小ネタ
ネタ9 はっちゃけジョゼフ
ハインツ:「陛下、しつれいしま…」
ジョゼフ:「”ゴムゴムの銃(ピストル)”!!」
ハインツ:「ぐはっ」
ジョゼフ:「甘い、甘いな、蕩ける様に甘いぞハインツ。いついかなる時も警戒は怠るな」
ハインツ:「いや、いくらなんでも腕が伸びてくるなんて思いませんよ。いつからゴム人間になったんですか」
ジョゼフ」「む、これか。これはミューズが造った傑作品だ」
ハインツ:「ああ、以前スターウォーズネタやった時言ってた、アレですか」
ジョゼフ:「そうだ、腕の上からすっぽり填める篭手の様な感じでつけられる優れものだ。付けた者の意志どおりに動くから、腕が不自由な者などへの義手代わりにもなる。完全取り付け式の義手タイプもあるぞ」
ハインツ:「造った動機はものすごく真面目なんですね。なのになんでそれで、俺を吹っ飛ばすんですか」
ジョゼフ:「何を言う、”銃弾(ブレット)”や”バズーカ”にしなかっただけ、ありがたいと思え」
ハインツ:「確かにンナもんくらえば、頭蓋骨陥没や内臓破裂は決定ですね」
ジョゼフ:「そうだな、と隙あり! ”ゴムゴムのスタンプ”!!」
ハインツ:「がはっ」
ジョゼフ:「油断するなといってるだろうが、義手があるなら義足があって当然だろう。そんなことでは次の、『加速』を併用した”ギア・セカンド”は到底回避できんぞ」
ハインツ:「……」
ジョゼフ:「何だ、伸びたか、情けない奴だ。まあ、顎先を狙ったからな」
ネタ10 はっちゃけジョゼフ2
ジョゼフ:「ハインツ、ちょっと見ていろ」
ハインツ:「はいはい何ですか」
ジョゼフ:「はっ」
ハインツ:「おお、石がパンチ一発で粉微塵に! …って粉微塵? 陛下、もしかしてこれって」
ジョゼフ:「ふふふ、石に対して、ほぼゼロコンマの間隔で2連劇を加えたのだ。最初の一撃で石は抵抗力を使い、次の一撃は無抵抗になる」
ハインツ:「完全に”二重の極み”ですね。なんとまあコア…でもないのか? もしかしなくても『加速』ですか」
ジョゼフ:「そうだ、俺にとっては普通に2回石を殴っただけだが、石にとっては瞬時の2連撃だ」
ハインツ:「なんというデタラメ」
ジョゼフ:「しかし、少々面白くないのだ、俺が”加速”を極限まで早めて『無駄無駄無駄無駄!!!』と言いながら乱打したところで、相手にすれば何がなんだか分からず吹っ飛ぶからな」
ハインツ:「何言ってるのかなんて、聞こえるわけありませんね。人間の可聴域にある音程じゃないですから」
ジョゼフ:「いっそ”加速”領域を相手の意識にまで広げる装置を作るか。そうすれば、体は動かんが、俺が何をしているかは分かるだろう」
ハインツ:「んなクソくだらない理由で作らないでください。っていうかそんなん作れるんですか?」
ジョゼフ:「ガリアの科学力は世界一イイイイィィィィ!!! 作れんものは無いいいィィィィィ!!!!」
ハインツ:「シュトロハイム!?」
ジョゼフ:「うろたえるな!! ガリア軍人はうろたえない!!」
ハインツ:「いや、俺軍人じゃないんですけど」
ネタ10.5 はっちゃけジョゼフ2.5
ジョゼフ:「『無駄無駄無駄』や『オラオラオラ』は駄目だが、やった後に『お前はもう、死んでいる』なら合うかも知れんな」
ハインツ:「やめてください。ていうか死んでますよ俺!!それだと!!」
ジョゼフ:「ホムンクルス」
ハインツ:「誰だこんな人を生み出したヤツー、責任者呼んで来ーい!!」
ネタ11 BL
ハインツ:「陛下、ひとついいですか」
ジョゼフ:「なんだ」
ハインツ:「以前から少し思ったんですけど、陛下のネタ技って打撃系が多いですよね。関節技とかは興味無いんですか?」
ジョゼフ:「ああ…それか。ひとつは組技だと、あまり加速を生かせないことだが…」
ハインツ:「他にもあるんですか」
ジョゼフ:「まあな、いささか不愉快というか不本意というか不快というか、という理由が」
ハインツ:「陛下が言いよどむなんて珍しいですね。どんな理由ですか」
ジョゼフ:「その光景を万が一、侍従や女官に見られたらどんな噂が立つか分からん。ただでさえ、俺とお前の関係を妄想している女官は多いのだ」
ハインツ:「あ~~、それってもしかしてBL的な?」
ジョゼフ:「そういうことだ、俺もお前も美形で、俺は体格がいいが、お前は細身だ。俺が接する事が一番多いのはお前だからな。女官たちとしては、お前の身長があと10サント低ければいいのに、とかぬかしていたようだ」
ハインツ:「最悪ですね」
ジョゼフ:「しかも、お前が不能である事が、噂に拍車を掛けているのだ」
ハインツ:「何ですかそれは… 本気で直す必要あんのかな…これ」
ジョゼフ:「そうしろ、イザベラのためだけでは無く、何より俺のためにな」
ネタ 12 戦乙女
サイコロプス:「ガアアアア!!」
ギーシュ:「む、サイコロプスか。モンモランシー、僕の後ろへ」
モンモランシー:「あら、ありがと」
才人:「シャルロット」
シャルロット:「サイト」
コルベール:「ミス・ツェルプストー、下がりなさい」
キュルケ:「頼もしいわね、ジャン」
男3人:「いくぞ!」
ルイズ:「あ、私だけハブられてる。おーいサイトー、コルベール先生ー、ワタシモマモレー」
男3人:「ルイズ(ミス・ヴァリエール)は自分で守れるだろ(う)!」
ルイズ:「それならタバサもでしょうに、ま、いいわ、マルコルヌ、肉の盾になりなさい」
マリコルヌ:「やっぱりそうきたか! しかも何か表現が生々しいし!」
ルイズ:「実際はそんな必要ないけどね。今のあいつらなら、サイコロプスの一匹や二匹…」
テファ:「キャアアア!」
マリコルヌ:「あ、向こうにもいたみたいだね。でも水精霊騎士がいるから大丈夫…」
ルイズ:「待ってなさいテファ! 今行くわ!!」
マリコルヌ:「は、はやい…」
ルイズ:「消し飛べ化け物!! 貴様風情が私のテファに、指一本でも触れることは許さん!!」
7人:「勇ましい…、しかも“私の”って…」
ネタ13 平賀才人の日記
ロマリアの各都市で行ったティファニアの演説。いや、あれは演説ではなく、彼女の心からの訴えは、間違いなく、ロマリアの町で暴徒と化していた人たちの心に響いた。彼女の素直で純粋な気持ちは、どんなに心が荒廃した人にも届いたのだ。テファの慈愛は深く、そして暖かい。狂気だろうが狂信だろうが、愛の前には無力だった。
しかし…俺、いや俺たちは確かに感じていた。ロマリアの人たちが、テファの慈愛以外に心に響いていた、いや心から恐れていたものがあったと。それは彼らの生存本能が、無意識に察知させていたのだろう。
もし、テファに罵声を浴びせたり、石を投げたりしようものなら―――
全長50メイルもの、鋼の巨人が降臨する
憎悪の空より大魔神が来たりて、正しき怒りを以ってして、渇かず飢えず無に還されることが……
ネタ14 平賀才人の日記 Ver2
ロマリアの各都市で行ったティファニアの演説。いや、あれは演説ではなく、彼女の心からの訴えは、間違いなく、ロマリアの町で暴徒と化していた人たちの心に響いた。彼女の素直で純粋な気持ちは、どんなに心が荒廃した人にも届いたのだ。テファの慈愛は深く、そして暖かい。狂気だろうが狂信だろうが、愛の前には無力だった。
しかし…俺、いや俺たちは確かに感じていた。ロマリアの人たちが、テファの慈愛以外に心に響いていた、いや心から恐れていたものがあったと。それは彼らの生存本能が、無意識に察知させていたのだろう。
もし、テファに罵声を浴びせたり、石を投げたりしようものなら―――
全長50メイルもの、鋼の巨人が降臨する
虚空の門より大魔神が現れ、極低温の刃によって、すべてが死の静寂の停止されることを……