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No.3582の一覧
[0] 影と魔法と学園モノ! (ネギま×ペルソナ4)【書き直し】[奈々氏](2008/12/15 19:40)
[1] 第一話  ベルベットルームの住人[奈々氏](2008/12/15 18:40)
[2] 第二話  拝啓[奈々氏](2008/12/18 18:15)
[3] 第三話  覚醒[奈々氏](2008/12/18 18:15)
[4] 第四話  金髪とメイドとサボりの日[奈々氏](2008/12/20 07:51)
[5] アルカナ&書き直し途中まで(×オリジナル?ペルソナ設定)[奈々氏](2009/11/12 00:56)
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[3582] 影と魔法と学園モノ! (ネギま×ペルソナ4)【書き直し】
Name: 奈々氏◆e95899b3 ID:fd2ea7fe 次を表示する
Date: 2008/12/15 19:40
ペルソナ4の設定と一部キャラのみ使用しています
ペルソナ4のネタバレを含みます
オリジナルペルソナ又は既に登場しているペルソナをネギまのキャラが使用する可能性があります
設定の改変、キャラの改変がある可能性があります
 
 
 
 
『先輩!貴方がいないと僕は――』

やめてほしいモンだ。




最近同じ夢ばかり見る様になった。
どこだかわからない場所で誰だかわからない連中と何かをしている。
見ている自分が何なのか全然わからないそんな夢。

とりあえずわかってるのは誰だかわかんない連中が俺のことを呼んでいる。

前はヤンキー、その前はカンフー女、和服美人、着ぐるみ中身は金髪イケメン、売れっ子アイドル、俺を相棒と呼ぶ男。
今回は濃いメンバーの中でも数多くの属性を持つ男装探偵学帽女。
ほかにも色々出てくるがこれが自分の妄想が作り出した人物たちだというなら俺は相当参っているんだろう。

『先輩!』

先輩先輩うるさいんだよ
いつも思うが俺とこいつは同級生なのだ。
ちなみにヤンキーとアイドルも
先輩ってのはおかしいだろとツッコんでやりたい。
いつ俺がダブったんだよと。
いやおかしいとかとかそういった問題じゃないか。

「先輩じゃないって言ってんだろ!」

周囲の目が俺に注目する。
黒板に数式を書いてた教師がくるりと振り返り俺をにらむ。

「……あぁそうだな、お前は春になっても1年かもしれんな」

あはははは、とクラスが笑い声で溢れる。
コレもあのおかしな夢のせいだ。








「ようこそ、久しいですな。」

イゴールが驚いたように俺に言った。
マーガレットはニッコリと微笑む。
高級車のようなこの部屋は、
いや部屋のような高級車?
まあいいこの場所はよく夢の中に出てくるベルベットルーム。
なぜかここだけハッキリと記憶に残る。
イゴールは鼻の長い老人、マーガレットは外人美女。

「おかしいよな、絶対おかしいよな。ここは夢だもんな、うんそうだ。」

夢だ夢だ。
そう夢なんだと心で自分に言い聞かせる。

「そうでございますな、現実の貴方は眠りについていらっしゃる。」

イゴールが言うならそうなんだろう。
夢の中の住人にフォローされる俺って……

ん?現実?まあいいか

「なんか用事?」

ここへ呼ばれるという事は何か用事があるのだろう。
俺も用事がある時にしかここへは来ない。
今回は俺の用事ではない、という事はつまりイゴールの方の用事だろう。
まあ俺の用事でここへ来たことなんてない、筈だ。


「いえ。お呼びしたつもりはありませんでしたが……」

イゴールは一呼吸置いて言った。

「新たな旅の始まり、ということですかな?」

新たな旅も何も俺は旅なんてした事がない。
自分探し?そんなに暇があったら他の事をする。
家族旅行?旅じゃねぇだろそれ以前に家族旅行なんていった事が無い。

「今は貴方の選択の時……なのでしょう。」

「今日のイゴールはいつもよりわかり難いな」

選択、何を選べというのだろう?
よくわからない。

「これはその時、貴方に必要なものでしょう」

今まで黙っていたマーガレットが一冊の本を俺に差し出す。
受け取り中を見ると絵と値段が書かれている。
目次を見るとアルカナ順、レベル順に分類されているようだ。
パラパラとページを捲る。
恐ろしい金額の物からお手ごろなものまで。

「これって何?」

本を指差し尋ねる。

「それは力。貴方が望むのならそれは貴方のものとなる。」

ただしお金が必要ですって事か?
夢もここまで来ると凄いな

「それと貴方から預かっていたものよ。」

マーガレットが机に札束を置いた、夢だからってやりすぎだろって量の。
束が10個だから……。
考えるのはやめよう

キョトンとした俺の顔を見てなんだか嬉しそうにマーガレットは笑う。

「これは貴方が貴方の力で手に入れたお金、何も遠慮する必要は無いわ。」

夢の中の俺は何者なのか知りたい。
いやマジで。







「―い、おい!昼休み終わったぞ!」

目を開けるとそこは見慣れた教室だった。
今昼休みが終了したらしい、あの長っ鼻のせいで昼飯を食いそびれた。
いや夢に文句を言ってもしょうがないか

結局あの札束は受け取らなかった。
いやビビってる内に目が覚めたってのが正解か。
まあ夢の話だけれど

ぐぅー。
腹が減った。
さてしょうがないから授業中に飯を食うか、と弁当を取り出すが午後の授業は運悪く体育。

しょうがないもう帰るか。
ゆっくりと帰り支度をして俺は教室を出た。




いつものように鍵を使い家に入ろうとすると鍵が開いている。
珍しく親が帰ってきているらしい。
玄関には女物の靴が脱ぎ捨ててあった。
どうやら母さんが帰っていたらしい。

「あぁ恭介帰っていたの?」

甘ったるい香水の匂いを振りまいて母さんがリビングから飛び出してきた。
高そうなスーツを着ている、またすぐに仕事なのだろうか?

「まあな。」

よほど慌てているらしく家中を走り回っている。
仕事にしては荷物が多い。

「また仕事?」

「そうよ、私もお父さんの所行かなくちゃいけなくなったのよ。」

親父の所、という事はヨーロッパのなんとかって国だ。
俺の両親は仕事の内容はまったく話してはくれないから詳しいことはわからないし興味も無い。
急いでいる理由もわかった事だし俺は早く飯を食いたいところだけれど母さんはまだ言いたいことがるらしい。


「恭介、あなた春から――」


驚愕の展開だった。







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あとがき

> 私の弟の所で生活してもらうわ     (ペルソナ4、2週目編)
  転校して学校の寮に入ってもらうわ   (また懲りずにネギま編)
あれ?目の前に光る鏡のような物が   (ゼロの使い魔編)
……ああよく寝た           (まさかの夢落ち、もうやめろ編)

なんて事考えてた時期もありました
選択肢を出したところで選択する人間は自分ですからね

と言いますか書き直し、名前も変更、設定も変更
まったく面影なし
ええもう新作にした方がいいんじゃね?みたいな感じですね
むしろ書くなとそんな感じですね

いや書きますけどね


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