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No.7818の一覧
[0] 【習作】クローンは似ている?(現実→リリカルなのは オリ主)[ジャミー](2009/09/12 22:58)
[1] 第01話 「オリ主にしては微妙すぎる」[ジャミー](2009/04/04 22:30)
[2] 第02話 「また微妙なオリキャラが」[ジャミー](2009/04/04 22:31)
[3] 第03話 「原作介入もできないしちょっと無駄話」[ジャミー](2009/04/04 22:31)
[4] 第04話 「激闘!!フェイトVS田中雄一!!」[ジャミー](2009/04/06 22:57)
[5] 第05話 「えーマジシリアス!? シリアスが許されるのは(ry」[ジャミー](2009/04/06 22:56)
[6] 第06話 「楽しみのためなら多少のリスクは惜しまない」[ジャミー](2009/04/07 22:18)
[7] 第07話 「色々あり過ぎ、そんなにイベントはいらない」[ジャミー](2009/04/09 21:00)
[8] 番外編 第01話 「休日っていいよね」[ジャミー](2014/12/01 17:46)
[9] 第08話 「嫌な同僚と難題を突き付ける上司」[ジャミー](2009/04/13 22:55)
[10] 第09話 「人生設計」[ジャミー](2009/04/24 23:22)
[11] 第10話 「何もしなくても物語りは進む」[ジャミー](2009/04/28 22:50)
[12] 第11話 「下準備と思惑」[ジャミー](2009/05/03 15:35)
[13] 第12話 「実戦テスト」[ジャミー](2009/05/09 04:03)
[14] 第13話 「久しぶりの原作」[ジャミー](2009/06/01 21:32)
[15] 第14話 「吉報と局地戦」[ジャミー](2009/06/18 23:12)
[16] 第15話 「その時、俺は」[ジャミー](2009/06/24 22:30)
[17] 第16話 「3回目の戦い」[ジャミー](2009/08/06 19:17)
[18] 第17話 「三人目」[ジャミー](2009/08/15 23:42)
[19] 第18話 「ドナドナな田中」[ジャミー](2009/09/12 22:58)
[20] 第19話 「田中救出戦」[ジャミー](2009/09/12 22:58)
[21] 第20話 「数の暴力」[ジャミー](2009/10/27 20:25)
[22] 第21話 「過去」[ジャミー](2009/10/27 23:44)
[23] 第22話 「戦果」[ジャミー](2009/10/28 00:00)
[24] 第23話 「反省会」[ジャミー](2009/11/20 19:53)
[25] 第24話 「一方での反省会」[ジャミー](2010/04/18 13:46)
[26] 第25話 「準備期間」[ジャミー](2010/04/18 13:51)
[27] 第26話 「信じるモノ」[ジャミー](2010/12/25 22:14)
[28] 第26.5話 「それぞれの思い」[ジャミー](2011/04/01 12:20)
[29] 第27話 「アグスタ」[ジャミー](2014/01/16 18:32)
[30] 第28話 「アグスタ戦が終わって」[ジャミー](2014/07/30 23:26)
[31] 第29話 「誰だよ。そんないい加減なこといったの」[ジャミー](2014/12/01 17:51)
[32] 第30話 「鍵を閉め忘れた気がする現象」[ジャミー](2014/12/25 22:27)
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[7818] 第05話 「えーマジシリアス!? シリアスが許されるのは(ry」
Name: ジャミー◆90775155 ID:657ebfc4 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/04/06 22:56
影響を与えようと行動しても影響を与えれないことはよくある。
逆に何気ない行動が大きな影響を相手に与えることがある。
by田中雄一


第05話 「えーマジシリアス!? シリアスが許されるのは(ry」




~AM5:00~



~フェイトside~

 この日、長年追ってきたジェイル・スカリエッティのアジトへの強制捜査が行われた。 魔導師の抵抗にあったけど突入はうまくいき、ついにスカリエッティと対峙することができた。

 「広域次元犯罪者ジェイル・スカリエッティあなたを逮捕します」

 これで終りだ。ここでスカリエッティを逮捕し、これ以上の犠牲者を出すことは無くなる。そう思っていたのに。





「おっと!動かないでくれたまえ、動かれると驚いて手が動くかもしれないよ?」

 ?
 追い詰められたというのに、スカリエッティは慌てること無くこちらを振り向いた。
 何か、秘策があるんだろうか? しかし、その疑問はすぐ解けることになった。
 振り向いたスカリエッティが抱いていたものを見た瞬間に。

「エリオ?!」

 抱いていたものはエリオに瓜二つの子供だった。おそらくあの子もスカリエッティの実験の犠牲者……。
 私は、ニヤニヤと笑うスカリエッティを睨みつけることしかできない。
 私が動いた時に、スカリエッティがどんな行動をするのか予想できない。本当にあの子を殺してしまうかもしれない。

「人質を放して、投降しなさい!!」

 無駄だと思いながらも投降を促した。私にはそれしかできないから……。
 しかし、スカリエッティは私の言葉に怒ったのか鼻息を少し荒くし、拒絶の言葉を示した。

「投降なんてするとおもうかね?」

 打つ手が無い。他の局員は、まだ足止めされている。こちらの応援にくるにはまだ時間がかかる。
 でも何とかしてあの子を助けてあげたい。今までエリオと同じように辛い目にあってきただろうあの子を。

 あとできるのはスカリエッティを説得することだけだ。正直に言うとスカリエッティを説得できるとは思っていない、スカリエッティは今まで多くの命を弄んでいる。そんな人間を簡単に説得なんてできないだろう。
 でも、スカリエッティにも自分が生み出した生命に対して情があるかもしれない。それに、今このままスカリエッティを見逃せばあの子はまた辛い目にあう。だから意を決して話しかけた。

「あなたは、命を弄……「私は、そこの扉から外に行くが、追いかけてこないでもらいたい。もし君が扉を開けたのなら、その瞬間からこの子の指を一本ずつ切り落としていくよ?」

 思わず呆けてしまった。私の言葉を遮ってこの男が言った言葉が理解できなかった。
 今何て言ったの? 自分の身勝手な理由で生み出し、自分の保身を図るために指を切り落とすっていうの?
 許せない……。この男を許すことができない。
 でも、今の私ではどうすることもできない。

「それではさようなら、フェイト・テスタロッサ」

 スカリエッティはそう言いながら、逃走していった。
 あの子を助けることができず、逃げ去っていくスカリエッティを黙ってみていることしかできなかった。あの男が憎かった。でもそれ以上に無力な自分が憎かった。








 その後、外に待機していた局員に連絡をして監視をしてもらったが、スカリエッティが監視網にひかかることは無かった。
 何か手掛かりを得れるかと思っていたデータも大半が抹消されていて、復旧は困難とのことだった。

 残っていたデータから解ったことは、あの子が酷い扱いを受けていたってことだけ。
 ううん、違う。これからも受けるんだ。私が助けることができなかったから……。

 ごめんね……。でもいつか絶対に助けるから……。





あとがき
むしゃくしゃしてやった。今では後悔している。
でも反省はしていない(゚∀゚)

みなさんこんばんは。
シルバーケープとかカッターナイフの件を突っ込まれて若干困っている作者です。
実はあれですよ。カッターナイフは↓をつかっていたんです。amazonで検索したら出てきたんですから、カッターナイフです。
http://yamamotosouitirou.blog87.fc2.com/blog-entry-23.html

って、ここまで書いといてなんですけど、俺的に子供の指ならカッターナイフでも十分切り落とせると思ってたんですけど無理ですかね?


シルバーケープは…………。
知りません。田中君に聞いてください。



あと、更新は平日に入ったのでさらに遅くなりそうです。
部屋でネットが使えないのが痛いです。


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