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No.5049の一覧
[0] Fate/zero×spear of beast (Fate/zero×うしおととら)7/26[神速戦法](2014/07/26 18:17)
[1] Fate/zero×spear of beast 01[神速戦法](2009/05/12 02:03)
[2] Fate/zero×spear of beast 02[神速戦法](2008/12/05 08:58)
[3] Fate/zero×spear of beast 03[神速戦法](2008/12/05 08:59)
[4] Fate/zero×spear of beast 04[神速戦法](2008/12/07 21:31)
[5] Fate/zero×spear of beast 05[神速戦法](2009/01/07 01:17)
[6] Fate/zero×spear of beast 06[神速戦法](2008/12/10 00:52)
[7] Fate/zero×spear of beast 07[神速戦法](2008/12/20 16:32)
[8] Fate/zero×spear of beast 08[神速戦法](2008/12/20 16:31)
[9] Fate/zero×spear of beast 09[神速戦法](2008/12/20 16:29)
[10] Fate/zero×spear of beast  10[神速戦法](2009/02/16 00:20)
[11] Fate/zero×spear of beast  11[神速戦法](2009/02/16 00:26)
[12] Fate/zero×spear of beast  12[神速戦法](2009/09/16 19:35)
[13] Fate/zero×spear of beast  13[神速戦法](2009/09/16 19:34)
[14] Fate/zero×spear of beast  14[神速戦法](2009/09/16 19:38)
[15] Fate/zero×spear of beast  15[神速戦法](2010/10/21 22:45)
[16] 番外編--遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです(キャラ改変あり)[神速戦法](2011/04/26 00:14)
[17] Fate/zero×spear of beast 16[神速戦法](2011/04/26 00:15)
[18] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです2[神速戦法](2011/05/21 17:43)
[19] Fate/zero×spear of beast 17[神速戦法](2011/07/18 17:57)
[20] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです3[神速戦法](2011/08/18 21:08)
[21] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです4[神速戦法](2011/08/20 18:32)
[22] Fate/zero×spear of beast 18[神速戦法](2011/10/15 23:55)
[23] Fate/zero×spear of beast 19[神速戦法](2011/10/21 11:38)
[24] Fate/zero×spear of beast 20(リョナ表現注意)[神速戦法](2011/11/30 18:32)
[25] Fate/zero×spear of beast 21[神速戦法](2011/12/25 03:54)
[27] Fate/zero×spear of beast 22[神速戦法](2012/02/04 19:35)
[28] Fate/zero×spear of beast 23[神速戦法](2012/03/08 11:31)
[29] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです5[神速戦法](2012/03/10 08:33)
[30] Fate/zero×spear of beast 24[神速戦法](2012/03/29 12:19)
[32] Fate/zero×spear of beast 25[神速戦法](2012/06/03 23:47)
[33] Fate/zero×spear of beast 26[神速戦法](2013/03/31 10:41)
[34] Fate/zero×spear of beast 27[神速戦法](2013/06/15 03:48)
[35] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです6[神速戦法](2013/08/06 03:02)
[36] Fate/zero×spear of beast 28[神速戦法](2020/06/27 21:33)
[37] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです7[神速戦法](2014/07/26 18:17)
[38] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです8[神速戦法](2020/06/27 22:05)
[39] Fate/zero×spear of beast 29[神速戦法](2020/09/15 22:14)
[40] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです9[神速戦法](2020/07/05 14:58)
[41] 遠坂凛が狐耳少女を召喚したようです10[神速戦法](2020/07/26 21:22)
[42] Fate/zero×spear of beast 30[神速戦法](2020/09/16 17:32)
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[5049] Fate/zero×spear of beast  14
Name: 神速戦法◆0a203bcd ID:6aee6c44 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/09/16 19:38










 一触即発の空気の三すくみのなかに、雷神の化身たるサーヴァントが、盛大な電撃を撒き散らしながら一直線に駆けてくる光景を視て、この場に集結した、魔術師は、一様に言葉を失くした。
 見習いのウェイバーはともかくとして、時計塔きっての俊英のケイネス、千年続いた錬金術の大家が創り出したアイリスフィール、生粋の魔術師殺したる切嗣と舞弥でさえも、文字通り唖然としてしまったのだ。
 隆々とした、猫科の猛獣特有の筋肉。その女性の長髪のような鬣が、己が纏う紫電に揺すられて、巨躯を包んでいる。
 その顔面の隈のような縁取り、猛獣のような体躯、垂れさがった鬣、そして雷神を思わせる轟雷。
 呆気にとられていたのは、マスターだけではない。神秘の具現化たるサーヴァントも、驚きの色を隠せなかった。
 もしもかりに、ただ、第四のサーヴァントが、乱入してきたのならば居合わす者達に、さほどの過剰な驚きは無かったろう。たとえ、それが、どんなに強力な経歴を持つサーヴァントであったとしても。
 しかし……。それは、あくまで人間の形をしていればの話である。
 豪胆を誇るライダーが怪訝そうな面持ちで周囲を見回す。
 いかつい拳でゴリゴリと頭を掻き毟り、
「また面妖な奴が出てきおったな」
 と、困ったように呟いた。明らかに異形のサーヴァントである。蛮族の巫者……ですらない。アーチャーやキャスターではなく、その異形から察するに恐らくはバーサーカーだろう。恐らくは狂戦士―バーサーカー―のクラスではあろうが……。どこをどう視たとしても、三六〇°方向からこの乱入者を観察しても、それはただのバケモノでしかない。
「……征服王。アイツに誘いをかけてやらんのか?」
 ランサーの揶揄するような声。しかし、どことなく困ったような色が混じっているのは、はたして気のせいであろうか?
 胆力でその名を鳴らした征服王も、予想外の乱入者に対して、
「余は……ふむぅ。……その、なんだ? ……なにぶん野獣を懐柔するというのは初めてでな」
 残念ながら、冗談にもいつもの冴えがない。
 それも無理からぬことやも知れない
“貴い幻想”となった諸人の賞賛と憧憬を受けた英雄の中、明らかに妙な奴が一人混じり込んでいるのである。
 この戦に呼ばれることを誇りとしていた英霊ならば、当然の反応と言える。
 しかし、それらサーヴァントの動揺も、マスターたちの驚愕と比較するのならばたいしたものではなかっただろう。
 仮にも魔術師を名乗る者ならば、見間違えようはずのない偉容である。
 驚愕のあまり、うめき声の一つさえ上げる者もいない。
 魔術師ならば、このバケモノを知らないものなどいるはずもないのだ。
 この国で起きた数年前の“決戦”を知らないものが居るはずもない。
 この日本という国で、しかも数年前に、妖怪と人間を束ねて日本という国を救った英雄の片割れである。
 あの大妖を滅殺した霊槍の使い手の相棒なのだ。テレビ放送や新聞の紙面といった近代のメディアにさえその姿が上がった。秘匿されるべき神秘の具現でありながら、現代の世において多くの人間がその姿を目撃しているのである。
 神秘の体現が、近代メディアの俎上に上ったのだ。そのときの魔術師協会の狼狽たるや、筆舌に尽くし難い。
 魔術師たちの憤慨も、この国で最大の勢力を保有する実戦派の仏門には一切の痛痒を与えることはなかった。教会の代行者に匹敵する戦力を一〇〇〇以上も保有する、極東最大の呼び声も高い一派だ。
 西洋魔道を毛嫌いし、わずかな交流さえ良しとはしなかった勢力である。錬金術の技術を取り入れた識者が、即座に破門されたことさえある。
 そんな連中に、魔術協会が神秘の秘匿の協力を要請したとしても、一笑に付されるのがせいぜいだ。
 もしかしたら、共闘した同士の存在を隠蔽するということを、下らない感傷が良しとしなかったのかもしれない。
 結局、秘匿と隠蔽をこの国の魔術師が行い、光覇明宗は一切の協力をしないということで決着したものの、そのときの魔術師たちの狼狽は、筆舌に尽くし難い。
 秘匿されねば“神秘”は弱体化する。なんとか国全体に、忘却の暗示を掛けることに成功したものの、それに費やした資源は膨大なものだった。
 魔術師ならば、その際の悲喜劇を知らないものはない。言葉を失くしても致し方のないことだろう。
 驚の感情に固まり切ったウェイバーの額を、巨大な人差し指が直撃する。
「ひっ!?」
 痛みのあまり咄嗟に頭を抱え「ぁ―」とか「ぅ―」とかみっともなく御者台の上に崩れ落ちる矮躯の少年。むろんライダーは、蝶をつまむときのように限界まで加減をしてつついたのだが、そこは非力な魔術師と、素手で岩を砕くサーヴァントの圧倒的な差異である。
「そんで坊主よ。サーヴァントとしちゃ“あれ”はどの程度のもんだ? マスターの端くれなら、いろいろと見えるものなんだろう、かたまっとらんでよく見てみろ。こら?」
 理不尽な暴力に、マスターたるものの威厳を木端微塵に打ち砕かれたが、それでもなんとか粉々になったプライドをかき集め、口を開く。
「……字伏だ」
 腫れあがった額を押さえながら、低くしゃがれたこえで言う。ウェイバーは、言外に恨みと怒りの念を込めて言ってやったのだが、この剛胆を切り取って形にしたような男には、なんの痛痒も感じた様子もない。
「なんだぁ? それは?」
「だから!! 字伏だって!! ここ最近の英雄だよ!!」
 この日本と言う国を、数年前に救った英雄の片割れであること、二〇〇〇年前より存在する東洋の幻想種の一種であること、マスターの特殊能力で“視た”ところ、そのステータスはバカみたいな数値であることを手短に伝える。
「……な」
 どこからともなく声がする。
「……なに考えてんだぁ、この大馬鹿野郎ぉおおおおお!!」
 その声の発生源に、全ての瞳が集中する。よく見ると、乱入したバケモノの腰辺りに張り付いているのは、ボロ布の腰巻ではなく、しがみついていたマスターであったようだ。
 その張り付きながら抗議の声を上げるボロ雑巾のようなマスターを、ぺちんと地面に投げ捨てるとバケモノは、戦車上のライダーを指差し、
「けぇっ!! 牛野郎。舐めたことぬかしやがって!!」
 そう言うが早いか、全身に威嚇の稲妻を滾らせる。
 天空から、大地を刺し貫く雷はずのが、水平に疾走しライダーの鼻先をかすめた。
 その光景は、神経の細い者ならば心理的外傷のひとつも負ってしまいそうな凶悪なものだったが、ライダーの太い眉をしかめさせただけだった。
「おい坊主。狂化して理性を失くしている割には、普通にしゃべっとるぞ。アイツ」
 ひょいと襟首を持ち上げられたウェイバーが、叫ぶように、
「……知らないよ!! 大方、狂化ランクがバカみたいに低いんだろ!!」
 当てずっぽうで口から出た言葉であったが、実はそれが正鵠であったなど言い放った本人は知る由もない。
「そうか……。人語を解する野獣か……。ふむ、ふむ、おもしろい!! 是非!! 我が軍勢に!! よし、ここは一つ……」
「まて、お前。まだ誘いを掛ける気かぁ!? さっき総スカン食らったばっかりじゃないかぁ? これ以上敵を増やすんじゃない!! 懲りるってことを知らないのかぁ、お前はぁああああああああああ」
「もうすでに二人に嫌われとるんだ。それが三人になったところで大差あるまい? ほれ、坊主がどんなにチビでも、道を歩いている女、一〇〇人に声を掛ければ一人ぐらいは付いてくるというものだぞ」
「おおありだ、バカバカバカバカバカバカバカバカバカ。ナンパと聖杯戦争を一緒にすんじゃない。こんちくしょうっ!!」
 逆上したウェイバーは、非力な拳でグルグルと叩いていたが、当のライダーは全くの痛痒を感じた様子もなく、
「おなじようなもんであろう? 征服した国の道端に、見目麗しい女がいたら声を掛けるというのが礼儀であろうが? しかも、救世の英傑ともなれば見逃す手はない。おし、話はまとまったところで、そこのタテガミの長い奴」
 にんまりと、野太い笑みが分厚い唇に浮かぶ。たしかにどことなく好色な面持ちと言えないこともない。
「ぁあ? なんだ? てめえ」
 そう言いながら、刀剣のような爪を伸ばし、全身の毛を逆立たせる。
 もしも、この短気な野獣のごときサーヴァントが、「恭順して軍門に下り、一緒に世界征服しないか?」などと誘われたらどんな顔をするのだろう。
「ここはひとつ、我が軍門に降り聖杯を……」
 ライダーの人を喰った磊落な発言を遮ったのは、地獄から響くような怨嗟だった。
「…………バーっ…………サーっ…………カーっ…………。お……ま……え……。な……に……しやがるっ!!」
 かすれた小さな声であるにもかかわらず、それにこめられた恨みの念が身震いするような波動となって耳を打つ。
よく見ると、大地にへばりついていたボロ布がむくりと起き上がって、己がサーヴァントに食ってかかっていた。
「てめえ、こら。三人共倒れを狙うはずが、安い挑発に乗ってんじゃない!! どこが運がいいんだバカっ!! このバカぁ!!」
 いまにも泣くじゃくりそうな、それはもう哀れを誘う光景だった。
 非力極まりない魔術師の出来こそないが霊体の分厚い筋肉に、自由の効く右手で掴み掛っている光景。
 絶対服従の強権を持っているマスターの魂から出た追求を、バケモノのような外見をしたサーヴァントは、ひらひらと手を振って煩わしそうに、
「へっ、だったら“れいじゅ”だかなんだか使って止めりゃよかったじゃねえか」
「あんな急につかえるか!? バカっ!! しかも三回しか使えないんだぞ!? こんなくだらないことに使えるわけないだろ!!」
四頭の猛獣が角を突き合わせている檻だというのに、このいたたまれなさは一体なんなのだろうか。つい数分前までは、緊張に生唾を飲み込むほどの戦場であったのに。






 聖杯戦争の参加者として、こんな茶番劇を見せられたことを憤慨するべきか、それとも、二人の悲哀に満ちたマスターを憐れんでやるべきか、アイリスフィールは半ば真剣に悩みはじめたときである。
 アイリは己が騎士の異変に気がついた。
 今現在、最も動揺しているのは、剣の英霊たるセイバーであったのだ。
 表情こそ金色の前髪に隠れて読み取れないが、この少女の内心を小刻みに震える全身やクセ毛やらが表しているかのような印象を与えている。
 一寸考えてみればそれも仕方がないかもしれない。
この誇り高い少女が受けたいままでの仕打ちは、お世辞にも誉められたものではない。
 そもそもアーサー王の伝説は、悲劇によって幕を閉じる。この戦いに身を投じるに当り、少女はどれほどの決意があっただろうか。
 しかも、そんな伝説の英雄をわざわざ呼んでおきながら、夫は話すらまともにしようともせず、自分は妹が出来たかのように喜び、いろいろと着せ替えさせてみたりとまるで騎士扱いしていない。
 そして、ここに来ての茶番劇である。
 怒りが心頭を駆け巡ったとしても不思議はない。
 アイリスフィールは、恐る恐る剣の英霊の顔を覗き込みそっと声を掛ける。
「セイバー、大丈……夫?」
 覗きこんだときのセイバーの顔、その表情を観て、アイリスフィールは言いようのない感情に囚われる。
 ほんのりと紅潮した頬、大きく見開かれた緑翆の瞳、険のとれた相貌……。先程までランサーと斬り結んでいたときの険しさや、生来の生真面目さや、王としての威厳とか、騎士特有の凛烈さ。そういったものがころりと欠落した顔をしているのである。
 自分の置かれた環境に、竜の化身が怒り狂っている……というわけではないようだ。しかし、これではまるで、どこにでもいる少女の顔ではないか。
「セイバー?」
 二度目の呼びかけにも少女は応じない。
 かわりに、「……という試練」とか、「かくも……愛らしい……」だの、「獅子のタテガミと豹の縁取りが……姑息な」とか、アイリの理解できないことをぶつぶつと呟いている。
 それでいて、他三体のサーヴァントに対する警戒を怠っていないのは流石と言うべきか。
 三度目の呼びかけの際に、アイリは、すうっと息を吸い込み、
「セイバー、大丈夫!!? なにかあったの!!?」
 自分の護るべき女性の大声に、びくんとセイバーは反応し、本来の涼やかな顔にもどっった。それからきまりが悪そうに、アイリを一瞥した後、
「大丈夫です。セイバーのクラスの抗魔力は、最高です」
 やはり、よく解らないことを口走っていた。
 なにが何やらいまひとつ理解できないが、本来の表情に戻ったようであり、戦場でこれ以上の追及は己がサーヴァントの戦意の喪失を招きかねない。
 なんとか緊張の糸を張り巡らせようと集中し出したとき、アイリの眼前では、ライダーとバーサーカーの、
「なにが家来だ!? バッカじゃねえか!? わしはバケモノだぜぇ?」
「構わぬ。余の臣には、半神や半妖も珍しくはないぞ」
「全員ぶちころさねぇと、せーはいせんそーが終わらねーだろうが。配下に加えてどーすんだよ」
「ふふん。勝利してなお滅ぼさぬ。制覇してなお辱めぬ。それが、わが“征服王イスカンダル”の“征服”である!!」
「いすかんだる? てめえ、なんで角生えてねえんだよ?」
「ふむぅ? 誰が広めた噂か知らぬが、そういうことになっておるな。余の頭には角があったと。しかし、本物には生えておらん。まあそう言うわけだ」
「そういやあ、天竺よりもっと西から、えんえんとなんの目的もなく攻め込んでこようとしてたアホがいたな。あれ、おめーか?」
「いかにも。病に倒れねば、間違いなく大陸ごと征服していたであろうな。ふっふっふっ心躍るであろう?」
「てめぇ、なにしに出てきたんだよ?」
「なにをしに? ふん。理由とか、目的とか、そういった小難しいことはいちいち考えんようにしとるのだ。感じるまま、気の向くままに生きた後、歴史家なり研究家なりが適当にそれらしいことを言い出すであろう。それでよかろうが。それともキサマそんなナリをして、風になぜ吹くか、花になぜ咲くかと問うクチか?」
「……おめぇ、アホだろ。世界一の……」
「わっはっはっはっはっはっはっ!! ハハハッ! 良い良い!! まさに! 確かに! その通り! 余こそ、世界一の大馬鹿者である!! なんでも世界一とはいいものであるぞ!!」
 その緊張の糸を断ち切らんと必死になっているとしか思えないやりとりが、延々と続いていた。









 庁さん、Blueさん、トルコさん、シアーさん、ブレードさん、TASさん、takaさん、日ノ本春也さん、返しもせずに、4ケ月も放置しまくって申し訳ございませんでした。main板で雑談してんじゃねえ、という突っ込みはまさにその通りで、返す言葉もございません。
 今後は不定期の連載になります。大変失礼いたしました。


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