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No.15302の一覧
[0] 【完結】リリカルなのは ~生きる意味~(現実→リリカル オリ主転生 最強 デジモンネタ)[友](2015/01/12 02:39)
[1] プロローグ[友](2010/01/04 15:51)
[2] 第一話[友](2010/01/04 15:52)
[3] 第二話[友](2010/01/04 15:55)
[4] 第三話[友](2010/01/05 00:19)
[5] 第四話[友](2010/01/17 13:53)
[6] 第五話[友](2010/01/17 14:31)
[7] 第六話[友](2010/01/24 12:46)
[8] 第七話[友](2010/01/31 15:55)
[9] 第八話[友](2010/02/07 10:27)
[10] 第九話[友](2010/02/14 15:40)
[11] 第十話[友](2010/02/21 11:01)
[12] 第十一話[友](2010/04/04 09:45)
[13] 第十二話[友](2010/04/04 09:46)
[14] 第十三話[友](2011/05/03 21:31)
[15] 第十四話[友](2010/03/28 07:45)
[16] 第十五話(前編)[友](2010/04/04 09:48)
[17] 第十五話(後編)[友](2010/04/04 09:49)
[18] 第十六話[友](2010/04/04 09:51)
[19] 第十七話[友](2010/04/18 07:24)
[20] 第十八話[友](2010/04/25 14:47)
[21] 第十九話[友](2010/05/02 21:59)
[22] 第二十話[友](2010/05/09 07:31)
[23] 第二十一話[友](2010/05/16 15:36)
[24] 第二十二話[友](2010/06/06 15:41)
[25] 第二十三話[友](2010/05/30 09:31)
[26] 第二十四話(前編)[友](2010/06/06 15:38)
[27] 第二十四話(後編)[友](2010/06/06 15:39)
[28] 第二十五話[友](2010/06/06 15:36)
[29] 第二十六話 (2013年11月14日 改訂)[友](2013/11/14 22:27)
[30] 第二十七話[友](2010/06/27 17:44)
[31] 第二十八話[友](2010/08/17 21:11)
[32] 第二十九話[友](2010/08/17 21:11)
[33] 第三十話[友](2010/09/19 16:35)
[34] 第三十一話(前編)[友](2010/09/19 16:30)
[35] 第三十一話(後編)[友](2010/09/19 16:34)
[36] 第三十二話[友](2010/11/07 14:58)
[37] 第三十三話[友](2010/12/05 15:37)
[38] 第三十四話[友](2010/12/05 15:36)
[39] 第三十五話[友](2011/01/16 17:21)
[40] 第三十六話[友](2011/02/06 15:02)
[41] 第三十七話[友](2011/02/06 15:00)
[42] 第三十八話[友](2011/03/13 18:58)
[43] 第三十九話[友](2011/03/13 18:56)
[44] 第四十話[友](2011/03/27 15:55)
[45] 第四十一話[友](2011/04/10 20:23)
[46] 第四十二話[友](2011/04/24 16:56)
[47] 第四十三話[友](2011/05/03 21:30)
[48] 第四十四話[友](2011/05/15 14:37)
[49] 第四十五話[友](2011/05/29 20:37)
[50] 第四十六話[友](2011/06/12 22:18)
[51] 第四十七話[友](2011/07/10 23:20)
[52] 第四十八話[友](2011/07/25 01:03)
[53] 第四十九話[友](2011/07/25 21:26)
[54] 第五十話[友](2011/09/03 21:46)
[55] 第五十一話[友](2011/10/01 16:20)
[56] 第五十二話[友](2011/10/01 16:27)
[57] 第五十三話[友](2011/10/01 16:19)
[58] 第五十四話[友](2011/10/30 20:17)
[59] 第五十五話[友](2011/11/27 20:35)
[60] 第五十六話[友](2013/04/21 19:03)
[61] 第五十七話[友](2013/04/21 19:00)
[62] 第五十八話[友](2013/04/21 18:54)
[63] 第五十九話[友](2013/08/22 00:00)
[64] 第六十話[友](2014/03/23 23:15)
[65] 第六十一話[友](2014/03/23 23:13)
[66] 第六十二話[友](2014/05/06 17:27)
[67] 第六十三話[友](2014/08/13 19:34)
[68] 第六十四話[友](2014/11/30 22:33)
[69] 第六十五話[友](2014/12/31 20:29)
[70] 最終話[友](2015/01/12 02:26)
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[15302] 第十一話
Name: 友◆ed8417f2 ID:11075f73 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/04/04 09:45

第十一話 それぞれの思い。




【Side 桜】



ユウがいなくなった後、気を取り直した私達はアースラに案内された。

転送によって、アースラ内部に現れる私達。

なのはは、物珍しそうに辺りを見渡しながら、念話でユーノに質問していた。

それよりも、私はさっきのユウの事で頭が一杯だった。

何故ユウはクロノに対して、いや、管理局に対してあんなに嫌悪感を露にするのか?

いつものユウなら、嫌な事は適当に受け流す筈だ。

少なくとも、あんな感情的になる事は無い。

次から次へと、疑問は尽きない。

気付けば、いつの間にかリンディさんが居るであろう部屋の前であった。

クロノは扉を開け、

「艦長、来てもらいました」

そう言った。

その部屋は、アニメで見た通り、茶釜、盆栽、猪脅しなど、和風の物が飾ってある。

リンディさん、和を間違えてるんじゃないですか?

適当に並べればいいってもんじゃないですよ。

そんな私の思いは露知らず、

「お疲れ様、まあ皆さん、どうぞどうぞ楽にして」

正座し、笑顔でそう言うアースラ艦長、リンディ・ハラオウンがいた。

私達は、とりあえずお言葉に甘えてたたみの上に座る。

すると、

「久しぶりですね、リンディ」

リニスがリンディさんに声をかけた。

「ええ・・・・・お久しぶりね、リニスさん」

リンディさんもそう答える。

「リニスさん、知り合いなんですか?」

なのはがリニスに問いかける。

「ええ、一年ほど前に少々・・・・」

リニスは微笑みながら答える。

でも、その笑みは表面上だけに思えた。

すると、リンディさんは姿勢を正し、

「先ずは先程、此方の執務官が軽率な行動を取ってしまった事を謝罪します。本当に申し訳ありませんでした」

そう言ってリンディさんは頭を下げる。

「か、艦長!?」

クロノが驚いている。

「クロノ執務官。先程のあなたの行動は、此方の指示に従わなかったとはいえ、あの場での最善の行動とは思えません。挙げ句、威嚇も無しに攻撃を直撃させるなど、軽率な行動以外の何物でもありません。当事者である彼はこの場にはいませんが、皆様にも謝罪をすべきです」

リンディさんの指摘に、クロノは言葉を詰まらせる。

「ぐ・・・・は、はい・・・・・申し訳ありませんでした・・・・・」

クロノは納得がし辛いようだったが、渋々と頭を下げる。

2人は、頭を上げると、

「では、皆様の話を聞きたいと思います」

そう言った。





ユーノがジュエルシードを集める事になった経緯を説明した。

「なるほど、そうですか。あのロストロギア・・・・ジュエルシードを発掘したのはあなただったのですね」

ジュエルシードの経緯を聞いたリンディさんがそう言う。

「はい・・・それで、僕が回収しようと・・・・・」

ユーノが頷き、同時にそれがジュエルシードを回収しようとした理由である事を言った。

「立派だわ」

リンディさんはそう言うが、

「だけど、同時に無謀でもある」

クロノが直球にそう言った。

その言葉に、ユーノはしゅんとなる。

アニメと同じやり取りだが、実際にその言葉を聞いたら、私はクロノにカチンときた

「それはあなたが言える筋合いは無いと思うわよ。執務官さん」

皮肉を込めてそう言った。

「なっ!?どういう意味だ?」

クロノが若干イラついた声で尋ねてくる。

「だってそうでしょ?あなた達が何時プレシアさんから依頼を受けたのかは知らないけど、ジュエルシードが海鳴市に散らばってから今日まで、一体幾つのジュエルシードが暴走したと思ってるのよ?」

「そ、それは・・・・・・」

私の言葉で、クロノは声を詰まらせる。

「確かにユーノ1人じゃ無謀だったかもしれない。でも、ユーノが行動したから、私となのははユーノと出会い、魔法の力を、この街を守る力を手に入れることができた。もしユーノがすぐにジュエルシードを追ってこなかったら、今頃海鳴市はメチャクチャね。だから、今頃しゃしゃり出てきて偉そうな事言ってんじゃないわよ」

「そ、それは、此方にも事情が・・・・・・・」

「何?別の場所の火を消していたからこっちの対応が遅れましたとでも言いたいの?だったら、危険を冒してまで行動したユーノに感謝こそすれ、説教なんてする資格はないわよ」

「うぐ・・・・・・」

私は、言いたい放題言ってしまう。

「ど、如何したの桜お姉ちゃん!?そんなこというなんてらしくないよ!」

なのはの言葉に私はハッとなる。

「・・・・・・・ゴメン・・・・・言いすぎたわ・・・・・・クロノもユーノのことを心配して言ってくれてたのに・・・・・・・」

私は謝罪する。

「いや・・・・・僕の言い方も悪かった。すまない」

クロノも謝ってくる。

私も先程のユウの行動の理由が分からなくて、若干イライラしているらしい。

因みに、アニメではこの後なのはがロストロギアとは何かの質問をしていた筈だが、この世界では、ジュエルシードを集める上で、ロストロギアとは何たるかを既にリニスから教わっているので、そんな質問はしない。

だから、私は今一番気になっていた事をリンディさんに質問する。

「話は変わるんですけど、管理局ってユウに何かしたんですか?幾ら攻撃されたからって、威嚇とはいえ、いきなりガイアフォースで反撃なんて、ただ事じゃないと思うんですけど・・・・・・・」

「あのっ!それ私も知りたいです!ユウ君は普段あんなことする子じゃないのに・・・・・・・」

私の言葉になのはが続く。

その言葉に、リンディさんは視線を床に落とした。

「艦長?」

不思議に思ったクロノが声をかける。

「1つだけ・・・・・・思い当たる事があります・・・・・・」

リンディさんは、辛そうな表情をしながら呟いた。

「・・・・・・皆さんは・・・・・・ユウ君のご両親が既に亡くなっていることはご存知かしら?」

リンディさんはそう尋ねてくる。

「「え?」」

その言葉に、プレシアさんとアリシアは驚いた表情をした。

そういえば、父親が死んだとは知っていても、母親も死んでいるとは聞いていなかったわね。

「・・・・・・私達は、事故で亡くなったと聞いています」

私はそう答えた。

「そうですか・・・・・・ユウ君のご両親・・・・・・・レイジ・リムルートさんと、リーラ・リムルートは、管理局に所属していたわ・・・・・」

「「「「「「えっ?」」」」」」

リンディさんの言葉に私達は驚いた。

ユウは、そんな事一言も言ってなかった。

「2人ともSSランクの魔導師で、2人揃えば負け無しと言われたスーパーエースコンビだったわ。そして、ユウ君の母親のリーラと私は同期で、友人だった・・・・・ユウ君と知り合いなのもそのためね」

リンディさんは、昔を懐かしむように語る。

しかし、すぐに苦しそうな表情に変わった。

「私も報告で聞いただけだけど・・・・・リーラ達は去年の始めごろに、とある世界で強力な魔法生物と戦闘になったわ・・・・・・・」

私はその話を黙って聞いている。

なのはやフェイト達もリンディさんの言葉を真剣に聞いていた。

「もちろんリーラ達も応戦した・・・・・・・それでも、その魔法生物には敵わなかった。だから、リーラとレイジさんは、仲間の武装局員達を救うために、その身を犠牲にした自爆魔法で魔法生物と相打った・・・・・・・・そう聞いているわ・・・・・・・・・」

リンディさんは辛そうに語った。

「そうか・・・・・・・彼からしてみれば、管理局の所為で両親を失ったと言っても過言ではない・・・・・・か。彼のあの時の態度はそのためか・・・・・・」

クロノが納得したように頷く。

「レイジ君達が死んだ事にはそんな理由があったのね・・・・・」

プレシアさんは、悲しそうに呟いた。

フェイトやアリシアは、今にも泣きそうな表情をしていた。

ユーノも悲しそうな表情をしている。

「・・・・・・・・・・・」

しかし、リニスは何処か不機嫌そうだった。

かく言う私も、リンディさんの語った出来事に疑問を持った。

「あの、リンディさん」

だから、私は尋ねた。

「何かしら?桜さん」

リンディさんはそう返してくる。

「・・・・・・本当に・・・・思い当たる事はそれだけなんですか?」

私は確認するように問いかけた。

「えっ?」

「どういうことだ?」

リンディさんは声を漏らし、クロノが質問の意味を私に尋ねてくる。

「本当に・・・・・ユウが管理局を嫌う理由は、それだけしか思い当たる事は無いんですか?」

私は再度問いかける。

「え、ええ・・・・・私が思い当たるのはそれだけよ・・・・・・・・」

リンディさんはそう答えるが、私はどうしても納得できない。

「何か気になる事でもあるの?」

私の態度が気になったのか、リンディさんはそう尋ねてくる。

「気になる事って言うか・・・・・・・ユウは、そんな逆恨みのような事をするとは思えないんです」

リンディさんの言った通りなら、ユウは管理局に対して多少の嫌悪感は持つのかもしれない。

けど、あれほど敵意を剥き出しにするほど嫌うとは、到底思えなかった。

「私も桜お姉ちゃんと同じです。ユウ君は、そんな事じゃ恨んだりしません!」

なのはも真剣な顔で叫んだ。

「そ、そう言われても・・・・・・」

リンディさんは困った表情をする。

「・・・・・・さすがなのはと桜ですね」

リニスが突然そう呟く。

「「えっ?」」

私となのはは声を漏らし、

「如何いう事?」

リンディさんはリニスに問いかける。

「なのはと桜の言うとおりという事です。そのような理由であれば、ユウが管理局を嫌う事など無かったでしょう」

リニスは淡々と言葉を発する。

「貴女は・・・・・ユウ君が管理局を嫌う理由を知っているの?」

リンディさんがそう尋ねた。

「ええ、全て知っています」

その言葉に驚愕する私達。

「なら教えて!何故ユウ君はあそこまで管理局を拒絶するの!?」

リンディさんは必死で問いかける。

しかし、

「それは私の口から言っていい事ではありません」

リニスはそうキッパリと言い切る。

「ですが、強いて言うなら、貴女が考えていたユウが管理局を嫌う理由を、先程の理由と思っていた事自体が、ユウが管理局を嫌う理由でもありますね」

リニスの言っている事が理解できない。

リンディさんがさっき言った事を、ユウが管理局を嫌う理由と思っていた事が、ユウが管理局を嫌う理由って如何いう事?

見れば、リニス以外の全員が頭に?を浮かべたような表情だ。

「それは・・・・・如何いう・・・・・・?」

「これ以上はお話し出来かねます」

リンディさんの質問を即答で却下するリニス。

これ以上に何を聞いてもリニスは答えないだろう。

それをリンディさんも察したのか、

「そうですか・・・・・・わかりました」

そう言って引き下がった。

暫く沈黙が続くが、

「・・・・・・あの・・・・」

フェイトが口を開いた。

「これからジュエルシードに関してはどうなるんでしょうか?」

その質問に、

「ジュエルシードに関しては、只今より時空管理局が全権を持つことになります。あなた達は・・・・・・」

「手伝わせてください!」

フェイトがそう言った。

「私は最後まで責任を取りたいんです!」

「・・・・・・・・」

フェイトの言葉にリンディさんは考える仕草をする。

「フェイト・・・・・」

プレシアさんは心配そうな表情をフェイトに向ける。

「勝手な事を言ってごめんなさい母さん。でも、私がそうしたいんだ」

フェイトの真剣な顔を見ると、

「・・・・・・・わかったわ」

プレシアさんはそう呟く。

けど、

「その代わり、私も一緒よ」

更にそう言った。

「え?」

フェイトが一瞬ポカンとするが、徐々に嬉しそうな顔になる。

「あ・・・・う・・・・・」

なのはが言い出そうかどうか迷っている。

恐らくユウのことを考えているのだろう。

「大丈夫ですよ。なのは」

そんななのはに、リニスが声をかける。

「ユウは自分の考えを他人に押し付けたりはしません。なのはが時空管理局に協力したからと言って、ユウから嫌われる事はありませんよ」

「リニスさん・・・・・・はい!」

リニスの言葉が後押しになったのか、なのはの顔から迷いが消える。

「リンディさん!私も協力します!」

なのはがそう言った。

「なのはさん・・・・・・」

「私にも協力させてください!フェイトちゃんも心配だし、何よりこの街は私達が住んでる街なんです!最後まで付き合せて下さい!」

なのはは真剣な顔で言った。

「なのはが協力するなら、私もセットで付いて来るわよ。AAAランクの魔導師2人はお得じゃないかしら?」

私はそう言う。

「し、しかしだな、次元干渉に関わる事件だ。民間人に介入してもらうレベルの話じゃない」

クロノがそう言うが、

「魔導師4人は、管理局なら喉から手が出るほど欲しいんじゃないかしら?管理局内でも5%に満たないAAAランク以上の魔導師なら尚更ね。年中人手不足の管理局さん?」

私がそう問いかけると、リンディさんは困った顔をする。

「失礼だけど桜さん?あなた本当に8歳?同年代と話してるようにしか思えないんだけど・・・・・・・」

リンディさんは、普通なら失礼だが、的を射た質問をする。

確かに私は精神年齢ならリンディさんと同じくらいだからね。

「さあ?どうですかね」

私はとりあえずはぐらかしておいた。





【Side Out】




【Side なのは】




私達が管理局に協力することを決めた後、私達は一旦家に戻る事になりました。

それにユウ君の事も心配だし。

「ただいまー!」

私達が家に入ると、美由希お姉ちゃんが駆け寄ってきました。

「桜、なのは、リニス、ユーノ君・・・・・」

「姉さん、どうしたの?」

美由希お姉ちゃんに桜お姉ちゃんが尋ねました。

「うん・・・・・ユウ君と何かあったの?さっきユウ君帰ってきたんだけど、不機嫌みたいで・・・・・・何も言わずに部屋に引きこもっちゃったのよ・・・・・・・」

「あ・・・・うん・・・・・・ちょっとね・・・・・・・」

私は言葉を濁しながらそう言いました。

「ユウの事は私達に任せて」

桜お姉ちゃんがそう言います。

「うん・・・・・お願い・・・・・・」






私達はユウ君の部屋の前にいました。

――コンコン

と、私はノックします。

「ユウ君・・・・・あの・・・・入っていいかな?」

私はダメ元でそう尋ねます。

「ああ」

意外な事に、すんなりと答えは返ってきました。

少し驚きながらも私達はドアを開けて、ユウ君の部屋に入ります。

「とりあえずおかえり」

ユウ君はそう声をかけてきました。

「あ、ただいま・・・・・・」

私は思わずそう返します。

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

私達の間に、沈黙が流れます。

でも、それでも私は思い切って口を開きます。

「ユウ君・・・・・あのね、私達「管理局に協力するんだろ?」っ!?」

私の言おうとした事を、ユウ君が先に言いました。

「うん・・・・・・」

私は頷きます。

「それならそれでいいさ。お前たちが決めた事に、俺が如何こう言うつもりは無い」

ユウ君は、いつもの表情でそう言います。

「なら、何でユウ君は、管理局を嫌ってるの?」

私は尋ねました。

「・・・・・・・・俺が管理局を嫌うのは個人的な理由だ。だから、なのはや桜が管理局を如何判断しても、俺はお前達を拒絶したりしないから安心しろ」

ユウ君は笑みを浮かべます。

でも、何故かその笑みは悲しそうに思えました。

それ以上何を聞いても、「個人的な理由だから」としか答えてくれませんでした。





その夜、お母さんやお父さんに時空管理局に協力する事を説明して、私と桜お姉ちゃん、ユーノ君はアースラへと乗り込んだのでした。









あとがき

第十一話完成。

出来はどうだろうな・・・・・・

納得できるかな・・・・・・?

あと、アリシアが空気だ。

それはともかく、第十話でPVが既に11万突破。

感想も1話当りの数が前作前々作を含めて最高記録を更新しました。

勢いだけで書いているこの作品が、記録更新というのも自分としては複雑のような・・・・・・・・

でも、応援していただけるのはとても嬉しいです。

では返信です。




>かな様
感想ありがとうございます。
アニメでのクロノの登場シーンは2人の真剣勝負に横槍入れてるみたいなモンですからね。
見る人が見ればムカつくんじゃないでしょうか?
この小説では主人公最強なんで、主人公と比べれば誰でも雑魚に成り下がってしまいますが・・・・・・・
あと、真実を知ったときの心理描写は、なるべく頑張ろうと思っています。
では、次回も頑張ります。



>nemesis様
感想ありがとうございます。
引っ張りすぎですかね?
ですが、近々知る予定です。
お楽しみに。
では、次回も頑張ります。



>AQUA様
感想ありがとうございます。
とりあえず、2つの質問の答えは無印編の中で知る事になります。
お楽しみに。
では、次も頑張ります。



>たぬき様
感想ありがとうございます。
今回の話でもあるとおり、リンディも真実は知りません。
真実を知るときをお楽しみに。
では、次回も頑張ります。



>ぷてらのどん様
感想ありがとうございます。
勢いのまま書いているので、どうなるかは予想つきません(爆)
ただ、A`S編もご都合主義オーバードライブで行くつもりです。
では、次回もお楽しみに。



>ユキ様
感想ありがとうございます。
ラスボスとか全然決めてないんですよね。
勢いのまま書いているので、その時にならないと、作者にも予想つきません(爆)
ともかく、次も頑張ります。



>賞味期限切れのモス様
感想ありがとうございます。
海を割るのは、モーゼのイメージではなく、デジモンアドベンチャー02の35話ぐらいにあった、ブラックウォーグレイモンのイメージです。
チートには変わりありませんが。
では、次回もお楽しみに。



>星の弓様
感想ありがとうございます。
クロノは本当ならなのは達よりも強い筈なんですけどね~。
本当に目立ちません。
ユウの両親の死にはおある理由がある・・・・・・かも?
では、次回をお楽しみに。



>投影様
感想ありがとうございます。
まだ真実は明らかにしませんでした。
その時を楽しみにしててください。
では、次も頑張ります。



>ルファイト様
感想ありがとうございます。
真実を知るのは何時なのか?
その時を楽しみにしててください。
フェイトがもしユウの正体を知っていたのなら追いかけたかも。
では、次回をお楽しみに。



>俊様
感想ありがっとうございます。
ご都合主義全開の設定でしたが、意外性がもてたのなら何より。
単なる思い付きですが・・・・・・
真実を知るときをお楽しみに。
では、次も頑張ります。



>バーニー様
感想ありがとうございます。
モーゼではなくブラックウォーグレイモンのイメージですね。
アリサとすずかは無印編が終わってから堕とす心算です。
ではその時をお楽しみに。



>ラングース様
感想ありがとうございます。
クロノは原作でもフェイトに直撃コースの魔法を放ってましたからね。
このぐらいはやるかと思いました。
その結果逆鱗に触れる事になりましたが・・・・・・
真実を知るのは何時なのか?
お楽しみに。
では、次も頑張ります。



>芭那様
感想ありがとうございます。
管理局自体に関しては程度はともかくアンチを貫く心算です。
アースラ組についてはどうなるか分かりませんが・・・・・・
では、次も頑張ります。



>紅猫様
感想ありがとうございます。
フェイトがユウの正体に気付くのも真実を知るのも近々の予定です。
お楽しみに。
クロノは、まあ、ストーリー上仕方ない・・・・のか?
では、次も頑張ります。



>ああああ様
感想ありがとうございます。
クロノが管理局員としてユウと向き合おうとする限り、ユウは話も聞いてくれません。
クロノ個人なら・・・・・・・
フェイトがユウの正体を知るのは近々の予定。
では、次回をお楽しみに。



>ガンダム様
感想ありがとうございます。
勢いで書いているので、この先どうなるのかは自分にも分かりません。
外伝についてですが、確かに自分でもそんなようなストーリーは思い描きましたが・・・・・・
完全オリジナルを書こうとすると、レベルがガクリと落ちてしまうのです。
オリジナルを書く文才が欲しい。
ともかく、次回も頑張ります。



>られる様
感想ありがとうございます。
まあ、確かに見方によっては子供の駄々っ子そのものですからね。
そう思われるのも無理ないかも・・・・・
キャラ劣化にも気をつけます。
では、次回も頑張ります。



>管理局嫌い様
感想ありがとうございます。
何処までアンチになるか微妙ですが、管理局アンチ気味に進んでいくと思います。
クロノってフルボッコにした方がいいんですか?
キャラ劣化に繋がるので微妙なとこなんですけど・・・・
ともかく、次回も頑張ります。



>ノヴァ様
感想ありがとうございます。
いや、クロノは普通に連絡を受けて、現場に到着したら件のロストロギアを回収している魔導師を発見した。
クロノは普通に職務質問をしようとしたけど、ユウがそれに対して挑発的に反抗した。
その挑発に我慢できなくなったクロノが攻撃を直撃させた。
クロノが攻撃を直撃させた事以外は特におかしい所は無いと思いますが・・・・・?
クロノフルボッコはやったほうがいいんですかねぇ?
ともかく、次もお楽しみに。



>ハンター様
感想ありがとうございます。
桜は中二病・・・・なのか?
あんまり意識はしてませんでしたが・・・・・
因みに前書きにも書いてあるとおり、この小説はハーレムですよ。
では、次も頑張ります。



>麒麟様
感想ありがとうございます。
一応、キャラの劣化には気をつけている心算です。
これからも気を付けますので指摘があったらお願いします。
では、次も頑張ります。



>パウル様
感想ありがとうございます。
勢いで書いているのでどうなるか分かりませんが、恐らく管理局自体は一切信用しないでしょう。
個人はともかく。
無印の最後如何しよう?
ともかく、次も頑張ります。



>IINON様
感想ありがとうございます。
気に入っていただけたようで嬉しいです。
では、次もお楽しみに。



>鱧様
感想ありがとうございます。
ガイアグレイモンって・・・・・必殺技のガイアフォースとウォーグレイモンが混ざってます。
まあ、それはともかく、真実を知ったときには悩んでいただきますよ。
では、次も頑張ります。



>114様
感想ありがとうございます。
基本ユウは管理局を一切信用してません。
普段は優しいですが、管理局に対してだけは、ああいう態度をとります。
因みにユウは、自称冷たい人間なので。
まあ、精神年齢が低いのは作者の精神年齢が低い為です。
ともかく、次回も頑張ります。



>AMAS様
感想ありがとうございます。
その通りです。
あと、ブレイズやアイシクルをそれぞれ個別で使っているときはSSSランクぐらいですね。
では、次も頑張ります。



>ねこ様
感想ありがとうございます。
頻度は如何あれ、管理局アンチ気味に進むと思います。
両親の死の真実については、もう少し後ですね。
スカさんと組む・・・・・・それもアリなんだろうか?
それはともかく、次もお楽しみに。



>メビウス様
感想ありがとうございます。
ユウの魔王化?
言うなれば、スターライトブレイカーをディバインシューター一発で押し返すようなモンですかね。
ちなみにフェイトがユウの正体に気付くのは近々。
お楽しみに。
では、次も頑張ります。



>ルシィファー様
感想ありがとうございます。
あの映画の通り進んだら確かに死亡フラグですね。
ならデカ剣はヒロインの誰かに渡って仇を取るんですかね。
そうなったらこの物語が終わるんでやりませんけど。
もどき位は出そうかな・・・・・・
では、次回もお楽しみに。





合計30名への返信・・・・・
1時間以上かかりました。
嬉しい悩みですね。

では、次も頑張ります。



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