1987年 エジプト
古い家屋が並ぶ地域の一角、近所に住む人は少なく閑静となっている住宅街に『ソレ』はあった。
『ソレ』……『館』に人がいることはわかっているが昼の間に人の出入りは殆んど無く、近所の評判も様々だ……
いわく、
女性の泣き声がよく聞こえてくる。
人の出入りがあるのは日が沈んでから。
あそこに出入りしている人間は「カタギ」じゃあ無い。
たまに見かける黒髪のねえちゃん萌え……etc
そんな噂が蔓延る館の中で今まさに『死闘』が行われていた!
◇
『館』 2Fから3Fに続く階段の途中
ポルナレフは『死闘』の末に痛めた足に包帯を巻いていた。
つい先ほどヴァニラ・アイスに傷つけられた太ももと足の傷を塞ぐ為だ。
辛い戦いだった、友人のアヴドゥル、イギーを失いつつも辛くも勝利を収めたのである。彼らがいなければ勝利は無く、自分もまた彼岸の彼方へと旅立っていってしまったであろう。友人を失った悲しみがポルナレフを襲うが、今はまだそれに浸る時ではない。そう、まだ『戦い』は終わっていないのだ。『ヤツ』を止めるまでポルナレフは立ち止まってはいけないのだ!
自分に叱咤激励をかまし、立ち上がるポルナレフ。この屋敷で探索を行っていないのは残り3階にあるひと部屋のみ、地下に行ってしまったジョセフたちのことも気がかりだがここは引くべきでないと判断、やる気を振り絞り階段を一段上ったその時!
突如上の階から拍手の音が聞こえてきたではないか!
だが、その音は友人を失いつつも奮闘し、勝利を収めたポルナレフへの賞賛の拍手などではない! ただ「ぺちぺち」と手と手を打ち付けあっただけのその拍手には嘲りと侮蔑の感情がまざまざと含まれていた!
音源は近くまさに頭上! 数メートル先にポルナレフに拍手を送った人物がいたのだ!
ゆっくりと視線を上げるポルナレフ…………
まず最初に飛び込んできたのはその人物の
ちっちゃな『あんよ』!
青空色の『スモック』!
「ぺちぺち」と音を鳴らし続けるかわいい『おてて』!
まあるい『お顔』にパッチリ『おめめ』!
黄色い幼稚園帽をしっかり被った幼女!
「でぃお」ちゃんがそこに居たのだーー!!
さっと、ここでネタ晴らし。ここはエジプトにある親が仕事に出かけている間子供を預かってくれる施設「JOJO幼稚園」
石油で儲けてるどっかの財団が資金を出して立てたとか立てなかったとか噂のある幼稚園で、ポルナレフ先生はこの幼稚園きっての問題児「でぃお」ちゃんを追っかけてここまで来たのである。
「ふん、ぽるなれふ先生、久しぶりでし……」
「ついに会えたな「でぃお」ちゃん」
「でぃお」ちゃんはその『かりすま』を用いて園児たちを掌握し、先生たちに悪戯しては逃げ出すという悪事を繰り返し行ったため、先生方の堪忍袋の尾がついにぶち切れちゃったのである。そうして半日かけて園児VS先生の『死闘』が行われ、数多くの先生方の犠牲の下夕日が沈みそうなこの時間になってついにその決着が付きそうなのでした。
「せんせー、ひとつチャンスをあげますしゅ……
その階段を2だん降りなしゃい、今回のところはこれでおわりにしてあげましゅ。
しかし、さいごのさいごでその身を再起不能にしたいのなら……
その階段を上がってくることでし……」
舌っ足らずの声で「でぃお」ちゃんはポルナレフを挑発する。指を掲げて人に命令する姿はまさに傲岸不遜、きっと将来は学園を裏で支配する悪女の役がお似合いでしょう。……ハァハァ踏まれながら蔑まれたい……
「俺は、初めてお前に会った時幼女だからと舐めてかかり結果、お前の恐怖の呪縛と巨大な悪に屈服してしまった。
だが今はこれっぽっちも感じちゃいない……いや……悲しいことに、もう。慣れてしまったんだ……お前の悪戯に、罠に……
しかし! ここで俺は引かない! 仲間のためにもここでお前を捕まえて泣いて謝るまでお尻ペンペンだ!」
「…………こ、コワいコワい。
なら、階段を上るでし……」
ポルナレフ先生の「お尻ペンペン」発言に若干ビビる「でぃお」ちゃん。若干涙目です。
「…………」
「…………」
次の瞬間、恐ろしいことが起きました!
ポルナレフが階段を上ろうとしたはずだったのに。片足をあげたその瞬間、転んで頭を打っていたのです! 足を滑らしたのでしょうか?
「……っ! ……ッ!! ……ッ!」
これは痛そうだ、どっか角にでもぶつけてしまったんでしょう。ポルナレフ先生は頭を抱えてゴロゴロしてます。
「フフ…、はあーはははーー!
私に逆らうからこうなるのでし! これに懲りたらもうこれ以上上ってこないでくだしゃい!」
「でぃお」ちゃんは高らかに笑っていますね。若干顔が赤いのは気のせいでしょうか?
まるで重いものを一生懸命持ち上げた時みたいに汗だくだくでもありますけど気のせいでしょうね。彼女は一歩もその場を動いてませんから。
おっと、ポルナレフ先生、頭の痛みが治まったようでもう一度立ち上がります。
打ち所が悪かったのでしょうか「……アヴドゥル、……イギー、俺に勇気をくれ」などとうつろな目でブツブツ言い始めたと思ったら勢いよく階段を駆け上がり始めました。
「ひっ……!」
「でぃお」ちゃんもうつろな目をしたポルナレフ先生が怖いのか思わず悲鳴を上げてしまいました。
その時です! 突如ポルナレフ先生の横の壁が崩れ1人の老人が姿を現しました。
ジョセフ・ジョースター園長先生です。その手には学ランのようなスモックを着た幼き少女が首根っこを捕まれぶら下がっております。
「やれやれです……」
「でぃお」ちゃんと双璧をなすもう1人の問題児「じょうたろう」ちゃんです。
この園でひとつ安心できることといえば、この「じょうたろう」ちゃんと「でぃお」ちゃんは犬猿の仲であり、決して手を組んで悪戯しないことでしょうね。
「安心するんじゃ……ポルナレフ
「じょうたろう」ちゃんは捕まえた、あとは「でぃお」ちゃんだけじゃ……」
ポルナレフ先生はジョセフ先生が1人でやってきたことに地下での『死闘』の凄まじさを察しましたが、一方でジョセフ先生がやってきたことでの心強さに感謝しているようです。
「でぃお」ちゃんはジョセフ先生が壊した壁から差し込む太陽の光を目にして「まぶちー」と両手で『おめめ』を隠して兎のように逃げ出してしまいました。……カワイイ、レロレロ……
ついに「でぃお」ちゃんを最上階まで追い詰めた先生方一行は警戒しながらも部屋の中を探索しました。この部屋で隠れることが出来るのは暖炉の中か部屋の中心にあるイミテーションの棺桶のみです。なぜこの場に棺桶があるのかは誰も知りません。1つ言うならスポンサーが『白』と言えば『白』が正しい、ということです。
さて、ついに調べる場所は残るところ棺桶のみとなりました。
ポルナレフ先生はジョセフ先生とアイコンタクトで頷きあいゆっくりとその蓋を開けていきます。最初はゆっくり開けていたポルナレフ先生もだんだんまどろっこしくなったのか最終的にドーーーン!!と蓋を一気に引っぺがしました!
そして棺桶の中にたのは……
ヌケサクです! ヌケサク人形が棺桶の中に入ってました!!
恐ろしく不細工なため園児の中で不人気No,1のヌケサク人形です。なぜか黒髪の女スタッフさんにはキモかわいいと気に入られていますが……
とにかく突然のヌケサク人形にあっけを取られていた先生たち。
その隙にどこに隠れていたのか「でぃお」ちゃんがジョセフ先生の背中をドーーーン!!と押して頭から棺桶の中に突っ込ませました。ジョセフ先生はこう見えて70歳を越えた老人です、もう中身はヨボヨボなんです、もうちょっとやさしく押してあげなさい「でぃお」ちゃん……
と、ここで「でぃお」ちゃんの攻撃に割を喰らったのがもう1人います。ジョセフ先生に捕まっていた「じょうたろう」ちゃんです。
ジョセフ先生が倒れた拍子に投げ出され、そのまま床に「ふぎゃ」っと潰れてしまったのです。
「じょうたろう」ちゃんはムクリとその身を起こすと静かに「でぃお」ちゃんを睨みつけます。
睨まれた「でぃお」ちゃんも黙っちゃあいません、しっかりと睨み返したあと不敵に笑いました。
「なんでしか? 気にさわりましたか? じょせふ先生に捕まった『のろま』の「じょおたろう」ちゃん?」
プッツーーン!!
何か大事なものが切れる音がしました。「じょうたろう」ちゃんが「ずんずん」と「でぃお」ちゃんに近づいていきます。「じょうたろう」ちゃんは寡黙ですが『やる』ときは『やる』幼女です。そして悪戯も直接暴力を振るうことが多いのです。将来はおそらくスケ番でしょう。ヒトデ番長です。
場の空気にポルナレフ先生も復活したジョセフ先生ももうたじたじ、「おろおろ」「あわあわ」するだけです。おい、仕事しろ。
2人とも後一歩というところで睨み合っていましたが、突然「じょうたろう」ちゃんがポカリっ! と「でぃお」ちゃんの頭に拳骨をひとつ落としました。
「う~~~……」
「ふんっ……」
殴られたところを両手で押さえながら涙目になる「でぃお」ちゃん。
殴ったきり両腕を汲んでそっぽを向く「じょうたろう」ちゃん。
2人の空気はますます冷え込みます。
すると突然! 「でぃお」ちゃんの後ろに黄色い服を着たマッチョなおっさんが出てきたではないですか!! 顔の上半分を隠す覆面と股間にあしらわれたハートのシンボルマーク。
へ・ん・た・いです!!
「じょうたろう」ちゃんも変態の登場に一瞬驚きましたが、何を考えたのか体に力を入れ始めたではないですか! それはまるで体の中から何かを出そうとしているかのような……おしっこ?……
コレは本能がままに股の間に顔を突っ込むべきか、紳士を装ってフキフキしてあげるべきか大変悩んでいたところ、股現れました。間違えた、また現れました!! 今度は「じょうたろう」ちゃんの後ろにマッチョなおっさんが現れたのです!!
全身をミドリに塗りたくったフンドシいっちょの男!
ま・た・へ・ん・た・いです!
まるで「じょうたろう」ちゃんたちの睨み合いに呼応するかのようにガチムチ変態おっさんたちも睨み合っています。
幼女たちの睨み合いは微笑ましく感じるのですが、変態おっさん同士の睨み合いとか誰得……恐怖しか感じません(別の意味で……)
幼女が睨みあっているその上でさらに睨み合う変態おっさん……
このなんともいえない空気の中、動き出したのは幼女たち、そしてそれは同時におっさんたちが動き出したときでした!
「このこのこのこのこのこのこのこのっ!!」
「やだやだやだやだやだやだやだやだっ!!」
両者とも顔を出来る限り背けながらもグルグルパンチの応酬、なんとも微笑ましい光景。母性本能がくすぐられます。
「オラオラオラオラオラオラオラオラッ!!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」
両者ともガチのラッシュ比べ、なんともおぞましい光景。警察に通報したくなります。
ここでようやく殴り合いのケンカは不味いと思ったのか先生方が止めに入ります。
「でぃお」ちゃんなジョセフ先生が、「じょうたろう」ちゃんはポルナレフが2人を引き剥がしたのです。
「これこれ、『スタンド』を使ってはいけないと何度も注意したじゃろう……」
「そうだ、2人とも大怪我じゃすまなくなっちまうぞ……」
『スタンド』、おそらくこのまま2人のケンカがエスカレートしてイミテーションである棺桶を照らすためにある『電気スタンド』を使うことを先生たちは恐れたのでしょう。
確かにあれで殴りあったりしたら大怪我じゃすみません。ナイス判断です先生方。ただもっと早く出てきてくれればグットだったんですが……
「うるしゃい! うるしゃい! うるしゃい!」
先生に怒られたのが気にさわったのか「でぃお」ちゃんがジョセフ先生の腕の中でジタバタと暴れまわります。思わずジョセフ先生の拘束が緩んでしまった隙にスルリと抜け出す「でぃお」ちゃん。足が地面に付き、ぐぐっと力を込めたと思ったらジョセフ先生に向かって「ジャンピングヘッドバット」!!
そして……OH~、MY GOD!! 「でぃお」ちゃんの渾身の一撃はジョセフ先生の股間へと吸い込まれていってしまったーーーっ!!
「フォウッ……!!」
ジョセフ・ジョースター 再起不能ッ!!
「ジョセフ先生!」
「じいちゃ!!」
「でぃお」ちゃん以外の2人がジョセフ先生に近づきます。
「じょうたろう」ちゃんはともかくポルナレフ先生も涙目です。おそらくジョセフ先生に襲い掛かった痛みでも想像してしまったのでしょう。
ジョセフ先生は息も絶え絶えに「じょうたろう」ちゃんに向かって言葉を投げかけます。
「「じょうたろう」冷静さを失ってはいかん……
これは「なるべくしてなった」……訳ではないが、ともかく怒っては自分を不味いことに追い込むじゃろう……
ふふふ、お前と過ごした日々は楽しかったのう。出来ることなら、お前の花嫁姿を……ペロペロ……
ウッ……フゥ」
「じいちゃーー!!」
「え……? ジョセフ先生? この匂い、あんたまさか……!?」
(もう関係ない! じいちゃんが怒ってはいけないと言ってたけれど、そんなことはどうでもいいのだ! じいちゃんが真性のどMで重度のロリコンであることも関係ない!
あるのはたった一つ! 「でぃお」ちゃん! てめーを泣かす決意だよ!!)
「「でぃお」ちゃーーーーん!!!」
「くくくっ、来るでしか……「じょうたろう」ちゃん!
いいでしよ! ふぁいなるラウンドでし!!
『ザ・ワールド』! じかんよとーーまれっ!!」
※※※ ※※※ ※※※
時が止まったなか、「でぃお」ちゃんはどこかに姿を消した。
しかし、「じょうたろう」ちゃんは「でぃお」ちゃんの行方を考えてはいなかった。
「じょうたろう」ちゃんはただ次「でぃお」ちゃんの姿を見たらぷっつんすることだけはわかっていた。
ジッと動かずにいた「じょうたろう」ちゃんにふと影がさす。
「じょうたろう」ちゃんが視線をあげるとそこには「大きな枕」を持った「でぃお」ちゃんの姿があった。あの枕は皆がお昼寝をするとき奪い合いになるほど人気のとっても大きい枕だ。おそらく「じょうたろう」ちゃん達なら3人並んで寝ても余裕の大きさだろう。
その枕を大きく振りかぶり「でぃお」ちゃんは「じょうたろう」ちゃんを思いっきり殴ろうとしていたのだ!
そんなことしたらいくら「じょうたろう」ちゃんでも泣いてしまうに違いない!!
「『ロングピロー』だっ!!!
おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃぁ!」
プッツーン! 「じょうたろう」ちゃんは激怒した。その枕は「じょうたろう」ちゃんの大のお気に入りだ。昼寝の時の争奪戦には何度も勝ってきたし、もう自分のもののように扱ってきた。それを使って自分を殴ろうとするなんてっ!!
「このこのこの!!」
「おりゃ!おりゃ!おりゃ!」
※※※ ※※※ ※※※
「でぃお」ちゃんは「じょうたろう」ちゃんの抵抗がなくなったのですっかり安心した。
さすがの「じょうたろう」ちゃんもこれでは泣いてしまうだろう。ちょっと可哀想かもとも思ったがこれでようやくこの幼稚園で1番なのかが決まったのだ。今度から「じょうたろう」ちゃんも「吸血鬼と波紋使い」ゴッコに入れてあげよう。断ることはできない、だって私が1番なんだもんっ!
「でぃお」ちゃんはもうそろそろお母さんが迎えに来るはずだと思いその場から立ち去ろうとした……
しかし! 体が動かない!!
まるで「時間が止まってしまったかのように……」
はっ!!
後ろに、居る……!!
「じょうたろう」ちゃんが!!
「あたしが「とけい」をとめました……
ねぇ、今どんなキモチ? おトイレにいきたくていきたくてようやく用をすませたと思ったらソレが『ゆめ』だときがづいた朝のような、そんなぜつぼうがおそってきた?」
「じょうたろう」ちゃんは言うだけ言って「でぃお」ちゃんの肩を掴み、体をくるりと回して自分の正面に向けさせた。
「?」
「けっちゃくは『せーせーどーどー』とつける。じいちゃに教えてもらった……」
舐められた!「でぃお」ちゃんの頭の中は真っ赤に染まりカンカンに怒ってしまった。
それでも「でぃお」ちゃんは冷静だった。
(お母さんがいってたです! どうしても勝ちたいときは『頭』をつかえって!)
時が止まっている時間はもう長くない。時が動き出したその時……その時が2人の決着がつく時だ。
※※※ ※※※ ※※※
おーーっっと! ジョセフ先生が倒れ「でぃお」ちゃんが魔法少女的なことを叫んだ途端今度は「じょうたろう」ちゃんに向かってもう一回『ヘッドバッド』だーーっ!
対して迎え撃つのは「じょうたろう」ちゃんのぐるぐるパンチ! 「でぃお」ちゃんの向かってくる頭にちょうどよく決まったーーっ!!
「……っ!」
「じょうたろう」ちゃんさすがに手が痛かったのか涙目になりながら手を引っ込める!
対する「でぃお」ちゃんは不敵に笑って……笑ってぇーー!
「ふ……ふふ……
ふえええええぇぇぇええーーー!!!
「じょうたろう」ちゃんが頭叩いたーーー!!」
泣いてしまったーーーー!! このケンカ、「じょうたろう」ちゃんの勝利です!
あーあーあー、近隣の住民の皆様が「またか」と呆れた風にこちらを見ています。この程度日常茶飯事です心配することありません。子供は泣いちゃうくらい元気な方がいいのです。
おおっとここで仕事帰りの若奥様たちがこちらにやってくるのを捕らえました。今日のところはここら辺でお暇させていただきます。
また来週もこの番組「実録! JOJO幼稚園!」をお楽しみに! 提供はSPW財団でお送りしました! アデュー!!
END
おまけ
・「ダービー(弟)」くん
地下でTVゲームで遊んでいたが、ジョセフ先生から逃げる「じょうたろう」ちゃんの足にコードが引っかかりおよそ3時間の成果を水の泡にされる→再起不能
ついでに、一緒に遊んでた花京院先生も再起不能に……
・アヴドゥル先生
振り向きざまにヴァニラ・アイスからのロケットダイブ(頭突き)をみぞおちにくらい再起不能
・イギー
ペット、園児たちが構いすぎて円形脱毛症に……→再起不能
・ペットショップ
ペット2、鳥かごの中で飼われているが、逆に逃げ場無し。ストレスにより円形脱毛症……→再起不能
イギーとは瞳と瞳で語り合える(「大変だな……」「おまえもな……」的な)
・「ヴァニラ・アイス」くん
アヴドゥル先生を再起不能にした後イギー「で」遊んでいたがポルナレフ先生に捕まる。
太ももに噛み付いたり足をふんずけたり抵抗したが最終的にお尻ぺんぺんされ再起不能に……