エヴァさん家の別荘で過ごした一週間。微妙に感覚が狂っているので、フラフラします。「アギ様、ソファーに」「うん…そうする」茶々丸に支えられて、ソファーに座る「それじゃあ、ウチ等は帰ります。ありがとう御座いました」「ほななぁ。エヴァちゃん、茶々丸さん、アギ君。また明日」「おう、また、明日」「ちゃん付けは辞めろ」「このかさん、千草さん。また」帰る二人を窓から見ながら、一息ついた。「そういえば相坂は?」「「あっ?!」」新居に向かうその道で、何故かタツミーに会いました。「調子はどうなんだい?」「特には変わらないねぇ…どうしたの? 何か疲れてるみたいだけど」「少し、嫌な事を耳にしてね…決ったわけじゃないんだけど」…アレか? タツミー御用達の一つ、甘味処・あみが今月…というか今日で閉店することか?「あみが潰れちゃうもんねぇ」「? 何を言ってるんだい。アソコが潰れるわけ無いじゃないか」「いや、今日で閉店よ?」「マジで?」「マジで」手を引かれてというか、途中から担がれて甘味処・あみまで行きました。正確には拉致されました。「そんなに拗ねないでくれ、先生。白玉上げるから」「…二つ」「はいはい」白玉に嵌りました。モチモチ感と冷たさが丁度良くてねぇ……きな粉を振ってるヤツも、餡子と一緒のヤツも緑茶に合うんだよコレ「「……フゥ」」「二人とも何やっているんですか?」「見て解からないのかい? 刹那」「どう見ても和んでるだけだよ?」「いえ…私が聞きたいのはそういう事では無いんですが…良いか。この二人だし。スミマセ~ン。御手洗団子一皿下さい!!」「餡蜜追加!!」「白玉餡蜜追加!!」「まだ、食べるんですか…」何で、そんなに呆れるのさ…甘い物は脳に良いんだよ?「一寸いる?」「……一口だけ」刹那さんとタツミーと別れて帰宅。買ったばかりの真新しい部屋は、何処か殺風景だったがそんな事を気にしている暇は無かった。「何で居るの? チャチャゼロ」「御主人ガ、オ前ガ朝チャント運動スルヨウニ見張レッテサ」エヴァさん…俺を殺すつもりですか? 殺戮人形と毎日過ごせと? いあや、チャチャゼロは良いヤツだし。嫌いじゃないけど……良いか。酒飲み仲間が出来たと思えば「ケケケ、夕飯でも作ってやろうか?」「出来んの?」「斬ルダケノナラナ」「座ってテレビでも見てろ。」却下だ却下!! 台所は俺のテリトリーだしね。今日の晩御飯はとても簡単。卵と玉葱を使った味噌汁にほうれん草とキノコとベーコンのバター炒めです。軽く茹でたほうれん草を一口大に切ります。切ったら、ベーコンを切りますコレも一口大。でも、最近はコンビニで切って在るのが売ってるから便利だよねぇ椎茸は薄切りに、シメジはも切って崩す。後はフライパンにバターを敷いて、炒めながら塩コショウ。お好みで醤油を入れると香りは倍増です「でーきた」「御主人ヨリハ料理出来ルンダナ」「当たり前。これは酒のツマミにも丁度良いぞ?」「ヒヒヒ、解カッテイルジャネェカ。御主人ガ隠シテタノ持ッテ来タゼ」流石はチャチャゼロ。俺には出来ない事を平然とやってくれる!!コップ一杯飲み終わったらエヴァさんが殴りこんできた。茶々丸いなければ危なかったと思う。でも、お説教は勘弁。偶にはハメを外したいです。帰ってきた寮の部屋意外な程に広く見えた。順番的に今日の当番は刹那なので、リビングでテレビを見ながら待つ。『アギ・スプリングフィールドは死ぬ』『それはそうだろう。人は何れ死ぬよ? 超』『そうヨ。アギ先生はソレが早かっただけネ』『何時…』『今年の七月二十七日ネ。まぁ、私達の計画が成功すれば変わる未来ヨ。あの先生は面白いから、私としても死んで欲しくないネ』『何処で?』『場所は特定不明』『何故だ…持病か?』『他殺としか解かってないヨ。ただ…』『ただ…何だ?』『残酷すぎる方法だったネ。思い出しても胸糞が悪くなるヨ。ただの文字列が忌まわしいぐらいに』「……私に…何が出来る」只では寝ない!! 自愛? 自重? 母の腹に置いて来ました。 でも、今回は此処まで、流石に勉強もしないと、ヤバイから。学校に行かせて貰ってる身だしね。俺がワロタグ「生きてる次元が違います」『神龍の力すら上回るBIN』『読んでいるのなら、神様だって寝不足にしてみせる』『エミヤシロウを絶望させた最大の要因』『眠れない読者、寝かせない作者』『BIN氏に「お前達には速さが足りない」と言われたら反論出来ない』『クーガーも弟子入りする速さ』『矜持もスピーディーと賞賛』ソレと困ったチャンがwwwww『チラ裏のBIN氏がArcadia征服を企んでいるそうです』無理だから!! 寝ろよ