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No.41069の一覧
[0] 【習作】機動戦士ガンダム~魔女戦記【ファースト※TS転生】第一部完結 第二部開始[グレミーの叔母](2015/04/18 14:34)
[1] 2話[グレミーの叔母](2015/03/21 23:47)
[2] 3話[グレミーの叔母](2015/03/22 00:00)
[3] 4話[グレミーの叔母](2015/03/22 22:17)
[4] 5話[グレミーの叔母](2015/03/23 08:03)
[5] 6話[グレミーの叔母](2015/03/23 19:17)
[6] 7話[グレミーの叔母](2015/03/24 06:33)
[7] 8話[グレミーの叔母](2015/03/25 06:16)
[8] 9話[グレミーの叔母](2015/03/25 18:40)
[9] 10話[グレミーの叔母](2015/03/26 03:20)
[10] 11話[グレミーの叔母](2015/03/26 11:39)
[11] 12話[グレミーの叔母](2015/03/26 20:19)
[12] 13話[グレミーの叔母](2015/03/27 05:33)
[13] 14話[グレミーの叔母](2015/03/28 06:19)
[14] 15話[グレミーの叔母](2015/03/29 10:53)
[15] 16話[グレミーの叔母](2015/03/29 10:54)
[16] 17話[グレミーの叔母](2015/03/29 21:20)
[17] 18話[グレミーの叔母](2015/03/30 16:27)
[18] 19話[グレミーの叔母](2015/03/31 14:36)
[19] 20話[グレミーの叔母](2015/04/01 12:58)
[20] 21話[グレミーの叔母](2015/04/02 19:18)
[21] 22話[グレミーの叔母](2015/04/03 19:29)
[22] 23話[グレミーの叔母](2015/04/09 15:53)
[23] 24話[グレミーの叔母](2015/04/05 21:05)
[24] 25話[グレミーの叔母](2015/04/06 22:37)
[25] 26話[グレミーの叔母](2015/04/07 18:17)
[26] 27話[グレミーの叔母](2015/04/08 21:08)
[27] 28話[グレミーの叔母](2015/04/09 16:09)
[28] 29話[グレミーの叔母](2015/04/11 12:17)
[29] 30話[グレミーの叔母](2015/04/11 12:18)
[30] 31話[グレミーの叔母](2015/04/12 12:48)
[31] 32話 機動戦士ガンダム~魔女戦記 第一部 最終話[グレミーの叔母](2015/04/14 20:30)
[32] 機動戦士ガンダム~魔女戦記 第二部 1話[グレミーの叔母](2015/04/18 14:33)
[33] 2-2[グレミーの叔母](2015/04/20 20:20)
[34] 2-3[グレミーの叔母](2015/04/20 20:52)
[35] 2-4[グレミーの叔母](2015/04/21 22:22)
[36] 2-5[グレミーの叔母](2015/04/25 05:39)
[37] 2-6[グレミーの叔母](2015/04/25 05:41)
[38] 2-7[グレミーの叔母](2015/04/27 05:38)
[39] 2-8[グレミーの叔母](2015/04/29 11:21)
[40] 2-9[グレミーの叔母](2015/05/17 06:13)
[41] 2-10[グレミーの叔母](2015/05/17 06:14)
[42] 2-11[グレミーの叔母](2015/05/19 19:16)
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[41069] 10話
Name: グレミーの叔母◆3914a4c0 ID:56fdadce 前を表示する / 次を表示する
Date: 2015/03/26 03:20
UC 0079.09


・・・なかなか接敵しませんね。というか、あれからサイド3周辺に敵が来てくれません!

お小遣いは増えませんでした。グスン。

グラナダ宙域やサイド6宙域には、たまに連邦も嫌がらせの為にウロチョロしているのですけど、私たちシーマ艦隊は本国でお留守番だったのです。

まあ、その分の空いた時間で訓練、訓練、また訓練の猛特訓をして、地球の部隊を除いての練度は恐らく、ジオン軍の中で一番だと自負できる腕まえを
誇っているのですけど。

そうそう、ドズルさんのお嫁さんのゼナさんが、可愛い女の赤ちゃんを産みましたよ! 名前はもちもん、ミネバです。
まだ、お猿さんと変わらない容姿なのは内緒ですけどね。

それにしても、ミネバはお父さんに似なくて良かったでちゅね。あんなゴリラに似たらと思うと、ね?

あんなゴリラのクセしてゼナさんだけでなくて、ハマーンのお姉ちゃんまで愛人にしているなんて許せん、モゲてしまえ!

というか、ドズルよ。女子供をソロモンに連れて行くなよ? 絶対だぞ? 私は反対しますからね!

ハマーンといえば確か私と同世代だよね? 離れていても1歳か2歳上くらいのはずだけど、彼女は現在どこにいるんだっけ?
サイド6にあるフラナガン機関かアクシズに行く途中かな? それとも既にアクシズにいるのかも知れないけど、なんか気になるね。

いままで気にも留めてなかったけど、一度気にしたら気になるなぁ。べつに会ったからといって取って食おうとか、どうこうする訳でもないんだけどね。

ただ、氷の女になる前の少女のハマーンを見てみたいって、野次馬根性丸出しなだけなんですけどね!

彼女が、ああなったのは全部シャアが悪いんだ。うん、そうだ。そう思おう。今度、手合わせすることがあったらボコろう。


それはそうと、いよいよ今月はXデーがある月のはずです。詳しい日時までは知らないけど、これは、ほぼ間違いないだろう。そうでないと連邦の反攻作戦が
遅れてしまいますしね。

地球上では、ちらほらと連邦のMSの目撃情報が入ってきていますし、既に交戦もしたみたいです。つまり、サイド7に潜入したジーンが乗るザクとガンダムとの
交戦が、史上初めてのMS同士の戦闘というのは間違いだったのです。

宇宙では、まだMS同士の戦闘はありませんけどね。

そもそも、ガンキャノンみたいなのとは、一年前に月の雨の海で交戦していますけれども、それはそれってことで。


前置きが長くなりましたけど、私たちシーマ艦隊は現在ルナツーに向かっています。べつにルナツーを攻略するわけではないですよ?
ただ、嫌がらせをしに行くだけですから。威力偵察ってヤツです。

地球降下作戦の前にルナツーを攻略すれば良かったのに。そう、思わなくもないのですけど、ザビ家三兄弟と参謀本部の考えは、地球降下作戦を優先させる。
これが答えでした。ルナツーごときいつでも落とせる。という甘い考えの元にルナツーを放置していたら、要塞が強固になっていましたとさ。

自分たちもソロモンとアバオアクーを要塞化しているんだから、当然相手もルナツーを要塞化するって分かるでしょ?


なんだか、ジオンの戦争遂行目的というのか戦略が見えてこないんだよね。あれもこれもの中途半端というのか、泥縄式っていうのかさぁ・・・
本当にギレンはIQが240もある天才なのか? 疑問に思う今日この頃です。

主義主張に凝り固まって、視野狭窄になっている気がしますね。連邦に勝つには宇宙VS地球の構図に持って行くのがベストだったと思うんですけどね。
まあ、過ぎたことを今更グチグチ言っても時間は戻ってきませんけど。

っと、話が逸れた。

本当はルウムで受けた傷が想像以上に大きくて、「ルナツーごときいつでも落とせる」なんて言ってたけど、大言壮語に聞こえる。

こんなホラを言った人は誰ですか?

それで、傷を回復するのに時間が掛かってしまったのと、相手がルナツー引き籠もっている為に、正攻法からの攻略では損害が馬鹿にならないので、いまでは
迂闊にはルナツーに手が出せない状態なのです。

それでも少しでも、敵の数を減らそうと挑発をしたり、ルナツー周辺宙域をパトロールしている小艦隊を襲ったりという、涙ぐましい努力をしてチマチマとした
作戦を繰り返しているのです。

そりゃ、ルナツーを落とそうと思えば、落とせるとは思いますよ? またルウムの時以上に艦隊の再建には時間が掛かりますけど。でも、その間に連邦の物量に
押されて負け続ける可能性が極めて高いってだけで。



UC 0079.09.15


「ジャブローから上がってきた連邦の単独艦を捕捉しました。これが最大望遠です」


そう言ってオペレーターがスクリーンに捉えた敵艦を映し出した。


「ほう? これは見たことがない艦だねぇ」

「木馬? それともスフィンクスかな?」


ついにきました。V作戦でガンダムを回収する為にホワイトベースが宇宙に上がってきました! それで、私が生ホワイトベースを見た感想が、スフィンクスでした。
木馬にも見えないこともないけど、どっちかというと、エジプトに座っているアノのイメージですね。


「私には、折り紙の鶴の出来損ないに見えるねぇ」


シーマ様には、ホワイトベースは折り鶴の出来損ないに見えたらしいです。確かに、そう見えなくもないかな? というか、折り紙を知っていたんだ!
子供の頃のシーマ様が、折り紙で鶴を折っている姿を想像したら、ニヤニヤしてきました。うぷぷ。


「ふむ、双胴艦タイプの新型艦か。補給艦にしては少し違う気がするな」

「艦長、あれは強襲揚陸艦に近い感じがします。それも、モビールスーツ搭載型の」


コッセル大尉は鋭いですね。さすがは船乗りの感ってヤツですか? だから、私も見た感じの初見を言ってみる。
まあ、初めから答えを知っているんですけどね。


「マリアの言う強襲揚陸艦ってのが本当だとすると、あの双胴はモビルスーツデッキってことかい?」

「そうなりますね。たとえ補給艦であったとしても、あそこにモビルスーツも入りますけど」

「って事は、連中もいよいよモビルスーツを実戦投入してきたってぇのか!」

「今回は、あの中には恐らくモビルスーツは入っていない気がしますね。積んでいてもルナツー向けの消耗品とかじゃないでしょうか」


コッセル、シーマ様を見習って落ち着け。どうどうどぅ


「マリア、どうしてモビルスーツを積んでないと言い切れるんだい?」

「ジャブローから上がってきたから、単純に宇宙用のモビルスーツは積んでないって思っただけです」


ごめんなさい、インチキ使いました。サイド7にガンダムを迎えに行って回収するのが任務です。とは、口が裂けても言えませんけれども。
なんで、そんなに詳しく知っているんだって突っ込まれたら、言い訳できませんし。
それに、まだこの時期の連邦は宇宙でのモビルスーツのノウハウがないのを分かっているから、言い切れました。


「それで、ルナツーは常時監視していますよね? ルナツー周辺宙域では連邦のモビルスーツは確認されてません」

「なるほど。例えジャブローで生産されたモビルスーツを搭載していたとしても、宇宙用のテストは地球では出来ないってことか」

「はい。我々の監視の目を掻い潜って、ルナルーの後方宙域でテストでもされていたら、話は違ってきますけど」


サイド7でテストしているのは知っているんですけどね。知っていて見逃していたわけではありませんよ?
私はちゃんとお姉ちゃん経由で、「サイド7が怪しい」って意見は言ったもん。
連邦が宇宙でMSのテストをする場合の宙域は、サイド7宙域しかないのは上層部も分かっていたはずなのに、どうしてこうなった?

答えは、連邦のMS開発の進捗状況を甘くみていた。これが多分正解だと思います。

私の意見は重く受け止めてはもらえませんでした。まあ、子供の意見だし、私には裏付けを取った正確な情報なんて取れないから、仕方ないよね。

「私は未来を予知できるのです! だから私の言うことを聞きなさい!」なんて言って、誰が信じるのですか?

信じれば救われるだなんて、どんなインチキ宗教ですか?

つまり、軍や官僚機構のような巨大な組織というのは、私のような子供の意見というか戯言では動かせないし、動いてはいけないのです。

それがまた歯痒いのですが。こればかりは、私にはどうにもできません。

私がファンタジー小説の主人公で、チートができるのなら、影の宰相としてギレンを裏から操って色々とできるのかも知れませんが。
まあ、それができたのなら、そもそも戦争なんか起こさせませんでしたけどね。残念ながら、ここは現実なのです。

っと、話が逸れましたね。最近、妄想が酷くて困ります。



「ルナツー後方宙域? 建設中のサイド7宙域か? 確かに、あそこなら連邦がテストするにはうってつけだが・・・」

「たとえ、あの艦にモビルスーツがいたとしても、敵はまだ宇宙でのモビルスーツ戦のノウハウが不足しています。叩くのなら早い方が良いかと思います」


木馬を撃沈するか拿捕できれば、取り敢えずガンダムの回収を遅らせれる。その間に、こっちはゲルググの数を揃えられれば、多少は有利になるはず。
試作機のYMS-14は既に完成しているのだから、史実よりは少し早くゲルググを配備できると思います。完成時期なんて知らないから、思いたいだけなのかも。


「マリア様だけれど、現在の我々はルナルー襲撃作戦の支援任務中ですぜ?」


コッセルの言う通り、シーマ艦隊はルナツーに嫌がらせをする途中なのです。その作戦のおかげで、たまたま木馬を発見できただけなのです。


「ルナツー支援任務と連邦の新型艦どちらが重要か? か。悩ましいね・・・ 通信士官、デラーズ閣下に通信を繋げ」


シーマ様の命令で通信士が本国の親衛隊本部との回線を繋いだ。



「シーマ中佐どうした、貴官はルナツー襲撃作戦の支援任務中であろう?」

「ハッ、その途中で連邦の新型艦をキャッチしましたので、報告及び閣下に判断を仰ぐ為に通信しました。詳細はこちらになります」


うん、デラーズ准将は相変わらずテカってるね。今度、油取り紙をプレゼントしてあげよう。喜んでくれるかな?

いくら指揮系統が独立している親衛隊の独立遊撃艦隊といえども、一度決められた作戦とは別の行動をするのは憚られるのです。
今回の作戦でいうと、ドズルの宇宙攻撃軍がルナツーに嫌がらせをする、その側面支援の為にシーマ艦隊は動いているわけですから、
いくら木馬がルナツーかサイド7に行くことが分かっていても、現時点での木馬の位置に、こちらから接近するとなると戦場離脱と判断されかねないのです。

わざわざドズル中将が親衛隊に頭を下げてまでして頼み込んで、本国で暇をしていたシーマ艦隊を支援任務に組み込んでいるのだから、今回の場合は、
独自指揮権を盾にした独断専行は特に憚られてしまうのです。

宇宙攻撃軍ってルナツー攻撃に戦力を割けないくらいに忙しいとも思えないんだけど。

それで、シーマ様はドズル中将の顔を潰さない為にも、わざわざデラーズ親衛隊隊長閣下にお伺いを立てているわけです。
司令官にまで出世すると、政治的なことまで考えないといけないだなんて大変ですね。

ギレン派の親衛隊、ドズル派の宇宙攻撃軍、キシリア派の突撃機動軍と地球方面軍。指揮系統が分かれているのです。
だから、階級が二つも上のドズル中将が一々デラーズ准将に頼んでいるわけです。

作戦毎に一々協定を結んでいた、どこぞの帝国陸海軍の姿とダブるのは気のせいですかね?



「そうか、ご苦労であった。ふむ、ドズル閣下の顔を潰す訳にもいかんしのぅ。貴官はそのまま連邦の新型艦を監視せよ。ドズル中将には儂から伝える」

「ハッ! 了解であります」


それから、デラーズ閣下より通信が入ってきて、木馬の行き先はルナツーなので、木馬の監視は一度解除して支援任務を継続せよとの命令がきました。
まあ、ルナツーとサイド7しか木馬の行く場所はないから監視する必要もないしね。

これで、史実通りにシャアが木馬の追跡をすることになるのかな?

でも、いま私がここにいる意味は?

ジオンが負けない為に戦っているのに、わざわざジオンのエースを数多く屠ることになる、強大な敵になるまで見過ごすなんて謂れはないよね。

アムロには、ほんのちょっぴり悪い気もするけどさ。

アムロが覚醒するのはマチルダさんが死んだ後だったはずだ。覚醒する前なら私でも勝てるか・・・ 殺っちゃう?


機動戦士ガンダム 1話 ガンダム大地に立てなかった ~完~


うん、これが一番ベストな方法だね! どうせ原作のガンダムも視聴率が悪くて打ち切りになったんだから、一話で打ち切りでもいいよね!


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