おはようございます。
フェイト・テスタロッサ、9歳です。
昨日、母さんの雷落とし(本物)を当てられたアルフは、何と3つも肥料を探してきてくれた。
でも、ちょっと髪の毛が焦げてたけど。
アルフの頑張りを労うため、パーティーを開き、どんちゃん騒ぎ。
プーギー君が口から温泉を出す隠し芸、私は歌を。
花子は肥料の一気飲み、何と3つ全部飲んじゃいました。
花子の凄さに私も驚いたけど、アルフは泣くほど驚いてました。
最近のアルフ、ちょっと涙もろいね。
魔法少女フェイト・テスタロッサ、頑張ります。
「早起きは三両の得って言うけど、三両ってケーキどれ位食べれるの?」
「三文や、三文。
それ桁が違う」
三十文で、三両って事?
一桁上げて。
「花子、アイスお代わり頂戴」
「・・・・ちなみに、今食べ終わったのも、ぶっちゃげ私のやで」
冷凍庫に入ってたから、みんなのじゃないの?
「今度はチョコ味だ」
「だから、ちょっと位人の話聞こうな」
聞いてるよ。
反対の方から出て行ってるけど。
「そう言えばはやて。
温泉ってどう?
プーギー君が毎日補充しに行ってるみたいだけど、足動くようになった?」
入浴料払わないで、温泉の無銭飲食やってるけど。
今度注意しとこう。
「んな簡単には治らんわ。
まあ、温泉には気持ちよく浸かってるから、凝りとか疲れとかはとれてる気がする。
日がな車椅子の生活だから、妙なところに疲れが溜まるんよね」
「へー。
あっ、花子。
次持ってきて」
「だから、それは私のや!!」
ん?
何か言った?
「わーい、次は抹茶味」
抹茶って、以外と甘いよね。
スーパーに売ってる、お湯に溶かすだけの粉抹茶も、結構いけたよ。
お湯は、電気ケルト、電気ケトル、電気・・・・なんだったけ?
1分くらいでお湯が沸く奴。
とりあえず、それで沸かした。
『ふっふふ・・・・そろそろお泊まりを許可して頂きたいのだが。
そしていずれは、自分が抱き枕代わりに』
「ん?
花子、はやてのお家にお泊まりしたいの?」
「駄目やっ!!」
『あの・・・・聞いてます?』
うんうん、聞いてるよ。
「今日泊まるって、花子」
「無理」
意地悪だね。
「大丈夫だよ、はやては食べないって言ってるから」
「なにそれ」
この間の、ボロボロだった黒い本は食べたいって言ってるけど。
泊まったついでに、かじる気かな?
昨日、3つも肥料一気したのにね。
「あっ、そう言えば思い出した。
トゲトゲさんが、花子渡したらお菓子食べ放題だって言ってた」
「なんや、その人。
変人さんか?
花子欲しがるなんて」
「なんだったけ?」
・・・・あっ、思い出した。
「花子に使ってる肥料が凄いから、渡してくれって言ってた」
「肥料がどうのこうの以前に、花子の存在の方が凄いと思う」
「どうしようか、花子。
お菓子欲しいから」
えっと、ハサミ持って何してるの?
「あっ、口がついてる花切っちゃった。
大丈夫?」
・・・・口が消えて、普通の花になったよ。
「ん?
ふむふむ、新しいのを生やすから、別に問題ないのか。
へー」
ついでに、コンビニ袋に土を少々入れておこう。
最初、花が生えたときには、肥料を刺したしね。
「んで、この土にお花さんを刺せば、完成」
「まてぇぇぇぇいっ!!」
ん?
「どったの?」
「パックンフラワーのジョニーの存在もおかしいけど、花子欲しがってるのに違うのを渡すものおかしいから。
ってか、花切ったとき悲鳴聞こえたで!!」
「痛かったんだよ」
だよね。
「だって、はやて。
この花も花子の一部だよ。
ジョニーって名前じゃないよ」
「誰が見ても、ジョニーだから」
花も花子の一部だよ。
「ん?
コンビニ袋に入れてた花、根付いた?」
「はぁっ!?」
へー、口は無いんだ。
「とりあえず、トゲトゲさんに渡しとくね。
そしてお菓子食べ放題だ」
『あの・・・・すいません。
えっと、自分の話聞いてます?』
「ねえ、はやて。
今度のお土産は、何が良い?」
「羊羹以外で」
えーーっ、結構美味しそうだったのに。
「じゃあ、この土の代わりに、甲子園の土を頂戴って言うね」
「一応言って置くけど、私はいらんからな。
土は」
『まだ早いけど、風呂入れてきます』
「プーギー君、頑張れ」
「今日は、ちょっと熱めにお願いな」
よし、アイスも沢山食べたことだし、帰って晩ご飯食べよう。
今日は、ご飯炊いてるでしょ。
おかずは、さっき台所で煮物とポテトサラダを貰った。
あと、スーパーに寄って帰ろう。
そろそろ良い時間だから、1割とか3割引きのシールが貼ってあるかな。
「じゃあ、私帰るね。
花子の事、よろしく」
「本当において帰るんか!?」
「花子、はやては食べちゃ駄目だよ」
「いや、本気で連れて帰って。
プーギー君辺りなら、見た目的に問題なけど。
あれもあれで、存在的には怪しいが、花子よりまとも」
でも、プーギー君って時々、意味の分からないこと言ってるし。
「とりあえず、プーギー君には遅くならないうちに、帰るよう伝えてね。
遅くなったら、鍵閉まってるから」
じゃあ、スーパー行くよ。
追伸
アルフ、明日朝早いんだって。
朝一、勝負の約束してきたって言ってたけど、何の勝負?
ついでに、アルフが出かけるときにでも起こして貰って、トゲトゲ君に花子の花を持っていこう。
そしてお菓子食べ放題+お土産GETだ。
追伸2
花子と一緒は危険だから、プーギー君を間に置いておくって、はやてから電話があった。
別に危険じゃないんだけどな、花子。
はやては食べないように注意したし、花子も食べないって言ってたから。
はやての言ってることが分からないよ。