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No.6943の一覧
[0] 俺はドワーフ(VRMMO)習作[のなめ](2009/03/15 22:46)
[1] 俺はドワーフ 第二話[のなめ](2009/03/08 13:54)
[2] 俺はドワーフ 第三話 【修正と追加】[のなめ](2009/03/15 22:48)
[3] 俺はドワーフ 第四話[のなめ](2009/03/13 07:06)
[4] 俺はドワーフ第五話[のなめ](2009/03/15 22:44)
[5] 俺はドワーフ 第六話[のなめ](2009/03/27 00:03)
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[6943] 俺はドワーフ 第四話
Name: のなめ◆ae0415db ID:98911a80 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/03/13 07:06
目的の魔法石をあっさりGET。
通常時よりも、敵の数が多かった事がプラスに働いたみたいだ。
それに戦闘回数をある程度こなしたので、体のほうも最初に比べると違和感も感じなくなっている。
そしてたどり着きました最深部。
目の前には大きな扉があり、中から戦闘を行っている音が聞こえてくる。
「準備は良いか?」
「ああ、いつでも死に戻りの準備はOKだ。」
デスペナ上等という俺の返事に苦笑しながら、レンは扉を勢いよく開け放った。



俺はドワーフ


始めてみたボスの姿は、聞いていた通り悪魔の形をした石像だった。
でかいとは聞いていたけど、幾らなんでも俺の10倍以上ってどうよ?
現在、8人のプレイヤーがボスと戦闘中のようだ。
俺にとってこれははじめてのBOSS戦。
ハンマーを両手に持ち、気合を入れてさぁ突撃と言うタイミングで、
「おい、そこのドワーフは鍛冶屋か!!」
と、騎士の叫び声が聞こえてきた。
そうだけど、それがいったい?
「急いで、俺たちの装備を修理してくれ。装備の耐久を削るスキルを使ってきて、このままじゃ長くは持たないんだ。」
 何だって!その言葉を聴いたとたんにレンは
「俺が時間を稼ぐ。壊れそうなやつから修理に行ってくれ!」
そう言って、剣を両手で持ちボスに突撃した。
俺は取り合えず、こちらに向かってきたプレイヤーの装備の修理の準備を始めた。

「こいつを頼む」
最初に先ほどの騎士の両手剣を俺は修理に取り掛かる。
さすがボスを倒しに来るだけ、あってかなりの上物を使っているな。
「料金は幾らだ?」
修理代は終わってからまとめてくれ。
「わかった。」
はい完了っと。
「済まない、助かった」
礼は良いから次の人を頼む。
「わかった」
そう言って、またボスの方に駆けて行った。


次に現れたのは黒髪の女剣士で、装備は日本刀のような剣だ。
急いで修理し、手渡すと
「修理ありがとう。ついでに回復アイテムありますか?」
あいよー、白ポで良いか?
「はい、お願いします!」
後で、武器見せてー。

エルフのレンジャーが、ボウガンを片手に
「矢の補充をお願いしたいのですが?よろしいでしょうか?」
普通のでよければ、カートの隅っこに入ってるぜぃ。
「それで十分です」

屈強そうな重戦士が、完全に破壊された棍棒を持ちながら
「打撃系の武器が破壊されちまった。代わりになりそうなものは無いか?」
俺のハンマー使うかい?打撃補正+20%の優れものだぜ?
「後で売ってくれ!」
交渉は後でなー。

服がぼろぼろになったシスターが
「防具が壊されて、私が着れそうな服をお願いします」
 店売りのローブがありますぜー(石像GJ!半裸シスターktkr)

そんな風に何回も修理やアイテム販売を繰り返し、なんとか全員の装備を修理し終え、さぁ改めてBOSS戦に参加するぜ!
こんなこともあろうかと、持ってきていた秘密兵器!その名もモーニングスター『室伏』だ。
説明しよう、室伏とは鉄球の部分の重量を1.7倍にし、威力を2.5倍にまで高めた俺の持つ武器の中で最高威力のものだ。
まぁそのせいでバランスを度外視しされ、必要技量が通常の2倍になり、耐久が三分の一まで減ってしまったが気にしない。
室伏を肩に担いでさぁ行くぜ!っというところで、
GRYOOOOOOOOEEEEEEEEEE
断末魔の叫びを上げながらBOSSはその場で砕け散った。
BOSS戦オワタ\(^o^)/


ボスを撃破し、戦闘を行っていた彼らのテンションは最高潮。
MVPを取ったらしい騎士は、勝鬨の声を上げ、それ以外のメンバーもそれにあわせて大声を上げて喜んでいる。
レンもレンで先ほどの重戦士と、拳をあわせて互いの健闘を称えているようだ。

うん、なんだろうこの疎外感。
役に立ってなかった訳じゃないってのもわかっている。
俺がいなかったら全滅してただろうね。
俺の行動は正しかった、間違いなんかじゃない。
でもね・・・・。
いや、レンが参加していたから、俺も経験地はもらえたよ。
MVPアイテムを鑑定スキルを使用させてもらって、BOSSレアアイテムの作成方法もわかった。
騎士の人にあんたのお陰だと、お礼として修理等にかかった費用+2万Gももらえたしね。
でも・・・すこしは戦いたかったなぁ(´・ω・`)ショボーン

さて、気を取り直して、さっきの剣士の武器を見せてもらいますか。
俺も日本人だから、日本刀の重心は気になる。
後、ハンマーを売るかどうかも考えないと。
そう思い、二人のいる所に近寄ろうとしたとき、砕け散った石像のかけらに、アイテムマークが出ていることに気がついた。
他の人は気がついて無いっぽいので、とりあえずほっとくと消えるから拾っとこう。


『邪神像の影光石』を手に入れた



後書き
ボス戦に参加しようとしたらすでに終わっていた。
オンラインゲームにはよくある事です


指摘された文章を修正
日本語って難しいorz


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