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No.31303の一覧
[0] 【チラ裏から】 IS<安価でIS学園に入学する> (一夏魔改造)[ウィンター小次郎](2012/04/16 17:11)
[1] 「安価するか」[ウィンター小次郎](2012/03/20 17:41)
[2] 「ったく、しょうがねぇな」[ウィンター小次郎](2012/04/04 05:23)
[3] 「よう、モッピー」[ウィンター小次郎](2012/03/20 17:43)
[4] 「ISの男性操縦者やってるけど何か質問ある?」[ウィンター小次郎](2012/03/20 17:42)
[5] 「ハンデをやると言っただろう」[ウィンター小次郎](2012/04/04 05:21)
[6] 「ごめんなさい」[ウィンター小次郎](2012/04/16 16:32)
[7] 「嘘をつけ」[ウィンター小次郎](2012/04/16 16:45)
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[31303] 「よう、モッピー」
Name: ウィンター小次郎◆81fc9858 ID:581ce14c 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/03/20 17:43
IS学園の記念すべき初授業が終わった。
とにかく今は疲れたということだけ言っておこう。
そんなことよりも、この状況が問題だ。

今は授業間の15分休み。まぁ普通なら近くの席の人と交流したり次の授業の準備をしたりするのだろうが

(めっちゃ見られとる)

一言でいえば、動物園のパンダ状態である。クラスメイトだけではなく、世界唯一の珍種、男性IS操縦者を見ようと2年3年の先輩方も廊下の外からこちらを覗っている。
しかし誰も話しかけてはこない、全員が全員を牽制しあっている感じだ。
IS学園に入学するものは、有名な女子進学校から来るのがほとんどで、極端に男性慣れをしていないというのも一因にあるのかもしれない。

(モテる男はつらいぜ)

内心そんなことを嘯くが、それでは事態はなんの解決もみせないのだ。
再びスレに潜るかと、携帯を開きかけたところで、こちらに向かってくる人影の存在に気が付いた。

「……ちょっといいか」

「お、おう」

この奇妙に張りつめた空気をぶった斬り、話しかけてきたのは、篠ノ之 箒という女生徒だった。

いやそのような余所余所しい物言いは不適当だろう、篠ノ之 箒は俺の幼馴染みである。
教室に入ってこいつが居るのを最初に見たときは本当に驚いた。

俺が昔剣道道場に通っていたころの知り合いで、実に6年振りの再会なのだが、身長と胸囲以外あまり変わりはない。
髪型は今も昔もポニーテールで、神主の娘らしく白いリボンで結い上げている。
どこか不機嫌なようにみえる目つきの悪さは健在。
元々抜き身の刀のようなやつだとは思っていたが、成長してそれがより強く感じられるようになった気がする。

「屋上でいいか?」

「この15分でか!?」

俺の至極常識的な突っ込みを余所に、スタスタと廊下へと歩を進める箒。
どれだけ他の人に聞かれたくないのだろう。

まぁなにはさておき、好都合。
俺はこの針のむしろから抜け出すべく、屋上へ向かった。





到着。しかし箒は話を切り出そうとはしなかった。
幼馴染みとはいえ6年振りだしな、何を話せばいいのかわからないのかもしれない。
あの空間から助けられた恩もあるし、ここは俺から話しかけるのが男の甲斐性というものだろう。
よし。一発キメテやるぜ。

「よう、モッピー。久しぶりだな!」
ドグォ

閑散とした屋上に鈍い音が響いた。

「ち、ちょ……六年振りの幼馴染みの……鳩尾にグーパンって……」

「誰がモッピーだ、私の名前はモッピーでも、モップでもない、箒だ」

口をへの字にして顔を赤らめている。
どうした?俺に惚れたか?

腹を押さえて蹲りながら、俺は昔を思い出していた。
まだ俺らが小学生のころは、こうしてよく箒をからかっては殴られていた。
ある種様式美のように完成された芸風だったのだが、箒の腕力はこの6年で大分強化されていた。
そのことを身に染みて実感する、この芸風でやっていくには俺にもさらなるレベルアップが必要なようだ。

「お前は変わらないな」

「お前も相変わらず、容赦のない突っ込みだ」

まぁこれで緊張は解れたであろう。計画通りということにしておいた。

「元気にしてたか?」

「まぁそれなりにな」

腹の痛みが治まりはじめ、ようやく普通に言葉を交わせるようになる。

「そういえば去年、剣道の全国大会で優勝したそうだな、おめでとう。恰好良かったぜ」

「な、何故知っている?というか見たのか!?」

「あぁ新聞で優勝を知って、『ようつーべ』で見させてもらった、素晴らしい相面だったな」

「……」

再び箒の顔が赤くなる。そうそうこいつは昔から褒められることに慣れてないのだ。
なので、もっと褒めることにした。

「いやはやそれにしても綺麗になったなー箒。昔男女とよばれていたのが、嘘のようだ」

さらに赤くなる。

「それにIS学園にいるなんて頭のほうも優秀らしいな。幼馴染みとして鼻が高いぜ」

「う、うあぁぁぁぁ!」

キーンコーンカーンコーン

箒がちょうど限界に達し、俺がこぶしを受け止めようと腹に力を入れた瞬間、鐘が鳴った。

微妙な沈黙が二人の間を漂う。

「戻るぞ」

そう言って箒は俺を置いて走っていってしまった。
俺も急ごう。






二時間目が終わった。残りHPは1/10くらいだ。ようするに疲労困憊ということである。
HPを回復させるために携帯を開こうとしたところで急に声をかけられた。

「ちょっとよろしくて?」

「なっ!?」

思わず素っ頓狂な声が出た。
別に声をかけられたこと自体に驚いたわけではない。ならば何にかというと、

(金髪縦ロールキタ――――――――――――――――――!!)

しかもお嬢様口調である!こんなものが現実にいるとは今まで思っていなかった!
本日最高値の興奮度を更新する。

「訊いてます?お返事は?」

「あ、ああ聞いてるけど?何の用だ?」

俺がそう答えると金色コロネは、かなりわざとらしく声を上げた。

「まあ!なんですの、そのお返事。わたくしに声をかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるのではないかしら?」

(うわはははははははははははははは!!)

内心大爆笑。

確かにISの普及とともに、この手の男を見下した女子が増えたと言われているが、さすがに仕上がりすぎである。俺はあまりの完成度の高さに戦慄していた。
笑いを悟られないように返事をする。

「悪いな。俺、君が誰か知らないし」

自己紹介中は別のことに集中していたのだ。
しかしその答えは、目の前の金色ドリルにとってはかなり気に入らないものだったらしい。
吊り目を細めてこちらを睥睨する。

「わたくしを知らない?このセシリア・オルコットを?イギリスの代表候補生にして、入試主席のこのわたくしを!?」

名前もそれっぽい。感動してきた。

(しかし代表候補生か……)
代表候補生とは一言でいえば超絶エリートである。全人類の中でも限られたごく少数のIS操縦者の中で、さらにその上澄に浮かぶ、文字通りエリートの中のエリート。
男を見下しすぎてブリッジしてしまうようなこの姿勢には、キャラづけというだけではなく確かな実力が伴っているらしい。

「本来ならわたくしのような選ばれた人間とはクラスを同じくすることだけでも奇跡……幸運なのよ。その現実をもう少し理解していただける?まったく唯一男でISを操縦できると聞いていましたから、少しくらい知的さを感じると思っていましたけど期待外れでしたね」

どれだけ自分の名前が知られていなかったことが悔しかったのだろうか。

「勝手に期待されてもなぁ」

俺がそういうとセシリアは鼻で笑った。

「ふん。まぁでも?わたくしは優秀ですから、あなたのような人間にも優しくしてあげますわ。ISのことでわからないことがあれば、まぁ……泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ。何せわたくし、入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから」

唯一を物凄く強調された。――って、ん?

「入試って、あれか?ISを動かして戦うやつ?」

「それ以外に入試などありませんわ」

いやあるだろう筆記試験とか。だがそれは今関係ない。

「俺も倒したぞ、教官」

「は……?」

セシリアの目がその驚きに見開かれた。
俺のアバン流刀殺法でな。まぁ正義の心に自信はないから空の技ができないかもしれない。

「わ、わたくしだけと聞きましたが?」

「女子ではっていうオチじゃないのか?」

実際は単にあの勝ち方が認められなかっただけであろうが。

「つ、つまりわたくしだけではないと……?」

(おうおうショックを受けてやがるな、それだけ教官を倒したことを自慢に思っていたんだろうな)

ここで少し悪戯心が芽生えた。散々罵倒されたので、軽く逆襲をしてやろうと思う。

まずはジャブ。
「はっはっは、どうしたどうした急に黙っちまって、そんなに俺が教官を倒したのがショックだったのか?あんなもの近づいて一撃だったぜ」

セシリアの顔が赤くなった。

お次はストレートだ。
「素人の俺がそのくらいということは、イギリスの代表候補生様は開始3秒くらいで片づけたのでございましょうけど、それにしたってその程度のことで浮かれるとは。お国の気候とは違い、頭の中身はなかなか暖かいようで、春真っ盛りご機嫌麗しゅうといったところでございましょうか?」

よほど屈辱なのか、セシリアはこぶしを握り締め、体を震わせる。

俺はあまりにも楽しいものだから調子に乗ってしまった。
「そもそもその頭の横から垂らしていらっしゃる金色の巻き糞からして、もしかしてその首に乗――」

バキッ。
アッパーカット、何故IS学園の女子は握りこぶしが主体なのだろうか。
崩れ落ちる俺を尻目にセシリアはドスドスと自分の席へと戻っていった。

キーンコーンカーンコーン
試合終了の鐘がなる。

周りからは、“今のは織斑くんが悪い”という感じの視線が突き刺さってきた。
俺もそう思った。要反省である。

なにはともあれ、HPは回復した、気合を入れて3時間目を受けるとしよう。






三時間目もそろそろ終わる。

IS学園の授業は、国語や算数などの通常教科もあるが、やはりISそのものについて学ぶ教科も多い。
初日の今日は、1、3限がISの専門知識が必要な授業になっている。つまり俺の鬼門だ。

あの受験から約三か月、一応必死になってISのことについて学んだものの、さすがにわからないことの方が多い。
そもそもISは新技術が使われすぎているのだ、そして他分野への普及が進んでいないため、専門性が高すぎる。IS自体が日本製だけあり専門用語は大抵日本語で表記されているが(英名もある)馴染みのない理論ばかりで理解をすることが困難である。

だからといって授業中集中を切らせばさらに周りに置いて行かれることになるので気は抜けない。よって精神的疲労が半端ではないのである。

「織斑くん、何かわからないことありますか?」

大体この時間にやるべきことが終わり、切りがよくなった所で山田先生が話しかけてきた。

生徒を気遣える良い先生である。なので正直に答えることにした。

「基本的にわかりません」

「そ、そうですか」

微妙に山田先生は顔を引きつらせた。

「まぁ反則的な方法で入学したわけですから、最初からほかの人と同じ水準でできるとは思っていません。寮に帰った後に復習をして、なんとかそのうち追いつこうと思いますよ。ですので大丈夫です」

「お、織斑くん」

なんだか感じ入ったような目で見られる。
すごいやめて欲しかった。

「え、えっと。わからない所があったら授業が終わってから放課後教えてあげます!ですので、がんばってくださいね、ね?」

山田先生が俺の両手をグッと握り詰め寄ってくる。

(放課後山田先生と二人きりはやめてほしいなぁ)

SHRの件で山田先生に苦手意識が生まれてしまったようだ。

「あ、ありがとうございます」

当たりさわりのない答えを返していると、教室の扉が開き千冬姉が入ってきた。

「いい心がけだな」

聞いていたらしい。千冬姉はそのまま教壇に立つと、いつもの鋭い目で教室を見回した。

「まだ席に座っていろ、連絡がある。今から再来週に行われるクラス対抗戦に出る代表者を決める。クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけではなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まぁ、クラス長だな。ちなみにクラス対抗戦は入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。今の時点でたいした差はないが、競争は向上心を生む。一度決まると一年間変更はないからそのつもりで」

ざわざわと教室が色めき立つ。
委員長、つまりは雑用係なのだろう。選ばれるやつはご苦労様である。

「はいっ、織斑くんを推薦します」

ん!?

「私もそれがいいと思います!」

私も、私も、と言いながら次々と手をあげるクラスメイト。
まて、お前らは今、クラス一の劣等生に委員長を任せるようなまねをしているんだぞ!?

「では候補者は織斑 一夏……他にはいないか?自薦他薦は問わないぞ」

「待って下さい、納得がいきませんわ!」

セシリアがバンッと机を叩き立ち上がり異議を唱えた。
それはそうだろう常識的に。

「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」

……仕上がってんな。
あまり俺を喜ばせないほうが良い。暴走してしまいそうである。

「実力からいえばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の糞猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS技術の鍛錬に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」

仮にも婦女子が糞とかいうのは、品格というものに反しないのだろうか。

「いいですか!?クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!」

だが気づいてるか、クラスメイトがどことなく冷たい視線でお前を見つめているのを。

「大体、文化としても後進的な国で暮らさなければいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で――」
「おいおい、ロートルごときが何を言っているんだ。過去の栄光に縋り付くのもいいかげんにしな、帝国主義時代はもうとっくに終わっているんだぜ。それとも糞みたいな飯を食ってるとそんなことも忘れちまうのか?」

「なっ……」

――っあ。
ついに我慢が出来なくなってしまった、こうなった俺は俺にも止められない。

「あっ、あっ、あなたねぇ!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」

席を立ち、振り向くと、怒髪天を衝くとばかりに、セシリアが顔を真っ赤にし、こちらを睨んでいる。そして指をこちらに突き付け言った。

「決闘ですわ!」
「いいだろう、乗ってやる」

まさか即答してくるとは思わなかったらしい、セシリアは瞠目し、たじろいた。
斯く言う俺も驚いている。決闘というステキワードについ反応してしまった形だ。

「ま、まぁ、このわたくしの実力を衆目に見せつけるのに良い機会ですわ。それでハンデはいかがします?」

「そうだな、どんくらいつけて欲しい?言ってみな」

俺がそう言うとクラスからドッと爆笑が巻き起こった。

「お、織斑くん、それ本気で言ってるの?」
「男が女より強かったのって大昔の話だよ?」
「織斑くんは、それは確かにISを使えるかもしれないけど、それは言い過ぎよ」

みんな本気で笑っている。それはそうだろう。

今の時代、ISという女性専用の兵器が幅を利かせている以上、軍事的バランスは女の側に大きく傾いている。もし男女差別で戦争が起きようものなら、男陣営は三日どころか三時間で制圧されてしまう、と言われるほどだ。


(まぁそんな戯言、俺は欠片も信じていないけどな)
「くっはははっはははっはっは!!」

俺は大声で爆笑しながら、椅子の上に立ちその背もたれに片足を乗っけた。顔を少し伏せ、制服のポケットに手を突っ込む。突然の奇行にクラスが一瞬で静まり返った。

「そうだな、そうだよ。お前は代表候補生、俺は素人。候補生たちは少なくとも300時間以上ISの起動経験があり、対して俺は30分に満たない。それも検査の時に装着しただけで動かしたのは試験の時ぐらいだ。」

そこで顔を上げ、セシリアを睥睨する。今度は何を言い出すのだろうか。

「普通に考えりゃあ勝てるはずはない。それどころか瞬殺されてもおかしくはないだろう。
だがな、セシリア・オリゴ糖!俺は今まで勝てない勝負に負けたことはない・・・・・・・・・・・・・・・!」

「――っっ!?私の名前はセシリア・オルコットですわ!」

意味が分からない!俺は今、最高に適当なことを言っている!

だがそんな理解不能な大言壮語も威圧感だけはあったようで、セシリアは少しばかりの動揺をこちらに隠すように、腕を組んで胸を反らした。女王のポーズ。

「い、いいでしょう。完膚なきまでに叩きのめして、そのデカイ口を閉じさせてあげますわ。では勝負は一週間――」

「まて、セシリア・ロボコップ、お前はこの勝負に何を賭ける?」

「セシリア・オルコットですわ!って……え?」

「おいおいまさか何も賭けないつもりか?本来ならお前が立候補したとしても多数決で俺が代表になっていたはずだ。それをわざわざ、勝負してやるんだから、お前もそれ相応のものを賭けるのが筋ってもんじゃないか?それとも負けたときが怖くて、嫌なのか?えぇ?」

「いいでしょう!あなたが勝ったら私はあなたの言うことをなんでも聞いてあげますわ!これでどうかしら!?」

言質は取った。これで俺のモチベーションがさらに上がる。

「いいだろう、これで勝負の体裁は整った。せいぜい地面に這いつくばらせてやるから、覚悟していな、セシリア・オラゴクウ!」

「セシリア・オルコットですわ!」



こうして俺はまた、ノリと勢いで自分を追いつめてしまった。





――――――――――――――――――――――――

一夏くん謎ポーズ!



今回のオリ設定という名の作者の妄想
・屋上
アニメで屋上に行っているのをみて、15分休みだろオイと思いましたが、
一夏を殴りやすいので、これ幸いと屋上を使いました。
・箒の性格
原作より少し落ち着かせます。まぁ今回はそうでもないですが。何故って?通常会話でいちいちどもるのはどう考えてもやりすぎだろ、と思ったので、べ、別に性格が不安定だと、ぎゃ、逆に書きにくいなんてことは、な、ないんだからね!



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