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No.31220の一覧
[0] 【ネタ】ヒキコ→リア充(レイセン、戦闘城塞マスラヲ)R-15[uwa](2012/04/26 20:19)
[1] 2話 巫女巫女とらいあんぐる[uwa](2012/04/25 14:00)
[2] 3話 私の妹がこんなにかわいいはずがない by謎の豊満セクシーメイド[uwa](2012/05/03 12:25)
[3] 4話 電波的な彼女[uwa](2012/04/25 14:00)
[4] 5話 ヒデオ君に女神の祝福を![uwa](2012/04/26 21:27)
[5] 6話 伝説の英雄の伝説[uwa](2012/05/03 14:43)
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[31220] 3話 私の妹がこんなにかわいいはずがない by謎の豊満セクシーメイド
Name: uwa◆153f0aec ID:f3b856e3 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/05/03 12:25
ヒキコ→リア充 

3話 私の妹がこんなにかわいいはずがない by謎の豊満セクシーメイド(漫画版準拠)






「んむぅ……ちゅ、れろ」
「……ぷはぁ!!」


休日に自宅で引きこもっていたヒデオは、突然訪問してきたエルシアに押し倒され、熱烈な口づけをされていた。
ヒデオが恐れ多くもエルシアを押し倒してDTを捨て去った日。
その日から度々エルシアはヒデオの自宅を訪れ、幾度も体を交えていた。

濃厚なキスを中断すると、エルシアは何を思ったかヒデオの足を抱えた。
そして陶然とした表情でヒデオの足に頬擦りをする。

「ふふ、旦那様。おみ足を清めて差し上げます」
「ちょっ……!!」
「れろ…んちゅ……」

何とエルシアはヒデオの足を抱え、それに舌を這わせて丹念にしゃぶり始めたのだ。
処女雪のような頬が桃色に染まり、興奮でエルシアの息が乱れる。
快楽に潤んだ瞳でヒデオの反応を見つめながら、汚れをこそぎ落とす様に舌を動かす。

「はぁ、高貴な私が、こんなことを……。ちゅ、んん!!」
「やめ…!!汚いからっ!!」
「んちゅ、ちゅぱ、れろ、ふぅ、じゅる」

怜悧な美貌を持った少女に足を舐めさせる。
その背徳的な行為は、恐ろしく倒錯的な感覚と快感をもたらした。

エルシアは足の指の隅々まで丹念に舌を這わせ、従属の快感に背筋を震わせる。
高位であり、高貴である自分が膝を折るに値する男。
そのような男に奉仕しているという事実がエルシアの女の芯を熱くする。

(あ、は。これが、人の子の熱……!!)

やがて、欲情を抑え切れなくなったエルシアはそのままヒデオのズボンに手を掛け……










暗黒神バリアー!!!

暗転します。












エルシアと一晩中絡んだあと、ヒデオは睡蓮の送迎をするために名護屋河家に向かって、伊織から貰った車を走らせていた。

主導権を一方的に握られている気がする。
エルシアと幾度となく情事を重ねたヒデオは、生意気にもそんなことを思っていた。
魔殺商会に行けばお金を払ってでもエルシア様に踏んで欲しい覆面タイツがいくらでも居るのに、この元DTはエロい事だけでは飽き足らず主導権を握りたいなどと考えていた。
脱DTで調子に乗っているようだ。

ヒデオはエルシアが自分のことを過大評価して体を捧げていると思っていた。
だから、自分にそんな価値はないと思いつつも、少しでも彼女に相応しい男になるべく取り敢えず仕事から頑張ってみることにした。
そのヒデオの変化を見て睡蓮の好感度が上昇していたりしていたが、ヒデオは知らない。

実のところ、エルシアはヒデオのあり方そのものに惹かれたのであって、能力の有無など何の興味も無いのだがヒデオが知るよしもない。
それどころか、純血の魔族であるエルシアにとって人間の能力の多寡など誤差のようなものである。
彼女は魂に秘める熱量にこそ惹かれるのだ。



(というか。会う度にエロいことばかりしている気がする……)

告白も何もしていないが、肉体関係がある以上、付き合っていると言える、のではないだろうか?
今まで一度も恋人を持ったことのないヒデオは大真面目にそんなことを考える。

(とはいえ、デートプランなど。……思い浮かばない)


キキー


そんなことを考えているうちに名護屋河家の前に到着したようだ。
立派な構えの門前には既に睡蓮が待ち構えていた。
いつも誰かを睨みつけているかのように目つきが悪いのだが、今日はいつにも増して機嫌が悪そうに見える。

「遅かったですね。何かあったのですか?」
「…すいません。少し…寝坊を」

まさか、エルシアと乳繰り合っていて遅れたなどとは口が裂けてもいえない。
理由は分からないが、言ったら最期のような気がする。

「寝坊とは情けない。普段から弛んでいるから、そのようなことになるのです、もっと精進なさい」
「…はい、以後気をつけます」

そう言いつつ、何故かヒデオの隣の助手席に座る睡蓮。

「えっ!!」
「いきなり、どうした?」
「い、いえ。何でもありません!!」

何故か顔を赤くして怒鳴る睡蓮。
ヒデオに向ける目つきは一層キツイものとなっている。

(ヒデオから、香水…女の匂いがする)

女物の香水と体臭が混じった、独特な甘い匂いがヒデオからする。

(そういえば、昨日は姉上も友人のところに泊まると言って家には居なかった)

まさか、そんな馬鹿な。
一度は否定した可能性が鎌首をもたげる。

普通に考えれば、ヒデオから香水の匂いがしたからって鈴蘭の物であるとは限らない。
しかし、精神的に余裕が無くて追い詰められていた睡蓮には、それこそが真実のように思えた。

姉とヒデオは交際をしていて、それを自分に隠している。
根も葉もない思い込みではあるが、それが睡蓮の中で確信に変わる。
自然とヒデオを見る目つきが険しくなる。

(どうして?ヒデオはわたくしの後輩なのに……)

元はと言えば姉上が自分にヒデオを紹介したはずである。
ごうこんなる軟弱な催しにおいても姉は自分とヒデオをくっつけようとしていたのではないか。
ならば、これは自分に対する裏切りではないか。
姉はヒデオに対して懸想する自分を見て嘲笑っているのではないか。

睡蓮は、神殺し当代にあるまじき黒い感情がふつふつと湧きあがって来るのを自覚した。




「……ヒデオ、そこの公園に車を止めなさい」
「…いきなり、どうして」
「いいから止めなさい!!」

鬼気迫った睡蓮の口調に、ヒデオは訳が分からないながらも車を停車させる。
早朝の公園には数は少ないがジョギングをしている人もチラホラと見受けられる。

睡蓮はヒデオの手を掴むと人目の付かない茂みの方に引っ張っていく。

「睡蓮、一体…何をっ」
「黙って着いてきなさい!」

睡蓮は周囲を確認すると、そのままヒデオを地面に引きずり倒した。

「…ヒデオ、姉上と閨を共にしましたね」
「な、何のことだっ」

睡蓮はヒデオの上に馬乗りになると、抵抗できないように両手を押さえつけながら詰問をした。
湿った土の臭いに混じって、睡蓮から爽やかな石鹸の香りがヒデオの脳みそを侵す。
なまじ女の体を知ってしまったが故に、自分に跨る睡蓮の肉感に動悸が速くなる。
具体的に説明するなら、魔眼王Jrが立ち上がった……というか勃ち上がった。

「んっ…!ひ、ヒデオ。これは、もしや……」
「す、すまない!!こ、これは生理現象で!!」

昨晩、散々エルシアとビッグマグナムしていたにも関わらず、睡蓮に対してもソルカノン砲の装填を始めたJrに自分でも呆れるヒデオ。
同時に、あの真面目な睡蓮に対してこのような軟弱を晒してしまったことに対して、血の気が引いていく。

「お、おまえという男は、姉上だけでは飽き足らず、ん、わたくしのような女にまで懸想するのかっ……」
「い、いや、だ…からっ。何のことだっ」

無意識に魔眼王Jrに対して腰を押し付けて、前後に揺らす睡蓮。
頬は赤く染まり、噴き出した汗で黒髪が白い肌に張り付き、凄まじく扇情的な様態をみせる。

「あんっ…!い、良いでしょう。あくまでとぼけるというならば、こちらにも考えがあります。お前が誰の物か、んっ…教えてやりましょう」
「な、なにっ…を」

突然の事態にヒデオが混乱する。
目を白黒させるヒデオに、ゆっくりと顔を近づける睡蓮。
徐々に近づく二人の顔、……やがて、その距離はゼロになった。








暗黒神ディフェンス!!!











事後。

2人は人目を気にしながらそそくさと車の中に逃げ帰った。
今度は助手席に座らず、後部座席に座る睡蓮。
何故か股間をかばっているような動きで、ぎこちない。

「で、では、本当に姉上とは何も無いのですね」
「なにも無い。……というか、一体なぜそのような勘違いを……?」
「う、うるさい!!何もないならばよいのです!!」

勘違いしていた羞恥からか、顔を真っ赤にして怒鳴る睡蓮。

「それにしても、…なぜいきなりあのようなことを」
「お、おまえと言う男は、それをわたくしに言わせるつもりですか!!」

睡蓮の痴態を思い出して顔を赤らめながら、何故あのようなことをしたか尋ねるヒデオ。
その不躾極まる問いに涙目になる睡蓮。

「い、いや、つまり…そういうことなのか?」
「おまえはわたくしが好いてもいない男に、体を許すような淫らな女だと思っているのか!!」

少なくとも好いた男を野外で押し倒すような女だとは思っている。
思わずそのような言葉が喉元まで出かかったが、炎獄が飛んできそうな気がしたからやめた。
いや、流されて最後には失神するまで睡蓮を貪った自分が人のことをどうこう言えないが。

「ま、まぁ。今日は仕事は無理だろう、局長には僕から伝えておくから……」

君は家に帰った方が良い。

そう言おうとしたヒデオであったが、バックミラー越しに見えた睡蓮の寂しそうな顔に言葉が詰まった。

「…今日は、僕も休もう。出てきたばかりで家に帰るのも気まずいだろうから、僕の家に行こうか」

珍しく空気を読んだヒデオ。
睡蓮の反応を確認すると、初めて見るような満面の笑みを浮かべていた。

「い、いいでしょう。ですがっ、ふしだらなことは禁止です!少し休むだけですからね!!」
「……分かった」

(かわいい)
同僚の女性の意外な一面に、思わず頬が緩む。

ヒデオは睡蓮の笑顔をしっかりと記憶に刻み込むと、局長に連絡すべく携帯を取り出した。










質量を伴なったかのような、重厚な闇が広がる空間。
何処までも広がる、その空間に人影が一つあった。


“なーんか、つまんなぁーい”

ヒデオと睡蓮がいちゃついているのを覗いていたノアレが拗ねたように言う。
本体の方はそれなりに満足しているようだが、何故かノアレはモヤモヤしていた。

“そうねぇ、ヒデオが良い思いしかしていないからつまんないのかしら?”

さらっと、守護精霊にあるまじき発言をするが、これが平常運転である。

“ふんっ。なによ、ニヤついちゃって……”

最後にいらついたように悪態をついて、ノアレは闇に溶け込むように消えた。
……その後には何もない、闇だけが広がっていた。





つづく

おひさしぶりです。まだ覚えていますか?
いえ、すいません。このssの更新はかなり不定期なので、ふいに更新したりします。



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