番外編
しんじくんのクリスマス。
僕は今幸せだ…
クリスマスの今日、僕は衛宮の家でささやかなクリスマスを過ごしていた。
クリスマス特番で始まった土曜ロードショーの「風の谷のナウシカ」をBGMに衛宮の作る美味しいご飯を頂いていた。
僕はふう、と溜息をつく。
最近、桜との夜のおべんきょうかいが終わったあとの長いフゥゥゥーという苦しい溜息じゃない。
これは幸せすぎて出る溜息だ。
「慎二、これ食ってみろよ、三日前からボリビア産の塩とハーブに漬けてたやつだ、ちょっとしたもんだぞ?」
「お姉さん幸せー!美味い美味い美味いぞぉー!!」
虎が嬉しそうな悲鳴を上げながら箸とフォークの二刀流で料理を平らげていく。
ちっ!
しっかり噛めよ!和食の鉄人の衛宮が作る、珍しいオール洋食のクリスマス料理だぞ?
学校の図書館にあった、「世界のクリスマス料理大全集」を態々この僕(強調)が借りてきて、衛宮に又貸したお陰で食える料理なんだぞ。
庶民が!
この有り難味をしっかり味わえよ!
僕なんか久々に美味しいディナーをゆっくり味わうために30回以外咀嚼してから、もの惜しげに口から喉にゆっくり嚥下しているんだぞ!?
胃の中に入っていく瞬間さえも、「この瞬間はたとえ、地獄に落ちても忘れはしないだろう」と感慨に浸りながら味わってるんだぞ。
それをこの虎が!
一口食べたと思えばすぐにゴックン?
お前は売れ残った豚の生肉(100g80円)でも食べてろよ。
珍しくこの僕が(強調)少ない小遣いから材料費を折半してるんだぞ?
幼い頃から衛宮の面倒を見ているからって金出さないで我が物顔で居やがって。
いつも見てるけどよ、お前はただの、肉食獣だ。
ただの虎だ。
いつか虎よりも恐ろしいモンスターに食べられて、弱肉強食を味わうが好い。
モンスター・ペアレントに食われてなぁ!?
弱肉教職者になってしまえ。
「ケーキは?ケーキは?」
そんな僕の思いと裏腹に慌しく幸せそうな顔で虎が衛宮を急かす。
「おいおい、早すぎるぞ藤ねえ、まずはしっかり夕飯を食べてからだろ」
衛宮が苦笑しながらそう、言う。
そうだ、衛宮の言う通りだ――クリスマスの醍醐味はお腹一杯夕食を食べてから最後にケーキを食べて
まるでケーキを腹一杯食べたような気分に浸るのがクリスマスの夕食の作法だろうが!
それもわからず、何を言うのか。
「にょほほほほー!お姉さんの別腹の安全装置はもう既に解き放たれている!」
「藤村先生、そんなこといってると―――この僕が衛宮の料理、全部、食べてしまっても構わないんですね?」
「なーにーぃ、そんなこと言ってると、ホラ!私がこの足を頂いた!」
僕の皿から衛宮が切り分けたばかりのローストチキンの足が虎に奪われ、捕食される。
はあああああああああああ!?
それ一番チキンの焼き加減が良く、そして照りが良さ気でハーブの風味が途轍もなく効いてそうな部分だったんだぞ!?
「うわ!そりゃないですよ先生、おい!衛宮!」
「わかったわかった、今切り分けるから、そんなに悔しそうな顔するなよなぁ」
「おい、わかってるんだろうな?僕のチキンは勿論―――皮は多めだぞ」
「はいはい」
あとがき
なんか書いててムカムカした。
まだ続きます。
聖夜の奇跡 下編
「いらしゃい………いえ、お帰りなさい、桜」
「ただいま、姉さん……11年ぶりに帰ってきちゃいました」
的な感じで私「カードキャプターさくらちゃんだと思った!?残念!桜さんでしたー!」が
姉が家の門を「レリーズ!」するのを見ながら
姉さんが一人暮らしをしている家に堂々と侵入する。
そして玄関先でこっそりと、「くんくん(クンカクンカ)」と、鼻を利かせてみると、姉のにほい(誤字に非ズ)しか感じられない。
ほほう、姉はここ数年近く、誰も家に上げていなとな?
ようはここは姉の秘所なわけだ
挿入っではなく這入っちゃではなく入っちゃったー。
うふふー。
などと麗しい処女でカワイイあの子の寝室に勝手に土足で忍び込む、レイプ魔の気分を味わいながら。
ありきたりにこう、言う。
「メリークリスマス!姉さん!」
「ふふっ。メーリークリスマス、桜……」
そうしたら、なんかいきなりくーんくーんと泣く子犬のような声で
「うれしい」
と呟いた。
おおう、うっすらと姉さんが嬉し涙で目を潤ませている。
そして
「嬉しくても涙は出るのね」
と、最近あんまり見ない一昔前の人情物のドラマの登場人物のように姉が泣いている。
マジオモシロ。
と、思わず、いつも口元に勝手に自然と浮かび上がってしまう笑顔が出そうになるので、我慢しながら
慌てたフリをして
「え、えっ泣いてるんですか姉さん?」
「ええ―――だって幸せなんですもの」
おかしいでしょ?
私がお姉さんなのに
と、姉が微笑む。
くうぅーやられた。
落ち着け、落ち着け
今、心のチ●コが思わず勃ちそうになったぞ。
こんな湿っぽい雰囲気を出されると思わず
濡れ場に突入させてしまいそうになる。
だからこそ
「泣かないでください姉さん、これからはこんなことが毎日続くんですから、そんなことじゃ、脱水症状になっちゃいますよ?」
ウェットではなくウィットなジョークを効かせてみる。
そして二人でHAHAHAHAHAと笑い合う。
その後姉がくるり、と方向転換し
「じゃあ、あがって、あがって」
と恥ずかしそうに急ぎ足で居間に向かって行く
まるで産まれたてのバンビちゃんみたいな後姿をみて。
思わず口元が
にやり。
としてしまった。
うーん、なんか姉の姿を見てたら最初にやろうと思ってた計画があるんですけど。
やっぱり取り止めにする。
あの妖怪蟲ジジイが私を改造してきた時の事を綴った日記なんだけど
二人っきりのクリスマスも盛り上がりを姉に「今までどういう風に過ごしてたの?」などと聞かれた時にそれをおもむろに取り出して
「こういう風にですよ」
と、読ませ、軽く爆弾落として
「ごめんねぇ……ごめんね桜」
と顔をグシャグシャにして泣く姉の体を思う存分、いじくりまわして、玩びながら
「私、こんなに汚れちゃったんです、だから、ごめんなさい姉さん、私我慢できないなんで姉さんの体は綺麗なんですか?
なんで、そんなに一人楽しそうなんですか、私が楽しいとでも思ったんですか?あの間桐の家に養子にされて、その日に汚されたんですよ?
ずっと、ずっと、毎日、毎日、貴方が普段の日常を送っている間も学校に行って友達と楽しく喋ってる日も
毎日、毎日ですよ!?、この11年間ずっとですよ!?許せない、許せない、許せない!みて、私をちゃんと見なさいよ!
この私を、この私を!みてよ姉さん、みてよぉお!!みろよ!なんで目を背けるんだよおお!?
巫山戯るな、ふざけるな、フザケルナ、HUZAKERUなぁああああ!!
許さない!許さない!許さない!許さない!許さない!許さない!許さない!許さない!許さない!はっあははははははっAHAっhahahaっ!!
ふふっふふふふふふふふふふふふ……そうだ、そうだ!こうしよう!私、姉さんを私のものにしよう、そうだ私のものに!
これから毎日毎日毎日毎日毎日毎日、私がされてきたことを一つずつ姉さんにしてあげよう!ああああああああああああああ!
嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい、姉さんが姉さんが私の物になった!嬉しい!幸せ!……くすくす、くすくすくすくすくすくす。
姉さん―――――私は貴方を一生、離さない(黒桐風)」
とかヤンデレっぽく言いながら、思いつく限り作った淫蟲でを使って姉でリアル陵辱プレイ!?と、思ったんだけどなぁ。
そしてとことん絶望させてから、その記憶を消して
だが、心には傷は残ってしまった、消えない傷が……。
という状態にしてみようとか思ったんだけどなぁ。
「なんで、なんで私……何も悲しくないのに泣いてるの……?」
とか後日、姉が独り部屋でぽつんと、そんなことを呟いて泣いてるのを想像しながらニヤニヤしようと思ったんだけどなあ。
でも
なんか勿体無いからやめとこう。
まぁ、元々そんなことするつもりもこれぽっちもなかったけど。
だって私の信念は堅気と処女は(なるべく食わない)だよ?
ほんとだよ?
ちょっと面白そうだと思ったけど。
そういうのもいいかも、なんか憧れる、とか思ったけど。
どっちかというと私マゾだからなぁ、あとで虚しくなるんだよなぁ多分。
などと、益体にもない事を玄関から居間に続く廊下を歩きながら考えてしまった。
グフフ。
あっ、思わずよだれが。
おっと、ぐふふふふ。
私こと遠坂凛は背中で妹の桜が可愛く微笑む声を聞きながら本日のパーティー会場にエスコートする。
さっきはうっかり妹の前で情けない姿を見せてしまったが、妹も嬉しそうにしていたので、まぁ二人だけだし、よしとしよう。
なにがよし、とするのよ私は?
恥ずかしい。
勝手に顔が熱くなる。
今日の私はどこかおかしい。
ただ、妹と彼氏もいないからしょうがなく過ごす二人きりのクリスマスっていう何処にでもあるような日常を過ごせるだけで。
こんなにも楽しい喜ばしい気分になるんだろう。
いや、クリスマスだからだろう、こんな気分になるのは。
おかしくはないのだ、キリストが誕生した日なんですもの。
と遠坂の優雅さを保つために理論武装しつつ妹を招き入れる。
あっ桜、こっちに座りなさいよ、私の横に座って。
え、近い?くっつきすぎ?
でも元々テーブルが小さいせいよ、だってずっと一人だったから大きなテーブルなんかいらなかったんだから。
駄目よ、向こうに座ったらテレビが見れなくなるじゃない、桜、見たいっていったじゃない「風の谷のナウシカ」
「風の谷のナウシカ」は九時から始まるから、ご飯食べた後でも大丈夫?
なによ桜、この私に、姉の私に逆らうの?
そんな顔しても駄目、今日はあなたは此処なの、わかった?
もう
我侭なんだから。
桜です。
姉がイチャイチャしてきてツライ。
姉の横に座り、姉が作った料理を食べる前にシャン・メリーをワイングラスに注いで
「姉さんが乾杯の音頭をお願いします」
「ん………乾杯」
と
ちん、とワインを軽く逢わせ合い、飲む。
うん、やっぱりクリスマスの夜の飲み物はシャン・メリーと決まっている。
昔、シャン・メリーには少しアルコールが入っている、と親に言われて少し大人気分を味わい、暗示にかかり、本当に酔ってしまったあの昔を思い出す。
爽やかな炭酸を喉で味わうと思わず
「おいしいです」
と一言。
それに対し
「ふふっやっぱりまだ中学生ね」とまるで母親のように微笑みながら姉が赤ワインを煽る。
でも、シャン・メリーもいいけど、横に座っている姉さんの私の腕に微かに当たる、小ぶりで可愛いおっぱいも飲みたいなぁ、と思う。
それかその口の中に入っている赤ワインでもいいですけど。
などと思ってる間に
姉さんが前日から一生懸命用意しないと作れないほど手が凝っている料理を
私の為に用意したのであろう、桜の花びらの模様が上品にあしらった綺麗な皿に盛り付けていく。
ほっそりとした姉の白い腕が料理に伸びている。
その穢れ無き腕にちゅぱちゅぱして桜色の紋様をつけたいなぁ。
この皿みたいに。
とか思ってると
ふと、冷静になって考える。
あれ、なんか私今日、思考ががっつき過ぎてません?
と
いつもよりもおかしい自分に疑問を抱く。
うーむ。
これでは私は変態さんみたいではないか。
と、反省。
「ほら盛り付けわよ、食べてみて?」
「あっ姉さんのは私が」
「ん、お願い」
と姉がにっこり笑う。
その顔に―――――
と
適当に妄想しながら食事は進め、気付くと一時間経過していた。
そして風の谷のナウシカが始まるのでテレビをつけ、二人で画面に目をやる。
どうやら姉はマンガ版しか読んだことがないらしい。
だから、あの内容を二時間でどう纏めるのかしら、と興味心身でテレビ画面を見ている。
もし、アニメ版が漫画のダイジェスト映像だったら、姉はがっくりするのだろうか?
それとも所々の名シーンに感動できるポジティブ精神で楽しむタイプなのだろうか?
そして自分の想像と違った、声優さんの演技と映像に文句をつけるタイプなのだろうか?
私としては風の谷のナウシカのアニメと漫画は別物だと悟ったように切り離して考えてるので漫画2巻程度の進度で終わるアニメに不満はない。
せめて7巻のユパさまがクシャナ様を庇い、死ぬ直前に「血は…血はむしろそなたを清めた」というあのシーンと
7巻の最後辺りのクシャナさんの「私は王にはならぬ、すでに新しい王を持っている」のシーンの映像化はしてほしいのですけれど。
●リエッティだかアリ●ッティだかなんか作ってないで先にナウシカ完結させろよ、とか思ってませんよ?
アニメはアニメ、漫画は漫画。
そう、漫画なんか結構マイナーも良いところなんだから。
知らない方が多数なんですからね?
知ってて当たり前と勘違いするのは少数派の悪い考えですからね?
と考えながら、アニメを静かに鑑賞している姉をみるとユパさまがアニメで唯一活躍する剣戟シーンで、表情に喜色を浮かべていた。
私がもし、ここにいなかったら「ユパさまはやっぱり格好良いわ」とでも呟いて居たんだろうなぁ。
再来年、聖杯戦争が始まったら前世でフュギアで見たあのセイバーを姉さんが召喚したら、可愛らしいが凛々しい女版ユパさまとか思って喜ぶんだろうか。
興味がつきない。
そう思いながら。
私はテレビに真剣に齧りついている姉の為に
私は持ってきていた紅茶を勝手に淹れはじめる。
すると
「ちょっと!なにやってるのよ!?隣に居なさい!そして横で一緒に見なさい!」
怒られた。
姉は私と同じ時間を共有することに気を抜かないようだ。
こっそり超美味しい紅茶を入れて驚かそう、と思ったんですけれどねぇ。
態々、この日の為に「紅茶の美味しい淹れ方」の本を借りて勉強してたんですけれどね。
ああ、なんて簡単な超(笑)美味しいなのだろうか。
「ああ結局、良い茶葉じゃないと、本当に美味しい紅茶は飲めないんだ、小説とかでよくある安物ティーパックで超絶美味い紅茶って淹れるって不可能なんだ」
と気付かされた「紅茶の美味しい淹れ方」と銘打つ割に、9割茶葉の紹介で、本の末尾に淹れ方が載っていた本にびっくりしたのは良い思い出だ。
そして専門店に赴き「金ならいくらでもあります、とりあえず今の時期一番美味しいやつの一番高い値段のやつ」とまるで成金のように10万円支払った。
ちょっと馬鹿じゃない?私馬鹿じゃない?その美味しいって本当に美味しいの?
それってたかが一冊本を読んだ私に分かる美味しさなの?
とか考えたり。
それと実は騙されて店員に好い様に買わされてないか気になり、ついつい店員に本音を言わせる為に自白用の魔術を掛けてしまったのは最近やった私の失敗だ。
お茶とか興味ないから良く知りません。
だって、私の一番好きな飲み物は風呂上りに飲む炭酸ジュースだし。
気付くとナウシカも終わりエンディングが流れていた。
最後までエンディングのスタッフロールを見終わると
姉と漫画とアニメの相違点など漫画版の好きなキャラや漫画版のストーリーについての考察を真剣に話し合う。
姉さんが好きなキャラクターはクシャナ様らしい。
プライドが高い姉さんにとってあの誇り高きクシャナ様がお好きらしい。
うん好感が持てる。
ちなみにアニメ版では幼い時、蟲に手足を食われているという設定的に特に好感が持てる。
私は勿論、森の人。
あのストーリーにチョロチョロと少しだけスポットが当てられるくせに、結構重要な感じで意味深な感じがたまらない。(それに私蟲使いですし)
とか喋ってると2時間は経過していた。
もう次の日になっていたので二人で「早くクリスマスケーキを食べなければ!」と無駄に焦った。
姉はケーキを切り分け係
紅茶は私が入れようとしていたのだが、「おっそーい!手つきがなってないわ!」と怒鳴られ仕事をチェンジ。
こんやこんなでケーキを二人でパクつく。
どっちがサンタさんの砂糖菓子を食べるかで少々揉めたが、私が店で注文する際、素材として提供した私が養蜂で収穫した蜂蜜で作られた
滋養強壮特性ケーキは絶品だった。
ケーキを食べ終わると姉がこてん、と可愛らしく私の肩に頭を乗せて寝入ってしまった。
疲れていたんでしょうね、私と過ごすクリスマスの為に頑張って。
などと考えると、1ミリグラムも湧かないと思っていたが、情が湧いたので姉の可愛らしい寝顔を見て、おもむろにオデコにキスを軽く落とす。
そして私から既に失われた姉の黒色の髪に口付けをする。
そして姉を寝室に運んでやりベッドに寝かせる。
プレゼント交換は姉さんが起きたらで良いかと思ってると
ふと気付く
「あ、指に切り傷がありますね」
包丁で切ったようだが隠していたようだ。
ついつい
「ちょっと味見、味見」
と舐める。
舐めしゃぶる。
態とジュプジュプと音を立てたりして頭のピストン運動。
そして、ちゅぽちゅぽとかしばらくやってたのでエロい気分になってきた。
折角寝てるし。
このまま食っちまおうか。
と思ったが。
「今日は姉さんの下着を嗅ぎ、指で普通のオナニーで済ませましょう」
と自重。
疲れて寝入ってる姉を裸に剥いて、私も裸になって横に寝転がり、姉の裸を視姦しながら姉の脱ぎたてパンティのクロッチ部分に鼻を当て、くんかくんかしながら、ねっとりと濡れた【18禁】して
【18禁】して大人しく眠ることにする。
そして一つの結論を立てる
女同士でヤル場合、コックがないので、意識がないうちに襲っても楽しみ半減。
普通のレズプレイをしたいならそれでも良いだろう。
しかし所謂、格式高い百合プレイは心と心が通じ会わないとできない、と真理に辿り着く。
あと朝起きてお互い裸という状態にびびる姉を想像してニヤニヤする。
最後に
しかし、今日の私は結構おかしかった。
こんな人間臭い感情が発生するとは。
お爺様を食ったあの日の前以来だ。
でも今日はクリスマス。
こんな奇跡のようなことが起きても可笑しくはないはない、と微笑んだ。
その笑顔は普通の15歳の少女の笑顔だったかは桜本人にも分からない。
あとがき
桜さんがただの爽やかな痴女になってしまった………
しんじくんは、なすきのこ節を効かせました。
そして姉はセイバーを召喚する、と何故か勝手に決め付けている桜さん。
セイバーは最優のサーヴァント。
なら姉が召喚するんじゃね?
くらいは姉を買っている桜さんでした。
次回から何時も通りの妖しい厭らしい桜さんに戻ります。
クリスマスだから起きた奇跡です
ちなみに桜さんはアリエッティが放映する前に死んでます
ちなみにジブリについての文は作者の考えではありません。
今回はネタにネタを塗りたくったネタ回でした。