武道大会会場に着きました。遠目でネギを確認。タカミチを確認。犬を確認。直ぐにその場から逃げました。関わりたく無いです。絶対に巻き込まれそうなんだもの。そのまま、自分の席に行こうとしたら茶々丸と遭遇。「アギ様…此方へどうぞ」席を探そうかと思っていた所にそう言われたのでホイホイと着いて行く。いや、人混みで酔ってグロッキーだったので……そしたらね、オカシナ事に…「さぁ、始まりました麻帆良武道大会!! 優勝するのは誰か!!」ジャッジ朝倉が元気です。何時の間にやら俺は実況席の茶々丸の隣に居ます。御丁寧に俺のマイクまで用意して有るよ? 何なの? この流れ? 俺も喋らなきゃ行けないの? タツミー負けたら帰るよ?そう言ったらソレでもOKだそうです。逃げられません。取り合えず薬草に火を点けて落ち着きます「アギ様、灰皿です」「ありがとねぇ…最初の試合は?」「犬上小太郎VS佐倉愛衣さんです。」え? 予想を立てないといけないの? 豪徳寺さんがやってよ「まぁまぁ、そう言わずに。」「それじゃあ…犬上に一票」「アギ様…トトカルチョはどうしますか?」「…違法じゃないの?」予想通りに犬っ子圧勝。アレじゃ俺も勝てないです。近接だったらねぇ。俺は魔法使い型ですから…たぶん…きっと…でねぇ…今、二回戦目何だけど…ものっそい見られてる。クウネルに。舐め回す様な視線に鳥肌が立ちます。気持ち悪いなぁ…接触する機会は今の所無いから気を付けないと…確か、アレがアル…ビレオだったよな。何だっけ? 確か物凄く悪い趣味が有ったような気が…そうだ!! 人生の収集!! 半生だったか? 確かソレだ!! ヤバイな…ソロモン関係はバレたらアウト。精霊関係もだ…何よりも、俺の計画がバレるのは不味い。アレとは絶対に関わらない方針で行かないと…アレの本体は確か図書館島の地下だったよな。手持ちの道具で逃げられるかどうかだ…アレが分身体ってのが厄介だ。物理的な攻撃は殆ど無効だろうし…腐食の薬は持って来てない。危なすぎるから…アレにも影が在るから縛るか? いや…無理やり力任せに破られる可能性のが高いか。チクセウ…もしもの時は逃げの一手だけど…アレに付き纏われたりするのも嫌だ。「見事なカウンター!! 一撃で決りました!! 勝者クウネル!!」結果は見えてたしねぇ…攻めれば良いってモノじゃないよ。次の試合に興味は無く。適当な事言ってお茶を飲んでました。そして…第四試合。タツミーVS古コレが終われば、最悪直ぐにでも帰れる。呪い云々よりも逃げる事の方が大事だ。それにしてもタツミー…五百円玉が勿体無いと思うのは俺だけ?「どう思いますか? 豪徳寺さん?」「いや、ソレよりも龍宮選手の指弾の錬度に驚きです。」確かに…でも、タツミーの本領を発揮できるのは狙撃だと思う。あの人の技能は暗殺とか向きだよ。それに関しては茶々丸もそう。その辺の技能は一流以下二流以上という中途半端なんだけど…コレから先は分からない。古さんも頑張ってるけどね。最初に貰った一撃が効いてる。ソレで眼が覚めたのかも知れないけど…タツミーはまだ手加減してるね。殺す気で戦ってないからねぇ。そういう意味では試合で出せる全力なのかな?負けても勝っても俺からの評価は変わらない。本当にどうするかなぁ…惜しいけど、欲しいという訳でもない。「布槍術!! 流石はウルティ麻帆良の優勝者!!」「それでも…ギリギリだと思いますが?」「だねぇ…真名さんに距離は関係ないでしょ」事実その通りでした。布を貫く指弾。脅威です。アンナの喰らったら穴が開いちゃうよ。それでも、タツミー負けちゃた。敗因は古の意外性と成長スピードと真名さんの手加減だね。それでも、カッコ良かったよ。真名さん。「それじゃあ、俺は用事が在るので帰ります。」「お気を付けて」茶々丸の言葉に頷いて、人混みに紛れる。茶々丸も分かってるみたいだねぇ…あの分身体に。会場を出て屋台で焼き蕎麦を買って、ベンチに座る。念話で声を掛ける『真名さん』『先生…負けてしまったよ。折角応援に来て貰ったのに不甲斐無い』『本気じゃなかったでしょ?』『全力だったさ。』『なら仕方が無い。それと、カッコ良かったよ。真名さん。今日は餡蜜を買ってきてあげる』『ありがとう…先生』念話を打ち切って、眼を凝らす。視線の先には何も見えない。でも、その先に何が在るのかは知ってる。図書館島、胡散臭い奴が隠れている場所。「本当に…大人は好きに成れない」嫌いでも無いけどね。焼き蕎麦を急いで食べて、モニターを見る。ネギが勝ったみたいだねぇ。お話しの通りに。アスナと刹那の試合に興味は無い。小太郎とクウネルのもエヴァさんのもね。今の所、クウネルは近くに居ない。視線も感じない。警戒は常にしている。このままの調子で行けば、今日やりたかった事は全部出来る。懐から取り出した髪と符と人型。「早く時間に成んないかなぁ」考える。人間…それも、女性に対して一番の屈辱は何か? 最初はその身体などが他人より劣っていたり、惚れていた男に手酷く振られたり、都合の良い女扱いされた時等と考えたが、ドレも違う様な気がしたので、考えるのは止めた。ならば、人として辱めてやろうと考える。人として、自意識が確立していて、学校という場所で集団生活をしている人間に対して、辛い事は何か?集団で生活する上で確実に出てくる問題はイジメだ。人は自分より劣っている人間を見つけるのが巧い。他人より劣っているという事が、ストレスになる生物だ。故に、余程親しい仲でも恥かしい所は中々見せない。それでは、その恥かしい姿を何も知らない大勢の前で晒せば? ソレは多大なストレスを与える事が出来るという事だと思う。高校生にも成れば有る事は絶対に恥かしい。中学生や小学生でも。勿論、社会人でも老人でも恥かしいと思う事をさせてやれば良い。ソレが俺の復習の形。大体、乙女も男も唇は大事なんだよ。尊厳が有るんだ。俺はソレを穢された。ならば、穢し返してやる。鬱に成るぐらいの、自殺しても可笑しくない方法で。まぁ、脱げ女だからその辺は大丈夫でしょ? 裸を見られても平気で自分の装備ぼ改善をしてないんだから…アレだよ? 敵地で気絶して置いていかれたら犯されるね絶対。負けたら裸。レイパーが喜んで修行するんじゃないの?どんな呪いを掛けるのかは決めてます。腹下しの呪いを出来るだけ強くして掛けます。と、いうか…既に掛けました。現在、ネギと試合中。面白いぐらいに顔色が悪いです。試合開始と同時に呪いを掛けたら屁が出ました。観客爆笑。ネギ呆然。脱げ女赤面。其の侭、締まらない試合開始。黒衣の夜想曲とか使ってるけど…ネギには既に破られてるんだから、改良ぐらいしようね。呪いを強める。また顔色が悪くなった。其処にネギの攻撃が腹部ヒット。大変、面白い事になりました。笑いが止まりません。我慢していますが…高音に攻撃ヒット。吹っ飛ぶ高音は既に気絶中。つまりは体から力が抜けた状態。漏れる何か。それに気付くネギと朝倉。咄嗟にネギが魔力放出で吹っ飛ばしたけど…朝倉と一緒に冷や汗掻いてます。高音はプカリと池に浮いています。豪徳寺さんが飛び込んで助けたけど…気が付いた高音には分かる。自分がどうなって、何をしたのかをね…顔が赤から青になって再び気絶したようです。ざまぁwww「さてと…帰って御飯の準備でもしますかねぇ」餡蜜買って帰らないと修正が面倒すぎる…もうやだぁ…それと、猫さんか報告が有ったので書きます>>近頃、BINさんを引き合いに出して感想を書く人が居ます。ここの投稿掲示板でも数件、さらに関係のない他サイト様にも何件か見ました。この様なことが多々起こるといらぬ外敵を作ると思います皆、止めてくれ。俺も基本は事勿れ主義なんだ。敵は作りたくない。マジでGfessさん。誤字報告助かってます。ありがとう。以下略『BIN氏はリアルに未来への咆哮を歌うそうです(死際的な意味で』「アギの過労死とBINの過労死どっちが先か」[エミヤシロウ並の俺ルールなBIN]「bps:BIN氏は下書きなしで仕上げる外道」『「ドS)王 マオウ再び!』『BIN通 読者を討つもの』『ニュータイプへの進化をキャンセルし続けるBIN』今日のエヴァさん「何故帰ったアギ!!」「師匠…僕なんて試合直前に帰られましたよ?」「私もです…アギ先生は基本的に人の多い所が苦手みたいだから仕方がないでしょうけど…あんまりです」「ええい!! こうなったら、桜咲刹那!! 覚悟しておけ!!」「え?! 八つ当たりですか?!」「文句あるか!!」「あの…マスター」「なんだ?」「アギ様が、頑張ってねと伝言を…」「さて、全力で行くか!!」「(計画通りです)」茶々丸が本気でこのせつを潰しにかかるそうです