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No.447の一覧
[0] 魔法少女リリカルなのは Starlight Troopers 【×ネギま】[ランクBの相沢祐一](2007/03/05 04:14)
[1] 第一話 用語解説[ランクBの相沢祐一](2008/12/08 02:08)
[2] 2-1[ランクBの相沢祐一](2007/03/05 04:22)
[3] 2-1 用語解説[ランクBの相沢祐一](2007/03/03 00:13)
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[447] 魔法少女リリカルなのは Starlight Troopers 【×ネギま】
Name: ランクBの相沢祐一 次を表示する
Date: 2007/03/05 04:14
突発的に思い立って書いた。
ムシャクシャしてやった。
誰でも良かった。
反省はしている。

馬鹿な妄想から書いた厨要素満載の小説ですが楽しんでくだしあ。
こんなん書いてる時点で俺は感想欄で偉そうな事言ってる資格ないよなぁと思う。
いや、感想は止めないけどね









----------------------------













私、高町なのははちょっと特殊な中学二年生。
学生生活を続けながら、小隊を指揮して(*1)世界の平和のために頑張ってます。
右手には説得のための力、左手には皆の力。
部下の人達に支えてもらいながら頑張っています。
魔法少女リリカルなのはStarlight Troopers、始まります。(*2)













魔法少女リリカルなのは Starlight Troopers















「目標発見!第一・第二分隊は周囲の敵戦力を食い止めて!
 第三は状況に応じて第一・第二を支援!第四は私と目標周囲を確保!
 敵主戦力に砲撃効射を行います!ブラウン三等空尉!」(*3)(*4)
「イエス、マム!」
「砲撃観測をお願い!」
「イエス、マム!・・・・・砲撃準備!」
「レイジングハート!バスターモードセット!」
『All right, Buster mode set up. 』
高町なのはの掛け声と共に、彼女のデバイスが重音と廃棄魔力を排出し変形する。
砲撃重視形態へとなったそれを構えると同時に双眼鏡を覗くブラウン三等空尉が叫んだ。
「方向1282!」(*5)
それと同時に高町なのはがデバイスを横に滑らせ、ある一点でピタッと止める。
その方向の先では小さく見える巨大な傀儡兵が群れを成していた。
一歩一歩と此方に近づいてくるその様子は、超長遠距離の事ながらも低い駆動音が此方まで響いてきそうであった。
それを鋭い眼差しで睨むと高町なのはは復唱(*6)の声を上げた。
「方向1282!」
「砲正106!」(*7)
すかさずブラウン三等空尉が砲正を伝える。
高町なのははレイジングハートを僅かに上へと持ち上げ、復唱を返す。
「砲正106!」
「11100!」(*8)
「11100!」
集中し、魔力をレイジングハートに流し込む。
幾百・幾千とこなしてきた事だ。まったく澱みの無く射撃までのプロセスを完了する。
「目標!目前の傀儡兵!」
「レイジングハート、カートリッジロード!」
『Load Cartridge』
レイジングハートの撃鉄が轟音をだし、カートリッジの底部を叩く。
瞬間、膨大な魔力が発生し、レイジングハートの先端部に集まり、光球を作る。
スライドが動き、薬莢と廃棄魔力を排出する。
「撃ち方始め!!」
「ディバインバスターHE!」(*9)
『Divine Buster HE』
レイジングハートの先端の光球の周囲を桜色の帯状の魔方陣が包み込む。
更に先端部の前方をまるで砲身のように三つの魔方陣が形状を成す。
高町なのはの呪文と同時に、轟音を鳴らし桜色の砲身から同色の光の奔流が撃ち出された。
膨大な魔力を込められた光の濁流は、空を駆け抜け、傀儡兵の軍団の頭上へ届いた。
瞬間、一本の桜色の光は幾百もの枝に分かれた。
拡散した光は雨のように傀儡兵の軍団へと降りそそぐ。
当然、傀儡兵も対魔力バリアを展開したが、聖なる光の前には障害にはならない。
直撃は勿論、余波ですら食らえば中波は免れない。
至る場所で起きる赤い輝き。だが、高町なのははそれに満足する事無く続けて二発を撃ちこんだ。
二発目は一発目の奥側。三発目は一発目の手前に着弾した。
それでも地面が3分、敵が7分だった傀儡兵の軍団は、いまだその兵力を保っていた。
「第三効射報告!!」(*10)
それを見届けると、素早く高町なのはがブラウン三等空尉に叫んだ。
ブラウン三等空尉も双眼鏡から目を話さずに応答する。
「砲正106!」(*11)
その返答に高町なのははやっと満足する。だが本番はこれからなのだ。
初弾観測による砲撃照準調整のための情報は集まった。
ならばやることは只一つである。
「効力本射用意!レイジングハート!エクセリオンモードドライブ・イグニッション!」
『Ignition』
再び、高町なのはの掛け声を合図にカートリッジをロードし、レイジングハートが変形する。
ガチャッという機械音を響かせ、力強い音を鳴らすその様子は、心強いものがあった。
『Excellion mode set up』
最強の形態であるエクセリオンモードとなったレイジングハートはまるで"鼻息を鳴らす"様にに廃棄魔力を排出した。
高町なのはは更に残っていた弾倉を落とし、新しい弾倉を装填した。
「修正!縦角度減20!横角度増12!」
それを待っていたかのようにブラウン三等空尉が照準調整を伝える。
高町なのはは網膜に直接投射されたHUDを頼りに、レイジングハートの矛先を右斜め下に僅かに動かした。
「効力本射用意完了!」
双眼鏡を覗いたまま、簡易外部視覚でレイジングハートの向きを確認したブラウン三等空尉が全ての準備の完了を告げた。
「了解!スターライトブレイカー・ダークマター!チャージ!」
『Starlight Breaker Dark Matter』(*12)
ガンッ!ガンッ!ガンッ!という連続音と共にカートリッジがロードされ、排出されていく。
レイジングハートの先端部に、まるで流星のごとく桜色の光が集まっていく。
だが、その集まる光の桜色には黒が混じっている。収束した光球も外側は桜色だが中央部は暗闇で包まれていた。
更にカートリッジがロードされ、その度に光球が肥大化していった。
ついに弾倉内のカートリッジを全てをロードし、光球は直径20m程にもなっていた。
「シュート!!!」
『Buster』
先程のとは比べにもならない程の太さの光が傀儡兵の軍団に向って突き進む。
桜色の光を纏った黒い槌はまるで流星の如く、傀儡兵の軍団の中央に着弾した。
瞬間、桜色の光のドームが傀儡兵の軍団を包み込む。そしてそのドームの表面の下から黒点が覗きだした。
黒点は徐々に桜色を侵食し、全てを漆黒で埋め尽くした所で轟音と共に爆発した。
その爆発は異様なものであった。確かに輝いたと言える。
だが、その輝きは赤でも黄色でもなく黒であった。
土煙はキノコ雲を形作り、グラウンド・ゼロには巨大なクレーターがあるだけであった・・・・・・。






「はい、皆さんお疲れ様でした!」
整列した17人(*13)の前で、高町なのはは彼等に労いの言葉をかけた。
敵戦力の大部分は遠方より進軍してきた傀儡兵の軍団であった。
それを撃破した時点で大勢はついたのである。
後は第一・第二分隊が食い止めていた小型傀儡兵の掃討だけであった。
第一・第二分隊だけですら優勢に戦える相手である。そこに高町なのはが動けば勝負は一瞬であった。
「とりあえず反省点です。第一分隊はツーマンセルの動きは良かったのですが、2人一組という事に固執しすぎでした。
 2人で一個の兵という感覚は良いのですが、更に4人で一個、6人で一個として最終的に分隊で一個の兵となりましょう。
 第二分隊は攻めッ気がありすぎです。あの状況では無理に攻める必要はありません。食い止めれればそれでいいのですから無理な攻撃は控えるべきです」
現在は作戦終了後のデブリーフィングである。個々の反省点を高町なのはが指摘するのだ。
辛口な高町なのはだが、その指摘の正確さと褒める所は褒めるというのと、戦技教導官として実際に教えを受けた者が殆どなので、皆がその意見を真摯に受け止める。
「・・・・・・以上の事にを反省として次回もまた頑張りましょう!
 怪我人こそでましたが重傷者が誰一人も出ないで良かったです!
 それじゃあ解散!」
全員で頭の横に手を沿える様に敬礼すると、キビキビした動きで解散していく。
「高町小隊長、お疲れ様です」
その動きに高町なのはが満足し、近くの岩場に腰を落としていると、ブラウン三等空尉がコーヒーを持ってきて、高町なのはに手渡した。
「ん、ありがとう。ブラウン三等空尉」
「ははは、どういたしまして。高町二等空尉」(*14)
「・・・・・・う!ブラウンさんまで言いますか」
高町なのははこの任務の少し前に三尉から二尉に昇進している。
それまでは三尉が隊員の小隊を三尉が指揮しているという珍しい光景だったが、三尉の期間が短すぎる(転じて年齢が幼すぎるという理由)から二尉への昇進が遅れていた。
だが、ついに二尉に昇進できたのを、隊員がからかって今まで「小隊長」と呼んでいたのを「高町二等空尉」と呼ぶようになった。
そう呼ばれると高町なのはは、こそばゆい様な感覚になるのだが、隊員はむしろそれを面白がっている風潮がある。
「高町小隊長・・・・・・階級が下の部下を敬称をつけて呼ぶのは・・・・・・」
「任務中や訓練中はちゃんと階級で呼ぶよ。でもプライベートまで年上の人を階級で呼ぶのはちょっと抵抗があるかな」
ブラウン三等空尉は今だってまだ任務中ですよ。と首をすくめて苦笑を浮かべた。
そう話してると、デブリーフィングにいなかった第四分隊員の一人が近づいてきた。
「高町小隊長・・・・・・あのロストロギアの事ですが」
「あれ?もう結果が出たの?」
ロストロギア。異世界の未知なる技術の結晶であり、強大な力を秘めながらも、その力の強力さによって危険な代物である。
このロストロギアの捜索・回収は時空管理局の目的の一つである。
高町なのは等がここにきたのも、未知のロストロギアが存在するという情報が届けられ、その回収に任じられたからだ。
「とりあえず種別だけですが・・・・・・座標跳躍ロストロギア(*15)と推測されます」
「座標跳躍系?それにしては警備が凄かったよね」
「はい。ですから二種座標跳躍ロストロギアかも知れません」
「っ!時間跳躍!?」
その報告に高町なのはは緊張を隠せなかった。
確かに普通の座標跳躍ロストロギアであるならばあれほどの兵力が警備についている事はまずありえない。
であるならば普通ではない、つまり最も希少で最も危険な時間跳躍のロストロギアの可能性がある。
「・・・・・・それなら専門家に任せた方がいいね」
「はい。そうではないと思いますが、万が一という事もあります。迂闊に発動させるわけにはいきません」
「うん、そうだね。とりあえず目標から20mは離れて周辺を警戒。本隊に専用の技師と護送隊を呼んで「うわぁぁぁぁっ!」
とりあえず現状を把握した高町なのはは、指示を出そうとしたが最後まで言えなかった。
ロストロギアの方向から悲鳴が聞こえ、膨大かつ高密度の魔力が発生したからだ。
「ブラウン三等空尉!至急、隊員を避難させて!少なくとも500mは距離をとって!」
瞬時に状況を理解した高町なのはは、レイジングハートを握るとロストロギアの方向へ走った。
ロストロギアは山中に築かれた神殿の様な建物の中央の台座に鎮座しており、そこで第四分隊の隊員が調査しているはずである。
高町なのはは嫌な予感を感じながらも神殿の中に入っていった。
「・・・・・・!くっ!」
神殿の端に4人の隊員が倒れていた。胸は上下しているので生きている事は確かだ。
だがその事に安堵を覚える前に、目の前のロストロギアの様子に緊張した。
台座に刺さった杖型のロストロギアは、先端部に嵌っている赤い宝石を中心に黄色く輝いていた。
ロストロギアから感じる圧力は凄まじく、強大な魔力を感じさせる。
「と、とりあえず隊員の保護なの!」
どう見ても発動する間際である。ならば急いで倒れている隊員を保護し、避難しなければ。
そう判断し、隊員に駆け寄ろうとした時であった。
杖が一層と強い魔力を放出したと思ったら、神殿内を覆わんとばかりに白く発光した。
「キャァァァァァ!」
あまりに強い光に目を手で庇い、反射的に身を縮める。
目を瞑っているにもかかわらず、それでも視界は白く染まった。
光が収まるの待ち、目のほてりが消えると高町なのははゆっくりと目を開けた。
そこに広がっていた光景は・・・・・
「な、なんでなの~」
夜空の下で、フクロウの鳴き声が響く森林であった・・・・・・。


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