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No.15302の一覧
[0] 【完結】リリカルなのは ~生きる意味~(現実→リリカル オリ主転生 最強 デジモンネタ)[友](2015/01/12 02:39)
[1] プロローグ[友](2010/01/04 15:51)
[2] 第一話[友](2010/01/04 15:52)
[3] 第二話[友](2010/01/04 15:55)
[4] 第三話[友](2010/01/05 00:19)
[5] 第四話[友](2010/01/17 13:53)
[6] 第五話[友](2010/01/17 14:31)
[7] 第六話[友](2010/01/24 12:46)
[8] 第七話[友](2010/01/31 15:55)
[9] 第八話[友](2010/02/07 10:27)
[10] 第九話[友](2010/02/14 15:40)
[11] 第十話[友](2010/02/21 11:01)
[12] 第十一話[友](2010/04/04 09:45)
[13] 第十二話[友](2010/04/04 09:46)
[14] 第十三話[友](2011/05/03 21:31)
[15] 第十四話[友](2010/03/28 07:45)
[16] 第十五話(前編)[友](2010/04/04 09:48)
[17] 第十五話(後編)[友](2010/04/04 09:49)
[18] 第十六話[友](2010/04/04 09:51)
[19] 第十七話[友](2010/04/18 07:24)
[20] 第十八話[友](2010/04/25 14:47)
[21] 第十九話[友](2010/05/02 21:59)
[22] 第二十話[友](2010/05/09 07:31)
[23] 第二十一話[友](2010/05/16 15:36)
[24] 第二十二話[友](2010/06/06 15:41)
[25] 第二十三話[友](2010/05/30 09:31)
[26] 第二十四話(前編)[友](2010/06/06 15:38)
[27] 第二十四話(後編)[友](2010/06/06 15:39)
[28] 第二十五話[友](2010/06/06 15:36)
[29] 第二十六話 (2013年11月14日 改訂)[友](2013/11/14 22:27)
[30] 第二十七話[友](2010/06/27 17:44)
[31] 第二十八話[友](2010/08/17 21:11)
[32] 第二十九話[友](2010/08/17 21:11)
[33] 第三十話[友](2010/09/19 16:35)
[34] 第三十一話(前編)[友](2010/09/19 16:30)
[35] 第三十一話(後編)[友](2010/09/19 16:34)
[36] 第三十二話[友](2010/11/07 14:58)
[37] 第三十三話[友](2010/12/05 15:37)
[38] 第三十四話[友](2010/12/05 15:36)
[39] 第三十五話[友](2011/01/16 17:21)
[40] 第三十六話[友](2011/02/06 15:02)
[41] 第三十七話[友](2011/02/06 15:00)
[42] 第三十八話[友](2011/03/13 18:58)
[43] 第三十九話[友](2011/03/13 18:56)
[44] 第四十話[友](2011/03/27 15:55)
[45] 第四十一話[友](2011/04/10 20:23)
[46] 第四十二話[友](2011/04/24 16:56)
[47] 第四十三話[友](2011/05/03 21:30)
[48] 第四十四話[友](2011/05/15 14:37)
[49] 第四十五話[友](2011/05/29 20:37)
[50] 第四十六話[友](2011/06/12 22:18)
[51] 第四十七話[友](2011/07/10 23:20)
[52] 第四十八話[友](2011/07/25 01:03)
[53] 第四十九話[友](2011/07/25 21:26)
[54] 第五十話[友](2011/09/03 21:46)
[55] 第五十一話[友](2011/10/01 16:20)
[56] 第五十二話[友](2011/10/01 16:27)
[57] 第五十三話[友](2011/10/01 16:19)
[58] 第五十四話[友](2011/10/30 20:17)
[59] 第五十五話[友](2011/11/27 20:35)
[60] 第五十六話[友](2013/04/21 19:03)
[61] 第五十七話[友](2013/04/21 19:00)
[62] 第五十八話[友](2013/04/21 18:54)
[63] 第五十九話[友](2013/08/22 00:00)
[64] 第六十話[友](2014/03/23 23:15)
[65] 第六十一話[友](2014/03/23 23:13)
[66] 第六十二話[友](2014/05/06 17:27)
[67] 第六十三話[友](2014/08/13 19:34)
[68] 第六十四話[友](2014/11/30 22:33)
[69] 第六十五話[友](2014/12/31 20:29)
[70] 最終話[友](2015/01/12 02:26)
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[15302] 第十二話
Name: 友◆ed8417f2 ID:11075f73 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/04/04 09:46
第十二話 絶対零度!氷雪のアイシクル!!




なのは達がアースラへ行った翌日。

学校では、なのはと桜が暫く欠席するとクラスメイトに知らされる。

そして、そのHRが終わった直後、

「ちょっと、あんた何か知ってるんでしょ?キリキリ吐きなさい!」

アリサからそう言われる。

知っていると断定する所がまた凄い。

まあ、知ってるんだけど。

「確かに知ってるけどさ、口止めされてるから勘弁な」

俺はそう答える。

「どうしても教えてもらえないの?」

すずかからもそう問われる。

「まあ・・・・・すまん」

俺は謝る。

「まあいいけどさ。桜もついてることだし心配ないと思うけど」

アリサは一度ため息を吐いてそう呟く。

「で?何でアンタはそんなに不機嫌そうにしてるのよ?」

突然アリサからそう問われる。

「は?何の事だよ?」

俺はそう尋ねる。

「アンタ、自分で気付いてないの?」

「ユウ君、不機嫌な顔してるよ」

アリサとすずかからそう言われる。

「そんな顔してるか?」

俺が問い返すと、

「うん」

「思いっきり」

2人揃って頷かれる。

「そうか・・・・・」

自分が不機嫌になっている理由は分かっている。

管理局に出会った事によって、父さんと母さんが死んだ時の事、そして、その後の管理局の対応を思い出したからだ。

なるべく平静を装ってた心算だが、全然出来て居なかったらしい。

「何か嫌なことでもあったの?」

すずかがそう聞いてくる。

「まあ、そんなようなもんだ」

俺はそう答えた。

「よければ相談に乗るけど?」

すずかはそう言ってくる。

「ありがとう。でもいいよ。これは俺の個人的な問題だからな」

すずかの気遣いに感謝しつつも、そう言って断る。

「そうなんだ・・・・・・でも、相談したくなったらいつでも言ってね」

すずかはそう微笑んで言った。

「ありがとう」

俺はすずかに礼を言った。





放課後、ジュエルシード探しが無くなった俺は、ゆっくりと歩いて帰路についている。

その途中、図書館が見えたので、気分転換にと思い、寄る事にした。

図書館の中は静かで、気持ちを落ち着けるには丁度良かった。

俺は適当に本を取り、テーブルの椅子に座る。

本に目を走らせて入るが、ただそれだけ。

はっきり言って、読んでるわけではない。

そんなふうにボーっとしていると、

「あっ、ユウ君やん」

聞き覚えのある声が聞こえた。

俺が振り向くと其処には車椅子に乗ったはやてがいた。

「ああ、はやてか」

俺がそう言うと、

「どないしたん?そんな不機嫌そうな顔して。嫌な事でもあったんか?」

いきなり核心を突いて来た。

「・・・・・・はあ、偶に会うだけのはやてにまで分かるなんて、俺ってそんなに顔に出やすいのかなぁ?」

俺はため息を吐きながら呟く。

はやては首を傾げながら、

「何のことかよう分からんけど、分かるに決まっとるやん。ユウ君の事やからな」

そう微笑んで言った。

いや、その言い方は、俺に気があるように聞こえるんだが・・・・・・・

まあ、はやては8歳だし、そんな事は無いだろう。

「ふう・・・・・はやての言うとおり、ちょっと嫌な事があった・・・・・と言うより、会いたくない奴らに会って、嫌な事を思い出したからかな」

俺はそう言った。

「そうなんや・・・・・・私で良かったら相談に乗るで?」

「その気持ちだけでいいよ。これは俺の個人的な事だからな」

「そう言うなら、無理に聞こうとはせえへんけど、力になれることがあったらいつでも言ってや」

すずかと似たような事を言うはやて。

「その時は、そうさせてもらうよ」

俺はそう答えた。



はやてのお陰である程度気分が紛れた俺は、再び帰路に着く。

ふと見れば、翠屋が見える。

丁度、喉も渇いていたので寄る事にした。

俺が入り口を開けると、

「いらっしゃいませ・・・・って、ユウですか」

ウェイトレス姿のリニスがそう言った。

「よう、頑張ってるな」

俺はそう声をかける。

その時、

「あらユウ君。こんな時間に珍しいわね」

桃子さんが声をかけてきた。

「ええ。これからは暇になりましたので」

俺がそう言うと、桃子さんは考える仕草をして、

「それなら悪いんだけど、お店を手伝ってくれないかしら?今日、バイトの子が休んで少し大変なのよ」

そう言ってきた。

「ええ、構いませんよ。皿洗いぐらいなら手伝います」

俺はそう答える。

接客作業など俺には無理だ。

ところが、

「ありがとう。じゃあ、接客作業お願いできる?」

そう言われた。

「いや、ちょっと待ってください!接客作業は無理ですよ!人付き合い苦手だし、赤の他人と向き合うなんて俺には無理です!」

「大丈夫よ~。すぐに慣れるわ。逆にユウ君ぐらいの年齢なら、失敗しても逆に微笑ましいぐらいよ」

桃子さんはそう言う。

いや、確かに周りから見ればそうかもしれませんが、俺は精神年齢30代半ばですよ?

因みに俺は恥を掻いた事をとことん引っ張るタイプだ。

前世では、時折恥を掻いた事をフラッシュバックのように思い出しては、1人で叫んでたような男ですよ。

だから、あんまり恥をかくようなことはしたくないんですけど。

しかし、

「ほらほらユウ。手伝ってくれるなら早く着替えましょうね」

リニスに引き摺られるように更衣室へと連れて行かれる。

因みに桃子さん。

俺にピッタリの制服があるのは何でですかね?

もともと手伝わせる心算だったんですか?

そのまま俺は、なし崩し的にウェイターをやる事になった。






――10日後






俺は、極限まで集中している。












目の前の困難を乗り切る為に・・・・・・















耳を澄ませ、一切の聞き漏らしが無いように・・・・・



















マルチタスクによる分割思考も、最大限に発揮させる。


















手にも汗が滲む・・・・・・
















俺は待つ・・・・・






















その時を・・・・・・
























そして・・・・・・その時は来た!

















「シュークリーム2つ!」

「コーヒーとショートケーキ」

「オレンジジュースとコーヒー!」

「ソーダとコーラ。あと、ピザ」

「スパゲティとサラダとコーヒー」

「シュークリーム6個とオレンジジュース3つ」

「あ!あとコーヒー!」

「チーズケーキとコーヒー」

「パフェちょーだい」

「コーヒー2つ」

俺は翠屋の店内のほぼ真ん中で、次々と注文される。

しかも、テーブル番号もバラバラ。

注文される物を俺は、メモしていった。

そして、注文された分を全部メモした所で、

「復唱しま~す!一番テーブルの方がシュークリーム6個とオレンジジュース3つ。2番テーブルの方がソーダとコーラとピザ。5番テーブルの方がシュークリーム2つとコーヒー。7番テーブルの方がコーヒー2つ。8番テーブルの方がスパゲティとサラダとコーヒー。10番テーブルの方がオレンジジュースとコーヒー。カウンター席1番の方がパフェ。カウンター席2番の方がコーヒーとショートケーキ。カウンター席3番の方がチーズケーキとコーヒー。・・・・・・・・・以上、訂正は御座いますか?」

俺がそう尋ねると、

「「「「「「「「おぉ~~~~~~~~~!」」」」」」」」

感心するような驚きの声と共に、拍手が沸いた。

間違いが無い証拠だ。

俺は内心ホッとしながら、

「では、少々お待ちください」

一礼して注文を厨房に届けた。

何故か、これが翠屋の名物のようなものになっていた。

幾ら忙しかったからといって、マルチタスクまで使って同時に注文を受けたのが拙かった。

俺の能力に目を付けた桃子さんが、俺の限界を試すように次から次へと注文を受ける数を増やし、何故か、俺が翠屋を手伝う時には、俺が注文を全て受けるようになっていた。

俺は、魔法で鍛えたマルチタスクと、生まれ変わりで得た記憶力で、何とか乗り越えている。

楽をする心算が、逆に仕事を大変にしてしまった。

やっぱり、ズルはするもんじゃないと改めて思ったのだった。







【Side 桜】



時空管理局に協力してから10日。

この10日間で5個のジュエルシードを封印した。

だけど、尽くデジモンとそっくりだったのは驚いたわ。

原作では巨鳥だった筈のジュエルシードも、バードラモンの亜種の、セーバードラモンにそっくりだったし・・・・・・・

まあ、強さも見た目通り成熟期だったから、苦も無く倒せたんだけど・・・・・・

そういえば、一度だけ完全体の敵が出てきたわね。

プレシアさんの雷であっさり倒されたけど・・・・・・・

流石は大魔導師だと思ったわ。

今のリニスとどっちが強いかしら?

まあ、それはともかく、残りのジュエルシードは6個。

只今アースラチームが捜索をしているが、まだ見つかっていない。

多分アニメの通り海の中なんだろうけど。

アニメと同じやり方を申し出ても、危険だと言う理由で却下されるがオチね。

今回は急いでるわけでもないし、気長に行きましょ。

と、その時、呼び出しコールが鳴る。

「はい」

私はモニターを開く。

『桜か?クロノだ。ジュエルシードが見つかった。出動準備を頼む』

「分かったわ。場所は?」

クロノの言葉にそう尋ねる。

『海鳴市近海。海中だ』

クロノはそう答えた。







私、なのは、フェイト、ユーノ、アルフ、プレシアさんが海の上に転送されると、

「ギャォオオオオオオオオオッ!!」

メガシードラモンもどきが暴れていた。

って言うか、また?

温泉の時よりも大きいけど・・・・・・・

「あれって・・・・・温泉の時にもいたよね?」

なのはが尋ねるように呟く。

「うん。それに、その時よりも大きい。多分、前よりも強い」

フェイトが、メガシードラモンもどきを見て言った。

その時、メガシードラモンもどきがこっちに気付き、頭部の角から稲妻を放ってくる。

「っと!」

それに気付いた私達は散開してかわす。

「ディバイィィィィィン・・・・・・バスターーーーーーーーーッ!!」

そのまま、なのはがディバインバスターを放つ。

「グアッ!?」

直撃したメガシードラモンもどきは怯んだ。

今までの特訓のお陰か、私達の魔法の威力は上がっている。

「サンダー・・・・・スマッシャーーーーーー!!」

フェイトが強力な雷撃砲を放つ。

「ギャァァア!!」

水棲型の為か、電撃は効き易く、苦しみの声を上げるメガシードラモンもどき。

「これはおまけよ!!」

私も追撃にディバインバスターを放った。

「ゴァッ!?」

直撃して、海面に倒れるメガシードラモンもどき。

その時には、既にプレシアさんの準備は完了していた。

雷鳴が轟く。

だがその時、私はふと思った。

アニメでは、フェイトがサンダーフォールで海中に電気の魔力を流し、ジュエルシードを強制発動させた。

今、プレシアさんが放とうとしているのはサンダーレイジ。

しかし、Sランクオーバーのプレシアさんが放つサンダーレイジは、フェイトのそれを遥かに凌ぐ。

そして、海水は電気を通しやすい。

ならば導き出される答えは・・・・・・・

そこまで思い至った時、私は叫んだ。

「プレシアさん待った!!」

だが、とき既に遅し。

「え?」

プレシアさんがそう漏らしたのは、眼下に稲妻を放った後だった。

サンダーレイジは、海中に沈んだメガシードラモンもどきに降り注ぐが、海中では電気が拡散してしまい、十分なダメージを与えられない。

それどころか・・・・・

その瞬間、周りの海から5つの光の柱が立ち昇った。

エイミィから緊急通信が入る。

『拙いよ!残り5つのジュエルシードの発動反応!今のプレシアさんの電撃で、発動しちゃったみたい!』

焦った声で、エイミィが叫ぶ。

そして、その光が収まると共に、5体の暴走体が姿を現す。

しかもそれは、

「ゴァアアアアアアアッ!!」

亀の甲羅を背負って、巨大なハンマーをその手に持つ水棲獣。

「ウウウウウウゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・・」

超巨大なクジラ。

「ギエェェェェェェェェェ!!」

濃い青の身体に、白い手足。

イカの足のような触手を、背中から2本生やした巨人。

「キチキチ・・・・・・・・」

肌色の甲殻を持ち、体中に刃物を付けた巨大なアノマロカリスに似た生物。

「ウォオオオオオオオオオォォォォォォォォ・・・・・・・・」

水色の身体を持った人型だが、よく見れば手足は無数の触手が集まって出来ている生物。

何ていうか、上からズドモン、ホエーモン完全体、マリンデビモン、アノマロカリモン、ダゴモンね。

メガシードラモンも含めれば、水棲型完全体デジモンもどきの総進撃だった。

ちょと拙いんじゃないのこれ?







【Side Out】






――ドクン

翠屋で、手伝いをしていると、強力なジュエルシードの波動を感じる。

「ッ!?」

「ユウ!」

リニスも気付いたのか、少し焦った表情で俺に呼びかけてくる。

「ああ、この波動・・・・・1個や2個じゃない・・・・・・・5個・・・・・いや、6個のジュエルシードが同時に暴走している!」

っていうか、何でアニメと同じく6個が同時に発動してるんだよ!

アースラが、アニメでフェイトがやっていた事を容認するとは思えないし・・・・・・・

「如何するんですか?」

リニスが俺に問いかける。

「俺は・・・・・・・」

俺は迷っていた。

確かに、なのはや桜、フェイトを助けに行きたい気持ちはある。

けど、管理局には関わりたくない。

俺がそんな思いに悩んでいると、

「ユウ君・・・・・・」

その声に振り向けば、桃子さんが沈痛な面持ちで立っていた。

「桃子さん・・・・・・如何したんですか?」

そんな様子の桃子さんに、俺は尋ねた。

「ユウ君・・・・リニスさん・・・・・・・お願いがあるの・・・・・」

桃子さんはそう言ってきた。

「何ですか?」

俺はそう聞く。

「・・・・・・桜となのはを、助けてあげて欲しいの」

「えっ?」

桃子さんの言葉に俺は若干驚いた。

「ど、如何してですか?」

俺は思わず問いかける。

「よく分からないけど・・・・・胸騒ぎがするの・・・・・・・何か良くないことが起こりそうな・・・・・・・・この胸騒ぎは、あの人が怪我をした時にも感じたわ・・・・・・」

桃子さんはそう言いながら、カウンターにいる士郎さんに目を向ける。

そして、俺に視線を戻し、

「だから、桜となのはに何か起こるんじゃないかって心配になって・・・・・・お願い、ユウ君、リニスさん」

桃子さんはそう言って頭を下げる。

俺はちょっと慌てた。

「ちょ、桃子さん!頭を上げてください!其処までしてくれなくても助けに行きますから!」

慌てながら俺はそう言う。

桃子さんは頭を上げる。

「ユウ君・・・・・」

そう呟く桃子さん。

俺はエプロンを外しながら、

「なのはと桜の事なら、俺達に任せてください」

そう言ってリニスを見る。

リニスもエプロンを外していた。

「行くぞ、リニス」

「はい!」

俺の言葉にはっきりと応えるリニス。

俺達は、店の出入り口に向かう。

そして、店を出る時、

「お願いね・・・・・ユウ君・・・・・・」

桃子さんのそんな呟きが俺の耳に届いた。







【Side なのは】




私達は今、6体のジュエルシードの暴走体を相手に戦っています。

先程クロノ君も応援に来てくれましたが、ハッキリ言ってかなりピンチです。

相手は6体。

それに対して此方は、私、桜お姉ちゃん、フェイトちゃん、ユーノ君、アルフさん、プレシアさん、クロノ君の7人なんですが、ユーノ君は攻撃魔法が得意ではないのでサポートに回っており、実質6対6です。

私が相手にしているのが、亀の甲羅のような物を背負って、ハンマーを持った怪物です。

桜お姉ちゃんが、青い巨人を。

フェイトちゃんが、古代生物のアノマロカリスに似た生物を。

プレシアさんが大きなクジラを。

アルフさんが最初にいた大きな蛇を。

クロノ君が水色の身体をした、よく分からない軟体生物のようなものの相手をしています。

ですが、実際に互角に戦えているのはプレシアさんとクロノ君。

あと、弱った蛇さんを相手にしているアルフさんぐらいです。

プレシアさんは、大きなクジラが時折放ってくる、潮吹きを防ぎつつ、稲妻を落として攻撃しています。

けど、あれだけ巨大なだけあって、耐久力もかなりのもので、倒すのには暫くかかりそうです。

クロノ君は、敵が無数の触手を振り回して攻撃してくるのに対し、回避する所は回避して、攻撃する所は攻撃する、という方法で、確実にダメージを与えていきます。

ですが、それも倒すまでには暫くかかりそうです。

アルフさんは、弱った敵が相手とは言え、硬い鱗の前に必死です。

フェイトちゃんは、アノマロカリスに似た生物を相手にしていますが、此方も硬い甲殻の前に苦戦してます。

しかも、アノマロカリスに似ているくせに、砂を吐いたり、前足をクロスさせて、魔力斬撃を飛ばしたりしてくるの。

桜お姉ちゃんは、青い巨人を相手に攻撃しようとしますが、青い巨人の背中にある2本の触手がそれぞれ意思を持っているかのように動き、桜お姉ちゃんを攻撃します。

少し距離を取ったところで、口から墨を吐いてきて攻撃します。

それは、シールドで防げそうな攻撃なんですが、桜お姉ちゃんは必死に避けて、絶対に受け止めようとしません。(後で聞いた話では、猛毒っぽかったから、だそうです)

かく言う私も、さっきから暴走体相手に5発ほどディバインバスターを直撃させたのですが、あんまり効いてないみたいです。

私のとっておきなら何とかなるかもしれませんが、あれは溜めに時間がかかるので、こんな乱戦状態の時に使おうとしたら、流れ弾に当たる危険があります。

そんな事を考えながら、もう一発ディバインバスターを直撃させます。

その暴走体は、爆発の煙に包まれますが・・・・・・

「ゴァアアアアアアアアアアッ!!」

煙が切り裂かれ、咆哮が上がります。

予想通り、大したダメージを受けていません。

その時、その暴走体がハンマーを持っていた腕を振りかぶり、こっちに向かってハンマーを投げつけてきました。

「きゃっ!?」

突然の事にビックリしましたが、私は何とかかわします。

私の横を私より5倍ぐらい大きなハンマーが通り過ぎます。

それを見て、私はゾッとしました。

幾らなんでも、あれは受け止めきれないと思います。

私は気を取り直し、暴走体を見据え、レイジングハートを構えます。

でも、その時、

「なのは!危ない!!」

フェイトちゃんの悲鳴に近い叫びが響きました。

「え?」

フェイトちゃんの叫びに、私は後ろを振り向くと・・・・・・・

「そんなっ!?」

先程のハンマーが私に迫ってきてました。

信じられない事に、ハンマーはまるでブーメランのように反転してきたのです。

もう回避は間に合いません。

私は、少しでもダメージを減らそうと、咄嗟に障壁を張ろうとして・・・・・・

――ドンッ

「えっ?」

突き飛ばされました。

視線を向けて確認すると、其処には桜お姉ちゃんの姿。

その時の時間の流れが、とてもゆっくりに感じます。

何で?

何でそこにいるの?

そこにいると危ないよ、お姉ちゃん?

巨大なハンマーが桜お姉ちゃんに迫ります。

「「「「「桜(ちゃん)!!!」」」」」

皆が叫びました。

「桜お姉ちゃん!!」

私も思わず叫びます。






すると・・・・・・・








桜お姉ちゃんは・・・・・・








そんな私に向かって・・・・・・・














微笑みました・・・・・・・・









その微笑を見た瞬間、私の瞳に涙が溢れます。

それでも、迫り来るハンマーは止まりません。

「さくっ・・・・・・・・!」

私がまた叫ぼうとした瞬間、

「ブレイブトルネェェェェェェェド!!」

黄金の竜巻がハンマーを貫き、粉々に砕きました。

突然の事に、その場の全員が驚愕します。

私と、覚悟していた桜お姉ちゃんにいたっては、呆気に取られました。

更に次の瞬間、

「サンダー・・・・レイジ!!」

辺り一帯に雷が降り注ぎ、6体の暴走体を怯ませます。

見れば、上空にリニスさんがいました。

そして、ハンマーを貫いた黄金の竜巻が収まると、そこには、黄金の鎧を纏った、ユウ君の姿がありました。






【Side Out】





【Side フェイト】




私達がジュエルシードの暴走体を相手に戦っていた時、なのはが戦っていた相手から、なのはに向かってハンマーが投げつけられる。

なのはは一瞬驚いたようだが、何とかそれを避けた。

それを見てホッとする私。

でもその時、投げられたハンマーが弧を描いてなのはの方に向かって行った。

私は思わず叫んだ。

「なのは!危ない!!」

私の声で、なのはは戻ってくるハンマーに気付いた。

けど、なのはじゃ避けられないタイミング。

私でも間に合わない。

でもその時、桜がなのはを突き飛ばした。

なのはは、ハンマーの射線上から逸れる。

けどその代わり、桜が直撃コースにいる。

「「「「「桜(ちゃん)!!!」」」」」

私も含めた皆が叫んだ。

「桜お姉ちゃん!!」

なのはも叫ぶ。

ハンマーが桜に直撃すると思われた瞬間、

「ブレイブトルネェェェェェェェド!!」

黄金の竜巻がハンマーを貫き、粉々に砕く。

突然の事に、私も含めてその場の全員が驚愕した。

更に、

「サンダー・・・・レイジ!!」

雷が降り注ぎ、全ての暴走体を怯ませる。

見れば、上空にリニスがいた。

「リニス・・・・・」

それから、ハンマーを貫いた黄金の竜巻の方へ視線を戻すと、竜巻が収束し、黄金の鎧を纏ったユウの姿があった。

「ふう・・・・危ねえ危ねえ・・・・・・ギリギリだったぜ。桃子さんの予感が大当たりだな」

ユウはそう言いながら桜となのはに近付いていく。

私も一旦そっちへ向かった。

「よう。大丈夫だったか?」

ユウは桜に声をかけた。

「あ・・・・・うん・・・・・・ありがとう・・・・」

桜は、未だにボーっとしているのか、少し言葉に詰まる。

「お姉ちゃん!!」

その時、なのはが桜に泣きながら抱きついた。

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」

なのはは、抱きつきながら泣き続ける。

「ごめんね、なのは。私は大丈夫よ」

桜は、泣き続けるなのはをあやす。

なのはは、目を擦りながらユウに向き直り、

「えぐっ・・・・・ユウ君・・・・・・・ありがとう・・・・・・・」

ユウにお礼を言った。

「お礼なら桃子さんに言えよ。桃子さんが言ったんだぜ。お前達を助けに行ってくれってな」

ユウの言葉に、2人は軽く驚いた顔をした。

「お母さんが・・・・・」

なのはが呟く。

そんな2人の姿を見て、私は羨ましいと感じた。

なのはがユウに好意を抱いている事は聞いた。

なのはにとって、好きな人が助けてくれるのは、とても嬉しい事だろう。

私は、青いバリアジャケットの人を思い出す。

彼とは、あの1度きりで、あれ以来会っていない。

やっぱり、あの人は私のことは何とも思っていないのかな。

そう考えると、少し悲しくなる。

と、その時、

「すまない、時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ。君に頼みがある。ジュエルシードの封印に協力を・・・・・・」

「やなこった」

クロノの協力要請を、全部聞く前に一蹴するユウ。

「ユ、ユウ君!?」

なのはもその答えに驚いている。

かく言う私も、その答えには驚いた。

「誰が管理局なんかに協力するか!」

ユウは一方的にそう言う。

「そ、そんな事を言ってる場合では・・・・・」

クロノはユウに何かを言おうとしたが、

「なのは!」

「えっ!う、うん!」

「桜!」

「え、あ?ええ!」

「フェイト!」

「は、はい!」

ユウは私達の名を叫び、私達は反射的に返事をしてしまう。

「俺がジュエルシードを黙らせる!封印は任せた!リニス!ユーノ!アルフ!なのは達のサポートは頼んだぞ!」

ユウはそう叫んだ。

その言葉に呆気に取られる私達。

「あ、あの・・・・・ユウ君?ジュエルシードの封印には協力しないんじゃ・・・・?」

なのはが、先程の言葉と矛盾したユウの行動を尋ねる。

「ああ・・・・管理局に協力するなんて死んでもやだね。けど、俺はお前らには協力しないとは言ってないぜ」

そのユウの言葉で、再び呆気に取られる私達。

少しすると、

「クスッ」

桜が笑みを漏らした。

「何それ?どういう屁理屈よ?」

桜が笑みを零しながらそう問いかける。

「屁理屈だろうが何だろうが、俺の気分の問題だ!」

ユウはそっぽを向きながら答えた。

そんなユウの様子に、桜はやれやれといった表情で、

「ま、いいわ。とにかく、いつも通りに行けば良いわけね」

そう言いながら、レイジングソウルを構えた。

「いつも通り?」

私は首を傾げる。

「そうよ。ユウがジュエルシードを黙らせる。ユーノ達がサポート。私達が封印。いつもと何も変わらないじゃない」

桜の言葉に、ふと考えてみると、確かにその通りだ。

「そうだね・・・・・いつも通りだね!」

なのはが笑みを浮かべて言った。

「うん!」

私も頷く。

「じゃあ、行くぜ!」

「「「「「うん(ええ)!」」」」」

ユウの言葉に、私達は応える。

ユウが前に出た。

「6体か・・・・・ブレイズじゃ面倒だな。アイシクル、広域殲滅で一気に決めるぞ」

『了解です!・・・・・あ、マスター』

「何だ?」

『折角の私のお披露目なのですから、どうせならカッコ付けてください』

「何でだよ?」

『いえいえ、どっちにしろ今のマスターはカッコいい位置づけにいるのですから、とことんカッコつけて欲しいだけです』

「・・・・・・・・ま、いいけどさ」

『ありがとうございます。マスター・・・・・・・・フフフ、フェイトの反応が楽しみです』

ユウはデバイスと、よく分からない事を話していた。

それにしても、私の反応が楽しみって、如何いう事?

私が疑問に思っていると、ユウは黄金のバリアジャケットを解除した。

その行動に驚く私達。

すると、ユウは首にかかっている『青色』のデバイスを右手で掴んだ。

「身体に宿すは凍てつく吹雪・・・・・・心に宿すは固めし絆・・・・・・この手に掴むは信じる力・・・・・・・吹けよ氷雪!!アイシクル!セット!アップ!!」

起動パスワードと思われる呪文と共に、デバイスを起動させるユウ。

そして、次の瞬間、『青色』の魔力光に包まれた。

「えっ?」

私はそれを見て、思わず声を漏らした。

「この魔力光って・・・・・・」

そして、その光の中から現れたのは・・・・・・・

青色の機械的なバリアジャケット・・・・・・・

両肩にはミサイルランチャー・・・・・・・

背中のウイング・・・・・・・・・

正に、私が探し求めていた姿だった。

「その姿は・・・・・・・アンタだったのかい!」

アルフも気付いたのか、驚いた様に叫ぶ。

その時、リニスの与えたダメージから回復したのか、ジュエルシードの暴走体が一斉に動き出す。

ユウは、その暴走体達の中心に行く。

そして、6体の暴走体が一斉にユウに襲い掛かった。

「「ユウ(君)!」」

私となのはが叫んだ。

「アイシクル、全砲門展開」

ユウは静かに呟く。

『Yes, Master. All weapons, Full open.』

デバイスが応えた瞬間、全身のバリアジャケットの装甲が展開していき、内部から無数の砲門が姿を見せる。

そして、

「グレイスクロスフリーザー!!」

その全ての砲門から、一斉に無数のミサイルが発射される。

全方位に発射されたミサイルは、襲いかかろうとした暴走体全てに直撃、瞬く間に凍らせていく。

しかも、暴走体だけには止まらず、海をも凍らせていく。

あっという間に青い海だったこの場所は、まるで北極や南極のように見渡す限り氷の世界となった。

その光景に声を失う皆。

でも、私の心は嬉しさで一杯だった。

あの人は、私の傍にいてくれた。

私を守ってくれていた。

嬉しさから、瞳に涙が滲む。

「今だ!叩き込め!!」

ユウが叫ぶ。

私達は気を取り直す。

「なのは!とって置き、行くわよ!」

桜が叫んだ。

「うん!」

なのはが答える。

2人はそれぞれ桜色と白銀の魔法陣を発生させる。

『Starlight Breaker.』

なのはは、空気中の魔力を集めだす。

集まる魔力が、まるで星が集まっているように見える。

『Lunarlight Breaker.』

桜は、デバイスコアから漏れ出した光で円を描き、其処に魔力が集中していく。

描かれた円は白銀に輝き、まるで満月の様に見える。

私も負けじと、今使える最強の魔法を準備する。

『Phalanx Shift.』

私は周りに無数のフォトンスフィアを生み出す。

「アルカス・クルタス・エイギアス。疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル・ザルエル・ブラウゼル」

私が呪文を唱えると共に、フォトンスフィアが輝きを増す。

「フォトンランサー、ジェノサイドシフト!!」

リニスがそう叫ぶと、数え切れないほどのフォトンランサーがリニスの周りに発生する。

「コイツはオマケだ!」

ユウは両手を合わせて、両腕を上に上げている。

更に、その両手には物凄い冷気が集まっているのが分かる。

そして、次の瞬間、一斉に放たれた。

「全力全開!!スターライト・・・・・・・ブレイカーーーーーーーッ!!」

「一撃必殺!!ルナライト・・・・・・・・ブレイカーーーーーーーッ!!」

なのはと桜が特大の集束砲を。

「フォトンランサー・ファランクスシフト。撃ち砕け、ファイア!!」

私は、フォトンスフィア一基ごとから、無数のフォトンランサーを放つ。

「撃ち貫け!ファイア!!」

リニスがフォトンランサーを嵐のように放ち、

「コキュートスブレス!!」

ユウが、合わせた両手を獣の口のようにして、眼下に向ける。

その瞬間、両手から凄まじい冷気の魔力が放出された。

私達の攻撃は、氷漬けになった暴走体を砕き、凍った海を割り、大きな水飛沫を上げる。

しかも、その瞬間ユウが放った冷気の魔力により、水飛沫が上がった状態で凍りつき、海の上に巨大な氷の花を咲かせた。

「・・・・・・・・な、なんつー出鱈目なバカ魔力・・・・・・・僕に対する当て付けか?」

クロノが呆然と呟く。

『ジュエルシード・・・・・6個全部の封印を確認したよ・・・・・』

エイミィが、呆気にとられながらも、何とか報告する。

と、その時、

『ユウ君!』

ユウの近くにモニターが開き、リンディ提督が慌てた様子でユウに呼びかけた。

『どうして!?どうしてあなたがアイシクルを!?』

リンディ提督が、必死な様子でユウに問いかけた。

「・・・・・・・・・・・・」

でも、ユウは何も言わずに、背中のウイングから魔力を放出し、物凄いスピードで飛び去る。

『ユウ君!!』

リンディ提督は叫ぶが、ユウはもう既に遥か彼方。

『ユウ君・・・・・』

リンディ提督は気落ちした様子で呟く。

「無駄ですよ、リンディ」

リニスが言った。

『えっ?』

「いくら管理局員として話を聞こうとしても、ユウは絶対に話を聞いてくれません」

リンディ提督にそう言うリニス。

『なら、如何すればユウ君に話を聞いてもらえるの?』

リニスに尋ねるリンディ提督。

すると、リニスは一度ため息を吐き、

「仕方ありませんね。ならヒントをあげます。ユウは、管理局は嫌っていますが、あなた方自身は、それほど嫌ってないようですよ」

『えっ?』

リニスの言葉に、リンディ提督は声を漏らす。

すると、リニスは足元に転送用の魔法陣を発生させた。

「今の言葉の意味が判ったのなら、喫茶翠屋までお越しください。現在は私もユウも、其処のお手伝いをしていますので・・・・・・場所は桜となのはが良く知っていますよ」

リニスはそう言うと、私と母さんに向き直った。

「プレシア、フェイト。前のお土産を食べたなら分かると思いますが、翠屋のシュークリームは絶品ですよ。是非アリシアも連れて来て下さいね」

リニスは私達に笑みを向けながらそう言った。

そのまま、リニスは転送でその場から消える。

余りの展開の速さについていけなかった私達は呆然となる。

そして、後には妙な静けさと、海の上に咲いた巨大な氷の花が残った。







あとがき

第十二話完成!

結構やりたい放題やりました。

そしてやっと!

やっとフェイトがユウの正体を知りました!

心理描写があんまり上手くなかったかな?

おまけに超絶一斉攻撃。

ルナライトブレイカーは、スターライトブレイカーよりも圧縮率が高く、見た目は極太レーザーです。

スターライトブレイカーのように、拡散しません。

しかも、スターライトブレイカーよりも、射程と一点の破壊力は高いです。

制御は難しいですが・・・・・・・

まあ、こういう設定です。

さて、次回は翠屋での話し合いの予定。

お楽しみに。

因みに今回から、返信は感想版で行ないます。

何故か感想数が増えたので・・・・

では、次も頑張ります。



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