「君は!! 自分が何をしてしまったのか理解しているのかね!!」ガンドなんとか先生が五月蝿いです。コッチは帰ってきたばかりでキツイんですけど? エヴァさんも笑ってないで、何か言ってよ。「聞いているのか!! アギ・スプリングフィールド君!!」「え? まぁ…はい」プヒーと薬草吹かしながら、答える。ヤル気? 在りませんよ。只でさえ疲れてるのに…あ~ダリィ。そんなに吊るし上げたいの? 大人のやる事じゃねぇよ責任の擦り付け合いにつき合わせる気ですか? 薬草を取り出しもう一本。「私にも寄越せ」「だから、三百三十円で売るって」「ケチケチするな。 後でカートン買いするから、一本寄越せ」「ハイハイ」一本渡して、携帯灰皿の予備も渡す。ライター? 魔法使えよ「君は?! 大体、何でそんなに仲が良いんだ!!」「「生徒と教師が仲良かったらいけないのか?」」「プッ!!」「何を笑うのかね!! 瀬流彦先生!!」瀬流彦先生、アンタナイス帰ってきたら査問会。 俺は悪い事してませんよ?「それで、アギ先生。何か言う事は有るかの?」死ねばいいのにと言いません。チャンと我慢しています。胃が痛い。「如いて言えば。何がいけないのかと…本来なら、エヴァンジェリンさんは十二年も前に解放されてた筈ですし。何かいけなかったんですかねぇ。西の危機に学園長の孫であり、西の長の娘の近衛このかを助ける為に、呪いを誤魔化したのは学園長ですし? 俺は、魔力回復の為の吸血行為を死なない程度ならという事で許しただけですよ? 大体、最初からハワイにして置けば今回の事件は無かった筈ですよ?」「自分に落ち度は無いと?」当たり前じゃん。俺は悪い事はしてませんよ?「はい、俺は学園長や他の魔法先生方から言われてませんし禁止もされてませんよ?エヴァンジェリンに血を与えてはいけないとは。ドチラかと言うと、彼方方の失態では無いですか? 学園長先生、ガンド…ルフィーニ先生? 」「確かにそうですよ。ガンドルフィーニ先生。僕は旅館の生徒達の護衛で何も出来ませんでしたし、アギ先生が言った通りに今回の修学旅行はハワイにしておくべきだったと僕も思います。」瀬流彦先生。アンタ…常識人だったんだな。今日は奢るから飲みに行こう「なっ?! 瀬流彦先生!! 君も魔法使いならエヴァンジェリンがどういう存在なのかは解っているだろう!!」それがオカシイの。馬鹿じゃないの? このおっさん馬鹿じゃないの?「大体から、エヴァンジェリンの罪は既に時効が過ぎてますよ? 賞金も取り下げられてますし。人の過去に拘って、俺の生徒の未来を潰す気ですか? 教師の癖に」言葉に詰まるガンドル(これでいいや)に微笑みかけてやる。コッチはいい加減、イライラしてるんだ。近衛詠春から無理やり娘の事を押し付けられるし。断れない状況作ってだよ?あの人、刹那が盗み聞きしてるの知ってて話しましたよ?ハヤテ達が教えてくれたけど、他にも何人か魔法使いが潜んでましたよ? 断ったら危険な目に会いそうだったので条件付けで妥協したんだよ?冗談じゃねぇよこれ以上厄介事は嫌なんだよ。「しかし、本国は納得せんじゃろう。そこでじゃ、パ「お断りします」…まだ、何も言ってないんじゃが?」知るか「ならば、今月付けで教職を辞めましょう。今月が無理ならば夏休みに入ると同時に辞職しましょう。コッチはボロボロなんだ。本来ならば、空気の綺麗な田舎でゆっくりと暮らしたいんだよ。エヴァンジェリンとは、学園長が契約を結んでるでしょ? 麻帆良に居る限りは衣食住を提供する代わり学園護って貰ってるんでしょ?」口を閉じる学園長。ざまぁwwwwwww「クッ…アハハハハハ!! ジジイ、お前の負けだ。コイツは正論しか言っていないぞ?」当たり前です。今回の事に関しては俺に部が有る「そもそも、人が寝てる間に拉致紛いの方法で何の準備も無く敵地に送るって何事? 何回も死ぬかと思ったよ? 知ってるでしょ? 俺の魔力は一般魔法使いと同じ量で尚且つ、魔法は苦手。体を動かすのも苦手。何で送った? 英雄の息子だからか? 答えろよ」「…その通りじゃ。ネギ君を含めて君も、ナギの忘れ形見。歩み寄る使者としては最高の人材じゃった」「ふ~ん。あんた、最低だね。タカミチに頼めよ。仲間の方が良いだろうが。しかも現役。コレで終りですね? 俺は帰りますよ。教師の仕事も今月限りで止めさせて貰います。」「待つんじゃ!! どうしてもかね?」「彼方の下で働きたくありません。それでは」「私も帰るぞ? 」エヴァさんと一緒に帰りました。爆笑しながら「見たか? ジジイのあの顔!!」「最高だねぇ…読みが外れまくったってあの顔」気分は最高。テンション上がってきました。ウキウキ気分でお家に帰ると、刹那さんと千草さんが土下座して誤ってました。タツミーに事情を聞くと、やっぱり喧嘩したらしい。しかも、下らない理由で。何でも、このかに最初はどういった魔法を教えるかで争ったらしい千草さんは先に、前鬼・後鬼を作ることから。別荘の中で教えてるしねぇ。気持ちは解るよ?刹那は、癒しの魔法を最初に。このかは自分が護ると言ったらしい。うん、コレも解るよ? やっと昔の関係に戻れたんだしね。そうやって、議論している最中にタツミー餡蜜買って帰宅。テーブルの上に置いて、緑茶を持ってきたら二人が掴み合った拍子に餡蜜転倒。そのまま、ご臨終。タツミーブチギレ絨毯のシミ…取れるかなぁ。蟻とかが入ってきたら嫌だなぁ「「誠に申し訳有りませんでした!!」」「誠意が足りない!!」「…エヴァさんの別荘で寝かして貰おう」今日は、用事が有るんだ。此処までかな。次は何時になるかは解らない。何時(なんじでもいつでもドチラでも可。俺の気紛れだ!!)