感想で各キャラクターの容姿等を知りたいとの事だったので設定資料を書いてみました
容姿等を上手く文章内に織り込めずまことに申し訳ない
作者の脳内設定をつらつらと並べているのでネタバレがあるかも知れませんが、お許し願いたいです
あと、シャド○ハーツは良作だよね・・・特にネタとシリアスとダークのバランスが絶妙な所が良かったと思う
名前:ジークフリート=フォートレス
年齢:17歳
出身:大陸中央部 皇帝直轄領セントフレイズ
髪色:黒に近い茶
髪型:短髪
瞳色:黒
外見イメージ:シャド○ハーツ1&2 ウルム○フ=ボ○テ=ヒュウガ(+筋肉)
設定
とある商家の次男坊だったが《冒険者》であった叔父の影響から自身も《冒険者》を志す。頭もそこそこよく、体格も十二分で、さらに叔父より色々と鍛えられてきた為、アークライン入学後すぐに頭角を現す。が、模擬戦で希少スキル持ちの同期に連敗し一時スランプに陥るが、愚直に鍛錬を重ねた結果、《金獅子》前パーティーリーダー ユリアンの目にとまるまでに成長した
その後、順調に成長するも《生徒会》に目をつけられたり、《風紀委員会》と全面対決をしたり、あわや大惨事となりそうだったパーティー間抗争を決闘でカタをつけたり、《商工会》の不正を暴いたりとある意味で有名になってしまった。本人としては早く一人前の冒険者となって未発見の《遺物》を見つけ歴史に名を残したいと思っている
《紅銀狼》
名前:ルナ=カリストー
年齢:19歳
出身:大陸北方部 カリストー公爵領
髪色:銀
髪型:肩甲骨ぐらいまであるストレートロング(探索時は団子に纏めている)
瞳色:蒼
外見イメージ:シャド○ハーツ1 ア○ス=エリオット(+スタイル)
設定
千年帝国がまだ小国だった頃から続く超名門貴族カリストー公爵家三女。ただ母が後妻として嫁入りしてきた下級貴族であったため継承権は低く押さえられている。幼少の頃よりその容姿と教養で貴族社交界では相当の人気を誇るも、本人は社交会より狩りや小旅行好んでいる。結果ついた渾名が《月下美人》――美しく着飾った姿を見れるのは年に一度という意味を含め――という物であった。
現当主である祖父アルフレッドに一番可愛がられているが、あまりの寵愛ぶりに暗殺さえも噂され安全確保の為、ウルザンブルン辺境伯領で生活していた。ただ、本人は堅苦しい公爵家より辺境伯家の方を好いている模様
北方の《ブリザイア大学院》にて在学中、講義に来た《冒険者》の話を聞き《冒険者》を志した。その後、とある理由から《アークライン》へと編入し現在に至る
名前:ノルン=ウルザンブルン
年齢:16歳
出身:大陸西方部 ウルザンブルン辺境伯領
髪色:紅
髪型:肩にかかるくらいの長さのポニーテール
瞳色:茶
外見イメージ:シャド○ハーツ2 カレ○=ケーニ○ヒ
設定
5代前までは騎士階級でしかなかったウルザンブルン辺境伯家長女。新興貴族の筆頭に数えられるが、当のウルザンブルン家は権力欲なく有事の際の《剣》と《盾》の役割に殉じている。元が騎士だったからか、この家では男女関係なく剣術を叩き込まれる。そうした環境で育ったノルンも裁縫道具より剣の方が使い慣れている女傑となった
ノルンが《ブリザイア大学院》に入学したのは姉妹同然のルナが心配だったからである。が、日常生活では常識というものがずれていたりする為、ほとんどルナに頼って生活していたりする。ルナのいる所にノルンありとも言えるくらい行動を共にしており、《アークライン》への編入の際も当然のように同行する事となった。
実は結構人見知りするタイプだったりする
こっから《金獅子》
名前:アリス=ワールウィンド
年齢:17歳
出身:大陸中央部 皇帝直轄領セントウィンド
髪色:青 髪型:ショート 瞳色:灰
外見イメージ:シャド○ハーツ・フロ○・ザ・ニュー○ールド ヒル○ガルド=○ァレンティーナ(髪色変更)
設定
過去に何人もの大神官を輩出している名家ワールウィンド家の次女。親の意向としてはどこかの神殿で巫女をして欲しかったのだが、本人は幼い頃に見た魔術師に憧れている。魔術技能を教えているのが、貴族用の《大学院》と魔術師ギルドの《学び舎》以外では特殊探索者養成学園しかなかった為、アークラインに入学する
アークラインを選んだ理由は、単に実家に一番近い特殊探索者養成学園だったからとの事。少々自己中心的なところも見受けられるが、高い能力と確かな実績がある為、問題になった事は特になし
《金獅子》前リーダー ユリアン=クレイズに探索実習中に助けられた事があり、恋にも似た憧憬を抱いている
名前:アリサ=ワールウィンド
年齢:17歳
出身:大陸中央部 皇帝直轄領セントウィンド
髪色:薄茶 髪型:ショート 瞳色:灰
外見イメージ:シャド○ハーツ・フロ○・ザ・ニュー○ールド ヒル○ガルド=○ァレンティーナ(髪色変更+落ち着き)
設定
過去に何人もの大神官を輩出している名家ワールウィンド家の長女。元々は親の期待に沿って神学校へと進む予定であったが、アリスとの関係上紆余曲折ありアークラインに入学。普段はパーティー内でも一歩引いた位置にいるが、肉親の情から何かあった場合にはアリスをフォローする事が多い
ただ、ジークフリート関係の騒動ではアリスを叱り、説得するも逆に感情的にさせてしまい本人としては不本意な結果になり落ち込んでいる。卒業後は姉妹とも言われている《癒し神》と《地母神》の両方の神殿で巫女として働く事が決定している
「その日の《金獅子》」以降はジークに脱退時点での正当な報酬を渡そうとカイト・スズカと共に画策している
名前:カイト=ラインズバック
年齢:17歳
出身:大陸西方部 ラインズバック子爵領
髪色:金 髪型:肩に届くぐらいのロング 瞳色:碧
外見イメージ:シャド○ハーツ1 キ○ス=○ァレンティーナ
設定
西方の歴史だけはある弱小貴族ラインズバック子爵家長男。本来なら家を継ぐはずなのだが傾き掛けた家の状況をつぶさに見てきた為、継承を拒否し弟に押し付ける。色々と問題が起こったが両親と交渉を重ね、ついにアークライン入学許可を手に入れる
ただ交渉の結果、修練生には難しい程の金額を家に仕送りをする約束があり、本人は相当な苦学生だったりする。その為、軽々しく迷宮探索を止められない立場にある
「その日の《金獅子》」以降はジークに脱退時点での正当な報酬を渡そうとアリサ・スズカと共に画策している
名前:スズカ=ハヤシザキ
年齢:17歳
出身:大陸東方部 ヒノモト太閤国
髪色:黒 髪型:ベリーショート 瞳色:黒
外見イメージ:シャド○ハーツ2 ○神=蔵人(+TS要素)
設定
東方のツキノワ特殊探索者育成学院よりの交換留学生。抜刀術と呼ばれる特殊な剣術を生み出したハヤシザキ家に生まれ、当然の如く抜刀術を教えられていた。才能もあり道場での位階では常に上位に位置していたが、女性という事が災いして皆伝以降の武技は教えてもらえなかった為、出奔し己の腕を磨く為《冒険者》を目指す事にした
鍛錬と称してジークやカイトと半ば本気の死合をおこなったりと実は《金獅子》メンバーでは一番のバトルジャンキー
ジークの一件は納得していないが、アリス・ジークの頑固さを知っている為、すでに諦めている
「その日の《金獅子》」以降はジークに脱退時点での正当な報酬を渡そうとアリサ・カイトと共に画策している
名前:ミカエル=プロミネンス
年齢:16歳
出身:大陸中央部 プロミネンス侯爵領
髪色:赤茶 髪型:短髪 瞳色:赤
外見イメージ:シャド○ハーツ2 ニコ○=コンラド(+若さ)
設定
軍人貴族の名門プロミネンス侯爵家五男。上の兄達が軍人として高い功績を挙げて近衛騎士となっており、本人も将来は近衛騎士となる事を望んでいる。兄達の実戦経験と指揮経験が積めるという勧めでアークラインへと入学を決めた
《大学院》に行かなかった理由は、同じ学ぶならば最高峰の学府で学び、そこでトップに立つ為との事。《金獅子》入団の条件として次代のリーダーとして指名を約束させている
彼がリーダーをしていた《銀剣》は現在探索中止となっており探索再開の目途はたっていなかったりする
他登場人物(?)
名前:トール=フロリディ
年齢:17歳
出身:大陸北方部 カリストー公爵領
髪色:金 髪型:ドレッド 瞳色:灰
外見イメージ:シャド○ハーツ2 ヨア○ム=○ァレンティーナ
設定
カリストー公爵家に代々仕えてきた騎士であるフロリディ家の次男。11歳で出奔し、アークラインの入学試験をうけ、親の支援無しに無理やり入学したある意味馬鹿。面接で入学の理由を聞かれた際、「俺の戦闘技能も鍛えた肉体も全ては戦う為にあるのに、血が滾るような戦争は起こらず、戦闘はあってもせいぜい盗賊退治ぐらい。しかし、《冒険者》になれば本物のモンスター相手に存分に戦うことが出来るっていうじゃないか! こんなに楽しそうな事に参加しない手はないだろう!?」と答える程の生粋のバトルジャンキー
同属嫌悪かスズカとは「羊頭狗肉の剣」「筋肉達磨」と罵り合う程の犬猿の仲
名前:フィリス=ブランドウッド
年齢:17歳
出身:大陸中央部 皇帝直轄領セントフレイズ
髪色:茶 髪型:三つ編みを左右で輪状にまとめている 瞳色:碧
外見イメージ:シャド○ハーツ2 アナ○タシア(+グラマー)
設定
とある都市の名士の長女として生まれる。幼い頃より好奇心旺盛で故郷の都市からなかなか出られない事を常々嘆いていたが、《冒険者》となれば出入り自由と聞いてアークラインへ入学を決意する。フィリスを可愛がっていた親は反対するもフィリスに押し切られ入学を許可
好奇心の赴くままアークラインを調査している内に何時の間に情報収集ネットワークと情報発信ネットワークが出来上がり、情報屋兼マスコミのような存在になってしまう。本人としては望む所らしく張り切って行動していたが、とあるイリーガル情報を入手してしまい命を狙われる事となってしまった。
しかしながら《生徒会》からの依頼を受けたジークが大元のとある商会を潰し事なきをえる
それ以降、イリーガルな情報へは手をつけることは無くなった
おまけ
その日の《教官室》
その日、普段は何かと騒がしい《教官室》が沈黙の海に沈んでいた。それも当然といえば当然であった、なぜならば本来ありえない時期に学園トップクラスパーティー《金獅子》から副リーダーが脱退、さらにそれにタイミングを合わせるかのように一期下のトップパーティー《銀剣》からリーダー脱退
これが平均的なパーティーであれば修練生の自主性に任せると名目で問題にならないだろうが、《金獅子》と《銀剣》の場合ではそうもいかず対策会議が開かれているのだった。いや、《金獅子》と《銀剣》単位でならば誤魔化しが効いたのだろうが、今回の当事者が最悪だった。学園内の各所にシンパを持つジークとトップクラスの貴族を親にもつミカエル、下手に対応すれば内憂外患となる事が目に見えてる分、教官達は悩んでしまっていた
そんな雰囲気を吹き飛ばすように上座に座っていた髪全体が灰色に染まった初老の男性が少ししゃがれた声を搾り出す
「さて今回の件で何か意見は?」
「・・・いっそジークフリート退学させてしまうというのはどうでしょう? 確かにシンパはいるでしょうが《教官室》の権限を使用すれば・・・・・・」
「一度死んでから出直してこい、この馬鹿が。そんな強権とおしてみろ、それこそ帝国行政府の介入を招くだろうが? それ以前に《生徒会》《商工会》《風紀委員会》から相当な突き上げがくるぞ?」
血気盛んな赤毛の若い男性が提案をだすが、即横に座っている黒髪の中年教官に否定される。その否定のされ方に顔を真っ赤にして、中年教官へと怒鳴り散らす
「シド教官、それは私への侮辱ですか!?」
「・・・勿論、そうだが? というか周りを確認してみろ、それでお前の評価が分かる」
飄々と怒りを受け流しながら顎をしゃくるとそこには冷たい視線を放つ数十の瞳があった。上座の初老の教官からも同じ視線が投げかけられおり、その視線の圧力に負けるように若い教官は黙り込んでしまう
「・・・・・・ふむ、ではシド教官何か良い案でもあるのかな?」
「いやね、皆さんが何をそんなに慌ててるのか不思議でしょうがなくてね? 今回の当事者はあのジークフリート=フォートレスですよ? いつもどおり我々《教官室》や《生徒会》《商工会》《風紀委員会》といった全部を含めたベターな解決策でも引っさげて報告に来てくれますって」
「・・・かもしれんが、何もせん訳にもいかんだろうが」
「じゃあ、こういうのはどうです? 奴が何らかの解決策を提示して来た時の為に、関係各所との連絡と書類の準備をしておくってのはどうですか?」
「ムムム」
初老の教官がそう言って黙り込むと再び沈黙が辺りを包む。と、次の瞬間その沈黙を打ち破るようにノックの音とこの会議の題目となっている青年の言葉が響く
「すいません、《煉獄塔》使用申請をしたいんですけどいいですか?」
「・・・・・・ほら、もう来た」
「しょうがない、入って来たまえ」
「失礼しま・・・・・・教官方が全員首をそろえて如何したんですか、ジム副教官長?」
シドが小さく呟き、観念したように初老の教官――ジム副教官長はジークの入室を許可した。入室した瞬間、自分に向けられる視線に若干引きながらジム副教官長へと質問する
「・・・緊急会議を開いておってな。で、ジーク君、先程《煉獄塔》使用申請と言っていたが、君個人には既に許可を出したはずだが・・・・・・」
「ああ、まだ書類回ってないんですね? 一応、俺新しいパーティーを結成する事になりまして、そのパーティー分の使用許可をとろうかと思いまして」
「ちょっとまてジーク。お前脱退した所だろ? この時期にパーティー結成なんて・・・・・・いやまてよ、確か《ブリザイア大学院》からの編入生がいたな?」
「相変わらずシド教官は察しがいいですね。ええ、その通り編入生のルナ=カリストーとノルン=ウルザンブルンとパーティーを組む事になりまして・・・・・・ええ、色々あったんですよ」
急に立ち上がったシド教官の方へ顔を向け説明するジーク。朗らかだったその顔が一瞬暗くなり胃の辺りを押さえながら色々あったと呟く
次の瞬間、急にシド教官が弾ける様に笑い始めた
「ハハハハハハハハハハハハハッ、ハハハハ、は、腹が痛い。名だたる教官が雁首そろえて困っていた問題が、パーティー組むだけで解決かよ?」
「どういうことですか!? シド教官!?」
「今、こいつが言っただろう? カリストー公爵家の秘蔵っ子とウルザンブルン辺境伯家の姫騎士とパーティーを組むんだとさ。つまり、貴族サイドからの介入はこれで無理。仮にジークに対して何か言ってきたとしても、カリストー公爵家とウルザンブルン辺境伯家に情報を回せば、名誉を重んじる貴族様達は動けなくなるだろうよ」
「・・・・・・・・・え~と、俺の使用許可は?」
「無論許可しよう・・・そうだ、君は確か61階層まで到達済みだったな。よし、私の権限で君たちのパーティーには40階層までの移動権を出そう」
「その気遣いは嬉しいんですがちょっと訳ありで階段利用しないとダメなんですよ。本当に面倒ですけど」
「…ならば現在の月齢での40階層までの地図を支給しよう。これがあれば40階層まで二日もあればいけるだろう」
「いいんですか? そんな一人の生徒を優遇するようなまねをして?」
「これが私の権限のだよ!」
事態についていけず周りを見回しながら呟くジークであったが、その呟きさえ見逃さず即座に許可をだし、さらには40階層までの移動権を与えるジム副教官長
その顔にはこれで問題が解決したという満足げな笑みが浮かんでいた
「ま、まって下さい!! それで今回の件が解決する訳では・・・・・・」
「じゃあ、お前はどんな案があるんだ?」
「そ、それは・・・・・」
「え~と、確か剣戦闘担当教官の・・・・・・サイ教官でしたっけ?」
「そうだが、なんだね?」
「一つ伝言を預かっておりまして」
「伝言? 誰からだ?」
急に焦って大声を上げる赤毛の教官を視界に入れると何処か楽しそうな笑顔で話しかける。その笑みを見た特定の数人の教官が顔を真っ青にしてジークの視界外からブロックサインでサイと呼ばれた赤毛の教官へと黙れと伝える
が、既に手遅れだったらしくジークが爆弾を破裂させる
「サイ教官がデュバル商会から接待を受けていたレストラン《鏡ノ水仙》オーナーからですよ。「前回酔って壊された調度品の請求書はデュバル商会が支払い無理な模様ですので、学園へと送っておきました。今月末までにお支払いお願いします」だってさ。というか接待受ける所を修練生に見られてる時点で終わりだよね」
「なななななな」
「だいたいさぁ、デュバル商会も馬鹿ですよね。せっかく《風紀委員会》が前回の摘発時に勧告だけですませてたのに、わざわざ接待に賄賂だろ? ああ、買収してた自警団に期待しても無駄ですよ? 学園生活に関する犯罪行為は《風紀委員会》に優先権がありますし、買収に応じた自警団員含めてデュバル商会は逮捕されてるだろうから」
「なななななななん、なんだ・・なにが」
「残念だ・・・・・・本当に残念だよ、サイ教官。とりあえず事実確認がとれるまで拘束させてもら・・・逃がさん」
物凄くいい笑顔で混乱したサイ教官を見ながら次から次へと爆弾が破裂していく。周りの教官さえも唖然としてしまっていただがいち早く自分を取り戻したシドがサイを拘束しようとした瞬間、彼は身を翻し《教官室》から逃げ出していった
それを追いかける各教官達が走っていく。おそらく遠からず数の差に負けてサイ教官は捕まるだろうな、と考えながら教官室から出ようとしていたジークにジム副教官長が独特のしゃがれた声で質問してきた
「全部計算済みかね?」
「・・・・・・サイ教官の件は前々から教官長を含めた関係各所と計画してましたけど、《紅銀狼》の件は完全な偶然です。その偶然を利用した事は認めますがね」
「《紅銀狼》? ああ、君の新しいパーティーネームか。・・・・・・ふむ教官長も了承済みならば仕方あるまい。あと、ああいった小物は逆恨みするだろうから気をつけたまえよ」
「御心配ありがとうございます。デュバル商会関係者も含めて気をつけるようにしますよ」
「・・・・・・言うまでも無い事だったか。いっていいぞ、大貴族のお嬢様方を待たせてるのだろう」
「そうですね。では、失礼致します」
そう言うと同時にジムに向って一礼し、歩き去っていくその影が窓ガラスの先へと消えていくのをみながら、ジムは深く深く溜め息をついた。そうして首を回して周囲を確認するといつの間にか《教官室》には普段以上の喧騒が戻ってきていたのだった
あとがき
ここまで読んで頂きありがとうございした。
初めは軽めの設定だけのつもりが予想以上に長くなってしまった。しかもおまけのつもりが結構な文章量とか後から確認したらありえんと思った。
後、多くの感想頂きましてまことにありがとう御座います。
今回の設定とおまけは感想で依頼があったんで書いてみました。皆さんが満足してもらえるものかはわかりませんが・・・・・・
誤字等ありましたら、指摘お願いします(1話でのスズカの髪型は修正してます)
追伸
まだしばらくはチラシの裏にいるつもりなんですが、題名変えた方がいいですかね? 投稿時点では続けるつもりがなかったんで何も考えてなかったんですが・・・・・意見もらえると嬉しいです
追伸の追伸
ぜろぜろわんさん、指摘ありがとうございました。修正しました。
追伸の追伸の追伸
ぜろぜろわんさん、誤字指摘ありがとうございました。
マスクさん、koedaさん、連絡ありがとうございます。すぐに習作といれるようにします。
そして、管理者であるmaiさんにこの場を借りてお詫びします。まことに申し訳ございませんでした。