「あの馬鹿孫は…本当にやってくれる」見た目からして高そうな机の上で筆を動かすのは、メルディアナ魔法学校の校長にして、アギとネギの祖父である。ボヤクのも仕方が無い「ネカネが卒倒しぞ? 似たような内容の手紙が二通も届くとわのぉ」原因は手紙である。しかも自分では無くネカネ・スプリングフィールドとアンナ・ユーリエウナ・ココロウァに届いた手紙。ネカネにはネギとアギの二人から。アーニャにはアギからの手紙が届き。それを読んだ二人は速攻で自分に連絡を寄越した『アギが入院した』二人とも同じ事いう。正直信じられなかったが、ネギの手紙にも同じ事が書いてあった。信じるしかない。そうなると、此方もやらなくてはならない事がある。友人を問い質すのは辛いが、コレも校長の勤め。卒業生の修行先の事で起こった事にも配慮しなくてはいけない。仕事はキッチリとする。出なくては、下の者、これからの未来を夢見る者に示しが付かない。こういった所がアギと似ているのを、本人達は知らない一週間の入院生活を終え。退院しました。アギです。入院生活は暇と言えば暇でしたが、意外とそうでも無かったです。何故かアスナは毎日見舞いに来たし、ネギも二日に一回は来たし。刹那とタツミーも来たし。ついでにモンハン持って来てくれたから良かったです。でも、困った事に以前モンハン買いに行った店で予約したのを忘れていて、家に届いたのは良い物の…要らないんだよねぇ。学園長からの侘びが来たし。気分が良かったので刹那とアスナに上げました。ついでに本体もプレゼントした。ユーザーが増えるのは嬉しいです。一番以外だったのは長谷川が見舞いに来た事だね。久しぶりに話したよ…あの子は唯一の常識人だからねぇ。ネットアイドルでコスプレイヤーだけど…サイトの方も相変らず人気らしく。女性信者から次の御香はまだかとの問い合わせが凄いらしい。ソレの相談に来た。取り合えず簡単に話して二種類出そうという結果に。甘い香りと爽快感を増したフレッシュな香りの物を出す事に決定。それと、モンハン仲間が増えました。チャチャゼロに内緒でG級の古龍に往ったぜ!!そんな一週間を過ごして、帰ってきた我が家では。タツミーが家事をしてました。「お帰り先生。今日は雑穀雑炊にしたよ」「ありがと、真名さん。まだ脂っこいのはキツイからねぇ。それと、ただいま」「オイ、飯食ッテ風呂入ッタラ狩リニ往コウゼ? 天燐ガデネェンダヨ」「はいはい」土鍋で作られた雑炊には、色取り取りではなく。人参やほうれん草、細かく切られた白菜が入っていた。ソレを茶碗に移し、手を合わせた所でインターホン。空気読めよと思いながら誰が来たかと確認すると。瀬流彦先生がお土産片手に居た。「アギ君、退院おめでとう!!」「瀬流彦さん…わざわざ、どうもありがとうございます。どうぞ、上がってください」喜んで、お招きします。だって友達だものお土産は四葉さんが作った特製スープ。ありがとうねぇ…瀬流彦さんは現在良い人が出来たので毎日が幸せだそうです。お見合いの話も漢らしく断ったそうで…パパラッチは黙らしました。弱みは握って置くものです。タツミーも女の子。人の恋話には興味が在るらしく。二人で「そこんとこどうよ?」と聞くと、恥かしそうにでも嬉しそうに話す瀬流彦さん。相坂と合わせて幸せに成って欲しいモノです。ピンポーンまた? 次は誰だよ…「は~い!! 鍵は開いてるよ!!」「おじゃましま~す」「先生、お邪魔します」「アギ君、お邪魔するえ?」「兄さん、退院おめでとう!!」「だ「カモ、貴様は帰れ」そんな!!」害獣立ち入り禁止「旦那、責めてこの札を!!」はぁ? お前この間、大学部でも盗みを働いただろうが!!しかも、余計な事ばかりペラペラと…印を絡めて一言「怨!!」「ギュワ!!」パタリと倒れて動かなくなる害獣。「兄さん…カモ君に何をしたの?」「縛ったのさ、奴の雄の象徴を」何故か内股になってプルプル震えるネギと。心なし前かがみになる瀬流彦さん男の子だから仕方が無い。潰さないだけマシだと思いな「それよりもさぁ…クックが強いんだけど?」「アスナ、クック先生は俺達に倒される為に居るんだ。村クエでフルフル虐めて、武器つくりなよ。それか協力プレイ」「え~…アイツなんか気持ち悪いのよねぇ」「あ、それじゃあ私と集会フルフル行きますか? 火炎属性の武器で楽勝ですよ? 後、罠と爆弾」「お願い刹那さん。どうしてもクックに勝ちたいのよ」俺はクック先生のご冥福を祈りますその後、カモは気絶させたまま外に放りだしてスマブラしたり、モンハンしたりと時間を潰してから、皆を帰しました。それから風呂に入って、自室でノンビリと薬草吹かしながら影に向かって一言「さっさと出てくれば良いのに…エヴァさん」ズルリと影から出てくるエヴァさん。ちょっとホラー「何、餓鬼どもばかりだとゆっくり出来ないだろう?」エヴァさんは自分の影に手を突っ込んでワインとグラスを取り出す。無言で受け取ってワインを注いで乾杯。胃が心配だけど、魔法薬も飲んでるから大丈夫なはず付き合いは大切にしないとね「何に乾杯?」「お前の退院と…そうだな。ジジイの泣き面にはどうだ?」「最高」「だろ?」少し若いワインは、フレッシュだったさてさて、軽く飲んだら別荘へ。研究研究「そういえば…ゲート禁止されてなかった?」「ジジイに認めさせた」さいですか。やっぱり強いねぇ「それで? 任せっきりに成っちゃったけど…どんな具合?」「強化型はまあまあの結果だ。やはり速さが問題だな。」「成分表は?」「コレだ」うーん…コレとコレは変えないとして……「エヴァさん、コレは…」「いや、ソレを帰ると他の成分が混ざりにくくなってだな…」「だったら、こっちのを加えて…蒸留すれば」「む? そうすると、この薬草が無駄になるぞ?」「いや、だから蒸留した後でこの魔法薬をもう一回加えなおす」「…試してみよう。それと」何?「おかえり、アギ。我等が研究室に」「ただいま、エヴァさん」「一つ聞きたいんだが…モンハンとは面白いのか?」「最高」「…私も買うか」ちょっと、出る事になったのでまた明日。一日一話は意地でも護る以下略『作者の病気は読者の元気』『水戸BIN門(読者が平伏す意味で』『一日一話だと・・・読者を欺いたBIN』『高笑いしているBINに聖剣持った勇者が俺たちの冒険はこれからだ』『次の衆院選に「BIN」氏出馬!?』『BIN叙事詩』『BINの小さな鍵』今日も茶々丸エヴァハウスで皿を洗いながら、茶々丸は気付いた「たまごでは無く、ゼクシィの方が妥当なのでしょうか?」茶々丸はそれだけ言うと、食器を拭き手を拭きコンビニに向かう「さよさん?」「茶々丸さん?! あの、コレはですね……ゴニョゴニョ」茶々丸はソレを見て一言「良い人が出来たんですね」と笑った「…はい。年上の人なんですけど…優しい人で…何処か放っておけない人で…」「家で話しましょう。時間は有りますか?」「あっ、友人に電話します。ちょっと待っててください」さよが電話している間に、ゼクシィを購入する茶々丸を見ている人物が一人居たりする「茶々丸も育っているみたいで安心ヨ。でも…少し早くないカ?」