おはようございます。
八神はやて、今年の誕生日で9歳になり、家族が5人増えました。
闇の書の守護騎士、シグナム、シャマル、ヴィータ。
守護獣のザフィーラ。
あと、2Pカラーの妖精さん、雷刃の襲撃者。
・・・・あかん、1人だけ名前じゃないのがおる。
でも、フェイトちゃんと比べると、なんだか癒される気がしてます。
口癖は「僕は飛ぶ」なだけに、空も飛べます。
まあ、シグナム達も飛べるけどな。
食べられた闇の書、その主の八神はやて、がんばります。
最近家族が増えて、ちょっとだけ変わったことがあります。
プーギー君が、うさぎのぬいぐるみに衣替えしたことです。
なんや、私的には微妙なうさぎやなって思ってたけど、ヴィータに大人気。
ヴィータと一緒に遊びに行ったり、ご飯食べたり(プーギー君は食べないけど)、お風呂に入ったり、一緒の布団で寝たり、だいたい一緒に行動してる。
そしてプーギー君は、温泉補給も忘れてない。
「一体、いつ補給に行ってるんやろ?
毎日が温泉やし、ここは気にしない方向で行くけどな」
プーギー君の事より、もっと気にしなきゃ駄目なことがあります。
それは。
「御大将。
今日は暑いので、水をおかけしましょうか?」
うん、花子が大将と呼ばれとる。
最初は、闇の書が花子に食べられたって聞いて決闘を申し込んで出て行った。
帰ってきたときには、花子が大将扱いされてた。
・・・・負けたんかな?
「あと、シグナム。
夏場の暑いときに水やると、植物が駄目になるかもしれんで。
確か、そんな事を近所の盆栽が趣味の爺ちゃんが言ってた気がする」
それと、バケツで投げやりにぶっかけるのも良くないで。
大将扱いしてるけど、実は嫌いやろ。
「凄いぞ強いぞカッコイイ~!!
そう、僕の勝利だ!!」
雷刃の襲撃者・・・・雷ちゃんは、ヴィータよりちょっと小さめの体に変化してゲームで遊んどる。
勝つたびに同じ事を叫んでるけど、Easy卒業して、Normalに移行したら?
格闘ゲームでEasyって、相手あんまり攻撃してこんし、防御もしないやろ。
慣れてきたら、Easyって微妙やと思うんやけど。
「嘘だっ!!」
・・・・あっ。
そう言えば雷ちゃんって、ぬいぐるみの為にコントローラーがまともに持てないプーギー君に完敗してたんやったな。
床に置いて、上から指というか手全体で押して操作するしかないプーギー君相手に。
「でも、見た目はフェイトちゃんそっくりで、色違いな2Pカラーやけど。
雷ちゃんは、なんでか和むな」
シャマル曰く、面白い子。
ヴィータ曰く、只者じゃない馬鹿。
プーギー君曰く、凄い幼女。
花子曰く、非常食。
・・・・最後のは駄目や。
「・・・・あんたは」
散歩してたら、金髪の女の子に声かけられた。
私、この子と初対面よね?
でも・・・・知ってる気がする。
「もしかして、アリサちゃん?」
「あんたが、はやて?」
うん、正解。
「1つ聞くわ。
今、フェイトは海鳴にいないのよね?」
「うん、いないはずや」
基本的には。
でも、たまに戻ってきていると思う。
勝手にウチの晩ご飯食べたりとか、ビデオテープが置いてあったりとか、花子にお小遣い渡したりとか。
花子の筆談で、フェイトちゃんからお小遣い貰ってるって聞いた。
「いや、ウチの犬達がおかしな行動とったりしてたから、フェイトが戻って来たのかと」
不法侵入で、犬と会話してたとか?
・・・・花子じゃないよね?
「花子が来た場合は、ウチの犬達と喧嘩してるし」
花子!!
そのままアリサちゃん家に居着いちゃえ。
ウチには、偶に顔見せる程度で良いよ。
「そう言えば、今花子を預かってるって話だけど、大丈夫なの?」
「大丈夫やないって言ったら、アリサちゃんが花子預かってくれる?」
「無理」
「だよね。
まあ、常識が音を立てて崩れていくのを我慢出来れば、他に問題はないよ。
料理も洗濯もお掃除も・・・・完璧だし」
「それ、女として・・・・人として負けたって気がするわ」
それ私も賛成。
「あーそうそう。
最近、家族が増えたんよ私。
その増えた家族の中にな・・・・フェイトちゃんとそっくりで、色違いの子がいるんよ」
そして大きさは妖精サイズ。
「・・・・中身まで一緒とか言わないよね?」
「中身は違う。
一言で言うなら、和むね」
「和む?」
「フェイトちゃんと比べたら・・・・行動も許せるし、広い心で許せるんや」
別にフェイトちゃんが悪い子って言ってるんやないで。
ただ、ちょっと疲れるんや。
常識が崩壊したり、ツッコミが多くなったりで。
「へー、何て子?」
「雷刃の襲撃者」
「・・・・で、名前は?」
「だから、雷刃の襲撃者。
確かに名前は名前じゃないけど・・・・フェイトちゃんよりレベルは低いで。
1桁以上」
「そう。
つまり、名前の所を乗り越えたら、終わりって事?」
「うん。
そこが終わったら、後は大丈夫や」
「おーーーい、はやてーーーっ!!」
噂をすれば、なんとやら。
本人の登場や。
妖精サイズでなく、人間サイズ(子供)だけど。
「フェイ・・・・と?」
「僕は雷刃。
雷刃の襲撃者だ!!」
手を腰に当てて、大きく胸を張り答える。
胸自体は、ちっぱいんやけどな。
「・・・・そう」
アリサちゃん、ここを乗り越えたら、後は広い心で頑張るんや。
「君がアリサか。
君を倒して・・・・僕は飛ぶ!!」
雷ちゃんの頭の中で、アリサちゃんは敵なんか?
「・・・・黙れ」
「・・・・ううっ。
こ、怖くないんだからな!!
ぼっぼぼぼぼ僕の方が凄いんだ!!」
あ、雷ちゃん涙が溜まってる。
「まあ、確かにフェイトよりマシね」
「うわーーーーん、倒してやる。
雷神滅殺!!
きょっこーーーざん!!」
「ていっ」
「はうっ!?」
100均で買ってあげた、玩具の剣を取り出し、アリサちゃんに対して大きく振りかぶるが。
アリサちゃんのデコピンが先に命中する。
そう言えば、雷ちゃんとザフィーラは持ってなかったな。
デバイスって言うの。
「うう・・・・っ。
花子に言いつけてやる」
あっ、泣いちゃった。
「ばーーか。
アリサのばーか!!
えっと、えっと・・・・とにかく、ばーか!!」
他に思いつかんかったんやな。
アリサちゃんが何かを言う前に、猛ダッシュで逃げ帰った。
たぶん、家に帰ってゲームして・・・・泣いたことを忘れるんやろな。
「はやて」
「なに?」
「うん。
確かに、フェイトより凄くマシ。
ちょっとうるさいけど」
それには同意。
雷ちゃん、叫ぶの好きだから。
追伸
アリサちゃんとの友好を深め、家に帰ると、雷ちゃんが泣きついてた。
シャマルに。
シャマルは凄く混乱している。
泣きつく相手が違うんじゃ・・・・ってか、忘れたとか?