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No.37154の一覧
[0] 【一発ネタ】こんなどうぶつの森は嫌だ【どうぶつの森】[シレン](2013/04/01 11:39)
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[37154] 【一発ネタ】こんなどうぶつの森は嫌だ【どうぶつの森】
Name: シレン◆cea749bc ID:9c1a14f2
Date: 2013/04/01 11:39

これは、完全に思いつきで書いた、低クオリティの残念な駄作です。こんなのどうぶつの森じゃねぇ!成分が滅茶苦茶あります。それでも良いと言う方はこのまま読んでください。


―――【人間が一人しかいない村】グロ成分あり


俺は、この村唯一の人間である。村長をやっているが、一人である。もう四十のおっさんだ。村を良くしようと走り回り、体格は良い方だと思う。でも、人が恋しい。誰か人は引っ越してこないものか。

・・・なんて思っていて二十年。私はもう定年だ。次の村長どうしよう。誰も立候補していないんだけど。子供がいたら継がせるのに。王位継承みたいな感じで継がせるのだが。後、一週間もすれば、選挙が始まる。人いないけど。隠居生活の開始はいつだ。金はあるんだけどな。大丈夫だろう。

さて、私は今、少し村の外を歩いている。私が住む村は、海と崖に囲まれた、孤立された空間。どこからか供給される謎の電力。地下に電線でも通っているのだろうか?しかし、村の外も道がある程度整理されているな。まぁ、車でこの村に来る動物がいるから当然か。だが、一つ気になるのは、異臭。まるで、肉が腐っているかのような、そんな匂いだ。数十年前の私なら、無視していただろう。だが、この整っている道に漂う異臭。歳を取り、冷静に物事を受け止める事が出来るようになった今ならその疑問に対し、答えを出せる。

「こ、これは…!?」

そこにあったのは、正しく、遺骨。死体。古い骨からつい最近殺されたかのような死体まで、道の脇の穴に捨てられていた。そして、そのすべてに共通しているのは、まるで肉を剥ぎ取ったかのように肉片の一部が付着している事。吐き気が込み上げる。だが、それを抑え、私はその光景をしかと目に焼き付けていた。

「・・・」

その時、声が聞こえ、私は反射的に茂みの中に跳び込んだ。そして茂みの隙間から声の主を探す。

「!?」

声には出さなかったが、恐らく今の私の表情は、驚いている顔だっただろう。何故なら、目の前にいるのは、防護服を着ている動物―――ヘルメットの形状から象だと推測する―――が、一人の女性を背負っていたからである。

女性は、寝ていた。いや、口元から涎が垂れまくっており、腕がありえない方向に曲げられているところを見て、死んでいるのではと思ったが、胸が規則正しく上下しているところを見て、一応生きている事はわかった。恐らく眠らされたのだろうろ推測する。薬か何かで。

「さて、さっさと連れ込みますか…」

女性を連れて、象は、私が隠れた茂みの向こう側にある茂みの中に入る。二分ぐらい置いて、私は茂みを出て、先程彼女が連れ去られた茂みに潜った。その先には、整備されてはいないが、道があった。都合がよく、昨日雨が降っていた事により、あの動物の足跡が残っている。私はそれを辿って歩く事三十分。そこには、一つの工場があった。

「(何故、こんな所に工場が?)」

村のすぐ近くにこんな工場があるなんて聞いた事が無い。一度、村の周りの地形を地図で確認した事があったが、最新の奴から百年以上前のどれを見てもこんな工場は載っていなかった。工場の外観は、まるで一昔前に建てられたのだと思わせるように所々錆びている。だが、中で何か、機械が動く音がするため、何かが動いている事は確かだった。

「入ってみるか…」

何処か、入れそうな所は無いのかと少し考えたが、よく考えれば私はまだ村長だ。何故こんな所に勝手に工場を建てたんだ等と言っておけばいい。そう思い、正面から中に入る事にした。

「(暗いな)」

中は、薄暗く、窓からの明かりが僅かに入る程度であった。奥の方に階段があり、地下へ続いている。何か嫌な予感がするが、それを無視して私は降りる。そこで見たのは、想像を遥かに超える光景だった。

「・・・・・・!?」

声を失った。喋る事も、身体を動かす事も出来なかった。なのに、考える事だけは出来た。目の前には、まるでハムスターが遊ぶ時に使う回し車を巨大化させたものがいくつもあり、回っていた。それを回していたのは、何と、今まで何十年も会いたいと思っていた―――人間だった。

「見てしまいましたか」

後ろから聞こえたその声は、私の心を恐怖させた。体中が痺れ、後ろを振り向くな、振り向いてはいけないと心の中で叫ぶのに、身体は何故か後ろを向く。其処にいたのは。

「残念です。まだ選挙が残っているのに。まぁ、貴方がいなくても、新しい人間を呼び込めば済む事ですけどね」

完全武装した動物。暗視ゴーグルに防弾チョッキ、アーミーナイフにサブマシンガン。だが、私にはそんな恰好よりも、言っている言葉が理解できなかった。

「どういう・・・ことだ・・・!?」
「簡単な意味ですよ。あの村に人間は一人しか要らない。どうせ貴方は此処から出られないんだ。全て教えてあげますよ」

まるで、自分が支配者で、目の前にいるのは奴隷だとでも言いたげな表情で言葉を続ける。

「実際、この村には多くの人間が住もうとしたんですよ。貴方が村を開発し、美化に努めたおかげで。おかげで私たちは感謝しておりますよ。ですがね。そのせいで、電力問題に直面してしまいまして。そのために、この村に移り住む人間たちをこの施設に監禁して、発電していたんですよ…そう、人力発電でね」

嘘だろ…確かに、電力不足を心配してはいたが、こんな形で村の電力は賄われていたと言うのか…!?しかも、多くの人々が村に引っ越してくる予定だったってことか…!?

「だ・・・だが、何故、引っ越してくると、言うのならば、私の耳に入ってこない!?今まであの村に引っ越してくる住人に関する書類は、必ず私が目を通すようになっているはずだ!」
「ええ、そうですよ。でも、それはあくまでしずえさんを通し、しずえさんが書類に間違いが無いかを確認してから貴方が確認するシステムになっています。貴方が目を通していないのは、そもそも私たちがしずえさんに人間たちの書類なんて渡していないからですよ」

まさか・・・!?存在を抹消されることになった人々は、この強制労働施設で働き、村の住人が生活するための糧になっていたという事なのか!?…だったらこれ以上働かせるわけにはいかない!

「何ベルだ」
「おや?まさか金で解決しようとしているんですか?」

俺の貯金は若いころ必死に駆けまくっていたこともあり、一兆は軽い!少々汚いが、金で解決してやる!

「前の村長も同じく金で解決しようとしていましたよ。馬鹿だなぁ、ここから出られるわけもないのに、ここで電力作ってたぬきちさんたちに売った時の利益で私たちは充分贅沢できるのに、これ以上金なんて要らないんですよ。いるのは、労働力、ただ一つです」

そんな・・・一発で返されてしまった。私の身体能力であいつに勝つことなど不可能、手詰まりか・・・

「しかし、貴方は既に身体能力で他の人間と比べて劣っている。肉になってもらいましょう」
「肉…!?はっ!ま、まさか!?」
「おや?ひょっとしてゴミ捨て場を見たのですか?もう少し管理を良くしないといけませんねぇ。ええ、貴方の考えている事はおそらく当たっていますよ。では、始めましょうか。人間の肉は、殺して直ぐにでも食べられるのがいいところですねぇ」

う、動け!ふ、震えるな!逃げるんだ!頼む!動け!足!う、う、

「ウああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」











あとがき

ごめんなさい。本当にごめんなさい。こんな駄作書いて本当にごめんなさい。でも書いてしまった以上は投稿しなきゃいけないと思ってしまったんです。ごめんなさい。

今回、人は一人はいる、ということに関して、書き損ねたのでここで補足。

人が住んでいるということは人間が生活できるということ。その人間が村を開発しているということは人間が住みやすい村を開発しているという見方ができます。なので、多くの人々が移住することで、村から町へ、市へと大きくなる・・・という感じです。


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