今、俺は白い空間に居る
トラックに轢かれて死んだ俺はいつの間にかここに居た
目の前に居る神と名乗る男が言うにはこの男が俺を暇つぶしで殺してここに連れて来たそうだ
殺されたのはかなりムカつくが余計な口を挟んだらこの男に何されるか判らないので黙っておく
そしていつの間にやら今から別の世界へ行ってそこで生活する話になっている
理由を聞くところによるとこれまた暇つぶしだそうだ
そして転生先の世界とそこでの人生についてついて3つまで決めさせてくれるらしいから今はこいつにその事について考える時間をもらったところだ
「暇つぶしにならんから俺が楽しめる世界で頼むぞ」
と言われても今まで生きていた所しか知らないので思いつかねえな
そうだな......ネギまにするか、俺TUEEEEとかそういう状態になってその後原作キャラでハーレムでも作ろう。
「ネギまの世界でお願いします」
「わかった、それで3つ決まったのか?」
「いえ、まだです」
「さっさと決めろボンクラが」
「・・・わかりました」
こいつもかどいつもこいつも俺を軽んじやがって、生前も散々いじめにあった。
俺がブサイクでヲタクだからって唯それだけの理由で家族までもゴミを見るような眼で俺を見やがった。
「見た目で相手を圧倒できる力が欲しいです」
「つまりお前を見た相手が恐れられる様な見た目にしろと言うことか?」
「いえ、なんというか本能的に恐れられるような雰囲気と言いますかカリスマをお願いします」
「へぇ、良いじゃん、お前を見てビビる馬鹿どもの醜態が楽しみだ。で、他は?」
「まだ考え中です」
「だから一度で決めろって何度も同じことを言わせるなよ」
「すいません」
「今ので腹立ってきた、さっさと決めないと別の奴選ぶから」
「わ、わかりました。わかりましたんでもう少しだけ待って下さい」
クソ!さっさと決めねえとヤベェ
やっと俺が望んだ通りのことが出来るかもしれねえのに
こうなったら全部適当にしてさっさと「そんな適当に能力選ぼうとしてんじゃねえよ、死ぬかオイ?」ッ!!
心を読まれた?なら今までの暴言も全部聞かれ「余計なこと考えてんじゃねぇよ、俺はさっさと決めろつったよな?」
「す、すいません」
そうだ、早く決めねえと!
ネギまで尚且つコイツを・・神様を楽しませられるような内容考えないと
さっきの口振りからしてネギまの奴らをボコった方が楽しませることが出来そうだ
周りがビビるような能力...もしくはビビるようなボコり方が出来る能力か
「決めました」
「なんだ?」
「スナスナの実の能力と物事の利益をすぐに判断出来るようにして下さい」
「わかった、なら行って来い」
そう言うと俺は転送された。
その時俺が考えていたのは初めに考えていたハーレムなどが出来るという事ではなく、生き残るためにこの神様をいかに楽しませるかだった。
以下後書き
初めまして無名の新人と申します
この作品はにじファンからの移転です
ここで皆様に批評して貰って文章力を少しでもアップしようと考え「ネタ」ではなく「習作」を付けました
私がどこから来た、どう思っているなど皆さんからしたらどうでも良い事だと思うので挨拶はここらで終わらせていただきます
まだここでの仕組みに慣れない部分がある新参ですがこれから宜しくお願いいたします