ジュリオ・・・・。
ルイズの本命は才人ではなく、ジュリオに少し口説かれてから
ジュリオにあったのです。
でも、才人の方がどうしても魅力的に思えて、かと言って
ジュリオに走れば才人は必ず、アンリエッタのもとに行ってしまう。
でも決して本気で愛してるわけではなく、女王陛下が可哀想だから。
でも、ジュリオは私から離れないし、いつも最後には私の元に戻ってきてくれる。
ジュリオが私を捨てるなんてありえないと、不安でいっぱいで
ネガティブで、後ろ向きな私でも確信することができた・・・。
どうしても、才人と結婚まではいきたい。
私だって、いつか不倫するかもしれない相手の
そんな相手の愛の囁きなんて聞いたところで
永遠に私のものになってくれるという保証なんてどこにもないし
きっとまた別の誰かの元に行ってしまう。
いくら鎖で繋ぎとめておいても、心というものは、離れていってしまうもの。
私が媚びても、私が優しくなっても
私が愛しても、私は結局、才人を鎖で繋ぎとめているに過ぎないと
才人を、あなたを愛して、よく分かったから・・・。
でも、結婚だけはしたい。つかの間の間だけ
才人が別の誰かを本気で好きになって私の元を去るまで
才人と結ばれていたい。
ジュリオはきっとそれまで私を待ってくれる人だから。