「それじゃ、行ってきま~す」「頑張ってなぁ」「あの、行ってらっしゃい!!」「もう、怒ってないわよ。」ガチャンと扉が閉まったので、僕は電話をする事にした。『もしもし?』「あっ、兄さん? ネギです。実は相談したい事が…」電話越しに兄さんに相談する。それと、謝罪。僕の所為で迷惑を掛けてしまったから…相談事は授業に関して、兄さんが学校を辞めてから皆の成績が若干落ち気味何です。新しい数学の先生も困っていました。『授業のやり方? そんなもん、要点だけ教えてるだけだぜ?』「要点?」『俺は数学だからな、必要なのは簡単に言えば公式だ。後はそれをどう使うか。ぶっちゃけ暗記だからな。テキスト作って、十分テスト。回答・答え合わせは生徒任せ。途中途中訂正はするけど、やってたのはそれだけ。』「要点を抑えれば良いの?」でも…それだけだと、楽しくないから皆つまらないんじゃ…『俺が授業で使う時間は三十分ぐらいだ。残りの時間で好き勝手やらせてたり、どうでも良い話とかしてたぐらいだぜ? ネギは英語だから、数学みたいには行かないだろうが……実際に他の英語教師とか生徒に聞いてみたら良いんじゃないのか?』「うん、そうしてみる。ゴメンネ兄さん、僕の所為で迷惑かけて…」『仕方ないさね。俺等は十歳、まだまだ子供。これからヤレば良いんだよ。切るぞ?』「うん、オヤスミ兄さん」『はいはい、オヤスミ。後、カモに言っといて』「え?」『自重しろ』(カモ君…何したのさ?! 兄さんの声が物凄く低かったよ!!)電話を切って、実戦して見る。宮崎さん達に聞いてみよう「その前にご飯や」「はーい」「よっしゃぁ!! 紅玉でた!!」「嘘ダロ?! 尻尾切ッタノモ羽壊シタノモ俺ダゼ!!」「頭壊したの俺だもんねぇ。ルナ揃う!!」ライト使い舐めんな!!少し早めの晩御飯を食べて、準備をする。今日は、昼頃まで寝ていたので中々に体の調子が良い。左腕も違和感が無くなったしねぇ。石化解除薬は試作型が三種類完成している。単純にABCと名前を振ってあるが…改善点はまだまだ多い。実験開始は明日の夕方。エヴァさんが学校から帰ってきてからすぐに行う。本当なら、今からでも取り掛かりたいが俺自身の厄介事に決着が着いていないので明日に回した。厄介事というのは…「アイツ…マジでやるつもりかよ…」夜中に送られてきたローブである。ただのローブなら問題は無かった。ただのローブなら…「魔方陣が七十ニ…召喚陣付きローブかよ…」しかも、人が起きた瞬間に空間を割って出てきたし…正直恐かったです。別荘内で良かった。(時間が空いたら呼べって…どれだけ魔力を消費するのかも解からないって言うのに・・・)そんな事考えながらテキストを用意しているとインターフォン。以外に速いなと思いつつドアを開けると「こんばんわ」「…何しに来た…超」トラブルの種が来ました…帰ってもらおうとしたら、その後ろからアスナと刹那。空気呼んでください。「もう…良いや取り合えず上がれ」「それで、のどかを呼んだですか」「はい…僕の授業はやっぱり解かりにくいんでしょうか?」食事の後、宮崎さんと夕映さんに来て貰って質問をした。「…しいて言えば…ネギ先生の授業は普通です。でも、頑張ろうと思わせるですよ」「うん、ネギ先生が一生懸命やってくれているのが…伝わってきますから」「あ、ありがとうございます…それで、兄さんの授業はどうだったんですか?」違いが知りたい。僕は先生としても頑張らないといけないんだ「アギ先生の授業ですか?」「はい」「アギ先生の授業は…その…」何で、口ごもるんだろう? 「あの、本当の事を言ってください。宮崎さん」「その…アギ先生の授業は、解かりやすいとかじゃなくて…」「解かりやすいとかじゃなくて?」「解からないといけないんです」どういう事なんだろう?「そうです。アギ先生の授業は解からないとオカシイ様になっているんです」「どういう事ですか? 夕映さん」「テキストに答えが全て載っているんです。ソレが小テストのですから…」「アギ先生の授業は短期集中なんです」「しかも、その後で直ぐに復習やからなぁ」「このかさん?」「あんなぁ、ウチがアギ君に魔法教わってるのは知ってるやろ?」「「「はい(です)」」」このかさんの話を聞く。「そん時もな、テキストやねん。だから、ソレを貰って説明を受けたら放りっぱなしなんよ。自分で努力せな身に着かんねん。少ししたら、実践テストが在るから物凄く集中するんよ。」集中させられる授業だったっていう事なのかな?「学校の時も同じでな、回答は呼ばれた人がヤらなアカンから、考えなアカンねん。どうやったら伝わるとか、解かりやすいとか」「そうです。だから、たとえ呼ばれなくと考えないといけないですよ。しかも、頭の中で勝手に自分ならこうするとか考えるようになってしまうんです」「授業する時間も短くて…終わったら読書とかしても良いから苦に成らないんです」「そうなんですか…」兄さんもイロイロ考えてやってるんだなぁ…僕も見習わないと!! 「ありがとうございました。夜分にすみません」「あの…迷惑とかじゃないですし…大丈夫です…それに…ネギ先生とはもっとお話ししたかったですから…」「宮崎さん…」(のどか…頑張るです!!)(本屋ちゃん、ファイトや!!)アスナを超に任せて、刹那に個人授業中。現在、現代国語。この子、漢字とか古文には強いです。「国語は問題なし…歴史も大丈夫っぽいから…英語と理系だねぇ」「文法が…」「泣き言は聞きません。ほら、テキスト。さっさとやる」「…スパルタですね」「このかさんにも、スパルタですよ? 危なくない程度に(嘘)」実際は呪いも掛けたりしてます。体に直接教える…なんかエロイなぁ…実際には解呪とかさせる為にやってるんだけどね。力を借りた神様にもちゃんと供物を捧げたり、感謝の気持ちを込めてお祈りしてるから凄いのよ。あの子「先生…此処が…」「過去系使いなさい」この子は…英語苦手なんだね。解かるよ? その気持ち。元日本人ですか…生まれた異国でクイーンなイングリッシュを自然に覚えたけどね。仕方ないさ、生まれだもの…それでも、少しづつ学力は向上しているので特に文句は在りません。今日の夜食はハムサンド。水に漬けて苦味を抜いたオニオンスライス…タマネギだけどソレがアクセント。を一人三個づつにアイスティー。茶々丸に教えてもらった方法で淹れたから美味しいです。残りは復習なので、超を連れて自室へ「それで? 用件は何?」「先生に質問が有って来たヨ」質問?「で、このか。アギ先生には何を習っているんですか?」「僕も気になります」教えても…良いんかな? 特には何も言われてないし…大丈夫やろ。一応、千草姉さんに聞いとこ「ちょっと、待ってな」『千草姉さん』『何どすか? お嬢様。暫くは復習やから、アギはんの所には行ったらあきまへんよ?』『そうじゃなくてな…』『…大丈夫ですやろ? 長はんからの依頼と知ってるんやし…でも、あの事は秘密どす』『解かっとるよ? ごめんなぁ、姉さん』『良えって、風邪引かんようになぁ』「ウチが教わっとるんは、陰陽術と神道と密教と道教とかやな」「物凄く滅茶苦茶ですね」「いえ、そうでも無いです。陰陽道は色んな物から影響を受けているです。神道や密教も含まれているですよ。それで、この間の術はどうやったんですか?!」夕映はこういうの好きやなぁ…ウチも人の事言えへんけど…夜道を歩く。先生の答えは本物だ。嘘が見えなかったでも…「見えない…本当に見えないネ」あの答えはマギステル・マギを目指す者の言葉ではない。でも…「人間の答えとしては正しいかも知れないネ」『シラネ。過去を帰る気はさらさら無いしねぇ。ソレをやったら今までの俺が馬鹿みたいだし。俺はね、超』(自分が幸せなら他はどうでも良いのよ。厄介事を持ってこないかぎりは俺は何もしないし、ゴメンだ。…か)「彼方は外道よ…でも、どの魔法使いよりも人間らしいかも知れないネ」アレとは絶対に敵対しない。アレは自分に害が在るとすれば潰しに来る人間だ。成程、エヴァンジェリンが盟友と認める筈だあの人は容赦なく切り捨てる事が出来る人間だ。手段も選ばないかも知れない…何より「手が読めないヨ…どれだけ強いのかも解からないね」誰よりも警戒すべきは先生かもね今日も、何時も通りに病院に行きました俺「タバコ吸います」医者「筋肉注射逝っとく?」俺「注射が恐くてタバコが吸えるか!! 俺はニコチンを摂取するぞ!!医者!!」医者「じゃあ、注射ね」アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!と言うわけで、体調が治りました。凄いね注射。痛かったけど以下略『兄貴をリスペクトしすぎて世界に反逆した男』『神様とガチでやりあえる作者』『BIN HAZARD プレイヤー=BIN 感染者=俺ら』『BINが茶々丸を開発したそうです』『BINはもうチラ裏の調教師』「チラ裏刑事~ドS派~BIN」『ネギ、ときどき空気』それと春野さん。私はHP持ってないです。投稿はしてるけどね。ネギマfateだったらたぶん俺。プロット紛失したから続きが無いのよ。削除してもらうか検討中オマケ続・瀬流彦「さよちゃんで良いのかな?」「はい、瀬流彦先生」「先生は止めて…今の僕はただの瀬流彦だからね」「それじゃあ、瀬流彦さんですね。フフフ…こうやって男の人と話すのは初めてです。普段は一人で買い物してますから」「寮の友達は?」「私、現代常識に疎いみたいで…古いらしいんです。私服ももっと御洒落したほうが良いってよく言われます」「そうかなぁ…さよちゃんはその侭が一番だよ」再び合った女子高生。この時間だと良く合うみたいだ…何故かこの子には気兼ねなく話す事が出来る。少し、古臭い所が在るんだけど…其処がそうさせるのかも知れない最近では、さよちゃんとこうして話すのが楽しみになっている。此の侭、少し行った所でさよならだけど、元気を貰えてる気がする。今度アギ君に話してみよう。何気にこういう事はアギ君に良く相談してるなぁ今日の茶々丸「………」パラリとページを捲る。自分の可能性に驚いた物の、ソレの御蔭で私にはやる事が出来た「茶々丸…何を読んでいる」「ひよこ○ラブです」「このボケロボが!! お前にはまだ早いわ!!」「そうは言いますがマスター。準備して置くには速い方が得策です」「相手が居ないだろう!!」「いえ…将来の事を考えると速い方が良いのです。マスター…その時は子供に名前を付けてください」「私が…名付け親に…だと」「私の子はマスターの子でもあります」「私の…子?…ハッ?! ダメだ!! お前をヤル奴は私より強い事が条件だ!!」(戦力分析開始…クリア…クリア…クリア…)「未来の事ですから」「そ、そうだな!! 未来の事だな」チャチャゼロの憂鬱「クソッ…棘ジャネェ」カチャカチャと指を動かす「チィ、閃光玉ガ切レタカ…罠ハ後二つ」只管に指を動かす「捕獲ダ…ソレシカナイ」紅玉を手に入れる為には!!「アッ、充電切レタ!! 俺ノ努力ガァァァ!!」「チャチャゼロ、五月蝿い」畜生!!