またもやスピンオフ予告です。
今回も下の方にしますので嫌な方は引き返してください。
それではスピンオフ・スタート
このハルケギニアの最高の地位にいる若き教皇、聖エイジス32世…ヴィットーリオ・セレヴァレは目の前にいる一人の少年に傅く。
「我等が聖者よ。どうか我等を導きください」
「うん。ヴィーにぃも手伝ってね」
「はい」
ヴィットーリオは心の底から思う。
目の前の『聖者』の力こそが、信仰と磐石にし、世界に平和をもたらすことを…
ヴィットーリオと他の枢機卿達と共に少年は世界を見る。
「変わっていない…人はやはり変わらぬものか…」
ヴィットーリオは身を引き締める。
目の前の少年は先ほどとは違い、絶大なる存在感を出して目の前にたたずんでいる。
「ブリミルに○○○…やはり人は変わらなかった。6000年経っても変わらなかった。我が最高の友たちよ。我は『約束』を果たした。そして…今度は我が『約束』を果たしてもらう」
一匹の蝙蝠が飛んでくる。
「変身…」
少年の体から巨大な力が湧き出て、それが少しずつ実体化する。
ヴィットーリオと枢機卿達はそれを神々しそうに見ている。
「世界はこの『聖者(アーク)』と『伝説種族(レジェンドルガ)』が統べる…」
巨躯の聖王は断じた。
世界に真なる平和を齎す為に…
『ゼロの使い魔 ~LEGEND OF ARC~』
世界を伝説が支配する…