学校のジュエルシードの封印を終え、へろへろと帰るなのはを見届けた後、フェイトのサーチャーをどうするか悩んでいた。
『デコイのデバイスドライバを取得しました』
「おとりになれる本物が100体ほどいるんだが」
『原作のデコイとは少々趣が違います。相手が無能で愚かで役立たずな機械ではないことを考慮して、様々なものを模倣することができます』
いったい、何があったのだろう。最近やたらと人間臭くなったとはいえ、自分もその機械の一種であることに気付いているのだろうか。
「ただの幻影じゃないか」
『概ねそのとおりです』
しかし、このデコイのおかげで打開策が見えてきた。気がした。
『そもそも、屋敷に帰ろうとするのが間違いなのではないのでしょうか。分散、あるいは今のままで充分であると提案します』
それもそうだ。とりあえず、アルトと私が生きるには充分な量の食糧備蓄はあるし、掃除は数日はしなくても大丈夫、と思いたい。選択は100人分あるわけでもなし、二人分でどうにかなる。
問題は、野宿する羽目になった私だ。天空からの監視も、カートリッジの供給が不可能であることからあまり長い間はできそうにない。幸いなことに、街全体をカヴァーできない程度にはサーチャーが少なく、私が複数いることは判っていないようだ。しかし、二日目の今日、少し匂いが気になり始めた。
「ホテルかマンションかアパートか、セーフハウスを用意しておくべきだったか」
『ハンナを呼び戻し、ステルスで屋敷を脱出。そして賃貸契約あるいは売買契約を結ぶべきかと。いえ、こんな時こその魔法です。今思いついたデバイスドライバを試してみましょう』
「…………」
『露骨に嫌な顔をしないでください。クーゲルシュライバーなどの前例もあります』
「じゃあ、やってみろ」
『Ja』
エイダは時々口調がドイツ語に戻る。
私の魔力が勝手に消費され、青い光に包まれた『物体』が待機モードのアヴェンジャーから射出される。
『触れてみてください』
言われた通り、右手で触れると、『物質』が分解され、私の躯に吸い込まれ、全身が輝きだした。
『メタトロンを取得』
「……どこかで見たことがあると思ったら」
『私がいて、ランナーがいるのです。このぐらいの演出は許されるでしょう。気分はどうですか?』
「味気ない、と言うべきか。シャワーを浴びてないのにこうだと、どうもな」
皮膚から、服から、汚れが全て落ちていた。
『非常手段です。我慢してください』
「光も目立つな」
『そのためのデコイです』
デコイ起動中は、本体が不可視となる。いっそステルス迷彩系の魔法を使えと言いたい。
『そのはっそうはなかったわ』
「おまえ、本当にAIか?」
ジョークのレヴェルが日に日にオタオタしくなっていく。最近はゲームなどしている暇などないというのに。
『独立型戦闘支援ユニットです』
「…………」
『昔は『ADAだ! ADAだ!』と喜んでくれたのに、時の流れとは無情なものですね』
「おまえの育て方を心底後悔している」
朝になり、昼になり、なのはに連れられ、サッカーの試合を観戦することとなった。アルトは興味津々で、私はうろおぼえのルールを教本で補いながら聞かれるまま説明していく。アリサとすずかの二人組も来ていたが、アルトに説明するのに手いっぱいで、あまりからかえなかった。
「ねえねえ、なんでみんなおとなしくなったの?」
「ファウルだ。ルールを破る行動をすると、ああいう風に相手にボールの主導権を取られる。今は相手のファウルだから、こちらが主導権を……」
「あ、あれ、何があったのかな?」
「ボールがコート外に出た。相手のボールとなり、ラインによりコーナーキック……」
「ねぇねぇ、あれ何?」
「聞けぃ!」
と、説明がクエスチョンに追いつかない。非常にも、アルトは説明を途中から聞いちゃいねぇ。
「次、対戦でワイバーン使うぞ」
「こっちはファルケン使うもん」
ZEROに移行してから、X-02の威光は激減してしまった。ならば。
「来月の翠屋予算を30%カット」
「ありがたく話を聞かせてもらいますおねえさま」
この変わり身の早さは、従わせるために条件を多用した結果、なのだろう。ほかの人間の出す条件にはかなり悩むが、私は出す条件があくどいらしい。
対して、なのはサイド。
「がんばれー!」
などとまじめに応援している百合二人と、面白そうに、無言で黙々と見ているなのはとユーノ。
確かに、この試合は面白い。原作では、かくもセガール映画のように一方的な試合だったか。翠屋JFCの少年達は戦闘民族に鍛えられ、今や頭の上にボールを乗せたままゴールへダイブしたり、ゴールからゴールへシュートをねじこむ長距離砲撃なども行ったり、どうも曲芸のようなプレイが一方的で退屈になりがちな試合を彩っている。見た顔が何人かいると思ったら、アルト制圧に使えないかと躯の動かし方を教えたクラスメイトがいた。私の高機動運動法と戦闘民族による訓練の結果は、どうもオフェンスに特化しているようで、一度抜かれるとゴール前まで抜き去られることが多々あったが、キーパーによる最後の壁が高くそびえ立つ。
「オリバー・カーンも驚きの鉄壁だな」
「だろう?」
その呟きは士郎に聞こえていたようだった。すでにアルトへの説明は諦めた。翠屋予算はカットされた。
「一方的過ぎないか? 後々に禍根を残しそうなほど」
「ははは……うっかり、全力でいけ! なんて言っちまったもんだから」
「私も悪いのだがな。昔、あの中の数名に、アルトを抑えるために協力してもらった」
「あー、なるほどな」
ものすごく納得してくれた。昔のアルトの暴走っぷりは、ここまで知られていたのか。
「昔、なのはがよく言ってたよ。心臓が足りないって」
「全くだ。今は士郎が、その気分の片鱗を味わっているようだが」
「娘の心配をしない親はいないさ」
娘。その単語が気になってアルトの方に意識を向けると、うずうずしているのが判る。限界まで躯を振り回して遊びたい、そんな想いを私は叶えられないでいた。
「時間だ」
笛が鳴る。ゲームセットだ。
士郎と別れ、なのはの近くに向かう。
「セガール映画を髣髴とさせる試合展開だったな」
「へ? セガール?」
有名ともマイナーとも言いがたいが、この歳の子に見せたいものではないだろう。知らないのも無理は無い。
「特にピンチもなく敵を圧倒する映画だ。一方的だといいたいだけ」
「そうなんだ。うん、たしかにそんな感じだったね」
順調に世界は変貌していく。今のなのはに、疲労の色は見えない。ジュエルシードも8個集まっている。フェイトも、もっと後にこの世界に来るはずだった、はず。
「小学生の試合とは思えん。次は、ドイツから非常識な連中を呼んで、上には上がいることを教えてやらなければ」
「へえ? そんな知り合いがいるの?」
アリサが耳ざとく聞いていたらしい。
「アドルフ、ヴァルター、ヴィルヘルム、ヴェルナー、エーリヒ、ギュンター、ゲルパルト、ハンス、ヨハネス。これで9人。エルテとアルトでルフトヴァッフェの完成だ」
「ねえ、それって……」
「どこかで聞いたような……」
無論、その9人が幻影で化けた私であることは言うまでもない。
「アドルフって、ヒトラー?」
「ルフトヴァッフェにヒトラーがいるか。アドルフ・ガーランドだ。あ」
うっかりネタをばらしてしまった。まあ、どうでもいいことだが。
「ベルカのエースじゃない!」
「ドイツだ」
アリサも重度のエスコン中毒になってきたようだ。時々聞こえる鼻歌もジャーニーホームを歌っていたりする。少々音程は高いが、うっかり敬礼をしそうになるから危ない。ベルカという単語に、ユーノが反応したのは余談だ。
「という訳で士郎。どうだ?」
「遠慮する」
即答されてしまった。ルフトヴァッフェの超人エースどもを相手にするのは、文字通り無謀というものだ。
「やれやれ。そういえば、この後は翠屋で打ち上げか。ハンナを手伝いに向かわせよう」
「そいつは助かる」
「終わったら呑もう」
「そうだな……って、おい! 小学生!」
「子供がお酒なんて飲んじゃだめ!」
なのはが耳ざとく咎める。
「私は目的語を言ってはいないのだが」
「にゃ? もくてきご?」
「士郎は私と呑むのが嫌か」
「ハンナさん?」
22歳の私、参上。
「ハンナさんがエルテちゃんじゃ……」
「何を言ってる。密度の高い人生を送ってきたからと言って、ボケるにはまだ早いぞ」
うっかり秘密をバラそうなどという輩には、ハンナの容赦ない毒舌が待っている。
「い、いや、なんでもない」
「ああ、なのはちゃん。目的語というのは、『私が酒を飲む』という文において『酒を』というところを指す」
絶妙のタイミングで士郎の言葉をスルーして、なのはの疑問に答える。国語はあまり得意ではなかったが、新明解第六版をリアルタイムに読みながら多少のアレンジを加えた答えだ、これといって間違いではない。
「そうなんですか」
「なのはは確か文系が苦手だったな」
「う……」
「誰でも苦手なことはある。そう気にするな」
理系は天才なのだが、文系はボロボロのなのは。とはいえ、理解力と記憶力は素晴らしく、噛み砕いて教えるとちゃんと覚える。数学に関しては面白いように理解してくれるので、冗談で方程式から微積まで教えたのだが、完璧に理解して決まった。おそるべし、高町なのは。
試合に関して五人で雑談していると、撤収が始まった。ぞろぞろと翠屋へ向かいながら、未だ雑談を続ける我々。
「――――で、ジャンクションに失敗して」
「あー、よくやるよ」
最終幻想8の話題にシフトしているのは何故だろう?
「アルテマは天国と地獄の島で集めてるけど……」
「エンカウント無しを手に入れるために何匹のサボテンダーを殺したことか」
「レベル上げると詰んじゃうしね」
そんなことを話しているうちに翠屋に着く。翠屋予算を80%にまで減らされたアルトは、少しだけげんなりしているが。
翠屋では、いちはやく到着したハンナがウェイトレスをしていた。どこぞの雑技団もびっくりな感じで。
『うわぁ……』
私とアルト以外の三人が呆れとも感心ともいえない微妙な声を上げていた。
「ねえちゃんすげー!」
「俺たちにできないことを平然とやってのける!」
「そこにシビれる憧れるぅー!」
と、少年達には大人気だったが。
「ハンナ、注文だ」
センチュリアとはいえ、公衆の面前、こうして声をかける必要がある。一人芝居でもやっている気分だが、しかたがない。あらかた物を運び終えたのを見計らったのでタイミングとしても丁度いい。
「了解。何にする?」
それぞれ思い思いのメニューを注文すると、ハンナは奥に引っ込んだ。
「凄いの、ハンナさん」
「なのはもできるようになれるぞ。ベクトルと質量の計算だ」
「無理よ」
「無理だと思うよ」
「無理なの」
「そうかなぁ」
アルトはそんな三人を後目に、硬貨を積み上げて遊んでいる。素直に積み上げたりはせず、やたらと幾何学的な模様を織りなすそれは、高さにして約200mmに届こうかとしていた。なのに、その塔は微塵も揺らぎはしない。
「……よく理解したわ」
「完璧に遺伝、みたいだね」
遺伝というのは違う。ほぼ同じ遺伝子を持つという点では正解かも知れないが、この技は私と一線を画す。私は意識してやらないとできないが、アルトはそれを無意識下で計算してやってのけるのだ。
「そう気にするな。それで、さっきの話の続きなんだが……」
微妙な空気を打破しようと話題を変えると、みんなそれに乗ってくれた。
すべて終わり、片付けと説明はハンナですることにして、私は帰ることにした。上空監視ができず、3人以上での屋敷への帰還も許されない今、海鳴全域に分散潜伏している私にできることは少ない。計画を修正せねばならないが、大局にそう影響は無い、はず。
それはともかく、大樹が現れるまで、なのはにはゆっくり休んでほしい。いくら回復指向の魔力の海に浸かっていると言っても、しっかり眠らないと回復は望めない。躯はもっても、脳がもたない。魔法は躯より脳を使うのだ。戦闘に関しては、この限りではないが。
「下手に巻き込まれないように、今日は部屋で何かして遊ぶか」
「何に巻き込まれるの?」
「化物みたいな馬鹿でかい樹だ」
「見てみたい!」
「そうか、じゃあ、視界ジャック」
私の視界をアルトに見せる。コツンとぶつかる額と、それではないわずかな痛み。私の視界から得た大量の情報を、分析・解析して、その一部が私に逆流する。視界の端の、点にすら見えないジュエルシードまで見つけてしまう。今回発動するはずではないそれすらも。
「そうじゃなくて! 実際にこの眼で見たいの!」
「わがまま言わないでくれ。監視されているの、知っているだろ」
「むー」
頬を膨らませつつも、額は離さない。結局、これしか方法がないのを知っているのだ。
「……何も起きないね」
「まだ、時間としては早いからな。それに、私の眼も少ない」
「上に行けないんだよね?」
「あまり行きたくない」
とは言っても、コンスタントに上空監視をする訳ではないから、すでに一人上がっているのだが。それに、ヘルゼリッシュで対象を監視している。
「でもさ、アヴェンジャーをデザートイーグルにして魔力消費を抑えれば、視認性も下がるし、魔力反応も小さくなるんじゃないかな?」
「即応性がないからな。アヴェンジャーのままでなくては精度も威力も足りん。超低軌道監視攻撃プラットホームとしては、少々問題ありだ」
「んー……あ、始まったよ」
対象――――ゴールキーパーの少年がマネージャーの少女にジュエルシードを手渡した。途端、炸裂する光。
「ああ、忙しくなる」
原作では死者は出なかった。しかし、これは危険すぎる。
あの馬鹿でかい図体に、クーゲルシュライバーなど効果は無い。消耗を度外視して、高度100km、熱圏と呼ばれるエリアまで上昇し、それなりの威力のセレスタルストライカーを叩き込む。人を襲う根のみを破壊する。だが、追いつきそうにない。
「ッ、オートロードモード! ノスフェラト」
『Ready』
「ドライヴ!」
ノスフェラトを使うしかない。連発は危険だが、俺が一人二人ダメになっても、予備は腐るほどいるし補填もできる。要は持てばいいのだ、なのはの封印が終わるまで。
ガラガラと空のケースが薬莢受けに当たる音、それがだんだん楽しくなってくる。秒単位で削れて行く生命線の数が、左眼のHMDに表示されている。
『警告。残り37秒』
「俺の魔力も計算しろ!」
『警告。残り45秒』
焼石に水だ。ジャミングをかけながら、ノスフェラトを連発しながら、セレスタルストライカーを連射しながら、己の身を護っているのだ。
「自己保護を最低限にまで下げる! 脳に酸素と糖分が回ればいい!」
『ですが……』
「ただの魔力タンクになるだけだ。後は任せた」
2000℃にもなるという熱圏の大気に焼かれるのを無視して、俺という個体の持つ脳のリソースを、全てエイダに明け渡した。
「これは……」
とあるビルの屋上で、二人は降り注ぐ黒い、いや、わずかに紅い光を見た。それは、街に現れた巨大樹の根を正確に撃ち抜いていた。それも恐らくは人を襲っている物だけを。
「あの人だよ! 最初の時の、私を助けてくれた!」
なのはが嬉しそうに叫ぶが、その光は一分も経たないうちに消えてしまった。
「え? なんで……」
「たぶん、成長が止まったからだ。なのは、それよりも」
「うん。でも、こういうときはどうすればいいの?」
「封印するには、接近しないとダメだ。元となる部分を探すんだ。でもこれだけ範囲が多きいと……」
紅の光が撃ち抜き切り裂いたとはいえ、巨大樹は相当な範囲に根を張り散在している。この中から元凶を探すのは難しい。
しかし、なのはは杖を振る。
『Area Serch』
「リリカル、マジカル、探して! 災厄の根源を!」
桃色の光が四方八方に放たれ、樹を跳ね回る。なのははまぶたを閉じて、その光が送ってくる情報を待つ。
「見つけた! あ!」
見つけるべきものと、見つけてはならないものを見つけたのはほぼ同時。
「エルテ……ちゃん?」
降り注ぐ、黒い幾つかの何か。焼け焦げちぎれ飛び凍りついたそれを、何故かなのはは『エルテ・ルーデル』と認識できた。同時に、鎧の魔導師でもあると。
「なのは!?」
瞬間、飛び立とうとするなのは。目標は、ジュエルシードではなく、落下する物体。
『大馬鹿野郎! 俺より優先すべきことがあるだろうが!』
足が止まった。その一喝は、確かにエルテのものだった。だが、なのははそれが誰のものなのか、一瞬判断できないでいた。アルトは子供っぽく怒り、エルテは静かに憤怒する。いずれも、こんな風に怒鳴ったりはしない。
『んな暇があったらさっさと封印しろ! 俺を無駄にする気か?』
『俺を無駄にする』、という自身を消耗品とするような表現は違和感があったが、恐らくは、あの天空からの黒紅の光達のことだろう。そう思ったなのはは、『物体』から意識を離し、屋上から離れかけた足を、元に戻す。
「ごめん、ユーノ君。封印するよ!」
同時刻、なのはより16ブロック離れた場所。
「まさか大気圏突入をする羽目になるとはな」
熱圏の大気に焼かれ、成層圏の大気に凍え、対流圏で砕けた己を、『いつものことだ』と言わんばかりに普通に見ていた。
「エイダ、どうだ?」
『右脚、右前腕の欠損。心肺停止状態。復帰の見込みはありません』
「そうか」
その報告を聞いても、少女の顔に何の感慨も見られない。
「下らん感傷だとは思うが……ご苦労だった。ゆっくり休んでくれ」
亡骸が、青く燃え上がる。煙もなく、音もなく、骨も残さず、ただ綺麗に灼き尽くす。
『自分に声をかけるのは馬鹿馬鹿しい、ではなかったのですか?』
「私は死んだ時に、やっと『私』ではない『人』という存在に戻れる、そう思うんだ。ここに在るのは、『私』という意識から解き放たれた躯。ならば、これは私ではない。私はここに在るのだから」
桃色の光の束が、頭上を飛んでいく。それはどんどん太くなり、遥か遠くの樹を撃ち抜く。
『ジュエルシード、封印を確認』
灰も塵も、青い焔は一切を魔力の粒に変えて、私だったものは消えた。魔法は便利で、優しくて、残酷だった。
エルテは、残された唯一のもの、アヴェンジャーのペンダントを握りしめ、その場から消えた。
《あとがき》
エルテは何度も死にます。既に何度も死んでます。
今はクライドのいる研究施設で、予備を生産中です。なんというチート。
アリサの汚染が激しいです。MGSでもやらせようかと思っていたり。
補給は大切です。
補給部隊が最強の国がどこかに在ったような。
とりあえず、カートリッジがなければエルテもこうなるわけです。最強とは言いがたいような。
この件を反省して、エイダが新しい魔法を思いついたようです。