螺子を巻いて貰おう。私は機械人形。でも、ただの機械人形ではない闇の福音、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルの魔導と麻帆良が誇る天才、超鈴音が作り出した。魔導と科学のハイブリット螺子を回して貰い魔力を補給する事が出来る。私にはセンサーでしか熱を感じる事が出来ない。でも、魔力なら私が感じられる。動力なのだから当たり前だ「夜分遅くに失礼します」「どうしたの? まぁ、上がりなよ」其処にアスナさん達がいた。理由を説明させると仕方が無いと思ってしまう。取り合えず「アギ様」「なに? 茶々丸?」「螺子を回して下さい」螺子を回して貰う螺子を回して下さい。茶々丸にそう言われました。回しますよ?魔力を送るんでしょ? 知ってるよソレぐらい。にしてもなぁ…エヴァさん封印解けて全力全開なのに…燃費悪いのかなぁ?(ちょっと調べてみようか? 魔力を溜めてる所に異常が有ったら大変だし)「その前に、動力部見せて。」「はい、どうぞ」工具は何処に置いたっけか…「工具は下駄箱の上の棚です」「ありがとう。ちょっと、やる事出来たから、テキストやる事、英語は真名さんが得意だから、わからなかったら聞きなさい。刹那もね。」「「はい」」「茶々丸は俺の部屋で待っててねぇ」一応、エヴァさんに連絡しておこう『エヴァさん』『どうしたアギ? 薬に不備でも有ったか?』『ソレは大丈夫。茶々丸の事なんだけど』『嫁にはやらん!!』『そうじゃなくて、動力部に問題が在るかも知れないから覗くよ? 魔道でしょ、動力部は』『何? メンテナンスは魔導、科学のドチラも欠かしてないんだが…一応、私も向かう。三十分もすれば付く』『魔法使わないの?』『ジジイが五月蝿くてな』あ~大変だねぇ…封印解けたのに『気のせいかも知れないけど…ごめんね』『気にするな、超も呼んでおく。先に作業に取り掛かってくれ』『了解』自室にて、チマチマと螺子を外す。茶々丸の指示がないと出来ませんよ。工具で足りない物は、作りました。形を変えるのなんてアーシーが居れば大丈夫。鉄だしね「…問題は無いんだけど…弄っていいのか?」コレ、改良できるよね? 西洋に東洋魔法技術が加わった上で科学と融合したら凄くね? ヤバイ、知識欲が滾って来た。どうする? 勝手にやっちゃう? 絶対にエヴァさんが怒るな…身内には甘いし。俺も人の事は言えないけど…(まだ、十分ぐらい掛るなぁ)「あの…何処かに問題が?」「ん? いや無いんだけど…改良出来そうだから、それでチョットね。魔力注入はするよ? どっちが良い? 螺子か直か?」「その…直接で」「解かった。少しそのままで居てね。エヴァさんにも意見を聞かないといけないから」「はい」手を着けて魔力をゆっくりと送る「んっ…あぁ…」「あれ? 強すぎた?」「もう少し…お願いします」少し、弱めよう。茶々丸に何か有ったら嫌だし「ふぅん?! 」「何やってんのよ!!」「モガ!!」アスナ…膝は勘弁「それで、気になって聞き耳立てたら、イヤンな声が聞こえたから吶喊したと」「ごめんなさい」いや…俺もあの声にはドキっとしたから、初心な女の子なら勘違いしても仕方が無いか首が痛い「まぁ、紛らわしかったのは認めよう。それで? テキストは?」「……赤で一杯です」チーンと効果音が聞こえそうな感じで、突っ伏している刹那と満足げなタツミー「真名さん、本場の喋りでいったでしょ?」「癖なんだよ、先生。リスニングも在るんだ、為には成るさ」仕方が無い。言語の癖は中々抜けないからなぁ…テキスト見ながら、赤ペンで単語の意味を書いて、文法はポイントを書く「赤で一杯でも、出来るじゃん。刹那より点数良いよ?」五点だけ「いや…ネギも頑張ってるからさ。私も頑張らなきゃと思って…」「それで良いんだよ。平均取れれば良いの。背伸びしたって辛いだけだよ。向上心を持つのは良い事だしねぇ」「えへへ…何かヤル気出てきた」「それじゃあ、単語帳を造れ。全部テキストに書いたから、後は教科書え出る範囲の文で解からない単語もね。そっちは辞書を引いて。刹那もだよ?」「…はい」「頑張ろうね。刹那さん!!」二人が書き取りを始めて、少ししてから、超が来た、五分遅れでエヴァさん到着。アスナと刹那には、書き取り終わったら帰るように言ったので大丈夫。戸締りはタツミーがしてくれるしね「それで、異常は有ったのか?」「無かったんだけどさ、此処の術式在るじゃない? コレを少し変えて」「? それじゃあ、駄目ヨ。其処を変えると此処の回路が…」「いや、それなら此処をこうやって変えれば…」「エヴァさんわかるの?」「お前が写した資料には私も目を通しているからな…何れは変えようと思っていたんだ」抜け目が無いねぇ。超も考えながら燃えてます。何だか漲って来た!!「此処じゃ詳しく検証できないヨ!! ラボに行くネ!!」「よっしゃぁ!! ハイブリットを造るぜ!!」「興味は尽きんな。西洋魔法に東洋魔法と最新の科学技術の融合か…直ぐに行くぞ!!」茶々丸は空気を読んで何も言わなかった。朝、隈が出来た二人と幼女が良い顔をでラボで熟睡しているのが、葉加瀬に発見された。「何で私を呼んでくれなかったんですか!!」「眼からビームは出せるようにしたぜ?」「GJ!!」アギと微妙に仲が良く成ったのはマッドだからである。ロマンなのさハプニングが有ってドキドキでした。本当にごめんね。以下略『書き込み一つで朝まで頑張るMな読者』『神魔でさえ止められない者、BIN』『Sの境地とはまさにコレのことなり BY BIN』オマケ真・茶々丸「これは?」「術式を変えてな、今までよりも少ない魔力量で動ける様になった。念の為に電力でも動く様にしてあるは代わらんが…どうだ?」「体が…柔らかいです。マスター」「当たり前だ、式神化の術を変えて組み込んで在る。時が過ぎれば、お前は擬似的な精霊、ありは妖怪化する。」「ドレほど掛るのでしょうか?」「さあな。チャチャゼロならば直ぐにでも成るが…お前なら…最低でも十年は掛るだろう。それでも破格だぞ? 私という幻想種の従者だからこその時間だ」「はい…ありがとうございます。マスター」エヴァンジェリンは初めて、茶々丸が笑うのを見た「茶々丸さんが柔らかいです!!」「だから、説明しただろうが!! お前は本当に抜けてる部分が在るな!!」「だって~今は高校の寮に居るんですよ? 解かりませんよ!!」さよが驚いたのは言うまでも無い。何気に、中学ではなく高校生活をしているさよだったりするお詫びというのもオカシイけど、小ネタ瀬流彦の恋心「ハァ…高杉さん。悪い子じゃないんだけどなぁ」見合い相手女性で困っている、瀬流彦。中学教師の彼には出会いが少ない。そんな彼にとって、見合いは嬉しい物だったが…(教え子のお姉さんだもんなぁ)頭を抱えてしまう。夕方の道でそんな事をしたら危ない人と間違われても仕方が無い「あの…大丈夫ですか?」「あっ?! スミマセンちょっと悩みがあって」「クス…少し聞いても良いですか?」ソレが、さよ・相川・アタナシアとの出会いだった。続きはみんなの妄想で!!適当な設定さよ・相川・アタナシア元、幽霊だった相坂さよである。体もホムンクルス(強化体)であり、容姿も違う。ハーフな感じの外見だが、何処と無く日本人の色が濃い。現在、ウルスラに通う一般人として暮らしている。意外な事に、エヴァンジェリンが一部の魔法具(個人的にイラナイ物)などを売った金を渡した為、それなりに金持ち。魔法は使えないが教えていないだけである。寿命も一般人と同じ程度。ホムンクルス体だが、人間と区別してもわからないレベルの物なので、医療関係でバレる心配もない。存在がバレたら危険なため、その存在を知っているのはエヴァ、アギ、茶々丸、チャチャゼロのみだが、超も知っている。エヴァンジェリンの要請を受けて、戸籍などを造った。さよがどういった存在か理解できる為である。実は、エヴァと超、茶々丸は偶に影から見守ったりしている。終り!!