ISの男性操縦者やってるけど何か質問ある?
1:ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
何か質問ある?
2:超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>1特定しました。
3: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>1特定しました。
4: 大海の蛙20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>1特定しました。
5: 毎日がエブリデイ20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>1特定しますた。
6:: タニポン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>1特定。
7: エクストリーム山田20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
てか俺IS学園が何で日本にあるのかもわかんないんだけど。
8:毎日がエブリデイ 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ggrks
9:縦に三段腹20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ISの操縦者育成を目的とした教育機関であり、その運営及び資金調達には原則として日本国が行う義務を負う。ただし、当機関で得られた技術などは協定参加国の共有財産として公開する義務があり、また黙秘、隠匿を行う権利は日本国にはない。また当機関内におけるいかなる問題にも日本国は公正に介入し、協定参加国全体が理解できる解決をすることを義務付ける。また入学に際しては協定参加国の国籍を持つ者には無条件に門戸を開き、また日本国での生活を保障すること。
10:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>9三行
11: 縦に三段腹20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
・IS作って世界混乱させやがって、日本てめぇふざけんなやゴルァ
・人材管理と育成のための学園つくれやゴルァ
・運営資金はてめぇで出せよ、あとそこの技術はくれよなゴルァ
12: 2ハミリン0xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>11日本ェ……
13:エクストリーム山田 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>11把握
14: ワンダフル田中 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>11よくよく考えるとひでぇ話だ
15: ピュア☆フレグランス20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
実際ISスーツどうよ?超エロくね?
16: 戦艦黒猫大和20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ボディーラインとか丸見えだぜ
そしてそれをワンサマー見られて恥じらう女の子
もげろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
17: インポッシブル佐藤 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
実習とか目の保養だろうな
18: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
正直言って女の子より俺がやばい。
ISスーツは肌表面の電位差を伝えるため、かなり薄いわけなんだが、それは男も同じなわけだ。
そして何がやばいって下半身の装甲が薄いのがやばい。さすがに輪郭がでないよう微妙な配慮はされてるが、勃ったりしたら一発でバレる。
その上女の子たちは目も当てられないほどエロい恰好をしているわけだ、それも目の前で。
おかげで実習は常に賢者モードでいなきゃいけないんだよ、体なんざジロジロ見てしまったら余裕で死ぬ、社会的に。
19: 超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>18それは……つらいな……
20:ナインティーンボール 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>18ワンサマーが不憫すぎて泣いた
21:毎日がエブリデイ 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>18現実ってことごとくクソゲーだな
……………………………………………
56:ミスターバレット 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
部屋とかどうなってんの?一人部屋?
57: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
何か準備まで時間かかってるらしくて、今は二人部屋。
58エクストリーム山田:20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>57!?
59: ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>57!?
60: インポッシブル佐藤20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>57!?
61:ワンサマー 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
いや幼馴染みだし、気心の知れたやつだから、結構大丈夫だぞ
62: エクストリーム山田20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>61もげろ
63: ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>61もげろ
64: インポッシブル佐藤20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>61もげろ
65: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>61幼馴染みってなんだぁぁぁぁぁぁぁぁあああ
66:毎日がエブリデイ 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>61何かエロいことあったー?
67: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
……まぁ最初の顔見せの時にちょっとな
68: エクストリーム山田20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>67今死ね!
69: ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>67すぐ死ね!
70: インポッシブル佐藤0xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>67骨まで砕けろぉ!
71: 超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ジェノサイドブルァァァァァァァァァアアアアア
72:月兎 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>67何しやがったコラ
…………………………………
101: 縦に三段腹20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ISバトルとかまだしないの?
102:超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
いやさすがにまだだろ、授業でもたいしたことはやらないはずだ
103: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
なんかクラス代表の座を賭けてイギリス代表候補生と戦うことになった
104:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>103ちょっwwwwwwwwwwwww
105:大海の蛙20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>103どういうことなの……
106: インポッシブル佐藤20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>103それ何て無理ゲー?
107:超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>103もしかしてセシリア・オルコットちゃん?
108: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>107そうそうその金髪ドリル、で、どうしようかと思ってるんだけど、誰かなんか知ってない?
109: 大海の蛙20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
なんでお前が質問してるんだよwwwwww
110: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
イギリスってことは、ブルー・ティアーズだな。
第三世代の中距離射撃型でBT兵器の実働データを取るために作られた機体だ。
BT兵器ってのは分かりやすく言えば、ガンダムローズのローゼスビット。
ビットにも、レーザーやらミサイルやら種類があるけど、基本レーザーが多いと思うよ。
111:ワンサマー 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>110さんくす
112: エクストリーム山田20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>110ってかお前詳しいな
113: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
そりゃあN(日本)H(変態ロボ)K(研究会)の一員だからな
114:縦に三段腹20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>113え?ここってN(日本)H(変態ロリコン)K(協会)じゃないの?
115:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>114え?
116: ハミリン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>114え?
117: 安部部の部20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
N(日本)H(ホモ)K(競技会)じゃなくて?
118:ワンサマー 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>117え?
119: 大海の蛙 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>117え?
120: ハミリン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>117え?
121: 戦艦黒猫大和20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>117え?
122:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>117え?
……………………………………………
225: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
そろそろ、恒例の安価行きますか。
226: 超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
お!来たな
227: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
OKまかせろ何にする?
228:ワンサマー 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
戦術安価、俺がどう戦うか誰か決めてくれ
229:ミスターバレット 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>228お前はほんと、無茶をするな、ワンサマー
230: ワンサマー20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
この程度の苦境、乗り越えられずしてなにが日本男児か
安価>>237
231:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
>>230台詞はかっこいいけどもwwwwww
232: 戦艦黒猫大和20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
まぁ相手は中距離型射撃型だしな、射撃戦はきつい
233: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
反動制御、弾道予測から距離の取り方、一零停止、特殊無反動旋回、それ以外にも弾丸の特性、大気の状況、相手武装による相互影響を含めた思考戦闘、ざっと挙げただけでもこんだけのことをしないといけない、素人には荷が重いだろう。
234: ピュア☆フレグランス20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ブレオンの方が却ってやりやすいかもな
そろそろ
235:毎日がエブリデイ 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
そうだな、射撃戦
236:ハミリン 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
中距離射撃戦
237: タニポン20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
射撃戦
238:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
射撃戦
239:月兎 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ブレオン
240:超力若本 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワロタ
241: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
このど鬼畜どもめwwwwwwwww
242:インポッシブル佐藤20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
お前らってやつは……
243: ナインティーンボール20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
これでワンサマーが勝ったら、全裸で町内一周してやるよ!
244: 超力若本20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
んじゃ俺は孤児院にマグロ一匹送る
245:タニポン 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワンサマーが勝ったら、ワンサマーに告白
246:毎日がエブリデイ 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワンサマーが勝ったら、>>244の孤児院に調理しにいく
247:ミスターバレット 20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワンサマーが勝ったら、友達の姉さんが作った肉体改造プログラム、難易度“ルナティック”をやる。
248: エクストリーム山田20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワンサマーが勝ったら、スキンヘッドにする
249:ワンダフル田中20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワンサマーが勝ったら、就職する
250: 月兎20xx/xx/xx(木) xx:xx:xx.xx
ワンサマーが勝ったら、IS学園に殴り込み
◇
夜の帳に包まれたIS学園。
市街地からは完全に離れた場所に位置しているため、外に耳を澄ませても物音ひとつ聞こえない。
生徒たちも明日の授業にむけて寝静まり、時計の秒針が奏でる音がなければ、世界が止まっているかのような錯覚をうけたかもしれなかった。
そんな午前零時過ぎの真夜中、俺は布団の中で物思いに耽っていた。
(ブルー・ティアーズに射撃戦、期限は来週の月曜日か)
山田先生に頼み込んで見たブルー・ティアーズの試験映像を思い出す。
正直に言えば、圧巻だった。
蝶のように舞い、蜂のように刺す。ビット兵器を働き蜂だとすれば、本体はさしずめ女王蜂か。
試験官のISは打鉄で、なんとか近づいてブレードで倒そうとしても、それを迎え撃つ弾幕と適格な離脱行動により、一定の間合いに固定される。
さすがにIS学園の教師ということで、何発かブレードを当てたものの、最終的には弾道ミサイルが試験官機を直撃し、勝負が決してしまった。
まぁ試験用にデチューンされた機体だったというのも、勝敗の一因であろうが。
(BT兵器は六機、レーザーが四つに弾道ミサイルが二つ……
それと六七口径特殊レーザーライフルが一本。近接装備も一応あるらしい。)
あれを見るかぎり、生半可な機体制御では近づくことも叶わないだろう。
そう考えると果たしてブレードを使えたとしても勝率に変わりがあるかどうか。
よほど機動力に特化した機体でもないかぎり難しい。
唯一見つけられた弱点は、BT兵器を動かすには集中が必要で、その時はセシリア本体の動作が鈍ること。
しかしそれを衝くにはまず、そのBT兵器の猛攻を掻い潜らなければならない。
(……打鉄……リヴァイブ……BT兵器……ISバトル……シールドエネルギー……射撃武器……)
今回の勝負に必要な条件を全て頭に思い浮かべ、それらを組み立てていく。
一分か一時間か、濃密な時間がたった後、唐突に口から呟きがもれた。
「なるほど、勝てなくもない」
◇
「で、それがどうして、夕食を先輩の女生徒とご一緒することに繋がるんだ?」
あの決闘宣言の次の日、俺は箒と朝飯を食べていた。
周囲は当然、女子、女子、女子。食堂の従業員ももちろん女性だ。
IS学園は食堂もまた前衛的で、丸いソファに丸テーブル、柱には湾曲ディスプレイで魚の遊泳が映し出されている。
対面で、和食セットを食べている箒は、昨日の部屋で起こったToLoveるのせいか、不機嫌そうな目でこちらを睨んでいた。
「別に軟派な目的のためじゃないさ、練習のため、アリーナと訓練機の都合をつけてもらったんだ。そのお礼に夕食を奢っているだけ、そう勘繰るなよ」
「……お前は年上好みだろう、勘繰りたくもなる」
「確かに俺の好みは、年上のかっこよくてクールなお姉さんだけど、さすがに入学式早々手を出したりしないさ」
「……」
この時期のアリーナと訓練機の貸し出しは、二年と三年で占められる。さすがに入学早々、自主練に励むような一年はいないからだ。
そもそも予約の仕方をまだ教えてもらっていない。
よって俺がISの訓練をするためには、先輩方と交渉し、その練習に交じる以外の方法はないのだ。
「それに、場所を借りられるだけじゃなくて、あわよくば手ほどきを受けられるかもしれないからな、一石二鳥だ」
「あ、ISの訓練なら私がつけてやったものの」
「え?お前、IS操縦そんなに上手いの?」
「くっ、ならば!剣道の手合せとかはどうだ、ISで剣を振るにしても、まず基本が出来てなければいけないだろう」
「いやマジそれは勘弁してください……」
正直に言おう。俺はこいつに剣で勝てない。
全国大会優勝者とはいえ女だろう?と思う人もいるかもしれないが、あまり箒を舐めない方がよい。
“ようつーべ”でこいつの試合を見たのは先述したとは思うが、それはまさに異次元であった。
剣道は確かに力やスピード、肉体的要素も必要だが、読みや攻め、効率的な肉体制御などの技術的要素が勝敗に大きく関わってくる。
女子の試合を男子が観るときはそこらへんが見所となるわけだが……箒は違うのだ。
まず力やスピードが男子並み、それに技術も一級のものを持っているのだから、チートも良いところである。なんとか制限時間まで二本は取られなかった、決勝の相手選手に、俺は思わず拍手を送ってしまったものだ。
中一で剣道部を退部になってから、暇を見て素振りをしている俺ではあるが、流石に箒には勝てる気がしなかった。
絶対にこいつは念やなにかを使っている、きっと強化系だ。そう思ってしまうほどの、強さなのである。
そんな体力お化けの箒は、ほかに何かを言えないか歯を食いしばるようにして考えていた。
そんなにこいつは俺が先輩と飯を食べるのが嫌なのだろうか……いや、なるほど。
「ごめんな箒」
「ん?」
箒は一転こちらを不思議そうな目でみた。
「あれだろ、俺と夕食が食えないのが、寂しいんだろ」
「べ、べつにそういうわけではっ!」
顔を真っ赤にして否定する。
「いやぁ、お前無愛想だし、人見知りだもんな。俺以外で飯を食べる相手がいないいんだろ?勝負が終わったらまた一緒に食べるから、それで勘弁――」
バン!
箒は残りのごはんを一瞬で片づけると、机に手を叩きつけるようにして立ち上がり、トレイをもっていってしまった。
物凄い怒気を感じた。去りゆく背中から阿修羅のようなオーラが立ち上っていた気がする。
また後で謝ろう。コンプレックスを刺激してしまったかもしれない。
(真実は人を傷つける、いつだって)
などと考えていたときだった。
「“あわよくば”ねぇ。世界で唯一の男性操縦者が隣で練習しているのに、それを無視して自分のことに集中できる人はいないと思うけどね、むしろ積極的に関わって交友関係を作ろうとするはずだ」
箒が行った直後、その空いたスペースへ人影が滑り込んだ。
「もちろんそれは君の方にも言える。一年だけでなく、どの学年も忙しいこの時期、自主練をするのは、よほど志が高いものに限られる。特に君は予約を取っているものの中でも、成績優秀な人を中心に声をかけているね。入学式は昨日だってのにどうやって情報を仕入れたのか」
薄いブルーのつなぎから胸元を覗かせ、首からは銀の十字架のアクセサリーを下げている。
長めではあるが、爽やかさを感じさせる金髪を後ろで一括りにし、その小奇麗に整った顔でこちらに微笑んでいた。
手には紙パックの飲み物が、外装には『どろり濃厚ライチジュース』と書かれている。
そして何より特徴的なのは、背が高く、引き締まった体の“男”であるということだ。
「なんにせよ、IS学園で成績優秀ということは、行く行く国や企業の重鎮となる可能性が非常に高いわけだ。そんな人と伝手を作ることは少なくとも損にはならない。ハハッ、そう考えると夕食を奢るってのも良い手だね。相手が許可を出しやすくなるだけではなく、親交を深めるのにも役立つ。なんというか細部まで気が行き届いていて抜け目がないね」
「……長台詞ご苦労。だがやめてくれ、そんなに俺は計算高くはない。たまたま練習をしようと思った結果、予約がいっぱいでそうするしかなかっただけだ」
「ふぅん、本人がそういうならいいんだけどね」
「で、誰だお前」
俺が警戒心も露わにそう言った。
「おっと、失礼。自己紹介がまだだったね、僕の名前はマウロ・アヴェスティーニ、ここの整備課の2年生さ。気軽にマロって呼んでくれ」
そう言いつつマロはこちらにウィンクをした。その見た目の優男ぶりに妙にはまっている。
「お前男だろ」
「僕は超絶優秀だからね、具体的には一人でIS組めるくらい。だから特例として“整備課のみ”立ち入りが許されているのさ。だから授業は受けてないよ。」
「つまり、IS学園にただ“超絶優秀なだけ”の男を入れることができるほどの、力を持っている国、または企業の人間ということだな」
「疑り深いな~、この学園に数人しかいない男同士、仲よくしようじゃないか」
(胡散臭ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ)
あまりの怪しさに逆に怪しく思えなくなってきた。たぶんそれが相手の狙い目である。
「まぁ確かに、君の言うことは的を射ているけどね」
「……ふぅ」
俺は残りの白米と卵焼きを咀嚼し飲み込むと、トレイを持ち、腰を浮かした。
「そうか、じゃぁなマロ、縁が合ったら――」
「待ちなよ、ちょっと話をするだけでいいから。整備課エースの力、来週までに欲しくない?」
「……」
ドスン、という音を立てて俺は再び腰を下ろした。
確かに整備課への伝手がない。アリーナで訓練することがただでさえ少ないほうである整備課のものが、この時期に自主練に励むわけはないのだ。
そしてセシリアに勝つには整備課の力が必要不可欠。
こいつ中々良いところを突いてきやがる。
「ありがとう。ということで僕がその勝負、全面協力してあげるよ」
「ったく、こういうのは代理人を通してくれなきゃホントは駄目なんだぜ?代わりにプライベートの質問は勘弁な」
今度は俺がウィンクを仕返す。正直無理をした、似合っている自信はまったく無い。
「で、話ってなんだ」
ごまかすようにマロを促す。
「君に興味があってね」
なにやら熱い視線を送ってきた。
ま、まぁそりゃあ世界唯一の男性操縦者だしな。そうだな、うん。
「この学園に俺に興味のない人間は多分いないぜ」
「ふふっ、まぁそうなんだけど、そんな君をウチとしては面接したくてね」
「スカウト、の間違いじゃないのか」
「あまり調子には乗らないほうがいいよ。ウチとしてもただ“ISが動かせる”だけの男を仲間に入れる気はないんだから」
ドヤ顔がうぜぇ。
「……ははっ」
だがしかし、つくづくツボを心得てやがる。まるで俺のことを以前から知っていたみたいだぜ。
セシリアに集中しないといけないのに、あまり余計なことに興奮させないでほしいものだ。
あと面接なら向こうからくんな。
「で、その“ウチ”とやらは俺に何を聞きたいんだ?」
「そういうだね……それじゃあ、君は今この世界に対してどう考えてる?」
面接にしても質問が大雑把すぎないだろうか?
「なんだそれ、俺に哲学でもしろってのか、それとも社会論か?」
「正確に言えば、この女尊男卑な世間の風潮に関してかな」
「なるほどねぇ……」
少しばかり目を瞑り黙考する。
女尊男卑、ISが現れてから急に語られるようになった言葉だ。
現在の軍事バランスというのは一重にISによって決定される。
であるため、各国はより優秀なIS操縦者を求めるため、女性優遇措置をいたる分野で施した。
TVでは優生学的見地から女性を持ち上げるコメンテーターも見受けられたりするようになり、国際IS委員会の最も過激な女尊主義者、メリル・T・ローズの著書『女の世界』はベストセラーを記録した。
簡単に言えば、流行りなのだ、女尊男卑とは。
「そうだな……まず言えるのが、嘘くさい」
「何がだい?」
「マスコミ連中の言うことが大げさなのは、当然のことだが、それにしたって限度がある。街中で急に男をパシリにする女が紹介されていたりするが、俺にはそれが当たり前になるほど世の中が傾いているとは到底思えないな。仮にあったとしても、ああいうのは流行りに乗って図にも乗った、自分の性別以外誇るところのないアホウの仕業だろうよ」
「ほほう、で?」
小気味の良い相槌だ。
「俺の中学は共学だったが、別に男が殊更見下されているような感じはなかったぞ。確かに見下す女と、見下される男は増えたと思う、でもそんなもの全体数からみれば誤差の範囲だ。それに対して今語られている風潮って、まるで男が完全に腑抜け切って、女に使役されているような言いぐさだろ?」
「まぁそうかもね」
「そもそもおかしくないか?いくらISが凄くても、コアは500もないわけで、いくら潜在的に扱える資格があろうともIS乗り以外が増長する理由には弱い。IS学園に入ってわかったが、IS乗りだってそこまであからさまに男を見下しているわけじゃない。確かに潜在的に見下しているような雰囲気を感じることはあるけど、それはどちらかというとIS乗り自体がエリートだからだろ」
そこで俺は一度言葉を切り、備え付けのポットからお茶をくみ、それを飲んだ。
「まだ違和感はある。白騎士事件から、女尊男卑という言葉が流行るまでが早すぎる。事件の後、世界が混乱してる中、すぐに出てきただろ?せめて世界の軍隊が一時解体されるまでのタイムラグはあってもよかったんじゃないか?男尊女卑の歴史が長く続いて、男女同権が叫ばれるという、ある種の下地としての反発力があったにしても、早い、早すぎる」
「ふんふん、他には?」
「あとその風潮に抗う論調が目立たなすぎる。」
「結構そういうのはTVでみたことあるけど?」
「あんなもんで済むわけないだろう。世界の半分を排斥するような話だ、もっと激しい抵抗があってもおかしくはない。それなのに実際は、単発的にそういうコメンテーターが散見されるだけだ」
「つまり結論は?」
「陰謀論なんてものは、痛々しくて嫌いなんだが、こうでも考えねぇと他にしっくりくるものが無いんでね。女尊男卑なんざ、誰かがそうしたいからできている風潮だと、俺は思っているよ」
キーンコーンカーンコーン
鐘が鳴った、時間切れだ。
「ありがとう。んじゃ対価の話だけど、整備課に僕は大抵いるからね。用があったらそこに来てくれ」
「あんがとさん。ところで、俺の面接はどうだったんだ?採用か?」
「ハハハッ、一つ質問に答えたぐらいで、その人のいったい何が分かると言うんだい?」
「おい」
軽く睨むが、マロは首を竦めただけで席を立った。
手を振りながら、食堂を出ていく。
食えないやつだ。
遅刻をすれば、確実に洒落にならない罰を受けるので、俺は急いでトレイを片づけ、教室へと急いだ。
◇
一時間目が終わった。
山田先生はあのようななりだが、授業は丁寧で上手い。
ISの保護機能をブラジャーに喩えたりすることはあるが、俺はブラジャーには詳しいので問題はなかった。
「あっ。えっと、次の時間では空中におけるIS基本制動をやりますからね」
ここIS学園では実技と特別科目以外は基本全て担任が行うらしい。
まるで小学校に戻ったような気分である。
「ねぇねぇ、織斑くんさぁ!」
「はいはーい、質問しつもーん!」
「今日のお昼ヒマ?放課後ヒマ?夜ヒマ?」
昨日の様子見は終わりを告げたのか、山田先生と千冬姉が教室を出るなり、女子の半数がスタートダッシュ、俺の席に詰めかける。
出遅れるわけにはいかないと言わんばかりの勢いだ。
整理券を配っている女子もいる、しかも有料でだ。
あとで売り上げの半分を請求しようと思いつつ、俺は右へ左へ質問に答えていく。
「朝も一緒に食べてたけど、篠ノ之さんと仲いいの?」
「幼馴染だからな」
「千冬お姉さまって自宅ではどんな感じなの!?」
「それはまた今度、三授業分くらい使って語りつくしてやる」
「安価は絶対だよ織斑くん」
「おいまて何を知っている――」
パァンッ!
「休み時間は終わりだ。散れ」
くそ、聞きそびれた。あいつの名前は谷本だな、よし覚えたぞ。
「ところで織斑、お前のISだが準備まで時間がかかる」
「へ?」
「今自由に使える予備機がない。だから、少し待て。学園で専用機を用意するそうだ」
「マジか……」
俺が驚いていると、教室中がざわめいた。
「せ、専用機!?一年の、しかもこの時期に!?」
「つまりそれって政府からの支援が出てるってことで……」
「ああ~いいなぁ……。私も早く専用機欲しいなぁ」
専用機。それは全IS乗りの夢である。
篠ノ之束博士の作ったISコアは全部で467個。
それは博士以外に作れず、また博士自身はコアをこれ以上作ることを拒絶している。よって各国家、企業、組織、機関では、それぞれ割り振られたコアを使用して研究開発訓練を行っているのが現状だ。
ISコアには学習機能があるため、一人の操縦者が長く使えば使うほど、IS自身が形を変化させ、操縦者に合わせていく。
よって専用機を作るメリットはあるのだが、それでもよほど優秀な技能をもつものや、将来を期待されたもの以外、普通は与えられないものなのだ。
「本来なら、IS専用機は国家あるいは企業に所属する人間しか与えられない。が、お前の場合は状況が状況なので、データ収集を目的として専用機が用意されるようになった、理解できたか?」
なるほど。当然といえば、当然……なのか?
「さて、授業をはじめるぞ。山田先生、号令」
「は、はいっ!」
千冬姉に対して緊張しすぎである。
◇
「安心しましたわ。まさか訓練機で対戦しようとは思っていなかったでしょうけど」
いや、実は超思ってました。
休み時間、早速俺の席にやってきたセシリアは、腰に手を当ててそう言った。
「まぁ?一応勝負は見えていますけど?さすがにフェアではありませんものね」
いやまず、どこら辺がフェアなのか教えてほしいがな。
俺がそう思いながら黙っていると、よく理解していないと思われたのか、セシリアは体を反らすようにして続ける。
「あら、ご存じないのね。いいですわ、庶民のあなたに教えて差し上げましょう。このわたくしセシリア・オルコットはイギリスの代表候補生……つまり、現時点で専用機を持っていますの」
「へー」
「……馬鹿にしてますの?」
「いや、すげーなと思っただけだけど。どうすげーのかは分からないが」
「それを一般的に馬鹿にしていると言うでしょう!?」
ババン!両手で机を叩かれた。あまりこちらに身を乗り出さないでほしい、縦ロールが顔に当たりそうでこそばゆい。
「……こほん。世界でISは467機。つまり、その中でも専用機をもつものは全人類六十億超の中でもエリート中のエリートなのですわ」
「世界人口は七十億超えたぞ」
「そこは重要ではないでしょう!?」
ババン!
楽しいなぁ、こいつ。などと俺が思っているとセシリアはさらにヒートアップしていく。
「あなた!本当に馬鹿にしていますの!?」
「イヤソンナコトハナイアルヨ」
「だったらなぜ片言なのかしら……?」
まぁ馬鹿にしているからなんだが。
「なんでだろうな、箒」
俺がそう振ると、切り裂くような視線がこちらへ飛んできた。まだ怒っているらしい。
「……そういえばあなた、篠ノ之博士の妹なんですってね」
セシリアが箒の方へと振り向きながら、そういうと
えええええええぇぇぇぇぇぇぇ!?
クラス中がどよめいた。また聞き耳を立てていたらしい。
「す、すごい!このクラスに有名人の身内が二人もいる!」
「ねぇねぇ、篠ノ之博士ってどんな人!?やっぱりマッドなの!?曹長なの!?」
「篠ノ之さんも天才だったりする!?今度ISの操縦教えてよっ」
箒の元にわらわらと人が集まる。
セシリアは自分の言葉がここまで大騒ぎを巻き起こすとは思わなかったらしく、その場で目をパチクリとしながら佇んでいる。
人見知りの箒にはつらい状況だろう、少し苦しむ様子を見てから助けてやろうと思った。
(あれ?そういえば、箒と束さんって仲よかっ――)
「あの人は関係ない!」
突然の大声。
俺も、セシリアも、教室中が一瞬固まった。
誰もが、何が起こったのか分からないという顔をしている。
「……大声を出してすまない。だが、私はあの人じゃない。教えられるようなことは何もない」
そう言って箒は窓の外に顔を向けてしまう。
女子たちは盛り上がったところに冷や水を浴びせられた気分のようで、それぞれ困惑や不快を顔にして元の場所へ戻っていった。
(箒って束さんのこと嫌いなのか)
記憶を探るが、いまいち二人の関係を示すような手掛かりが出てこない。
「はい、皆さん次の授業を始めますよ~」
そう言いながら山田先生が教室に入ってきた。
「あ、あれ?皆さん何かあったんですか?」
その場に漂う妙な雰囲気を感じ取ったのか、山田先生は気まずげに教室を見渡す。
しかし誰も答えないので、山田先生は戸惑いながらも、そのまま授業を始めた。
まず空気を明るくするためか、おもしろげな雑談から入る。
生徒と言葉を交わすように語り、クラスに活気を取り戻した。
いい先生である。
(あとで箒をフォローしなきゃな)
高校生活開幕逆噴射を決めた感のある友人を思いながら、教科書を開いた。
◇
朝昼を箒やクラスメイトと、放課後はアリーナで特訓の後、夕食は先輩方ととる、その後はまた時間いっぱいまで特訓をして帰り、授業の予習復習をして就寝。
そんな受験期にすらしなかったハードスケジュールをこなし、時は早くも決戦前夜。
今は箒と、部屋のベッドに座りながら、お茶を飲んでいた。
IS学園の寮の部屋は、高級ホテルの一室のような趣で、シャワーや簡単なキッチンはあれど、その部屋だけで生活するようには作られていない。
当然といえば当然な話だが、そのため机が欲しくなると、折り畳み式のものをベッドとベッドの間のスペースに備え付けなければならない。
和室に、夏は布団を外せる掘り炬燵、あとは敷布団、というのが俺の希望ではあるが、海外出身が多いこのIS学園では叶えられない望みなのだろう、世知辛い。
「で、勝てるのか?」
唐突に、対面の箒が尋ねてきた。
「ん?なにがだ?」
ベッドの背もたれとは逆の壁に備え付けられた薄型TVを見ながら、俺は答えた。
『――回モンドクロッソの開催地について――』
『――選出した後、全加盟国による投票を――』
今はニュース番組の時間で、IS国際委員へのインタビューが流されている。
「惚けるな、明日のセシリアとの戦いだ」
「勝てるよ」
「……妙に自信ありげだな」
「ここまで来たらそういうしかないだろ、できることは精一杯やった、それなら後は勝の目を信じるだけだ。それに見ただろう?俺の特訓の成果を」
今日の特訓の終わりごろに箒も見に来てくれたのだ。
「あれのなにが成果だ!お前が私にやって見せたのは、西部のガンマンごっこや、衝撃のふぁーすとぶりっと、とやらのふざけたものばかりではないか!」
「そういえばそうだっけか」
西部のガンマンごっことは、素の状態からアサルトライフルを瞬時展開し、的を撃ちぬくというもの。
両手を腰だめにするのがポイントだ。
衝撃のファーストブリットは、右ブースターと右腕だけを部分展開し、的を殴りぬけるというもの。
的に到達する前に一回転するのがポイントだ。
……そうか、確かにそんなものばかりやっていた気がする。人に見られているとふざけたくなるのは俺の悪い癖である、自省しなければ。
「まぁ大丈夫だ」
「……言っておくがセシリアは強いぞ」
「ああ、だがあいつは俺を舐めてるからな」
「それだけで勝てる理由にはならんだろう」
「なるさ」
俺は茶碗の中身を一気に飲み干し、その茶碗を右人差し指の上に乗っけた。
「勝負事ってのは、支点を見極めるのが重要なんだよ」
左手で茶碗を支えながら、指を底に這わせていく。
「支点に近いところで力を加えてやれば、簡単に流れはこちらに傾く」
みつけた重心を支え、左手を離した。
「セシリアは何も見ていない、見る気がない。力任せでなんとかなると思っている。
だから俺に勝の目があるんだ」
そういいながら箒を見ると、指の上でバランスを保つ茶碗を、ジトリとした目で睨んでいた。
「それ私が持ってきた茶碗なんだが」
……
そっと左手で茶碗を持ち上げ、机に置いた。
寝るか。
◇
蛇足っぽい話
マロは食堂を出ると人気のないところに移動し、携帯を取り出した。
電話帳から、目的の人物を探し出し、通話ボタンをプッシュする。
――Prrrrrrrr――Prrrrrrrrr――
ブッ
『なんの用だ?』
「いえ、一夏くんと接触したんで、報告しとこうかなと」
『どうだった?世界初の男性操縦者は』
「悪くなかったですね。あんなことをしているものだから、周囲に流されるままの人間かなと思っていましたが、あれでどうして色々考えている様子。スカウトして問題ないと思いますよ」
『そうか、質問の方はどうだった?』
「いい感じでした。言っている内容自体は、三流アナクロ雑誌を読めば出てくるようなものでしたが、この本人にとってはどうでもいい“面接”で、ああいう説を自分が納得できるからという理由で提示できるのは、ボスの好みだと思います」
『そうか、お前自身の感想はどうだ』
「いい男ですね。魅力的だ」
『そうか、ではあっちの方も期待が出来るな。どこまで入れ込むかはこれから次第だが、友好関係は作っておくに損はないだろう』
「せいぜい仲よくさせてもらいますよ、もちろんプライベートでね」
そういうとマロは電話を切り、もう一度グルリと周囲を見渡した後、再び歩き出した。
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今回のオリ設定という名の妄想、というコーナーもとい質問の先周り
・ワンサマーの授業風景
あれすごいモッコリすると思うんですよねISスーツ。でもアニメ見るとそこまでではないので、作者の中で原作一夏は短小説が浮上中。
・谷本さん
原作にいますよ、よく探せば。
・マウロ・“アヴェ”スティーニ
ヒロイン達による一夏争奪戦に新たなる敵が……!?アーッ
これからも男のオリキャラが増えます、たまに。
・セシリアなんで箒のこと知ってんの?
代表候補生なら知っててもおかしくないな、ということで
・メリル・T・ローズ『女の世界』
メリルさん「こともあろうに……男が……我が女の世界に……入門してくるとは……WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」
・ローゼスビット
BT兵器ってガンダムで言うビット兵器ですよね?
作者はGガンしか見ていないんでよく分からないんですが、ガンダムはあのイメージでおk?
・女尊男卑の世界
奴隷とか言ってるわりにIS学園での一夏へのあたりは良いですよね。IS467機程度でそこまで行くか?という作者の疑問を強引に辻褄あわせ(妄想)するとこうなりました。
「女尊男卑は全部誰かが仕組んだことだったんだよ!」
「な、なんだってーー!!」