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No.34386の一覧
[0] 【ネタ】どきどき魔女神判2~スケベな男の魔女探し~【主人公変更、男子高校生の欲望】[ししめい](2012/08/23 00:12)
[1] 第一話 羽織くれは編 その1 ~会長は魔女なのか!?~[ししめい](2012/08/06 18:19)
[2] 第一話 羽織くれは編 その2 ~会長は魔女なのか!?~[ししめい](2012/08/19 20:59)
[3] 第一話 羽織くれは編 その3 ~会長は魔女なのか!?~[ししめい](2012/08/11 14:11)
[5] 第一話 羽織くれは編 その4 ~会長は魔女なのか!?~[ししめい](2012/08/19 21:02)
[6] 第一話 羽織くれは編 その5 ~会長は魔女なのか!?~[ししめい](2012/08/19 21:03)
[7] 第一話 羽織くれは編 その6 ~会長は魔女なのか!?~[ししめい](2012/08/19 21:04)
[8] 第一話 羽織くれは編 その7 ~会長は魔女なのか!?~[ししめい](2012/08/20 03:07)
[9] 第一話 羽織くれは編 その8 ~会長は魔女なのか!?~[ししめい](2012/08/20 17:34)
[10] 第一話 羽織くれは編 その9・完  ~会長は魔女なのか!?~ [ししめい](2012/08/20 22:13)
[11] 第一話 エクストラエピソード 「くれはとデート」[ししめい](2012/08/22 17:30)
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[34386] 【ネタ】どきどき魔女神判2~スケベな男の魔女探し~【主人公変更、男子高校生の欲望】
Name: ししめい◆e5009ad3 ID:c95f0cbc 次を表示する
Date: 2012/08/23 00:12
 かつて世界には魔法が存在し――――

 ほんの少しだけ魔女がいました――――

 これは現代に生きる、忘れられたはずの魔女たちと、エッチでスケベな少年のお話です。


**

「あーっと……? ここはどこだ?」

 俺は目の前に広がる光景に首を傾げた。規則的に立っている白い柱。ドーリア式だかコリント式だか知らないが、畏敬の念を感じさせる紋様。
 自分が立っている床は一本道で、幅は人が二人通るのがやっと。壁はなく、抜けるような青空が広がっていた。

 何だ、このパルテノン神殿みたいな空間は。一体、ここはドコなんだ。

《ここは天使界》
「ッ!」

 今の声は!
 辺りを見回しても俺以外には誰もいない。絶対に、今のは美人さんの声だったのに……って、そうじゃねえ!

「声が、頭の中に直接響き渡ってきやがっただと……?」
《頼みたい事があって、あなたの意識をここに呼ばせてもらいました。詳しい話は、クローディアにお聞き下さい》

 まただ。何なんだ、一体。絶対ナイスバディなお姉さんの声だろ。
 それはそれとして、天使界だって? ひょっとして俺は夢を見ているのか?

 現実離れした状況に、俺が頭を悩ませていると、柱の後ろに何か影がサッと動いたのが目に入った。

「今、何かいなかったか?」
「あのう、キョウシュクではございますが、長瀬ユキトさんとはアナタのことでございましょうか」

 後ろから弱々しい声がかけられた。けれど、それは頭の中に響いてきた声ではなかった。振り返って見てみるとそこには。

「悪魔……?」

 二等身くらいのデフォルメ悪魔がもじもじと指をつつきながら、ふよふよと浮かんで俺を見ていた。

「い、いえウチは悪魔ではなく天使でございますのです!」
「天使ぃ?」

 まじまじと自称天使を見る。
 髪の毛は角みたいに二本のアホ毛がピンとたっていて、耳もエルフみたいに尖っている。全体的に褐色肌だし悪魔みたいな羽も生えているし、どこからどうみても悪魔じゃねえか。つか、コイツを見て一発で天使って分かる奴はいないだろうって位に悪魔のポイントを抑えてんだけど?

「悪魔以外の何者にも見えないんだけど……?」
「センエツながら、見た目で差別するのは悪人の始まりでございますのです」

 自称天使は額に汗をビッシリと掻き、少し怒ったかのように口を尖らせる。

「天使界にとらわれ、改宗してから四百年……今のウチは、身も心もすっかり天使になりましてございますのです」

 ……元悪魔かよ。
 心は分かんないけど、体は全然天使になりきれてないぜ?
 まあ、それは些細な事か。

「で、その天使サマが一体何の用?」
「まずは自己紹介を。ウチの名前は、クローディア・リバルディアと申しますのです」
「クローディアねえ……長いからクロちゃんで良い?」
「そ、そんな安田な大サーカスの一人みたいなあだ名は……ウチはクローディ……」
「じゃあ、クロで」
「うっ……それでいいでございますのです」

 クロはさめざめと涙を流した。

「ウチは一応はナビ天使というものでございまして……」
「ナビ天使?」
「はい。ナビ天使とは、魔女探しをするニンゲンを手伝うための天使でございますのです」
「は?」

 思わず、間の抜けた声が出てしまった俺を責められる者はいないだろう。

 魔女探しって、一体いつの時代だよ。

 現代日本……いや、地球に魔女なんて大それた存在はいない。いたとしてもそれは紛い物か、占いをしてる人だろう。魔法をバンバン使う魔女なんて居るわけ無い。

「疑問をもたれるのももっともでございます。しかし、魔女は実際に存在するのでございますのですよ? 現代にも、魔女はアナタ方ニンゲンのそばに適応して、目立たないようにヒッソリと」

 クロの言っていることは信じらない。けれど、俺は何故かコイツの話をもっと聞きだいと思ってしまった。

「ちなみに、センエツではございますが、これは天使評議会で決められてしまったことでして」

 クロはそこで言葉を途切れさせると、重々しく告げた。

「もはや、アナタに拒否権はございませんです」
「は、はぁ」
「キョウシュクではございますが、ウチのシモベとして頑張っていただければと」
「シモベ!?」

 いや、まあ多分ナビ天使って位だし俺のサポートをする存在だとは思うんだが、シモベってのは無いだろう。コイツみたいにロリ体型では無くて、ボンキュボンなお姉さんに言われたら即刻頷いていただろうけど。詐欺だったとしても契約しちゃう!

「ヒィィィ! すみませんでございますのです!」

 俺が声を張り上げたからか、クロは慌てて何度も頭を下げた。……何か申し訳ない気持ちになるな、コレ。

「……お、お気に召しませんですか……。では、センエツながら……シモベ様というのはいかがでございましょうか」

 シモベ様……。何ら変わっていないように見えるけど。

「これを断られてさまうと、今後はウチはシモベ様をなんとお呼びすればいいか」

 涙目でチラッチラッと見られては、何も言えない。

「……名前は別に構わんよ。で、聞くけど魔女探しってやつを俺が断ったりしたらどうなんの?」
「その時は、アルティメット・グッドマンになっていただきます」

 和訳すると究極の善人、か。

「シモベ様。説明を致しますので、こちらの画面を見てください」

 クロはどこから取り出したのか、大型のテレビを取り出すと電源をつけた。ブォンという音とともに、画面には汚い金髪のおっさんのズームが映し出される。

「な、なんじゃこのおっさんは!」
「四十年前に魔女探しに失敗し、あえなく善人にされたフランシス・ザビモンドさん、四八歳。アメリカ在住のフランス国籍でドイツ人とインド人のハーフでございますのです」
「なんつー複雑な奴だ……」
「この方こそが、天使界も認めるアルティメット・グッドマンでして……」

 画面が移り変わり、パーティー会場が映し出される。

「善人ザビモンドさんの朝は早い。出勤前、近所の人々との親睦を深めるための立食パーティー」

 何とも和やかな動画だ。大人から子供、様々な人種の人々みんなニコニコと談笑していて……。

『おはよう、ザビモンドさん』
『おはよう、皆さん。さて、今日も遠慮なく食べてくださいね』
『うへへ。すみませんね……もう私たちコレガナイトイキラレナイ……』
「って、オイィィ! なんだかこのパーティー違くね!? みんな目が逝っちゃってるよ? つか、あのうねうねした物体は食べ物なのか? 安全なんだろうなァ! コレじゃあ洗脳……」
「映像を切り替えますのです。次はザビモンドさんの出勤風景でございまして」
 アメリカの人通りの多い街路が映し出され、パンツ一丁のザビモンドさんが歩いていた。

「これは、ツッコンでいいのか? いいんだよな!?」
「センエツながら、ザビモンドさんは貧しい人々のために毎朝、自分の服を寄付して歩いているようでございますのです」
「いらねえよ! 汚いおっさんの服なんて!」

 ザビモンドさんの前に、ボロボロの服を来た子供が歩いてきている。……嫌な予感が。

『ん? 君、服がボロボロじゃないか。オジサンのパンツを……』
「脱ぐなァ! バカじゃねえのこのおっさん!」
「まさに善人のカガミと言える行為かと」
「言えねえよ! ただの変態だよ! ん? 警察が来たな。まあ当たり前……って、ザビモンドォォ! 裸で全力疾走すんな! お前のいなりが……うげえっ、何で汚いおっさんの汚い所見せられなきゃいけないんだ! 美女の裸を見せろ! 美女の裸を!」
「えー、ザビモンドさんの趣味としてはハイキングが有名でして」

 また映像が切り替わり、雪山の頂上でザビモンドさんが天使の羽みたいなマークの旗を立てていた。

「週に一度はエベレストに登り、天使界の神プルマージュ様を称える端を立てているのでございますのです」
『私の一歩は人類にとって、とても大きなものだ』

 ザビモンドさんはそう言いながら、他に立っていた国旗をぽいぽいと捨てて、天使の旗を立てていく。

「かっこいい! かっこいいこといってるけど、やってること最悪だよ!」

 また映像が切り替わり、パーティー会場が映し出される。

「そして夜もまた、パーティー。人々の目は素敵に輝きますのです」
『さあ、皆さんお食べになって』
『かゆ……うま……』
『ニク……ヤサイ』
「逃げてえ! そこにいる人たち逃げてえっっ!」

 ようやく映像が止まり、クロがテレビを消した。い、色々とショックだよ。俺は大きなため息をついた。

「このように、失敗した場合は少しでも天使界の役にたつため、アルティメット・グッドマンとしての人生を歩んでいただきますのです」
「絶対に嫌だ!」

 誰がこんな変態になってやるものかっ! 天使界のためにはなっても人間界のためにならないじゃないか!

 そう怒鳴ると、クロは怯えた声で謝ってきた。

「ヒィィィィ! う、ウチは知らないでございますのです! とにかく、ウチに言えるのはシモベ様が言うことを聞かないと」
「アルティメット・グッドマンになる?」
「そうでございますのです」

 じ、冗談じゃねえ。

《あなたなら大丈夫です》
「そうですよね! あなたのような美しい方に頼まれたらやるしかないでしょ!」
「センエツながら、シモベ様。この声は大天使様からのメッセージ……録音ボイスでございますのです」
「畜生! お役所仕事か……天使界といっても夢も希望もないな!」

 だーっと涙を流す。

「では、シモベ様。新しい街でも頑張ってくださいませです」
「は、新しい街?」
「はいでございますのです。転校の手続きや荷造りはシモベ様がこうしてはなしている今も他の天使たちが済ませておりますし、慌てることはございませんのです」
「なっ、か、勝手に!?」
「ご安心くださいでございますのです。ちゃんと必要の無い物……エッチな本やらDVDは捨てて、シモベ様が生活しやすいようにしておりますのです」
「バカじゃねえの!? お前、まさか俺の秘蔵映像……ドキッ☆女子高生の着替え動画隠し撮り☆まで捨てたのか!? お前、あれ撮影すんのにどれだけ俺が労力を使い果たしたと思ってんだ!」

 地面に手と膝をつき、おいおいと涙を流す俺を見て、クロは額に大粒の汗を浮かべた。

「センエツながら……シモベ様、それは犯罪でございますのです」
「うるせえ! お前は、男の子の内に燃えたぎる小宇宙を知らねえのか! 鬼悪魔人でなしぃ!」
「そんな泣かれましても……ああ、シモベ様。これは本来後で伝える筈でしたのですが、シモベ様は天桜守学園という中学校三年に転入することになっていますのです」

 クロの言葉に俺は衝撃を受けた。中学だって? 俺は高校生だぞ……?

「その辺の問題は、何とかしておきますので問題ないのでございますのです」
「何とかするって言われてもな」
「その学園で魔女を探していただくのですが、その学園の女生徒はみな美少女……」

 スタッと立ち上がり、俺はクロに爽やかな笑みを見せる。今の俺は肌男ですとか言ってるCMの俳優よりも爽やかだろう。

「はっは。クローディア君。さっさと魔女探しとやらをしに行こうじゃないか。はりーはりー!」
「……シモベ様、欲望丸出しになってございますのです」

 ソンナコトナイヨ? 何を言ってるんだか。

「でも、魔女探しって具体的に何をするんだ?」
「それは……っと。時間でございますのです。また後ほどお教えしますのでございますのです」

 クロの言葉を最後に、急に意識が無くなって…………。



はじめまして、ししめいです。
どき魔女のssがなかなか見つからない……ならいっそのこと書いてしまえ! と見切り発車してしまったのがこの作品になります。
処女作なので至らない点があると思いますが、本作を書いていって成長していければと思っています。

今回は原作とそんなに変わらないぷろろーぐでした。

また、この作品は、アクジ君(原作主人公)の代わりにオリジナル主人公をぶちこんだものです。
ちょい悪以外認めないという方は、ご注意ください。


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