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No.7317の一覧
[0] グローランサー デュアルサーガ(旧題、異世界転生者の平穏)多重クロス(ネタ)[神仁](2013/12/29 20:56)
[1] プロローグ―ふわふわぴかぴか?―[神仁](2011/11/13 21:53)
[2] 第1話―チートボディなのに才能無いとか……イジメですか?―[神仁](2011/11/14 06:44)
[3] 第2話―友人・傲慢・前途多難―[神仁](2011/11/14 07:19)
[4] 第3話―ラーニングとその代償―[神仁](2011/11/20 13:11)
[5] 第4話―O・NI・I・SA・N・暴・走―[神仁](2011/11/20 20:37)
[6] 第5話―シオンVSゼノスin闘技場―[神仁](2011/11/29 18:56)
[7] 第6話―主人公補正=朴念仁?―[神仁](2011/11/29 18:51)
[8] 第7話―原作開始!―カーマインSide―[神仁](2011/11/29 19:01)
[9] 第8話―原作開始!―シオンSide―[神仁](2011/11/27 21:49)
[10] 第9話―原作開始!暗躍!!頭領、就任?―[神仁](2011/11/29 19:07)
[11] ―みにみにぐろ~らんさ~♪パーソナリティはティピと………このネタを知らない人はゲームをクリアしておまけを聞こう♪番外編です―[神仁](2009/03/18 19:49)
[12] 第10話―運命に導かれ出会いし者達―[神仁](2011/11/30 05:17)
[13] 第11話―強襲!盗賊団頭領!!―[神仁](2011/11/30 06:03)
[14] ―ラングレー兄妹の憂鬱―番外編2―[神仁](2011/12/01 17:16)
[15] 第12話―兄と妹と―[神仁](2011/12/01 17:49)
[16] 第13話―エンカウント、誤解されそうなシチュエーション―[神仁](2011/12/01 18:06)
[17] 第14話―光と光が出会う時―[神仁](2011/12/01 18:24)
[18] 第15話―影の掃討と再会―[神仁](2011/12/01 18:43)
[19] ―みにみにぐろ~らんさ~♪速報!作者はプロット変更を余儀なくされたようです。微妙にネタバレ注意―番外編3です―[神仁](2009/03/30 14:04)
[20] 第16話―それぞれの価値観と少年との出会い―[神仁](2011/12/01 19:51)
[21] ―みにみにぐろ~らんさ~♪これが出た時は作者はリアルで忙しいと思って下さいm(__)m―番外編4です。[神仁](2009/03/31 22:41)
[22] 第17話―デリス村の戦い―[神仁](2011/12/01 20:06)
[23] 第18話―宴の夜とそれぞれの想い―[神仁](2011/12/01 20:22)
[24] 第19話―邂逅…師弟で主従な二人―[神仁](2011/12/01 20:34)
[25] 第20話―闇の遣い、テレポート、ラーニング―[神仁](2011/12/01 20:56)
[26] 第21話―サンドラを救え!―[神仁](2011/12/01 21:06)
[27] ―みにみに!ぐろ~らんさ~♪パーソナリティはティピと…………アレ?―番外編5です―(楽屋裏ネタ注意)[神仁](2009/04/05 23:48)
[28] ―ジュリアン・ダグラスの憂鬱―番外編6―[神仁](2011/12/01 21:11)
[29] 第22話―魔法学院、寄り道、カレンを救え―[神仁](2011/12/03 17:14)
[30] 第23話―……慟哭……―[神仁](2011/12/03 18:36)
[31] 第24話―ラングレー家での優しい時間―[神仁](2011/12/03 22:15)
[32] ―カレンの彼への想いはマキシマム!最初からクライマックスです!―番外編7―[神仁](2011/12/03 22:23)
[33] 第25話―決意、新たに―[神仁](2011/12/04 22:16)
[34] 第26話―登場!妄想少女ミーシャ!―[神仁](2011/12/04 22:37)
[35] 第27話―ミーシャ大暴走!二人のお兄さま☆―[神仁](2011/12/04 22:51)
[36] 第28話―学院長(クソヒゲ)との邂逅―[神仁](2011/12/04 23:02)
[37] 第29話―南の遺跡、天才学者アリオストとの出会い―[神仁](2011/12/04 23:14)
[38] 第30話―いざ、フェザーランドへ!―[神仁](2011/12/04 23:27)
[39] 第31話―I Can Fly!!到着、フェザーランド!―[神仁](2011/12/04 23:37)
[40] 第32話―交渉人シオン・ウォルフマイヤー?―[神仁](2011/12/04 23:47)
[41] 第33話―ネゴシエイター・シオンの交渉内容―[神仁](2011/12/04 23:57)
[42] 第34話―妄想少女と手掛かりと闘技大会―[神仁](2011/12/05 00:07)
[43] 第35話―いざグランシル!アリオストの祖父と父親―[神仁](2011/12/05 00:21)
[44] ―ウォルフマイヤー夫妻の憂鬱……inジュリアン―番外編8―[神仁](2011/12/05 00:27)
[45] 第36話―開催!グランシル闘技大会!未然に防ごう影の企み―[神仁](2011/12/05 00:57)
[46] 第37話―準決勝……そして決勝!!激闘の果てに―[神仁](2011/12/05 04:07)
[47] 第38話―激闘!!決勝戦!!それぞれの想いと漢(おとこ)の誓い―[神仁](2011/12/05 22:33)
[48] 第39話―修羅場発生そして……魔王降臨!―[神仁](2011/12/06 19:46)
[49] 第40話―ジュリアンとの邂逅……決意と誓いと願い―[神仁](2011/12/06 19:56)
[50] 第41話―ジュリアの決意と想い―[神仁](2011/12/06 20:07)
[51] ―カレンの思考……同盟結成の巻―番外編9―[神仁](2011/12/06 20:18)
[52] 第42話―DOKI☆DOKI♪湯煙温泉紀行?―[神仁](2011/12/07 03:21)
[53] 第43話―ダニー・グレイズのフェザリアン講座―[神仁](2011/12/07 18:14)
[54] 第44話―過去の傷痕―[神仁](2011/12/07 18:37)
[55] 第45話―自覚と逃避―[神仁](2011/12/07 18:51)
[56] 第46話―歌と花とおじいさんと―[神仁](2011/12/07 19:01)
[57] 第47話―お見舞いと、情報収集と、男の約束―[神仁](2011/12/07 19:33)
[58] 第48話―女王の救出―[神仁](2011/12/07 19:48)
[59] 超・番外編……とある転生者の激闘―これで勝つる!―[神仁](2011/12/07 19:59)
[60] 第49話―シオン・ザ・ネゴシエイター再び―[神仁](2011/12/07 20:12)
[61] みにみに!ぐろ~らんさ~!微妙にネタバレ注意―番外編10―[神仁](2009/05/11 20:38)
[62] 第50話―サンドラ回復!忍び寄る影と仕官―[神仁](2011/12/07 20:34)
[63] 第51話―初任務とシオンの漫画日本昔話―[神仁](2011/12/07 20:45)
[64] 第52話―聖剣と魔剣のお話……そして新たなフラグの香り―[神仁](2011/12/07 20:56)
[65] 第53話―任務達成、初めての休暇―[神仁](2011/12/07 21:06)
[66] ―サンドラ・フォルスマイヤーの憂鬱―番外編11[神仁](2011/12/07 21:16)
[67] 第54話―シオン先生のマジカル講座!そして白々しいヒゲ―[神仁](2011/12/07 21:26)
[68] 第55話―水晶鉱山潜入……クリアノ草?いらないだろ?―[神仁](2011/12/07 21:36)
[69] 第56話―ウォレスの拳と巨人の人型―[神仁](2011/12/07 21:47)
[70] 第57話―休暇と秘書と心のしこり―[神仁](2011/12/07 21:56)
[71] 第58話―戦争勃発…忠誠と救出と月夜の晩に……―[神仁](2011/12/07 22:38)
[72] 第59話―シオンの葛藤、受け入れられた想い……―[神仁](2011/12/07 22:49)
[73] 第60話―過去との邂逅、未来への飛翔……そしてイチャラブ―[神仁](2011/12/07 23:01)
[74] 第61話―エリオット襲撃……って、何故に?計画が頓挫しそうな件―[神仁](2011/12/07 23:10)
[75] ―秘書イリスの感情―番外編12―[神仁](2011/12/07 23:15)
[76] 嘘予告!!超ネタバレ注意!『異世界転生者くんの憂鬱』[神仁](2011/12/07 23:21)
[77] 第62話―魔王再び、エリオットといけ好かないアイツ―[神仁](2011/12/07 23:33)
[78] 第63話―シオンとジュリア―[神仁](2011/12/08 18:21)
[79] 第64話―シオン先生の勉強会と、宮廷魔術師との契り―[神仁](2011/12/08 18:40)
[80] 第65話―イリスとの談話、アリオストの苦悩―[神仁](2011/12/08 19:21)
[81] 第66話―暴虐のコーネリウス―[神仁](2011/12/08 19:46)
[82] 第67話―動き出す時代……同盟と奪回―[神仁](2011/12/08 19:59)
[83] 第68話―リシャールごっことアンジェラ様と確かな証拠―[神仁](2011/12/08 20:09)
[84] ティピと!ラルフの!みにみに!ぐろ~らんさ~♪―番外編13―[神仁](2009/05/31 03:33)
[85] 第69話―暗躍するシオン……昔を思い出します―[神仁](2011/12/08 20:24)
[86] 第70話―アジト、メイド、父と母の愛と熱き血潮の漢(おとこ)達―[神仁](2011/12/08 20:47)
[87] 第71話―ジュリアのもとへ……と思いきやの四人目な件―[神仁](2011/12/08 22:24)
[88] 限りなく現実に近い嘘予告―封印されし異世界転生者―超ネタバレ注意[神仁](2011/12/08 22:36)
[89] 第72話―暗躍と説得とジュリアへの手紙―[神仁](2011/12/09 14:53)
[90] 第73話―ところ変わってカーマインSide―[神仁](2011/12/09 15:06)
[91] 第74話―情報収集、スニーキング、ティピちゃんは見た!―[神仁](2011/12/09 15:17)
[92] 第75話―対策、砦、合流―[神仁](2011/12/09 15:27)
[93] ―オズワルドの奮闘―番外編14―[神仁](2011/12/09 15:35)
[94] 超・番外編2……とある転生者の暴走―見せてやる!オリ主のチートぶりを!!―[神仁](2011/12/09 15:45)
[95] 限りなく真実に近い嘘予告―異世界転生者と並行世界の破壊者―超ネタバレ注意[神仁](2011/12/09 16:01)
[96] ティピとシオンの!みにみにぐろ~らんさ~!!―番外編15―ネタバレ注意―[神仁](2009/06/11 05:07)
[97] 第76話―戦争に策略は付き物です―[神仁](2011/12/09 16:10)
[98] 第77話―着替えと待機と死の商人―[神仁](2011/12/09 23:51)
[99] 第78話―無敵超人と策略―[神仁](2011/12/10 14:49)
[100] 第79話―同盟工作と死の商人再び―[神仁](2011/12/11 17:05)
[101] 第80話―同盟締結とGLチップス―[神仁](2011/12/11 17:23)
[102] 第81話―ベリーメロンと黒い円盤と常識の勉強―[神仁](2011/12/11 17:33)
[103] 第82話―観光地で語られる漢の挽歌と姫様との約束―[神仁](2011/12/11 17:43)
[104] 第83話―いざ、クレイン村へ―[神仁](2011/12/11 17:54)
[105] 第84話―村長との話し合いと小さなゲヴェル―[神仁](2011/12/11 18:05)
[106] 第85話―……鎮魂……―[神仁](2011/12/11 18:16)
[107] 第86話―鎮魂の祈りと信じること―[神仁](2011/12/11 18:27)
[108] 第87話―真実とシオンのお話―[神仁](2011/12/11 18:38)
[109] 第88話―レティシア姫の告白と勉強会―[神仁](2011/12/11 18:46)
[110] 第89話―カードの謎と地獄の鬼ごっこ開幕―[神仁](2011/12/11 18:54)
[111] 第90話―シオンVSグローランサーズin模擬戦―[神仁](2011/12/09 16:21)
[112] 第91話―イリスとケーキ―[神仁](2011/12/11 19:07)
[113] 限りなく実現しそうな嘘予告―異世界転生者と竜の騎士―激ネタバレ注意―[神仁](2011/12/11 19:24)
[114] 超・番外編3……とある転生者の破滅―オリ主は悪魔と手を結ぶ―[神仁](2011/12/11 19:39)
[115] 第92話―保護とチーム分け、アリオストの決意―カーマインSide―[神仁](2011/12/14 01:40)
[116] 第93話―手紙、約束、全員集合―シオンSide―[神仁](2011/12/14 17:59)
[117] ―ルイセ・フォルスマイヤーの視点―番外編16―[神仁](2011/12/14 18:05)
[118] 第94話―リビエラとカレンとサンドラと……おまけでハゲ―[神仁](2011/12/14 18:29)
[119] 第95話―甘々地獄と魔物使いのケジメ―[神仁](2011/12/14 18:58)
[120] ホップ・ステップ・嘘予告―異世界転生者とはぐれ悪魔―激烈ネタバレ注意―[神仁](2011/12/14 19:09)
[121] 第96話―最終兵器ミーシャと狂人シオンとデートな休日―[神仁](2011/12/14 20:48)
[122] 第97話―イリスの葛藤とカレンの夢と不安の影―[神仁](2011/12/14 21:10)
[123] ―イリス爆誕。シリアス&毒舌イリスさん―番外編17―[神仁](2011/12/15 01:40)
[124] 第98話―護衛とオリビエ湖と悪意の影―[神仁](2011/12/15 13:31)
[125] 第99話―ルイセの誕生日パーティー―[神仁](2011/12/16 06:41)
[126] 第100話―シオン・ウォルフマイヤー氏の極めて平穏な日常―[神仁](2011/12/16 07:06)
[127] 第101話―シオン先生の説明会と、カレンさんとの約束―[神仁](2011/12/16 13:00)
[128] ―ウォー・オブ・バーンシュタイン―番外編18―[神仁](2011/12/16 13:28)
[129] 〜if〜もしもシオンとリヒターの中身が逆だったら〜※BADEND注意[神仁](2009/11/08 23:04)
[130] 超絶嘘予告―異世界転生者と……戦国乙女?―ネタバレ注意―[神仁](2011/12/16 18:56)
[131] 第102話―暗躍する者、縛られた者―[神仁](2011/12/16 19:22)
[132] 第103話―疑惑と隠された真実―[神仁](2011/12/16 20:42)
[133] 第104話―真実と仲間―[神仁](2011/12/16 21:08)
[134] 第105話―断罪と陰り―[神仁](2011/12/16 21:39)
[135] キャラクター紹介〜第105話時点〜シオン&ラルフ[神仁](2010/01/12 16:28)
[136] 第106話―姉妹の絆―[神仁](2011/12/16 21:57)
[137] 第107話―考察、キス魔、ガチンコ訓練―[神仁](2011/12/17 02:56)
[138] 第108話―サンドラの師と触れた真実―カーマインSide―[神仁](2011/12/17 03:28)
[139] 第109話―最悪の襲来とグレンガルの最後と愛する騎士と―お触りもあるよ!―シオンSide―[神仁](2011/12/17 07:17)
[140] 第110話―闘争、脅迫、母の愛―[神仁](2011/12/17 19:10)
[141] 第111話―影の終焉、つかの間の休息―[神仁](2011/12/17 19:36)
[142] キラリと輝く嘘予告―異世界転生者のぱすちゃこんてぃにゅ〜+α放浪記―絶ネタバレ警告―[神仁](2011/12/17 19:56)
[143] 超・番外編4……とある転生者の死闘―オリ主の軌跡は自伝に残る―[神仁](2011/12/17 20:12)
[144] 第112話―決戦・バーンシュタイン―[神仁](2011/12/18 02:05)
[145] 第113話―ラルフに語られた真実と、陰謀に嵌められたシオン―[神仁](2011/12/18 15:42)
[146] 第114話―ジュリアの誓いとルイセの気持ち―[神仁](2011/12/18 18:02)
[147] 第115話―食い止められなかった凶行―[神仁](2011/12/19 16:25)
[148] 第116話―襲撃、復活、覚醒―[神仁](2010/03/04 05:17)
[149] 第117話―ペンダントと覚醒と決着へ向けて―[神仁](2011/12/19 17:46)
[150] 第118話―激突、決着、フライシェベルグ―[神仁](2011/12/20 07:12)
[151] 第119話―受けた褒美と、御前試合と、動き出すシオン―[神仁](2011/12/20 07:56)
[152] 第120話―シオンが行く!―[神仁](2011/12/20 11:53)
[153] 細部と展開が微妙に違うだけの嘘予告―異世界転生者と不屈の魔法少女―[神仁](2011/12/20 12:14)
[154] 第121話―銀の紅と銀の蒼―【15禁?】[神仁](2011/12/20 15:54)
[155] 第122話―問題児部隊とエリートと心酔する少女―[神仁](2010/05/19 23:50)
[156] 第123話―酒と休暇と触れ合う絆―【15禁?】[神仁](2011/12/21 17:52)
[157] 第124話―様々な邂逅―【15禁?】[神仁](2011/12/21 18:31)
[158] ―ジュリア・ダグラスの昔語り―番外編19―[神仁](2011/12/01 21:41)
[159] 第125話―同盟会談と新メンバーと……研修生?―[神仁](2010/09/17 00:37)
[172] 第126話―少女の願いと約束と成金―【15禁?】[神仁](2011/12/21 20:17)
[173] 第127話―シオンVS蒼天騎士団―[神仁](2011/12/22 16:25)
[174] 第128話―遅すぎた再会―[神仁](2011/12/22 17:10)
[175] なんちゃって嘘予告―異世界転生者と天体戦士―&異世界転生者と剣立つ大地―どちらもネタバレ注意―[神仁](2011/12/22 17:29)
[176] 第129話―胎動―【15禁?】[神仁](2011/12/22 17:51)
[177] 生存報告!みにみにぐろ〜らんさ〜♪―番外編20―[神仁](2013/01/02 07:42)
[178] 第130話―光と闇―束の間の祝賀会―[神仁](2013/02/17 03:00)
[179] 鋼鉄と杖の嘘予告―獣を宿した狩人と虚無の魔法使い―ネタバレ微注意―[神仁](2013/03/28 10:16)
[180] 第131話―介入―[神仁](2014/11/07 15:24)
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[7317] 第102話―暗躍する者、縛られた者―
Name: 神仁◆ea4a46c3 ID:ada94faa 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/12/16 19:22


周囲が宵闇に染まる時―――草木も眠る丑三つ時――。

森の奥深くにひっそりと佇む木造家屋――。

そこで行われていたのは――。

「あべしっ!!?」

「たわばぁっ!!?」

メメタァッ!!!

バカアァァァァァァン!!!!

容赦無い殲滅戦だった――――って、死なせてないからね?
窓から吹っ飛んで行った奴らは世紀末な悲鳴を上げていたけど……気絶してるだけだからね?

「……おい……俺の名前を言ってみろ……って、全員気絶してるか」

さて、俺ことシオン・ウォルフマイヤーが、何故こんなことをしているのかと言うと。
勘の良い方は気付いているかも知れないが……。

俺は今現在、シャドー・ナイトのアジトに赴いて奴らを殲滅していた所なのだ!!

つまり、さっきぶっ飛ばした奴らも、この周囲に転がっている連中もシャドー・ナイトってワケだ。

話は少し遡るが……休暇から帰還した俺達は、夕食を戴いた後、就寝した。
で、皆が寝静まった頃合いを見計らって、起き上がり……行動を起こしたというワケ。
モンスター使いの気、魔力を辿って瞬転!!

こうしてアジトらしき家屋の前にやってきた俺は、早速屋内に侵入……当然、中に居たシャドー・ナイトらに襲われたが、メンチビームをシュミミーンと喰らわせ、気絶させる。
メンチビームに耐えた連中には、鉄拳制裁で黙らせた。

殲滅しながら進み、モンスター使いの気を感じる部屋へ。
そこでは既に逃げる準備をして、窓から飛び出そうとしているモンスター使いが。

俺を視認したモンスター使いは、それはもう勢いよく罵倒してくれましたよ。

「よくも私を謀ってくれたな!!」

とか……。

「いずれ必ず後悔させてやるっ!!!」

とか……言葉の意味から考えて、どうやらあのトラップに引っ掛かった様です。
とりあえずプププ……とか思っていたが、同時にそんなに激昂するほどか?
……とも思ったり。

やはりリビエラが言う様に陰湿で短気なんだな……と、改めて認識した。
(シオンはモンスター使いが、大鷲に騎乗中に漏らしたことを知りません)

無論、俺は奴を捕まえようと近付いたが、部屋に居た数人が立ちはだかった。
どうやらモンスター使いに命令され、足止めをする算段らしい。
原作でもチラッと感じたことだが……どうもこのモンスター使いは、他のシャドー・ナイツより階級が上の様だな。

高笑いしながら逃げようとしていたので……。

「宣言しよう……貴様の運命は破滅だ。俺は貴様を追い詰める……貴様が何処に居ようとな……クックックッ……」

という言葉を殺気と共にプレゼントしたら、真っ青になって慌てて逃げ出して行きました。
此処で奴をどうにかするのはたやすいが……泳がせておけば次のアジトに行くだろう?
……奴には道標になってもらおうか。

で、足止め連中を無力化して今に致る……と。

「さて……剥ぎ取りタイムといきますか」

俺はその場に居る連中の装備一式、アイテムを剥ぎ取り、魔導具『緊縛君1号』にて縛り上げて家屋の外へポーイ。
下着だけは武士の情けでそのままにしてあげました。

無論、他の部屋でのびている奴らや、外にぶっ飛ばした奴らも同様に。

その結果……。

シャドー・ナイツの鎧(制服・男女)

双剣型シャドーブレイド

大剣(通常)型シャドーブレイド

風神の杖

クレセントピアス

……等、色々なアイテムをゲットした。

シャドー・ナイツの鎧や、シャドーブレイドに関しては以前説明したので省くが………ん?
女のシャドー・ナイトも居たのかって?
ああ、居た……2、3人程度だけど。
勿論剥ぎましたが何か?
俺、女性は守る対象だと思ってるけど、男尊女卑はしない主義なんだよね〜♪
男連中は剥いでるのに、女性だけ剥がないのは不公平じゃん?

……あ、勿論下着はそのままだからな?
装備を分取っただけだから。

……幾ら何でも、無抵抗になった奴に何かする程、俺は鬼畜と違う。

まぁ、相手がクズみたいな奴なら……容赦しないがね?
フフフ……。

まぁ、それはともかく。
新しく手に入れたアイテムだが……。

『風神の杖』

風を操る力が増すという、神秘的な杖。
風の精霊王が、人間に与えたと言われている。
この杖を媒介に魔法を使うと、風属性の魔法を使った際、対象の風耐性を下げる効果がある。
つまり風属性の魔法が効きやすくなるってことだ。
杖ではあるが、込められた魔力がそれなりにある為、攻撃力自体はそこそこである。
勿論、杖なので魔法を補助する役目が主で、知力、魔法の射程、範囲、威力を補助する。

原作風に言うなら、知力+7、射程+4、範囲+2、魔法威力+10%……といった所だ。
杖としては中堅クラスの物で、値段も四桁を超えない……まぁ、一般的に見たら超高級品ではあるんだが。
この杖一本で、宿屋に何泊出来るんや!!
って、話しだ。

『クレセントピアス』

プラチナで作られた三日月型ピアスで、魔法詠唱時の精神集中を促し、魔法の効果を高めることが出来るという、杖の様な効果を持つピアス。
知力+15、射程+3、範囲+1、魔法威力+10%……。
精神魔法に対する耐性は上がるが、防御力自体は低い。
この類の物品は大概そうだが……アイテム自体に防御力があるわけではなく、込められた魔力が装備者を守る仕組みになっている。
もっとも、ピアスという形状だからか、先程述べた様に防御効果は低い。
ちなみに、値段は風神の杖より若干安い程度。
まぁ、プラチナ製だし無理からぬことだが。

他にも回復薬とか色々ゲット出来た。

「さて……次は……」

続いて、俺は家捜しを始めた。
奴らの行動に関する証拠でも無いかな……と、思っていたんだが、そんな明確な証拠を残す様な連中じゃないワケで……。

「毒消し草……ファイアニル……おっ、力のリンゴ。レアモノゲットだな」

結局、幾つかのアイテムを手に入れるだけに止まった。
ちなみに、毒消し草は敢えて説明不要だろうが、他二つを軽く……。

『ファイアニル』

炎の力を中和する魔法粉末。
身体に掛けることで、しばらくの間、炎魔法を無効化出来る。
ただし、他の魔法粉末との併用は出来ない。

他にも各属性に対応したニルがあり、それらと併用は出来ない……というワケだな。

『力のリンゴ』

果汁に、筋力を強くする成分が含まれた魔法のリンゴ。
魔導学の進歩によって生み出されたものだが、一本の木から、たった一個しか採取出来ない。
その真っ赤な実は、みずみずしく甘味。
力が漲る様な味である。

効果としてはドラ○エのちからの種と同じ様なモノ……と、考えれば分かりやすいと思う。

「さて……最後の締めに掛かるか」

俺は外に出て、呪文を詠唱し……。

「マジックガトリング」

それを家屋に放った。

手加減無しで放った無数の矢群が、家屋をボロ雑巾の様に蹂躙した。
見るも無惨な状態になった家屋を、満足気に見た後……俺は帰還したのだった。

――――その頃、イリスの身に降り懸かっている出来事など……知るよしも無く――――



**********



此処はマスターの秘密研究所……。
私は今……拘束されている。
原因は分かっている。

―――私がグローシアンたちを逃がしたからだ。

私はマスターを薬でお休みさせた後、行動を開始した。
皆さんへ簡単に事情を説明して……私の話を信じず、学院に残った方たちもおられました……しかし半数以下ではありますが、信じてくれる方もいました。
……アイリーンさんが皆さんを促してくれたのも、大きいのかも知れません。

そして夜の帳が降りる頃……私たちは行動を起こした。

森林を通って進んで行く……。
それは万が一にでも追っ手に追尾された際、それを撒くためだったのだが………私はマスターを甘く見ていたらしい。

もうすぐ街道に出る……という所で、マスターと協力関係にある男……確かグレンガルと言ったか。
彼率いる盗賊たちが立ち塞がったのだ。
マスターは私が反攻することを見越していたのだろう……。

私は皆さんを逃がす為に足止めに残った……。
しかし、アイリーンさんを始め数人も残って私と一緒に足止めをしてくれると……。

結果、残りの皆さんは逃げられましたが……私たちは捕まってしまった。

「よもやお前に裏切られるとはな……」

「マスター……」

私が思考に耽っている間に、マスターがやってきた……その顔には嘲笑が張り付いている。

「お前の愚かな行いのおかげで、数人の実験台に逃げられてしまったが……他にも代わりはおるからな。問題あるまい……それに逃げた者たちも無事では済まさん」

「……………」

始末する……ということか。
確かに、マスターのことを言い触らされたらマスターにとっては些か都合が悪い……そんなことになるくらいなら、いっそ……ということだろう。
………上手く逃げ切って欲しいですが。

「……私を処分しないのですか?」

そう、マスターは何度も言っていた。
お前の代わりなど幾らでも造れる……と。

それを恐れて、私はマスターに反攻することを躊躇った。
だが、それ以上に私は堪えられなかった。

彼らの笑顔を……優しさを……無惨にも摘み取ってしまうことを。

怖さが無いかと聞かれたら嘘になる……だが、私は自身の『心』に準じたのだ……だから、後悔はしていない。
例え、処分されようとも……。

「ふん……お前にはまだ使い道があるからな……感情という邪魔な物を覚えたお前だが、だからこそ利用価値というモノが生まれるのだよ」

マスターが私に向けて手を翳す。
……一体、何を……?

「私ほどの魔導師ならば、お前の記憶を奪い、操ることなど造作も無いことなのだよ」

「っ!!?」

記憶を……奪う……?

「もっとも、記憶を奪う……というより、一時的にその記憶を封印し、私の操り人形に戻るというのが正確だがな。よもやお前にコレを使うことになるとは思わなんだわ……では、眠るが良い。お前が眼を覚ます頃には全てが終わっている……そう、全てがな」

「あ………ぁ………」

マスターの宣言と共に、私の意識は堕ちた。
最後に脳裏に浮かんだのは……『感情』を教えてくれた……彼の……。

**********


――そんなこんなで、俺達は今、ローランディア城の謁見の間へ来ている。
次の任務を受けに来たワケだな。

「休暇は楽しめたかな?次の任務は……と言いたいところだが、そろそろ自分たちのすべきことがわかってきたであろう。そこで、今回は任務を設けないでおく。自分たちですべきことを成し、報告してくれればよい。緊急の用事があれば、こちらから呼び出す」

……ということらしい。

「全部自分で決めるなんて、なんだか調子狂っちゃうね」

ティピの言う通り、何だか肩透かしを喰らった気分だ……それだけ信頼されているのだろうが……。

「そう言えば、サンドラがお前たちに用事があると言っていたな。暇をみて行ってみるといい」

そんなワケで、俺達は謁見の間を後にし、サンドラの用事を伺いに行くことにした。
原作通りなら、ルイセの魔法実習終了の証明書が渡される筈だが……。

そんなことを考えながら、サンドラの研究所に向かった。

「マスター!」

「お母さん、来たよ」

研究所の二階にて、サンドラがバルコニーに居たのを見付けたルイセとティピが、サンドラに話し掛けた。

「休暇は終わったのですか?」

「ああ……それで、母さんから話があるそうだけど」

「ひょっとして、ゲヴェルのことで何か分かったことでも?」

サンドラの問いに答えつつ、用件を聞くカーマイン。
ウォレスはウォレスで、ゲヴェルについて何か分かったのかと、尋ねていた。

……ん?サンドラがコッチを見た……?
俺から知らされた情報を教えて良いものか……?
そんな感じの表情だな。

俺はその視線に、苦笑いで返した。
好きにすると良い……そんな感情を込めて。

「確かに幾つかの情報はありましたが……まだ、ハッキリとしたことは分かっていないのです。だから、情報が纏まり次第知らせます」

……どうやら、サンドラは俺が教えた情報は教えないつもりらしい……。
いや、グローシアンの命を賭けて封印する……という手段以外を模索してから、一気に情報を提示するつもりなのかも知れないな。

「今回呼んだのは、これを届けてほしいからです」

「届け物?」

「ええ。あなたの魔法実習終了の証明書ですよ」

「……あ」

どうやら、ルイセは自分が実習中だということをすっかり忘れていたらしく、少し照れながらも思い出した様だ。

「そうか、ルイセちゃんって、まだ実習中だったんだっけ」

「……色々あってすっかり忘れていたな」

どうやら、ティピとカーマインも忘れていたらしい……まぁ、色々ドタバタしてたから無理もないか。

「これを学院長か副学院長に渡せば、後は卒業研究だけですね」

そう言ってルイセに渡された、実習終了の証明書。

「そんなぁ……ルイセちゃん……実習終了だなんて……また差を付けられちゃったぁ〜〜……」

と、何やらショックを受けている奴も居るが……誰かは言わなくても分かるだろう?
何やら……。

「アタシも見習わないと……」

とか言っているが、見習うだけで、どうにかなるのだろうか……?
とか、考えてしまった俺は悪くない筈だ。

「そんじゃ、行きますか!」

俺はテレポートを唱え、一路魔法学院を目指すのだった。

***********

……とか言ってる間に到着。
テレポートさまさまである。

「それで、どうするんだ?」

「学院長か副学院長に証明書を渡すわけだから……とりあえず学院長室に行けば良いのかな?」

ゼノスの疑問に答えたのはラルフ。
まぁ、とりあえずは行ってみるべきか。

で、学院長室に来てはみたが……。

「学院長は席を外しております。間もなく戻られると思うのですが……」

秘書であるイリスに聞いてみると、そんな答えが返って来た。


ん……?
………なんだ?

「お急ぎでしたら、ブラッドレー副学院長に渡されると良いでしょう」

「ありがとうございます」

イリスの提案に、丁寧にお辞儀するルイセ……だが、俺は妙な違和感を感じ……それを拭い去れないで居た。

原因はイリスだ。

表情が無くなったワケじゃない。
学院長が居ないと言った時の困った様な表情や、副学院長に証明書を渡してはどうか……と、言った時の微笑みからもそれは分かる……。

ただ、それらから感じられないんだ……『感情』という物が。
まるで、得体の知れない何かが……それをトレースしている様で……。

「……どうかしましたか?」

「!?いや、何でもないよ」

不覚にも、イリス本人に話し掛けられ、少しビクッ!と、なってしまった……。
俺達はその場を離れ、副学院長室の方へ。
とは言っても、直ぐ隣なんだが……。

「すいません……副学院長はいらっしゃいますか?」

「あいにく副学院長は、本日、お休みでして……」

アリオストが尋ねると、副学院長の秘書さんが答えた。

「いらっしゃらないんですか?」

「ええ。実はこのところ、研究に没頭しているようで……」

「じゃあ、研究室に行けば会えるのか……?」

疑問を問うたルイセに答える秘書の彼。
それを聞き、カーマインは頷く様にしながら彼に問い返したが……。

「少なくともこの学院にはいないみたいです。私もいろいろと探しましたので。あとは、居るとすれば…自宅の方ではないかと……」

という答えが返って来た。

「自宅?」

「ええ。北の方にあるメディス村です」

「ありゃ、アタシの生まれ故郷だ」

ウォレスの問いに答える彼。
それを聞いて、ミーシャは軽く驚きながら呟いた。
生まれ故郷……か。
真相を知る身としては、内心苦虫を噛み潰した様な心境だな……。

「二人とも、いないみたいだね。どうしよう、ルイセちゃん?」

「……うん。困ったね……」

途方に暮れていたティピとルイセだが……。

「それでしたら、私がお預かりしましょう」

副学院長秘書とのやり取りを見ていたイリスが、自分が預かると名乗り出てくれたので、ルイセはその言葉に甘えることにした様だ。
証明書をイリスに渡していた。

……やはりイリスに違和感を感じる……何故だ……?

そんな疑問を感じながらも、俺は皆の後を追って外に出た……。

「おや、君たちは……。この前はありがとう」

そこで出くわしたのは、アイリーンさんの恋人……ニックだった。
どうやらニックはアイリーンさんに会いに来たらしい。
なんでも、アイリーンさんが欲しがっていた薬草が手に入ったので、差し入れと一緒に持ってきたのだとか……。

「それで学院長か副学院長に、彼女に会う許可をもらおうと思っているところさ」

「ふ〜ん。でも、2人とも、7階にはいなかったわよ。それに副学院長はメディス村にいるかも」

ニックの言葉に、ティピが返す。
それを聞いたニックは、一瞬思案する様に考え……。

「そうか。じゃあ、とりあえず校舎を探してみるよ……ん?お前は……」

「久しぶりだな……闘技大会以来か?」

ニックがこちらに気付いたので、軽く手を上げて答える。

「白銀の閃光じゃないか……何故ここに?」

「シ・オ・ン・だ!!……頼むからその名前で呼ばないでくれ。お願いだから!!」

一度や二度そう呼ばれるのは良い……だが、恒久的にそう呼ばれるのは辛過ぎる……厨二乙も良いとこじゃないか!?
……どうでも良いが、何で『厨二』って言うんだろうな……厨は何となく解るが……何故『二』?

「あ、ああ……済まない」

と、俺がどうでも良いことを思考している間に、ニックが謝罪してきた。
皆も何か引いている……何で?

「まぁ、良い……ちなみに、居るのは俺だけじゃないぜ?」

俺はリビエラに視線を向ける。
リビエラは少しバツが悪そうな顔をしているが……。

「君は……あの時の…………」

「……その節はどうも」

リビエラは言い争いになるのを嫌ったのか、素っ気なくそう言ったのだが……。

バッ!!

ニックの取った行動は……これでもかと言う位に頭を下げることだった。

「へっ……?」

「済まなかった!君たちの忠告も無視して、あんな態度を取ってしまって……本当に申し訳なく思っている!」

その行動に、リビエラはポカーンとした表情を浮かべ、ニックは謝罪の言葉を述べる。
その態度から、心からの謝罪なんだろう。

「君たちの言う通りだった……少しでも君たちの言葉に耳を傾けていれば、アイリーンを危険な目に合わせることも無かった……」

「あ、あの……もう良いから!私も気にしてないし……」

「……済まない。そう言ってくれると助かる」

……どうやら、蟠りは解けた様だな。
まぁ、いつまでも諍いを続けているよりはずっと良いさね。

その後、ニックは少し話した後に学院内に入って行った。
学院長か副学院長を見かけたら教えてくれと言い残して。

「アイリーンさん、元気にしているかしら……」

以前、医学について語り合ったこともあり、カレンもアイリーンさんのことを気にしている様だ。

「そうだね。遊びに行ってみようよ」

「学院のどこかに、保護されている筈だが……。一体、どこだろうな?」

そんなカレンを見て、ミーシャは提案するが……ウォレスの言うように場所が分からない……まぁ、俺は知ってるが。
さして学院に詳しくない筈の俺が、それを言うのは……なぁ?

「多目的ホールじゃないかな?しばらく、何にも使ってなかったし……」

「だが……さっきニックも言っていたが、学院長か副学院長の許可が必要なんじゃないか……?」

ルイセが場所の当たりを付けるが、カーマインが冷静なツッコミを入れる。
まぁ、誰も言わなければ俺がツッコんでいたし。

「とりあえず、駄目もとで行ってみても良いんじゃないかな?」

そうラルフが告げる。
とりあえず、行くだけなら問題無いか。

そんな訳で、ルイセの案内で多目的ホールへ。
で、多目的ホールに来たのは良いんだが……。

「ここにはグローシアンの方々が保護されておられるのだ」

「知り合いがいるんですけど、会わせていただけないでしょうか?」

「自分には許可を与える権利はない。中の人に会いたければ、学院長か副学院長に許可を貰うことだ」

案の定、カーマインの懸念が当たったワケだ。
カレンが頼んでも、この警備兵はどこ吹く風だしな。

「それにしても、最近中が静かだな。そう思わんか?」

「アタシたちにわかるわけないでしょ!」

「それもそうだな」

分かってるなら聞くなよ……という気持ちなんだろうなティピは。
……しかし、静か……か。
ホールの中からは誰の気も感じない……。
一瞬、原作の展開を思い浮かべたが、すぐに思い直す……今のイリスなら、クソヒゲの凶行を良しとはしない筈だ。
……思い悩んでは居たが、答えは出したのだから……まぁ、その答えが原作通りなら……俺はアイツを止めなきゃならないが。

そんなことを考え込むうちに、俺はずっと歩いていた様で……気付いたらアリオストの研究室前まで来ていた。

「もう、シオンさん!呼んでるのに、ズンズン歩いて行っちゃうんだから!」

「わ、悪い……」

ティピがプンスカ怒っている。
今回は全面的に俺が悪いので、素直に謝る。

「まぁ、無意識なのか、人や物にぶつからず歩くのは流石というか……」

「それで、僕の研究室に何か用なのかい?」

ラルフは俺に苦笑いを向け、アリオストは何か用事があるのか聞いてくる……。

「いや……少し考え事を、な?」

「考え事?」

む〜〜……よもやイリス……学院長秘書の様子が変だから気になっていた……なんて言えんしな。
クソヒゲについては尚更言えん!!
此処にはミーシャが居るからな……。

「いや、さっきの警備兵……多目的ホールの中が静かだ……って言ってたろ?それが気になってさ」

「それの何処が気になるんですか?」

咄嗟に出た言い訳だが、カレンが問うて来た以上、軽く説明しないとな。

「考えてもみろよ。あの多目的ホールにはグローシアンが居る筈だろう?それも複数……なのに静かだなんておかしいだろ?それに……」

「それに……なんだよ?」

俺はゼノスの問いに答える様に……続きを促した。

「あの中からは……何の気も感じなかった。ラルフは気付いていたんじゃないか?」

「うん……僕も妙だとは思ってたんだけど……」

等と話していると……。

「う〜ん……。開かないなぁ……」

そんな声が聞こえて来た……見ると、アリオストの研究室の直ぐ横にある、シャッターの様な物の前で、何やら悪戦苦闘している魔法学院の男子生徒が居た。

「どうしたんですか?」

気になったのか、ルイセが何をしてるのかを尋ねた。

「この前の夜に、ここで知らない男たちが箱を出し入れしてるのを見たんだ」

「箱?」

「ああ。大人が入れそうな大きな木箱だったよ。それも1つじゃなかったんだ。それで何を運び出したのか興味があって……」

「だが鍵がかかっていて入れない、と」

理由を話す男子生徒……その理由にティピは首を傾げるが、男子生徒は更に説明する……中に入ろうとしたが、ウォレスの言う様に鍵がかかっていて入れないらしい。

「仕方ない。諦めるとするか……う〜ん……あの薬を使えれば、姿を見られずに……………ブツブツ………」

最後に何やらブツブツ言っていたが、耳の良い俺は一字一句、全て聞こえていた。

「なんだか怪しいな」

「そうねぇ……」

「最近静かになったホール。運び出された大きな箱」

「シオンとラルフは、ホールの中から気を感じない……って、言ってたしな……」

上からウォレス、ティピ、ルイセ、ゼノスである。

「アンタ、箱の中に何が入ってたと思う?」

「……これらの情報を一つに纏めるなら、入ってたのは人間かも知れないな……」

ティピの問いに答えるカーマイン。
その答えは恐らく正解だろう……俺としてはそんなことは信じたく無いが……。

「人間っていうと、やっぱり……」

「グローシアンしか、いないでしょうね」

そうルイセの懸念とリビエラの答え……もし、原作通りなら一致する……唯一つのその答えに。

「しかし一体、何のために?」

「とにかく、徹底的に調べてみる必要があるな。そのためにも、何とかしてホールに入らねぇと」

アリオストの疑問はもっともだが、ウォレスの言う様に調べるしか無い。
……出来るなら、なるべく早く。

「警備員に見つからないで中に入る方法ってなんだろ?」

「そう言えば、さっきの生徒があの薬があれば姿を見られずに……とか言っていたが……もしかして、姿を消せる薬でもあるのか?」

ルイセを筆頭に、頭を悩ませている皆へ、ちょっとした助け舟を出す。
……と、言うのも、以前クリアノ草フラグを叩き折ってますからね……俺は。
こうでもしなきゃ気付かないだろう……と。
まさか、警備兵を昏倒させるワケにもイカンしなぁ……。

「姿が消える薬……確か、学院に在籍する教授の1人が、透明薬の研究をしていたような……」

「それだ!」

アリオストの呟きに反応を示すティピ。
後は、上手く薬を貰えるかどうか……だが、問題無い。
条件は既にクリアーされている……クリアノ草だけに…………つまらん……。

ま、まぁ、そういうワケで、俺達は学院内の薬剤研究フロアへ行き、透明薬の研究をしている教授の所に来たワケだが……。

「実は、クリアノ草という材料が足りないんだ……アレがあれば薬は完成すると言うのに……」

何でも、クリアノ草は火山の火口や、火山内部など危険な場所に生えている植物らしく、市場にも中々出回らないと言う。
この辺の火山は、ブレーム山しか無いが。
俺は此処で切り札を切る。

「クリアノ草って……コレですか?」

俺は取り出した草を教授に見せた。

「!!それは間違いなくクリアノ草……一体、それを何処で手に入れたのだね!?」

「知り合いの商人の所に流れて来たんですよ。珍しい草らしいから、興味半分で買ったんですがね」

嘘では無い。
これはローザリアにある、スキマ屋から購入した物だ。
あのオッサン……何処から仕入れて来るのか、珍しい品物を取り扱っており、順次品質を上げていきやがる。
聞いた話によると、オッサンはかつて名を馳せたトレジャーハンターだったらしく、そのツテで、豊富な人脈があるのだとか……。
他にも、スキマ屋協会なんてのもあるらしく…………話が擦れたな。

とにかく、『こんなこともあろうかと』購入しておいたのさ。

「コレで透明薬は作れませんか?」

俺は教授にクリアノ草を渡した。

「作れるとも!……まず、クリアノ草をすり潰して……ここに薬を混ぜ合わせると……」

教授が受け取ったクリアノ草を、すり鉢で細かくすり潰していき、そこに調合された液体状の魔法薬を混ぜ合わせた。

ボワン……と、小さな白煙を上げると共に、ピンクだった液体は、草木の様なグリーンになった。

「完成ーー!」

「じゃあ、それちょうだい!」

「まぁ、待て。ちゃんと効果があるか確かめてからだ……コッコカモンッ!!」

薬を完成させた教授に、せっかちなティピは催促するが、教授は実験してからだと言って………気にしない様にしていたんだが……俺達の直ぐ横に居るニワトリを呼び寄せた。
コッコと呼ばれたニワトリは、教授に言われた通り、その翼をはためかせて教授の目の前に着地……。

「ニワトリだぁ!」

「素朴な疑問なんだが……ニワトリって飛べたっけか?」

「そこは、ほら……突っ込んだら負けって奴なんだよ……多分」

ティピはニワトリが登場したことに目を丸くし、俺とラルフはどーでも良いことを語り合っていた……。

「このニワトリに、出来上がったばかりの透明化薬を一滴………」

教授は、ニワトリに透明化薬を一滴垂らした……すると、何と言うことでしょう……ニワトリの姿が薄くなっていき、その姿が完全に消えたではありませんか!

「消えた……」

カーマインがそう呟く……そこからニワトリがいなくなったワケでは無い。
それはニワトリの鳴き声が証明している。
そして……。

ゴト。

どうやら机の上のインクを零したらしく、机から床にかけてニワトリの足跡が……丁度、足跡が俺達の後ろ辺りに来た瞬間……消えた時の逆回しの様に、ニワトリが姿を現した。

「よし、成功だ!!」

その後、俺達は薬を分けて貰った。
小さな小瓶だが、全員が一回使うくらいの量はあるだろう。
作ったばかりで効果が安定しないだろうから、長時間は消えていられないと告げられたが。

教授に礼を言った俺達はその場を後にする。

そして向かったのは、多目的ホール前。

「……準備は良いか?」

「うん、大丈夫だよ」

「いつでもオッケーだよ!」

「ああ、問題ない」

「しっかし、効果は見たが……本当に効くのかね?」

「それは、実際に試してみるしか無いね」

「何だか……緊張……」

「まぁ、なるようになるさ」

「……だね」

「私も、少し緊張してしまいます……」

「こんな経験無いものね……」

上から、カーマイン、ルイセ、ティピ、ウォレス、ゼノス、アリオスト、ミーシャ、俺、ラルフ、カレン、リビエラだ。
ちなみに、透明になる魔法は存在するが……この様子だと、それを経験した者もいないらしい。

それはともかく、俺達はそれぞれ透明化薬を服用した。
すると、あのニワトリの様に姿が消えて行った。

「よし、行くぞ……」

カーマインの合図と共に、俺達は進んで行く。
途中、警備兵の横でティピが声を出しながらほくそ笑んだのが原因で、少しヒヤッとしたが……何とか気付かれずにホール内へ潜入出来た。

そして、全員ホール内に入った瞬間……。

「あ、効果が消えちゃった……」

そう、ティピの言う様に透明化薬の効果が切れたのだ。

「まぁ、全員無事にホールに入れたんだ……問題無いって」

俺はティピにそう言ってやる。
すると……。

「それもそうだねっ♪」

と言って納得していた。

「此処にアイリーンさんたちがいるのね?」

「そのはずだけど……。静かだ……」

リビエラの問いに答えたルイセ……。
確かにルイセの言う様に静かだ……そして。

「……やっぱり」

「ああ、全く気を感じない……ウォレスも分かるだろ?」

「ああ……お前たちの言う通りだな」

俺とラルフ……それにウォレスはホール内に人の気を感じられなかった。
……嫌な予感的中……か……?

「とにかく、調べよう」

カーマインに促され、俺達はホールの中を進んで行く……。

「アイリーンさん!……って、誰もいないや……」

「どうなってやがるんだ?」

俺達は周囲を見渡すが、人は何処にも居なかった……ただ一つの例外を除いて。

「あ、あれ見て、あれ!」

ミーシャが見付けたのは、舞台の直ぐ下に横たわる男……。

俺達はその男の前に集まった……。

「……息してないよ……」

「死んでるってこと?」

「……うん……」

ルイセとティピがパッと見た男の状態を判断する……。

「こいつが犯人……って事はねぇだろうな……」

「この人が犯人なら、こんな所で死んでいる説明が付きませんしね……」

ウォレスとアリオストの言う様に、この人は犯人じゃない……この人は犠牲者だ。

「この人、見たことある。確か、副学院長の知り合いの人だよ」

ミーシャがそう説明するが……俺はそれに答えることは出来なかった。
……見てしまったからだ。

男の手に握られている物を……。

「シオン……さん?」

後ろからカレンの声が聞こえるが、俺は反応せず……男に近付き、その手に握られている物を掴み取った。
それは……。

「赤いピアス……ルビーで出来てるみたいだね」

ラルフの言う様に、ルビーで出来た赤い……赤いピアス。
……アイツがよく着けていた……。

「?どうかしたかシオン?」

「いや……何でも無い」

ゼノスの問いに、平然とそう返したが……内心では違った。
……俺は保護されるのを拒んだ奴らまでは、面倒を見切れない。

コレが俺だけの問題なら良い。
だが、俺が下手に動いては、俺が保護しているグローシアン達にも危害が及ぶ可能性がある……俺が彼らを助ける際、万が一にも下手人が俺であるとバレたなら……あのクソヒゲは難癖つけてでも、俺の保護しているグローシアンを奪い盗ろうとするだろう。
……俺達を信じて着いて来てくれた彼らを、切り捨てる様な真似は出来ない。

……そう言いながらも、彼らを見捨てるのには躊躇いがあった……。
だが、俺はイリスの悩みを聞き、彼女なら……と、思ってしまった。
……彼女がもう一つの選択肢を選ぶ可能性も考慮せず……いや、考慮はしたが、それでも彼女を信じてしまった俺は……。

(コレが……お前の答えなのか……?……イリス……)

**********

おまけ1

シャドー・ナイト(女)の運命の出会い(はぁと)

私はシャドー・ナイツメンバーの一人。
突然だが、私の上司は最悪だ。
ヒステリックだし、嫌味だし……陰険で根暗。
友達が大鷲しか居ないって言うけど、アレは友達を作らないだけだ。
むしろ敵を増やしている。

そんなアイツが、見るも悲惨な状態でアジトに戻って来た時は、ざまぁ見ろ!
……って思ったけど。
多分、他の皆もそう思ってる。

そんな私達がやることは、このアジトの……そしてアイツの護衛。
まぁ、直属の部下だから仕方ないんだけど……。

いや、誰かに命令されるのは嫌いじゃないのよ?
リシャール様みたいな王様に、靴を舐めろとか言われたら舐めちゃうかも知れないし……。
……うん、自分でも理解してるけど、若干Mなのよね……私。
けど、そんな私でも選ぶ権利はあると思うの!!
リシャール様達、インペリアル・ナイツみたいな方々なら喜んでお仕えしたいけど……アイツみたいな『覇気』の覇の字も無い様な奴に隷属するのは真っ平ゴメン!

私、爬虫類系は好きじゃないし……。

そんな私に、ある転機が訪れた。
アジトに侵入者が現れ、こちらに向かっているのだと……。

「お前たちは、私が逃げるまでの時間を稼ぐのです!」

つまり、私たちに捨て石になれ……と。
……この時程、上司に恵まれていないな……と、本気で思ったことは無かったかも知れない。
賊は一人らしいが、片っ端から、あっさりと――仲間は殲滅されているらしいし……私の人生もこれまでかな?

そんな覚悟をしている内に、遂に侵入者がこの部屋にやってきた……。
その姿を見た時、私は衝撃を受けた。

……そこには『王』が居た。
銀と蒼を携えた王が……。
何やら上司が彼に怒鳴ってるが、そんなこと関係無い!
彼から滲み出る覇気が、思わず平伏したくなるような雰囲気が……彼からは発せられていた。

「宣言しよう……貴様の運命は破滅だ。俺は貴様を追い詰める……貴様が何処に居ようとな……クックックッ……」

ゾクッ!!

彼がアイツに向けて放った言葉と共に、放たれた殺気……その余波を受けた私は、言い知れぬ感覚に包まれた。
アイツは真っ青になって逃げ出したが……。

……もし、もし私にあの殺気を向けられたら……どうなってしまうんだろう……。
そう考えたら、興奮にも似た感情が込み上げて来た。

「さて……悪いがお前らには眠っていて貰おうか」

ブワッ!!

―――来たっ―――ああ、何て……凄いっ―――

その殺気を受け、私を含めた三人以外は気を失ってしまった……無理もない。
私だって、膝の震えが止まらないもの……。
他の二人だって……。
けど、この二人と違って……私には恐怖の他に、もう一つの感情がある。

それは『歓喜』……。

……別にバトルマニアとかじゃなくて。
こんな方に出会えたことに関して……ね。
だって……私、今笑ってるもの。

「……俺の気当たりに耐えたか。たいしたモノだ……が、そんな様子ではこれ以上は無理だ。大人しく降参することを勧めるぜ?」

彼の言う通り、私たちの足は震えている……けど、私は……。

「……やる気か?」

「貴方とは……違う形で会いたかった」

幾ら私でも、与えられた職務は遂行しなきゃ……。
例え、此処で朽ちることになろうとも……自分の人生に終わりを与える者が、自分の理想の相手……なんて、皮肉が効いてるけどね。

……そう言った私を見て、彼は目を丸くし……次の瞬間には優しく微笑んだ……。

(あ……こんな顔も出来るんだ……)

彼に見とれていた僅かな瞬間、彼が消えたと思った時に、首に軽い衝撃を受け、私の意識は落ちた。

次に目を覚ました時、私は外に居た。
……何故か下着姿で縛られて。
どうやら、彼がやったらしい。
周囲を見ると、同じ様な姿で転がっている同僚達が……。
みんなまだ気絶していて、私が最初に目を覚ましたらしい。

「あ…………」

私は見た……アジトだった建物の残骸を。
いや、建物だったことも分からないんじゃ無いだろうか?
………これも彼が?

ゾクゾクゥ!!

私は鳥肌が立った……こんなことまで出来る彼……そして、あの覇気と殺気の裏に見え隠れする、暖かい優しさ……。

(そうだわ!私はあの方に仕える為に生まれて来たのよ!!これこそ正に一目惚れ……ううん、運命!!だって……私、あの方になら隷属したいもの……どんな酷いことされても良いもの♪だから……私は……!!)

その後、少女は姿を消した。
救援が駆け付けた時も、彼女の姿だけは見えなかったという。

シャドー・ナイツを抜けた少女……。
彼女がどうなったのか……麗しの王には会えたのか……それはまた、別のお話……。

**********

おまけ2

逆転生者〜剣と魔法と蘇る逆転〜
※嘘予告

「犯人はイリスさんではない……真犯人は……この中にいます!!」

「「「「「「!?」」」」」」」

転生者は告げる……犯人の名を……そして追い詰める!
証拠と証言……そこに眠る微かな矛盾を暴いて!!

「わしはその時、学院におったよ。それに……」

「異議ありっ!!……マクスウェルさん。貴方がその時に学院に居る筈が無いんですよ……」

「な、なんじゃと!?」

発想を……逆転しろ!!
矛盾を……突き崩せっ!!!

「……グローシアン失踪事件の真犯人……それは……貴方だっ!!!」

「ぬぅうおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!??????」

己を信じ、その指を突き付けろ!!
そして叫べ……。

『異議ありっ!!!』

逆転生者〜剣と魔法と蘇る逆転〜

発売日未定。

**********

後書き

……ハイ、どうもお久しぶりです。
作者の神仁でございます。
え〜〜、仕事が忙しい上、この度スクーターで事故りまして、更新が遅れた次第にございます。
幸い軽傷で済みましたが……スクーター君は入院せなあかん状態に。
まぁ、その為……しばらく仕事がお休みになったので、こうして書き込みさせて戴いた次第です。
慌てず、交通安全は守ろうと誓う、神仁でした。
m(__)m



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