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No.7317の一覧
[0] グローランサー デュアルサーガ(旧題、異世界転生者の平穏)多重クロス(ネタ)[神仁](2013/12/29 20:56)
[1] プロローグ―ふわふわぴかぴか?―[神仁](2011/11/13 21:53)
[2] 第1話―チートボディなのに才能無いとか……イジメですか?―[神仁](2011/11/14 06:44)
[3] 第2話―友人・傲慢・前途多難―[神仁](2011/11/14 07:19)
[4] 第3話―ラーニングとその代償―[神仁](2011/11/20 13:11)
[5] 第4話―O・NI・I・SA・N・暴・走―[神仁](2011/11/20 20:37)
[6] 第5話―シオンVSゼノスin闘技場―[神仁](2011/11/29 18:56)
[7] 第6話―主人公補正=朴念仁?―[神仁](2011/11/29 18:51)
[8] 第7話―原作開始!―カーマインSide―[神仁](2011/11/29 19:01)
[9] 第8話―原作開始!―シオンSide―[神仁](2011/11/27 21:49)
[10] 第9話―原作開始!暗躍!!頭領、就任?―[神仁](2011/11/29 19:07)
[11] ―みにみにぐろ~らんさ~♪パーソナリティはティピと………このネタを知らない人はゲームをクリアしておまけを聞こう♪番外編です―[神仁](2009/03/18 19:49)
[12] 第10話―運命に導かれ出会いし者達―[神仁](2011/11/30 05:17)
[13] 第11話―強襲!盗賊団頭領!!―[神仁](2011/11/30 06:03)
[14] ―ラングレー兄妹の憂鬱―番外編2―[神仁](2011/12/01 17:16)
[15] 第12話―兄と妹と―[神仁](2011/12/01 17:49)
[16] 第13話―エンカウント、誤解されそうなシチュエーション―[神仁](2011/12/01 18:06)
[17] 第14話―光と光が出会う時―[神仁](2011/12/01 18:24)
[18] 第15話―影の掃討と再会―[神仁](2011/12/01 18:43)
[19] ―みにみにぐろ~らんさ~♪速報!作者はプロット変更を余儀なくされたようです。微妙にネタバレ注意―番外編3です―[神仁](2009/03/30 14:04)
[20] 第16話―それぞれの価値観と少年との出会い―[神仁](2011/12/01 19:51)
[21] ―みにみにぐろ~らんさ~♪これが出た時は作者はリアルで忙しいと思って下さいm(__)m―番外編4です。[神仁](2009/03/31 22:41)
[22] 第17話―デリス村の戦い―[神仁](2011/12/01 20:06)
[23] 第18話―宴の夜とそれぞれの想い―[神仁](2011/12/01 20:22)
[24] 第19話―邂逅…師弟で主従な二人―[神仁](2011/12/01 20:34)
[25] 第20話―闇の遣い、テレポート、ラーニング―[神仁](2011/12/01 20:56)
[26] 第21話―サンドラを救え!―[神仁](2011/12/01 21:06)
[27] ―みにみに!ぐろ~らんさ~♪パーソナリティはティピと…………アレ?―番外編5です―(楽屋裏ネタ注意)[神仁](2009/04/05 23:48)
[28] ―ジュリアン・ダグラスの憂鬱―番外編6―[神仁](2011/12/01 21:11)
[29] 第22話―魔法学院、寄り道、カレンを救え―[神仁](2011/12/03 17:14)
[30] 第23話―……慟哭……―[神仁](2011/12/03 18:36)
[31] 第24話―ラングレー家での優しい時間―[神仁](2011/12/03 22:15)
[32] ―カレンの彼への想いはマキシマム!最初からクライマックスです!―番外編7―[神仁](2011/12/03 22:23)
[33] 第25話―決意、新たに―[神仁](2011/12/04 22:16)
[34] 第26話―登場!妄想少女ミーシャ!―[神仁](2011/12/04 22:37)
[35] 第27話―ミーシャ大暴走!二人のお兄さま☆―[神仁](2011/12/04 22:51)
[36] 第28話―学院長(クソヒゲ)との邂逅―[神仁](2011/12/04 23:02)
[37] 第29話―南の遺跡、天才学者アリオストとの出会い―[神仁](2011/12/04 23:14)
[38] 第30話―いざ、フェザーランドへ!―[神仁](2011/12/04 23:27)
[39] 第31話―I Can Fly!!到着、フェザーランド!―[神仁](2011/12/04 23:37)
[40] 第32話―交渉人シオン・ウォルフマイヤー?―[神仁](2011/12/04 23:47)
[41] 第33話―ネゴシエイター・シオンの交渉内容―[神仁](2011/12/04 23:57)
[42] 第34話―妄想少女と手掛かりと闘技大会―[神仁](2011/12/05 00:07)
[43] 第35話―いざグランシル!アリオストの祖父と父親―[神仁](2011/12/05 00:21)
[44] ―ウォルフマイヤー夫妻の憂鬱……inジュリアン―番外編8―[神仁](2011/12/05 00:27)
[45] 第36話―開催!グランシル闘技大会!未然に防ごう影の企み―[神仁](2011/12/05 00:57)
[46] 第37話―準決勝……そして決勝!!激闘の果てに―[神仁](2011/12/05 04:07)
[47] 第38話―激闘!!決勝戦!!それぞれの想いと漢(おとこ)の誓い―[神仁](2011/12/05 22:33)
[48] 第39話―修羅場発生そして……魔王降臨!―[神仁](2011/12/06 19:46)
[49] 第40話―ジュリアンとの邂逅……決意と誓いと願い―[神仁](2011/12/06 19:56)
[50] 第41話―ジュリアの決意と想い―[神仁](2011/12/06 20:07)
[51] ―カレンの思考……同盟結成の巻―番外編9―[神仁](2011/12/06 20:18)
[52] 第42話―DOKI☆DOKI♪湯煙温泉紀行?―[神仁](2011/12/07 03:21)
[53] 第43話―ダニー・グレイズのフェザリアン講座―[神仁](2011/12/07 18:14)
[54] 第44話―過去の傷痕―[神仁](2011/12/07 18:37)
[55] 第45話―自覚と逃避―[神仁](2011/12/07 18:51)
[56] 第46話―歌と花とおじいさんと―[神仁](2011/12/07 19:01)
[57] 第47話―お見舞いと、情報収集と、男の約束―[神仁](2011/12/07 19:33)
[58] 第48話―女王の救出―[神仁](2011/12/07 19:48)
[59] 超・番外編……とある転生者の激闘―これで勝つる!―[神仁](2011/12/07 19:59)
[60] 第49話―シオン・ザ・ネゴシエイター再び―[神仁](2011/12/07 20:12)
[61] みにみに!ぐろ~らんさ~!微妙にネタバレ注意―番外編10―[神仁](2009/05/11 20:38)
[62] 第50話―サンドラ回復!忍び寄る影と仕官―[神仁](2011/12/07 20:34)
[63] 第51話―初任務とシオンの漫画日本昔話―[神仁](2011/12/07 20:45)
[64] 第52話―聖剣と魔剣のお話……そして新たなフラグの香り―[神仁](2011/12/07 20:56)
[65] 第53話―任務達成、初めての休暇―[神仁](2011/12/07 21:06)
[66] ―サンドラ・フォルスマイヤーの憂鬱―番外編11[神仁](2011/12/07 21:16)
[67] 第54話―シオン先生のマジカル講座!そして白々しいヒゲ―[神仁](2011/12/07 21:26)
[68] 第55話―水晶鉱山潜入……クリアノ草?いらないだろ?―[神仁](2011/12/07 21:36)
[69] 第56話―ウォレスの拳と巨人の人型―[神仁](2011/12/07 21:47)
[70] 第57話―休暇と秘書と心のしこり―[神仁](2011/12/07 21:56)
[71] 第58話―戦争勃発…忠誠と救出と月夜の晩に……―[神仁](2011/12/07 22:38)
[72] 第59話―シオンの葛藤、受け入れられた想い……―[神仁](2011/12/07 22:49)
[73] 第60話―過去との邂逅、未来への飛翔……そしてイチャラブ―[神仁](2011/12/07 23:01)
[74] 第61話―エリオット襲撃……って、何故に?計画が頓挫しそうな件―[神仁](2011/12/07 23:10)
[75] ―秘書イリスの感情―番外編12―[神仁](2011/12/07 23:15)
[76] 嘘予告!!超ネタバレ注意!『異世界転生者くんの憂鬱』[神仁](2011/12/07 23:21)
[77] 第62話―魔王再び、エリオットといけ好かないアイツ―[神仁](2011/12/07 23:33)
[78] 第63話―シオンとジュリア―[神仁](2011/12/08 18:21)
[79] 第64話―シオン先生の勉強会と、宮廷魔術師との契り―[神仁](2011/12/08 18:40)
[80] 第65話―イリスとの談話、アリオストの苦悩―[神仁](2011/12/08 19:21)
[81] 第66話―暴虐のコーネリウス―[神仁](2011/12/08 19:46)
[82] 第67話―動き出す時代……同盟と奪回―[神仁](2011/12/08 19:59)
[83] 第68話―リシャールごっことアンジェラ様と確かな証拠―[神仁](2011/12/08 20:09)
[84] ティピと!ラルフの!みにみに!ぐろ~らんさ~♪―番外編13―[神仁](2009/05/31 03:33)
[85] 第69話―暗躍するシオン……昔を思い出します―[神仁](2011/12/08 20:24)
[86] 第70話―アジト、メイド、父と母の愛と熱き血潮の漢(おとこ)達―[神仁](2011/12/08 20:47)
[87] 第71話―ジュリアのもとへ……と思いきやの四人目な件―[神仁](2011/12/08 22:24)
[88] 限りなく現実に近い嘘予告―封印されし異世界転生者―超ネタバレ注意[神仁](2011/12/08 22:36)
[89] 第72話―暗躍と説得とジュリアへの手紙―[神仁](2011/12/09 14:53)
[90] 第73話―ところ変わってカーマインSide―[神仁](2011/12/09 15:06)
[91] 第74話―情報収集、スニーキング、ティピちゃんは見た!―[神仁](2011/12/09 15:17)
[92] 第75話―対策、砦、合流―[神仁](2011/12/09 15:27)
[93] ―オズワルドの奮闘―番外編14―[神仁](2011/12/09 15:35)
[94] 超・番外編2……とある転生者の暴走―見せてやる!オリ主のチートぶりを!!―[神仁](2011/12/09 15:45)
[95] 限りなく真実に近い嘘予告―異世界転生者と並行世界の破壊者―超ネタバレ注意[神仁](2011/12/09 16:01)
[96] ティピとシオンの!みにみにぐろ~らんさ~!!―番外編15―ネタバレ注意―[神仁](2009/06/11 05:07)
[97] 第76話―戦争に策略は付き物です―[神仁](2011/12/09 16:10)
[98] 第77話―着替えと待機と死の商人―[神仁](2011/12/09 23:51)
[99] 第78話―無敵超人と策略―[神仁](2011/12/10 14:49)
[100] 第79話―同盟工作と死の商人再び―[神仁](2011/12/11 17:05)
[101] 第80話―同盟締結とGLチップス―[神仁](2011/12/11 17:23)
[102] 第81話―ベリーメロンと黒い円盤と常識の勉強―[神仁](2011/12/11 17:33)
[103] 第82話―観光地で語られる漢の挽歌と姫様との約束―[神仁](2011/12/11 17:43)
[104] 第83話―いざ、クレイン村へ―[神仁](2011/12/11 17:54)
[105] 第84話―村長との話し合いと小さなゲヴェル―[神仁](2011/12/11 18:05)
[106] 第85話―……鎮魂……―[神仁](2011/12/11 18:16)
[107] 第86話―鎮魂の祈りと信じること―[神仁](2011/12/11 18:27)
[108] 第87話―真実とシオンのお話―[神仁](2011/12/11 18:38)
[109] 第88話―レティシア姫の告白と勉強会―[神仁](2011/12/11 18:46)
[110] 第89話―カードの謎と地獄の鬼ごっこ開幕―[神仁](2011/12/11 18:54)
[111] 第90話―シオンVSグローランサーズin模擬戦―[神仁](2011/12/09 16:21)
[112] 第91話―イリスとケーキ―[神仁](2011/12/11 19:07)
[113] 限りなく実現しそうな嘘予告―異世界転生者と竜の騎士―激ネタバレ注意―[神仁](2011/12/11 19:24)
[114] 超・番外編3……とある転生者の破滅―オリ主は悪魔と手を結ぶ―[神仁](2011/12/11 19:39)
[115] 第92話―保護とチーム分け、アリオストの決意―カーマインSide―[神仁](2011/12/14 01:40)
[116] 第93話―手紙、約束、全員集合―シオンSide―[神仁](2011/12/14 17:59)
[117] ―ルイセ・フォルスマイヤーの視点―番外編16―[神仁](2011/12/14 18:05)
[118] 第94話―リビエラとカレンとサンドラと……おまけでハゲ―[神仁](2011/12/14 18:29)
[119] 第95話―甘々地獄と魔物使いのケジメ―[神仁](2011/12/14 18:58)
[120] ホップ・ステップ・嘘予告―異世界転生者とはぐれ悪魔―激烈ネタバレ注意―[神仁](2011/12/14 19:09)
[121] 第96話―最終兵器ミーシャと狂人シオンとデートな休日―[神仁](2011/12/14 20:48)
[122] 第97話―イリスの葛藤とカレンの夢と不安の影―[神仁](2011/12/14 21:10)
[123] ―イリス爆誕。シリアス&毒舌イリスさん―番外編17―[神仁](2011/12/15 01:40)
[124] 第98話―護衛とオリビエ湖と悪意の影―[神仁](2011/12/15 13:31)
[125] 第99話―ルイセの誕生日パーティー―[神仁](2011/12/16 06:41)
[126] 第100話―シオン・ウォルフマイヤー氏の極めて平穏な日常―[神仁](2011/12/16 07:06)
[127] 第101話―シオン先生の説明会と、カレンさんとの約束―[神仁](2011/12/16 13:00)
[128] ―ウォー・オブ・バーンシュタイン―番外編18―[神仁](2011/12/16 13:28)
[129] 〜if〜もしもシオンとリヒターの中身が逆だったら〜※BADEND注意[神仁](2009/11/08 23:04)
[130] 超絶嘘予告―異世界転生者と……戦国乙女?―ネタバレ注意―[神仁](2011/12/16 18:56)
[131] 第102話―暗躍する者、縛られた者―[神仁](2011/12/16 19:22)
[132] 第103話―疑惑と隠された真実―[神仁](2011/12/16 20:42)
[133] 第104話―真実と仲間―[神仁](2011/12/16 21:08)
[134] 第105話―断罪と陰り―[神仁](2011/12/16 21:39)
[135] キャラクター紹介〜第105話時点〜シオン&ラルフ[神仁](2010/01/12 16:28)
[136] 第106話―姉妹の絆―[神仁](2011/12/16 21:57)
[137] 第107話―考察、キス魔、ガチンコ訓練―[神仁](2011/12/17 02:56)
[138] 第108話―サンドラの師と触れた真実―カーマインSide―[神仁](2011/12/17 03:28)
[139] 第109話―最悪の襲来とグレンガルの最後と愛する騎士と―お触りもあるよ!―シオンSide―[神仁](2011/12/17 07:17)
[140] 第110話―闘争、脅迫、母の愛―[神仁](2011/12/17 19:10)
[141] 第111話―影の終焉、つかの間の休息―[神仁](2011/12/17 19:36)
[142] キラリと輝く嘘予告―異世界転生者のぱすちゃこんてぃにゅ〜+α放浪記―絶ネタバレ警告―[神仁](2011/12/17 19:56)
[143] 超・番外編4……とある転生者の死闘―オリ主の軌跡は自伝に残る―[神仁](2011/12/17 20:12)
[144] 第112話―決戦・バーンシュタイン―[神仁](2011/12/18 02:05)
[145] 第113話―ラルフに語られた真実と、陰謀に嵌められたシオン―[神仁](2011/12/18 15:42)
[146] 第114話―ジュリアの誓いとルイセの気持ち―[神仁](2011/12/18 18:02)
[147] 第115話―食い止められなかった凶行―[神仁](2011/12/19 16:25)
[148] 第116話―襲撃、復活、覚醒―[神仁](2010/03/04 05:17)
[149] 第117話―ペンダントと覚醒と決着へ向けて―[神仁](2011/12/19 17:46)
[150] 第118話―激突、決着、フライシェベルグ―[神仁](2011/12/20 07:12)
[151] 第119話―受けた褒美と、御前試合と、動き出すシオン―[神仁](2011/12/20 07:56)
[152] 第120話―シオンが行く!―[神仁](2011/12/20 11:53)
[153] 細部と展開が微妙に違うだけの嘘予告―異世界転生者と不屈の魔法少女―[神仁](2011/12/20 12:14)
[154] 第121話―銀の紅と銀の蒼―【15禁?】[神仁](2011/12/20 15:54)
[155] 第122話―問題児部隊とエリートと心酔する少女―[神仁](2010/05/19 23:50)
[156] 第123話―酒と休暇と触れ合う絆―【15禁?】[神仁](2011/12/21 17:52)
[157] 第124話―様々な邂逅―【15禁?】[神仁](2011/12/21 18:31)
[158] ―ジュリア・ダグラスの昔語り―番外編19―[神仁](2011/12/01 21:41)
[159] 第125話―同盟会談と新メンバーと……研修生?―[神仁](2010/09/17 00:37)
[172] 第126話―少女の願いと約束と成金―【15禁?】[神仁](2011/12/21 20:17)
[173] 第127話―シオンVS蒼天騎士団―[神仁](2011/12/22 16:25)
[174] 第128話―遅すぎた再会―[神仁](2011/12/22 17:10)
[175] なんちゃって嘘予告―異世界転生者と天体戦士―&異世界転生者と剣立つ大地―どちらもネタバレ注意―[神仁](2011/12/22 17:29)
[176] 第129話―胎動―【15禁?】[神仁](2011/12/22 17:51)
[177] 生存報告!みにみにぐろ〜らんさ〜♪―番外編20―[神仁](2013/01/02 07:42)
[178] 第130話―光と闇―束の間の祝賀会―[神仁](2013/02/17 03:00)
[179] 鋼鉄と杖の嘘予告―獣を宿した狩人と虚無の魔法使い―ネタバレ微注意―[神仁](2013/03/28 10:16)
[180] 第131話―介入―[神仁](2014/11/07 15:24)
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[7317] 第93話―手紙、約束、全員集合―シオンSide―
Name: 神仁◆ea4a46c3 ID:99adae9e 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/12/14 17:59


カーマイン組と別れた俺達は、テレポートでアジトへ飛ぶことにした。

実際、ゼメキス村長の安否も気になっていたので、俺にとってはアルカディウス王の依頼は渡りに船だった訳だが。

そんな訳で早速テレポートを使い……アジトに到着。

「これがテレポートですか……初めて体験しましたが……正直、凄いものですね」

今までに何度か聞いた台詞だが……元祖はサンドラなんだよな……原作では。
そう考えると感慨深いような気がするな。

「ようこそ我がアジトへ……って、サンドラ以外には今更だよな」

ラルフとリビエラは言わずもがな、カレンもエリオットを連れて来た時に、一緒に此処へ来ている。

「ここがそうなのですか……何と言うか、想像していたのと違って立派な屋敷ですね……それに」

「それに?」

どんな想像をしていたのか、小一時間程問い詰めたいが、続きがあるみたいなので先を促す。

「賑やかと言うか……アジトという雰囲気じゃないような……」

まぁ……隠れ家らしくは無いよな?
現状を端的に説明するなら、保護しているグローシアンの皆様が庭でバーベキューをしていらっしゃるわけで。

「確かに……これを見たらね……」

そう思うわよね……。
とは、リビエラの談。

「そう言えばシルクちゃんは……あ、居た」

シルクを探すラルフ……が、シルクは行ったり来たりしてウェイトレス的に立ち回っている。
正にメイドの鏡。

「あ!旦那様〜〜♪」

お、こっちに気付いて……地響きを起こしながら走って来たな。

ドドドドドドドドッ!!

「お帰りなさいませ、旦那様♪」

俺達の前でピタリと止まり、スゥ……っと綺麗に礼をする。
完璧だ……完璧だぞシルク!!
何が完璧かと聞かれたらry
ちなみに、もう旦那様というのは訂正しないことにした。
正直、面倒臭くなった。

「おう、ただいま。で、どうしてバーベキューをしているんだ?」

「はい、たまには自然に触れながらのお食事も良いかなぁ?と、思いまして……そう言ったら皆さん賛成してくださったので♪」

シルクは実に良い笑顔で告げてくれた。
ふむ、やはりメイドの鏡だなシルクは……我が家のメイド達と比べても、その気配りに遜色は無い。

あ、ちなみに我が家に勤めていたメイド、執事、料理人など……彼らもアジトに移って来ている。

父上は、反逆者になりたくなければ国に残る様に言ったそうだ。
勤め先も、他の信頼出来る貴族へ紹介するとか……だが、皆は父上に着いて来た。

父上や母上の人徳……なんだろうな。

まぁ、二人とも概ねフレンドリーな性格だしなぁ……。
しかもしっかり責任感はあるし……。
母上は普段はあんなだが、ちゃんと良妻なんだぞ?

家庭的にも貴族的にも。

まぁ、それはともかく。

「成程なぁ……確かに気分転換には良いかもな」

皆、事情を理解してくれているとは言え、本音は家へ帰り、家族に会いたい筈だ。
しかしそう言った気負いは見せず、普通にバーベキューを楽しんでいる。
これもシルクの心配りの賜物か。

「皆さんもお帰りなさいませ♪」

「ただいま」

「アナタは相変わらずね」

素直に返すラルフと、苦笑混じりに返すリビエラ。

「大変そうですね……お手伝いしましょうか?」

「ありがとうございます♪でも大丈夫です!私だけじゃありませんから」

カレンは手伝いを申し出たが、シルクの言う通り我が家のメイドや執事達も働いているみたいなので、概ね問題はなさそうだ。

「あの……彼女は……」

「そういえば、サンドラとは初見だったな……彼女はこの屋敷の管理を任せている聖霊で、シルクって言うんだ」

一応言っておくが、聖霊と言ってもピンクのアレではない。
どちらかと言えば、某魔装機神のバッタモ……いや、パチモ……もとい!

非常によく似たロボの方のイメージだ。

……俺は誰に言っているんだ?

「精霊……ですか?」

「聖なる霊と書いて聖霊な?元は精神的な霊と書いて精霊……だったんだが、俺と契約を交わすことで聖霊になったのさ」

これは以前にカレン達にもした説明だが、改めて説明する。
この世界(正確にはグロランⅢでの話だが)の精霊にはたいした力は無い。

精霊は言うなれば、自然界から零れるエネルギーみたいな物で、僅かな意思の様な物はあれど、明確な姿形は成されていない。
それらは長い年月を得て集まり、集合体となる……それが妖精だ。

Ⅲで主人公に着いて来ていたあの妖精――レミィが、正にそれだったりする。

このことからすると、シルクは精霊では無いことになる。
何しろ、俺がシルクと出会った時は既に今のサイズで、人の形をしていたのだから……半透明な身体ではあったが。

では何故、俺がシルクを精霊と呼んだのか?

……なんと言うか……某○神転生に出てくる精霊のイメージそのまんまだったからな……。
ウンディーネとかシルフとか……。

敢えて言うなら、シルクは精霊の突然変異だったらしい。
妖精と成すにはお釣りが来る程に膨大な数の精霊達の集合体……それでいて妖精になりきれない者……それがシルクだった。

俺達が出会ったのはこの屋敷……詳しい話はまた語ることもあるだろうから、今は語らない。

とにかく、シルクと出会った俺は契約を交わす。
シルクはその影響で、半透明な身体では無く、誰にでも見えて触れられる『肉体』を得た。
某運命的に言うなら『受肉した』……とでも言うのかな?
シルクが持っていた魔力も、莫大な物に変化しやがったし……。

「と、こんな理由があって、シルクにはこの屋敷の管理や何やらを任せているんだ」

○神転生云々や、シルクと出会った経緯を抜かして説明した。
それを聞いてサンドラは勿論、カレンもしきりに頷いていた。

「はじめまして、旦那様にお仕えしているシルクと申します」

「これはご丁寧に……私はサンドラ・フォルスマイヤーです」

と、二人の自己紹介も終わったことだし、早速お仕事を始めますか。

俺は皆を促して歩き出す……歩きながらシルクに尋ねる。

「そう言えばシルク……少し前だと思うが、ここにグローシアンの爺さんが来ただろう?」

「はい、ゼメキス様ですね?ゼメキス様は浅くは無い傷を負っていたので、急いで治療を施して、今はお部屋で安静になさっています。快方に向かっていますよ♪」

成程……確かに屋敷の方からゼメキス村長の気を感じる。
……後で会っておかないとな。

**********

それから、俺達は集まっているグローシアンの人々に挨拶をして、詳しい事情を説明。
預かっていた手紙を渡す。

やはり、家族は恋しいらしく……中には手紙を読んで泣き出す人も居た。

その後、手紙を読み終えた人達は返事を書くから届けてくれないか?
そう頼んで来た。
無論、最初からそのつもりだったので、二つ返事でOKした。

ただ、家族からの手紙はローランディアに住む人々からの物なので、バーンシュタインの人達に渡す手紙は無かった。
が、やはり家族が気掛かりだろうと思い、手紙を書いて貰えるなら、俺達の方で届けておくと伝えた。

すると、皆は喜んで俺の提案に賛成してくれた。
そして、俺達は皆が手紙を書くまで滞在していることを告げる。

食事を摂った後、皆さんは部屋に篭り手紙を書き始めた。
既に、手紙をしたためておいた人も居て、先に手紙を受け取ったりもしたが……。

俺達にもそれぞれ部屋が割り当てられ、他の皆は思い思いに寛いでいるだろう……俺?

俺は……。

「お加減はどうです?」

「お主か……おかげさまでこの通り、ピンピンしておるよ」

ゼメキス村長と面会をしていた。
言葉の通り、元気そうだな……良かった。

「村の人達も心配していましたが、詳しく説明したので、なんとか納得してくれたみたいです」

「そうか……では、早く怪我を治さなければのう……しかし、お主が無事じゃと言うことは、他の者たちも無事と言うことか……それはなによりじゃ」

「そのことですが……」

俺は事の顛末を告げる。
滝の裏の洞窟では、怪物が飼育されていたこと。
その怪物の餌が人間だったこと……そして。

「捕らえられていた村人達で、無事な者は助け出しました……ですが」

俺は村長の息子さんから預かっていたナイフを渡す。

「!……これは……」

「すみません……俺達が駆け付けた時には、もう手の施し様が無く……これを貴方に渡してくれ……と」

「そう……か……息子は逝ったのか……」

涙……。

涙を流す……。

泣き叫ぶことは無く、ただ静かに。

「老い先短いわしより早く……逝ってどうするんじゃ……親不孝者が……」

ただ…ただ…深い悲しみに包まれた村長は――涙を流す。
俺はその独白を、聞いているしか無かった……いや、聞かなければならない。

それは、俺が救えなかった……救おうとしなかった命。
だから、その言葉を聞き逃さない。
一字一句たりとも。

それが命を見捨てた俺への『罰』なのだから。


それからしばらくして……。
俺は村長に犠牲者達の墓……そして、息子さんの墓……この二つの場所を教えた。
もし村に戻ったら、墓参りをしてやってくれと。

それと、問題が解決するまで、村長にもしばらくここに滞在してもらうことになった。

とりあえず、滝の裏にあった元凶を潰したという理由もあり、説得は比較的容易だった。
村長さんが、村人の為に身体を張る必要がなくなったのだから。

「それと、今、皆さんに手紙を書いてもらっていまして……」

「ほほぅ……手紙とな?それは良い……ではわしも手紙をしたためておくかの?」

「大丈夫なんですか?」

「なんのなんの、手紙を書くくらいならお安いご用じゃよ」

笑顔で答えた村長に、俺も笑顔で返す。
それから軽く雑談をした後、その場を後にした。

――約束は……果たしたぜ――。

*********


僕は割り当てられた部屋……とは言っても、以前から使っている部屋のベットで横になっていた。

外は夕焼けの光に包まれている――。

「…………」

こうして一人で居ると考えてしまう……。
異形の怪物……ゲヴェル。
それに従う仮面の騎士……そして……その素顔。

かつて、僕はウォレスさんが仮面騎士に襲われ、利き腕と眼を失った時の夢を見た。
仮面騎士の一人が、その仮面を外し、その顔をさらけ出したのも……。

「偶然……?」

僕やカーマインと同じ顔をした彼……僕達以外にも兄弟が居た……?

「いや……」

そんな単純なことじゃない様な気がする……何か、大事な何かを見落としている様な……いや、気付こうとしてないだけなのかもしれない。

そして……僕は――ある可能性を思い付いてしまった。

ただ、その可能性は酷く曖昧な物で、正しくその通り……とは言い切れ無いのだけど。

「我ながら馬鹿馬鹿しい考えだね……」

僕かカーマイン……あるいはその両方が……。

「いや、答えが出ない考えはよそう……」

何が真実であれ、僕が僕であることは変わらないのだから……。

「さて、夕食まで時間があるし……読書でもしていようかな?」

僕が取り出したのは、シオン・ウォルフマイヤー著……『今日から君も大英雄』『今日から君も大魔導師』の、弩級編、応用編。

こういうのは、日々の研鑽が物を言うからね。
ちゃんと学んで、修練を重ねないと……。

「え〜と……魔力と気は相反する物である………」

**********


「シオンさん!」

「ん?カレンか……どうした?」

俺が庭先で、とある魔法を完成させた時、カレンがやって来た。
一体どうしたんだか……。

「窓からシオンさんが何かをしているのが見えたから……それで」

「成程な……で、何をしていたのか尋ねに来た、と?」

ハイ、とカレンが頷く。
ふむ……まぁ、知られて困ることじゃないし、良いか。

「俺は新しい魔法を開発していたんだよ」

「新しい魔法……ですか?」

「そう、新しい魔法。まぁ、アレンジとも言うけどな」

実際、全く新機軸の魔法では無く、既存の魔法を改良した魔法……だからな。
これも、俺のラーニングスキルに次ぐ能力、アレンジスキルの賜物なんだが。

マジックガトリングなんかも、これによって生み出された……なんて説明は今更だが。

「へぇ、そうなんですか……どんな魔法なんです?」

「テレポートの改良版だよ……その名も『瞬転』!!」

「しゅん……てん?」

「『瞬転』……瞬間転移の略だよ」

俺は『本気』の魔法には漢字で手短に名前を付ける。
他にも幾つか漢字で名付けた魔法がある。
………どれがどれとは言わないが。
多分、使う機会も無いだろうしな……威力が桁違いなのが多いし。
ちなみに、『瞬間移動』というネーミング案もあったが、却下した。
某DBZと被る。
効果に大差は無いが……流石にな?

「普通のテレポートとは違うんですか?」

「普通のテレポートは場所を記憶して、その場所を明確にイメージして瞬間移動をするんだが……これは場所では無く、対象の気や魔力を探知してその場に瞬間移動をする魔法なんだ」

それにノーマルテレポートは、魔力で形成された光の玉で全員を包み、その後に宙へ浮かび、次元の壁を通り抜けて移動する。

一方、この瞬転は自身や仲間を魔力の光で包み、そのまま次元の壁を通り抜けて転移する。

つまり、テレポートにあった僅かなタイムラグを、この瞬転は短縮している訳だ。

余談だが、ルイセは目印を決めてテレポートをしている為、場所のイメージもしやすいが、決まった場所にしか行けないという弊害に陥っている。

つまり、この瞬転は某瞬間移動とほぼ同じ……違いはこれが魔法だということ……位か?
テレポートは、グローシアン並の魔力を持つ者限定だが、詠唱時間がほとんど掛からない魔法だ……そのテレポートをアレンジしているので詠唱時間は同じく掛からない。
仮に詠唱時間が掛かったとしても、『詠唱時間短縮』と『高速詠唱』のスキルを併用すれば一瞬だったりするが。

「まぁ、欠点はかなりの魔力を喰うこと位か……皆既日食グローシアン並の魔力と精神力が無ければ使えないだろうし、皆既日食グローシアン……例えばルイセを例に挙げるが……例えルイセでもあまり多くの回数は使えないだろうな」

気や魔力を察知して瞬間移動する為、気や魔力を探知する感覚を物にしなければならないし、明確な目印が無い上に、テレポート以上に詠唱時間を削っている為、魔力消費量も多くなっている。

実質、俺専用の魔法と言っても良いだろう。

「まぁ、ちゃんとテストもしたから分かるけど、かなり使い勝手は良いな」

「そうなんですか?」

実は先程、試しでラルフの部屋に飛んでみた。
ラルフは本を読んでいたらしく、いきなり現れた俺を見て唖然としていた。
何故ラルフの所に……だと?
もし仮に、女性陣の所へ飛び……入浴中だったりしたら……マズイっしょ色々。

「まあね……普通のテレポートより良い感じかな?これなら戦闘でも、応用が効き易いし――」

とは言え、移動自体は普通のテレポートで充分なので、余程切羽詰まった時でもなければ使わないかも知れないがな。

「さて、皆の手紙が書き上がるのは恐らく明日……その間は何をしているか……」

恐らくカーマイン達は今日中には任務を達成するだろう……。
そうなると、一緒に休暇という訳にはいかないだろうな……。
一応アレを渡しているから、何かあれば来るとは思うが……。

「あの……また、お話を聞かせてくれますか?シオンさんのお話は楽しいですし……」

それは俺の話が面白いのでは無く、元ネタが面白いんだよな……まぁ、語り部としては嬉しいけどさ。

「そうだな……じゃあ、夕飯まで話でもしようか?……何が良いかな……」

その後、俺はカレンとお話をする。
内容はレティシアにも話した、ラングリのⅢ……その続きだ。
基本、レティシアと同じ内容なので、詳しくは省くが……。
とりあえず、ダークナイトの正体が分かる辺りまで話した。

「それから、どうなったんですか?」

「それは、また今度な?とりあえず夕食を食べなきゃ」

そろそろ夕食時なので、この話は一旦お開きにした。

「さて……それじゃあ早速……ん?」

「どうしました?……あ、アレは……」

俺達が見た先には、小さな光の玉がフワフワと飛来し、一気にそれが大きくなる。
分かる人は分かるだろうが、テレポートしてきた誰かなのだろう。
その誰かとは……。

「ふぅ、到着!」

「ルイセちゃん!?それに、皆も……」

そう、やって来たのはカーマインパーティーだ。
実は事前に、ルイセへ『転移の腕輪』を渡していたのだ。
いざという時に合流出来る様に、な?

「アタシたちの任務は終わったから、シオンさんたちの様子を見に来たんだ!」

ティピが簡潔に説明する。
アイリーンは無事に魔法学院に送り届けた……と。
……魔法学院って時点で、無事とは言えないが……腕輪まで捨てた奴まで面倒見切れない……と、言いたいが……腕輪を捨てたのはニックだしなぁ……。
なんとかしてやりたいよなぁ……。

成程、律義に様子を見に来てくれたのか……って、アリオストがいるし。

「よっ!結局、一緒に行くことにしたんだな?」

「ああ、この戦争を早く終わらせたくてね?」

でなければ、フェザリアンを真に認めさせるなんて出来ないからね……と、付け加えて。

「成程……それは確かに」

俺はそう返答する……争いに加担することを嫌っていたアリオストが、争いを無くす為に立ち上がったか。
やっぱり中々に熱い奴だな……。

「で?そっちの任務はどうなんだ?」

「ああ、それなんだが……」

ウォレスの質問に答える俺。
グローシアンの皆に知らせて手紙を渡し、今現在、返事の手紙を書いている最中で、少なくとも明日まで掛かるだろうことを……。

「だから、俺達はここに滞在しなきゃならなくてさ」

「成る程……そういうことか」

カーマインは納得した様に頷いている。

「それじゃあ俺たちも一泊した方が良いのか?」

「それは皆次第だな。一応部屋は余ってるから、泊まることは出来るが」

ゼノスの問いに答える俺。
一泊して行くか、任務報告しに行くか……その判断は皆が下すことだ。

「アタシは泊まって行きたいなぁ……だって、こんな凄いお屋敷だもん!フカフカのベット……美味しいご飯……♪」

等と言っているのがミーシャ。
ミーシャを通じてクソヒゲが覗いてる可能性があるが……だからどうした?
という話だ。
覗いていても何も出来ないだろうし……。
ミーシャを操ることは出来るだろうが、仮にミーシャを操っても、グローシアンの誰かを連れ出そうものなら、一気に怪しまれる。
クソヒゲがミーシャを俺達に同行させている理由は唯一つ。

最高のグローシュを持つルイセを見張る為……。
まぁ、そこに俺も含まれている可能性は――あるのかも知れないが……。

クソヒゲにとっては、俺やルイセの様な皆既日食グローシアンは、貴重な実験材料な筈。
つまり、この段階で無茶をして他のグローシアンへ手を出すより、油断させておいて隙を突き、優れたグローシアンを手に入れるべきだ……とか、考えているのだろうな。

実験材料に関しても、俺達の申し出を蹴ったグローシアン達がクソヒゲに保護されている筈だ…。

それで充分と考えるか、物足りないと考えるかは分からないが、少なくともミーシャを動かすことは無いだろう……。

自身が動くのも論外……なら、グレンガルとか辺りに依頼するのが無難な手だろうな……。
もっとも、グレンガルだろうが誰だろうが、敵意や害意を持つ相手は結界に阻まれ、ここまで辿り着けないだろうが。

仮に忍び込めても、そいつらは地獄を見ることになるだろう。

……というか、ミーシャ……よだれが。

「ミーシャ、よだれよだれ!」

「はっ!?つ、つい……」

ルイセに指摘され、慌ててよだれを拭うミーシャ。
まぁ、年頃の乙女にあるまじき顔だったが……見なかったことにしてやろう。

「うわ〜い♪ご馳走ご馳走♪」

と、騒いでいるのはティピだ。

結局、皆で一泊することになった。
皆にそれぞれ部屋を割り当て、簡単な荷物の整理をして、夕食の為に食堂に集うことになった。

とにかく、人数が多いので立ち食形式になったが。
皆それぞれに楽しんで居る様で、何より何より♪

*********

後書きという名の言い訳。

お久しぶりです、神仁でございます。
リアルに仕事が忙しいので、中々更新出来ず、今回やっと更新出来ました。
待っていた方(果たしているのだろうか?)は、お待たせいたしました!

……忘れ去られていないか激しく不安です。
(-.-;)

それではm(__)m



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