あの日、目が覚めると病院のベッドの上だった。
詳しい任務内容は思い出すのもあれなので語らないが、要するにとある任務の人員が足りないから俺たちまで引っ張り出されて、その場に居合わせた高町たちと一緒に管理局に言い渡されたお使いを果たすことになった系のいつものあれだった。
任務に向かう道すがら、高町の落ち込みっぷりがあまりに残念だったので、その原因を作った俺を殺しかねない勢いで睨んでいたヴィータにちょっと気をつけたほうがと言ってはみたもののけんもほろろで、全くこれだから日頃の行いは大事だなとその後の人生の教訓にしたつもりだけど今に至るまで全く改善されていませんこれは酷い。
まあここまで言えばあとは大体誰でも予想つくと思うけれど、ピンチに陥った高町を庇って咄嗟だったから適当に張ったシールドぶち抜かれた俺の胸部がBJごと吹っ飛びました。
あの時の違法魔導士はマジでバリバリに気合入ってたから。流石AA+×4。バリアジャケット貫かれるとはさしもの俺も予想外。最近の奴らにも見習ってほし……くはないな、うん。そうなるとめんどい。
で、病室で目を覚ました俺はすんげー勢いで泣きながら飛びついてきた高町と死ぬほど気まずそうな表情のヴィータを相手になし崩し的に仲直り。なんか謝られすぎてごめんなさいがゲシュタルト崩壊していた気がする当時。
ちなみにその時点で任務の日から三日経ってたらしい。ちなみに胸部の傷は先輩に教えてあった緊急用回復魔法のおかげで何とかなったそうだ。
怪我をしたらその場で治療は基本ですね。下手な放置はよろしくない。間に合わなくなるから。
で、そのあと病室訪ねてきた親父といろいろあって、喧嘩がしたいと俺が言って(いろいろと理由があります)殴りあって喧嘩したり、たまたま病室に残ってた高町がそれを仲裁したり、なんか高町の友人を名乗る見覚えのない人々が大量にお見舞いに来て高町を助けてくれてありがとうとか何とか言って去っていったり、高町に喧嘩ってどんな感じなのかなとかわけわからんことを聞かれて一悶着あったりして大変だった。なんか一週間しか入院してなかったのに三年分くらい過ごしたような気がするくらい密度の高い日々でした。
ちなみに今の六課の隊長陣とか地球の人々と出会ったのここが最初。
で、こっからは現在につながる通り、親父と和解したりリンカーコアがぶっ飛んだりしてまじめに仕事をするだけの気力が失われてしまったのだった、丸
まあここまで思い出しといて結局何が言いたいかと言うと、隠し事するのも努力するのも他人を突き放すのも結構だけど大概にしとけよってことである。やりすぎると自分の予想を超えた事態を引き起こすから。
その証拠に、さっきの俺の胸部が吹っ飛んだ時の映像見てたみんなの顔ったらなかった。いろんな意味で超目を背けたそうだった。
まあ高町とヴィータ以外は映像まで見たやつは少ないんだろうし当然と言えば当然なのかもしれないけれど。グロイですしおすし。
わざわざその時の映像引っ張り出してきたシャーリー本人まで泣きそうな顔してたのはなんだかなぁって感じでしたけど。
「まああれだけいろいろやったんだから、これで少しはティア嬢も更生してくれるとありがたいよね」
「こ、更生って……」
フェイトさんが気まずそうに笑っているのを横目で見ながら、煙草の灰を携帯灰皿にねじ込む。
「いや表現は間違ってないっしょ。俺も同じような経験あるから何となくわかるけどさ」
「そうなの?」
「そうなの。……でも俺の場合、あの怪我するまで改善もなにもなかったからね」
言いながらもう一本煙草を銜え、火をつけた。
親父の真意と俺の真意。俺が無意識にしていたことと、高町が無意識にしていたこと。
今にしてみれば何をこの程度のことで悩んでいたのかと思えるようなことでしかなかったのだけれど、あのときは自分で自分が滑稽なくらいに必死だったことを思うとどうにも苦笑が先走る。
当時の俺のアホさ加減ときたらない。
盗んだバイクで走りだすのは十五からで十分だというのに、あの頃の俺と来たら齢六にしてスキル「お父さんなんて大嫌い」を発動し、本来なら深く突っ込む必要もないあの人の腹を探ってかわいげもなくあの人の元から離れようとしていた。
結局あれは、ただの反抗期だったのかもしれない。正直、反抗期当時はそのことに関して必死だから特に何も感じないんだが、大人になってから考えてみるとそん時の自分の考え方って壮絶に不毛で不可解だったりするから困りもんだ。反逆のセイゴ(笑)
まあガキの頃なんてえてして視界が狭いもんだし、自分の周りが全てだから仕方ないのかも知れない。おまけに俺程度のすることだし。
なんて考えてるうちにまた背後に気配。
取り合えず振り返るとそこには今回の件の主役が二人が歩いてくる。……って、なんか知らんがティア嬢も高町も吹っ切れた顔してるよ。
聞くまでもないとは思うが一応聞いてみた。
「話は終わったんですか?」
「うん。もう大丈夫」
嬉しそうにうなずく高町見ながら、はいはい良かったですね。私の過去があんたらの喧嘩を止めることができたなら光栄でございますよ。とか言ったらすんげー場の空気が悪くなったけど気にしない。
仕方ないよ。俺だって別に話したいわけでもないのにわざわざ話してやったんだから嫌味ぐらいは受けとってほしい。俺からの心ばかりのプレゼントである。
「い、いらないよ……」
「……うん、いらないね」
「いらないわよ……」
俺涙目。まあ、いるとかいらないとか俺には関係ないのだけど。好きな時に好きなだけ言いたい欲望に身を任せるべきそうすべき。
「てかあなたたちこんなところまでなにしに来たんですか。というか俺もう帰りたいんですけど帰っていいですか?」
時刻はとっくにタイムカードを切っていてもおかしくない時間を超越している。ただでさえ精神的に疲れたので今日の仕事は明日に回そうと思う。文句の受付も明日に回してください。というか文句を言わないでください誠吾さんのお願い。
「あ、ちょっと待って。お願いがあるの」
「お願い?」
煙草をもう一度灰皿にねじ込みながら聞き返す。……なんだろう。いい予感が一切しないよねこのパターン。
とか思ってたら予感的中でした。高町のお願いマジもう嫌。泣きたい。超泣きたい。
「俺に……あなたと戦えと……?」
「違うって。私とティアナ、スバルのコンビと戦ってほしいの」
ああ、天にまします我らが神よ。私は今からそちらに行かなくてはいけないようです。
でもあれだよね。こっちでこれだけ酷い目に会うんだから、そっちではきっと神々の皆様が優しくしてくれるよねっておいちょっと待て高町俺はまだ返事をしていない嫌だまだ死にたくないお前を加えた三対一とか無理無理無理無理無理だからあああああああっ!
ごめんね、お願いと言いながら俺の手を引く高町と、そんな高町の横で気の毒そうに俺を見ているティア嬢。おい助けろ、いや助けてください!
なんて感じに目で訴えたんだが暖簾に腕押しだったので、俺はさっきと同じ場所でポカンと立ち尽くすフェイトさんに助けを求め、
「が、頑張ってね、セイゴ!」
そして、突き放された。
……もうあれだ。
親父、先に母さんに会いに逝ってるよ。あは。
介入結果その十六 ティアナ・ランスターの反省
セイゴ・プレマシーの撃墜。
その事実は、焦りで沸騰しきった私の頭をあっという間に冷やすものだった。
以前、あいつはこう言った。
「確かにわっかんねーな。自分のことだって訳わかんなくて一度大失敗やらかしたのに他人のことなんぞ……」
あれはこのことだったんだと気づいて、私はどうしようもなく泣きたくなった。
なにもわかっていなかったのは、私だって同じだった。
なのに自分の気持ちだけ理解を求めて、あいつがどれほど私のことで気を遣ってくれていたのかにすら気付いていなかった。
本当は、焦る必要なんてなかった。焦らなくても、いろんな人が私の味方で、道はその人達が示してくれていた。
けれど、自分の目指す目標がようやく目の前に見えて、それを少しでも早く掴みたいと思ってしまった。
それが自分で成長することだと思ったから。自分で成長することで、一人前になれると思ったから。
だけど、なのはさんの話を聞いて気付いた。
私は、どうしようもなく子供だったんだって。
子供だから、周りが見えなくて、自分だけでいろんな事の答えを決めつけて、そして、失態を犯す寸前まで迫っていた。
一人で頑張ることは美徳だけど、それが人に迷惑をかけるようなことになってしまう時だってある。
────それを、止めてくれた。
自分の考える『正しい』だけが、全てに優先して正しいわけじゃないんだって。
自分の正しいを押しつけるだけでは、なにも変えることができないんだって。
それを、過去を晒してまで教えてくれた。
そのあいつは、気がついたら部屋から消えていた。
いつの間にと思ったけど、私は私でなのはさんと必死で言葉を交わしていたから気付けなかっただけだろう。現にフェイトさんは、あいつの後を追って出ていったのだという。
「それで、ティアナ」
「はい」
私は、真摯な声音で話しかけてきたなのはさんを真正面から見返して、はっきり返事をした。
なのはさんはそんな私を見て目を丸くして、それから小さく笑った。
「うん、いい返事だね。それでティアナ。今からあなたと、それにスバルには、やってほしいことがあるの」
「やってほしいこと、ですか……?」
「私もですか?」
「うん。そろそろいい頃合いだから近々始めようと思っていた新しいコンビネーションの訓練なんだけど……」
なのはさんにそう言われ、私は目を丸くした。
話を聞けば、もうそろそろ基礎的な訓練だけでなくて、それ以上の応用的な戦法を試そうと思っていたのだそうだ。
やっぱり焦る必要なんて無かったことをもう一度思い知らされ、申し訳ない気持ちでいっぱいになったところで、
「せーくんを相手に、戦ってほしいの」
「……え?」
「せ、セイゴさんと!?」
私とスバルは突然の話に驚愕する。近くで話を聞いていたキャロやエリオも驚いていた。
なのはさん曰く、これからは私を前衛に据えて立てる戦法も考えているそうで、そのための相手はあいつが適任なんだとか。
でも今回は最初ということもあるし、なのはさんが私たちのサポートとしてついてくれるらしい。
……けど、大丈夫なのかしら。あいつ前からなのはさんとだけは戦いたくないとか公言していた気がするし、しかも一対一ならともかく、今回は私たちも含めて三対一。
いくら実践訓練とは言っても、流石にこれはあいつに負担が大きい気がした。……主に心の。
けれどこれはもう決定事項のようで、私はなのはさんに連れられてあいつを捜しに行くことに。
その後、隊舎の外でフェイトさんと黄昏れていたあいつを見つけ、なのはさんが事情を説明した時の絶望したあいつの顔は、見るに堪えるものではなかった。
あとで今までのことを謝罪するついでに、愚痴でも聞いてあげようと思う。
……このままだと、胃に穴でもあいてしまうんじゃないかと思うから。
ちなみに、なのはさんは本当に最低限の助言と援護しかしなかった。そのことであいつが胸をなでおろしていたので、とりあえずは一安心。
私は私で、あいつと戦うことで新しい何かが見えたような気がして、もっと頑張ろうと思った。
もちろん。今度は一人じゃなくて、みんなと。
side:なのは
プレマシーの様子が、おかしい。
そうロロナさんに相談されたのは、あの事件から一月と少しが経ったころだった。
あれだけの怪我を負ったせーくんは一週間ほどで退院し、その後何の問題もなく日常に────管理局の仕事に戻っていった────…はずだった。
しかしそれは違った。
ロロナさんの話では、ここ最近今まで欠かすことなく続けていた過激な戦闘訓練の内容が必要最低限の体力を維持するためだけのものになり、それを行うせーくんの態度も、今までとは激変してしまったのだそうだ。
それだけならまだ、ジェッソさんとの仲直りが理由で、今まで張りつめていた緊張の糸が切れてしまったんだという説明も出来た。
けれどせーくんのおかしな様子はそれだけでなかった。
どんな任務の最中であろうと、ほとんど魔法を使わなくなったらしい。
今までなら前線に出て魔力刃をまとった刀で敵を翻弄するくらいのことは当然のようにしていたのに、今では援護の魔力弾を後方から発射するのがせいぜいで、ロロナさんは戦闘一つを終わらすのにも苦労しているのだという。
けれど、それをいくら咎めても、せーくんはのらりくらりと適当に受け流してしまい、話にもならないそうだ。
だからロロナさんは、私に何か知らないのかと相談を持ちかけてきた。
けど私だって、そんな風になっていたことなんて今聞いて知ったくらいだった。
ジェッソさんの話では、あの怪我は体のどこにも異常を与えていないはず。……けれど、せーくんは素直な性格じゃないけれど、他人に迷惑をかけるようなことをする人じゃない。だから理由もなく、ロロナさんだけを前で戦わせているはずはないと思った。
この話には何か大事な事が隠れているはず。
そこで私たちはまず、ロロナさんたちの分隊長さんに相談した。しかしその人もなにも知らず、自分にまわってくる仕事が増えて大変だから何とかしてほしいという愚痴とともに、もしかしたら部隊長なら何か知っているかも知れんという助言だけ残して去ってしまう。
最後の望みとばかりに部隊長室へ向うも、部隊長さんも詳しいことは知らないのだという。
けれど、そういうことなら放置はできませんねと、部隊長さんは一つの提案をしてくれた。
せーくんを部隊長室に呼び出して、直接事情聴取をする。
そしてその場面を録画した映像を、後で私たちに見せる。
「なに、会話に混ぜて他人にこの件を話す許可は取りますから、心配しなくて結構ですよ」
そう言って小さく笑った部隊長さん。私はせーくんに申し訳ない気持ちになりながらも、それを駄目だと言えなかった。
せーくんに何かがあったとしたら、あの怪我の一件以外には考えられない。
あれは私のせいで起きた事故なのに、私だけがなにも知らないで笑っているなんてできなかった。
せーくん一人で抱え込んでほしくなかった。だから────
「誠吾・プレマシー、入ります」
その言葉とともに隊長室に入ってきたせーくんは、以前より疲れているように見えた。
せーくんは隊長さんの近くまで歩み寄ると、いつもの几帳面な口調で言った。
「何か御用でしょうか、部隊長」
「いえ、なに、最近君の様子が少々おかしいとロロナくんと君に関係のある上司に泣きつかれましてね。一応個人面談のようなことをしようかと思い至ったわけです」
「────…っ。分隊長が……」
せーくんの顔が青褪める。部隊長さんは構わず言った。
「さて、これから君にいくつか問いを投げかけようと思うのですが、構いませんか?」
「……拒否権はないでしょう?」
「ええ、そうなりますね」
では一つ目です。と前置いて、せーくんの隊長さんは威厳のあるはっきりした声音で言った。
「どうやらここ一ヶ月、君が任務中に手を抜いているようだという報告が入っているようなのですが、事実ですか?」
「……随分と回りくどい聞き方をなさるんですね。あなたならその程度のこと、既に調べはついているはずでしょう」
「御託は結構。質問に答えなさい」
「……申し訳ありません。────事実です」
「そうですか。それでは次の質問です。それは、なぜでしょうか」
「…………」
「……答えたくない、と言うわけですか。まあそれならそれで構いませんが」
「え……」
画面の向こうで隊長さんが、端末をいじってウインドウを呼び出し、それをせーくんの方へと向けた。
「もしあなたが今の質問に答えたくないのだというのであれば構いません。しかし私は、部下の実力、体調、心理状態その他諸々の情報を、全て把握しておかなければならない。そうでなければ、危険な任務において不測の事態を招く可能性を増やすことになってしまう」
「……はい」
「それは私にとっても部隊にとっても非常に好ましくありません。ですから、私はあなたの身に何があったのかをどうしても知る必要があります」
「要するに、私の個人情報を引き出すための許可を得たいから、この承諾書に許可を出せと、そういうことですか」
「話が早くて助かります。恐らくあなたがあなたの出来る限りの力で隠蔽しただろう情報を私個人の力でどこまで探り出すことができるかは予想もつきませんが、ベストはつくすつもりです。ですがそのためには、あなたの許可がなくては話になりません」
「……」
「あなたが話したくないというのであれば、私はあなたには聞きません。ですが、調べる。そして、この件の詳細を知るべき数人に、この情報をリークする。私はあなたの上司な訳ですから、その程度の権利はあるでしょう」
せーくんは数秒ほど考え込むように口を噤み、それから────
「……分かりました。全てお話します」
「おや、よろしいのですか?」
「あなたの手にかかったら、この件に関係ない私の秘密まで探りだされそうで、ぞっとしませんからね」
「おやおや、これはなかなか過大評価されたものです。それなりに嬉しいですねえ」
「……良く言いますね、まったく……」
そんなやり取りとともに、せーくんは語った。
────私は、真実を知った。
2010年1月6日 投稿
2010年8月29日 改稿
2015年9月12日 再改稿
誠吾がなのはに残したのは呪いでした、という話。
このあとなのははロロナとともにジェッソの所へ急行し、真実を丸々知ります。
で、話してくれないのは自分の心が弱いからだと思い込み、話してもらえるようになるまで頑張ろうと意気込む。
それでも心配だったからあんなストーカーまがいな行動をすることに。
三話で任務の内容を全部把握していたのは、誠吾の体調と任務での経過を見守って、ジェッソに報告するため。
ジェッソからの見返りは、誠吾の体の安否です。
二人は裏でつながっています。ジェッソの嫁にもらえ発言もこの辺が肝。
なのはが定期的に誠吾に連絡しているのも、あんなにしつこいのもこのあたりが理由です。
友達が自分のために辛いことを隠して管理局員を続けている。
こうなるとこういう方向に思考がシフトするんじゃないかなーと思うんですよね。
誠吾が父との確執も無くなったのに管理局員を続けていたのは、ジェッソがいきなり局員やめると表向きは無傷だからなのはちゃんに怪しまれるんじゃないかと言ったとか言ってないとか。
ちなみに三話で局員やめちゃダメと言ったのは、基本的に誠吾が冗談でやめると言っただけなので売り言葉に買い言葉でああなっただけで誠吾もなのはもあんなやりとりで何かを拘束できるなんて思ってません。そんな会話ができるくらい仲良くなっていて、むしろじゃれてるだけの意味のない会話です。
というか基本的に、秘密を知っていることを気取られないために変なところで遠慮をしないように頑張ってたり本当に素だったり。
誠吾が本気でやめると言えば、なのはは一切止めません。…という裏話。
も一つ小話
上の部隊長の
『ロロナくんと君に関係のある上司』とは
誠吾的には『ロロナ+誠吾に関係のある上司=分隊長』
部隊長的には『「ロロナと」君に関係のある上司(高町的な意味で)』
です。