絡繰さんの淹れてくれたお茶がおいしいです。人間じゃないのがとても残念です。ハァ…家主は現在、馬鹿笑いしています。まだ、戻ってきそうに無いので何でこんな事に成ったのかの説明をば「アギ先生、おかわりの方は?」あっ、ありがとぉ。絡繰さんは気が利くねぇ「ありがとう御座います。それと、茶々丸とお呼び下さい。」分かったよ茶々丸さん。俺の事も学校以外ではアギで良いから。「畏まりました。それでは続きを」ふぅ…茶が美味い最初はね、物凄い恐かったです。この辺、暗くなると恐いね。そんな中を進んでお宅訪問しました。エヴァさんの最初の一言は「良く来た英雄の息子。私を滅ぼしにでも来たのか?」でした。溢れるカリスマにヤル気を大分削られました。幼女が偉ぶってもムカつくか、微笑ましいか、可哀想な子なのか(頭が)と思われるだけなのに…気づけよ600歳。で、ヤル気を失くした俺はストレートに言いました。「ネギ襲って良いから、俺は襲うな。対価は千の呪文の情報で良い?」最初は、ポカーンと口を開いたまま硬直。この展開を予測してなかったのか、動揺して最後に「お前はマギステル・マギを目指してないのか?! というかナギは死んだだろう!!」と、ご乱心。所詮は子供の腕力と思ってたけど、舐めてました吸血鬼。満月でも無いのに力が強かったです。コレで完璧にヤル気が無くなりました。「じゃあ、良いよ。帰る」「待て!! ソレは確かなのか?」面倒臭いからもう良いよ…満月近くなったら麻帆良の外で暮らすから。カプセルホテルとかネカフェで…日本…というか故郷に帰ってきたんだから、買い物したいしね。真・ゲッターは有るだろうか? カイザーは有るだろうか? グレンラガンは有るのだろうか?エロゲも漁りたいけど今は無理か…美少女に分類される二人に、ゴミを見るような目で見られたくないし「おい!! 話すのか話さないのかドッチダ!!」「…はぁ。親父は生きてます。六年前に会いました。悪魔の軍勢を笑いながら薙ぎ倒してました。ネギが持ってるのは親父がその時に渡したものですぅ。」「…本当なんだろうな?」「ネギが持ってる杖調べろよ。闇の福音なら分かるだろ…で、協定結ぶの? 結ばないの? 誇りある悪が対価も差し出さない小物の訳ないよね?」そこでね。イライラしてたから口調がヤバカッタね。慌てて薬草吸いましたBe cool Be cool落ち着くと、エヴァさんはプルプル震えていました。ヤバイと思って逃げる準備したら。イキナリ笑い出すって何よ? スタンじいちゃん、幼女の心が分かりません「ハハハハハハハハハ!!! そうか…アイツは生きてるのか…ハハハハハ!! アギ・スプリングフィールド、夕餉の準備をさせる。今夜はご馳走してやろう!!」と言う訳で、ご飯をご馳走に成りました。茶々丸さんにレシピを貰いました。嫁に欲しいと思ったのは心の迷いと思いたい「デザートにケーキなどどうですか?」「レモンティーで、お願いします。」「畏まりました、アギ様」エヴァさん早く帰ってきてぇ…途中、「どうやって殴ってやろうか?」とか「氷の上に正座させてやるか?」とか聞こえるのが恐いです。お家に帰ってタツミーの武勇伝の続きを聞きたい。下手な映画よりも面白いしドキドキするから続きが気に成るんだよなぁ…別荘の方はキー設定しました。今の所、単独では俺と刹那さんしか入れません。タツミーは物を漁りそうで危ない。薬品は危険なんだよ? 致死のヤツも有るから。護身用に造ったんだけどね。強力過ぎて使えないんだよね…チーズケーキ、おいしいです。「それで協定だったな。私は構わないが…貴様はそれで後悔しないのか?アギ・スプリングフィールド?」「ンク…ングング・・・ハァ~。別に? 俺が襲われないならそれで良いけど?」「お前は・・・保身の為に身内を差し出すのか?」素直に答えた方が良いよね? 嘘付いてもバレそうだし。「ダメなの? 肉親って血が繋がってるだけよ? 普段は会話も無い兄弟よ? 家族愛とか兄弟愛とか腐向けの趣味は無いよ?」実際にそうでした。ネギ、勉強の虫。俺、引き込もりの研究馬鹿。家庭は崩壊してます。良く俺の事、兄とか呼べるなぁ「ほぉ…お前は自分の為に誰かを犠牲に出来るのか?」「さぁ? 度合いに因るんじゃね? 死ぬほど人を愛した事なんてないし? まぁ、ネギなら大丈夫でしょ。闇の福音は女・子供は殺さないんでしょ?」「もしが有るかも知れんぞ? ナギへの恨みは売りたい程あるからな。」「それなら、エヴァンジェリンはただの外道だったていうだけでしょ? 俺は死なないし・・・帰れるし」「貴様は…本当に…いや、だからか? かなり似てる所があるし…」何ぼやいてるの? 痴呆か? 吸血鬼もなるのか? そう言えばこの世界にGSのマンガとアニメは存在するのだろうか? アシュ編がまた見たいなぁ…「おい!! 私の話を聞いてるのか?!」「聞いてますよぉ~。取り合えず、俺は襲わないでOKなんでしょ?」「ま、まあそうだが・・・なんか調子狂うな…」「あっ、それと一つサービス。」「サービス?」「エヴァンジェリンさんをこの地に縛ってるのは、親父の魔法だけど。力を抑えてるのはまた別の物。そんじゃあね。」ドアを開けて、お家に帰る。寮の前に着くと、一匹の蝙蝠が手紙を落としてドッカに行った。開けてみると名前で呼ぶ事を許した覚えは無い!! まぁ、今回はサービスしてやるツンしかないツンデレなのか?対象外だから良いけど…超と葉加瀬に頼んだら茶々丸作ってくれるかなぁ…あいつ等なら遺伝子培養とか出来そうじゃね?無理だと思うけどねぇ…協力してくれそうに無いし。そんな事思いながら、部屋に戻ると。風呂上りのタツミーと刹那が、ボディーガードを見てました。刹那が震えながら「私だって・・・私だって…」と言ってました。その日の夜は俺の奢りで焼酎を二本購入しました。刹那はザルでした。俺とタツミーは別荘行きになりました。この子の将来が少し心配になりました。追記、別荘でルパンのDVD見てたら怒られました。マモーはビデオでしか持ってないんだよタツミー電力は雷の精霊さんのハーリー(ハリネズミ型)が居るので問題無しです。そう言えば…血液使わなかったなぁ…五年も前から増血剤飲んでは栄養取って、保存してたのに…何時か使えるかなぁ…勿体無いし。触媒にでも使おうかなぁ誰か俺を止めてくれ