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No.24797の一覧
[0] 錬鉄の騎士の新たな主(Fate/stay night×なのはThe MOViE 1st)[メイシー](2011/09/30 00:25)
[13] プロローグ[メイシー](2013/01/09 01:23)
[14] 第一話 今、私に出来ること[メイシー](2013/01/09 04:06)
[15] 第二話 今、私にしか出来ないこと[メイシー](2011/06/17 18:19)
[16] 第三話 手に入れたモノ[メイシー](2011/10/01 01:50)
[17] 第四話 出逢いは戦い[メイシー](2011/10/01 01:50)
[18] 第五話 魔法と魔術[メイシー](2011/06/17 18:06)
[19] 第六話 トレーニング、開始 [メイシー](2011/10/01 01:54)
[20] 第七話 譲れない願い、届けたい想い[メイシー](2011/07/03 03:00)
[21] 第八話 知りたいのは、瞳の奥のその秘密[メイシー](2011/10/01 01:55)
[22] 第九話 信じている想い[メイシー](2011/08/02 02:18)
[23] 第十話 そんな日常[メイシー](2011/08/11 00:23)
[24] 第十一話 信用と信頼[メイシー](2011/12/29 18:32)
[25] 第十二話 停滞、そして進展[メイシー](2011/12/29 18:43)
[26] 第十三話 信じた想いを心に抱いて、伝える答えは一つだけ[メイシー](2011/12/31 04:58)
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[24797] 第一話 今、私に出来ること
Name: メイシー◆9fb748c3 ID:38f40151 前を表示する / 次を表示する
Date: 2013/01/09 04:06





          今、私に出来ること





「え……マス、ター?」


 今日は、呆然とする事ばかりだ。

 ここに至ってもまともな返事なんて出来るわけもなく、私は間の抜けた言葉を返す事しかできなかった。     


「あのっ、それって……どういう意味ですか?」


 気を取り直し、こうやって落ち着いた質問が出来たのは自分でも大成功だと思う。

 なのに目の前に立つ変な格好をした男の人は呆れた表情で言ってきた。


「酷くか細くはあるものの、しっかりとパスが繋がっているというのに何を言う。私を呼んだのは間違いなく君だろうに」


「で、でも私、マスターとかパスとか何の事かぜんぜん分からないんですけど……」


「何? 何の知識も無いままに私を呼んだのか? ……いや、質問を変えよう。先ほど助けを求めたのは君か?」  


「え――――あっ、はい! それは、私です」


 最初は何の事だか分からなかったけど、すぐにさっき自分が叫んだことを思い出す。

 体の震えもいつの間にか収まり、さっきまで自分の中を支配していた感情は嘘のように消えていた。

 しっかりと足に力をこめて地面についていたお尻を浮かせ立ち上がる。

 そのおかげで見上げている事に変わりはないけれど、より目の前に立つ男の人をよく見ることが出来た。

 まず目を引くのが、始めて見る日本では珍しい白髪だ。染めている感じは無くて、自然な白。でもそれはどこか燃え尽きた灰を思わせた。

 立ち上がったにも拘らず、首を大きく反らさないといけないほどの背の高さと、紅い服に包まれても分かるほどの筋肉質な体。

 肌の色も日焼けとは違う褐色で、髪の色と相まって非常に特徴的な見た目だった。


「ああ、そうだろうさ。いや、パスが繋がっている以上そうでなければ困る」


 口元を皮肉気に歪めているのに、どこか嬉しそうな声でそんなことを言われた。

 そのとき、蹴り飛ばされた影がめり込んだ場所から、瓦礫がぶつかり合うような音が聞こえた。

 男の人もそれに気づいて、後ろに振り返るような形だった姿勢を影のほうに戻している。

 その広い背中が、良く見える形だった。


「とりあえず話はあれを始末してからだな。どうにも私は召喚そうそう面倒事に遭う様だ。
 もっとも、何もない平和な場所に呼ばれる事など無いのだから当然と言えば当然だが」


「あっ、ちょ、ちょっと待ってください!」


 何事かを呟きながら影のほうへと歩き出そうとした男の人に向かって、腕の中から喋るフェレット君が顔を出して言う。


「あれを止めるときは魔法による封印をしてください。そうしないといろいろと危ないですから」


 魔法、なんてとんでもない単語が出てきた。

 もう驚く事にも疲れた。

 目の前の人も当たり前のように魔法とか使えちゃうんだろうなぁ、とか当然のように考えていた。

 でも当の本人から返ってきた言葉は意外なものだった。


「……『魔法』か。残念ながら私は魔法を使う事が出来んのでな。あれは破壊して止めさせてもらう」


「えっ、魔法を使えないんですか? さっき、なにも無いところから剣を取り出してたのに……?」


 使えない。それが答えだった。

 あれ? じゃあ今手に持っている剣は何処から出したんだろう……。


「あれを破壊するのは危険です。内包する魔力がどんな結果を招くか予想できませんから」


「……ではどうする。見たところ、君が行えるとも思えんが」 


 そうだ。この人が無理だと言うのなら私かフェレットくんがやるしかないのだが、私は何がなにやらさっぱりだし、フェレットくんは怪我をして病院にいたばかりだ。

 でもアレを放って置く訳になんていかないし……。
  

「はい……。今の僕ではアレを止められません」


 申し訳ないと言うその言葉には、自分の無力さをかみ締める悔しさが宿っていた。

 そこまで言って、フェレットくんは私へと向き直り。


「だから、僕の声にこたえてくれたあなた、協力してください! お礼は何でもしますから!」


 そうして、同じ言葉を言われた。

 さっきと違うのは、目の前に誰だか知らないし分からないけれど、なぜだか頼りになると思える人がいるという事。

 そのおかげか、もう随分落ち着いて自分の答えを出すことが出来た。


「お礼なんて、いらないよ。私に出来る事があったら、何でも言って」
     

 今まで強張っていたのが嘘のように、笑顔でそう言えた。

 そうだ。自分に出来るとか出来ないとか。そういうことじゃない。

 ただ助けてと言われたのなら、助けてあげるのは当然だ。

 もしかしたらそれはただの足手まといにしかならないのかもしれないけれど、不思議と今は私ならきっと出来ると思えていた。

 そんな中、彼が軽く振り向き私達に言ってきた。


「話は纏まったか? 残念ながらあまり時間が無い。とりあえず私は可能な限りあの影の足止めをしているからその間に成すべきことを成してくれ」


 言うが早いか、彼は地面を蹴り影のいるほうへと跳んで行ってしまった。





 魔法、か。

 黒い影へと向かっている時に先ほどの会話を思い出していた。

 その時に出てきた魔法という単語。それの持つ意味をある程度知っている身からすれば当然のように魔法を使ってほしい、と言われたことに大きな疑問を感じていた。

 魔術師にとっての魔法とは文字通り『奇跡』と言い換えられるものである。断じて易々しく使うことは出来ないし、使っていいものでもない。

 しかしあのフェレットは魔法を使えば封印できる、と使える事が当たり前のように言っていた。

 それにいま張られているこの結界はなんだというのか。このような効果を持つものなど見たことが無いし、なにより余りにも大雑把だ。

 この場所に張られている結界の効果は簡単に言えば『術者が許可した者・あるいは結界内に入る能力を持ったもの以外は入れない』という類のものだった。
 これだけならまだいい。ごくポピュラーな認識阻害の魔術とも言える。

 しかしこの結界には、拒絶された者は結界内の術者たちを認識できず、かつ直接的な影響も受けないという効果があったのだ。

 言ってしまえばこの場所でどれだけ暴れようと、一般人は万に一つも傷ついたりしないという事だ。

 さらに疑問に感じたのはこの結界の持つ秘匿への配慮だ。

 一般人に対してはなるほど、有効だろう。しかし魔術師が自らの神秘を秘匿するのは魔術に関わらぬ者のみではなく、同じ魔術師も対象になる。

 いかにもここで何事かしていますよ、と自ら風潮して回る魔術師などいない。わざわざ命取りになるような事をする酔狂な者はいないのだ。

 そう考えると、この結界は同業者への秘匿という点において余りにも無防備に過ぎた。

 このような結界など、私の知るかぎり『魔術』にはない。 

 もちろん魔術の全てを知っている訳ではないし、むしろ使える魔術は人一倍少なくはある。

 だが、それでも、無関係な者たちを一切巻き込まなくて済む便利な効果をもつ魔術を、私が知らないわけがない。

 誰よりも、そんなものを求めていた私だからこそ断言する事ができた。

 そして、それらの考えを基にして一つの仮定が浮かび上がる。
 
 ――生前とは違う平行世界、または異界か。

 一見するとありえないような話だが、この身はすでに無と同意となり唯の力として使役されるだけの守護者だ。

 掃除屋として呼び出された戦場は生前自分がいた世界ではない世界だった、という事などそう珍しい話でもない。

 時間や輪廻の輪から外れているのだ。驚くほどの事でもないだろう。

 この世界にとっての当たり前と、生前いた世界の当たり前が違うというのなら、あのフェレットの発言にも説明がつく。

 結界の効果にしても同じだ。世界が違えば自分の知らないものくらいあって当然だ。

 問題は、あの少女が何故私を呼び出すことが出来たのか、という事である。

 などと思考しているうちに影の許へとたどり着く。

 
「さて、召喚されて初めての戦闘相手がこれではたいして気も乗らないが、いまの私にはあまり余裕が無いのでな。私のマスターが来るまでの足止めとしてお相手しよう」
 
 
 思考を止めて、目の前の敵に意識を集中する。 

 彼我の距離は5メートル。

 ようやくめり込みから開放された影にしても、私にとっても、一息で詰めることができる距離だ。

 いつものように、干将・莫耶を持つ腕をだらんと下げてどんな状況にも対処できるように身構える。

 影はそれを見て好機だと思ったのか、体から触手のようなものを複数生やしたと思ったその瞬間、一気にその触手で襲い掛かってきた。 

 速度は大したものでは無い。

 それを冷静に見切り、全て避ける。その後で引き戻されていく触手たちに刃を振るう。

 剣は抵抗など微塵も感じさせず、まるで空気を切るかのように容易く狙った物を断ち切った。切られた先が霞のように消えていく。
 
 しかし、影はそんなもの意にも介さず、新しく触手を生やす。一度に出せる数こそ変わっていないがこちらの攻撃でひるんだ様子がまるで無い。

 面倒な。魔力がある限り、いくらでも出す事ができるようだ。 
 
 戦闘中に改めて目の前のモノを解析してみると、どうやら膨大な魔力で出来た結晶を核として生成されているようだった。

 ということは、このままではジリ貧。先ほどのフェレットの言葉通り封印処理でもするしかなさそうだ。

 力ずくで破壊する、という事も出来なくはないのだが、その場合核である結晶内の魔力が暴発でもしないように中身ごと消し飛ばしてしまう必要がある。

 それはいくらなんでも現状ではキツイ。世界からの魔力供給でもあれば別だが、今回は世界からのバックアップは感じられない。

 あるいは、その必要は無いと世界が判断しているのかもしれなかった。

 それからは影が腕をひっこめては突き出して、そのたびに私が避けて切り裂く。これの繰り返しだった。

 だが、避けた結果近くにあった民家や塀などが次々破壊されていってしまう。

 これはさすがに後が不味い。

 結界で人に被害は及ばなくとも、物に被害は及ぶのだ。

 これ以上無関係な人たちの家が壊れていくのを見ているわけにもいかなかった。 


「はぁ。マスターには悪いが、私がもう片を付けてしまうか」 


 そう言って動かし続けていた体を止める。

 パスから感じ取れるマスターの魔力には、いまだに何の変化も無い。

 これ以上戦闘を続けても意味はなく、なにより私にもあまり余裕は無かった。

 現状ではキツイ、とは言ったがその場しのぎの一時的な封印処理もどきなら出来る。

 あまりやりたくは無かったが投影品が剣から乖離してしまうためこれ以上の魔力消費をしないうちに行わなければならない。

 しかたが無いと思い必要な物を投影しようとしたその時。


 ――桃色の極光が、天を貫いた――


 その正体は膨大な魔力。

 影と対峙しながらもそれを見ると、光の中にマスターが驚きながら立っているのが見て取れた。

 おそらく素人である彼女自身の魔力を用いて魔法とやらを使うつもりなのだろう。

 気がつけば影も光のほうへと意識を向けてた。

 目の前にいる私のことを忘れてしまっているのではないかと思えるほど。あるいは、その光に見入っていたのかもしれない。


「どこを見ている。貴様の相手はこの私だ」 

 
 頭に浮かべていた設計図を破棄し、時間を稼ぐ事にしなおす。


“――――投影、開始(トレース・オン)”


 複数の剣が空に浮かび影へと射出される。

 剣は地面に突き刺さって影を取り囲み、上からも逃げられないような形にする。

 そしてそれは、影にとって檻の役割を果たす。

 影は檻から抜け出ようともがいているが、剣には程度こそ低いもののある程度の概念が籠っていた。
  
 干将・莫耶でたやすく切り裂ける程度の存在だ。この檻をやすやすと抜け出ることは出来ないだろう。

 何もしなくても影は少しの間身動きが取れない。

 しかし、これは一種の賭けでもある。

 召喚時の私の魔力の残量はごく少なく、宝具の投影と真名開放がなんとか二回できる程度だった。

 その状態で影との戦闘、さらには概念が籠った複数の剣の投影。

 これにより現在の魔力は極少。影を力ずくで抑えることすらぎりぎりだ。

 いまだ光の中にいるマスターの準備が終わるのが先か、影が剣の檻から抜け出るのが先か。

 準備にどのくらいの時間が必要なのか分からない以上、分の悪い賭けである。

 しかし私はマスターに命運を賭けた。

 この程度の賭けならば勝つだろう、と。
  
 いかなる要素があって、どれほどの偶然が重なったのかは分からないが英霊である己を呼びだした彼女なら、と。





 そして賭けの結果が出る。

 影は力ずくで剣の檻から抜け出して、ぼろぼろの体を修復しつつも私へと襲いかかってくる。

 それに対して、ここまでかと再び投影を成そうとした時――


「なかなかに綱渡りで肝が冷えたが、ある意味ベストタイミングだったかな?」


――――空から、桃色の流星が降ってきた。

 それは私と影の間に割って入り、両手で持っていた杖を、影の方へと水平になるように突き出す。


「Protection(プロテクション)」

 
 機械から発せられたような声と共に、薄い桃色の半透明な盾が影に向けて展開される。  

 止まる事の出来なかった影がそれに体当たりして結果、影と盾が拮抗する形となった。


「くぅ……うっ……っ……!」
  

 苦しそうに絞り出される声。

 それは先ほまで空にいた、マスターのものだった。


「Hold out your strongest hand.(利き手を前に出して)」


 ふたたび機械じみた声が聞こえ、少女は言われた通りに利き手であろう左手を前に出す。
 
 
「Shoot the bullet!(シュートバレット)」

 
 前に出された手の先に魔力が音を立てて集まっていく。

 集められた魔力は球体の形を成し、破裂するのではないかと思われるほどに高まった瞬間。


「Shoot!(撃って)」


 の声と共に集められた魔力が、影へと撃ち出された。

 弾丸となった魔力は、大気を切り裂く音を立て影に直撃する。


「はぁっはぁっ……はっ……」


 息をつく彼女の突き出された左手からは、蒸発するような音と共に白い煙が僅かに立ち上っていた。


「ほう、見事なものではないか。だがどうやら今のでは力不足のようだ」


 影は魔力が放たれた斜め上方へと押し込まれ、先ほどまでと比べると格段に小さい三つの影に分裂していた。
 
 それらは空に飛ばされ、そのまま下にあったビルや民家の屋根の上に落ちる。

 少しの間、そこから彼女を見下ろし、何を思ったのか影は三つとも同じ方向へと屋根から屋根をつたい遠のいていく。


「あ、逃げた!」


 何時の間にか、足元にあのフェレットが来ていた。

 その叫びを聞いたのか、少女は息を切らしたまま空へ向かおうとする。


「追わないと……!」


「いや、やつらの足は私が止めよう。君は止まった的を狙い打てばいい」


 声で制して残り少ない魔力を総動員し影の真上まで一気に飛び上がる。

 剣を三本、弓につがえ狙いを定める。小さくなったからか影達は存外素早い動きをしていたが、そこは自身も弓の英霊として呼ばれるもの。狙いを外す道理は無い。

 矢にした剣を放つ。それは見届けるまでも無く、当然のように狙いをその場に縫い付けた。これでしばらく奴等はただの的となる。

 民家の屋根に着地し、影達が動けない事を確認する。
 

 ――そこまでして、背後に魔力の高まり感じた。紛れも無く、それは桃色の魔力光。


 振り向き確認して、急いで斜線上から身を外す。 

 白い装束を纏った彼女が手に持っていた杖は、形を変えどこか銃を思わせる形になっていた。

 
「まさか、封印砲!?」

 
 先ほどいた辺りからフェレットの驚きの声が聞こえてきた。

 どうやら見た目通り、射撃に類するもので間違いないようだ。

 
「さて、いきなりぶっつけ本番ではあるがここが頑張り所だぞ。マスター」
 

 桃色の魔力光が、影へと狙いを定める杖の先端へ集束していく。

 先ほどの一撃より、はるかに多い魔力の高まりを感じさせたその瞬間、影に向けてそれが一気に発射された。
 限界まで引っ張られたゴムのように、勢いよく飛び出していった弾丸は影と同じ数の三発。

 弾はそれが定めであるかのように目標へと向かっていく。

 射撃にそれなりの自信がある私から見ても、それはきれいな弾道を描いていた。
 
 最初に右端にいた影に当たり。

 次に左端にいた影に当たり。 
 
 最後に、真ん中にいた影へと直撃した。

 動いていないとは言え、三対同時にみごと全弾命中。

 影たちの姿は崩れるようにして消えていった。

 
「一撃で、封印した……」


 歩いて戻ってきた私を迎えたのはフェレットの茫然とした声だった。

 このときの私には分からなかったが、彼女が行ったのは、遠距離からによる大魔力を用いての強制封印。

 たった今初めて魔法を知った人間が出来る事ではないものだった。

 いくら優秀なデバイスが付いていたとしても、驚きの光景である。
 

「なんというか、出鱈目だな」

 
 とりあえず私は、今魔法を知ったであろう少女の魔力の高さと、射撃のレベルの高さから思わず声を出していた。

 どうやら此度のマスターも、自分には似合わないほどの優秀さを持っているようだった。

  









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