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No.31220の一覧
[0] 【ネタ】ヒキコ→リア充(レイセン、戦闘城塞マスラヲ)R-15[uwa](2012/04/26 20:19)
[1] 2話 巫女巫女とらいあんぐる[uwa](2012/04/25 14:00)
[2] 3話 私の妹がこんなにかわいいはずがない by謎の豊満セクシーメイド[uwa](2012/05/03 12:25)
[3] 4話 電波的な彼女[uwa](2012/04/25 14:00)
[4] 5話 ヒデオ君に女神の祝福を![uwa](2012/04/26 21:27)
[5] 6話 伝説の英雄の伝説[uwa](2012/05/03 14:43)
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[31220] 5話 ヒデオ君に女神の祝福を!
Name: uwa◆153f0aec ID:f3b856e3 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/04/26 21:27
5話 ヒデオ君に女神の祝福を! 聖銀と暗黒編






ある程度、宮内庁での仕事にも慣れたヒデオは1人で外回りの仕事に出ていた。
外回りとはいっても自縛霊や自然霊の様子を見て回るだけであるが、真昼間からサングラスにスーツ姿の男がフラフラしているのは恐ろしく怪しい。

うだるような暑さの中、スーツが不快な汗でびっしょりになる。

余りの暑さにただでさえ体力が無い上に、最近は色々とエルシアや睡蓮に搾られているヒデオは今にも倒れそうである。

「……喉が渇いたな」

ヒデオは道端に自動販売機を見つけると飲み物を買おうと近づく。
150円を投入して『ミスマルSWET エーデルワイス味』を購入する。
「飲んだらなんか背筋がゾクゾクする」と評判の謎の飲料であるが、個人的に気に入ってよく飲んでいる。
キャップを開けて一気にあおる。




キキッーーー!!

「ぶっ!!」
「川村ヒデオを確認!!」
「確保ぉおお!!」
「ちょ、うわ!」

突如、ヒデオの前に凄い勢いで滑り込んできた黒塗りのベンツから黒服がわらわらと出てきて、ヒデオを捕まえる。
帝愛グループに借金を作った覚えなど無いヒデオであるが、本格的に命の危険を覚える。





いきなり車の中に押し込まれたヒデオは、黒服たちに抵抗しようと身をよじった。

「やめろっ、…お前たちは誰だ!」
「抵抗しないでください。社長が会社でお待ちです」

黒服はそう短く説明すると、ベンツを発進させる。

(……社長?)

自分の周りに居る社長と言えば、伊織貴瀬か……あの聖銀の少女くらいしか思い浮かばない。

……どっちも拉致監禁ぐらいなら平然としそうだから困る。
何となく展開が読めたヒデオは抵抗するのを止めて、高級感あふれる座席に体を沈めた。













「やっと来たわね、川村ヒデオ!!」

案の定、エリーゼ工業の社長室に連れてこられたヒデオ。
待ち受けていたエリーゼはいつものブレザー姿ではなく、いつか召喚した時のような余所行きのドレスを着ていた。

エリーゼは黒服たちに退室と人払いを命じると、ヒデオに向き直る。

(嫌な…予感がする)

何故か満面の笑みを浮かべるエリーゼに、寒気に似た感覚を覚える。

……最近、これに似たようなシチュエーションに遭った気がする。

「さぁ、どうして呼ばれたか……分かるわね?」
「呼ばれたというか、あれは拉致では……」
「…何か文句でも?」
「いえ、別にっ」

ギロリ、と睨みつけられて押し黙るヒデオ。基本的に小心者なのだ。


「アンタ確か言ってたわよねぇ。私のような女神から名剣を授けられるようなヒーローになりたいって……」
「あ、ああ」
「ほぉーーー、それはそれは。……アンタの言うヒーローっていうのはタダのヤリチンのことか!!この女ったらしがーー!!」


バン!とエリーゼが執務机の上に叩きつけたのは数枚の写真(撮影:暗黒神)。
その写真にはエルシアや睡蓮と一緒に映っている自分の姿が映っていた……エロい事をしている姿が。


「な、なんだこの写真はっ!?」
「親切な情報提供者が居たのよっ!ヒキオタの分際で2股とか舐めてんのか!!」




正確にはエルシア、睡蓮、ウィル子の3股、プラスαでノルカ・ソルカ姉妹も追加である。
顔を真っ赤にしてヒデオに詰め寄るエリーゼ。




「シネっ!この変態!人間のカスめっ、うだつの上がらない役人風情がハーレム気取りか!?」
「ぐほっ」

げしっ!げしっ!げしっ!げしっ!

またもやストンピングの嵐。
スカートがめくれるのも構わずにヒデオを踏みつける。


「ど、どうして…君が怒っているんだ!?べ、別に僕が、誰と交際していても関係ないだろうっ」
「はぁ!ば、馬鹿言ってんじゃないわよ!わ、私がアンタごときに嫉妬してるって言うの!?精霊である私がアンタみたいな人間なんかに嫉妬するわけないでしょ!!まったくっ」



顔を真っ赤にして反論するエリーゼ。



ああ、これがツンデレというやつか。
その露骨な反応を見て、なんとなくエリーゼが怒っている理由に察しがついたヒデオ。
最近は意外と人の感情の機微に鋭くなってきた気がする。



(これが……モテ期。できれば、もう少し分散して欲しかった)



今でさえ、自分のような人間にはもったいない女性たちと関係を持ってしまっているのだ。
正直、今でも何かの間違いではないのかと思う時がある。

浮気のような状況に対する罪悪感も少なからずある。
それ以上に魅力的な彼女たちを独占したいという欲望もある。

目の前の少女を見る。

精霊だけあって人間とは隔絶した、ある種幻想的な造形美を持った少女である。
最近似たような存在であるウィル子を抱いたので、この少女の抱き心地もある程度想像できる。

思わず、エリーゼの腰回りや胸元に視線が泳いでしまう。



「あ、アンタ、今なにを考えた!」

ばっ、と自分の体を抱きしめて後ずさるエリーゼ。

「い、いやっ!すまない!!」

無意識に不躾な視線を送ったことを謝罪する。
最近、思考がピンクになっている気がする、猛省せねば。



「本当にすまない!今日はもう帰るっ」
「待ちなさい!」


罪悪感で死にたくなって、帰ろうとしたヒデオをエリーゼが呼びとめる。

首筋まで赤く染めたエリーゼはわざとらしく肩ひもをずらしながら、ヒデオの腕を掴んだ。


「い、今はこの部屋の周りには誰も居ないから、……声を上げても誰も気が付かないわよっ」
「え、エリーゼ。まさか、……君は!」
「う、うん」


頬を染めて俯くエリーゼ。





「僕を始末するつもりか!!その為に人払いを……そんな、あんまりだっ!!」
「そうそう、アンタをこっそりと始末……って、んなわけあるかぁ!!!」

お前があんまりだっ。



「し、信じられない!!何なのこの男は!!脳みそ詰まってんの!?」
「す、すまない」

仁王立ちでブチ切れてるエリーゼと、その前で正座させられるヒデオ。
乙女に恥をかかせた罪は重い。完全に有罪である。
しばらくビクビクと震えているヒデオを見下ろしていたエリーゼであったが、やがて大きく溜息をつく。


「はぁ、そう言えばアンタってこういう奴だったわね。ほ、ほら、これで分かるでしょう」


エリーゼはおもむろにヒデオの手を掴み上げると、掌を自分の胸に押しつけるように動かした。


「ふぁ。い、意外とドキドキするわね」
「いきなり、何をっ」
「往生際が悪いわね!1度しか言わないから、よーく聞きなさい!!」


手の平から伝わる柔らかな胸の感触に、動揺するヒデオ。



「川村ヒデオ!あ、アンタが好きっ。聖魔グランプリで、私はアンタに救われた!だから……ヒデオ、アンタの女になってあげる!!」



聖銀の精霊、渾身の告白。
今日呼び寄せたのも全てはこのためである。
だからわざわざドレス姿に着替えて、化粧にも力を入れた。
嫉妬で思わず暴力を振るったが、悪いのはヒデオだ。


「しかし、僕はエルシア達と……」
「なんの問題もないわよ。一夫一婦制なんて私たち精霊には適用されないわ」
「だがっ、君はそれで良いのか!?」
「良いから言ってんのよ。それに今は1番になれなくても構わないわ、すぐに……アンタは私に夢中になる」
「あっ……」


身を乗り出してヒデオを覗きこむエリーゼ。
鼻腔をくすぐる甘ったるい少女の体臭に、クラクラする。

さすがに人外だけあって、その倫理観は人間のものとは違うようだ。
エリーゼはエルシアと同じく他の女に手を出すくらいは構わないが、自分が1番でないと気が済まないらしい。



「…私は、覚悟を決めた。勇気を出したわ……だから、次はヒデオ、貴方の番よ」
「ぼ、僕は……!!」


脳裏によぎる、睡蓮やエルシアの顔、ウィル子の姿。

目の前のエリーゼは気丈に振る舞っているが、不安そうな雰囲気を隠し切れていない。
自分は……この少女をどうしたいのだろうか?


「あっ」
「エリーゼ!僕も勇気を出す。……君のような女神から好意を寄せられる、これほど嬉しいことはないっ」


エリーゼの肩に手を掛け、マホガニーの机の上に押し倒した。
美しい銀髪がふわり、と広がった。

頬を染めて自分を見上げる、美しい女神。
ヒデオは、その瑞々しい唇に自分のそれを重ねた。
















暗黒神イリュージョン!!















エリーゼと結ばれてから数日後。
日曜日の朝、珍しく何の予定も無いヒデオは家で引きこもりながら、美少女ゲームをしていた。




「川村ヒデオぉおおおおおお!!!!」


バァン!!


いきなり部屋のドアが蹴破られたと思ったら、武装した魔殺商会の総帥と覆面タイツ部隊が乗り込んできた。
見るからに怒り狂っている鈴蘭は、手に持っているサブマシンガンをヒデオに突き付けて詰問する。


「てめぇ!ネタは上がってんだよぉおお!!エルシアさんと付き合っていながら、ウチの可愛い妹に手ぇ出しやがったな!!!」


ヤクザ顔負けの恫喝。
思わず無条件で土下座をしたくなるヒデオであるが、恐怖で身が竦んで動けない。

周りのタイツ部隊は「神殺しとエルシア様に二股とかマジパネェっす」「絶対に頭おかしい」「俺もエルシア様に踏まれたい」「俺が聞いた話だとエルシア様に足を舐めさせたらしいぞ!」「マジかよ!さすが社長の見込んだ男だぜ!!」「ツルペタ総帥ハァハァ」「見ろよあの眼光、総帥にマシンガンを突き付けられているのに冷静そのものだぜ!!」


タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタンッ!!


「黙ってろ!!この変態ども!!!」


振り返って後ろのタイツ共に向かって実弾を乱射する鈴蘭。
負傷して、外に待機していたメイド部隊に搬送されるタイツ部隊。……一体何をしに来たのだろうか?

にこやかにこちらを振り返る鈴蘭。
返り血で染まったメイド服が異様な雰囲気を醸し出している。


ガシッ!!

「さぁ、邪魔者は居なくなったぞ。詳しく聞かせてもらおうかなぁ、ヒ・デ・オ・ク・ン」
「…………っ!!」


あれ……詰んだ?













「えーと、つまり、ヒデオ君と私が付き合っていると勘違いした睡蓮が……その、朝の公園でヒデオ君を押し倒して、あー、そのー。……いたしちゃったと」
「はい。……おおむねそんな感じです」
「……なんていうか、ゴメン」
「…いえ。僕も抵抗しなかったですし、最後の方は……その、はい」


最後の方は自分もノリノリだった。


「あ、あはは。あ、あの娘ったら、いつの間にそんなに積極的に!じゃ、じゃあ!私は帰るね!今日はごめんね!!」



ヒデオの部屋から飛び出した鈴蘭は、いそいそと車の中に乗り込む。
車内で鈴蘭は妹の生々しい初体験について想像をして顔を真っ赤にする。


「ぐあああーー!!睡蓮ーー!!一体いつのまにそんな淫乱になったんだぁーー!!」


初体験が逆レ○プでアオ姦とか……。
お姉ちゃんはそんな娘に育てた覚えはありません!!というか姉である私だって長谷部先輩とは全然ッ進展していないのに!!

「くっそぉー!!何だかちくしょーー!!」

寂しい独り身(22歳=彼氏いない歴)の叫びがこだました。











最近よく破壊されるドアの前で、ヒデオは思い悩んでいた。

先日、鈴蘭の襲撃を受けたが。…やはり、何時までも睡蓮に対して隠し事を抱えているのは良くない。
いい加減、覚悟を決めて睡蓮に打ち明けるべきだ。
……死んじゃうかも。


「……行くか」
「睡蓮のところにかしらぁ?」


覚悟を決めて一歩目を踏み出そうとしたヒデオの背に、冷やかな声がかけられる。

「ノアレか…」

そう言えば最近見ていないと思っていたが、消えていただけでキチンと自分の傍には居たようだ。
振り返って見たノアレの顔は何やら機嫌が悪そうに、眉をしかめていた。


「そんなにあの小娘がいいのかしら?あなたって巫女服が萌えるの?」
「いや、…なにを」
「下手な言い訳は聞きたくないわ。あれから何度も睡蓮とまぐわったものねぇ、仕事中に隠れてヤリまくるとか……それでも公務員なのかしら!」
「見ていた…のかっ!!」
「えぇ、御馳走様!」
「くっ…」


見た目幼女に自分の情事を覗かれ、糾弾されるとかどんな拷問だっ。


「でもぉ、最近のあなたの下半身はすこぉしばかり、目に余るわねぇ!!」


ぐにゃり。
ノアレが右手を掲げると、そこから空間が歪んでいく。
じわり、と闇が滲み出るように広がり、ヒデオを飲み込んでいく。

「……っ!!」

…いしきが…きえていく









見渡す限りに広がる真っ黒な空間の中、ヒデオは横たわっていた。
ノアレはそのヒデオを見下ろす様に、彼の上に浮いている。


「ここ、は」
「おはよう、閣下。ここは本体が作った特殊な隔離世よ、だぁれも助けには来られないわ」


目が覚めたら、何故か麻縄で縛られていた。
そして目の前には不機嫌そうな闇の精霊が居る。


「ノアレっ、これはどういうことなんだ!…本体の命令か!?」
「いいえ、本体は関係ないわ。…これは私の独断よ」
「ぅあ!!」

そう言ってノアレはヒデオの太股をねっとりと撫で回した。
まるで嬲るような手つきで、ヒデオの太股を揉み込む。
ノアレの予想以上に小さな手のひらが、スッと際どいところまで伸びる。

「あらぁ、これは一体どういうことかしらぁ?」
「くっ、や…めてくれ!」

その見た目と相反する壮絶な技巧に思わず、反応してしまう。
幼い少女に嬲られる恥辱に、ヒデオの顔が羞恥に染まる。

「あっはっは、魔眼王閣下は本当に変態ねぇ!小学生みたいな私に興奮しちゃうんだ!!」
「な、にが目的なんだ?」
「…………っ」

笑顔が一転、表情を険しくしたノアレの細腕がヒデオの上着を破り捨てた。

そのまま、露わになった胸元に爪を立てる。
つー、と深紅の血が一筋流れ落ちた。

「れろ…じゅる、はぁっ……ヒデオの味がする」

傷口に顔を寄せ、血に負けず赤い小さな舌が胸元を這う。
聖魔杯の最後にヒデオを丸ごと取り込んだ時のような、恍惚感がノアレを満たす。
さらにヒデオを味わおうと、そのまま胸元の肉に歯を立てる。


「つぅ…!」
「私にだって、…分からないわよ!!何なのよっ、これは!?あなた……私に何をしたのよ!!」

自分でも理解できない感情にノアレは叫ぶ。
ヒデオを観察して、面白おかしく騒ぎ立てるのが自分の産み出された理由のはず。
なのにヒデオが色んな女の所を右往左往しているところを見ると、正体不明の苛立ちが生じる。
こんなのは自分の機能にないはずだ。
本体がヒデオに対して好意を持とうが、端末に過ぎない自分に影響など及ぶはずがないのだ!


「……、私を抱きなさい」
「そんなこと、できるわけない!」

ゴシックロリータのドレスの肩ひもをはずして、ショーツも脱ぎ捨てるノアレ。
あまりに倒錯的なその姿は、もはやそれだけで犯罪染みている。

突拍子もないことを口にするノアレに対してヒデオが拒絶する。

「……他の女は抱ける癖に、私は抱けないと」

ガシッ

ノアレの目が怒りに染まる。
そのままヒデオの顔を掴むと、視線が合わさるように顔を近づける。

「私の目を見なさい」
「え、……ぐぅ!!」

ノアレの目が妖しく光る。
思わず、直視してしまったヒデオの裡に凄まじい衝動が湧きあがる。

「正真正銘の魅了の魔眼よ。薄暗い性欲は闇に属するもの……人の子では抗えないわ」
「あ、あああ!!」
「ふふ、凄いわね。拘束を解いてあげる、本能の赴くままに私を貪りなさい」

パチン、ノアレの指が鳴らされるとヒデオを拘束していた麻縄が消滅した。
ヒデオは理性を保とうとするが、強化された欲望の奔流はあっさりと理性を飲み込んだ。






「ふぁ!んく、じゅる、れろ……あぁ!!」

半裸のノアレを抱き寄せ、貪るような口づけをするヒデオ。

破り捨てるように強引に残った衣装を脱がす。
その病的なまでに白い痩身を前にしたヒデオは……









“うふふ。だめよぉ、デバガメなんて……”   暗転














川村英雄 自室

明朝、まだ太陽の昇り切っていない時間帯に、ヒデオは目を覚ました。
まるで全力疾走をした直後であるかのように、全身に不快な寝汗をかいている。

(何か、とんでもない夢を見ていた気がするが……よく、思い出せない)

思い出せない夢のことがやけに気にかかるが、まだ朝も早いので寝なおすことにしたヒデオ。

そんな彼を、闇だけが見つめている。









…………ジクリと、胸に付けられた傷が痛んだ。





続く
ヒデオ爆発しろ


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