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No.6957の一覧
[0] りりかるぱぱんsts(一応完結)ゲリラ攻撃中)[黒雪](2009/07/30 02:25)
[1] にかいめ[黒雪](2009/02/28 17:58)
[2] さんかいめ[黒雪](2009/04/17 21:42)
[3] よんかいめ[黒雪](2009/04/17 21:46)
[4] ごかいめ[黒雪](2009/02/28 18:00)
[5] ろっかいめ[黒雪](2009/02/28 18:01)
[6] ななかいめ[黒雪](2009/02/28 18:02)
[7] はっかいめ[黒雪](2009/02/28 18:03)
[8] きゅうかいめ[黒雪](2009/04/17 21:52)
[9] じゅっかいめ[黒雪](2009/04/17 21:58)
[10] じゅういっかいめ[黒雪](2009/02/28 18:05)
[11] じゅうにかいめ[黒雪](2009/02/28 18:06)
[12] じゅうさんかいめ[黒雪](2009/04/17 22:04)
[13] じゅうよんかいめ[黒雪](2009/04/09 10:57)
[14] じゅうごかいめ[黒雪](2009/04/17 22:05)
[15] じゅうろっかいめ[黒雪](2009/04/17 22:07)
[16] じゅうななかいめ[黒雪](2009/04/17 22:09)
[17] じゅうはっかいめ[黒雪](2009/03/03 20:26)
[18] じゅうきゅうかいめ[黒雪](2009/02/28 18:10)
[19] にじゅっかいめ[黒雪](2009/04/17 22:22)
[20] にじゅういっかいめ[黒雪](2009/03/03 20:22)
[21] にじゅうにかいめ[黒雪](2009/03/03 20:15)
[22] にじゅうさんかいめ[黒雪](2009/03/03 20:23)
[23] にじゅうよんかいめ[黒雪](2009/02/28 18:15)
[24] にじゅうごかいめ[黒雪](2009/02/28 18:15)
[25] にじゅうろっかいめ[黒雪](2009/02/28 18:16)
[26] にじゅうななかいめ[黒雪](2009/02/28 18:16)
[27] にじゅうはっかいめ[黒雪](2009/02/28 18:17)
[28] にじゅうきゅうかいめ[黒雪](2009/02/28 18:18)
[29] さんじゅっかいめ[黒雪](2009/02/28 18:19)
[30] さんじゅういっかいめ[黒雪](2009/03/01 19:46)
[31] さんじゅうにかいめ[黒雪](2009/03/02 01:22)
[32] さんじゅうさんかいめ[黒雪](2009/03/03 20:12)
[33] さんじゅうよんかいめ[黒雪](2009/03/04 18:19)
[34] さんじゅうごかいめ[黒雪](2009/03/04 21:03)
[35] さんじゅうろっかいめ(最終戦)[黒雪](2009/03/05 02:53)
[36] さんじゅうななかいめ(改[黒雪](2009/03/06 01:24)
[37] さんじゅうはっかいめ(最終話)ここよりIFへ…[黒雪](2009/03/06 19:57)
[38] 本編よんでからの登場人物紹介(駄目じゃん)[黒雪](2009/03/26 20:42)
[39] 旦那と過去の憂鬱[黒雪](2009/03/07 00:24)
[40] 旦那?と一般人?の憂鬱[黒雪](2009/03/07 22:14)
[41] 旦那と娘?の憂鬱[黒雪](2009/03/09 18:14)
[42] 旦那と少女?の憂鬱[黒雪](2009/03/10 21:16)
[43] 父と平行世界の憂鬱(超外伝)[黒雪](2009/03/12 19:18)
[44] 旦那と勇者王!の憂鬱[黒雪](2009/03/12 19:20)
[45] 旦那ぁ?と補佐官の憂鬱[黒雪](2009/03/14 22:24)
[46] 旦那と平行世界の憂鬱(超外伝大吟醸)[黒雪](2009/03/16 19:36)
[47] 父と元恋人の憂鬱[黒雪](2009/03/18 17:59)
[48] 旦那と侍の憂鬱[黒雪](2009/03/30 01:14)
[49] 旦那と平行世界の憂鬱(超外伝大吟醸ダッシュ)[黒雪](2009/04/09 10:59)
[50] 父と補佐官の幻影[黒雪](2009/04/28 01:02)
[51] 父と数の子との遭遇[黒雪](2009/05/14 18:52)
[52] 父と数の子との遭遇(セカンドインパクト)[黒雪](2009/07/30 01:59)
[53] 父と数の子との遭遇(サードストライク)[黒雪](2009/12/12 00:15)
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[6957] じゅうごかいめ
Name: 黒雪◆3da6ab01 ID:1fed4932 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/04/17 22:05
「あー…合同練習は楽だなあ…」

「ヤマモトさん…ちゃんと仕事しましょうよ…」

「それはAMF、近づくと自動で攻撃してくるよ」

「ほら、なのはに任せときゃいいんだよ」

「…おお、ティアナすげえな!ちゃんと役割判って指揮してる」

「ふふふ、ティアナには指揮能力高いと思ってたんだ…あ、フォアード逃げられた」

「なにも考えず突貫すりゃあ当然だろ…お、スーパーティアナタイムか?作戦立てだした」

「みんなの力でやるんだと思うよ?」

「馬鹿、失敗したら速攻なかった事に、成功したら俺のお蔭ってのが指揮官だぞ?」

「部下全否定じゃないですか…」

「んなもんだ、逆にそれが出来ないとダメだな…ティアナはそのへんがどうなんだか…射撃?AMF下でか」

「少なくとも失敗しても顔にだしちゃだめだよね…うん、やり方は、ある。AAの技術なんだけどね、アレ」

「AA?」

「減衰しないように魔力をコーティングしてんのか…すげえな」

「ヤマモトさんは圧縮で代用できますね」

「魔力自体が分解しにくい構造だから、殆ど効果へりませんしね」

「とはいえ生成自体はしにくいんだよなあ…お、全部撃破か」

「注目はティアナとキャロかな?無機物召喚と操作はすごいね」

「…問題はあの縛り方…どこで覚えたか、だな…」

「?きっとフェイトちゃんの本じゃない?勝手に見ると悪いからちらっとだけど、『緊縛』ってあったよ?」

「…帰ったら山本家家族会議だ…!!」








――――父と合同演習の憂鬱――――






『ヴィー!ヴィー!ヴィー!』



「ん?第一種警戒警報?」

赤いランプが出現して、警戒音が流れ出す、そういや初だな、出動…ちょっとお父さん心配

「たしか新人は新デバイスの説明…終わってるのか?今はやてもフェイトも出てるし…」

ちらっと出勤表をみると『カリムんとこいってきまーす☆』と書いてある


だから仕事はちゃんと区別しろと…!


…もう諦めてるけど


「あ!ヤマモト一等陸士!」

「おーリィン、今回の俺の位置は?」

ピコっと空間にでっかいリィンの姿が出る、こいつはちっこいの気にしてるのか、映像ででるときはアップ目にでるくせがあるのだ

「バックアップとしてロングアーチ部員と一緒にヘリに搭乗してもらいます」

「エリキャロのサポートかと思ったが…」

「ライトニングは現場の車両内に。一等陸士はへり待機がはやてマイスターの指示です」

「そうか、フェイトは?」

「フェイト執務官は到着しだいライトニングとは別になのは一等空尉と空です」

…はやてめ…やっぱりそういうことか

「わかった、ラスト持って屋上向かう」










「ふいぃぃ…どんだけギリなんだよ…」

何度飛び出そうとしたか、てか人員足りなさすぎ、まあ低ランクいくらいても効果はすくないか…AMFねぇ

というか、AMFあるのわかっててバリアジャケット着ないで飛び出すなのはの背中に『漢』の一文字が見えた気がした

いや、新人は止めたけど、ちゃんと着てから降ろしたけど、デバイスだけでも起動させとかないとね?




「はやて、はいるぞー」

事件終了後、即本部に戻ったはやてを探し出して部隊長室のドアを叩いた

「んー?あー山本やん、どないやった?六課の子ぉーは?」

「ん、まあそれはいいとして、人払い頼む」

「ヤマモト?われらがいてはまずいのか?」

「お父さん?」

「…ええよ、わるいけどシグナムとフェイトちゃん、ちょっとこの書類に目を通しておいて、カリムからの情報を纏めたモンや」

「…わかりました」








「…はやて、いいたいことはわかるな?」

「なんのこと?」

「ふざけるな、あのフォーメーションだ」

空に空戦の隊長を上げて、走っている列車に新人4人を送り込んだ

「アレ…新人が失敗しないかぎりほっとくつもりだったろ?」

エリキャロの相手は大型の無人ガジェット、スターズの二人は暴走する列車

「どちらもなのはが一瞬フリーになれば対処できたろ?」

そうだ、砲撃のスペシャリスト、なのはがいれば、ガジェットは座標送らせて一撃。列車だって制御部を壊せば大分楽になった

「なぜそういう指示を出さなかった?」

「…わかってるんやろ?」

「ああ、開始前から確定していたよ」

「…あのな?AMFに対抗するには、最悪AA程度の火力か、それに変わるものがなければ無力や。そやから」

「だから、隊長を自由にするために新人は捨て駒、か」

「まあ、そうやな」

「うそつきめ」



問い詰めたとたんに腕を組んだ。人間が心に壁を作るときには自然に足や手を組んでガードするっていう心理がある、ただでさせ動揺しててわかりやすいって言うの



「…わたしがそやっていってるんやから、それでええんちゃう?」

「よくねえよ」

くそったれ、タバコ吸うぞ?答えは聞いてないが


シュボっと赤いマルボロに火が灯る、ゆっくりと紫煙を吐き出し、ああまたヴォルケンズがうるさく言いそうだなどと感想を呟く


「…お前の覚悟はわかるさ、なんとなくだけどな」


はやてがなんでこんなとこに大抜擢されたか?

どうせ誰かがやらなきゃいけないから、それで特別捜査官からの部隊長へ。

馬鹿か?どんだけ軋轢があったかわかり易すぎるわ



「まあ、いつものしょーもない理由でやってんだろ?」

「まあ、そやけどな、そんな『判ってる』事いうためにこの忙しいタイミングいいだしたんか?」


ああ、今じゃねえとダメだ

 
「今回は新人の本番での能力をみたんだろ?それで悪ければ即交代、か」

「そやね…正直また反対あるんやろうけど、無能ならカリムのところの騎士とかえよとおもっとったんや」

「無能だからしょうがなく変えます、ダメなら他を用意してください、か?」

「…上がカリムやからなぁ…教会から呼びにくいんや」

「判るけどな、はやてだって教会側だろうし」

はぁ…とため息、だから組織って嫌いなんだよ

「それとランク制限もきついしな、正直4ランクダウンやで?私なんか」

「判るよ、だから俺呼んだんだろ?ランク誤魔化してるようなもんだし」


そんな馬鹿、ミッドでは数少ない、教会はそんなヤツもいるんだろうけど


「だからって…アレはねえだろ?もうちょっとちゃんと接してやれよ、隊長クラスとの違いがでかすぎる」

「…無理や」

「そうでもないだろ?なんだかんだいって面倒見いいじゃん」

捨て犬拾ってきて、里親探すくらい面倒見いいじゃん…例えだぞ?ザッフィー

「何とかなるもんだよ、最悪の事態ってのは結構起きないもんだぞ?」

まあ、起きた場合はさらに斜め上だけど

「……!あんたには!あんたにはいわれとうない!あんたにはわからんわ!」

ガタン!と椅子を蹴り飛ばしてはやてはこちらに詰め寄ってきた







「寝込んでたあんたにはな!私らなにも出来なかったヤツらのことなんかはな!」







「…なのはの時のことか」

ふと思い出される8年前、あれはなのはの体だけが傷ついただけじゃなかった、きっとあの時、知り合いが倒れる、居なくなるかも知れないって気が付いたんだろう

正直、管理局に入ってから気づくのかよ!とは思うが…10やそこらだったしな、入局したの。

アレ以来、ずっとずっと溜め込んでいたんだろう。ぶっちゃけ俺にそんなこと言っても八つ当たりなのわかってるだろうし

こいつら下手に頭いいからタチわりぃ…地球の大多数みたいにもっと自分を出せよ…

…だからここで問い詰められてついに爆発、か

「…そや…わからんやろ?親しい人が目の前で動かなくって、何かしてあげたくてもガラス越しに祈るしか祈ることしかできないんや…」

「…わかるさ、俺、中東でそんな目にあったよ。俺は両親だったけど」

「…え?」



ああ、俺の原体験だろうあの炎と臭いはいまだに忘れてねえ



「爆弾テロでな、バスごと吹っ飛ばされた、目の前で力なくぴくりとも動かない父親、這いずって俺に手を差し伸べる母親」

そして肉の焦げる臭い、いまだに思い出すと吐きそうだ




「ごめん…そないなこと思い出させて…」

「知らなかったんだし、しゃあねえよ、まあ俺が子供に甘いのもそんな幼児体験からかもな」

その後孤児院と親戚たらい回しだったからなぁ…ああ本気であの頃の俺を埋めたい…!なにあの謎行動の数々ッ!ああ死にたい!せめてあの頃のシスターに対するエロ行為だけでも…!あと謎小説の数々ッ!ミッド来る前に即効ノート焼き捨てたわっ!…思い出したら首つりてぇ…

「だけどそれは今、関係ないだろ?」

そうだろ?つらい過去もってるってだけでえらいか?

「んなもんいまさら思い出しても意味ねえ、『今度』につなげなきゃな」

「…それは理想や」

「ああ、俺だって十代はえらいやんちゃだったよ」

んなもん納得するのに俺だって時間かかってる




だがな、お前は選んだんだろう?

それにもう繋がりは出来ているぞ?




「少なくとも、フェイトとなのははもう無理だ、きっと切り捨てたら、反対する」

「…そうかもしれんね」

「いや、世の中理想でいけれねえけどさ、しょうがねえですむかどうかより」


すむかどうかじゃなく


「済ませる覚悟があるかどうか、だ」

「…そやね、これくらいで動揺しちゃああかんのやね」

「そうだな…この道を歩くなら、な」

「…わかってたはずなんやけどね」


あめえんだよ、19歳


「…でも、隊長クラスから新人を放しておこうって、どうしてわかったんや?」

「簡単だ、リィンがな『ライトニング』っていったんだエリオとキャロ『だけ』を指してね」

『ライトニングは列車の車両内に』

『ライトニングとは別に』

「新人だけ、『ライトニング』扱い、名前もそうだ、隊長のフェイトからとったんだろうが、やっぱり新人が入ってない」

無意識かもしれないが、隊長と分けている

どこか、切り捨てることを考えているのだろう





そしてそれに対して怯えているのだ、このはやては





「…そか、リィンは一番私に近かった、それでそうなってしもうたんやね」

「今にヴォルケンズもそういうようになるだろうよ」

ロングアーチもすぐなるだろう

「それは…わるいことなんやろか?」

「俺にとって悪いだけだ、お前はもう大人なんだろ、なら黙って進め」

「…そうやね…」

「だから俺はこの部屋から出たら、俺は勝手にやらしてもらう。抗わせてもらう」

「そう…反対なんやね」

「違う」

「え?」

馬鹿か…いやなのはにも言えるけど、まだガキなんだろうな

「世の中ははっきりと善と悪に別れてない、悪の組織が相手じゃないんだ。そんなの知ってるくせにな」



捜査官ならそんなの知ってんだろ?



「善だって一種類じゃないさ、お前はお前のやることをやれ」

きっと世界は厳しくて、それでも生きていこうとしている奴らの場所なのだから






「俺がフォローしてやる。お前のやることは正しい、俺がそう思ってそうするんだ、それだけのことさ」





そういって皆が仲良くなって、誰か死んで、また傷を作るかもしれない



それでも



「それでもお前は進んでけ、俺が出来るだけのことをする、失敗したら俺が悪い。それだけだ」




「…なぁ…この部屋でたら、私ら他の道進むんやろ?」

「そだな、まあフォローとはいえ方針かえんだろ?お前」

「そやな…だから挨拶、しよか?」









…殺すぞヴィータ…








…いや、その後『挨拶』しちゃった俺もどうかだけど…



どうせ特に考えなくしゃべっちゃったんだろうけど、あのお子様め…!









「んん!ええなあ!また減ってきたらたのもか」

「…勘弁してくれ…てか減るってなんだよ…」










「お父さんパワー、エコロジカルで環境にやさしいんや」













…娘よ…!!!!!






あとがき 

書き直してみた、それはいんだけどはやての口調がわからなさすぐる

これでももうちょい変更したいとこあるし、これからもさわって行きそう…

PS そろそろ腰を据えて書くことにしよう具体的には推敲の時間をもうちょっとかけて…書くの早い人って憧れるな…

PS2 しかし、カックリングも視野に入れてみようかな


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