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No.3516の一覧
[0] テストSS 絶望生徒アスナ!?[生まれ(以下略)](2008/07/16 16:57)
[1] 第一幕ノ一[生まれ(以下略)](2008/07/16 18:02)
[2] 第一幕ノ二[生まれ(以下略)](2008/07/16 23:56)
[3] 第一幕ノ三[生まれ(以下略)](2008/07/17 22:37)
[4] 第二幕ノ一[生まれ(以下略)](2008/07/18 16:37)
[5] 第二幕ノ二[生まれ(以下略)](2008/07/18 18:44)
[6] 第二幕ノ三[生まれ(以下略)](2008/07/19 01:15)
[7] 第三幕ノ一[生まれ(以下略)](2008/07/19 17:00)
[8] 第三幕ノ二[生まれ(以下略)](2008/07/21 19:15)
[9] 第四幕ノ一[生まれ(以下略)](2008/07/21 23:13)
[10] 第五幕ノ一[生まれ(以下略)](2008/07/22 14:16)
[11] 第五幕ノ二[生まれ(以下略)](2008/07/27 03:58)
[12] 第五幕ノ三[生まれ(以下略)](2008/07/27 18:15)
[13] 第五幕ノ四[生まれ(以下略)](2008/07/27 23:19)
[14] 第五幕ノ五[生まれ(以下略)](2008/07/28 02:27)
[15] 第五幕ノ六[生まれ(以下略)](2008/07/28 12:42)
[16] 第六幕ノ一[生まれ(以下略)](2008/07/28 20:34)
[17] 第六幕ノ二[生まれ(以下略)](2008/07/29 16:11)
[18] 第六幕ノ三[生まれ(以下略)](2008/07/29 20:59)
[19] 第六幕ノ四[生まれ(以下略)](2008/07/29 22:38)
[20] 第六幕ノ五[生まれ(以下略)](2008/07/30 03:09)
[21] 第六幕ノ六[生まれ(以下略)](2008/07/30 17:59)
[22] 第六幕ノ七[生まれ(以下略)](2008/07/30 20:42)
[23] 第六幕ノ八[生まれ(以下略)](2008/07/30 21:50)
[24] 第六幕ノ八ノ続キ[生まれ(以下略)](2008/07/30 22:08)
[25] 第七幕ノ一[生まれ(以下略)](2008/07/31 03:36)
[26] 第七幕ノ二[生まれ(以下略)](2008/07/31 04:41)
[27] 第七幕ノ三[生まれ(以下略)](2008/07/31 23:03)
[28] 第七幕ノ四[生まれ(以下略)](2008/08/01 07:02)
[29] 第七幕ノ五[生まれ(以下略)](2008/08/01 08:01)
[30] 第八幕ノ一[生まれ(以下略)](2008/09/01 21:58)
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[3516] テストSS 絶望生徒アスナ!?
Name: 生まれ(以下略)◆e1464c12 ID:fc56dd65 次を表示する
Date: 2008/07/16 16:57
第零幕


「絶望したっ!もうこの世の全てに絶望したっ!!」


「先生!」


そう唐突に言い残し彼、『糸色 望』は教室を飛び出した。

「もう全てに絶望した!私なんてもう生きている価値など無いんだ!死んでやる!!もう死んでやるっ!!」


彼は駆け抜けた。人生と名づけた公道を一心不乱に駆け抜けた。


「もう、もう...s「そう。じゃあさよなら。お兄さん?」...へ?」


いきなり声をかけられ一瞬呆けた。だが、はっきりとその姿をとらえた。


周囲に決して馴染まない、黒いロ-ブを纏った少女。フ-ドは被らず、その長い黒髪が風に靡いている。顔は人形のように整っていて、総じて言うと日本人形のような美少女。しかし、容姿も服装もかなり人目を惹くだろうその少女を、見ているのは自分だけ。まるでそこに何もないように道行く人々が通り過ぎていく。
...何かオカシイ。そう思い、口を開こうとした瞬間、少女がロ-ブの中からその細い腕を出し、上に掲げた。まるで何かをふり落とすように......

ーーその手には、肉厚の鉈が...


「え?ちょっ!まっtーー」


瞬間、血の噴水が周りに舞い散った。




...光が、見える......向こうで‥だ…れか‥が、呼んで、い‥る。

手を光に掲げ、掴むようにしてーー



危ないじゃないか!あんな物人に向けて…


意識が覚醒し、体が自分の物であると、現実に生きていると実感し、感覚がはっきりしてくる。そして、


「死んだらどうするんだ!!」


叫んだ。…ん?何かがオカシイ。声が、高い?なぜか自分の声でないような……

「あ!アスナさん!?このかさん!アスナさんが起きましたよ!!」


「本当!?アスナ、大丈夫?痛いところあらへん?」


叫んだ直後、赤髪の少年と黒髪の少女が駆け寄ってきた。…誰?


とりあえず、何となしに上(そら)を見上げ、


「知らない添乗員だ…」


スチュワーデスのポスターが貼ってあった……


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