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No.31303の一覧
[0] 【チラ裏から】 IS<安価でIS学園に入学する> (一夏魔改造)[ウィンター小次郎](2012/04/16 17:11)
[1] 「安価するか」[ウィンター小次郎](2012/03/20 17:41)
[2] 「ったく、しょうがねぇな」[ウィンター小次郎](2012/04/04 05:23)
[3] 「よう、モッピー」[ウィンター小次郎](2012/03/20 17:43)
[4] 「ISの男性操縦者やってるけど何か質問ある?」[ウィンター小次郎](2012/03/20 17:42)
[5] 「ハンデをやると言っただろう」[ウィンター小次郎](2012/04/04 05:21)
[6] 「ごめんなさい」[ウィンター小次郎](2012/04/16 16:32)
[7] 「嘘をつけ」[ウィンター小次郎](2012/04/16 16:45)
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[31303] 「ごめんなさい」
Name: ウィンター小次郎◆81fc9858 ID:581ce14c 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/04/16 16:32
ピットに戻ると、千冬姉が一人黙して佇んでいた。
空間の四方を覆う金属的な壁面も相まって、ピット内の気温は異様に低く感じた。
千冬姉は腕を組み、目を瞑っている。
これが嵐の前の静けさというやつだろうか……

ISを解除し、恐る恐る千冬姉のもとへ行った。
一歩分くらいの間を開けて向かい合う。
千冬姉は沈黙を保ったままである。そのため余計なことばかりに想像がいってしまい、非常に心臓に悪い状況だった。

「あの、ちふ――!?」

気まずい静寂を打ち破ろうと口を開いた時、唐突に千冬姉の右腕が動き、俺の頭を掴み押し下げた。
俺の体は今直角に曲がり、地面と上半身が平行になっている。
命名、マジでごめんなさいのポーズ。

「どうしてあんなことをした」

千冬姉が落ち着いた口調で問いかけてくる。

「は、反則ではないし……」

そう試合中の“搭乗者本人による”IS解除は反則ではない。
シールドエネルギーを0にした後、なおも攻撃を加えた場合、ISが強制解除されることはあるが、それはしっかり規定違反となる。
しかし実際は、そうなる前に審判による警告がなされるので、それさえも形骸化している条文だ。

確かに俺がした戦法も、審判からの警告がなされ、それに従わなかった場合は失格になるだろうが、そのようなことをする時間を与えなかったため問題はない。
まぁ一言でいえば、そんな馬鹿に対応したルールを一々作っていないというわけであろう。
これが公式試合だったならば、再審議という形で違反を取られるかもしれないが、これはあくまで野試合だ、それが功を奏したということだろう。

「そうじゃないだろう、私の言いたいことがわからないか?」
「うっ……」

分かる。千冬姉は命を失う危険を冒したことを怒っている。
予想はしていた、だからこそ敗北直前まで躊躇った。
心配をかけさせるだろうことは分かっていた。

「私を一人にするつもりか」
「そんなんじゃない!あれは俺なりに――」
「すまない、これは卑怯な言い方だったな。
お前なりに精一杯努力し、それでもなお届かず、仕方がなく最後の手段に出たというのは理解している。
だが一夏、お前があそこまでする理由がこの勝負にあったのか?」
「り、理由は、その」
「確かにクラス代表になれば、実戦経験は増える。
だがそれは一般性と比べ年に数回多いだけだ。代表にならなくとも、十分に強くなることはできる。
その上まだお前はずぶの素人もいいところだ、そう焦る必要もない」
「……」
「男子たるもの命を懸けてなさねばならないことはあるだろう。
私もその時は止めるつもりはない。だが、今回は違うだろう?」

俺の頭を掴む千冬姉の手から微かな震えが感じられたような気がした。
(思った以上に……これは……)
賭けには十中八九勝てると思っていたし、危険も実質的にはそれほどないと考えていた。
だが見ている人の気持ちに関しては最終的に目を反らした。
これはもう何が悪いとかそういう問題ではなく謝るべきことなのだろう。

「ごめんなさい」

というわけで元々低かった頭をさらに下げた。
千冬姉はふぅと溜息を一つ吐くと、手を離す。
頭は……上げなかった。

「もしこれからそういう危険を冒すのなら、
少しぐらいは私の存在を意識してほしい。まぁこれは私のわがままだがな」
「そんなことはない。当然の義務だよ。約束する」

それからしばらくの間ピットは静寂に包まれていた。





(さてと、ある意味本番なのは次だ。上手くやらねばなるまい)

ピットを出て、ISスーツから制服に着替えた俺は、そのまま保健室へと向かった。

「失礼しまーす」

扉を開け中に入る。
するとそこには保険医はおらず、あの戦闘の後念のため搬送されたセシリアが、ベッドの上にいた。恰好はISスーツのままだ。
俺が入ってきたのを見てセシリアは少し顔を顰めると、寝ていた体を起こす。
敗北した手前、いつもの調子で話すことができないのだろう、複雑そうな顔で、数瞬戸惑った様子を見せた後、口を開いた。

「な、なんですの。敗者を嘲りにでもきたのかしら?」
「いやちょっと見舞いにな」

ベッド脇の小さな丸椅子に腰かける。

「覚えてるかセシリア、賭けのこと」

俺がそういうと、ビクリと身を震わせた。
どんな極悪な命令がくると思っているのだろうか、ひどい焦り様が見て取れた。

「約束通りなんでもきいてもらおう、まずは――」

そこで言葉を止めると、セシリアはごくりと喉を鳴らす。

「――俺と友達になってくれ」

それは予想外の命令だったのだろう、呆気にとられた顔で俺の言葉をもう一度噛み砕き、その意味を理解すると、セシリアは目尻を吊り上げ、語気を荒げた。

「勝負に勝ったから、格付けが済んだから、格下のものに情けをかける、そういうことですの?」

昨日の敵は今日の友達という法則をどうやら知らないらしい。

「邪推にもほどがあるな。
お前がどんな命令を下されると思っていたのかは知らないが、これから一年間クラスを共にするんだぜ俺たち。
そんなやつ相手に無茶なお願いをできるわけないだろう、せいぜい仲よくしようぜ」

完璧な正論を述べるものも、なにを白々しい、とでもいうような顔をされた。
どうやらあまり信用されていないらしい。
「だからといってあれほどのことを言われて、何もなかったかのように仲よくしろというんですの?」
「お前が謝れというなら謝ろう、反省はしないがな」
「反省はしないのですね」
「謝罪することと、反省することはまったく別のことだぜ。それにお前だってさんざん毒吐いてきたじゃないか?俺は非礼には非礼で、暴言には暴言で返したまでだ」
「……」

俯いて黙ってしまった、落ち着けばちゃんと自分を顧みることのできるタイプのようだ。
逆に感情が高ぶった時は何をするかわからないタイプとも言えるが。
長い沈黙が訪れる、居心地が悪くて仕方がなかったが、ここは堪える所だろう。
椅子の上で足を組み、俺は待った。

「ひとつだけ聞いてもよろしいですか?」
「ん?何だ?」

不意にセシリアは俯いた顔を上げ、こちらに向けてきた。

「どうしてあのようなことをしたのですか?あなたは十分に善戦をしましたわ。
代表候補生相手にあそこまでの戦いが出来れば面目は十分に保たれたはず。
あそこまでする価値がクラス代表という地位にあって?」

なんだろう、先程似たようなことを話たばかりな気がするな。
そこまでおかしな行動だったのだろうかあれは?……そうなのだろう。
まぁなんにせよ答えなければならない。

「別にそこまでクラス代表になりたいわけじゃない。半ば押し付けられた節もあることだしな」
「ならなおさら何故?」

んー。ここから先はなんていうかあまり喧伝したいことではないのだが、仕方がないか。
腹の内を明かすのは友情イベントの一つだろう。

「この織斑一夏には夢がある」

制服の襟を引っ張りながらそういうが、いまいちネタが通じなかったらしい。
首を傾げられた。仲よくなったら一部から貸してやることにしよう。
歪んだ襟を元に戻しながら話を続けた。

「そのためには成長をしなくてはならないんだ
そこで高いハードルを越えるために邁進し、無茶と無謀で道理を切り裂く。
それが一番成長できる近道だろう」
「だからといって命を賭けるなんて……」
「別に賭けたつもりはないさ。
お前殺せないだろ?あくまでお前はIS競技者なんだから」

その言い方になにか引っかかったものがあるのか、セシリアは少し不満げな顔をするが何も言わなかった。事実そうであるということを内心認めたのだろう。
ISバトルってのはいわば武道の一つである。生身同士の殺し合いをスポーツという形に昇華させたのが武道なら、銃器同士の近代戦をスポーツにしたのがISバトルなのだ。
少なくとも建前上はそうなっており、その建前は今、現実を侵食していた。

「しかしそれでも、なんらかの偶発的な要因で命が失われる可能性はありましたわ。あなたの言う安全性は100%のものではないでしょう」
「ハッハッハ、万が一の危険性?そんなものは横断歩道を渡るたびに発生してるぜ」
「……」

どうにも会話の滑りが悪い。
質問の意図もいまいち不明瞭だった。
とにもかくにも俺がしゃべり続けるしかないようだ。

「といっても同じことはもうしないさ。千冬姉にも心配かけちまったしな。
それにハードルうんぬんのカッコいいことをいったが、正直あれは動機の半分だ」
「では残りの半分はなんですの」
「気分だ」

俺がそういうとセシリアは眉をひそめた。

「気分……ですの?」
「そうだ。考えてもみろ。俺は確かに応援はされていた、だが、敵も味方も観客も、誰一人として俺の勝利を予測していないんだぜ?それはある意味完全なアウェーだ」

ここぞとばかりに立ち上がり浪々と語りだした。

「そんな中、予想外の奮闘と奇跡の勝利で前評判をぶち破る。最高に気持ちいいだろう?」

親指を立て、笑いかける。
正直ここで無反応を貫かれると、半端ではない勢いで滑り死ぬ。
食いついてほしい、切実に。

「……フフッ」

セシリアが笑った。
これまで見せてきた高笑いとは違い気品が感じられる笑みである。
俺は胸を撫で下ろした、あくまで心の中でだ。

「あなたという人が少し分かった気がしますわ」
「そうか、そりゃよかった」

んじゃ、と言いながら俺は手を差し出した。

「殴り合いで友情を確かめるのが日本流だ。それを先に済ませちまった俺たちはきっとうまくやれると思うぜ」
「そのような野蛮な風習は聞いたことがありませんが、今となっては理解出来なくはないですわね」

そう言ってセシリアは手を握り返した。
数秒間互いの体温を交換し合ってから手を離す。
なんだかんだで上手くいったようだ。
あぁそうだ、委員長としてクラスの円満な関係を築くために一つ言っておかなければならないことがあるのだった。

「それじゃあここで友人としてのアドバイス、というかお小言を一つ」
「なんですの?」
「留学生なわけだし慣れない異国の地に不満があっても仕方がないが、それは心の内に留めていた方がいいぞ。
日本人が多数派を占めている環境で、この前みたいなのは悪戯に反感を買うだけだからな。
いくらIS学園が超国家的存在だとしても、人の心に柵は作れん」

実際問題大丈夫だろう、セシリアもそこまで馬鹿ではないはずだが、一応念のためということだ。人種的隔壁なんて面倒くさいものの可能性の芽は、早々に摘み取るにかぎる。

「わかりましたわ、では私からも一つ」

そう言うとセシリアは悪戯っぽい笑みを浮かべた。

「役者不足は誤用でしてよ。役不足に対応する形で作られた造語ですわ」
「なん……だと……」

役者不足が誤用であるという事実以前に、それをイギリス人に指摘されたということが最大の衝撃であった。
急にオープンチャンネルを切っていたかどうか不安になる。

「下手なアメリカ人よりも、教育を受けた日本人の方が文法事項はしっかりしているとも聞きますし、そこまで気にする必要はありませんわ」
「べ、別に気にしてねぇし」

まぁこれに関しては一本取られたということだろう。
最後はあまり締まらなかったが、こんな感じで俺とセシリアは和解したのだった。






部屋に帰ると箒はいなかった。どこにいっているのだろうか。
箒のご機嫌取りもしなくてはならない可能性が頭を掠めたが、案外簡単そうな気がするので、その問題は先送りにした。
それよりも、だ。
俺はベッドの淵に腰かけるとポケットから携帯電話を取り出し、NHKに繋いだ。
そう、show timeだ。
命令が一つなどと誰が言った?友好関係を築くという第一目標が達成された以上、ここからは自由にやるとしよう。
本来ならば、自分に対するものならばともかく、他人への無茶振りはそれほど嗜まない俺ではあるが
(安価をしろと囁くのさ、俺のゴーストが)
それに戦果報告もしないといけないとしな、などと内心呟きながら俺は文字を打ち込んでいった。





【男女比】織斑一夏を応援するスレpart4【359:1】


101: 縦に三段腹20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
たけのこ厨()

102:超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
きのことかポッキーとか所詮ただのマイナー厨だろ?


103: 村長レベル100 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>102屋上
きのことポッキーを同列に語るな

104:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
たけのことか何なの?あんな口当たりの重いものを好んでいる時点で、お前の味覚はアメリカの植民地なの、分かる?
きのこの素朴な味わいが理解できないやつは、日本から出てけよまじで

105:大海の蛙20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>104あの程度で満足できるとは安っぽい舌だなお前は、育ちが知れるぜ。

106: インポッシブル佐藤20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
まぁまぁ皆アルフォートでFAでいいじゃないか

107:超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>106しね

108:大海の蛙20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>106しね、氏ねじゃなくて死ね

109: ハミリン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>106全身の関節を全て逆側に折り曲げられて死ね

110: 月兎20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>106Fuck you!ぶち殺すぞ

111:ワンサマー 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
お前ら何の話をしているんだ……
そんなことより勝ったぞ!
安価も守ったしな!

112: エクストリーム山田20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワンサマーキタ――――――!!




って嘘……だろ……?

113: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
来て早々嘘つくなよ



……嘘……だよな?

114:ミスターバレット20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
嘘だっ!!

115:ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
いや本当だって。
まぁ信じられないのも無理はないし、ちょっと証人を呼ぶとするか
というわけで
出でよ!IS学園一年一組出席番号七番谷本癒子ことタニポン!

116: タニポン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
こらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!なに実名晒してくれとんじゃーー!

117: 戦艦黒猫大和 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>116クラスメイト居たのかよwwwwww

118:ピュア☆フレグランス 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>116谷本さんチーッス

119: 大海の蛙 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>116実名バレwww

120: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
俺勝ったよな、タニポン?

121: タニポン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
……うんまぁ勝ったといえば勝ったけど

122:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
マジかよ、やるなぁワンサマー

123: ミスターバレット20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
嘘だっ!!嘘だっ!!嘘だっ!!

124: ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
嘘だと言ってくれよ……なぁ!

125: 超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
嘘だと言ってよ、バーニィ!

126:月兎20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
それは大変なことになるね

127:ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
いや、そのクラスメイトと結託している可能性も否定できないぞ!

128: ミスターバレット20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
そうだ!そうだ!

129:ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
強情だなぁ
んじゃ来月のクラス代表戦見てみ俺出るから、ISチャンネルで見れるだろ。
IS学園の公式HPから飛べるぜ。
往生際が悪い野郎、そこまでは執行猶予だ。

130: エクストリーム山田20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ぬぐぐ

131: ミスターバレット20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
嘘だっ!嘘だっ!嘘だっ!嘘だっ!嘘だっ!嘘だっ!嘘だっ!嘘だっ!嘘だっ!

132: 村長レベル100 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
あっはは、ドンマイお前ら

133:タニポン 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
賭けてすらいないチキンが笑ってんじゃねぇ

134: 毎日がエブリデイ20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
いや元々成立すら危ぶまれた賭けだったろ
ワンサマーもよくやるもんだ

135: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
まだ……まだだ……俺は最後まで諦めない

136:ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
で、まぁそれは今いいとして、安価するわ

137:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx


138: 大海の蛙20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx


139: 戦艦黒猫大和20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
キターーーーーーー

140:ワンサマー 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
とある金髪美少女になんでも命令できることになったんだが、何命令する?
あくまで常識の範囲内ギリギリで頼むぜ
安価>>149

141: 大海の蛙 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
振りですねわかります

142: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
振りじゃねぇから!

143: 戦艦黒猫大和20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
おいまて金髪美少女だと?それってもしかしてセシリア・オ(ry

144:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
なん……だと……

145:超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
なんじゃそりゃああああああああああああああああああああああ!!



おっぱい見せてくださいお願いします

146:縦に三段腹20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
それなんてエロゲ?


おっぱい

147:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>146というかワンサマーがそもそもエロ(ry


おっぱいうp

148: タニポン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
裸エプロンで傅かせる

149: 完璧で瀟洒なメイド20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
 ('A`)
  (<  ≡≡≡ スイー

150:ピュア☆フレグランス 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
パフパフしてもらう

151: 大海の蛙 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
くんかくんか

152: ハミリン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>149 ておい

153: 戦艦黒猫大和20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>149 おい

154:ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>149 !?
なんか変なのが入った
安価>>159

155: 縦に三段腹20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
お前ら、相手代表候補生だから何かやると国際問題になるかもしれんぞ

156:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
いやそもそもセシリア確定ではないだろ

歯を磨いてもらう

157: エクストリーム山田 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
つってもこのタイミングで金髪女子だぜ?
これはもうワンサマーが攻略完了したとしか言えないだろ

食堂でみかんのうたを髪を振り回しながら熱唱。

158:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
さすがワンサマー手が早いな

やらないか

159:完璧で瀟洒なメイド20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
 ('A`)
  (<  ≡≡≡ スイー

160: インポッシブル佐藤20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワンサマーさんマジぱねぇっす
下着をもらう

161:超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>159!?


162: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>159!?

163: 大海の蛙20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>159!?

164: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>159!?


165:ワンサマー 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
……もう一度だ
安価>>170

あと
>>157
>>158
>>160
ネーヨwww

166: エクストリーム山田20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ

167: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
これはある意味期待

168:縦に三段腹20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
二の腕うp

169:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
副担任の先生に告白させる

170: 完璧で瀟洒なメイド20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
 ('A`)
  (<  ≡≡≡ スイー

171: 村長レベル100 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
まぁ普通に考えて、俺たちと同じように勝負で賭けをしたくさいな

172:毎日がエブリデイ 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>170
スナイパーsugeeeeeeeeeeeeeeee!

173: 大海の蛙 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>170
メイドを味方につけるとは卑怯だぞ

174: ハミリン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>170
これが英国貴族の力ということか……

175: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
うぉぉぉぉぁぁぁあああああ!!
安価>>190

176:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
これは敗戦が濃厚wwwwwww


………………………



その後10度程繰り返したが全てあのメイドに打ち抜かれた。
どういうことなのだろう、やはり英国貴族には専属のネットスナイパーでもいるのだろうか。名家ともなると、こういうアングラな所まで手を伸ばしているのだろう。
社会の闇の深さを感じる。
なんにせよ俺は大きな敗北感を植え付けられた。
借りは返さねばなるまい。
(この雪辱……いつか晴らして見せる!)
心の中で再戦を誓い、俺は拳を握りしめた。







「織斑……一夏……」

ノズルからは放たれた水流は、白磁の肌に当たり、そのボディラインをなぞるように滑り落ちる。
鍛えられてなお女性的な魅力を失わない、すらりと伸びた足に引き締まった腕。
また慎ましやかながらもはっきりとその存在を主張する胸は、白人女性のイメージからははずれるものの、見事な身体の均整を保つことに貢献していた。
自慢の金髪は水に濡れ、今は身体に張り付いている。
その頭に熱いシャワーを浴びながら、セシリアは物思いに耽っていた。

『いいのかセシリア?俺が死ぬぜ』
『この織斑一夏には夢がある』
『最高に気持ちがいいだろう』

脳裏にあの男子生徒の言葉が浮かび上がる。
それとともに思い出すのは、強く意志のこもったあの瞳。
退かず、媚びず、顧みないあの眼差し。
敵には苛烈、口先八丁で泥沼に引きずり込み、勝ちに執着する。
しかし勝負の後には、それまでのことを水に流し、相手を受け入れる器量も持っていた。
正直何を命令されるかと案じていたが、それは杞憂だったようだ。
保健室で話し合ってからは、相手を偏見で誤解していた自分を恥じたものだ。

そしてそんな織斑一夏のあり方は不意にセシリアの父のことを逆連想させた。
セシリアの父は、一般的に言われるところの“情けない男”であった。
名家に婿入りし、肩身が狭かったこともあるのだろうが、常に妻の顔色を覗い、そしてそれを疎ましがられていた。
ISが発表されてからはさらに父の立場は弱くなり、その態度にも拍車がかかった。
夫婦関係はお世辞にも良いとは言えなかった。
その責任を父の方に見出したセシリアは将来情けない男とは結婚をしないと心に誓ったものだ。

対する母は強い人であった。
昔からいくつもの会社を経営し、成功をおさめ、ISが発表された以後も、その暴れた世潮を巧みに泳ぎ切り、名家の地位をさらに盤石なものに仕立て上げた。
自分にも他人にも厳しい人であったが、憧れの人であった。

だが、その母はもういない、父とともに他界した。
鉄道の横転事故、普段は別々に暮らしていた二人が何故か一緒に居る時に起こったその大事故は、百余名の命とともに、あっさりとセシリアの両親を奪い去った。
オルコット家当主の突然の事故死ということで一時は陰謀説も囁かれたが、今現在は否定され、純然たる事故として処理されている。

セシリアは悲しんだ、だが周囲は悲しみから立ち直るのを待ってはくれなかった。
残った莫大な遺産を喰らおうと群がるハイエナの手、それらから両親の残したものを守るためセシリアは努力した。
あらゆる勉学に励み、IS適正がA+だと判定されてからは、国の力を借りるため、その道へと進んだ。
数居るIS操縦者の中から頭一つ抜け出すために努力した。
そして類まれなBT適正が決め手となり、代表候補生として専用機を与えられた。稼働データと戦闘経験値を得るためにIS学園へと入学した。
――そして出会った。理想の、強く、熱い、意志の感じられる瞳を持った男と。

「織斑、一夏……」

もう一度その名を呟く。
同時に胸が高鳴った。体が火照っているのは、熱いシャワーを浴びているからというだけでは決してないだろう。
姿を思い浮かべるだけで得られる幸福感、溢れ出る感情の奔流。
これが恋というものなのだろうか。

(まだ知り合って一週間ほどしか経っていないというのに……)

それも第一印象は最悪だったはずだ。
試合の時など不倶戴天の敵といってもよいほどの関係であったのに、それが今は……
否定しようとも、その心の熱に裏切られる。
織斑一夏のことを知りたいという欲求が止められない。

「天国のお母様には笑われてしまうかもしれませんね」

誰に語るともなく呟くセシリア。
台詞とは裏腹にセシリアの表情は非常に晴れやかなものであった。





蛇足の話


ざぁ……。ざぁぁぁん……。

(ここは……?)

目を開けると目の前には白い砂浜が広がっていた。
真っ白い砂を波が撫で、海岸線は無限に続いているように見える。
視界に人影はいない、右には海原、左には……何故だろうか認識ができない。
とにかく“白い海岸線”その一言で表されるような場所だった。
そんな中、俺は波打ち際に海岸線に沿うような形で立っている。

(だが問題は……ここがどこで、今はいつかということだ)

俺はIS学園の制服を着て、ズボンの裾を三つ折りにし、素足で立っている。
ご丁寧にも右手には靴がぶら下がっていた。

(夢か?誘拐か?はたまた異世界転生か?チーレムわっしょい勇者一夏の冒険が始まるのか?)

ただただ混乱し、その場に立ち尽くしていると

「――っ!?」

突然後ろから羽交い絞めにされた。

「ちょっ、おい離せ!」

もがくものの信じられない力強さで体をロックされている。
背中にはなにやらゴツゴツしたものが当たっており、唯一見える両手の白い篭手からして、それが甲冑なのだということが分かった。

「ラ、ラ~♪ラララ♪」

そしていつの間にか、目の前に少女が居た。
10m程先の波打ち際で爪先立ち、両手を大きく広げながら踊り、歌を歌っている。
綺麗な、少女だった。白く長い髪をたなびかせ、その体には同色のワンピースを纏っていた。
その少女が、歌はそのままにこちらを向く。
真正面から見える彼女の顔は、どこか不機嫌な感じがした。

「ラ、ラ、ラ、ラララララ♪」

細かく切るように、徐々にリズムを速めながらながら、少女がこちらに駆けてきた。
広げた両手を少し後ろに下げ、順調に加速する。
そして俺の目前まで迫った時――跳んだ。
少女はそのまま両足を空中で揃え、こちらに突き出す。
後ろのやつにきつくホールドされている俺に逃げる術はない。
陸路で積み重ねた速度はそのままに、両足は俺の鳩尾に突き刺さった。

「っぅぐほぁ!」

見事なまでのドロップキックだ。
意識が落ちる。
薄れゆく視界の中で、最後に見えたのは少女がこちらに舌を出している姿だった。



……………………


ドサッ
重量があり、比較的柔らかいものの落下音。
というか俺だった。
右上にベッドの淵が見える。

(……なにか夢を見た気がする)

しばらくそのままぼーっとしていた

「何をしているんだお前は」

数分後、朝練から帰ってきたのであろう箒から声がかかった。

「俺もよくわからん」
「……昨日の戦いの疲れがまだ抜け切っていないのだろう、まだ時間はある、寝ておけ」
「いや、いい。目は覚めてる。ちょっと早いが朝食に行こうぜ」

結局夢の内容は思い出せなかった。
まぁ思い出せないということは重要なことではないのだろう。
何故か痛む気がする鳩尾をさすりながら立ち上がった。






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今回のオリ設定という名の妄想、というコーナーもとい質問の先周り、および作者の質問


・ISチャンネル

TV放送はわからんが、専用チャンネルで生中継やっている設定にしてみました。
スポーツだし、こんくらいの露出がないと、IS乗りのアイドル化がおきない気がするという理由です。

・セシリアフラグは砕けない

ちょろくないちょろいさんなんてちょろいさんじゃない!
セシリアはこうした方が面白いことができそうなのでこんな感じで。

・描写やテンポのバランス
テンポは別に良かったりは全然しないことは自覚しているのですが、たぶん直らない気がします。
描写についてなんですが、こここうした方がいい、ここの状況描写もっとした方が……などのアドバイスを頂けると、大変嬉しかったりします。
読んでいて気になったことがあればぜひ!


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