●01 再び同じ場所で
・フェイトさん、再び逆行
バルディッシュは壊れたままで、あるのはクロノに組んでもらったストレージデバイス。
・ヴィヴィオ
フェイトの言葉に返事をするのが遅れたのは、アルカンシェルからフェイトを守るのに力を使っていたから。
●02 見知らぬ空間で
・穴
Retry02ではやてが図書館のゴミ箱に捨てた小さなメモ用紙の事を憶えている人はどれだけいるのだろうか?
・青い空間
師匠と出会い、アルフと再会する。
・逆行について
アルフが逆行すると、その世界のアルフと融合してしまう。
しかし、フェイトとアルフが融合した存在はその世界に存在しないので、そのまま逆行できた。
・一番厄介
それが誰なのかは……
●03 訪問先の世界で
・次元震モドキ
疑似餌。
・青い小さな獣
これがデバイスに飛び込むとは、ハラオウン親子でも考えつかなかった。
●04 見られる位置で
・なのはとはやて
ある意味被害者。 でも、万が一の事態を考えると……
・英国紳士?
出番なんてなかった。
・500メートル
アースラの艦長であるリンディなら、それくらいの距離を見る事ができる、あるいは、無詠唱で視力を強化する魔法が使えるはずだと信じたい。
なのはも、高速戦闘と遠距離射撃の素質があるのだから……
●05 こどくなにわで
・PT事件解決
クロノが自爆するつもりなのかと驚いていたが、実際はプレシアが駄目元で魔力炉を暴走させて虚数空間を発生させようとしただけ。
・闇の書消滅
リィンフォースが助かる方法を研究する時間なんて無いのだから仕方ない。
●06 客観的な視点で
・なのはとはやて
学歴は中卒。
・フェイト
執務管として頑張っている。
・2番さん
正体がばれているスパイの末路。
・ゆりかご破壊
・JS事件起こらず
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とある管理外世界の地下深く、たくさんの空間モニターと機械がある広い部屋に5歳くらいの少年が笑顔を浮かべながら入室した。
「やあ、調子はどうだい?」
「順調だよ。」
入室した少年の質問に返事をしたのは、同じ年頃の――それどころか、まったく同じ顔の少年だった。
「こっちも順調だ。」
「こっちもだ。」
「もちろん。」
「問題ないね。」
同じ様な返事をしたのも、同じ顔の少年たちだった。
「そちらは違うのかい?」
入室したばかりの少年が、返事のない方に向かって再び声をかけると
「うるさいわね。」
「情報の共有化ができるくせにいちいち確認作業をするあなたたちとは違うのよ。」
「定期的にレポートを出しているんだから、それでも読んでいなさい。」
少年たちよりも少し年上と思われる、同じ顔(少年たちと同じ顔という意味ではない)の少女たちが怒鳴り声を上げた。
「ふぅ…… そんなに怒っていると、その若さでまた皺だらけになるよ?」
「黙れ。」
「オリジナルを侮辱するなら、協力するのをやめるわよ?」
「そもそも、オリジナルもそんなに皺はなかったわ。」
少女たちの声を聞きながら、少年たちはやれやれといった様に両肩を動かす。
プシュー
「ただいま戻りました。」
髪の長い1人の女性が子供たちが作業をしている部屋に入室した。
「おや、マイマザーじゃないか。」
「おかえり。」
「作戦は上手くいったかい?」
「はい。 ロストロギアの保管庫は完全に消滅しました。」
「そうか。」
「よくやってくれた。」
女性の働きを褒めながら、少年たちは部屋の中央に浮かぶ巨大な空間モニターに目を向ける。
「もうすぐだ。」
そこには、巨大な何かの設計図が映し出されていた。
Replica