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No.6965の一覧
[0] 女の子にされていくお話(TSオリ主、リリカルなのは)[花屋](2009/02/28 23:57)
[1] 第1段 不思議な出会いは幼女なの?[花屋](2009/03/05 19:15)
[2] 第2段 うさぎさんくまさんなの?[花屋](2009/03/05 19:14)
[3] 第3段 魔法幼女はお約束なの?[花屋](2009/03/05 19:14)
[4] 第4段 ぷにぷには幼女の特権なの?[花屋](2009/03/06 21:48)
[5] 第5段 姫様って本当なの?[花屋](2009/03/05 19:13)
[6] 第6段 幼女、初めての戦場なの?[花屋](2009/03/05 19:12)
[7] 第7段 幼女の料理は3つ星なの?[花屋](2009/03/12 03:32)
[8] 第8段 図書館は気まずい空気なの?[花屋](2009/03/12 03:32)
[9] 第9段 正しい家族のつくりかたなの?[花屋](2009/03/12 03:31)
[10] 第10段 女性の魅力なの?[花屋](2009/03/12 03:31)
[11] 第11段 ヴィータと一緒、なの?[花屋](2009/03/12 03:30)
[12] 第12段 翠屋に突入なの?[花屋](2009/04/01 20:24)
[13] 第13段お誕生日大作戦なの?[花屋](2009/04/01 20:25)
[14] 第14段お誕生日大作戦其の弐なの?[花屋](2009/04/01 20:25)
[15] 踊り場の1とある記者の手記[花屋](2009/04/01 20:26)
[16] 第15段 お誕生日大作戦其の参なの?[花屋](2009/04/01 20:24)
[17] 第16段 スーパーへ行こうなの?[花屋](2009/10/24 01:46)
[18] 第17段 ようやくリリカルマジカルなの?[花屋](2009/11/27 23:10)
[19] 第18段 魔法少女に飛行はお約束なの?[花屋](2009/11/27 23:05)
[20] 第19段 魔法少女と飛行とスカートなの?[花屋](2009/11/30 04:45)
[21] 第20段 犬と幼女とご飯の時間なの!?[花屋](2010/04/06 13:01)
[22] エイプリルフール企画!って考えるの大変だよね。みんなよくやるなぁ[花屋](2010/04/02 00:07)
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[6965] 第15段 お誕生日大作戦其の参なの?
Name: 花屋◆8767edef ID:c024944a 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/04/01 20:24
<みんな、準備はいいか?>
<はい、大丈夫です。1、2の3で私が結界を解きます>
<同時に俺が部屋のスイッチを消す>
<私とヴィータがケーキを持ってくるわ>
<では、ケーキに火をつけるのは烈火の将の私だな>

みんなで、はやての誕生日大作戦の手順を確認する。

「あれ? みんなどうしたん?」

雰囲気を察したのかはやてが声をかけてくる。気づかれるわけにはいかない。

「あははー、なんでもないですよー」

<はやてお姉ちゃんが怪しみ始めています。時間も頃合ですし。行きます>

<<<<了解!>>>>

<1、 2の、3>

結界を解くと同時に部屋の明かりが消える。目の前が真っ暗になる。暗順応は時間が掛かるためだ。

「へっ、 停電?」

その隙にシャマルとヴィータがケーキを取る手はずになっているはず…… シャマル達はあらかじめ片目を瞑って暗闇に目を慣らしてもらっている。 

「きゃっ!?」

どたばたと音がする。声からしてシャマルが転んだようだ。ケーキが無事だとよいが。ヴィータも一緒に行ったからなんとかなるとは思う。

「はやてお姉ちゃん、停電ならそのうち回復します。ブレーカーが落ちたのだとしてもしばらく、暗闇に目が慣れるまで動かないほうがいいです。あと、シャマルさんも。」

「……そうやな」

「ふぁい、すみません。転んじゃいました」

はやてが動かないように牽制しておく。シャマルが転んだおかげでそれ以上何か言わなくてもはやては動く気がないようだ。しばらくするとテーブルの上になにか置かれたような音がする。どうやらヴィータがケーキを無事に運んできたようだ。次は、シグナムが火をつける手筈だ。

そして、薄い紫の魔力光がシグナムの手から発せられ、それが炎へと変わり蝋燭に火をつける。それを見届けると気合いを入れて、あらかじめ決めておいた台詞を言う。

「はやてお姉ちゃん。一日遅れだけど…… せーの」


「「「「「お誕生日おめでとーーー!!」」」」」


みんなで、手を叩き、口々におめでとうと言い、本ははやての周りをくるくると回る。
当のはやてはというと、ぽかんっとしていた。

「へっ、あれ、何なん? お誕生日? えっと、誰の?」

まだ分かっていないようなので改めて言うことにする。

「はやてお姉ちゃんの、です。遅れてごめんなさい」

「いや、それはいいんやけど。ホンマに?」

「ホンマです。ほら、蝋が落ちてしまいます。はやく吹き消してください」

「うぇ、わわっ、えっと、えと、ふぅうぅーーー」

はやてが火を吹き消したので、部屋に電気をつける。

「いまだに状況がわからんのやけど、って、部屋の内装も変わってる!? うなぁ!? 何なん、何が起こってるん? え、ええ!?」

「主はやて、落ち着いてください。ただの魔法です」

「うぇ? 魔法か、魔法ならしょうがないわ、って魔法なんかあるわけないやん!」

はやてが錯乱してわたわたと車椅子を動かす。それでも、つっこみをこなすのは流石と言うべきか。

「落ち着けよ、はやて。あたし達がいるだろう」

「………… そっか、そやな。もう、魔法はあるんやな。」

守護騎士達を見ながらはやては納得したように肩の力を抜いた。

「そうですよ。はやてお姉ちゃん。魔法はあるんです。ほら、ケーキ切り分けますよ」

「じゃあ、包丁とかとってこなあか――」

「はやてちゃんは座っててください。今日の主役なんですから」

はやてが我先にと動こうとするがシャマルが引き止め、先に台所に向かってしまう。

「はやてお姉ちゃんは誕生日なんですから」

そういいながら俺も続く。さりげなく後ろを見るとはやてはなんだか居心地が悪そうに座っていた。むずむずとお尻を動かしていることからもそれが知れる。チラチラと視線を向けてくるが気づかないふりだ。

「そうだぞ、はやて。それにこれは翠屋のケーキなんだぞ。それも、大きいやつ」

皿を持ちテーブルに戻るとヴィータが待ちきれないように言う。

「はいはい、今、切りますよ」

「大きくだぞ! おっきく!」

「ヴィータ!」

「うっ、シグナム。でもよ~」

「いいよ、シグナム、こんなに大きいんやし、これ何号なん?」

「7号だ! へへっ、やりー、シグナム。文句ねぇーな?」

「うっ、主はやてがそう言うのなら」

なんか聞いていると、はやてがお母さんで、シグナムがお父さん。そして子供なヴィータの図に思える。子供に甘いはやてお母さんとお母さんには逆らえないシブナムお父さん。そして無邪気な子供なヴィータ。後はペットなザフィーラにマスコットなふよふよ浮かぶ本。シャマル…… シャマルは…… えっと、何だろう?

「なぁに、風香ちゃんも大きいほうがいいの?」

「いえ、別に……」

シャマルはその…… ちょっとドジなお姉さん? かな。うん、それで行こう。

「じゃあ、みんなに行き渡ったケーキところで食べましょうか」

「「「「「「 いただきます!」」」」」

みんなで声を合わせてケーキを食べる。

「うんうん。翠屋のケーキはおいしいなー。このスポンジがたまらんわー。ふわふわっとしてて最高やな」

「ほんとにおいしいですよねー。僕はこの生クリームが好きです。濃厚な味わいなんですけど後に残らなくて何度でも味わいたくなります」

「ほんとだよな! 翠屋が人気なのも頷けるぜ」

「おいしいな」

「う~ん、いちごがおいしい!」

思い思いにケーキに舌鼓を打つ。

「そういえば、魔法って言ってもどうやったん?」

「うっ」

その質問はまずい。この流れはまずい。とっても危ない。なんとしてでも話題を反らさなくては!

「実はm――」

「風香がやったんですよ? 次元信号を半分ずらすことによって知覚することをできなくしているっていうとわかりますか?」

「あかん。わからへん。まぁ、ようするに、風香が魔法使いやったってこ…… え、ホンマ?」

ばれた。言うしかない。でも気づかれたくないことは隠すように……

「そうなんです。実は僕、魔法使いだったんです。シルフ、挨拶」

そう言いながら、待機状態のシルフに声をかける。ちなみにネックレスの形だ。

「こんにちは。はやてさん。私がマスターのデバイスであるシルフです。以後よろしくお願いします」

胸の翡翠色の宝石がピコピコと光る。

「宝石が喋った! ほぇー、ファンタジーなんやなー。なに? 変身できんの、魔法少女なんか?」

「するどいですね。そうです。マスターは魔法少女なのです。見てて下さい。マスター、セットアップを!」

このデバイス、余計なこと。言わなければ分からなかったかも知れないのに。

「まっ、マスター、苦し、でもぶっちゃけこれはこれで―― あうっ!」

とりあえず、ぎりぎりとデバイスを握り締めながら、観念する。

「ううぅぅーー。シルフ、マジカルロジカル、風よ、この手に、セットアップ」

円錐形の三角帽子にワンピースそして、肘のほうまであるドレスグローブ。手には箒。

「おおーー。魔女っ子やー。魔女っ子がおるで!」

はやてが抱きついてくる。正確には車いすごと突っ込んできた。すくい上げるようにして抱きかかえられる。

「可愛いなー、とってもキュートやで」

「流石はマスターの姉ですね。あなたとはいい酒が飲めそうです」

「おお、この服装のプロデュースはシルフがやったんか。センス抜群や。あとで飲もうな」

酒の件は冗談としてもシルフとはやての出会いは俺にとって最悪だったのではないだろうか。なんだか嫌な予感しかしない。

「実はバリアジャケットのバリエーションをいろいろ考えているのですが、はやて姉さんはどう思いますか。ぶっちゃけ、もっと萌え萌えにしたいのです」

「そうやなー。マフラーに耳当て。コートにニーソックスの組み合わせなんかも露出を控えた萌えポイントとか思ってるんやけど」

「いいですね。今度じっくり話し合いましょう」

「えへへ、なんか想像したら…… ぽやぽやしてくるな」

聞こえない聞こえない。聞こえないというか聞きたくないというわけでむしろ俺は何も聞いていない。いかに確実な未来であろうともその可能性になるのは100%ではないはずだ。
0.01%であろうともその未来を信じる。つまり現実から目をそらすんだ。



そしてお誕生日会が終わったころ、改めてはやてが俺たちに向き直った。

「みんな、聞いて欲しいんや」

はやてはもじもじしたり、指をくるくる回したり、俯いたりしたり、していたがやがて意を決したかのように顔を上げ、話し出した。

「そんでな。みんな、ありがとうな。正直、誰かに誕生日を祝ってもらえるとは夢にも思ってなかったわ。うぅん。夢でしかないと思ってた。だから、ホンマにありがとう。」

やはり、はやては誰かから好意を受け取ること慣れていないようだった。長年の車椅子生活と家族がいないことがその感情を生んでしまうのだろう。でも、これからは慣れてもらわなくてはならない。はやてには幸せになってもらいたいと思う。だから

その言葉に俺たちは顔を見合わせて、はやてを言葉を――

笑い飛ばした。

「あははっ、何を言っているんですか、はやてお姉ちゃん。私たちは家族ですよ」

「そうだぜ、はやて。当たり前のことだ」

「はやてちゃん。これから、何度だって祝ってあげられるです。だからお礼なんて必要ないんですよ」

「まったく、主はやては気を配りすぎるきらいがある。そこがいいところでもあるのだがな」

その言葉にきょとんとしたように目を丸くした。

「ふぇ? そっか、そやな。家族やんもんな。えへへ。家族やもんな。家族…… ひっく、あれ。嬉しいのに涙が。おかしいな。涙なんて。悲しくあれへんのに。ひっ、ごめんな。なんか泣いてしもうて。えぐ、でも止められへんのや。」

そんなはやてをみんなで抱きしめる。

「はやてお姉ちゃん。もう我慢する必要はないんです。家族には、うんっっっっと甘えていいんです。辛いことは分かちあい。幸せは分け合う。それが家族なんです」

「うわっ…… ああぁぁっ…… ひっぐ、あああぁぁっ…… えっぐ、うわああぁぁっぁあん…… ああぁぁああぁん……」

はやては泣きに泣いた。いままで、我慢していた分まで全部。まるで洗い流すように。


NG
「きゃっ」
そんなシャマルの声と何かが床に落ちる音。部屋の電気をつけるとそこには

盛大に転んでいるシャマルと床にぶちまけられたケーキがあった。

「あはは、ははっ、あはははーー」

とりあえず、笑うしかなかった。


はしがき。
テーマはお誕生日。
ネット環境に復帰。
復帰したら移転?中だった。
ss探すのもここに頼り切っていたんだなーと実感。
禁断症状が……
とりあえず。おめでとうございます。







エイプリルフールです?

「こちら、アルファ。八神家の索敵結界の偽装工作に成功。今から約40分間に渡り騙すことができそうだ。予定よりも10分多い。余裕をもって行動できる。」

「こちら、ブラボー。了解した。今から潜入する。しかし、上はこんな一般家庭に特殊部隊を潜入させようとするんだ?」

「さぁ、上のことはわからん。だが聞くところによると、最近、上のほうに送られてきた映像が関係しているらしい」

「なんの極秘映像だ? タレコミか?」

「わからん。だが、仕事は仕事だ。チャーリも用意はいいか」

「こちらチャーリ、準備はできている」

「これより、状況を開始する」

「ブラボー了解」

「チャーリー了解」

「こちらブラボー、庭に潜入。対象が気づいた様子はない」

「こちらチャーリー。2階の窓に取り付いた。窓には魔術防壁は張られていないようだ。魔法を使用し開錠する」

「アルファ、了解。ブラボー隊は玄関からの進入を試みろ。チャーリー隊は魔力光を悟られるな」

「ブラボー了解」

「チャーリー了解。しかし、やけにあっさりしているな。」

「別にいいことじゃないか」

「それもそうだ」

「こちら、チャーリー目標Cを視界に収めた。リビングにいる。指示を頼む。なるほど、上が指示したのもわかる気がするな。まぁいい。今は任務中だ」

「…………」

「どうした? アルファ。応答を願う」

「こちらブラボー。目標A、Bは2階にいるようだ。指示を請う」

「…………」

「アルファがロスト。これより。指示系統はブラボーに移行。チャーリー。指示通り。引き金を引け。こちらも同時に引く」

「3、2――」

「ブラボーどうした? 応答しろ。ブラボー。くそっ、何があったん――」


「主はやて、この変質者たちはどうします?」

侵入者たちを捕まえたと思念通話は入ったのでリビングに下りてみると。なんだか近代的な装備に身を固めた3人の男がいた。それだけなら、闇の書に恨みを持つ人かと思うのだが、それを妨げる一つの要因にて最大の要因があった。それは

皆、カメラを持っていた。

「どうするといわれましても、どうしましょうか? とりあえず、話を聞いてみましょう」

シグナムがレバンティンで一人の男を小突く

「う、うう? 俺はいったい、胸に手が生えて……」

「答えろ、男。何が目的だ」

シグナムが男にレバンティンを突きつけながら聞く。

「へ、誰が答えるかよ」

「妹風香。下がっていてくれ。尋問する」

シグナムがにやりと笑った気がした。

リビングから出て恐る恐るドアに耳を当てる。

「ぐっ、ぐあああぁぁ!」

「ふん、非殺傷設定は便利だな。大概のことをやってもいい。」

「ぎぎぃぃ。あぁぁぁ、あぁぁぁぁあああ!!」

「どうだ。捻じ込まれる感覚は? ほら、早く話したらどうだ?」

「っっっつつtっツー――――」

「どうだ? 中で動くとキクだろう? ほらほらほら!」


シグナムに入っていいぞと言われ、再びドアを開けるとそこには

踏みつけられて恍惚の表情を浮かべた男と、冷たい笑みを浮かべるシグナムがいた。

「ほら、妹風香殿が来たぞ? もう一度話すんだ」

「は、はぃぃ、シグナム様、話します」

とりあえず、何が起こったかは想像しないでおこう。

「これは、ベルカに伝わる尋問方法でな。どんなに口の固い奴でも何でも話してしまうらしいぞ?」

うん、そうだよね。なんだかシグナムの印象が強すぎてどうでもよくなってきた。

「俺たちはとある組織。暁の薄明の命令で八神家の目標、八神はやて、風香、ヴィータの3人の写真を撮るように指示された。」

「ぼ、僕もですか!? いったい、何故?」

理由がわからない。写真を撮っていったいどうするのだろう?

「理由は知らされていない。ただこう指示されている」

「この指示内容が理解できないんだ。妹風香なら分かると思い呼んだ。何かの暗号かもしれない」

「指示内容はできるだけ萌え萌えの写真を撮ること」

は?

「どうだ分かるか? 妹風香、情けないことに私にはさっぱりなんだ」


あるかもしれない4月1日の話。




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