何故だろう? とても悲しい何故だろう? とても楽しい何故だろう? とても寂しい何故だろう? とても嬉しいなんで…こんなに気持ちがグチャグチャになるんだろう? 答えは知らない。考えても分からない。でも、今が楽しいのは事実だ。この春雨スープも美味しいし…隣で食べてるアギも美味しそうに食べてる。烏龍茶も美味しい。暖かいくて落ち着くには丁度良い。それに、このゆったりとしている感じを味わえるなら。この不思議な気持ちも悪くは無い。私はそう思う。「何で箸を投げる」「いや…身体が勝手に? アンタだって指を絡めて何か言ってたじゃない」「…身体が勝手に」不思議な事も在るもんねぇあの二人は物凄く相性が良いのではないかと思います。僕は足元で悶えているカモ君に聞いてみる。カモ君も凄いなぁ…当った割り箸が砕けるぐらいの威力だったよ?「カモ君、何か考えたでしょ?」「か…仮契約の事を…ヘブ!!」カモ君にまた割り箸が当りました。三つ「カモ君、オイタはアカンよ?」「カモさん…不用意にその様な事は考えない方が宜しいかと」「カモさん知ってますか? イタチの肉は生臭いんですよ?」師匠!! 助けてください!! 僕はエヴァンジェリンさんに最後の希望を託します。エヴァンジェリンさんは数百年の時を生きる吸血鬼。僕には何も出来ないこの状況も何とかしてくれる筈です!!「何でアイツはあんなにオヤジの姿が似合っているんだ? 本当にナギとガトーを足して二で割った様な姿じゃないか? もうアギを屈服させるか? いやいやいや、落ち着け私。無理やりは詰まらん。茶々丸絶対に嫁にはやらん。大体アイツは私と対等だ。ソレは出来ん。しかし…噛むか? そのまま…外に出て悠久の時を…アイツなら笑ってるだろ? 薬も作り終わってるんだ。別に構わんだろ? 奴とは互いが無理やり…してるんだし? 茶々丸絶対に嫁にはやらん。いや寧ろアギを私の婿「マスター自重してください」ヘブ!!」一部聞こえませんでしたが恐かったです。じゃなくて、茶々丸さんなんていう事を!!「茶々丸さん!! なんて事を!!」「ネギ先生、アギ様とアスナさんが出てきました」「そうじゃ、無くてですね?! 師匠の機嫌が悪くなると大変な事に…」「あの…ネギ先生?」「それに、茶々丸さんは師匠の従者じゃないですか。確かに先ほどの師匠は恐かったですよ? でも、やりすぎですよ?」「いえ…あの…」此処は先生としてちゃんと注意しないと…「……見失いました」え?さてさて、今が夜ならカラオケとかビリヤードとか暇つぶしが出来るんだが…残念な事にまだ十二時ちょい過ぎ。何しようか?「何処か行きたい場所とかある?」「…考えてなかった」どうしようかねぇ…俺も考えてないよ?「アギの行きたい所で良いわよ? 私、無計画で来ちゃったし」「…散歩でもするか」ソレが良い、公園でノンビリしよう。小休憩も必要だからねぇ。後、癒し。薬草揺らしながら公園へ。此処は何気に猫が多い。子供達も多い。そして、子供と猫の仲が良い。茶々丸効果です。でも、今日は人が少ない。何か在るのか?でも、猫は寄ってきます。ベンチ座らせたアスナに群がります。俺が指示してるからねぇ。指輪の使い方が解かってきました。多分、付属の機能だと思うけど…動物の言葉がわかります。全部は無理だよ? まだ、完全に使えてないから。「うわ、ちょ…コラ、舐めないの」「好かれてるじゃないか」本当にねぇ。「ソレは嬉しいんだけど…暖かくて眠くなる」「寝ろよ。三時頃には起こしてやるから」「でも…悪いじゃない。アンタに」「目元の隈を治してから言いなさい。寝れなかったんだろ?」本当にまぁ…初々しい。思わず苦笑がでる。変な意味ではなく。もう、自分には無い物が少し羨ましくて。アスナには怒られたけどねぇ。「ちゃんと起こしてよ?」「はいはい、オヤスミ」そのままのび太君の様に寝てしまうアスナ。緊張してたんだろうなぁ。相手は俺なのに…乙女だねぇ。自販機でコーヒーを二本購入。三時まではゆっくりします。俺が寝たら起こせないからねぇ。おじさんも辛いです。「夜は…豪華に行ってやるか。まぁ、頑張れ。姫さん」ノンビリと日光浴をしている兄さんをやっとの事で発見した僕達は、直ぐに隠れる事にしました。どうやらアスナさんは眠っているみたいで、兄さんはその隣で薬草を吸いながらコーヒーを飲んでいます。「あ~アスナ、昨日良う寝れんかったみたやしなぁ。コレは仕方ないなぁ」「はい…朝も早かったですから…」「なぁ、何故か頭が痛いんだが? 何か有ったのか? 茶々丸?」「特には? マスターがアギ様を見て何か言っていたのは覚えていますが…小声過ぎたので、聞こえませんでした」「そうか? ソレにしても…アギの奴はアレだな。今の外見が精神年齢だな。」「先生は老成してますから…普段も何かと忙しそうですから、仕方が無いのでは?」「そうやなぁ…ウチもイロイロ習ろうとるさかいに…迷惑かけとるなぁ」皆さん思うところが在るみたいです。僕も少し…僕のミスでこの間もアスナさんの事で迷惑を掛けてしまいました。兄さん、ごめんなさい。「でも…アスナさん気持ち良さそうです」師匠が光の屈折を使って僕達にも見えるように、兄さん達の様子を映し出してくれているから二人の顔も見えます。あっ、アスナさんが倒れた。兄さんに「………ホンマになぁ(ウチもして貰おうかいな? 膝枕)」「………ですねぇ(一緒に住んでましたけど…こういった事全くありませんよ!!)」「緊張してたんですね。アスナさん(私はされるよりする方が好きですよ? アギ様)」「餓鬼だな(何故こうもイライラする?)」皆さんも僕と同じ気持ちみたいです。良いなぁアスナさん。何だかあの二人…「本当に…気持ち良さそうです」僕も何だか眠たく成ってきました。でも、我慢です。兄さんが時々知らない人に話し掛けられては「娘さん?」と声を掛けられて凹んでいます。兄さんの背中が煤けて見えます「……兄さん」アスナさんにも詐称薬を飲んで貰った方が良かったんじゃ?三時を過ぎる前に、良い事を考え付いた。携帯取り出しメールをして置く。向こうも話したいことが在るだろうしねぇ。話さないけど。咽が渇いたが動けない。ガッチリ服も掴まれてるしねぇ…早く時間が来て欲しい。薬草揺らしながら時計を確認。三時になったので起こす。中々起きなかったので最終手段。「あっタカミチ」「何処?! 何処に高畑先生が!!」ハヤッ!! 何この子? 本気で驚いたんですけど?「…アギ~…アンタ」「中々起きないお前が悪い。ほら、行くぞ。映画でも見よう」「っっっ!! もう…分かったわよ。何か見たいのでも在るの?」「少し前に茶々丸と見たヤツの第二弾がな…速すぎるんだよ…監督」「何それ?」「金の為なら鬼になる」「あ~…レンタルで見ようと思ってた奴だ。一回因って良い?」「それじゃあ、ネカフェで見るか。先に第二弾見せても面白くないからなぁ」最近は便利な所が増えたからね。DVD借りた後で行きました。やはりイロイロと考えさせられます。この作品。家族との絆を大切にして細々と、でも苦しい生活をする弟。家族との絆を切り捨てて、金を得て自分の幸せを掴もうとする兄。そんな二人の話。兄の周囲には誰もいない。弟の周囲には家族と仲間が多く居る。そんな二人の、互いの幸せを掴もうとするお話し。二人とも正確正反対だし…どこか兄がツンデレに見えるのは気の所為だろうか?まぁ、良いか。「おーい。晩飯行くから一寸止まれ」「え? 何処? 余りお金持って来てないわよ?」「俺が奢るに決ってんだろ? タカミチにならそうするだろうし? お前学生。俺は社会人。それじゃあ、眼を瞑って今から俺の言う事を確りと聞け」「う、うん」眼を瞑ったアスナの額に額を合わせて言う「今から、魔法を使う。周りにも気付かれない様にするから。心配は無い」「うん」「今から使う魔法は、アスナに全くの害は無い。良いか? 全くだ」「…分かったわよ」「なら、眼を開けて自分の姿を見てみろ」「うんって…顔が近いわよ!!」仕方ないだろうが、こうでもしないと出来ないんだから。そして入ったレストラン。一寸高め。でも余裕。麻帆良に来てからはイロイロと儲けが多いからねぇ…椎名とか椎名とか長谷川とか椎名とか長とか…貯金もしてます。暫くは働かなくても過ごせるのよ? おじさん。しかも、雪広グールプがオーナーの所だからハズレでは無いです。値段も少しだけ高いだけだからね。「ちょっと、本当に良いの?」「大丈夫だって、周りから見たらおっさんと二十歳過ぎの大人のカップルか、仕事の上司と部下にしか見えん」今のアスナは大人の姿です。服も少し豪華にしました。俺もね。幻術さまさまです。コースで頼んで、ワインを一本。「私、飲めないんだけど?」「舐めるぐらいで良いんだよ。」黙々と食べる…と、いう事は無く。軽く話しながら食べる。やけに質問が多いなぁ。ある程度は答えるけど…。ネカネさんとは連絡取ってるのか? とか、ちゃんと取ってるつーの。「そう言えば…ネギはちゃんとアーニャとかにも手紙出してるのか?」「アーニャって誰?」「幼馴染」出して無いようです。あの子は…その辺ちゃんとしてないから怒られるんだよ。「これ…意外と美味しいわね」「一杯しか許しません。」「は~い先生」コイツ…もう酔ってやがる。まぁ、大丈夫か? コレくらいなら…「アーニャに出すの忘れてました…」本当に忘れてたよ…怒ってるだろうなぁ。もっと早く寄越せって書かれそう。「ネギ君、アーニャって誰なん?」「僕達の一つ上の幼馴染です。ちょっと気が強くて…」良く蹴られてたなぁ…僕。「ソレよりもだ!! 何故奴等は美味い物食っていて、私達はマッ○なんだ?」「中に入ったらバレます。マスター」「そうですよ、エヴァンジェリンさん」「僕もそう思います。」「チッ!! 帰ったら覚えてろよアギ」兄さん、アスナさんもだけどお酒は二十歳に成ってからだよ!! もう、今度飲んでたら怒るからね!! 身体が弱いんだから…俺の下腹部、ビックバン。山も谷も無いです。次でデート(仮)が終わるんじゃないかなぁ…ネタが出て来ても使えないのが多い。版的に!!XXXなど書かん!!以下略「幻のBIN竜を探して」『ジェバンニの師匠、もしくは神』『天上天下BIN我独尊』『もはや世界も届かないBIN』最近Xリンクを落とそうかと考える。でもさ、イヤホンとか居るって聞いたんだけど? その辺どうなの?要らないんなら、特定の時間で狩りに出かけようかと思う。時間が有ればね。さいしょっから初めて。徒然白書さん、アッテルヨ?金の為なら死ねる→金の為なら鬼になるです。