リリカルギアはこれにて完結となります。
エピローグは次回作のプロローグっぽく見えるような気もしますが、やはりエピローグです。
今度はリリカル側が、最後の戦いに臨むスネークを助ける為に地球へ飛ぶぞ! みたいな。
少し妄想を広げてたりします。
さて、携帯からちまちまと書き始めたのが2008年の七月位で、別所に投稿し始めたのがその七月末。
恐ろしいですね、一年以上過ぎてしまいました。
とは言っても、その年の十二月に十六話を書き終えていたという事を考えれば、2009年は一体何をやっていたんだという話なんですが^^;
まぁそこは皆様も想像しているのかもしれませんが(感想掲示板にも書きましたが)、
納得いかない部分をごっそり書き直してたり、リアルの生活が響いて執筆時間が取れなかったり、熱を失って別の事にハマってたり等々です。
情けないですね、持続性の無さが伺えますね。
ともあれこんな私がなんとか完結まで持っていけたのはやはり、皆様のたくさんの支援があったからこそです。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
コメントも物凄く励みになりました。
そもそもこの作品を書くきっかけになったのは、MGS4発売。
プレイして感涙にむせび泣き、それに合わせて歴代MGSをプレイして同様にボロボロ泣きました。
そんな中MGS2ラストでのスネークの長台詞を聞いて「どうにも雷電へ言ってるようには聞こえないな」と、改めて思ったんです。
そして多くの人が抱いたかもしれない、「MGS1と2でスネークのキャラがめちゃくちゃ変わった、豹変した」というのをその時思い出しました。
『きっとこの長台詞は、MGS1から2にかけてスネークが自身で理解した時に言った台詞なんじゃないかな』と。
ソリッド・スネークとは何者なのか。
何の為に戦うのか。
未来に何を伝えるのか。
『この時点の』スネークがそれらの答えについてどう結論を出したのか、MGS1と2を繋ぐ話として書いたつもりです。
途中サウンドステージによって許可があれば質量兵器も使える云々の設定が出てきて動揺もしましたが、一応構想通りに連載を終える事が出来て安堵してます。
この作品を読んで、素直につまらないと思った方も大勢いるでしょう。
展開が早い事や空気扱いのキャラがいる事に違和感を覚えた方も多いかもしれません。
それでも、少しでも「面白かった」「良作だった」と思って下さる方がいるのなら、私としては書いて本当に良かった! と嬉しい気持ちで一杯になります。
気が向いたら需要の無さそうな後日談や時系列バラバラな番外編、又は他作品でもちまちま書いていこうかなと思います。
そんな訳で、最後にもう一度。
この作品に長い間付き合って下さった皆々様、本当にありがとうございました!