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No.7734の一覧
[0] 【ネタ】完全憑依!魔法先生ネギま!!(魔法先生ネギま!)[りの](2010/12/25 01:24)
[1] 完全憑依!魔法先生ネギま!!補完編[りの](2009/04/04 09:19)
[2] 完全憑依!魔法先生ネギま!!3巻まで[りの](2009/04/04 09:51)
[3] 完全憑依!魔法先生ネギま!!6巻まで[りの](2009/04/06 22:16)
[4] 完全憑依!魔法先生ネギま!!8巻途中まで[りの](2009/04/13 10:06)
[5] 完全憑依!魔法先生ネギま!!9巻終了まで[りの](2009/06/01 15:30)
[6] 完全憑依!魔法先生ネギま!!10巻終了まで[りの](2009/06/06 19:48)
[7] 完全憑依!魔法先生ネギま!!12巻終了まで[りの](2009/07/25 23:45)
[8] 完全憑依!魔法先生ネギま!!15巻途中まで[りの](2009/08/27 22:16)
[9] 完全憑依!魔法先生ネギま!!本編最終回[りの](2009/09/10 00:12)
[10] 完全憑依!魔法先生ネギま!!完結編一歩手前[りの](2010/12/25 16:54)
[11] 完全憑依!魔法先生ネギま!!魔法世界編終了記念 アーティファクト大公開スペシャル(前)[りの](2011/08/31 15:11)
[12] 完全憑依!魔法先生ネギま!!魔法世界編終了記念 アーティファクト大公開スペシャル(後)[りの](2011/09/14 22:42)
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[7734] 【ネタ】完全憑依!魔法先生ネギま!!(魔法先生ネギま!)
Name: りの◆80174f7f ID:f333584f 次を表示する
Date: 2010/12/25 01:24
※このSSはセリフしかありません。しかも酷いオチです。


 ちょうど、三学期の修了式の2-A教室。
 ネギ先生が正式に来年から3-Aの教師になることが決まった後の話である。


「というわけで2-Aの皆さん! 3年になってからもよろしくお願いしまーすっ!!」

「よろしくネギせんせーい!!」
「先生こっち向いてこっちー!!」
「ほら見て見て~っ! 学年トップのトロフィー!!」
「お~~っ! みんなネギ先生のお陰だねっ!」
「ネギ先生がいれば中間テストもトップ確実だー♪」

「……待ってください。……いえ、もういいんですよ、皆さん」

「……はい?」

「これから、皆さんに大事なお知らせがあります。心を落ち着けて僕のいうことを聞いてください」

「…………は?」
「……え? え、なに?」
「なにこれ、いったいどうしたの? ネギ君、なんかあったの?」

「僕の正体は、ネギ=スプリングフィールドじゃありません。実はトラックに撥ねられて死亡した単なるいち男子高校生です。ちなみにネギ君の体に入ったのは村が魔物に襲われている最中で、軽く死ぬかと思いました」

「……ええええええええええええええええええええええええええええー!!?」

「ちなみに学園に来て三日でアスナさんの正体が実は単なる大学生だということが判明しています。遺憾ながらその正体が男性であることも判明しました。しかもこの人、新聞配達とか嫌だって理由で高畑先生に甘えまくって生活費を完全援助させてやがります」
「てへ♪ だって面倒くさかったんだもーん」
「アスナさんの体に入ったのがつい最近なくせに口調が完全に女言葉なのは、ネカマ時代に培った技術だそうです。キモいですよね」
「ひっどー! もう一緒に寝てあげないぞ?」
「こんなネカマ野郎と一緒に寝てドキドキしたいたなんて僕は正直死にたいです」
「あははははっ、そんな落ち込まなくても、ちゃんと体は女の子なのになー?」

「な……それやったら、本物のアスナはもうどこにもおらんの? アスナ、ウチらのこと騙しとったん!?」
「ちなみに木乃香さんの正体が実はくたびれた会社員で、刹那さん狙いのために今のうちからこっそりアプローチしたり、さりげに魔法の訓練をしようと思って僕の荷物を物色したりしていることはバレバレですよ?」
「ぐ……っ!!」

「な、なんだって!? それじゃ、今のお嬢様はニセモノだというのか!!」
「はい。そうですよ、刹那さん」
「それじゃ……この前、私と一緒に食事に誘ってくれて、その後、一緒にキスまでしたのは……」
「はい。中身は男です。でもあなたの正体だって実はちょっと剣道をかじってるだけでロクに剣を振ったこともないような貧弱な高校生ですよね?しかも烏族の正体を出す方法が分からなくて高いところからジャンプして軽く骨折してましたよね?」
「ぐはぁぁぁっ!? バレていたのかーっ!!」

「な……刹那、お前……!! やけに仕事をサボると思っていたら!」
「そういう龍宮さんだって、正体は単なる無職のプー太郎の男性でしょう? ロクに銃を撃てないのに仕事に参加するから他の魔法生徒の足を引っ張りまくりで嫌味を言われまくってるじゃないですか」
「くぅ……っ、私だって龍宮のイメージを守ろうと頑張って……!」
「だからって同室なのをいいことに刹那を喰っちまったのは頂けません。正体が男で残念でしたね」
「ぐふぁぅぅっ!!」

「え-と、次にあやかさん。いくらお金持ちの体に入ったからといってメイドを五人もベッド連れ込むのは頂けません」
「あ、あれは決してやましいことじゃなく! ちょっと寂しくて一緒に寝て欲しかっただけというか……!!」
「はい。まさかソレでなにもしないとはボクも思ってませんでした、もしかして中の人は童貞ですか?」
「……し、仕方ないじゃない! 機会に恵まれなかっんだから!!」
「女言葉に逃げないでください」

「ああ、それでやけにベッドの中のあやか、反応が可愛かったのねー?」
「そういう千鶴さんも中身は男ですよね? なんというか……オカマバーに勤めてられたようですけど」
「そうだけど、私は別に良いかなぁ。男でも女でもイケる口だし、あやかも夏美ちゃんも可愛かったしねぇ」
「さらっと喰ってましたか」
「美味しかったわ。ふふふふふ」

「……死にたい」
「夏美さん、いつか良いこともありますよ」
「地味なキャラに入っちゃったと思ったらまさかの百合展開で天国と思ったのに、まさかみんな男だったなんて……」
「いいじゃないですかコレからもその調子で、きっと千鶴さんが慰めてくれますよ性的に」
「男と絡むなんてイヤだぁぁぁっ!」
「常識があれば良いというものではないものですね。いっそそんなもの忘れてしまえば良いのに」

「しかし、そーいう事になってたとはねー。予想外だわ、そりゃ」
「ああ、ハルナさんは確か漫画家さんなんでしたっけ?」
「まぁ、同人だけどね。いやー、女体は気持ち良いしこの世界の漫画は全部知らないもんだからスゲェ楽しめるし、天国だと思ってたんだけど、こりゃ予想外だわ。びっくりびっくり」
「欲望のままに生きてますね」
「だって別に本編に関わる気なかったしさー。あー、でも本屋ちゃんの中身が男の子だったのは意外かなぁ?」

「う、あ……ええ!?」
「大丈夫ですよ本屋さん。誰も怒ってませんから、例え貴女が引きこもりがちで登校拒否時の根暗の中学生男子だって、現在は見た目は可愛さ抜群の女の子です。少なくともヴィジュアル的には誰も虐めませんしむしろみんな同じ穴のムジナですから」
「そ、そんなぁ……せっかく、この世界で、頑張ろうと思ってたのに……」
「いや、普通に頑張れますって。でも気持ち悪いので僕に片思いっぽい迫り方するのだけは禁止です。その思いは夕映さんかハルナさん辺りに受け止めてもらってください」

「そ、それは困りますっ! ネギ先生がのどかを完全拒否なんて原作無視ですよっ!」
「夕映さん。もう今の時点で原作とかもうあきらかに関係ない世界になってますから安心してください。というか、原作偏重型の二次創作作家であった貴女が一番この状況に馴染んでいるのは分かりますが、口調まで再現しないでください男なのに」
「それは断固拒否します! 口調はキャラの魂、例えオリ展開だろうが口調がおざなりになったら、そのキャラを使う意味がありません!」
「キャラの人格はすでに僕達が存在しているしている時点で失われているわけですけどね」
「く……だからといって、原作を汚すような行為は許容できません……っ!」
「でもお風呂で他の皆さんの裸をガン見してましたよね?」

「「「「あー、あったあった」」」」

「ぐふぁぁっ!!」



~(以下省略)~


「というわけで、憑依した結果一番かわいそうなヒト大賞は、せっかく憑依したのに誰にも終始気付かれていなかった相坂さよさんに決定しまーす!!」

「「「「おー」」」」

「あはははは、全くキャラとして絡めなかったのは虚しいですけど、気付いてもらえて嬉しいです」
「いやー、もう全然関係ないキャラと化してるねー」
「いーじゃん相坂さんなんかさー。俺とか、ザジのキャラ全然分かんなかったからひたすら無言だったし。もう辛かったのなんのって」
「それだったら、美沙きちなんて、キャラに彼氏がいたから悲惨だよ?」
「あー、男振ったのかー。外道ー」
「……うぅ、まだ付き合ってるんだよ……。なんか言い出せなくて……」
「ゲェ-!? 悲惨すぎる!!」
「……この前なんて、三時間も別れ話したのに、最後にキスされて『もう少し頑張っていこう』って結論になっちゃって……!」
「あー、あるある。そのパターンって典型的なズルズル長引きパターンだよねー」
「いやー、しかしどーしようか俺ら。なぁ、ハカセ」
「はっはっは、ぜんぜん天才じゃないしなー、俺。ロボット研究会辞めちゃったし」
「げ、茶々丸とかどーすんの?」
「いやちゃんと引継ぎとかはしといたよ? っていうか、茶々丸に入った人ってどーなってんだ?」
「…………なんか視界がターミネーターっぽい」
「うわ微妙」
「………………メシ喰えないのって虚しい。性欲もないから幼女にムラムラしないし」
「幼女言うなよ」
「魔法の使い方分からなくなったから普通の幼女だけどなー。あの精神と時の部屋の魔法装置、誰か使い方調べてくれよー、マジで」
「あー、あれあったら便利なのに」
「教えて超先生!」
「いや俺天才でもなんでもないって。っつーか、タイムトラベルの装置の場所とか巧妙に隠されすぎてて俺にもわからんし。これってマズくないか?」
「知らねー」
「キミらやる気なさすぎ。私はマジに料理の勉強一からやってるよ?」
「うわ、凄いっすね! 五月さん完全再現計画っスか!?」
「いやー、私も元はめっちゃいい年だったんだけど、営業の仕事には飽きてたからさ。やっぱ手に職があると人生違うよね」
「先生と呼ばせてください!」
「でもヒトに食べさせるものを作るのはムズいね。この歳で自分の店持ってたとか凄すぎる」
「そりゃ確かに」
「そーだっ! 前から聞こうと思ってたけど千雨ちゃん、HPめっちゃつまんなくなってたよ!?」
「ぐはぁ! しゃーないだろ! さすがに写真撮影とかやる気しないし、コラムとかで更新するしかなかったんだよ!!」
「……でも、あからさまに文章がつまんなくなってる件」
「ぐふぁ!!」
「まぁ、そんな感じで双子はネットサーフィンしかしなくなったので、さんぽ部は解散となったのでござるよ。ニンニン」
「ニンニン、はさすがの楓さんでも言ってなかったんじゃないか? ……じゃないアルか?」
「いや、言い直すな」

「いやー、カミングアウトしてしまうとラクですねー」
「誰が誰だかわかんなくなったけどね」
「これからどーしましょう?」
「まずは修学旅行はハワイだ。異論は認めねぇ」

「「「「賛成」」」」

 こうして、見た目は女子中学生、中身はオール男という素敵クラス、新生3-Aによる長ーい一年が始まったのである。
 エイプリルフールだからってウソはよくないよね、という話。



<おしまい>


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