恒星やブラックホールが作る自然な重力場の場合は対象が何であっても影響を及ぼすが、シールドの重力場の場合は対象を既知の物体やエネルギーパターンに絞って機能を最大限に発揮するように設計されている」「重力子をナビゲーション・ディフレクター及び船体に張り巡らされたディフレクター・グリッドから放出させ、船体から一定の距離の空間を船体に沿った形に局所的に弯曲させる事によって一種の力場が形成される。この力場は物理的な力に対して強力な反発力が発生する性質を持つ」「ディフレクター・シールドは重力の場を用いたもの」「一定の周波数があり、敵がスクリーンの周波数に同調させた兵器で攻撃すればエネルギーが低下していなくても貫通してしまう」などと書かれる様に、
波調/位相(上記の説明やスタートレック:ジェネレーションズでシールド変調の周波数と同調させた光子魚雷の直撃を受け撃墜されたEnterprise-Dの例もあることから、単に波形の時間的なズレのこと)を変調・調整した重力波/重力場です。

現にドミニオン艦と初めて出会った時、彼らのポーラロンビームがシールドを素通りしてしまっています。また、これに限らずディフレクター・シールドはボーグなどの正体不明のエイリアンに幾度となく素通りを許してます。
電磁波的な振る舞いをするメタマテリアルという物質(+負の屈折率を持つ点や固体中の振動抑制機能が素材に利用されているだけで、ここで問題にしているエネルギーの等価関係を覆す訳では無い)は関係ないでしょう。
「メタマテリアル関連技術の研究動向と鉄道への応用に関する調査」をご覧ください。https://www.kenf.jp/annualreview/KR-079.pdf

またエネルギーを集中できることは、大型のディフレクター盤から船体外殻全域にまんべんなく配置されたディフレクター・グリッドを通して展開する形式のエネルギーシールドだからでしょう。普段は艦の全体を覆うよう、薄く広く展開しているシールドのパワーを集中出来るようにもしているだけかと(実際DS9では、シールドパワーを一定の場所へ回すようなセリフが多々ある)。
なお、"The Survivors"[TNG]"にてEnterprise-Dのシールドが400GWの粒子兵器(反物質砲)を一射目から防ぎ切れず、2射目でシールドが完全破壊されたことから、クリンゴンに「低出力の素粒子砲」と称されたフェイズ砲(500GJ)一門すらまともに防げないという事態が生じていることには変わりません。

続いて3点目に「ガミロイドが艦に乗ってること自体が少ない」なんて言える描写は全くありませんし、公式設定資料集GARMILLASには「版図拡大政策によって発生した深刻な人員不足を解消するために増産された。地上戦用の兵士としてだけでなく、航宙艦艇の乗員としても配備されている」とされています。
フラーケンの「今やブリキの兵隊に頼らなければ領土の維持もままならない」は、ガミロイド頼りな状況が顕著に表れてる収容所惑星を揶揄してはいても具体的な性能への不満については一切言及してませんし、そもそも(無から有は生み出せない・初期設備投資が必要なことは同じな)自動複製機械が可能か・数的差が生まれる理由になってるかどうかの話であってアンドロイドの性能勝負なんてしてません。

そして4点目にシリウス(銀経237.17度、銀緯マイナス8.89度)に行って太陽系を挟んでいるから関係ないとのことですが、太陽系を挟んだなんて描写は一切有りませんし、シリウスは大マゼラン銀河方向に位置してます。また、グリーゼ581星系は太陽系を挟まずとも普通に移動出来ます。
あれは最短ルートでない冥王星を経由するルートを取るかメ2号作戦前に議論にしていたほど先を急ぐヤマトが、大マゼラン銀河(銀経280.665度、銀緯マイナス32.888度)とかなり方向の異なったグリーゼ581星系(銀経354.080度、銀緯40.017度)内に態々立ち寄る・向かうようなルートを取ったかについて考えた結果です。

『宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学』でも同様に触れられていましたし。実際、大マゼラン銀河方向に位置する恒星なら「αカプリコルニ(銀緯マイナス7.5度、銀経298.5度、地球から約13.7光年)」、「グリーゼ436(銀緯マイナス6.0度、銀経264.6度、地球から約33.1光年)」等々いくらでも大マゼラン銀河方向に存在する恒星は有ります。
ワープ距離のテストのみが目的ならばグリーゼ581に立ち寄る必要はありません。また、ヤマトがグリーゼ581に立ち寄ることをガミラス側が予測し、超高密度のプラズマフィラメントによる檻(旧作で言う超磁力バリアー)を仕掛けておくことも出来ないでしょう。

加えて5点目ですが、通常空間での不可視化ですら莫大なエネルギーを消費する遮蔽装置(重力レンズ方式)をトランスワープ中に使える艦など見たことありません。宇宙という基本何もない・極めて広大な空間で天体現象に紛れる手などは、待ち伏せならともかく大遠征となると早々に限界が来ます。
(通常ワープことワープ9.99・光速の7912倍の速度に関しては1光年進むだけで1時間以上かかるなど非常に遅く、約8万~9万光年先のバラン星へ向かうには距離の壁という問題から、移動のほぼ全てをトランスワープに頼らないといけないため使用機会はかなり限られる)

広い範囲に拡散してるから大丈夫と軽く言うのも「銀河間国家という国力の高さ+ほぼ中小艦のみ・装備は対艦戦闘に重きを置いた単純な物と生産性重視のガミラス艦隊が、数で約3倍もの大差をつけられる」「数百光年先の解析情報の元、瞬間的なワープを行うのに約0.0003光年(30億km)の距離ですら気付けない」「光子魚雷の一発でも破壊可能」という布陣を広げすぎても各個撃破される心配が全くない・平押しでも圧倒出来る前提の話ですよね。

また、まるでスタトレ勢は超光速かつ遮蔽状態の艦に対応できる様な言い方ですがそんなことはありませんし、異空間に閉じ込めるシャンブロウの高度な遮蔽技術(惑星が小さく見える程の超巨大遮蔽艦や、直径数十㎞以上の亜空間ゲートからなる超空間ネットワークを作った古代アケーリアス文明の産物)と比べて、スタトレ勢のそれが同列視出来る完成度を持った技術とも思えません(※11)。
遮蔽技術自体はガミラスも有していますが、それを艦船へ転用しようとはせず次元潜航艦の開発へ力を注ぐ辺り、遮蔽装置とて万能ではないor艦隊戦に導入するには高コストの割に効果が低い(※12)とされているのではないかと。

(※11)対抗馬になりそうなのがアルデアの遮蔽技術や位相遮蔽技術ですが、前者は惑星一つを遮蔽出来る代わりに住民の健康状態が悪化・遺伝子を損傷させ遠かれ死に至らせるデメリット付き、後者は壁をすり抜けられるのに床やパイロット席のコンソールはすり抜けないなど制約が有る上に周波数を約1.885GHz合わせたビームで干渉出来たりと弱点が多いため。


更にVLBT望遠鏡に関しても言っていますが、あれは8光年離れた所から8年前の地球の様子を捉える観測技術であってコスモレーダーや超空間通信、数百光年先のリアルタイム情報を調査をするために必要な超光速観測装置(ワープ用)等の超光速技術とは全く異なる技術と言えるでしょう。
光学レーダーなんてヤマトが七色星団へワープした直後の荒れた場所でしか使ってません(この時の状態は古代が「これじゃ大昔の洋上戦だな」と称している)し、たかが数光年先の数年前の情報が有った所で、第8警務艦隊がランベアを捕捉することなぞ到底不可能なのですから。
そんなものを一緒くたにして「数光年の索敵技術が有ることには異論は有りませんが、果たしてそれは超光速で」と言うことは前提からして間違ってます。


ガミラス側は亜空間内を超光速で移動してくる異質な物体を検知・近場の哨戒部隊らを警戒状態にし(トランスワープですら数光年進むだけで何百秒もかかる上、ガミラス側は16万8000光年間でリアルタイム映像通信が可能な技術(※13)が有ったり、次元潜航艦が動いた際の微弱な次元震の感知自体や次元アクティブソナー・亜空間ソナー(※14)の開発はヤマトですら出来るので)、
遮蔽装置を使っていてもスキャニングをする・走波ビームを出すことは遮蔽が無意味になる関係上、それをした時点で一帯ごと攻撃しながらスキャン中の偵察艦を邪魔・破壊し続ければ、少なくともバラン星基地の隅々までじっくりスキャンされる醜態はさらさないで済むでしょう。

というより、戦術機動の面では互いに一長一短有るものの、戦略機動の面ではヤマトが6万光年跳躍した亜空間ゲート群などトランスワープで移動する地球艦隊と比べて圧倒的に優っている強み(※15)が有るので(恒星間航行も出来ていない2199地球連邦とは訳が違う以上、8年間も中途半端に戦力を出し惜しみし続けず)さっさとガミラス側は師団規模・千~千五百隻程度の艦隊(※16)を複数動員して、安易に戦力増強出来る時間を地球側へ与えることを許さず早めに殲滅しにかかる・被害を抑える様にも動くべきだと思います。
2199にて観艦式という名目で集められた基幹艦隊(2199第12話で帝国防衛の要と称される小マゼラン方面軍からは観艦式程度の理由じゃ戦力を引き抜けず、辺境故に戦力に乏しかろう銀河系方面軍からは引き抜ける戦力は少ないと予想されるので大マゼラン銀河の戦力が主力と考えられる)が1万隻を超えるので戦力と言う点では余裕がありますし。


最も基本的に艦隊戦の火力では勝っているはず(※17)なので、それこそ知恵で勝つ・上手く立ち回って利の有る方向へ持ってくとかスタトレらしい方向へ持ってくことも出来そうなものですけど。

あとこれは余談ですが、タキオンビームネット("Redemption, Part II"[TNG])は三次元・立体的に艦隊を動かせる広い宇宙空間だと回り込める以前に穴が多すぎるので、ドミニオンの長距離タキオンスキャナーや反陽子ビームによるスキャン技術を実用化する方が合理的でしょう。


(※12)スタートレックのように遮蔽装置を使って姿を隠すと艦同士の連絡が取れなくなり姿も見えず(通信したりレーダー波を出したりすると敵に存在を暴露してしまう)、艦隊がまとまって機動するのは困難になるため、数と機動力のガミラス艦隊には相性が悪いと考えられます。
シャンブロウが見つからなかったのは、その技術水準もあるでしょうが(艦隊運動を考えなくて良い)単艦かつ遮蔽以外はほぼ機能停止状態だったという点も大きいでしょう。

なお、ガミラスは基地をオーロラで偽装していましたが、遮蔽フィールド自体はそれより内側かつオーロラと違って基地全体を満遍なく覆っていたのでオーロラなどの偽装が必須という訳では無いと考えられます。例えば、スタトレの重力レンズ方式と同じく「惑星上で遮蔽装置を使えば、その地点は歪んで映る("The Defector[TNG]")」とされている様な制約が存在していて、それをカバーする措置だと思われます。

(※13)2199ガミラスの超空間通信は、相原が「ガミラスの通信網を参考にした新しい超空間ネットワークの構築を試みている」と公式HPに書かれている+結果2199第7話以前の地球の超空間通信ことリアルタイム超光速通信は(銀河放射線の影響で)ヘリオポーズ・1光年未満までだったのが、2199第26話で不安定ながらも銀河系外縁・数千光年先までリアルタイム映像交信の可能距離が伸びてる他、
「まだ超空間リレーが不安定です。開発中のものなので時間を下さい」と第26話で言っていることから、旧作の様な通信衛星を用いるタイプの技術ではないのでしょう(2199の亜空間ゲート群・超航法ネットワークは、ゲート内だと自動航法装置以外はレーダーやビーム兵器が無効化されるのでボーグのトランスワープ信号--1/2象限・約1万~1万5000光年程度の距離の通信を可能にしていた--と違って活用出来ない)。

それで何故下記サイトでも示されるような「現実の通信距離とレーダー探知距離の関係と違って索敵距離が短めなのか」と言ったら、金剛型に村雨型の様な地球艦を始めガミラス艦全般など含めて2199の戦闘艦は突起物やドーム状の構造物が結構多い(松本零士のデザインをブラッシュアップしたからって理由もあるでしょうが)ので、これが各種電子戦装備の塊の様に機能している・艦の低観測化に貢献しているせいではないかと考えられます。
https://gigazine.net/news/20190801-lorawan-distance-world-record/
https://milirepo.sabatech.jp/sbx-sea-based-x-band-radar

話は変わってこれがスタトレと比べてどうなのかと言うと、SterTrek科学技術解説サイトを参照するに亜空間通信の最大到達距離が22.65光年で、20光年毎に無人または(少人数の)有人の通信中継基地を置いて通信網を形成しているとのこと ("Aquiel" [TNG]、 TNG Tech Manual)から、銀河間の距離をものともしない超長距離通信技術を持つガミラスと比較すると非常に大きい技術差が有ると言えましょう。
https://www.m-nomura.com/st/commun.html


(※14)ワープ機関のサブシステムを亜空間トランスデューサー(変換器)として転用・位相境界面を超えた次元空洞内--2199第10話の会話から次元断層内でもレーダーや超空間通信は使える(通常空間との通信は無理)--へピンガー(次元波動震)を打てるようにしたもの。
2199第14話では100式空間偵察機にも搭載され、対潜哨戒能力を持つ機体として偵察任務を行うようになっている。

(※15)3万光年を5~6分で踏破可=約830~1000光年/sに対し、方向転換が効かない量子スリップストリームは劇中のセリフ(1時間で300光年、--メンテナンスや補給が必要なのか--3ヶ月で6万光年)から約0.007~0.08光年/s、少し方向を変えられるとは言えど態々ボーグのトランスワープ・コンジットを利用してラ・シレーナが出せたのがコメント序盤で紹介したように約0.03光年/s。
移送速度だけなら優るアイコニアのゲートウェイやシカリス由来の転送技術は、少なくとも宇宙船や艦隊の移動に使える大きさを持つ代物・技術ではない(後者は宇宙船レベルの移送を可能にしていた物が有るものの、それは特殊なマントル構造を持つシカリス星自体を必要とする)ため。

(※16)参考:図2~3「ドメル軍団の陣形」「ガミラスの師団システム」 http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-568.html

(※17)デウスーラ2世の(照準の難しいはずの)艦首砲でも亜光速目標を狙うことが出来る(公式HPより)ため、よくある「スタトレ勢と違って亜光速目標を狙う技術はない」ということもないでしょうし。反物質・正物質の内蔵量からして最大60Mt程度の光子魚雷や、従来の光子魚雷より威力が2.5倍向上した量子魚雷・現代でも作れる大型水爆レベルじゃ有効打にならないでしょうから。

実際、2199じゃ後にヤマトに積まれるユキカゼの空間魚雷は三重~四重に破壊プロセスが分かれていたり(公式設定資料earthには、命中直前に推進部が切り離される→魚雷先端のセンサーで弾頭の信管が装甲手前で作動、先端の弾頭が炸裂(図ではその分を徹甲弾の大型化に当ててない辺り、対ミゴウェザーコーティング用だと考えられる)→奥の徹甲弾で装甲貫徹→最後尾の主爆薬が爆破をコンマ数秒で行う。とある)、
カレル163の戦いで空間魚雷が最低6発ほど放たれる→敵陣形の中で爆発・火球が生まれた時に「(ほぼ迎撃されたのか)1604、被弾!」としか報告が来なかった辺り、単純な爆発のみだとガミラス艦に対しては力不足なことが伺えます。

なお、この時に右舷安定翼の一部に被害を受け、離脱したクリピテラ級はどうみても爆発によるダメージを負っていない・被害が限定的過ぎることから、空間魚雷が動作不良(装甲を貫徹した段階で、肝心の主爆薬部分が起動しなかったとか)を起こしたのでしょう。
まぁこれは公式設定資料集の説明からして、地球の空間魚雷は三層構造と複雑なこと(対ビーム防御フィールドを感知・炸裂する部分、徹甲弾で装甲を貫徹する部分、主爆薬(三式融合弾などの存在から水爆?)部分)に加え、ヤマト出航直前に完成した兵器という関係上、本来は動作不良の一つや二つあって然るべきなのである意味リアルな描写と言えます。


最後の6点目になりますが、陽電子単体の質量は約9×10^-31kgかつ一つ一つの移動速度が遅くとも全体として一斉に動くのでドンドン拡散していってしまいます(※18)し、
重力波の鞘で覆うことは(米空軍のSDI計画で判ったことなのですが)地上では空気がビームの拡散を抑えていて宇宙空間の方がビームが拡散しやすかったり、質量の小さい粒子なので地磁気や太陽風等の影響を受けて直進しないことへの対策でも有るのですけどね...。
大気中のライデンフロイト現象等も(※19)結局撃ちだした瞬間に対消滅反応が起こって機器や船体にダメージが蓄積する・兵器が破壊されてしまうと言う、対策しても良い位のデメリットが一つ残ることに変わりないですし。

(※18)医療用等や数㎞先の話ならともかく、宇宙戦闘艦の装甲をボール紙の様に貫くほど強力・陽電子の量が多くて、2~3万㎞先まで形を保つとなると話が違ってきます。
光速といえど2~3万㎞には0.1秒程度かかる以上、「宇宙線のような高エネルギー荷電粒子の拡散係数は10^27㎠/s」という下記の参考資料の様な例からして、光速より速度が遅くとも2~3万㎞先まで進む頃にはかなりの範囲に粒子が拡散してしまうからです。

参考:F. A. Aharonian, "Very high energy cosmic gamma radiation: a crucial window on the extreme Universe," World Scientific, 2004.

(※19)少なくとも「プラズマ飛翔鏡(実験器具内で作ったプラズマの「鏡」によってレーザー光を反射・レーザーの周波数を大幅に増大させる)」は関係ないです。其方が「プラズマウィンドウ」と思い違いをしている可能性も考えましたが、プラズマは大気中だと空気(気体)へ急速にエネルギーが逃げてしまう(エネルギー効率が悪い)性質上、兵器としての実用化には難があります。特に大気圏内でも戦闘する宇宙艦の装備としては非常に使い勝手が悪いものとなるでしょう。

それと公式設定資料集earthの陽電子ビームに被弾した村雨型巡洋艦の欄に「貫通力に加え、高い衝撃性を持ち~」と言及されている他、陽電子ビームの直撃(≒爆発、溶解による被害)で折れ曲がる村雨型の図が有ります。
荷電粒子砲という加速した荷電粒子を物質と衝突させる兵器は、運動エネルギーの80~90%が衝撃発熱(溶接用語。銃弾とかの衝撃と別)として熱エネルギーに変わる(残りの10~20%は物体に衝突した際の反射や散乱などで失われる)など、熱エネルギーで対象を破壊することに特化してる兵器(爆発などの二次的な破壊を除いて)なので単なる陽電子砲ならこれはあり得ません。

参考・「Introduction to Electron and lon Optics」(M.W.Thompson 著)
  ・電子ビーム溶接-溶接用語 http://w.jisw.com/01530/

また、地球の「陽電子衝撃砲」はガミラスと接触した数年後に配備され始めた兵器であり、ガミラスの「陽電子ビーム砲」を参考にした可能性も大いに考えられます。
そのため、単純に陽電子を加速して撃つ「陽電子砲」と「陽電子ビーム砲」は似て非なる兵器ではないかと思い、技術的にも可能な重力波の圧縮・噴射制御技術を利用して陽電子砲の弱点を補った兵器の様に上記で書きました。

まぁお互い不快にさせ合ってるだけにも思えてきたので、互いの意見に相違があると言う事で紙カタさんとのこのやり取りはもう終わりにします。

5/6 追記

コンバイナーさんの言う通りです。それを書いた時は作者のコメントを良心的に解釈していたのですが、情報源を明かさない割に貶すばかりの作者の話を不審に思って調べ直すと、4万光年進むには態々ボーグのトランスワープコンジットを使っても15日はかかることが後に判ったのです。

亜空間ゲートを除いた長距離移動能力にそんな差はなく、瞬間的に数百光年の距離を詰められる・離脱出来ること(「長距離から戦場の決定的な位置へ瞬時に占位できる」)を考えると戦術機動の面でかなりの強みですね。
しかもカレル163のドメル軍団の例を見ると、ガミラス艦はヤマトと違って短時間の休憩を挟んでの再ワープが可能な他、敵艦の近くへワープすることも普通に出来るようですし。



作者については説明不足な自小説の内容のせいで誤解を生んでいるのに、それを「転生得点すら見ていない」と異なる問題を一緒くたにして貶しまくったり、そもそもこちらのコメントやリンク先すら碌に読まずに話してきますからね。。。
嘘を当然と言わんばかりに根拠・主張として出してきますし、各設定・描写や返信に矛盾や可笑しいところが出ているのに見て見ぬふりをしてきますから、こちらとしても会話しようという気はもう起きません。
しようとしても、また新しい嘘を(シリウスの銀河座標はは大マゼラン銀河方向だったり、スタートレックピカードS1-7話"Nepenthe"でワープ中の遮蔽を見破れたのは、対遮蔽センサーではなくビーコン信号のおかげと言及されてるのに)つき始めたり、感情的に反発されるだけのようですし。

ただ一応、傍から見て誤解を生むかもしれない部分について言及しておきますと、現実の様なECM技術(鼬ごっこのもの)しかないなら隠密任務になりません。電波の強度から発信源の位置がばれます。2199のコスモゼロが展開したECMことステルスフィールド(2199第2章パンフより)はそういうものではありません。
外宇宙から侵入してくるガトランティスに対しては2199年になってからドメル将軍が派遣された他、ドメルに招集がかけられた際には後釜としてルントの第8軍とグデル旗下の空間機甲師団が増援に派遣出来ていたことから「戦力がカツカツだから2191年から8年間続いている戦争に大規模派遣がずっと出来なかった」「超空間ネットワークによる迅速な移動が可能という強みが有るにもかかわらず、ガミラス艦隊を数百隻単位で撃破可能としている勢力--旅団数個分に相当する戦力を退けられる--を野放しにして外宇宙から侵入し続けるガトランティスと二正面作戦をずっと続けていた」は通用しません。

また、ワープ航法に関してはワープ中に曲がれない・一々止まるなどと言っておらず、超光速で移動しながら回避する必要があるから一瞬でワープするゲシュタムジャンプの方が手軽で高速という様に言っています。
消したとか言いがかりをつけてきていますが、作者自身が噓の根拠を元にして話を進めたり、ワープ技術に関しては曲がれることについて主題を置かず「ワープ速度は一瞬しか勝らない」とか速度についてずっと話し続けていたことを忘れて「発端ですよね」とか言われても(量子魚雷等の話題を含めて)話を逸らし続けているのに図々しいとしか言えません。

なお、それ以外は出典不明や非公式情報の話が多すぎる他、難しく単語を並べてるだけで(司法試験に受かったというAIが得意な分野で成果を挙げたから信用できるような論調や、何度も威力偵察をしていた偵察大隊の例などを無視した上にリアルタイムスキャンや索敵ネット以外に索敵手段が無い様な論調、クレーター形成について質量・重力の差から表面の硬さや密度が全く異なる月と小惑星の例を一緒くたにする主張等々)自分の言っていることすら理解しているのか怪しい論調だったり、無理やり過ぎる主張なので答える気にもなれません。

2023/May/06(Sat) 10:18 pm

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[19]紙カタ◆30a00978ID: 2ce3e7d6
熊0803さんへ、解決してません。

量子魚雷については言葉が足りませんでした。
ガス惑星を半壊させたのは試験なので、矛盾はしません。
正確には、土星クラスのガス惑星の三分の一を吹き飛ばしてしまったらしいです。
果たして、惑星連邦がそれ程の高威力兵器を魚雷に詰め込めたとして、実際に配備するかは疑問です。

フェイザーやディスラプターに付いては、逆にナディオン技術を利用した場合の破壊効力向上が良すぎるんでしょう。
射程は艦載フェイザーの有効射程が30万キロですので、圧倒的ですね。(”最大”では無い)
ヤマト世界の陽電子兵器の陽電子が反応してしまわない理由は、ライデンフロスト現象やレーザー等で”トンネル”を事前に作たり、プラズマ飛翔鏡等で反応を抑えて運ぶ事も現実の原理の延長線でも可能ですので、長射程の重力ビームを飛ばしてとかはちょっと突飛過ぎるかと。

ディレイタイムが有るので、ワープ速度でガミラス艦がトランスワープを上回るのは一瞬だけです。
で、使い勝手もラ・シレーナがワープ中に進路変更出来てるので実用レベルでの不便は有りません。
超空間ネットワークのゲートは何処にでも有るわけじゃないですし、ガミラスには作る技術が無いので無意味な仮定ですね。

指示を出す先導艦が一隻居れば、別に6万隻全艦がセンサーや通信を使う必要は有りません。
6万隻とかを用意出来た理由は、連邦やロミュランと違い、量子特異点機関や波動エンジン、レプリケーター、平均的な人間を上回るAI搭載ホログラムやアンドロイドの全てが揃ってるからです。
つまり、資源探査・採掘・加工・組み立てと言った事を自力で全て可能な、フォン・ノイマン・マシン(自己複製機械)が出来るわけです。
後は指数関数的にエネルギープラント、資源採掘、製造ラインを増やせます。

センサーについての見解は疑問です。
と言うのも、ガミラス艦が瞬時に数光年先の敵を探知してる描写が無いんです。
ヤマトのイスカンダルへの旅路では、単艦ゆえにリスクを取れない事と事前探査不足や期間ゆえに航路がかなり限定されてたと考えるのが自然です。
イスカンダルの救済事業はガミラスも既知ですし。
それに、2199でメルダを送り届けた時には戦闘機で数日の距離までヤマトが基地に接近してたりと、技術的な抜け穴かセンサー網の穴は確実に有るのは確定してます。

2023/Feb/04(Sat) 07:51 am

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[18]熊0803◆e323edbdID: 7358b6f4
紙カタさん、返信有難うございます。

どうも少々誤解が生じてますね。なぜこうなっているのか自分なりに考えてみましたが、紙カタさんが参考にされているスタトレ系のメディアの違い、海外SFの作風への理解度などがあると感じます。


たしかに100mt~はメディアによってはそう書かれてはいません。
ただ量子魚雷に関しては、
この兵器の破壊力は桁外れに凄まじく、数十発もあれば惑星の地殻を充分に破壊して死の惑星にすることができるという ("The Die Is Cast" [DS9], "Broken Link" [DS9])。
ドラマ本編でもそう説明されている、現実で言う戦略核のような大量破壊兵器です。かといってこれで惑星を吹き飛ばせる(4話)どころか、木星型惑星を半壊させられるのなら、生命体8472も「いくら何でもそれはない」と思うでしょう。(※1)
また、フェイズ砲等の記述で15TJあればマッキンリー山レベルの山岳地帯を吹き飛ばせる~は割と調べればすぐ出てきますよ。
スタトレやSWのようなタイプの海外SFによくあるこれらは迫力・盛り上がり重視の誇張描写・過少設定もいいとこです。まあ、SFを見るときはそういうも楽しいのですが(笑)

(※1)余談ですが、スタトレ・ピカードの世界軸のろくな説明の無いトランスワープ技術の超絶進化も(VOYでの特殊なシカリス星自体を増幅器として可能の技術だったから転用できなかった云々は?)、それがありなら何でもありになっちゃうのではないかとも思えます。
 そのうえでの話ですが、ワープについては4万光年を数日(4~5日としても)で走破出来るといっても(休憩や痕跡のトレース等の時間を考えないという)理論上ですら秒速約0.09~0.1光年程度なので、瞬間的に数百光年ワープ出来るガミラス艦には一回振り切られてしまうでしょう。
 このように、一日の総ワープ距離(1000~2500光年程度vs一万光年程度)で優っていても原理的にはガミラス艦の方がワープ自体は(光速を遥かに超えるスピードで、銀河系内だけでも1億~10億個あるブラックホール等を何度も避けながら進まなくて済む分含め)手軽で高速です。一応、一日の総ワープ距離に関しては超空間ネットワークの運用能力がありますから、(遠征時ならともかく)防衛時ともなれば4万光年どころか、鹵獲したガミラス機でバラン星のゲートを利用した時のように3万光年の距離(銀河系外にもいくつか亜空間ゲート有)すら5~6分で移動できます。


次に、スタートレックと2199の陽電子兵器を同じ原理としなくてよいのでは?ということについてですが、
まず、スタートレックの艦隊戦用の陽電子兵器といえば、40KW~400GW程度しかなく、私達の生きる21世紀の原始炉でも出せる程度の出力です。
また、射程も目視距離のような超至近距離での運用なので、――おそらく単純に陽電子のみを打ち出すような――陽電子自体は作りやすいものの、フェイザー等と比べれば(粒子加速器のように管理された空間を出た後は、陽電子自体が相互に反発し散逸してしまうため超至近距離でなければ有効な破壊力すら持たない。と予想されるので)非効率な兵器でしょう。

そして、2199の陽電子ビームについてですが、
まず上記のようなビーム出力・原理では、ガミラス艦の装甲を貫徹出来ません。実際、2199の地球艦は22世紀の進んだ核融合炉を持っていましたが、(当時最強の高圧増幅光線砲は例え戦艦クラスの砲撃でも)クリピテラ級の装甲すら貫徹できていませんでした。(※2)しかし、陽電子衝撃砲は160~270mある二等ガミラス艦を艦首から串刺し状態にしますし、ガミラス艦の陽電子ビームも二等装甲艦同士なら一撃、また190~240mあるガトランティス艦の船体を撫で切るような破壊力を持っています。

(※2)ミサイル兵器も同様で、陽電子衝撃砲や新型空間魚雷の配備がされるまで、当時の地球艦はガミラス艦に艦隊戦で有効打を与える手段がありませんでした。

また、陽電子ビームの有効射程に関しては『2199』1話の艦隊戦にて距離8000(㎞?)で砲撃戦を展開しています。(※3)
スタートレックのような単純な原理と同じだと、
 陽電子の性質上、この距離を破壊力を保ったまま届かせるためには一点へずっとビームを照射し続けねばならない点(しかも無駄になるエネルギー量を考えれば、この距離なら単純なレーザーの方がまだ破壊力がある)や、
 この距離を届かせるほどのエネルギー量の陽電子ビームは、打ち出した瞬間に(近傍の物質と反応してエネルギーを解放した陽電子に)兵器自体が破壊されてしまう点などを解決しなければいけません。
 主にこれらの点とガミラスの科学力の高さを考えれば、同原理の兵器としなくても良いと思えますがどうでしょう。
例えば、(過去にpixivでtemaさんの記事を見たのですが)位相をそろえた重力波の鞘の中に、陽電子を封じ込め放射する。重力波は陽電子を封じ込めるために使い、破壊力は陽電子が受け持つことで必要なエネルギー量を抑えつつ高破壊力を持つ兵器。
とするのも一つの考え方として良いかもしれません。。

(※3)この程度の砲戦距離なのは、遠距離で大きく動き回る互いの宇宙船の速度(現実の人工衛星と比して数百倍はあるだろう)からして、なるべく発射から着弾までほぼ影響のないようにかつ、敵艦隊との衝突事故等を抑えやすい距離で撃ち合いたいためだと思われます。
射程自体はバラン星での波動砲モニターを見ると判るように、2~3万kmは普通に届くようです。

最後に遮蔽装置が標準装備だから接近に気づかなかった云々に関してなのですが、(何世代目のものか知りませんが、遮蔽装置が個艦として最強格のシミターのような完璧なものだったとしても)6万隻もの大艦隊が待ち伏せではなく、まとまって機動するには通信やレーダー波を出さねばならず、さすがにガミラス側に大艦隊の存在が暴露してしまうのは避けられないと思えます。(※4)(※5)

ついでに言うと、マゼラン銀河の位置(天の川銀河の南側)を考えればガミラスも迷わず一直線で地球連邦の領域に向かってこれるわけではないでしょう。2199本編だけでも確認されたように、いくつかの(銀河系内外にあった)前哨基地等が少なくとも存在するはずです。
2199本編では広大な銀河間空間を一隻で航行するヤマトですら(ゲールやドメル旗下の偵察大隊等)動きを把握され続けてますので、6万隻もの大艦隊だとまずこれらの哨戒網に捕捉されてしまうのではないでしょうか。(※6)

(※4)そもそも遮蔽装置は使うと艦同士の連絡が取れなくなり姿も見えませんから(通信やレーダー波を出したりすると傍受等は防げたとしても敵に存在を暴露してしまう)、艦隊がまとまって機動する際に使うのは、待ち伏せのような場合でないと困難だと思われます。特に攻勢のための大規模遠征は、相当数の落伍艦を許容した作戦になるでしょう。
 
(※5)重防御・重武装に加え、遮蔽装置等の標準装備と、何故か波動コアなしに動く波動エンジン(エンジン自体は設計図さえあれば科学力の遅れた2199の地球でも作成可)orダイリチウムリアクターの艦船が6万隻も遠征に使えるようになるのは、レプリケーター等があってもかなり難しいように思えます。
 レプリケーターとは言え、ここまで量産性と整備性の低いであろう艦隊に必要な各種の高分子化合物や、ダイリチウムは想像を絶するほど膨大でしょうし、エンジニア、科学者を始めとした乗組員等々の数・育成費も同様でしょう。
 そのため、数十光年程度の領域と地球人のみのマンパワーで、
 8000光年の領域と150の加盟国を持つスタートレックの『惑星連邦』(ドミニオン戦争時には探査メインの艦船中心かつ連絡艇等含め、良くて総数7~8万隻程度)や、
 数百億の星系が存在するマゼラン銀河等を領域とし、少なくとも数十の有人惑星分の人的資源を持つ『大ガミラス帝国』(レプリケーターではないにしろ、さすがに21世紀の地球よりはるかに優れた金属3Dプリンターのような代物が存在するであろうし、そこまでレプリケーターの優位はない)
 の保有する戦力すら超え、圧倒的数的有利を取れるというのは正直読んでいて一番脳内補完が難しいところです"o(-_-;*) ウゥム…

(※6)波動エンジンのワープは、(スタトレ式の亜空間内で超加速するタイプとは違い)瞬間的に数百光年も跳躍する代物であるため、ワープアウト先の解析情報が(余程の緊急時以外は)毎回必要になります。そして、その関係上、レーダー等にはタキオンなどの超光速粒子を利用した長距離スキャナーが必須です。
 また、ガミラスは冥王星とガミラス星の間(約16万8000光年の距離)でリアルタイム通信が可能な超空間通信技術を有しています。
 これから考えると、ガミラスではスタトレ本編にてクリンゴンの遮蔽艦すら見破ったドミニオン軍の長距離タキオンスキャナー(地球連邦などでは艦隊単位での近距離タキオンネット止まりで実現不可能だった)の発展型のようなものが標準装備な可能性が高いのではないでしょうか。
 そのため、遮蔽装置を常に起動できていたとしても、バラン星までの間で各前哨基地や哨戒部隊に捕捉されるでしょう。それどころか、相当混乱していない限りは遮蔽艦での細かな事前偵察の段階ですら難しいと思われます。

ご不満に思われている指摘に関しては、細かく(理由なども併せて)上記のように書きましたが解決したでしょうか?
長文失礼しました。

2023 3/13記載・引用ミス修正 秒速約2~3光年→秒速約0.09~0.1光年 100kt→100mt(なお、引用元のサイトが閉鎖してしまっていたため出典元として出せなくなってしまいました。そのため、3/8の記載・引用ミス修正もそうですがwordに一部保存していた部分からの修正になっています。しかし、光子魚雷の25アイソトンの説明--大都市を数秒で壊滅させることが可能とされる威力--と、SFAPS宇宙艦隊予備校の量子魚雷の説明--量子魚雷の破壊力は従来の光子魚雷の2.5倍にまで向上--から量子魚雷の破壊力は100~200mtレベルではないかと考察できます。)

2023/Mar/13(Mon) 07:00 pm

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[15]紙カタ◆30a00978ID: 5e0c48e4
熊0803さん、始めまして。

知恵で勝つは、実現できるなら良いですけど、主人公は知識を貰っただけの転生者なので、勝てる技術を積み上げる方向に行きました。

>ガミラス艦の性能ならば、スタートレックの船(光速の数千倍程度)くらい簡単に振り切れますよね(3話)。トランスワープ(光速の数十万~数百万倍程度)でも追いすがることすら無理でしょう。
これについては、通常ワープは兎も角、トランスワープは間違い無くヤマト世界のワープより早いです。
スタートレックピカードで、ラ・シレーナが4万光年を数日で移動してます。
センサー性能に付いては、遮蔽装置が標準装備という事で(ロミュランとの条約もないので)

>しかし、スタートレックのフェイザー系統のナディオン効果を利用した単純な陽電子砲と、2199の波動エンジンの大電力を用いた陽電子ビーム砲・陽電子衝撃砲の原理がほぼ同じものとしなくてもいいのでは?
しない理由が無いですし、そんなに出力が有る描写が無いのでこんな感じに成りました。

>光子魚雷より強力な量子魚雷は100ktの出力を誇るとのことです。この出力で惑星破壊が可能なら生命体8472もびっくりでしょう。
量子魚雷が100ktは明らかにその資料が間違ってますよ。
試験では標的にしたガスジャイアントを半壊させたりしてます。

指摘は有り難いのですが、もっとキチンと調べて欲しいです。
では


2022/May/09(Mon) 07:55 am

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[14]熊0803◆e323edbdID: 7358b6f4
はじめまして。
今更の感想ですが、スタートレックって船のスペックより知恵で勝つところが大きいし、その方法もあるのにもったいないな、と読んでいて感じました。
これだと「何をいきなり言っているのだ」と思われそうなので一つ一つ書き出しますと、

ガミラス艦の性能ならば、スタートレックの船(光速の数千倍程度)くらい簡単に振り切れますよね(3話)。トランスワープ(光速の数十万~数百万倍程度)でも追いすがることすら無理でしょう。

技術体系が違うので科学力の優劣をつけたいわけではないですが、波動エンジンを用いたほぼ一瞬で最大300~500光年を跳躍できるワープ航法(ワームホールを使って「時間を使わずに移動する」(つまり0時間で長距離の移動を行う)事で「実質的に光速を超える」と制作陣の方々が説明していますから、ウラシマ効果を受けない)の方がかなり手軽で高速。
勿論、波動エンジンの性質からして2199第7章でヤマトがやっていたように、ウラシマ効果を受けない範囲で短時間で亜光速にも加速も出来るでしょう。

索敵技術も第5章にて、広大な銀河間空間を単艦で航行するヤマトを何度も捕捉し続けているのに、(約0.0003光年程度の先にいる)大艦隊の接近に気づけないほど格下扱いする理由はさすがにないと思えます(5話)。
というか、その距離から転送可能な技術なんて有りましたっけ(そもそも転送装置自体が補正機があると言っても波動性というものを上手に利用しながら、他方で下記でも言われてるように量子力学と矛盾するような装置ですし、TNG時代に4万km以下と言われてから進展ないような)?
http://www.m-nomura.com/st/transport.html

あと先に言っておくとフェイザーを弱いと言いたい訳ではないです。しかし、スタートレックのフェイザー系統のナディオン効果を利用した単純な陽電子砲と、2199の波動エンジンの大電力を用いた陽電子ビーム砲・陽電子衝撃砲の原理がほぼ同じものとしなくてもいいのでは?

スタートレックの世界観は少々独特で、フェイズ砲等の記述で1.5TJあれば山岳地帯を吹き飛ばせて、光子魚雷より強力な量子魚雷は100mtをこえる出力を誇るとのことです。この程度の出力で惑星破壊が可能なら生命体8472もびっくりでしょう。海外SFの設定らしく色々盛られているのです。
良くても現実の大型水爆と同等レベルの出力で撃破可能ならば、2199の沖田艦長や地球連邦はあそこまでガミラス艦を相手に苦戦しません。
要するに火力面でも、2199勢の技術を取り入れても面白くできる。という事です。


長々と書きましたが、参考になれば幸いです。微力ながらも応援してます。


---追記---

3話のトランスワープ技術に関して、今まで徐々にワープ技術を実用段階にもっていっていたイメージがあったのですが、トランスワープに関してはあの時点で、いきなりスタトレ・ピカードのような24世紀終盤の代物を搭載していたんですね。
量子魚雷もそうですが、大抵説明もなく各時代の同じ名称の技術を主人公たちが使うので少し勘違いしておりました。すみません。

2023 3/8記載・引用ミス修正 約3光年→約0.0003光年 100kt→100mt

2023/Mar/08(Wed) 08:52 pm

編集削除 Pass:

[13]紙カタ◆ddd86a12ID: 46b3dab3
ラテさん、有り難う御座います。

11さん、応援有り難う御座います。

たろうさん、物足りなくてすみません。
元々2199の二次なので、伸ばす気は無かったんです。
次回作は、また性懲りもなく転生物にしようかと思ってます。
舞台はマブラヴです。

2018/Jul/13(Fri) 08:03 am

編集削除 Pass:

[12]ラテ◆e84da755ID: b4d44b2b
お疲れ様でした

2018/Jul/12(Thu) 09:44 pm

編集削除 Pass:

[11]11◆a5a94fadID: 208e6fb0
面白かった。前作から読んでいます。

2018/Jul/12(Thu) 09:19 am

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[10]たろう◆c56270e7ID: a283e21f
え?もう終わり?

これまでありがとうございました。
次回作の予定はありますか?

2018/Jul/12(Thu) 09:12 am

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[9]紙カタ◆ddd86a12ID: 46b3dab3
si-naさん、申し訳ないですが、此処が再び盛り上がればと思って書いてるので、他での掲載予定は無いです。

2018/Jul/12(Thu) 07:02 am

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[8]si-na◆e896f9e3ID: 58b65bc2
更新お疲れ様です。

それはそうと、ハーメルンあたりで連載してくれると更新のチェックが楽です。

2018/May/20(Sun) 08:34 pm

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[7]紙カタ◆ddd86a12ID: 46b3dab3
たろうさん、感想有り難う御座います。
一応、安全管理は出来てる設定です。
移動は艦隊で行ってますし。
乗艦は木星級空母を重戦艦に改装した、木星級ドレッドノートを使ってます。


2018/May/20(Sun) 01:04 pm

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