この間、ネギに召喚されたアスナは全裸でタカミチと遭遇。ネギとの関係は悪化。「断る」「まだ、何も言っていません!!」ショタ長御降臨。ネギとアスナの仲直りの手伝いをするから、一緒に南の島に行きましょうと誘いに来やがった。いかねぇーよ。俺は南国の空気よりも、最近慣れて来た部屋の匂いと薬草の匂いが充満する家から出たくありません。というか、巻き込むな「アスナはは連れて行って良いから、俺は寝ます。」その日の晩、アスナが来ましたよ。延々と愚痴ってました。俺と真名さんとチャチャゼロで慰めました。御蔭で寝不足です。しかも、家に帰らず延々と俺の家でイジケテやがった!! 別荘にも入れない、エヴァさんと研究も出来やしない!!ストレスはMAXだよ!! しかも、何気にチョクチョク来る刹那さんと一緒に仕事に行ってたよ…ストレス発散に良いそうです。俺も研究したい…一応纏めてあった資料を千草さんに渡したから良いけど…気に成ります。あの人、何だかんだ言って優しいから…エヴァさんが厳しくしてくれてると思うけど「アギ先生も一緒に!!」「だが断る!!」アスナを見送り、俺と真名さんは朝食です。太極拳はやっていますよ? 額を撃たれたくないから…鮭の切身の大きな骨を竹串を使って処理した後、荒塩を振って焼く。焼いている間に味噌汁温めて、ついでに、厚揚げと青梗菜を甘く煮たヤツも暖める。「ご飯できたよー」「お茶を出してくる」朝は沢山食べたいので、漬物に梅干も出す。「私の分はどうした」「いや、何時来たのさ。エヴァさん」「ゲートでチャチャゼロの影からだが?」普通に来てよ。普通に…「何で行かなかったの? 南国なんて滅多に行かないでしょ?」「餓鬼と行っても詰まらん。近衛このかと刹那は行かせるがな、時には生き抜きも必要だろ。特に近衛にはな」「まぁ…そうだねぇ。」遊びたい盛りだしねぇ。息抜きしないとスランプになるかも知れないし…「アレ? 千草さんは?」「奴なら護衛として着いて行くそうだ。」「あ、そう」鮭を追加しないと朝食食べたらマッタリとしたくなるのが、人間という者で…真名さん達を見送った後、ゴロゴロしています。お昼は良いや…眠い。「平和だねぇ」「俺ハ退屈ダガナ」だったら、コントローラーから手を離せや。天誅してんじゃねぇよ「…はな○見たいんだけど」「後チョット…」ダメだこの人形……早く何とかしないと…チャチャゼロは風の縛鎖で縛って、転がしました。俺のテレビだ。俺が好きな番組を見る!!「ソレニシテモヨォ」「?」「オ前ノ幸セッテ、ドコカノ主婦ミタイダナ」「うぐぅ」ソレは言うなよ。そう思ってガーデニングを始めました。普段は別荘でやってるけどねぇ。お香に使う香草とかを栽培します。「オイ、コレハ何処ニ置ケバ良インダ?」「右端に宜しく。ソレは余り日の光に当てない方が良いんだよ」チャチャゼロが便利です。コイツ、何気に力持ちだからなぁ。土いじりも楽しいです。野菜でも育ててみようか? 将来の事を考えてそんな事を思っていたら、携帯に着信有り。このかさんからか…「もしもし授業は?」『もう、終わったえ? あんな、今日学校終わったら委員長達と南の島に行く事になってん』「エヴァさんと本人から聞いたよ。行って来なよ、偶にはお休みも必要ですよ?」『うん、分かった…それでなぁ、アギ君も来いひん? ウチ、アギ君とも遊びたいねん』「俺は行きません。このかさん達で行って来なさい。俺はエヴァさんと話す事も有るからねぇ…遊ぶ暇は有りませんよ」『ほうかぁ……残念やなぁ』「刹那さんと遊んできなよ。帰ってきたらまた、修行が始まるんだから」潰れて貰ったら困るの。主に貴女のお父上が恐いから『うん。それじゃ、切るえ?』「はいはい。勉強に励みなさい」携帯を切って、テーブルの上に置く「ケケケ、行ケバ良イジャネェカ。」「お前は酒が目当てなだけだろ? 俺には一門の得もねぇよ。」そして、今日は寝ません。舐めるなよ。パターン的に寝ている間に拉致されるのが目に見えてるんだよ!!「人は学ぶ物なのだよ」「オ前、本当ニ休ンダ方ガ良インジャネェカ?」黙れ人形。俺は疲れてない!! 可哀想な人間じゃないんだ!!最近、家の近所で人形の兄ちゃんと呼ばれています。原因はチャチャゼロ。だって、コイツ買い物に行く時は絶対に着いて来るんだもの。人の頭にしがみ付いて。「あらあら、アギ君。今日も買い物?」「ええ、今日は鶏肉が安かったので行って来ましたよ」「あら? 広告に載ってたかしら?」「載ってませんよ。ソコの肉屋のですから」「そうなの、それじゃあ、私も勝ってくるわ。ありがとうね」ご近所付き合いも大切です。今の人は二つ隣の小堺さんの奥さん。お子さんが今年麻帆良女子中に入学してるから、娘さんから俺の噂を聞いてたみたい。偶に、オカズを分けてくれます。魚の煮物が絶品です。今日のご飯はシンプルに鳥の塩焼き。塩コショウで下味付けて、ソースで召し上がれ。タツミーが居るから、在る程度は健康に気を付けないとねぇ。太らしでもしたら、恐いよ。ぶつ切りも買ってきてるから、これはカレーに使おう。家に帰ると、タツミーが既に帰ってきてました。刹那さんとこのかさんも居ます。「アレ? 南の島に行くんじゃないの?」「その前に、挨拶に来たそうだよ。な? 刹那」「はい、この度はお休みを頂けた御蔭でこのちゃんと遊びにいけるので」律儀だねぇ。そういう所は好きだけど「はいはい、良いから行って来なさい。休みは必要だよ。先生してるんだからそこら辺も考えないといけないの。コッチは義務を全うしてるだけ」「…はい、それと…すみません」「は?」首に衝撃を受けて、振り返った瞬間にタツミーがニヤリと笑っているのを見た「すみません先生。お嬢様の…このちゃんのお願いなんです」「だって…アギ君だって休まな倒れてまうもん」「おい、アギは捕まえたんだ。さっさと行くぞ!!」金髪幼女に従って、ロボっ子と京美人二人に、褐色の女が人形と荷物片手にマンションから出て行った。一つ異様なのは、担がれてるのが荷物だけではなく人だった事だろうそうだ、不貞寝しよう