●01 慎重な、準備
・クロノがはやてに持ってきた資料請求
これではやてがヴェロッサに内部調査を頼めるようにした。
はやてがすでに『ガジェット』について聖王教会から調査を依頼されているのにと思った読者もいるかもしれないが、ガジェットの件だけでは内部調査は頼めなかったのです。
・ヴィヴィオが聖王教会で保護される。
原作の様に彼女を保護できる場所が無い為。
・エリオとキャロ
保護者であるフェイトとのミッド観光が駄目になっただけでなく、事件に巻き込まれてしまった可哀想な子たち。
・アルフ
フェイトの代わりに子供の面倒を見ている。
リンディと聖王教会、はやてが極秘裏に『ロストロギア流出』を調べている為、執務官の使い魔がはやての側に居るのは相手を無駄に警戒させてしまう可能性があるので無限書庫に出入りはしていない。
はやて哀れ。
・はやてとヴェロッサ
兄妹のように仲良し。 しかし、交流は控えていた。
盗聴されている可能性もある為に回りくどい話し方をしているが、実は結構楽しんでいる。
・<ここ最近の無限書庫の利用者数は鰻登り>
無限書庫の利用者が少ないと、はやてとクロノの関係を知る者も少ないので『内部調査』できる範囲が狭い。
つまり、『内部調査』の範囲を広げる為にはやてとクロノ、時にはリンディや聖王教会も無限書庫を利用し、その有用性を広めたのでした。
●02 不知な、運命
・フェイトinアリシア
某フェレットがループの度に『鍛えていた魔力がリセットされていた』のに対し、なのはやはやてが『青い世界で修行して鍛えた魔力や技術ごと逆行できた。』のは……
・<『醜い脳みそたち』に頼むまでもなく>
ロストロギアの流出!
・<1年か、2年か……>
実際はもっと時間が経っている。
・アリシアがジェイル・スカリエッティに?
スカさん死亡フラグ
プレシアのアリシアへの執着を考えると、何故そんな事になったのかと読者に疑問に持って欲しかったけれど……
・聖王教会襲撃される
原作で存在していたはずなのに活躍した描写の無かった騎士たち。
彼ら騎士たちが前線に出るにはこういった『大義名分』が必要だったのかもしれない。
●Regret03 半睡な、浮上
・無限書庫 未整理の本棚
作者の独自設定。 未整理の本棚は多いと思う。
・ヴォルケンリッター
普段は本局勤めだが、緊急事態だからミッドに。
・シャッハとヴェロッサ
つーかー
・なのは
空を飛べば渋滞に巻き込まれる事は無い。
・アリシア(フェイト)
あの時あの場所で狂った心は……
●Regret04 意外な、命終
・ゼストとアギト
はやて無双の被害者。
ゼストは槍を託せたので結果としては悪くないと思っている。
・スターライトブレイカー
AMF? なにそれ? おいしいの?
これによって船体が大きく揺れた事でフェイトとヴィータは助かっていたりする。
・ジェイル・スカリエッティの退場
原作でフェイトにある種の精神攻撃をしていたのは何故だろう?
1対1だったのなら精神的に優位になろうとしたとも考えられるけれど、あの時は部下がいた。
そもそも拘束して動けなくなったフェイトにさっさと止めを刺さずにグダグダしていたのは何故?
もしかしたら、過程が違うけれど自分と同じ『造られた物』であるフェイトに何か思うところがあったのかもしれない。
●Regret05 存分な、自棄
・フェイト、アリシアに認められたと思う。
スカリエッティが死んだ事はどうでもいいくらいに嬉しかったらしい。
・スカリエッティに続いてウーノも死亡
うかつに近づきすぎた。
・『猟犬モドキ』
師匠と師匠のインテリジェントデバイスが創りだした酷い魔法。
・はやてとシグナムが別行動。
ヴィータがそうだったように、八神家のバリアジャケットの強度はふざけているので2人で行動する利点のほうが少なかった。
・プレシアクローン
1、記憶を移植できても感情を移植する事はできなかった。
2、感情を移植する事もできたのだが、彼らに取って不要だった為に故意になされなかった。
どちらせよ救いは無い。
・ヴィータがメイン駆動炉を破壊。
はやてから魔力供給されているのに疲れがなかなか取れないのは、どちらも治癒魔法(疲労回復魔法?)が苦手だから。
・クアットロの眼鏡
作者の素朴な疑問。 あれって伊達?
・はやて無双
メイン駆動炉の破壊をヴィータに任せたのは出力の調整に慣れていないから。
・クアットロ
自爆装置は科学者のロマン。
●Regret06 独善な、思慕 (鬱注意)
・アリシア(フェイト)
死亡。 ループどころか逆行もしていない。
・フェイト
以下、作者独自の解釈と設定。
原作のなのはの砲撃能力はすごい。
戦略兵器であろう『ゆりかご』内部を何層も破壊できるだけの物理破壊能力を持っているかと思えば、その驚異的な威力を持った砲撃を途中から魔力ダメージのみを与える砲撃に変える事ができるのだから。
そんななのはだからこそ、ヴィヴィオの体内にあったレリックを体外へ放出させた後に粉砕できたのではないだろうか?
で、フェイトにそれができるのだろうかと考える。
原作で彼女の刃は『物を切れる』し『切らずに叩き飛ばす』事もできる。
でも、ヴィヴィオの『体内にあるレリックだけを叩き飛ばす』事はできるのだろうか?
この物語ではできないと言う事にしました。
・ヴィヴィオ
彼女に残された道はそれだけだった。
●Regret07 傲慢な、卑屈
・リンディとクロノ
明るい顔をしていても、心が晴れやかとは限らないわけで……
・はやて有給GET
無限書庫の上司や同僚たちも気を使った色々手を回してくれた。
・はやてとなのは
はやては手元にジュエルシードがあったけれど、やり直す事を願わず、なのはに帰した。 ……ちゃんとわかっていた。
それでも、なのはに言って欲しかった。
だからなのはも声に出した。
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目を開くと、星空が広がっていた。
「え?」
はやてとヴィータの声を聞いた気がするのだけれど……
「そうだ! ヴィヴィオ! ヴィヴィオは何処に!?」
辺りを見渡すが、義娘の姿はない。
それどころか、ゆりかごの内部でさえなかった。
「こ…… ここは?」
ずっと昔に見た事がある風景が、そこに広がっていた。
「う…… うみなり?」
幼い頃、母に命じられてジュエルシードを探しに来た事のある世界。
リンディとクロノとエイミィに出会った世界。
あの『ミスト』がいる世界。
「なんで、こんな所に?」
わけがわからな――
「!」
その時、星空に亀裂が走り、そこから21の蒼い光が街に降り注いだ。
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