始まりました学園祭。人が多くて吐きそうです。いや、香水の匂いが……パレードを見ながら思います。(コレはもうアウトなんじゃ?)恐竜とかロボとかね。結界が有るから良いけど…写真とか取ってる人が居るよ?この場合はどうなるんだろうか? アレかな? 麻帆良を出る時に劣化するとか? 映像が。一応、電子精霊も発見されてるし使い手も最低一人は居るだろうし…どうでも良いか。俺、麻帆良所属じゃないし。一応はメルディアナ所属です。仮が付く魔法使い見習いだけどね。この学園祭、ネギが勝とうが超が勝とうが俺にはもうどうでも良いです。エヴァさんと隠居するのも良いと思う様に成ってきた。絆されたかなぁ…茶々丸が居るから困る事は無いと思うんだ。メルディアナのジジイからの勅命が有ったら厳しいけど…有り得ません。俺を知ってるからね。今までの報告とかも見ているだろうし。俺が非協力的なのは伝わってるよ。「兄さーん!!」「走るな、転ぶぞ?」まぁ、3-Aの出し物ぐらいは見ていこうと思ったから誘いに乗りました。ネギと一緒にホラーハウス。ネギは大河内の方で、俺は佐々木の方。其処まで一緒じゃなくても良いでしょ?渋ったから「一人は恐いのか?」「ち、違うよ!! 兄さんが倒れないから心配なだけだよ!!」と、簡単に挑発に乗ってくれました。扱いやすいなぁ…ホラーハウス? 面白かったよ?ただねぇ…触ってこようとしてたからね。ついつい「おさわり禁止。」と、言ってしまいました。何故か抗議されました。お前等ちゃんとお化けやれよ。ホラーハウスを出ると、ネギがトランクスと上着だけでしばかれていました。アスナの拳は痛そうです。取り合えず止めて、事情を聞くと。ネギ有罪。ホラーハウス飛び出して、アスナの胸を鷲づかみ。この子のラッキースケベは何処まで行くのだろうか?「宮崎が泣くぞ?」「そうよ!! 気を付けなさい!! 本屋ちゃん泣かしたら承知しないわよ!!」「ごめんなさ~い!! 僕だって態とじゃないんですよ!!」はいはい、君はハーレムエンドに行くと思うよ? 宮崎、意外と包容力が有るっぽいし? 成長したねぇ…あの気弱な子が…俺は、其処で分かれて本命の甘味廻りに向かいます。甘い物も塩っ辛い物も大好物ですよ?最初はジャンボドラ焼きを食べる。少し離れてるけど、今日は安くなってるからね。お茶も美味しいと評判の店です。後でタツミーに自慢してやろう。食べた感想は『やられた』です。餡子と抹茶の半々とは思わなかった…どうやって造ったんだ? 店長?その後は、御腹が一杯に成ったので一服しながらノンビリと歩いてました。世界樹の近くで瀬流彦さんと遭遇。たい焼きを差し入れして最近の近状を聞きます。何故か明石と名乗るおじさんも拠ってきた。明石裕奈の父親らしいです。「あ~、そういえば大学教授の父親が居るって言ってたなぁ…だらしないとも」「あははは、いや~どうも面倒臭くてね。その点、瀬流彦君はキッチリとしてるねぇ」「い、いや…僕も変わりましたから」お? エヴァさんの言った事は護ってるみたい。昔の自分を捨てて新しい自分になったってか?カッコイイねぇ。「瀬流彦さん。明石教授に聞いたら? 後、新田先生とかに」「何を?」「結婚生活に付いて」「へぇ、瀬流彦君にも春が来たのか…良し、ドンと来い!!」じゃあねぇ「ちょ?! アギ君、火種だけ残していかないでよ!!」知りませ~ん。時計を確認すれば午後四時。意外と話し込んでたみたい。今日の最後はパフェを食べると決めている。完全予約の一品なんだぜ?タツミーとかが居るとどうしても『和』が多くなるからね。偶には『洋』のスイーツが食べたい。店に着いたら、名前を出して予約券を出す。周りの目が痛いです。主に女性からの…限定だからね。コレが狙いで麻帆良際に来る人も居るし…運が無かったと諦めなさい。ついでにレモンティーを頼んで、外で食べます。意外と人が居ないのは時間が時間だしね。皆、屋台かレストランとかで夕食中だと思うよ? だから静かに食べれるこの時間を選びました。静かだからねぇ…ゆっくりと味わえる。この甘味。スティックの香ばしい香りにサクッとした食感。堪りません。チョコもくどくないし、適量で使ってあるから飽きないです。そんな風に食べながら、目の前のリア充を眺めてます。まぁ二人の死角に居るから、気付かれないのが当たり前何だけどねぇ…見てて楽しいです。二人とも初々しい。俺には無かったぜ、こんな時期!! しかも血筋狙いだったからね…何だろう? 泣いても良いのかな?そんな時に魔力反応。ネギの様子が少しオカシイ。聞こえてきたセリフは「キスはフレンチで良いですか?」「ブフォ!!」「アレ? アギ先生!!」クソッ!! パフェ吹いたじゃねぇーか!!「あ、お構い無く。直ぐに撤退するので」男としてね…こういった場面は覗いたらいかんのですよ。悔しい、でも見ちゃう!!「コラー!! アンタも止めなさい!!」何故か怒られました。しかし、アスナ。幾らネギが好きだからといっても、邪魔はしない方が良いと思うんだ。「アギ先生!! ネギ先生は世界中の魔力で正気を失ってるんです!!」「アギも見てないで何とかしてよ!!」そんな事、言うたかて。知らんがな。でもなぁ…こういうのはチャンとした空気でやって欲しいと思う。お互いに好き有ってるんだし? ハーレムは宮崎が許せば良いだけだし? 多分許すし?「クッ!! アスナさん、先生と宮崎さんを連れて逃げてください!!」「解かった!! 行くわよアギ、本屋ちゃん!!」二人を担いで跳ぶアスナ。普通に凄いと思う。この子、無意識に気とか使ってるんじゃないの?「此処まで来れば…アギ。何か手は無いの?」「宮崎とキスさせれば良いだけだろ?」「あぅぅぅぅ!!」「そんな事したら、本屋ちゃんが死んじゃうわよ!!」「何? キスしてないの宮崎? アレだけデートっぽい事してるのに?」時間が有るなら出来るだけ一緒に居なさいと忠告したのに…根性無しどもめ。まぁ、ネギの年ならそういうモノなのか? 良く分からんけど。「だったら、対象を変えれば良いだけだと思うけど? 」「そ、ソレって…」「例えば、宮崎にする前に俺とキスしろ!! とかアスナとキスしろ!! とか 刹那とキスしろ!! とかで良いのよ。」「解かりました。兄さんと先にフレンチします」「「「え゛!!」」」振り向けばネギ。アレ? 俺ピンチ?!百話目…時は早いモノです。これからどうするか…バイトしながら資格でも取るかなぁ。此処まで来れたのも、感想をくれる読者の方々のお蔭です。さて、取りあえずは切りの良い所まで書いたら、一時停止します。修正とか加筆とかもしたいしね。ループとか書かないといけないからね。すずかのグッドエンドを書くかどうかを、ずっと悩んでいたんだ。皆の脳内保管で宜しく。オォール・ハイル!! チィラァァァウラァァ!!以下略「ゥワァ―ヨゥジョエロィ」「BIN:知らなかったのか俺はヨウジョでもいけるんだぜ?」「孔明の罠を越えたBINBINトラップ」『常に新しい萌を読者プレゼントするBIN』『地球皇帝BIN(声優は若本で)』おまけエヴァゼロ「ナァナァ御主人」「どうした、チャチャゼロ」「何デ大キク成ッテンダ?」「ん? 身体を慣らす為だ。新たに改良した魔法薬のな。この状態を固定するには、定期的に魔法薬を摂取しなくてはならない。予想では後、一週間は飲まなくてはな…」「ケケケ、大変ダナァ」「そうでもないぞ? 新たに発見したんだがな。当時の姿にも成れる。薬が効いている間に戯れに試したら出来たからな」「生理痛デウンウン言ッタ癖ニ…」「五月蝿い!! もう時期は過ぎたんだ。別荘の中に居たし、アギが薬をくれたからな」(アーア。腑抜ケチマッテ…マァ…ソレデモ良イカ)セルアカ「でねぇ…アイツは独占欲が強くて…」「そうなんですか…」(さよちゃんは違うな。包容力有るし、余り甘えられないけど…)「其処が似たのか、裕奈がお父さんっ子に成ってしまってねぇ」「嬉しいんじゃ無いんですか?」「ソレはソレ。コレはコレ何だよ…何時かは嫁に行ってしまうんだろうなぁ」(明石教授…奥さんが亡くなられても…頑張ってるんだなぁ)「瀬流彦君。君は後悔しないように、精一杯愛して上げなさい」「教授?」「僕は…後悔しっぱなしだ。あの時こうすれば。こうしていれば。まだまだ、愛し足りなかった。もっと、愛せた。そう…思ってしまう。」「……はい。でも…」「でも?」「明石教授、カッコイイですよ? 他人に、そんな事を話せる大人は中々居ないと思います」「瀬流彦君…そうか…カッコイイか。良し!! 学際が終わったら飲みに行こう!!」「是非とも!! 自慢の彼女を紹介しましょうか?」「良いねぇ。悩みが有ったら、何時でも相談しに来なさい。先輩として出来るだけ助言してあげよう!!」「宜しくお願いします!!」世界樹が発光したのはこの五分後の事だった。