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No.36072の一覧
[0] 【習作】転生者のお母さんはTS転生者(守銭奴)【ラブコメ】みさりつの短編集 短編追加[みさりつ](2013/10/12 03:21)
[1] 妙子さんは一生困惑してるけど正直どうでもいい俺、おっぱい 妙子さんUSO追加[みさりつ](2012/12/09 08:19)
[2] 初恋ハンター妙子幼稚園編 ちょっとした小話集[みさりつ](2012/12/13 23:02)
[3] 【伝説の鉄人の伝説】息子は嘘つきです、これは全部嘘です 妙子さんUSO追加[みさりつ](2012/12/18 15:31)
[4] 俺の人生の大体のスタンスが二日で決まった人生気疲れベリーハード 小話追加[みさりつ](2012/12/10 07:30)
[5] IFもしも彼女と彼が逆だったら(15禁)大変下品なメタギャグ 小話追加[みさりつ](2012/12/12 06:25)
[6] たっくんの通信簿は賞賛か小言に満ち溢れているby妙子[みさりつ](2012/12/12 01:19)
[7] キボウ エンド [みさりつ](2012/12/12 06:01)
[9] いつまでたってもはじまりません!魔法少女リリカルなのは無理[みさりつ](2012/12/12 12:06)
[10] それは過大評価すぎる、そのまま俺が過大な重力の輪に取り込まれるからやめて!?だって軽いですもん僕by達馬 [みさりつ](2012/12/12 20:34)
[11] ねぇ妙子さん取り敢えず今から海外旅行行きましょう。 プロローグ[みさりつ](2012/12/12 22:58)
[12] 世の中こんなもんでしょう、ちょっズボン!?脱ぐな!完結[みさりつ](2013/03/03 16:12)
[13] 未解決未来編 1[みさりつ](2013/02/21 12:24)
[14] 未解決未来編 2[みさりつ](2013/02/21 19:03)
[15] 小話 末馬達馬の覚醒 暴走編 [みさりつ](2013/02/20 18:46)
[16] 末馬達馬の覚醒 バトル編[みさりつ](2013/02/21 21:11)
[17] 末馬達馬の覚醒[みさりつ](2013/02/23 02:15)
[18] 未解決未来編 了 ヘルクライマー事件 開幕[みさりつ](2013/02/25 19:12)
[19] 学校の帰り道 なのは編[みさりつ](2013/02/27 16:42)
[20] 主人公たちはついにデバイスを手に入れた 妙子の悩み追加[みさりつ](2013/03/03 14:18)
[21] 末馬達馬の流儀[みさりつ](2013/03/18 03:01)
[22] IF2彼と彼女が逆だったら、暗黒編1話【15禁】[みさりつ](2013/03/20 10:28)
[23] IF2彼と彼女が逆だったら、暗黒編2話【15禁】[みさりつ](2013/03/21 04:07)
[24] IF2彼と彼女が逆だったら、暗黒編 閑話 アンサイクロペディア編3/26追加【15禁】[みさりつ](2013/03/26 18:11)
[25] 短編ネタ 機巧少女は傷つかない二次創作[みさりつ](2013/10/13 20:22)
[26] 末馬達馬の事件簿2 幽霊編 小話さらに追加 226 さらに追加[みさりつ](2014/02/26 02:50)
[27] 末馬達馬の事件簿2 幽霊編 閑話 末馬家の最近の晩ごはん[みさりつ](2014/02/06 06:16)
[28] 末馬達馬の事件簿2 幽霊編 閑話2 沢山食べる君が好き by山田ゆかり[みさりつ](2014/02/06 11:43)
[29] 末馬達馬の事件簿2 幽霊編 悪夢と悪夢のような事実[みさりつ](2014/02/08 03:19)
[30] 末馬達馬の事件簿2 幽霊編 達馬の新能力[みさりつ](2014/02/10 06:15)
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[36072] 世の中こんなもんでしょう、ちょっズボン!?脱ぐな!完結
Name: みさりつ◆2781aa24 ID:36037864 前を表示する / 次を表示する
Date: 2013/03/03 16:12
今回だけなんとしてでも逃げよう、規模の酷さは確かAsらしいがAsは転移魔法というものがあり
海外に高飛びしても、ルパンの匂いを嗅ぎつけてくる銭形さんばりに魔力の臭いを嗅ぎつけてくるだろうから。
どこ逃げたって一緒だろうし、ふむAsは闇の書のなんちゃらで妙子さんが取り込まれてしまわなければ大丈夫だろう。
それ以外は大人しく魔力なんてポイポイあげよう。





「妙子さん、お願いします!僕とけ―――今から海外旅行行ってください一ヶ月くらい!」


決意やらなんやら気持ち篭もりすぎて結婚してくださいとか言いそうになった。

この人また趣味である、二次創作をパソコンで見てる。
最近何か頼まれごとない限り俺がいると結構こうしてゆっくりしているなぁ。
しかしモノ凄いスクロールの速さだ、流し読み?
多分全部読んでるんだろうなぁ。
マジで超人。


「ん?パスポート作らなきゃならないから、今からは無理だと思うよ?」

「――――――あ」

そうやった。
色々面倒な手続きがありますもんね、そっか、そうだ海外に逃げるためにはビザ申請がいるのだ。
なんてこったい

そもそも妙子さんが俺が学校を一ヶ月サボるのなんて認めるわけがないし。

「あと旅行はいいよ?」

小学校通え、とか勉強しろとかそう言う感じに叱られて
なんとか説得してダメだったら床に寝転がって体をフリフリして降参ポーズし続けるつもりだ。
まるで間抜けな顔をした雑種犬のように。
あー前世にいた近所の柴犬のメスによく飼い主の許可得て骨っこ買って食べさせたなー。
あいつどうしてるだろうか、病気にはなっていないだろうか、あんなに懐いてくれたし
唯一俺がある雪の日に家にお腹が痛くてダッシュで帰ろうとしてそのままガラスの防寒用の外玄関に突っ込み、ハリウッドの血糊いらずで血だらけになった時
俺を笑わなかったいい女だったのに、みんな「くすっ――――えええええええええ!?」って感じだったし。
俺を助けるために首輪切って真っ先に傷を舐めてくれたし。

雑菌入りそうなぐらい。
そんな血だらけの俺の15針の赤い花を咲かせた艶姿を写メで撮影し、ブログに上げた外道な友人よ「悪魔よ去れ!」という有名な台詞を――。

え?





「まじで!?」

「だって、たっくんは大人だし、自分で判断出来る人間でしょ?じゃあ、自分で好きな選択をしてもいいんだよ、「幸せだったなぁ」って死ぬのが夢だっけ?」

「はい実は……今回の旅行、そのために必要なんですよ」

「じゃあ協力する、私は君には自由に本当の幸せを掴んで欲しい……私の子供として、でも君は大人。
うん、だから親として道を間違わないように教えるんじゃなくて…ただ、その道に協力するだけ、そう思ってる、君の母として同じ兄弟として友人として」

本当に私は母親ではないんだけどね、私の今の両親の養子だし君は。
戸籍上は義兄弟だし、と妙子さんは言った。

「ね、私はもういいんだ……もう十分幸せだし、君がやりたいことは絶対に協力したい」

末馬妙子は思うのだ、いつだって目の前にいる少年は全力で楽しく幸せであるために生きる人。

本当にずるい、私だったら君のようになれない、そんなに素直に生きれない。
いつだっていつだって、私は間違ったまま生きているような気がしている。
自分が今まで感じた後悔、私は後悔しているから、誰かに「鬱々モード入ってきてません?」

「へ?」

「もーなに考えこんでんですか?旅行オッケーなんですよね?本当に?」

「うん、いいけど」

「うっしゃあ!楽しみだなぁっえーとえーえーえー石垣行きましょう!」


また妙子さんの水着見たい、超見たいし。
あの妙子さんの恥じらう姿とか、もう大好き。あれ、欝じゃない自分のナイスバディを恥じらってた顔だし、もう大和撫子ぉ!
もう一度脳内HDに焼き付け、永久保存して脳内DVDで海賊版つくって脳内メディアケース満杯にしたいし。





ね?今、君がやりたいことに絶対協力するんだって言ったよね?
これ、俺プロポーズしたらいけるんじゃね?
だって俺が幸せだったなぁって死ぬには妙子さんとの結婚と子―――子供作って孫も出来て生涯妙子さんの横に居たいな、という理想な未来が必要なのだ。
結局の所根本的なところが解決してないから無理だけど。



「で、君――――何か隠していることあるでしょ?最近周囲で謎の事件あった見たいだし」


やはり、気づかれるか、原作とやらの下手にあると変な偏見が生まれそうな知識は俺は彼女には教えていない。
魔法少女リリカルなのは、という題名を教えてあとは全部忘れましたー、だ。
この人に教えたら、また余計なもん背負いこもうとするし。



「ええ、だから隠していていいですか?」

「え?」

「あのですね、知っていることが可笑しいんですよ、そんな可笑しな気違いに貴方もなることはありません。
仮にですよ俺たちが知っているからって何かして助けてやろうなんて傲慢もいいところです。
助けてやろう?ああ、なんて上から目線、それは当事者ではないから出来る傲慢だ。
今この瞬間に助けて欲しい誰かに沢山の人たちに対する傲慢だ」

もし、全人類最強でこのキャラが可愛いから助けるとか最早、神だ、自分の教義に当て嵌らない者を助けない神様だ。

俺は知っているから、知らないそんなもの―――俺は唯ひとり救えればいいんだ。

知っているから――――そんなこと言ったら数百万人飢餓者、今この瞬間も死んでいっているこの地球で争い続けている、その巻き込まれた誰かも助けなきゃいけない。

そんな善意を背負うなんてできない、持つ者の責任?――――知るか!?

とかあることないこと言って、打算的なことを言って。
我が身可愛いよ俺はというところを誠心誠意伝えて逃げさせて貰おう。
可愛い妹分のなのはがもし知っている未来と違い、酷い目にあって見捨てることになっても――――痛っ。

「あ……」

ぱしり、と俺の頬はうたれていた。

初めて俺は妙子さんに叩かれていた。


ああ、そうだよな、この人は「裏切られるから、だから優しくしてはいけないのか?善意でなくては人を信じれないのか」とかまるで某十二国の陽子さんばりに
ありえない覚悟もってるからな、だから俺は背負わせない、どうせまたトラウマ増やすし、フェイトちゃんとかああいうの見たら英雄しだすし、多分。
この人の力ならプレシアも救うだろう、そういう才能があると思う、そういう希望を見いだせる人だ。
俺は「――――そんなに嫌なやつにならなくていいんだよ?」

「………そんなに俺わかりやすいですか?」

「そもそも私だって自分は可愛いし、お金もいっぱいあるのに人の為には使わない、キリがないし、愛着はないけど捨てたくはない、守銭奴だよ?」


嫌そうな顔してるよー。このお人好し、と頬をぐにぐにされる。


「あーまぁそうですね、もういいかー旅行を楽しみますか、なんかあったら何かしましょうか……そうしましょう」


今一番後悔しないのは多分これだしなぁ、と達馬は思った。


片手を掴まれ、隣に座らせられる一緒にあーでもないこーでもないと旅行プランを考える。

片手に伝わる彼女の暖かさを感じながら強張っていた頬が緩む。
どんなことがあってもどんな悲惨な現実がこれから先生まれようとも、この手だけは離さない、そう誓っている。

ぐだぐだ悩まないのが俺の信条、何かあったらそん時はそん時。
ああもう、こんな知識いらねーまじで。
なんだかくだらなねぇ罪悪感も感じてしまうし。

本当にポエミィな夢見る乙女ちゃん見たいなやつ。










無印 無事に終了。






「取り敢えず、明日から那覇で国際通りとちゅら海水族館でいいかな」

私レンタカー借りるよ、と妙子さんがいいます。
俺も車運転したいなーとか思う、一応前世で車の免許持ってたし。
今回の人生でもしかしたら免許とるの苦戦するかも―――変な癖ついてるし。

那覇にその日の内に飛行機でびゅーんと那覇空港にたどり着きました。
今日は適当なホテルに泊まることにします。
てか熱い、本当に南国。


全日空ホテルで二人でお菓子とか夕飯買って、だらだらとします、移動疲れです。


「何たべてるの?」

「砂肝ジャーキーです、おお!これ100円でコンビニで売ってる割にこれご飯のおかずになるぞ、ケンタッキーをご飯のおかずにするぐらい合いそう!」

はい、と黄色い袋を渡して一つ食べてもらいます。

綺麗な指が砂肝ジャーキーのスパイスで汚れます。

ぱくっと食べると

「………うーんしょっぱいけどなぁ、梅酒には合わなそう」


おお、手についたスパイスを舐める感じ、いただきです。
エロいぞ、エロ過ぎる。


「泡盛とかどうですかー、妙子さんチョーヤの梅酒かビールしか飲まないですね、しかも一杯ぐらい、今日は珍しく沢山飲んでますね」


開けられた紙パックの数が半端ない。
牛乳を一気飲みするようにゴクゴク飲まれると何か嫌な予感するんですけど。


「まぁこうしてゆっくりお酒飲むのこの人生初めてだし、一人で飲んだら、狂いそうな悪酔い始まるしー」

「うわー」

「うーん、付き合い以外で飲まないしねー寒い日に梅酒をホットにして飲むぐらいだなぁ私は昔から、で、貧乏な学生やってた割になんで君高い酒しってるの?
ジャックダニエルの年代物とか、あんなもの常飲しないでしょ、大学生?」

「其処は鏡月コーラ割りとかいつもそれ系ですけど、やっぱり仲間内で集まるとみんなタガが外れて色んな酒飲もうぜワッショイ!ってなります」

一晩で一ヶ月分の金がブッ飛ぶことが多々ありました。
馬鹿だし、殆どその日暮らしが身についていました。


うわー折角離島にも行くのに、未成年とか勿体無さすぎる。
泡盛も色々あるのにー、泡波の古酒飲みたいよー本州じゃ手に入らないのに。

「で、取り敢えず石垣に暫くまで那覇で遊んで、離島とかダイビングとかでいいの?」

「うーむ、この世界のドクターコトーに当たるドラマの撮影場所のロケ地観光したいです」

「なんだっけ、どんな題名と話だっけ」

「確か「ドクタークトー」話はブラックジャック離島版、無免許医師がその天才的な医療技術で老い先短い人たちを救っていく謎のドラマ。
故郷を捨てた若者たちが彼の元に向かい、じいさん、ばあさんの延命の為に大金を支払うという展開が基本です。
あまりにも生々しい家族関係とお金関係、視聴率が酷くて5話で月9降板しました。」

孤島じゃなくて苦島。

「何それ?」

「涙を流す展開はなく、何故こんな話が……もうやだ、あの手作りの草鞋のエピとか改悪されすぎ!」

「別に改悪も何もないけどー」

「そう、彼は警察がいない離島に逃げ隠れた無免許医師、もう漫画版とか見てられない!村八分にされてるコトーが!あの絵柄で!」

「みなきゃいいのにーみなきゃいいのにー」

「ラストは患者の家族に夜の海を突き落とされた医者、そして残された人々はその医師が貯めた金を見つけ出して喜ぶという生々しい最後。
そして皆で共同して罪を隠すというリアル、胸糞悪くなる残酷展開。続編は深夜ドラマに「面白いの?」」


「つまんないです、あ、今テレビで再放送してるみたいです」


「欝になりそうだからみないよー何か村八分とか……トラウマが蘇る、小学校とか中学校とか高校とか」

「全部じゃないですか!?」

「もう、好きとか嫌いとかやめて欲しい、私はただ生活してるのに……突然後ろから女子の「はいやめましょう」


ダウナー入りました、はい。

「なんで勝手に告白されただけなのにあんな酷い学校の机「だからやめましょう」

「リコーダーが「そいつの名前教えてください」



うわー何か、また気疲れしそう。

この人労働と奉仕活動とかしてないと鬱々モード入るし。
ジェルシードなければ、適当に放り込んであげるのに。

「たっくーん、はーい脱ぎ脱ぎしましょうねーお母さんにどれぐらい成長したか見してねーふへへ今まで私がされたセクハラされた分ー取り返してやるー
たっくんの肌とかなら触っても大丈夫そうだしーウェヘヘ」


うわっ


ちょちょちょちょ




















おわり。



メインエピソードはこれにて終了。



完。



どんなことがあったかはご想像ください。
どんな展開になろうと、どうせこいつらは一生こんなもんで終わります。

ゆっくりと時間を掛けて達馬は妙子さんを癒していくでしょう、他に方法がないし。

短編もの軽く気が向いたら更新していく感じです。

XXX版書くか……精神的ホモ、オネショタ。


キツいかも。

この話数に沖縄観光短編が追加パッチのごとく入っていきます。



「あ、なんか体痛いんだけど、ウェ……気持ち悪い」

「妙子さん……まじで犯罪です」


「え?」




隠し追加パッチ


IF もうひとり転生者がいたら。



「被告人ヨクササクレ・リリリリバン・バウムクウウェン・オルカパッパラ・マンゴスチンⅢ世(一部省略)に対し
管理局は常識と奉仕の精神を尊ばせるために管理局員として働き、秩序の為に生きることを望みます」

「やめて、それ私の本当の名前だけどフルネームで読むのやめて!?」

「アタマコネッタ・ヒネッタ・イエカエリ・タイゾー」とかなんともまぁ酷い名前を偽名として使い次元犯罪者として管理局に迷惑掛けまくり、あとで賞金やらついてるのに気づき、出頭した御蔭で掛けられた裁判は緩やかに収束したが、やめて欲しい、一々本名を大きな声で読み上げるのは本当にやめて欲しい。

中二病ネームとかキラキラとかそういうレベルの名前じゃないのだ、俺の名前はむしろ最新型の呪文ネームである。

前世の名前がしょうもない感じの南原泰造と言う何か人生しょっぱな損しそうな名前の現在15歳の少女は残念だった。

「こんな少女があの謎の組織「精神とトキの会」ナンバー3、アタマコネッタだと……」

くそう!と少女は涙を流していた。
長い黒髪をマフラーがわりにして顔に巻いて「うごごご、恥ずかしい、死にたい」と唸る少女。

「あとちなみに、本当にあなた一人でナンバー1とか2とか100とかいないでしょうね?」


「私一人でやりました、うん。それは本当は、寂しいから……一人で秘密組織っぽく密売人やってました」


そう言うと、裁判に参加している者共全員残念そうに少女を見る。

最速で、ありとあらゆる次元世界を航行可能とする無限魔力炉を搭載している
「最強龍」と呼ばれる幻のアルハザード謹製、全長5キロの最強戦闘艦を個人で所有していた怪物がこんな残念すぎるとは。

アタマコネッタ・ヒネッタ・イエカエリ・タイゾーという次元世界を震撼させた伝説的な次元犯罪者が、だ。


彼女は密売人としてロストロギアを次元世界のありとあらゆる遺跡から盗掘を行い、様々な所に売り払い、莫大な金銭を得ていた怪物だ。

恐ろしいところはたかだか、Fランクの魔力保持という拙い魔法の才能でだ。
SSランクの大魔道士を単独で打倒したとさえ噂に聞く怪物だ。

本人は相手が脳溢血で突然死んだだけだよ、と言うが、本当みたいだ。


「で、あなたの今まで密売で稼ぎ出した金銭はどこに、あるんでしょうか?あなたの個人所有していたあのリヴァアサン・テラムート5世…という船の中には何もなかったのですが」

こたつと布団と漫画雑誌くらいしかなかったのですが…どういうことですか?

という皆の疑問。

惑星一個買えるぐらいの莫大な資産は得ていた筈だ、それが一切見つからなかったのだ。

そして少女は素直に答えた。

「えーと、恵まれない子供に全額寄付してました」

「嘘つくなよ」

「本当ですって、そう、私が4歳で親にお金とか食べ物ないから間引きされ荒野に捨てられたあの時、立川在住の神様が降りてきて私にメロンパンとぶどうジュースをくれて「嘘つけ」

良い事をすると男に戻れると信じていたTS転生者がいたよ(リリなの短編)


「同類発見ですね……妙子さん」

「同じTS転生者だよね……」

「沖縄在住です、石垣でスローライフしてます、刑期が去年終わったので、毎日ダラダラしています」

佐々木璃々と自らを名乗った黒髪の少女は偶然街中で妙子と達馬がかりゆしのアロハシャツを購入していた時にタイムリーな歌を歌っていた謎の人物を発見して声を掛けたら
なんと同類だった。

銀の龍のなんちゃらはこの世界にないのだ。
目ざとく達馬が声を掛けたら、そのまま今三人でタコライスを食べている。

現在46歳のTS転生者であり、元管理局員である、あと原作知識皆無。
見た目はまるで雛人形のような少女であり、中々見目麗しいのだが、所作がなんとも緩やかで、まるでパンダのような愛嬌があり可愛らしいが、正直可愛いだけの少女である。
46歳なのだが、ある世界の幻の秘宝を手に入れた時から見た目が年を取らなくなったらしい。

あれだ幼女系だ、幼女系のTS転生者だ。


「うーむTSの苦労といえばハァハァされるところだね?部下にロリコン多くてさー、スク水とか着せられたりとか飲み会でランドセルとかさー別にいいけどさー、何か変態臭いけど」


「……それでいいんですか?」

「私に手を出そうとする間抜けなんて絶対に居ないから、呪われるらしいし」

「呪い?」

「うん、何か不幸になっていく感じ?」

「羨ましい!」

「妙子さん!?」

なんでも管理世界で常識を知らずにお金儲けをしていたら管理局にとっつかまり、何十年もの刑期をかけられ、去年でやっと自由になったらしい。

チート具合では末馬妙子に匹敵する怪物なのだが、彼女は何故か、そういう恐ろしさを感じない。
だけれど、多分この人、ラッキーマン的な能力を所持しているっぽいなと遠目で仲良く妙子さんと同じTS転生者の苦労を分かち合っている。

ような気がしても全然していないのを見る。


「私さー生理とかないから気持ち悪いとかないのよねー」

「ずるいずるい」

「正直ちんこついてないお子さんだし私ー二次成長の苦しみとか無縁ですし、正直悩みない、あ、買い物とかで背が届かないのが悩みだね」

「ずるいずるい」



ちなみにタコライスは3人ともタダで食べている。
なんでも店側のミスで3人分多く作ってしまったものらしく、余るのもなんだし、と店側がくれた。

普通はそんなのない。
どんなに余ろうが、タダで提供するとかない。
だけど、この佐々木璃々は店の店主の姪っ子にそっくりらしく、何かくれた。

この佐々木璃々という少女は元勘違いモノ最強TS転生オリ主(ロリババァ)。

「三人の中で一番濃いかな」

「そうですね」

「どう考えても」

管理局では三佐まで幸運だけで上り詰めたというチートである。
適当に指揮すると、基本的に凡ゆる作戦が幸運で成功するらしい。
なんでも相手側がミスを連発するらしい。

あまりにも幸運値がカンストしている人だから、妙子さんと違って精神的に安定している。
同時にデスブログ的な能力を保持してるっぽいので、敵なしである。

この人いるだけで世界とか凄い大丈夫そう。

「ねえ、達馬君?」

「ん?なんですか46歳反則系さん」

「私少年とか好きなんだけど、女装しないかい?似合わない女装少年を快楽漬けとかやってみたい、そういうの今までやってなかったし、昔は月間わぁいとか買ってたし、流石になんか一度くらいセックスしてみたいかな、とか思ったし。」

「しないよ」

「じゃあ精通したら筆おろ「俺にも選ぶ権利ぐらいありますから、あと精通は昨日しましたし」

「え――?」

「あ」

「もしかして昨日私く「やめときましょう忘れましょう忘れましょう」


アタマコネッタ

多分もう出ない。


妙子さん

上の粘膜

達馬


不覚


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